登録日:2024/06/02 Sun 11:11:31
更新日:2024/12/18 Wed 15:04:09
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スネークアイとは、『
遊戯王OCG』に存在するテーマの1つである。
概要
2023年7月22日発売の「AGE OF OVERLORD」にてテーマ化されたカード群。
属するモンスターは全て
炎属性で、下級モンスターは
炎族で統一されている。
テーマの特徴は大きく2つ。
1つ目は「炎属性・レベル1モンスターのサポート」。
該当する「スネークアイ」モンスターは勿論、他の該当モンスターもその恩恵を受けることができる。
2つ目は「モンスターの永続魔法化」。
自他のモンスターを永続魔法扱いで魔法・罠ゾーンに置く効果を多数持っている。
相手モンスターを置く場合は除去と展開阻害、そしてPゾーンに置くことによる
P召喚そのものの阻止が狙える。
そして自分モンスターの場合、リソース確保や展開補助として扱える。
詳しくは個々で後述するが【スネークアイ】では「自分フィールドの"カード"をコストにする効果」が多く、そのリソースを得ることができる。
テーマ登場当初は展開力が微妙で決め手に欠け、《黒魔女ディアベルスター》がないとロクな妨害も出来ないという有様だった。
しかし「PHANTOM NIGHTMARE」にて《蛇眼の炎燐》や《
賜炎の咎姫》を得たことで展開力が大幅に増強。
一気に環境トップ層へと駆け上がって行った。
「
星遺物」「
烙印」「
世壊」に次ぐ、イラストから連続したストーリー「罪宝」を展開しているカード群の序章でもある。
世界各地の罪宝を刈り取る敏腕トレジャーハンターが、とある酒場で耳にした「罪宝が眠る神殿」に赴く話。
シリーズの主役と言える「ディアベルスター」モンスターとは特に密接な関係にある。
カード一覧
モンスターカード
下級モンスター
スネークアイ・エクセル
効果モンスター
星1/炎属性/炎族/攻 800/守1000
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが召喚・特殊召喚した場合に発動できる。
デッキから炎属性・レベル1モンスター1体を手札に加える。
(2):このカードを含む自分フィールドの表側表示カード2枚を墓地へ送って発動できる。
手札・デッキから「スネークアイ・エクセル」以外の「スネークアイ」モンスター1体を特殊召喚する。
青い炎に包まれた「スネークアイ」。
(1)の効果は炎属性・レベル1モンスターのサーチ。
特に《蛇眼の炎燐》と相性が良く、あちらの(1)効果で即座に特殊召喚することで頭数を揃えることができる。
(2)の効果は「スネークアイ」モンスターのリクルート。
自分のカードを計2枚消費するので、考えなしに使用するとアドバンテージで損をする。
後の展開を見据えた上で《スネークアイ・オーク》か、最上級モンスターの《蛇眼の炎龍》を引っ張ってくるのが狙い目となる。
高いリソース生成能力を持つ【スネークアイ】の要となる存在。
そのために相手はこのカードに妨害を割くことも多く、使い手はそれを考慮したプレイングが求められる。
スネークアイ・オーク
効果モンスター
星1/炎属性/炎族/攻 900/守 200
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが召喚・特殊召喚した場合、自分の墓地・除外状態の炎属性・レベル1モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを手札に加えるか特殊召喚する。
(2):このカードを含む自分フィールドの表側表示カード2枚を墓地へ送って発動できる。
手札・デッキから「スネークアイ・オーク」以外の「スネークアイ」モンスター1体を特殊召喚する。
緑の炎に包まれた「スネークアイ」。
(1)の効果は炎属性・レベル1モンスターのサルベージor蘇生or帰還。
蘇生効果の常として展開の「起点」には使用できず、多く積むと事故の恐れも生じる。
ただし【スネークアイ】はモンスターを積極的に素材として墓地に送ることが多いため、それ以外のタイミングであればほぼ何の障害もなく使用できる。
(2)の効果は「スネークアイ」モンスターのリクルート。
《スネークアイ・エクセル》と全く同じなので扱いもそれに準ずる。
スネークアイ・ワイトバーチ
効果モンスター
星1/炎属性/炎族/攻 0/守2100
このカード名の、(1)の方法による特殊召喚は1ターンに1度しかできず、(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分フィールドに炎属性モンスターが存在する場合、このカードは手札から特殊召喚できる。
(2):相手ターンに、このカードを含む自分フィールドの表側表示カード2枚を墓地へ送って発動できる。
手札・デッキから「スネークアイ・ワイトバーチ」以外の「スネークアイ」モンスター1体を特殊召喚する。
紫の炎に包まれた「スネークアイ」。
(1)の効果は自己特殊召喚。
条件は【スネークアイ】であれば容易いもので、《スネークアイ・エクセル》や《篝火》でサーチして即座に場に出せる。
ただし、その場合は同じくサーチから特殊召喚できてかつアドバンテージを稼ぐ効果を持つ《蛇眼の炎燐》の方が優先されてしまう。
【スネークアイ】は元々の展開能力が高いため、自己特殊召喚効果も相対的に強くない。
それでいて他の下級「スネークアイ」モンスターと異なり他にアドバンテージを稼ぐ効果も持たないため悪目立ちしてはいる。
なのでこの効果の価値は「素引きしても召喚権を使わずにフィールドのカード枚数を増やせる」ところにある。
「スネークアイ」モンスターで「素引きした時に召喚権無しでもマトモに機能する」のはこのカードだけであり、その点は間違いなく優位。
相手から妨害された時や初手で《蛇眼の炎燐》を引き切ってしまい、そこから展開をせざるを得なくなった時の保険として1枚はあるとよいかもしれない。
(2)の効果は「スネークアイ」モンスターのリクルート。
上記二枚と異なり相手ターンにのみ発動できる。
しかし相手ターンにしか使えず、出す筆頭である《蛇眼の炎龍》は(1)の効果を相手ターンに使用できないため微妙に相性が悪い。
ただし「相手ターンで発動できる効果はフリーチェーンで発動できる」という点は利点。
発動した魔法・罠カードにチェーンしてそれをコストにすることで損失を抑えるなどのテクニックも存在する。
蛇眼の炎燐
効果モンスター
星1/炎属性/炎族/攻 700/守 200
このカード名の(1)(2)(3)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードがドロー以外の方法で手札に加わった場合に発動できる。
このカードを特殊召喚する。
(2):このカードが召喚・特殊召喚した場合に発動できる。
デッキから「スネークアイ」魔法・罠カード1枚を手札に加える。
(3):このカードが墓地へ送られた場合、自分の墓地の炎属性モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを永続魔法カード扱いで元々の持ち主の魔法&罠ゾーンに表側表示で置く。
ピンクのトカゲのような「スネークアイ」。
(1)の効果は自己特殊召喚。
条件は「ドロー以外で手札に加わった時」であり、「サーチ・サルベージ・バウンス」が対象になる。
サーチやサルベージがリクルートや蘇生に化けるという反則的な効果である。まあ、ここだけ見るなら上で若干こき下ろした《スネークアイ・ワイトバーチ》の方が総合的に手軽ではあるが。
【スネークアイ】では主に《スネークアイ・エクセル》や《篝火》で満たすことになる。
(2)の効果は「スネークアイ」魔法・罠のサーチ。
展開に欠かせない《原罪宝-スネークアイ》を始め、その場に応じてサーチ先を柔軟に選定できる。
最悪、初手にこのカードだけを抱えてしまっても、通常召喚してのこの効果だけでも十分展開に繋がる。
(3)の効果は墓地の炎属性モンスター1体の永続魔法化。
とりあえず自身を置くこともできるため、各種コストとして利用することができる。
《蛇眼の炎龍》を置くことができれば、あちらの(3)の効果も狙いやすい。
《蛇眼の炎龍》が《黒魔女ディアベルスター》に倒された後に誕生した罪宝。
公式twitterの設定画によると、他者の魔力を餌にしているとのこと。
だらしなく寝ている《黒魔女ディアベルスター》の隣で魔力を頂き、本人はうるおいとツヤ感も向上して快適になるそうな。
そして吸われた《黒魔女ディアベルスター》側はゲッソリしている
最上級モンスター
蛇眼の炎龍
効果モンスター
星8/炎属性/ドラゴン族/攻3000/守2500
このカード名の(1)(2)(3)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分か相手のフィールド(表側表示)・墓地のモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを永続魔法カード扱いで元々の持ち主の魔法&罠ゾーンに表側表示で置く。
(2):相手ターンに、フィールドの永続魔法カード扱いのモンスターカード1枚を対象として発動できる。
そのカードを自分フィールドに特殊召喚する。
(3):このカードが手札・フィールドから墓地へ送られた場合に発動できる。
自分の墓地から炎属性・レベル1モンスター2体を特殊召喚する。
炎に包まれた巨大な蛇竜。【スネークアイ】のエースモンスターであり、蛇眼神殿の守り神。
(1)の効果はお互いの場か墓地のモンスターの永続魔法化。
基本的に相手のモンスターの除去か、自分の墓地のモンスターの確保という用途になる。
相手のモンスターの除去の場合、破壊でないうえに(2)の効果で実質的なコントロール奪取にもなる。
また「魔法・罠ゾーンに移動」という特異な除去方法なため、「墓地に送られた」という地雷効果を回避できる点も長所。
一方で対象を取る起動効果という点では信頼性が低い。
自分の墓地のモンスターの確保の場合、(2)の効果で展開に繋げるかカード効果のコストに充てることになる。
(2)の効果は永続魔法扱いのモンスターの特殊召喚。
用途については前述の通り、コントロール奪取か展開補助となる。
(3)は蘇生効果。
事実上1体で3体分のモンスターとして機能するため、リンクモンスター等の展開に容易につなぐことが可能。
しかも効果が有効な状態で蘇生するため、《蛇眼の炎燐》《スネークアイ・エクセル》を蘇生できればサーチもできる。
ここで蘇生モンスターの1体を《スネークアイ・オーク》にすれば、あちらの蘇生効果も働き実質3枚蘇生にできる。
というように、ターンを重ねる度に膨大なアドバンテージを稼ぐことができる。
ただし、スネークアイモンスターの採用枚数は(規制が厳しい現在では特に)少なくなりがちなため、すぐサーチ先を引ききってしまうことが殆どである。
条件も緩く、何かの手札コストからフィールド上のコスト、各種素材としても使用できる。
当然「永続魔法と化した自身が墓地に送られた」場合でも使用できるので、各リリースコストの損失を帳消しにできる。
「◯眼の◯龍」という名前に攻3000/守2500というステから、《
青眼の白龍》の系譜を意識していると思われる。
一応間違いなく「【スネークアイ】のエースカード」なのだが、場に留まり相手に圧をかけるよりも
自分のリソースを稼ぐためにむしろ場から離れることが多い。
蛇眼の大炎魔
効果モンスター
星8/炎属性/魔法使い族/攻2800/守2600
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが相手モンスターと戦闘を行う攻撃宣言時に発動できる。
その相手モンスターとこのカードをそれぞれ永続魔法カード扱いで元々の持ち主の魔法&罠ゾーンに表側表示で置く。
(2):このカードが永続魔法カード扱いの場合、「蛇眼の大炎魔」以外の自分の墓地の炎属性モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを永続魔法カード扱いで元々の持ち主の魔法&罠ゾーンに表側表示で置き、このカードを特殊召喚する。
スネークアイとディアベルスター両方の名前を持つモンスター。
ディアベルスターの名前と魔法使い族のおかげで《裏切りの罪宝ーシルウィア》、《死の罪宝ールシエラ》が使いやすくなった。
(1)は自身と相手モンスターの永続魔法化。
真っ当な除去手段として考えると
「戦闘する」必要があるため、テンポロスが大きい。
そもそも除去したい目障りなカードがあるのに、最上級のモンスターを場に出すという場面と効果も少々矛盾している。
余った時に相打ち確定の壁としてちらつかせておいたり、強力な耐性や「フィールドを離れた時」持ちなどを封じるための最終手段くらいに捉えるのがいいだろう。
(2)は自己特殊召喚効果。このカードはこちらが本命の効果になる。
この効果は「魔法罠ゾーンの枚数(=コスト用のリソース)を減らすことなく、モンスターゾーンの枚数を増やす」効果になる。
L素材をはじめ各種リソース確保に優れており、【スネークアイ】の展開力をさらに引き上げている。
「手軽に特殊召喚できる最上級モンスター」だが「手札から自力で特殊召喚できない最上級モンスター」なので、事故のリスクは大きい。
基本的に《蛇眼神殿スネークアイ》で置く用に1枚だけ採用するケースが多い。
《蛇眼の炎燐》が《百鬼羅刹の大饕獣》を吸収した姿。
元々の《百鬼羅刹の大饕獣》が巨躯であったため、こちらも飼い主の《黒魔女ディアベルスター》を遥かに上回る体躯になっている。
融合モンスター
蛇眼の原罪龍
融合・効果モンスター
星8/炎属性/ドラゴン族/攻3000/守2500
「スネークアイ」モンスター+
幻想魔族モンスター
このカードは融合召喚及び以下の方法でのみ特殊召喚できる。
●自分の魔法&罠ゾーンの表側表示のモンスターカード2枚を墓地へ送った場合にEXデッキから特殊召喚できる。
このカード名の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが特殊召喚した場合、フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを永続魔法カード扱いで元々の持ち主の魔法&罠ゾーンに表側表示で置く。
まさかの融合モンスター。「ダムド」だが
こいつは関係ない。
融合素材はスネークアイモンスター+幻想魔族モンスターであり、【スネークアイ】の展開力を活かせば《影法師トップハットヘア》とスネークアイモンスターを《プロキシー・F・マジシャン》で融合すれば出せるがやや手間がかかる。
そのため、カテゴリ名称を持つ融合カードである《白き森の罪宝》を擁する【白き森】と幻想魔族の融合モンスターが出しやすい【
アザミナ】との混合構築を意識したい。
また、自分の魔法・罠ゾーンのモンスター2枚を墓地に送る事でも特殊召喚が可能であり、《蛇眼の炎燐》や《蛇眼の炎龍》などの効果を使えば融合ギミックを介さず出せる。
それ以外のデッキでも【
宝玉獣】や【
センチュリオン】辺りなら特殊召喚が狙いやすい。
(1)の効果はお互いの場のモンスターの永続魔法化。
《蛇眼の炎龍》によく似た効果であり、使い方もほぼ同じだが、特殊召喚時とタイミングが限定されている点と墓地のモンスターを永続魔法化出来ない点には注意。
《蛇眼の炎龍》がいる時にこのカードを相手ターンに融合召喚すれば、永続魔法化した相手のモンスターを即座にこちらの場に特殊召喚すると言うコンボも出来る。
《蛇眼の炎燐》が変化したと思わしき白いドラゴン。融合素材と色合い的に《原罪のディアベルゼ》と融合した姿なのだろうか。
魔法カード
反逆の罪宝-スネークアイ
通常魔法
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
(1):フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを永続魔法カード扱いで元々の持ち主の魔法&罠ゾーンに表側表示で置く。
モンスター1体を永続魔法化させる通常魔法。
単に使うだけでは「起動効果で対象を取る除去」という、現代の水準ではやや厳しい性能になる。
やはり本領の発揮は【スネークアイ】となり、永続魔法化したモンスターを《蛇眼の炎龍》で特殊召喚できる。
そもそも「罪宝」「スネークアイ」のカテゴリに属しているため《蛇眼の炎燐》《黒魔女ディアベルスター》でサーチができる。
このため展開前にこのカードをサーチし、
結界像や《
エルシャドール・ミドラーシュ》などの邪魔なカードを予め排除できる。
このカードのみ、ひとつ前のパック「DUELIST NEXUS」で一足早く登場している。
当然その時は「罪宝」「スネークアイ」のカテゴリは判明しておらず、一見微妙な効果に加えサーチ手段に乏しいという欠点まで受け、さらに評価は低かった。
一方で意味ありげなイラストとカード名、そして悪い意味で簡素なテキストから《
折れ竹光》と同様の匂いをかぎ取った人もいた模様。
蛇眼神殿スネークアイ
フィールド魔法
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
(1):このカードの発動時の効果処理として、自分の手札・デッキ・墓地から「スネークアイ」モンスター1体を永続魔法カード扱いで元々の持ち主の魔法&罠ゾーンに表側表示で置く事ができる。
(2):自分フィールドの炎属性・レベル1モンスターの攻撃力は1100アップする。
(3):1ターンに1度、相手がモンスターを召喚・特殊召喚した場合、自分・相手フィールドの永続魔法カード扱いのモンスターカード1枚を対象として発動できる。
そのカードを自分フィールドに特殊召喚する。
(1)は発動時に永続魔法扱いでスネークアイモンスターを置く効果。
モンスターとしては機能しないが、これにより下級スネークアイの(2)コストを賄うことができる。
フィールドから墓地へ送られた時の効果等は使えるため、《蛇眼の炎龍》をコストにすれば即座に効果を使えて爆アド……ではあるが、炎龍はリクルートして素材で墓地に送るのが基本ルートなので通常わざわざ置く必要はない。
前述したように、自力で脱出できる《蛇眼の大炎魔》や、後で蘇生すると便利な《スネークアイ・オーク》など、初動ならデッキに眠っているものを、そうでなければ枯渇を避けて墓地から適当に置いておく形になるだろう。
(2)は攻撃力アップ効果。
上昇値は高いものの肝心の強化対象の元々の攻撃力が低いため基本的に下級相応程度にしかならず、素材として消費される前提なのであまり活用されない。
(3)は永続魔法化したモンスターの特殊召喚。
相手ターンでも永続魔法として待機させたモンスターを特殊召喚させ、召喚時の誘発効果も込みで使用できる。
またこの効果により、自分ターンで《
原始生命態ニビル》を受けても盤面を立て直すことができる。
原罪宝-スネークアイ
通常魔法
このカード名の(1)(2)の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。
(1):このカード以外の自分フィールドの表側表示カード1枚を墓地へ送って発動できる。
手札・デッキから炎属性・レベル1モンスター1体を特殊召喚する。
(2):墓地のこのカードを除外し、自分の墓地の「スネークアイ」モンスターか「ディアベルスター」モンスター1体を対象として発動できる。
デッキから炎属性・レベル1モンスター1体を手札に加える。
その後、対象のモンスターをデッキの一番下に戻す。
(1)は炎属性・レベル1の特殊召喚効果。
そのまま効果を見ると炎属性限定の《ワン・フォー・ワン》となるが、「罪宝」「スネークアイ」両方のカテゴリに属している点がポイント。
デッキから確保して発動する手立てが豊富にあるため、「最初のターンで安定して使用できる」という利点になる。
《スネークアイ・エクセル》がいわゆる「1枚初動」になるため、それをリクルートできるこのカードもまた初動カードになる。
(2)は炎属性・レベル1のサーチ効果。
中盤以降でもリソースを確保し、再展開を容易にしている。
墓地のスネークアイorディアベルスターをデッキに戻すのも、むしろサーチ先を確保するメリットと言って良い。
このカード1つで初動の幅が大きく広がるため、スネークアイ魔法・罠の中でも最重要な1枚。
ただし、「1ターンにいずれか1つ」制限なので、(2)で通常召喚用のカードを確保しながら(1)で二段構えする、ということはできない。
効果はいずれも「炎属性・レベル1」に関するものとなっているため、((2)は戻すためのスネークアイは必要だが)スネークアイ以外のカードのためにも活用できる。
《蛇眼の炎龍》を何とか倒した《黒魔女ディアベルスター》。
スネークアイの罪宝を頂こうと手を伸ばすと、突然赤い目玉に亀裂が走り…。
スネークアイ追走劇
速攻魔法
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分の手札・デッキ・墓地から「ディアベルスター」モンスター1体を
永続魔法カード扱いで元々の持ち主の魔法&罠ゾーンに表側表示で置く。
(2):自分・相手のエンドフェイズに、墓地のこのカードを除外し、自分フィールドの永続魔法カード扱いのモンスターカード1枚を対象として発動できる。
そのカードを特殊召喚する。
名前こそスネークアイだが、内容としてはディアベルスターのサポートカード。
(1)はディアベルスターを永続魔法化して置く効果。
《蛇眼の大炎魔》であれば自力で特殊召喚しつつ墓地の炎属性を永続魔法化できるので、リソースの稼ぎ口としては上々。
《黒魔女ディアベルスター》の場合も、(2)ですぐに妨害用罪宝を用意できるので、簡易的な妨害手段として機能する。
(2)は永続魔法化したモンスターの特殊召喚効果。
基本的にはこのカードの(1)効果で置いたモンスターをスライドさせることになるが、《蛇眼の炎燐》などで有用なモンスターを仕込めたらそちらを特殊召喚するのもよい。
イラストには、《蛇眼の炎燐》を拉致した
百鬼羅刹の一味に対し、
ゴミを見る目で追いかける《黒魔女ディアベルスター》が描かれている。
この後は憤怒を燃やした《黒魔女ディアベルスター》により、百鬼羅刹全員がギタギタにぶちのめされたそうな。
罠カード
睨み統べるスネークアイズ
通常罠
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
(1):自分フィールドの「スネークアイ」モンスターのレベルの合計が2以上の場合、
以下の効果から1つを選択して発動できる。
●相手のフィールド(表側表示)・墓地のモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを永続魔法カード扱いで元々の持ち主の魔法&罠ゾーンに表側表示で置く。
●自分・相手フィールドの永続魔法カード扱いのモンスターカード1枚を対象として発動できる。
そのカードを自分フィールドに特殊召喚する。
神殿の守護神たる禍々しき《蛇眼の炎龍》と、それと敵対する《黒魔女ディアベルスター》。
二つある効果から片方を選べるが、大まかには《蛇眼の炎龍》の(1)(2)と似た効果。
あちらと異なりお互いのターンに発動できるため、フリーチェーンの妨害と展開を兼ねている。
【スネークアイ】でもあまり採用されないカードではある。
一つ目の理由は発動条件。
星1のスネークアイを複数そろえるか、《蛇眼の炎龍》を立たせ維持する必要があるため、単純に腐りやすい。
スネークアイの展開が始まれば一瞬でクリアできる条件ではあるが、このカードは罠カードである。
相手ターンだと大体《蛇眼の炎龍》の存在に依存することになるので、自然な形で狙えるとはいえややリスクが高い。
二つ目はサーチ手段。
「罪宝」に属していないためサーチ手段は《蛇眼の炎燐》に限られている。
そしてその《蛇眼の炎燐》(2)効果も、展開に必要な《原罪宝-スネークアイ》などに充てたいという部分も向かい風。
妨害手段の確保にしても《スネークアイ追走劇》など、代用可能なカードも多い。
デッキ運用
デッキタイプとしては「展開とリソース稼ぎの兼用」。モンスターを並べる効果を駆使して強力なモンスターの召喚に繋げる。
テーマ内のカードだけでは相手ターンの妨害手段に乏しいため、相手を
消し炭にするには
制圧モンスターを別途用意する必要がある。
お互いのターンで「自分のリソースを稼ぐ能力」が特に高く、それを活かした大量展開が得意。
《蛇眼の炎龍》(3)の効果を相手ターンに使うことで、下級スネークアイのサーチ・蘇生効果をそのまま使用できてしまう。
もう一つの強みとして、相手の
手札誘発に強い。
昨今の強いデッキの条件の一つとなっている「手札誘発などによる妨害を貫通する能力」だが、本デッキはこちらも秀でている。
以下は妨害を受けた際の一例。
《原始生命態ニビル》:本体の特殊召喚を《蛇眼神殿スネークアイ》の(3)効果のトリガーにする、先に《召命の神弓-アポロウーサ》をL召喚しておく
《
ドロール&ロックバード》:《黒魔女ディアベルスター》には関係なく、《蛇眼の炎燐》《スネークアイ・エクセル》のどちらかは通すことができる。
デッキから特殊召喚などは止めないため、《蛇眼の炎龍》をデッキから引きずり出しつつその蘇生効果で盤面を整えることは可能。
《
増殖するG》:《蛇眼神殿スネークアイ》+《I:Pマスカレーナ》+《蛇眼の炎龍》(永続魔法化)で妥協。
相手の展開に呼応して《蛇眼神殿スネークアイ》の(3)効果を発動し《蛇眼の炎龍》を特殊召喚、《I:Pマスカレーナ》と合わせ《S:Pリトルナイト》をL召喚して相手カードを除外しつつ《蛇眼の炎龍》(3)効果で展開を加速。
基本的な展開ルートは以下の通り。
実際は誘発ケアや手札次第の上振れなどがあるものの、ベースになる道筋はこれになる。
- 《スネークアイ・エクセル》を通常召喚、(1)効果で《蛇眼の炎燐》をサーチ
- 《蛇眼の炎燐》(1)効果で自身を特殊召喚、その後(2)で《蛇眼神殿スネークアイ》をサーチ
- 《蛇眼神殿スネークアイ》を発動し、(1)効果で《スネークアイ・オーク》をデッキから永続魔法化させて置く
- 《スネークアイ・エクセル》の(2)効果、自身と永続魔法化した《スネークアイ・オーク》をコストに《蛇眼の炎龍》を特殊召喚
- 《蛇眼の炎龍》の(1)効果を使わずに《蛇眼の炎燐》と共に《I:Pマスカレーナ》をL召喚
- このL召喚をトリガーに《蛇眼の炎龍》(3)効果をチェーン1、《蛇眼の炎燐》(3)効果をチェーン2で発動。
《蛇眼の炎燐》の効果で《蛇眼の炎龍》を永続魔法化させ、《蛇眼の炎龍》で《スネークアイ・オーク》《スネークアイ・エクセル》を墓地から特殊召喚
- 《スネークアイ・オーク》の(1)効果を発動、《蛇眼の炎燐》を墓地から特殊召喚
これにより、《I:Pマスカレーナ》を含めた4体のモンスターと永続魔法化した《蛇眼の炎龍》が盤面に並ぶ。
後は《賜炎の咎姫》のL召喚から盤面を整え、相手にターンを渡してよい状態まで展開をしていく。
《スネークアイ・エクセル》《蛇眼の炎燐》《原罪宝-スネークアイ》のどれを引いても良く、この3枚に《蛇眼の炎龍》を加えるだけでも最低限の展開が可能になること、
召喚権は厳しめだが展開への制約が発生せず、EXデッキのモンスターも素材指定の緩い汎用カードばかり……といった点から、出張・混合適性はかなり高い。
相性の良いカード
罪宝関連
スネークアイの神殿に侵入し一戦交えたトレジャーハンターだが、本デッキにおいてはもはやテーマの一部と言ってもよい存在。
あちらの(2)効果で【スネークアイ】のキーカードになる罪宝カードを確保でき、その後も各種コストや素材として継続的に活躍できる。
展開用の罪宝を既に握っていた場合は、《死の罪宝-ルシエラ》《裏切りの罪宝-シルウィア》 をサーチして妨害手段増加に切り替えられる。
手札・フィールドから1枚墓地へ送るコストを継続的に要求されるが、永続魔法化したカードでディスアドバンテージを減らしやすい。
(1)のサーチ効果は、このテーマでは《黒魔女ディアベルスター》《蛇眼の大炎魔》が該当。
この内《蛇眼の大炎魔》はデッキから永続魔法化して置くことが望ましいため、《黒魔女ディアベルスター》サーチ目的になる。
(2)効果で、墓地の《原罪宝-スネークアイ》をデッキに戻しつつドローができる。
これにより次のターン以降も《黒魔女ディアベルスター》で《原罪宝-スネークアイ》をサーチでき、戦線継続力を上げることができる。
このため《黒魔女ディアベルスター》の素引きよりも《“罪宝狩りの悪魔”》を素引きしてサーチさせたいという理想もある。
罪宝カードに関するサポートが多く、共存させるメリットが多い。
例えば《告死聖徒ルシエラーゴ》で《原罪宝-スネークアイ》をサーチし展開に起点になる他、
《原罪宝-スネークアイ》を(1)の効果を使わず《背信聖徒シルヴィア》の素材にすることで相手の妨害を避けつつ、
《原罪宝-スネークアイ》の(2)の効果で《スネークアイ・エクセル》をサーチし、安全に展開を開始できる。
炎属性・レベル1モンスター
いずれもデッキの回転を助ける効果を持つ星1の炎属性であり、【R-ACE】【炎王】の要。
特にアクセスが容易な《原罪宝-スネークアイ》でデッキから特殊召喚できるため、【R-ACE】の安定性を大きく向上する。
スネークアイ側と混ぜた【罪宝R-ACE】【炎王スネークアイ】という派生デッキもあり、これらも大会で結果を残している。
手札コストと引き換えに自己蘇生が可能なチューナーモンスター。
《黒魔女ディアベルスター》とチューニングすることで、強力なモンスターが多い星8のS召喚が狙える。
更には下級スネークアイとチューニングして《
フォーミュラ・シンクロン》をS召喚すれば1ドローのおまけがつき、
星8の《蛇眼の炎龍》と合わせることで《
フルール・ド・バロネス》も出せるようになる。
自己蘇生後は除外されてしまうが、その場合でも《スネークアイ・オーク》で帰還できるので、無理にX素材にしなくていい。
S軸の場合は「発動を無効にする」モンスターを立てやすく、幅広い相手に対処ができるのもメリット。
やや相手を選ぶ盤面突破用のモンスター。
このカードも炎属性レベル1のため、ピン挿しして必要な場面でサーチができるように忍ばせておくと有効。
厳密には異なる分類だが、こちらに記載する。
レベル4以下の炎族をサーチできる通常魔法であり、すべての下級スネークアイが対象になる。
サーチして即座に自力特殊召喚ができる《蛇眼の炎燐》と特に相性がよく、召喚権を消費しない初動札となる。
ただし無暗に発動して《ドロール&ロックバード》を貰うのは好ましくないため、
「手札事故で初動札がないため相手が誘発を打たないことを祈りつつ発動」もしくは「初動札が相手に潰されたため、ケア札をサーチ」という用途になる。
その他の炎属性モンスター及び関連カード
炎属性デッキのエンジンを燃焼させてくれるLモンスター。
(2)の蘇生効果で素材を増やし、(3)の効果で除去と自己蘇生もこなす。
リンク素材にして墓地へ送った《蛇眼の炎龍》を蘇生し、相手ターンでも効果を使える体制を作る流れが強力。
序盤から終盤まで【スネークアイ】の勝利を補助してくれる。
様々なモンスターをEXデッキから出す本デッキでは(1)の制約は重いため、
炎属性リンクモンスター(特にL4)を用意するか、《フルール・ド・バロネス》などの排除手段を用意しておきたい。
セットで採用される相性の良いリンクモンスターについてはあちらの項目を参照のこと。
お互いのターンに1000LPを払うことで1ドローできるL3モンスター。
ドローソースとして単純に使い勝手がよく、手札誘発や次ターン以降の始動カード確保になる。
「属性が異なるサイバース族2体以上」という一工夫必要な召喚条件がネックで、《リンクリボー》に《ピットナイト・アーリィ》等を組み合わせる形になる。
その他のレベル1モンスター及び関連カード
手札コストと引き換えに、任意のレベル1をリクルートできる魔法カード。
第二の《原罪宝-スネークアイ》として使用できるが、豊富なカテゴリサポートを受けられるあちらと異なり安定して手札に加える手立てがない。
レベル1と引き換えにEXデッキもしくは墓地から特殊召喚する。
初動で《蛇眼の炎燐》を使った場合、素材にして墓地へ送って永続魔法化して《原罪宝-スネークアイ》のコストにしたりできるため初動として重要。
そして墓地に待機させておくことで下級スネークアイのサクリファイス・エスケープになる。
例えば《スネークアイ・エクセル》(1)に相手が《
エフェクト・ヴェーラー》をチェーン発動しても、それにチェーンして《リンクリボー》(2)を発動。
《スネークアイ・エクセル》を墓地に逃して無効効果から守り、(1)のサーチ効果を悠々と適用できる。
このカードの(1)の攻撃力ダウン効果も、攻撃力が下がった《召命の神弓-アポロウーサ》を戦闘破壊から守ることができる。
Lモンスター
相手ターン中にL召喚する効果を持つリンク2モンスター。
本デッキの「相手ターンでも展開できる」長所と強く合致する効果であり、後述する汎用Lモンスター召喚の足掛かりになる。
主に一度場で素材として消費された後に《蛇眼の炎龍》(1)効果で永続魔法となり、次の相手ターンでスネークアイ効果でモンスターとして復活、
その時にほかのモンスターと共にL召喚を達成する道筋になる。
これにより、相手ターンでもステータスが低い下級スネークアイを安心して展開ができるという側面もある。
モンスター効果を複数回無効にできる汎用Lモンスター。
本デッキは小粒モンスターを横並びにしやすくリソースを稼ぎやすいため、素材4体でL召喚しつつ後続のモンスターを出す構えも容易。
「魔法使い族を含めたモンスター2体以上」が召喚条件で、本デッキでは《黒魔女ディアベルスター》《蛇眼の大炎魔》が該当。
永続魔法化したモンスターも(1)の枚数に勘定でき、それ込みで条件を満たせればL召喚してすぐに(3)の蘇生効果を使用でき、《アクセスコード・トーカー》等のリンク4に繋げられる。
汎用性の高い除去効果を持つLモンスターたち。
L召喚に長けた本デッキならば活躍を疑う余地はない。
相手モンスター1体をL素材にできるL5モンスター。
前述のように《I:Pマスカレーナ》(1)効果を非常に使いやすいデッキであるため、相手ターン中の除去として使うことが容易い。
その他
L召喚を得意とするテーマなので、(1)の自己特殊召喚から(2)の同名カード召喚も狙いやすい。
その後はL素材にしても悪くないが、《ヘルフレイムバンシー》などのランク4に繋げることもできる。
装備したLモンスターに応じて無効効果と攻撃力アップをおこなうSモンスター。
装備したLモンスターも「フィールド上のカード」なので、スネークアイのコストとして消費できる。
その場合、攻撃力は元に戻るものの(3)の無効効果に必要なカウンターは据え置きという点も嬉しい。
《
クシャトリラ・フェンリル》が禁止になっていないMD環境で確認できる混合構築。
自己特殊召喚効果を持つ《クシャトリラ・ユニコーン》と、そこからサーチできる蘇生カード《クシャトリラ・バース》の組でL素材をかさ増しできる。
また《クシャトリラ・ユニコーン》でEXデッキのモンスターを除外して展開を止め、《クシャトリラ・バース》で墓地のカードを除外してリソース確保を止められるため、【スネークアイ】
ミラーマッチに強いと言う利点もある。
ここでは《クシャトリラ・ユニコーン》をサーチできる《クシャトリラ・フェンリル》及び《六世壊=パライゾス》も併用される。
殆ど制約のないランク6X召喚による出張ギミックを有するテーマ。
【スネークアイ】では《
永遠の淑女 ベアトリーチェ》で任意の炎属性を墓地に送り、《賜炎の咎姫》で墓地に送った炎属性を蘇生することが可能。
召喚権を消費せずに《スネークアイ・エクセル》を特殊召喚できる1ギミックとして機能する。
ただしあちらの記事にもある通り、デモンスミスは【スネークアイ】と異なり誘発耐性が低いため、弱点を増やしてことにもなる。
弱点
墓地メタ
各種動きに墓地が絡んでいるため、墓地メタには弱い。
例えばスネークアイモンスターは「"墓地へ送って"発動する」「"墓地へ送られた場合に"発動する」効果が多い。
また魔法カードも墓地から除外して強力な効果を使用する。
つまり《
マクロコスモス》《
ディメンション・アトラクター》が適用されると全く効果を使用できなくなる。
他には《蛇眼の炎龍》で蘇生させるはずだった《スネークアイ・オーク》を《
D.D.クロウ》で消されても、その後の展開に狂いが生じる。
なお【スネークアイ】は炎属性なので
ビーステッドは無関係…とはならず、相手ターン展開に重要な《I:Pマスカレーナ》を喰われてしまう。
妨害個数
初動の安定性やリソース生成能力は他のデッキよりも頭一つ抜けているが、そこから成される妨害盤面は決して他を突き放しているとは言えない。
スネークアイの展開は、1ターンで制圧モンスターをゾロゾロと並べることは狙わない。
継続的にリソースを稼ぎ続け、息切れした相手を沈めることは得意だが、ワンパンで相手の息を止める短期決戦のデッキは苦手。
回す難度が高い
うまく回すことができれば継続的にリソースを稼ぎ相手の息切れを誘えるものの、それを見据えたプレイングは難度が高い。
誘発ケア自体は得意な方のデッキだが、それは「ケアを意識した展開と、それが実現できる手札」の場合になる。
そうでない場合は「《スネークアイ・エクセル》に無効効果を打たれ撃沈」という事態も往々に起こるため、使いこなすのは難しい。
追記修正は呪いに抗いながらお願いします。
- ポプルス効果の元ではあるがポプルスが元祖ではない -- 名無しさん (2024-06-02 13:23:09)
- ↑フォトスラ効果みたいな言い方かな。 -- 名無しさん (2024-06-02 14:03:19)
- TCGでリンクリ、サベージ、バロネスにトドメさされたのほぼこいつらが原因よね。 -- 名無しさん (2024-06-02 14:19:25)
- ヒートソウルの素材候補にはサンライトウルフもいるな。墓地からサルベージしつつヒートソウルになれる。 -- 名無しさん (2024-06-02 18:54:12)
- 名前のわりに爬虫類族じゃないのか -- 名無しさん (2024-06-02 20:25:08)
- 悪く言ってしまえば12期の癌 -- 名無しさん (2024-06-02 22:55:40)
- ↑4 だけどそれでも他のパーツで補ってるから言ってしまえば無駄死になんだよねその3体。メインギミックはまだまだ元気だし -- 名無しさん (2024-06-02 23:10:38)
- MDだと罪宝狩りだけじゃなくエクセルも制限になったから最大の特徴だったリソース回復力が落ちたのがどこまで影響するか、って感じかな -- 名無しさん (2024-06-03 07:40:58)
- ↑4 炎族強化の一環だったのだろうな。 -- 名無しさん (2024-06-03 13:16:28)
- ジェットシンクロンも追加して欲しい、こいつがいるからフォーミュラシンクロンが出てバロネスいったりサベージ出てきたりする -- 名無しさん (2024-06-03 19:42:29)
- 愚痴ってもしゃーないから対策したいもんだが、これ対策しようとして止められるもんなん?除去すらクソ雑かつお手軽だし -- 名無しさん (2024-06-20 21:37:28)
- 妨害は弱い←嘘付くの止めてもらっていいですか -- 名無しさん (2024-06-29 21:29:09)
- ↑ネタにマジレスってのはさておき、1ターンの間に疲れる妨害数は特筆して多くないってのは間違ってないからね。相手ターンでももりもり増殖するから積み重ねられるから強いけど。 -- 名無しさん (2024-07-01 18:37:26)
- エクセルに泡かヴェーラー -- 名無しさん (2024-07-01 18:43:01)
- 脳じゃなくて海綿体で思いついたんかこのテーマ -- 名無しさん (2024-07-30 20:38:08)
最終更新:2024年12月18日 15:04