登録日:2012/05/31 Thu 00:23:42
更新日:2024/07/01 Mon 23:40:25
所要時間:約 5 分で読めます
猫物語とは講談社BOXから発売されている猫パーセント趣味で書かれた小説。
物語シリーズのファーストシーズン第5弾とセカンドシーズン第1弾にあたる。
[黒]と[白]の2冊であり、
[黒]はファーストシーズンで時系列はゴールデンウィーク、
[白]はセカンドシーズンで時系列は二学期開始直後の話になっている。
アニメ放送後に書かれたためアニメの話題が出るなど
メタ発言も多い。
ちなみに
羽川翼の表紙は7冊目にして3度目である。ガハラさんェ…
◇猫物語 [黒]
第禁話「つばさファミリー」
春休みに
吸血鬼に出会い、吸血鬼もどきの人間になった
阿良々木暦はその時に出会った羽川翼に抱く感情が何かと悩んでいた。
ゴールデンウィーク初日に暦は大きなガーゼで顔を覆った翼に会い、彼女の家庭環境を知る。
その後、車に轢かれた尾のない白い猫の亡骸を見つけた翼は躊躇なく埋葬したことにより翼の身に変化が起こる。
■登場人物
主人公、高校3年生。別称、チキン阿良々木。
妹の汗を舐めたり、ガーゼの下の傷を舐め回したいと、
ますます変態になってきている。
「ヒュー!妹パンツ最高ーっ!」
今作の
メインヒロイン。
血の繋がらない両親と暮らしており自分の家庭環境の歪みを抱えている。
そのストレスもあって「障り猫」に魅入られ取り憑かれしまう。
ちなみに取り憑かれてる間、黒ブラジャーにショーツだけの姿である。
ある単語だけを約4ページびっしり言い続けるシーンは少し怖い。
暦の小さいほうの妹。パンツは白派。
自分の声は「
井口裕香さんみたいな声だ」と自称する。
お兄ちゃんのクラスの気になるHさんの(
おっぱい)相談に乗ってあげたり、兄妹でパンツトークをしたりする。
実の兄の手を
胸で揉んでくる変態妹の汚名を着せられた。
「あーもう!お兄ちゃん妹のおっぱいさわりすぎ!」
暦の大きいほうの妹。
あんまり出番がないがお兄ちゃんの恋愛相談に乗る。
「顔見てこいつのガキを産みてーなーって思ったらそれが好きってことなんじゃねーの?」
学習塾跡地に住み着いている怪異の専門家のおっさん。
障り猫を退治しに行くが、三晩に20回ほど戦って20回ほど負けた。
ゴールデンウィークが終わる時には通算100回負けたらしい。
こうなったのは本来、障り猫は低級怪異だが羽川翼の知識により強力な怪異となったため。
この頃はまだ名前を与えられておらず無口で体育座りをしている。
暦が
ドーナツを持ってきた際、よだれを垂らし熱き視線で寄ってきた。
「ぱないの。このわっか状の食べ物、マジでまいうー。正に甘味の詰まった指輪の宝石箱じゃ」
なんだ、幻聴か・・・
◇猫物語 [白]
第懇話「つばさタイガー」
夏休みが終わり二学期が始まったとき羽川翼は1匹の巨大な虎の怪異に出会う。
その日、羽川家は火事で全焼し、行く宛が無くなったため学習塾跡や
戦場ヶ原ひたぎの家など寝床を転々としていく。
■登場人物
主人公。本作では語り手を務める。
物語序盤に虎の
怪異と遭遇する。
時々記憶がなくなっており「章」が飛んだり一気に進んだりする。
例として「27章」の次が「52章」に飛んでおり本人もビックリしている。
「阿良々木くんは家を出るまで80Pぐらいかかるけど私はこんなもんだ(P19)」
障り猫に魅入られた羽川翼の別人格。
「つばさファミリー」の個体とは別個体であり、こちらはご主人のために尽くす。
翼が時々記憶がないのはこいつが表に出ているせい。
今作では
神原駿河とともに行方不明になっている。
もう女子がスカートを穿いているだけでエロいらしい。
行く宛のなくなった翼を家に招待する。
お風呂でお胸の洗いっこをしたりあちこちを洗った百合百合な展開をみせる。
またお父さんの布団で寝ると興奮して眠れないほどのファザコンである。
寝る前に翼と「阿良々木くんの嫌いな所」を3時間言い合いをした。
「私は何でも知っている」
忍野メメの先輩であり神原駿河の叔母。
虎の怪異に悩むの翼の前に登場。
何らかの事件に関わっている最中である。
人間と吸血鬼のヴァイパイア・ハーフ。
臥煙伊豆湖と待ち合わせをしていた。
実は6歳。
阿良々木暦とのペアリングか切れており、一人でいる。(この理由は
鬼物語で判明する)
ブラック羽川と虎の怪異と阿良々木暦の情報交換をする。
余談だが、タイトルの[黒]と[白]は「告白」の意味とかけている。
追記・修正は灰色の大人になってからお願いします。
- チョコレートのOPが最高。 どこか疾走感がある。 -- 名無しさん (2013-12-09 20:04:21)
最終更新:2024年07月01日 23:40