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カレーおじさん\(^o^)/さんのマイ★ベストレストラン 2018

カレーおじさんだよ\(^o^)/

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マイ★ベストレストラン

レビュアーの皆様一人ひとりが対象期間に訪れ心に残ったレストランを、
1位から10位までランキング付けした「マイ★ベストレストラン」を公開中!

コメント

2018年は年間1181カレーという、自分でもどうかしてるなと思う程にカレーを食べまくった一年となりました。
ストレス解消というか趣味がカレーと筋トレくらいしかないもので、それだけストレスの多い一年だったのかなぁと(^^;)

と、結局ここまでカレーの数が違うだけで昨年、そして一昨年とまったく同じこと書いてます。人は進歩しないものです(^^;)

マイベストレストランについては、毎年同様不動の一位はそのままに、基本的には一度ランクインしたお店は外してまとめてあります。
ただ二位の魯珈に関しては2018年で最も回数通ったお店であり、並んだ時間も含めると最も長い時間を過ごしたお店でもあり、ことあるごとに力をもらったお店なので2018年を振り返った際に、入れない訳にはいきませんでした。

他のお店については便宜上ランク付けしてありますが、どこがどの順位に来てもおかしくない名店ばかり。
福岡に縁ができたのもあって福岡のお店が多いことが特徴でしょうか。
そして2018年のカレー界を語る上で欠かせない間借りカレーの存在。名店かつ人気店でありながら既に閉店してしまったお店も二店舗ランクイン。
ここには入っていないものの大好きなお店も増えました。

お陰様でカレー充実した一年となりました\(^o^)/

マイ★ベストレストラン

1位

トマト (荻窪 / カレー)

7回

  • 夜の点数: 5.0

    • [ 料理・味 5.0
    • | サービス 5.0
    • | 雰囲気 5.0
    • | CP 5.0
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 昼の点数: 5.0

    • [ 料理・味 5.0
    • | サービス 5.0
    • | 雰囲気 5.0
    • | CP 5.0
    • | 酒・ドリンク 5.0 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥2,000~¥2,999 ¥4,000~¥4,999

2024/08訪問 2024/09/01

5000店舗のカレーを食べて5000日毎日カレーを食べ続けてきた僕のナンバーワン

毎年恒例となった自分の誕生日祝いのトマト。
今年は誕生日当日がトマトの定休日だったので前日に行きました、

頼んだのは今年もビーフタンカレー辛口の季節の野菜トッピング。
食後のアイスはピスタチオ。

何から何まで完璧です。
長年通っていると多少のブレがあることにも自然と気づきますが、トマトのブレは泣きそうになるほど美味しいか、実際泣いてしまうほど美味しいかというブレ。
今回は後者。食べながら気づいたら頬に涙が伝わっていました。

約20年前に初めて食べに行ってハマってから、毎月のように通った時期もありましたが、今はあえての年に2回程度という頻度にしています。
ここの味に慣れてしまうと他のカレーに厳しくなりすぎてしまうから。
また、接客についても同様で完璧な接客で心癒されます。ここの接客に慣れてしまうと他のお店の接客にも厳しくなってしまうというわけです。

たまにしか行かないようにしているからこそ尊い。
好きすぎるからこそ特別な存在となっているし、そうしています。

とは言えマスターご夫妻もご高齢となってきました。
今後はもう少し通う頻度をまた上げていきたいですね。
毎年恒例己の誕生日祝い。
これ全部で5000円しないのに10000円以上の満足感。
安すぎます。
これこそが本当のコスパの良さです。意味を勘違いしている人が多いけど。

これがある時代にこれがある国に生まれてこれて良かった。

味が宇宙一であるのみならず、接客も理想的。
通い始めた頃から今に至るまでずっとそう。

ご夫婦も既にご高齢で後継もいないので、無理のない範囲でできるだけ長く続けていただけたら嬉しいです。

来年も健康体でこれを食べられますように。
昔も今も変わらず宇宙一好きなお店。
味も宇宙一なら接客も宇宙一だと思います。

牛タンの存在感がとんでもない。
スプーンで切れるほどに柔らかく、口に含めば半分はとろけ、半分が残り、それを噛む程に牛の旨味とスパイスの香りが絡まり合って優しく爆発します。
かなりのスパイス量なのでスパイスだけであれば相当刺激的なはずですが、牛タンの旨味がそれを見事に包むのです。そして尚且つ消していないという奇跡のバランス感。

やっぱり凄い!

季節の野菜は素材ごとに仕込みを変えた手の込んだもの。時期によって内容が違うのですが、今回はシャインマスカットが入っていてそれが見事に調和していました。

やっぱり凄い!

会計時「お誕生日おめでとうございます」と丁寧に。
特に何も言ってなかったのですが覚えてくれていたとは感激です。
「7月から価格を上げさせていただきまして、ご迷惑おかけします。」と言われたのですが、今回4100円でしたがまだ安いと思います。

手間暇の掛け方が尋常では無く、素材も上質。フレンチのコースをいただくより満足度が高い。
個人的にには10000円くらいが妥当と思うくらいなので体感半額以下ですから。

今までもこれからもずっと僕のオールタイムベストであり続けることでしょう。
毎日カレーを食べ続ける生活を初めて5000日が経ちました。(2020年7月現在)

毎日カレーを食べ続ける前も週に4~5回カレーを食べる生活を10年以上続けてきて、毎日食べるようになってから5000年ということは約14年。
通算25年程カレー三昧の生活を続けているということになります。

毎日食べ続けるようになった5000日前、一番好きなカレーはどこかと聞かれると荻窪のトマトと答えていました。
そして5000日毎日カレーを食べた今、一番好きなカレーはどこかと聞かれたら、やはり荻窪のトマトなのです。

トマトのカレーの中でも一番好きなのがビーフタンカレーに野菜トッピング。
その詳細は過去何度も書いておりますので前の文章を辿ってください。

究極のカレーだと思っていたのですが、今回半年ぶりくらいで食べてみて、また前以上に進化している部分を感じ、こんなに美味しいのにこれ以上に美味しくできるのかと驚愕。そして感動。

やっぱりとんでも無いです。
奇跡のカレーです。

願わくば10000日の記念日にもここのカレーを食べたいところですが、14年後となると難しいでしょう。
マスターご夫妻も既にご高齢なので。

日数に関係無く、可能な限り節目節目で食べ続けて行きたいカレーです。
ここ数年のカレー人気により、元々人気店だったトマトの人気もさらに上がってハードルの高いお店となってしまいました。

僕がここに通い始めたのはおよそ20年前。
当時は知る人ぞ知るというお店であり、特に並ばずに食べられたものでした。

それが15年前くらいになると土日は並びが出てくるようになり、10年前くらいには平日も少し並びが出るようになり、5年前にはかなり並ばないと覚悟しなくてはいけなくなり、今年はもう開店前に売り切れるというようになってきています。

この日は平日の訪問でありながら開店の90分前に到着。
既に長蛇の列。
後から人が増えてきましたが、開店60分前までに並んだ人で売切れのお知らせ。

今年何度も食べに行こうと思っていたのですが、30分前で売り切れていて諦め、臨時休業で諦め、60分前で売り切れていて諦め、臨時休業で諦め、3度目ならぬ5度目の正直でやっと食べることができました。
こちらのお店はひとつひとつ本当に丁寧に作っているので、カレーにありつけたのが13時半くらい。
つまりは3時間半待ちです。
その覚悟がある方だけ行ってください。

個人的にはそれだけ待ってでも食べたいカレーです。

この日は久しぶりだったのでカレーのみならずビーフハンガリアンも注文し、どちらも食べました。
カレーも最高なのですが、シチューやビーフストロガノフ、ビーフハンガリアンも全て最高です。
非の打ちどころがありません。

素材が持つ美味しさを最高に高めた料理の数々。

そして丁寧で上品で、完璧に平等な接客。

理想的なお店です。
ハードルは上がり続けていますが、トマトを食べない1年など僕にはあってはならないので、1年頑張ったぞという自分へのご褒美に食べてきました。

そんなわけで2019年は1回しか食べられなかったのですが、来年はもっと行けると良いなと思います。
どんなにカレーのお店が増えても、新しいカレーが生まれても、僕はきっとここが一番好きであり続けるのだと思います。
今日は誕生日。
今月は常軌を逸する多忙さだった自分への労いと、今日まで生きてこれたお祝いを兼ねて、宇宙一好きなお店に行ってきました。

平日炎天下でも90分待ち。
開店前に品切れ。
過酷な状況でしたが何とか滑り込み。

一番好きなビーフタンカレーに季節の野菜トッピング、間に合いました。
僕で野菜終了だったようで後のお客さん食べられずでした。

このカレーを食べると言葉を失います。

美味しいという言葉では片付けられない。
元気付けられ、勇気付けられ、癒され、慰められ、労われ、祝われ、とにかく幸せな気持ちになります。

今日はこの為にお昼はお休みいただきました。
これから働きます。
幸せです。
僕は2006年から一日たりとも欠かさず毎日カレーを食べ続けています。
今までにカレーを食べに行ったお店も、世界各国全て合わせると約4000軒になります。
その中で不動の王者なのがこちらのお店です。

欧風カレーなのですが、所謂欧風カレーよりもスパイスをしっかりと使っていて、オリジナリティ溢れるものになっています。
しかもそのスパイスが30種類を超えると。

普通それだけスパイス何種類も使っちゃうと味がぼやけるものです。
本当に美味しいインドカレー屋に行くと、意外と使っているスパイスの種類は少なかったりして。

でも、ここはぼやけるどころか鮮明にスパイスの味が脳天を直撃します。
さらに、それだけ沢山のスパイスを使っているにも関わらず、全てのスパイスに意味があり、無駄なスパイスがひとつもないというのが凄いです。

そして凄いのはスパイスだけじゃないんです。
シチューも一緒に出しているお店だからこそ出せる深い味。
グラスドビアンがしっかりきいています。

さらに具も素晴らしい。
特に凄いのはトッピングできる季節の野菜。

これ、日替わりで様々な野菜が10種類以上乗るんですよ。
しかもその素材毎に下ごしらえ変えてるんです。
煮てあったり焼いてあったり揚げてあったり生だったり。
だからこそ全ての野菜の味が引き立つんです。

時期によっては松茸なんかも入っている事すらあります。
これは凄いです。

そして、牛タンもおすすめ。
こちらも確かな品質のものを使用していて、それだけで5000円取るところもあるってレベルのものです。
それがカレーだと3000円台で食べられるんだから嬉しいですね。

また、シーフードもおすすめです。
欧風カレーとシーフードって、個人的には相性が良くないものだと思っているのですが、こちらのお店のカレーには合うんです。
もうこれだけカレーが美味しければ何でも合うのではないかとも思うのですが、シーフードを選ぶ目が確かだという事もあるのでしょう。
こちらも3000円以上しますが、まったく高いと思わないクオリティです。

カレーに2000円って普通の感覚だと高いと思います。
でも、ここのお店は品質や作る際の手間等を考えると、2000円の値段でもお得だと思います。
個人的には10000円出しても損は無いと思うくらいのクオリティです。

金儲けではなく、本当に美味しいものを食べて欲しいというマスターご夫妻の人柄ですね。
接客も常に平等で暖かくて最高です。
常連さんだけに優しいお店もありますが、ここはそういう意味でもちゃんとしていると思います。

カレーを食べ慣れていない人にとっては、スパイスが強いのでその部分で違和感を覚える事もあるかもしれません。
しかし、カレーをある程度食べている人であれば、ここのカレーの凄さはわかると思います。

どっちにしたって美味しいんです。
こんな美味しいもの他に食べた事無いです。

個人的には好きすぎるからこそあえて距離を置き、しょっちゅう行かないようにしています。
そして何か頑張ったり、忙しい時期が続いたりと、そういう時に自分へのご褒美的に行くようにしています。
毎回確実に癒されます。幸せな気持ちになれます。

ちなみにカレー意外のメニューもすべて最高に美味しいです。
シチューは計算された苦味が旨味を引き立てていて絶品ですし、ビーフストロガノフは本当にほっぺたが落ちた感覚に襲われました!

いつまでも続いて欲しいお店です。

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2012年8月28日


今日は僕の誕生日です。
自分で自分を祝う為に、一番好きなお店であるこちらに食べに行きました。

いつものタンカレーに野菜トッピングにしようと思ったら、タンが品切れという事でチキンにしました。

チキンは久々でしたがやはり最高に美味しかったです!
しっかり煮込まれた大山地鶏は骨つきで、肉の一番美味しいところまでしっかりと味わえます。
スプーンで骨にそってこそげ取ると、スっと肉が骨から離れるので食べやすいです。

ちゃんと骨を入れる為の別皿を用意してくれたりと、相変わらず万全の気遣いですね。

ランチタイムにはデザートがサービスでつくのですが、今日は桃のシャーベットでした。
これまた実に美味しいです。
夏にぴったりの爽やかな味でした。

今日もランチタイムは満席で、少々待ったのですが、こちらのお店は決して「外でお待ちください」とか「並んでお待ちください」と言わないんですよね。
もちろん並び禁止というわけではありません。
ですが、「申し訳ございません。店内満席でして。」と、必要最低限の言葉を伝えて、後はお客さんにまかせるという事です。

例え4人がけの席に1人のお客さんが座っていても同じスタンス。
相席をお願いする事はありません。

以前僕が4人がけで1人だった時、満席でお客さんが入ってきた事があり、席の移動もしくは相席でも良いですよと伝えたのですが、「お気遣いありがとうございます。ですが、ゆっくり召し上がっていただきたいのでお気持ちだけ受け取らせていただきます。」と実に上品なお返事をいただいた事がありました。

そういうスタンスの接客なんです。
それがわからないお客さんが時折文句を言っている事も見かけるのですが、それでもお客さんには平等に、順番に、それぞれがそれぞれの時間を堪能してもらいたいという方針なのでしょう。

そういうところも含めて大好きなお店です。
誕生日のようなスペシャルな日にふさわしいお店です。

これからも美味しいカレーを作り続けてくださいませ!

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2012年12月


荻窪在住ながらこちらに行った事が無いという友人を連れていきました。
僕の一番好きなビーフタンに野菜とチーズトッピングという3000円コースですw

美味しいのは言うまでもありません。

こちらのカレーは少量食べただけでも非常に満足感があるんです。

あまり美味しくないものを食べた時、量食べた割に食べた気がしないという事がよくあります。
しかしこちらはその逆。
少量でもお腹いっぱいになるんです。
重いというわけではなく、超弩級の満足感を得られるからなのではないかと思います。
それでいてカロリーが低いというのもこちらの凄さですね。
付け合せの玉葱マリネの美味しさも相変わらず。

平日夜オープンと同時にうかがったので、待たずにいただけました。
この時間が狙い目ですね。

今回もスパイスの薬膳効果でしっかりデトックスさせていただきました。
寝るまで幸せでしたw

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2013年6月


久しぶりにディナータイムの訪問。
オープン20分前から念の為並びました。
オープン前までに行列もできていましたが、流石にオープンと同時に満席になる程ではなく。
しかしオープン後20分もすると満席になり、外に待つお客さんも出ていました。

やはり平日夜でもオープン前後に行くのがベストですね。

今回食べたメニューは既にレビューしてあるものとかぶるので説明は省略しますが、相変わらず絶品究極カレーでございました。

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2014年8月


レビューは1年以上ぶりになってますが、その間にももう2回は行ってます。
再訪の店は追記忘れがちな僕です(^^;)

ちょっと仕事で相当頑張った件があったので自分へのご褒美を兼ねて行ってきました。
誕生日に行きたかったのですが誕生日は定休日だったので少し早目にw

大好き故にあまり行かないようにしているお店ですが、定休日が水木と増えた事を見るに、やはりマスターご夫妻もお歳をめされてきて体がキツイのでしょう。
マイペースに長く続けて欲しいお店なので、どうぞ無理なさらない範囲で続けてください。

‐‐‐‐‐

2015年10月


平日昼間開店前に行ったのですが凄い行列。ファーストロットで入ることはできず、食べるまでに1時間以上待つことになりました。
しかしそれでも待つ価値のある相変わらずの絶品カレー。
今回はタンが無かったのでビーフジャワに。
トッピングはいつもどおりで。
盤石の、究極の、至高の、完璧な美味しさです。

この日のデザートはマロンアイスでした。これもまた良いですね。

いつ行っても大満足できるお店です。
私的に色々とある時期で落ち込んでいたんですが、おかげで少し前向きになれました。

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2016年10月

1年ぶりにこちらのカレーを食べました。
こちらのカレーを食べに行ったことはこの1年で2回ほどあるんですが、1回は臨時休業。
1回は品切れ早じまいで食べることができなかったんです。

最近では平日でも長蛇の列。土日となると早々に品切れなので、万難を排して行かないといけないお店になってきました。

しかしその価値は十分以上にありますね。
今回はチキンカレーに季節の野菜トッピング。
そしてビーフストロガノフも久々にいただきました。

こちらはカレーが絶品なのはもちろん、ビーフシチューもビーフストロガノフも最高なんです。
ほっぺたが落ちるような美味しさ。

2品注文で満腹の大満足。
帰り際、奥様から非常に嬉しい言葉もいただきました。
たまにしか行かない僕のこともちゃんと覚えてくれているなんて感激です。

やっぱり一番好きなお店であることに変わりありません。

  • (説明なし)
  • ビーフタンカレー+季節の野菜+チーズ
  • (説明なし)

もっと見る

2位

SPICY CURRY 魯珈 (大久保、新大久保、西武新宿 / カレー、台湾料理)

31回

  • 夜の点数: 4.9

    • [ 料理・味 4.9
    • | サービス 4.9
    • | 雰囲気 4.9
    • | CP 4.9
    • | 酒・ドリンク 4.6 ]
  • 昼の点数: 4.9

    • [ 料理・味 4.9
    • | サービス 5.0
    • | 雰囲気 5.0
    • | CP 5.0
    • | 酒・ドリンク 4.8 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥1,000~¥1,999 ¥1,000~¥1,999

2021/01訪問 2021/01/27

週替わり限定メニューが毎週違って毎週確実に美味しいって凄い

2021年もお世話になっております魯珈。

年明け一発目に行った時の限定は渡り蟹とジンジャーカルダモンキーマのあいがけで。
原価が高い渡り蟹なのにいつも通りの限定メニュー価格というのはお年玉的サービス。
ココナッツと魚介って合うんですよね。
しみじみ美味しい。

ジンジャーカルダモンキーマは生姜の爽やかさとカルダモンの華やかさの競演。
魯珈といえば女性シェフですが男らしいカレーが特徴だと思っているんですが、こちらは女性らしい味わいで、これも良いです。

続いて別の日。
酸菜白肉咖喱という魯珈得意の中華系で攻めてきたので、ならばここはやはり魯肉と合わせるろかプレートで。
酸味も辛味も遠慮なく立ってる。初心者には厳しいかもしれない味なのですが、多くの初心者が魯珈で苦手だったはずの辛さや痺れの魅力に気づくというくらいに味のバランスが絶妙で、結局初心者が食べても美味しいと感じるのが魯珈の凄味だと思うんです。

コロナ禍ということもあって以前よりは行くペースが落ちてしまっていますが、今年も時々食べに行きます。
毎週のように通っている魯珈ですが、この時期は店内で食べる事も減ってきています。
最後に店内で食べたのは3月なのかもしれない。
テイクアウトでは何とか食べる事ができていますが、それでも毎週というわけにもいかなくなりました。

世知辛いご時世の中、ここ2ヶ月程で食べた限定のまとめを簡単にしておきます。

・2種(ゲーンタオフムーペッ、鶏せせりと獅子唐のタマリンドカレー)
魯珈のゲーンにハズレ無し! 厚揚げを使ったレッドカレー。美味しいです。
せせりとししとうの食感の差が楽しく、タマリンドの酸味で引き締まったカレー。好きです。

・ニルギリチキンカレー
魯珈の限定は基本的には一回やったら終わりなのですが、限定リバイバル月間があり、その中でこちらも取り上げられていました。
香草とスパイスのバランスが絶妙。南インド料理のニルギリチキンとは着地点が違う、魯珈スタイルのニルギリチキンでした。

・竹の子と竹輪の薬膳カレー
新作の限定。これも美味しいなぁ。やっぱり食感の楽しさを感じます。

・HC担々咖喱
魯珈の中華カレーにハズレ無し! こちらは激辛&激痺仕様。
物凄いパンチ力にノックアウトされました。このドS感も魯珈イズム。

外出自粛期間ですが、必要火急の仕事で新宿に行かなければならないことがたまにある為、そんな時にちょっと歩いて大久保まで行き、テイクアウト利用しています。

令和のカレー業界のトップランナーの一人として走り続ける魯珈。

もはや全てのカレーが美味しいのは言うまでもないというか何度も言ってきていることなのでこれ以上言っても意味をなさないようにも思ってきたりもするんですが、それでもやっぱり美味しいと口から自然と出てしまう美味しさです。

そして美味しいのみならずホスピタリティも素晴らしいのが魯珈の人気の秘訣のひとつ。

今回の限定はきゅうりとオクラのライタ(ヨーグルトサラダ)をかけた鰤のマラバールだったのですが、僕はネバネバしたものが苦手なんです。
オクラも当然生だとちょっと。
でも食べられないというほどではないですし、ワンオペで忙しいでしょうし、今週の限定も食べたかったので何も言わずオーダーしたんです。

そしたらオクラ抜きバージョンを別皿で出してくれるという素晴らしさ。
僕がネバネバ苦手なのを知っていたからこそ。
そういう事を自然とやってくれる素晴らしいお店です。

魅力は味のみならず。
やっぱり大好きです。
2020年も引き続き通っております。
以下最近食べたものまとめ。

・50倍ビーフ野菜カレー(テイクアウト)
某人気店のインスパイアメニューなのですが、10年程前の今より美味しかった頃の某人気店の味とほぼ同じです。
最高です。

・ラムカレー(テイクアウト)
レギュラーメニューのラムが美味しいからこそ限定が引き立つのだと、ラムを食べるたびに再確認しています。
最高です。

・2種カレー(百合根とインド豆のほっこりカレー、ゲーンバイホラパーヌア)+るうろう煮玉子
ほっこりと言いながらしっかり辛いのが魯珈流。
そして魯珈のゲーンに外れなしです。
最高です。

・生ラム肉と青唐辛子のスパイシービリヤニ
日曜当日告知のゲリラ営業でも満席売り切れになるのが流石。
ラムが本当に上質で美味しい。そしてしっかり辛い。
最高です。

最高です。
0周年(開店日)、1周年、2周年と連続で行けていた僕ですが3周年は行けなかったというか行ったのですが食べることができませんでした。
始発でカレー屋さんに食べに行ったのも初なら、始発で行って既に売り切れていたのも初です。
とんでもない人気です。
3周年限定メニューだったこと、日曜特別営業だったこと、そしてミシュランビブグルマンを獲得したことが重なってこうなったのですね。
いやはやとんでもない。

平日もスタートが早くなっています。
今日は8:40にお店に到着して3巡目でした。
今までなら9時でも2巡目には入れていたのですが。
どんどんハードルが高くなっています。

それだけの超人気店であり、行くためには半日つぶさないと行けないお店でありながらも相変わらず毎週のように通ってしまうのは、週替わりのカレーが魅力的すぎるからです。
今週はポークジンジャーマサラという完全に自分好みのものだったので仕事をリスケして行きました。

その甲斐ある美味しさに大満足です。
クローブとカルダモンがきいていて、ショウガもしっかり。
豚バラの甘味。
嗚呼…

思い出したらまた食べたくなってきた。
さっき食べたばかりだったのに。

とにかくこれからも通い続けることになるでしょう。
3周年おめでとうございます!
最近の魯珈の限定は滅多にやらないリバイバルが続いていました。

欧風ビーフだったり秋鮭と舞茸のカレーだったり。
しかしただのリバイバルではなく、以前よりもやっぱり確実に美味しくなっている気がするんですよね。
あと確実に辛くもなっていますw

そして週替わりの限定メニューと別に突発的に裏メニューとしてビリヤニなんかも出してきて、それがまた美味しいのですからもう何も言うことはありません。

エリックサウスで長年修行していたからこそのビリヤニのクオリティの高さがそもそもあり、そこに日々のラーメン食べ歩きで着想を得た煮干出汁を加えてオリジナルに昇華するという。

美味しいだけではなくて楽しいんですよ。

僕がインドで買ってきたカルパシも最高に美味しいシャヒジーラにしてくれて、WINWINにも程があります。

インド前にテイクアウトした羊のドライキーマも半端無く美味しかった。
今年の誕生日は魯珈でした。
本当に毎回毎回何を食べても最高で。
というかもう毎回それも同じことばかり書いてしまうのですが、それしか出てこないのだから仕方ないです。

最近ではニューデイズから魯珈監修カレーパンも出たりして、それも手堅く美味しかったのでこちらにも写真追加しておきます。

コラボ限定カレーも笑ってしまいました。美味しい以上に組み合わせの相性の良さで文字通りの相乗効果が生まれていて。

誕生日に食べたのは限定2種。
骨付きビーフは激辛ながらちゃんと美味しさが中心にあり、ゴーヤと豚バラは程好いスパイス感。
良い誕生日祝いになりました。

これからも通い続けます。
記帳制も定着してきましたが、少し早めの到着がおすすめです。

恒例の限定まとめ。

・辛口!ビタービーフカレー+るうろう煮玉子
ビターチョコが隠し味の辛口カレー。これをバレンタインデーの前週にやるのが面白いです。
バレンタインでも辛口なのが魯珈らしくて良いです。

・東南アジア風酢筍と高菜と豚スペアリブカレー(自作炒飯)
酸味と辛味のバランスに凄味すら感じる魯珈らしいカレー。
テイクアウトし、ご飯を自分で炒飯にして合わせました。
テイクアウトならではの楽しみ方。

・ろかプレート(柚子香る。和出汁チキンカレー)
柚子の香りの爽やかさ、和出汁のまろやかさ、スパイスの鮮烈さで多角的に美味しいです。
最近の中では一風変わった方向性。

本当に何を食べても最高に美味しい。
行列、記帳と、ハードルはどんどん高まりますが、僕はこの為に毎週一日は半日休みにしてます。
人気テレビ番組「情熱大陸」出演前後から人気がさらに爆発している魯珈。
年末年始はなんと4時間待ちという恐ろしいまでの行列に。

番組放送後、大行列回避の為に全面的に記帳制に変わりました。
朝は10時から、夜営業がある日は16時からの記帳開始ですが、記帳の為の並びがまた出てしまっているという状態ではありますが、それでも客側の意見としては全面並びだった頃から比べればかなり楽です。

記帳制になったことでざっくりと時間分けしてあるので、以前よりは少しゆっくりできるようになったのも良さでしょう。

それでも記帳制になったことを知らずに来るお客さんが続々と。
凄まじいまでの注目度、人気度ですね。

いつになったら落ち着くことか。
僕は僕でマイペースに通い続けようと思います。

限定は相変わらず何を食べても美味しいのですが、今回写真にアップした4種のカレーの中では、蕪の薬膳カレーとラムとひよこ豆のキーマが特にお気に入り。
毎回かなりの期待をしていくのですが、それに確実に応えてくれるお店です。

2019年初カレーは元日から営業している魯珈に行ってきました。

年末から並び方のルールが変わり、階段まで並びができたらその後は記帳制となったのですが、僕は元日の朝8時に到着。その時点で階段折り返して最上段。
僕の後の方は記帳となりました。
記帳は現状店内でするようです。
続々と記帳のお客さんもやってきて、8:45の時点で用意分が全て売切完売。
とんでもない人気です。

聞くところによるとトップのお客さんは7時に到着したとか。いやはや凄い。

寒い中待機。これが結構堪えます。
冬の並びは防寒対策をしっかりすることをおすすめします。

結果4時間待ちでやっとカレーにありつけました。
こうなったら全部だ!とばかりにろかプレートにぷちを全部つけた魯珈ミールスで。
魯珈ミールスは商品名ではありません。僕が勝手にそう言ってるだけです。

カレーの為に4時間並んだというのは長いカレー人生の中でも初めての出来事でしたが、それだけ並んでも尚、食べ終わると並んででも食べて良かったと思える凄まじいクオリティ。

年末の限定は麻婆豆腐カレーのKIWAMI。
年始の限定はひじきと豆のお雑煮カレー。

麻婆は激しく攻めのスタイル。
お雑煮は優しく包み込むスタイル。
この飴と鞭の振り幅の広さにやられちゃう人が多いのでしょう。
かくいう僕もその一人。

2019年もお世話になります。

遂に限定カレー100種類を超え、2周年を迎えた魯珈。
店主のえりさんはインドにも行ってきてさらにカレーへの見識が深まってパワーアップ。
「常に修行中です」とは先日のカルパシと魯珈の合同周年祭でのえりさんの言葉ですが、これだけ美味しいカレーを多種多様に作れて尚、さらに美味しいカレーを作ろうというその意気たるや凄まじくて素晴らしくて。

えりさんご自身が元々激辛好きということで、魯珈のカレーの辛さも日に日にレベルアップしており、現在の魯珈のカレーは野菜コルマ以外は辛いのが苦手な人には食べられないレベルの尖ったカレー。
決して万人受けするカレーではないのにもかかわらず、行列がどんどん伸びている、つまり人気がさらに上がってきているのは本当に凄いことです。

魯珈のカレーを食べて辛い物が好きになったという方も少なからずいらっしゃるのではないかと。
人の味覚を変える力のあるカレーって奇跡的。

100種類記念にあえて欧風を持ってくるあたりもニクいですし、2周年記念は攻め攻めでありながら最高に美味しくて。
合同周年祭でも大活躍。

現在の東京カレーを代表する存在と言っても過言ではありますまい。
今後も魯珈のカレーを楽しみにしております。
タイトルにある通りです。
内容は写真にある通りです。

中華系の場合はろかプレートで。
そうじゃない場合は2種にるうろう煮玉子トッピングするのが僕の流儀です。

タイミング良いと2種とも限定でいただけたりする場合もあります。
そんな時はラッキーなのですが、限定以外のレギュラーメニューも完璧に美味しいのですから悩ましい限りです。

もうちょっとで100種類ですか。
どんなカレーが出てくるのでしょう。

個人的な話ですが先週は1週間カレーの旅に出ていたんです。
大阪カレーに後ろ髪引かれながら帰って来てここでカレーを食べる。
東京に戻って来たな。そして、なんだかんだいって東京在住で良かったなと思わせてくれるカレーです。
相変わらず全てが美味しいです。
もうそれ以外言うことはありません。
嗚呼。。。

ちなみに限定カレーのレパートリーは90を超えたそうです。
100到達も時間の問題。

100個目の限定も気になるし、99個目も101個目も、200個目も300個目も1000個目も、全部気になります。
きっと全部が美味しいんですから。

最近また行列がハードになってきていますが、これからも無理しすぎない範囲でお店を続けていただきたいですね。
魯珈の限定カレーは週替わりで、基本的にメニューが過去とかぶることがほとんど無いので、限定カレーを食べる為には毎週通わないといけないのですが、裏技的にメニューが入れ替わる水曜の昼に行くと、前の週のカレーもいただける場合があります。いただけない場合ももちろんあるんですが、あったらラッキーですね。

というわけで恒例の限定まとめ。

・2種カレー(ラム。マラバール風真鱈のタマリンドカレー)
タマリンドカレーということで酸味系。
あえて酸味系ビンダルー仕立てのラムと合わせてみると、ベクトルの違う酸味なので酸味の広がりが出て実に爽やかな美味しさになりました。

・ゴーヤと豚ばらの薬膳カレー(ぷち)
ゴーヤのように癖のある野菜はカレーと合いますね。
豚と合わさることによってゴーヤチャンプルー的に。ヘルシーで美味しいです。

・冷やしサンバルfeatとろろ&豆腐(ぷち)
酷暑の夏の冷やしカレー!
さっぱりとしていて、豆腐が良い感じ。具合悪い時でもぺろっといけちゃうやつです。

・麻婆茄子カレー葱焼豚アチャール添え
魯珈の中華カレーにハズレなし!!!
今日から28日までいただけます。付け合わせの葱焼豚アチャールはシンプルなスパイス使いで中華料理的仕上がり。カレーとの相性も良いです。


毎回違って毎回美味しいのですから困ったもんです(嬉しい悲鳴)。
並んででも食べたいカレーなんですよね。
限定メニューまとめです。

・ろかプレート(中華風春雨咖喱)
魯珈の中華系に外れなし! 何回でも言います。
麻婆豆腐、麻婆茄子のカレーは他でもありますが麻婆春雨のカレーは初めて見ました。
完璧な美味しさです。

・2種カレー(ラム、ゲーンパネンヌア)+るうろう煮玉子
なんだか久々な気がするタイカレー系。
ヌア、つまり牛肉なところがポイントで、優しい美味しさでした。パネンはヌアが好きです。

・ろかプレート(タコと茄子の辛口トマトカレー)
今までの魯珈でありそうでなかったイタリア系。
あっても僕が食べてなかっただけかもしれませんが、これ、美味しいですねぇ。
トマトとバジルのカレーは夏にぴったり。
タコの火入れが絶妙なのも忘れてはいけません。

・2種(ニルギリチキンカレー、ラム)+るうろう煮玉子
最近見かけることが増えてきたニルギリ。南インド料理で、パクチーやミントを使う緑色のカレーです。
こういうオーセンティックなカレーも時折出してきて、それがちゃんと美味しいのが魯珈の凄み。

どれを食べても本当に外れがないのは凄い事。
凄く美味しいか、とんでもなく美味しいの2つしかありません。
普通に美味しいすら無いんですよ。
奇跡的なお店だと思います。
限定まとめです。

・ろかプレート(担々咖喱BLACK)+インディアンチャイニーズ辣油
魯珈の中華カレーにハズレなしなのですが、また一段とレベル上げてきて大当たり!
坦々カレーだけでもビシっと決まった美味しさなのに、インディアンチャイニーズラー油の新バージョンも追加するとバシっと決まって、逆転満塁ホームランクラス! 凄い!

・2種(アチャーリーししゃもカレー、激辛ラムキーマカレー)+るうろう煮玉子
毎週水曜日に週替わりメニューが一新する魯珈ですが、水曜ランチは前週のカレーが食べられることもあります。
というわけで前の週のアチャーリーししゃもと、この週のラムキーマ。
酸味が心地よいアチャーリーにししゃもが合います。
ラムキーマも攻めた辛さで美味しいです。
限定2つ食べられる日はなんだかラッキーな気持ちになりますね。

・ラッサム風キーマ、魯肉(テイクアウト)
忙しかったのでテイクアウトで。テイクアウトだとろかプレートができないんですが、カレーと一緒に魯肉のあたまだけお願いして自分で魯珈プレート的に。
ラッサムキーマの酸味、辛味に、魯肉の甘味が加わって味の三重奏!
エリック・クラプトン、ジャック・ブルース、ジンジャー・ベイカーのごとく!

毎回感動できるお店ってそうそうありません。
本当に凄いなぁ。
好きです。とっても好きです。

限定カレーまとめです。

・2種カレー(ラム、南インド風ダル)+るうろう煮玉子
ダルはダルでもお麩入り。しかも豚肉も入ってて豚汁的。ダルとしては結構辛めでそれもまたない巣バランス。味噌汁的でありながらも主役はれる美味しさのダルでした。

・2種カレー(ラム、ポンディシェリ風 帆立のココナツカレー)
ココナツカレーなので甘めと思いきやしっかりした辛さ。帆立が大きくて美味しい!
かなり高品質な帆立が2つ入って2種カレーが1000円しないって凄いですよ。

・ろかプレート(骨付きカシミールチリチキンカレー)
激辛の範疇に入れても良い辛口カレー。大汗かいてデトックス。
魯珈の激辛はすっきりするんです。

・ろかプレート(梅と蓮根の羊白湯キーマ)
かなり大阪的な創作系。梅干が実に良い味変アイテムとなっていて、わさび菜も爽やか。
大阪にありそうで大久保にしかない絶品です。

毎回外れなしというのが本当に凄いですね。
来週以降も楽しみでなりません\(^o^)/
2018年も引き続き通っています。
週替わりの限定メニュー、全部食べることができているわけではないのですが、現状1種類以外は何とか食べることができています。
仕事の関係で行けない時以外は全て行っているのですが、仕事をやりくししてでも行きたいお店ということです。

2018年の限定メニューを簡単にまとめます。

・2種(スパイシーポークカレー、ラム)+るうろう煮玉子
ポークは爽やかな辛さ。スパイシーといっても辛すぎず、食べやすいです。豚肉の甘みが引き立って美味しかったです。

・ろかプレート(ゲーンキョウワン)
タイのグリーンカレーの魯珈バージョン、わさび菜がポイント。これによって深みと、辛さの変化が出て面白く、美味しかったです。

・ろかプレート(中華風キーマ咖喱)
花椒ビシバシきかせた麻カレー。これ以上きかせたら舌が麻痺して味がわからなくなる一歩手前の所で止めてあるさじ加減は流石! また食べたいです!

・2種(菜の花と鶏せせりのサグカレー、クリーミィ野菜コルマ)+るうろう煮玉子
菜の花と鶏せせり。マイルド版の限定カレーです。これもただマイルドにしてあるだけではなく、菜の花の美味しさをしっかりと感じさせる優しい美味しさでした。

・薬膳黒ビーフカレー+るうろう煮玉子
魯珈の限定カレーの中ではトップ3に入る辛さではないでしょうか。以前出していた薬膳ビーフとはまたちょっと違って、ブラックペッパーがガツンときいてくる刺激的な美味しさ。それでいて食べていくうちにデトックスできて具合が良くなってくる文字通り薬膳!

どれをとっても最高なんです。
本当に凄いお店です。
2017年、僕が一番回数通ったお店はどこかといえば魯珈さんです。
昨年末にオープンし、最初から美味しかったのですがどんどん美味しくなっていって本当に毎回びっくりするし感動するしで。

魯珈納めということで最終営業日前日に行ってきました。

オープン15分前に到着したものの、既に長蛇の列!
並び方のルールが変わって、建物の外まできたら左右に伸びるのではなく階段降りていく形に並ぶようになったんですね。
その階段を折り返すくらいまで並んでいたんです。
いやはや凄い人気。恐れ入ります。

仕事前の訪問だったので食べられるかどうか微妙なところだったんですが、えりさんの神がかった手際の良さによってギリギリ間に合いました。凄い!

いただいたのはろかプレートで、カレーは限定の骨付きマトンカラヒ。
これまた美味しい!
魯珈の凄いところは、このようなインド的なカレーもちゃんと美味しいこと。
面白いメニューで美味しいのは、他にないものを作れば比較対象がないから割と印象に残りやすいというか勝ちやすいんですが、王道のメニューだと色々なところと比べてしまいますから。
マトンカラヒもインド料理の王道。
それがちゃんと美味しいって本当に凄い! そしてこれが魯肉と合わさって1000円しないって凄すぎる!!
安いということも魯珈さんの凄いところですね。

オープンから1年で東京を代表するカレーのお店のひとつになったのは、その味もさることながら、店主であるえりさんの人柄も大きいと思います。

1年間お疲れ様でした! 来年もよろしくお願いします!!

魯珈の店主えりさんと出会ったのは飯田橋の咖喱人でした。
ふらりと一人でカレーを食べに行くと、カレー仲間がそこにいて「久しぶりです!」なんて言ってたら「こちらの女性も今度カレー屋を出すんです」と紹介されたのがえりさん。

そんな縁もあり、オープン初日に行ったのがちょうど一年前ですか。
時がたつのは早いものです。

初めて行って一度で気に入り、以後ちょくちょく通っていました。
行くたびに美味しくなるという目覚ましい進化にも感心していたんですが、半年記念の限定エチオピア風カレーを食べて感動。
10年以上前の、今より確実に美味しかったエチオピアの味を再現してくれていて、20年以上前からのエチオピアファンである僕の心を鷲掴みに。

そこから通うペースは格段に増え、毎週行きたいところですが仕事の関係もありそこまで行けないでいながらも、月に2~3回は通っています。

そんな大好きな魯珈の1周年記念メニューは、半年記念で感動したエチオピア風ポークカレー!
そして、魯肉飯とカレーのあいがけ的ろかプレートが+100円で羊肉咖喱飯になるという!!
さらには魯肉ビリヤニまで!!!

これでもかと言わんばかりの激烈コンボです。

以前えりさんとお話しさせていただいた際に、僕が最近中華系のカレーにハマっているんだという話をしたのですが、そこからのこれですから。
僕の好みド真ん中すぎてどれを食べれば良いのやら。

一度に全部食べてしまおうかとも思ったのですが、ビリヤニはテイクアウト可能とのことだったのでテイクアウトでお願いしました。

羊肉プレートはもう最高!
羊の中華風キーマというかドライカレーは花椒がビシっときいていて本当に美味しくて、これだけで食べてみたいなんて思わせるカレー。
そこに感動したエチオピア風で感動を思い出して感動!

やべぇ! 美味ぇ! 超美味ぇ!

美味しすぎてバカになりましたw
そして食べているうちになんだか感動してきて泣きそうになるほどに(^_^;)

僕が今までカレー食べて泣きそうになったのは、ここと荻窪トマトと銀座アーンドラダイニングの3つだけです。

以前えりさんとお話させていただいた際に、えりさんもトマトとアーンドラダイニングが大好きだと話されていたこともあったり、ふらりと食べに行ったカレー屋で偶然えりさんと遭遇したりと、とにかく個人的にカレーの好みが近いんだろうなと思っているんですが、だからこそのズバリドンピシャなカレーの数々なんですね。

魯肉ビリヤニも家に持ち帰って夜食べようと思ってたのですが、せっかくの炊き立てだったので待ちきれずに一口味見。
自家製のインディアンチャイニーズラー油がかかっていてそれがまた香ばしくておいしくて。
ビリヤニでありながら中華的。

やべぇ! 美味ぇ! 超美味ぇ!

一日で美味しすぎて二回もバカになれるなんて\(^o^)/

本当に凄いお店です。
個人的な好みにここまで近いお店というのは他にありません。
大好きです。

これからもお体に気を付けて、美味しくて楽しくて元気が出るカレーを作り続けてくださいませ\(^o^)/
一生食べ続けたいカレーです\(^o^)/
相変わらず定期的に通っています。
週替わりの限定カレーがどれも美味しそうで悩ましくて。
実際どれも美味しいからまた困ったもんです。
何が困るって、住んでいるエリアでもなければ仕事先に近いわけでもないので、これを食べる為だけに大久保まで行かなければならないということ。

個人的な話ですが仕事も定時できっちり終わる仕事ではないので、なかなか行くタイミングを作るのが難しいんですよね。
それでも何とかしてタイミング作って行きたくなるくらいに美味しいので、困るといっても嬉しい困り方ではあるんですが。

というわけでほぼ毎週行ってます。
最近のヒットは山椒香る! 豆腐と豚挽肉のキーマカレー。
つまり麻婆カレーなんですが、麻婆カレー好きな僕としても今まで食べた麻婆カレーの中でも1位の美味しさでした。
今までの限定カレーの中でもトップ3入る美味しさだったので、店主のえりさんにそれを伝えると、トップ2は何かと聞かれ、答えてみればなんと作者えりさんの中のトップ2とまるで同じ。
味覚が近いんでしょうね。
だからこそこんなにも魯珈が好きなんだなと納得しました。
2017年500食目のカレーはこちら魯珈さんで2種カレー。
レギュラーメニューのラムとチキンにるうろう煮玉子をトッピングしたたんぱく質三昧。

最近は週替わりの限定カレーの食べ比べが楽しくて、しかもどれもが美味しくて、それを頼むことが多かったのですが、このようなレギュラーメニューが確かな美味しさであるのが魯珈の強みですね。

今週頭までの限定カレーだったゲーンガリーもろかプレートでいただきましたが、こちらも申し分ない美味しさ。
タイカレー的でありながらタイカレーではなく、インド的スパイス使いの魯珈らしいアレンジ。

魯珈のカレーは本格的なインドカレーというわけではありません。
しかし、だからこそここでしか食べられない味であり、尊い存在なんだと思います。
オープン半年記念メニューとしてエチオピア風ポークカレーを出すと知り、何とか最終日に間に合いました。
エチオピアポークと野菜コルマに煮玉子トッピングでオーダー。

エチオピアポークはかなりの辛口。
エチオピアでいうなら20倍くらいの辛さだなぁと思いながら食べていると、店主のえりさんと他のお客さんがそんな話をしていて、ズバリその通りでした。
そして食べていくうちに10年以上前の本店の味を思い出してきました。

エチオピア、ある時期から少し味が変わったように感じたんです。
その前の味がしたんです。
誤解を恐れずにいうならば今のエチオピアより確実に美味しかったあの頃の本店の味に。

それをえりさんに伝えると「まさしくそれを目指しました!」と。
凄いなぁ。
その味というか雰囲気を出せるというのは本当に凄いことだと思います。

もちろんそのまんまの味ではないんです。
しかし、大学時代毎週のようにエチオピアに通っていた僕が当時を思い出したんですから、その雰囲気は出せているのは間違いないわけで。

こういうカレーを作らせたら天下一品だと思います。
何度行っても飽きないどころか、行く度にパワーアップしてる感すらある魯珈。
限定カレーがあるのも通っている人間としては嬉しいところなんですが、この日はカリサピとチキンカラヒの2種類の限定カレーがあるということで行ってきました。

限定の2種盛りでるうろう煮玉子をトッピングする個人的最強プレート。
カリサピはインドネシア的カレー。
サンバル(インドのではなくインドネシアのです)がついてくるあたり、流石ですしまたこれがちゃんと美味しいのが本当に凄いですね。
インドネシア料理店でも色々とカレー食べてきましたが、今までに食べたどのインドネシアカレーより美味しかったです。

チキンカラヒはパキスタン的ガツンとパンチの効いたカレー。
これまた最高!
スパイスガツン系が好きな方にはド真ん中160㎏の剛速球みたいなカレーです。

るうろう煮玉子がまた良いんですよ。ルーロー飯の肉がちょこっと乗っかってくるのが嬉しくて。

味がこれほどまでに良いというだけでも凄いのですが、店主であるえりさんの人柄がまた素晴らしいんですからもう何もいうことはありません。

これからも色々なカレーを楽しませてください!
なんだかんだ月に1回は行ってます。
ここにアップしていない時もあるので月2までは行かずとも、特に用のあるエリアでもないのですがここまで行くのはやはりこちらが気に入っているからです。

味もさることながら雰囲気も最高ですから。
この日は2種カレー。ラムと、期間限定のあずきと豚バラの辛口トマトカレー。
さらにるうろう煮玉子をトッピング。

ラムカレーは相変わらずの美味しさ。
あずきと豚バラも良いですね。あずきの甘味が辛めのカレーに引き立てられていました。
さらにるうろう煮玉子が実に良い仕事。
単純にゆで卵ではなく、魯肉飯の肉の中に少しつけて軽く煮てからのトッピングになるので、魯肉飯の肉もちょこっとついてきて実にお得感あります。

しっかりカレーを食べたい時はこのセットで決まりですね。
すっかり人気店、行列店となっていますが、タイミング次第ではたいして並ばずに入れることもあります。
この日は友人3人で行ったのですが5分程度の待ちで入店。ラッキーです。

いつもと趣向を変えて魯肉飯とぷちカレーなんてのも良いですね。
魯肉飯も最高に美味しいので、しっかりそれだけを味わうこともできますから。

あさりと菜の花のカレーが期間限定メニューであったのですが、これがまた最高に美味しかったです。
南インドと日本の融合的な。

単純にスパイスの使い方だけでは説明できない美味しさがこちらのお店にはあるように思います。
料理は愛情という言葉もありますが、まさしくその愛情に満ちたカレーなんだろうなと食べてて感じるんです。

現在えりさんはお怪我をされてしまっているようですが、一日も早い回復を祈っております。
無理せずにしっかり休んで、また美味しいカレーを食べさせてください!
すっかり気に入って通っております。
今回はろかプレートではなくしっかりカレーを楽しもうと、2種盛りにぷちカレー追加で。
2種盛りはラムと野菜コルマ。
期間限定カレーが長ネギのクートゥだったので、それをぷちで。
ウールガイもあったのでそちらも。

もうどれをとっても、何を食べても完璧に美味しいです。
野菜コルマはマイルドすぎず、茄子の食感が楽しく、クートゥは非常に優しく奥深い味。
ラムの美味しさも相変わらず。
ウールガイがまた混ぜると良いアクセントになりました。

期間限定カレーを色々と出してくれるので通っても飽きないのが嬉しいですね。
また行きます。
以前とあるカレー屋さんに行った時、カレー仲間が偶然そこに来ていて、その仲間に紹介されたお姉さんがいたんです。
「彼女もカレー屋やろうと準備しているところなんです!」と。
そのお姉さんが開いたのがこちら魯珈。
オープン初日に行ってきました。

夜は混雑しておりちょっとの並びが。
待っているとお姉さん、わざわざ店の外まで来て「少々お待ちください」と。僕のことを覚えてくれていました。嬉しいですね。

少し待って入店。店内はカウンター席メインの細長い不思議な空間。
看板メニューのろかプレートをいただきました。
ろかプレートは魯肉飯とカレーのあいがけ的メニュー。
こちらのお姉さん、エリックサウスで修行されていた方なので、カレーは南インド的。
そして魯肉飯については、さらに昔に鬍鬚張魯肉飯で働いていたこともあるそうで、そこで覚えたんだとか。

カレーと魯肉飯の組合せというと渋谷のケニックカレーを思い出しますが、こちらはカレーも魯肉飯も違う方向性であり、違う出自なので面白いです。

ろかプレートは通常950円で、カレーは選べるのですがラムのみ+100円。
ラムを選んだので1050円となりました。

食べてみるとまず魯肉飯は実に優しい味。それでいてちゃんと印象に残るバランス感。
付け合わせの高菜がまた個性的で、マスタードオイルを使ってネパール的ベクトルに向けて仕上げたものとなっていました。
そしてこれが魯肉飯にもカレーにも実に合うんです。
その二つを上手につなげる架け橋的にもなっていて。
いやはや素晴らしいセンスですね。

ラムの美味しさも期待以上。エリックサウスの味そのものではなく、魯肉飯と合わせた時にどちらがどちらに消されることのないように考えられた絶妙なバランス感。
単体で食べても美味しく、魯肉飯と合わせてもまた美味しく、一緒に食べれば新たな美味しさ。
副菜が色々と少しずつつくのも最近のトレンドを押さえていますし、とにかくセンスの良いカレーだと思います。

これは人気出ますよ。
他のカレーも食べたいので、まずは全メニュー制覇しに行かないと!
定期的に通っていきたいお店です。

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2016年12月

仕事の合間に近場で時間ができたのでダッシュで行ってきました。
ろかプレートを今回はチキンで。
ぷちカレーで限定のほうれん草とアボカドのカレーをいただきました。

ろかプレートは既に盤石の美味しさ。
以前行ったのがオープン初日だったのですが、少し落ち着いてきたからか、以前よりも特に魯肉飯のクオリティが高まったように思いました。
プチサイズで頼んだほうれん草とアボカドのカレーも面白いです。
サグパニールのパニールの代わりにアボカドというアイディア。女性らしくて良いですね。
もちろん僕のようなおじさんが食べても美味しいカレーでした。しっかりサグ感あるのが良いです。

すっかりお気に入りなのでまた近いうちに行こうと思います。

  • ろかプレート(ラム)
  • 2種(渡り蟹のココナッツカレー、ジンジャーカルダモンキーマ)
  • ろかプレート(酸菜白肉咖喱)

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3位

月と亀 (朝倉市その他 / インドカレー、インド料理)

1回

  • 昼の点数: 4.9

    • [ 料理・味 4.9
    • | サービス 5.0
    • | 雰囲気 5.0
    • | CP 4.8
    • | 酒・ドリンク 4.8 ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥1,000~¥1,999

2018/03訪問 2018/03/29

秋月だからこその絶品和風南インドカレー

出会いは東京の下町、森下の上亀。
ふと通りかかったらカレーの文字を発見し、食べてみたらこれが絶品!
和風南インド料理という、当時は他に無かった独創的なスタイルでありながら、オーセンティックな南インド料理好きさえも感動させ、カレーといえばおうちのカレーという初心者には新たなカレーの扉を開かせるという凄まじいお店でした。

瞬く間に人気店となり、行列のたえないお店となっていたのですが突如閉店。
そしてこちら福岡県は秋月に移転し、月と亀としてオープン。やはり人気店となりました。

そして時を経て、色々なタイミングが重なり、また東京へ。
堀切菖蒲園のコーヒーローのシェフとして東京に戻り、新たなファンを増やしていたところでまたもや突如オーナー事情によるやむをえない方向転換で福岡へ戻ることに。

シェフの小松さんは本当に優しくて素敵な方なのですが、だからこそ周囲にふりまわされてしまうこともあるのでしょう。
それゆえの紆余曲折なのですが、どの地に行っても人気店となるのはやはりその確かな腕と、素敵な人柄あってこそ。
僕も大ファンのひとりです。

今回はこちらに行く為に九州まで行ってきました。
公共の交通機関で行くにはなかなかのハードルの高さですが、そこまでしてでも行く価値があるお店なのはわかっていましたので。

古民家を改装した雰囲気のあるお店は居心地が良く、リラックスできます。
いただいたのは筑前インドスペシャル定食。
カレーは鯛のつみれカレーとポークビンダルーをチョイス。
通常2種盛りなのですが、やはりここは名物のあさりカレーも加えないと!

料金追加で柔軟に対応してくれるところもまた嬉しいです。

食べてみれば相変わらずの絶品!
いや、東京時代をしのぐ超絶品じゃないですか!!

上亀にしろコーヒーローにしろ、十分以上に美味しかったんです。
それが月と亀では十二分以上に美味しいのですから恐れ入ります。

小松さんに「こっちの方が美味しいじゃないですか!」と言うと、「水の違いですかね。東京では水が違うので色々と工夫しないと美味しい味にならなかったのですが、秋月は水が良いので味がスッと決まるんです。」と。

東京在住のファンとしては、またいつか東京で再開してほしいと思う気持ちがあるのですが、この味を食べてしまったら、ここで頑張って欲しい気持ちにもなって。
いやはや凄まじいです。

食後の豆乳チャイも美味しくて、奥様とのコンビネーションもばっちり。
本当に素敵なお店だなぁ。

これを食べる為だけに遠路はるばる行く価値のある名店です。
わざわざ行って良かった\(^o^)/

  • 筑前インドスペシャル定食(鯛のつみれ、ポークビンダルー)
  • あさりカレー
  • 豆乳チャイ

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4位

Spice&Dining KALA (筑豊中間、東中間 / イノベーティブ、インド料理、フレンチ)

5回

  • 夜の点数: 4.9

    • [ 料理・味 5.0
    • | サービス 5.0
    • | 雰囲気 5.0
    • | CP 4.7
    • | 酒・ドリンク 4.7 ]
  • 昼の点数: 4.6

    • [ 料理・味 4.6
    • | サービス 4.6
    • | 雰囲気 4.6
    • | CP 3.9
    • | 酒・ドリンク 4.2 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥15,000~¥19,999 ¥4,000~¥4,999

2020/11訪問 2020/11/30

深淵なる宇宙

この日は特別に前半はモダンインディアンのプチコース、後半は7周年ミールスの品数少し減らしてもらった形というスペシャルな内容となりました。

コースの中で特に素晴らしかったのが白甘鯛のポワレ。
鱗もついてサクっ、パリっとした皮にフワっとした身。
火入れ加減が本当に絶妙でほのかなピンク色混じりの白。

魚自体の美味しさもありますがソースがまた素晴らしい。
フレンチ的ソースにインド的アチャール液が混ざり、これぞモダンインディアン。
とにかく美味しいです。

そして7周年ミールス。
通常はこれより品数が多いというのですからとんでもないですね!

これだけでも十分の内容。
基本ベジミールスでオプションつける形ですがベジだけでも満足度高すぎます。
シンプルに王道の南インド料理と思いきや、韓国料理のナムルを忍ばせたりする面白さ。
驚いたのがキャベツのトーレン。
生のようにしゃきしゃきなんです。しかし生ではない。聞いてみると低温調理で仕上げたんだそうで。
凄い!

本来KALAの持つ両輪であるモダンインディアンと南インド。
堪能させていただきました!
様々な言葉を使い、様々なカレーやカレー的なものをレビューしている僕ですが、時々言葉を失うことがあります。
そういう時はいつだってヴィトゲンシュタイン先生の有名な“Wovon man nicht sprechen kann, darüber muss man schweigen. ”つまり、「語りえぬものについては沈黙しなければならない」という言葉が頭に浮かぶのです。

今回もまさにそれ。
といってそれで終わるわけにもいきません。
どうやって書こうかな…

とにかく今回は夜のおまかせコースをいただきました。
コースはリクエストに応えてくれるのですが、あえてのおまかせで。
予算は諸々込みの2万円以内でお願いしました。

値段を言うなら17500円でした。
金額だけで言うなら日本のインド料理系のお店としては最も高いのかもしれません。
しかし、金額だけで何がわかるのでしょう。

KALAのコースはひとつひとつの食材のレベルが驚く程高いのです。
例えば本マグロと島らっきょのタルタル。
上質なマグロ、キャビア、マイクロハーブの九条ネギなどを使っており、それだけ聞いても高級食材ばかりであることがわかるかと思います。
つまり、材料の原価からして高いわけです。

よく良い魚を刺身以外の食べ方で食べると「もったいない」なんていう人がいますが、僕の考え方からすれば、そのまま食べるのも良いけど、確かな腕とセンスによってそれ以上に美味しくなるのであれば当然手をかけた方が良いということになります。
そしてKALAのボスにはそのセンスと技術があるのです。
僕が今まで食べたマグロ料理の中で一番美味しかったのがこれですから。

お前カレーしか食べてないだろと思われるかもしれませんが、僕の実家は築地の近く。
魚市場で働く人も多く、そんな人達が集まる家で育ち、プロが集まって刺身を用意するような家でした。
つまり子供の頃から毎日のようにレベルの高い刺身をいただいていたわけです。
そのせいで学生時代に友達と初めてごく一般的な回転寿司を食べに行った時、なんだこれ不味くて食べられない!と思ったりしたくらい。
そんな贅沢舌になってしまった僕にとっても一番だったわけです。

素材の良さと技術だけではありません。
KALAが凄いのは「これ美味しいですね! 何を使っているんですか?」と聞くと、いとも簡単に種明かしをしてくれるところ。
材料のみならず、簡単に作り方まで教えてくれる。
そこがまた楽しいのです。

そしてやはり最後に感じるのは優しさ。

KALAのボス、口が悪いです。
毒舌家です。
でもね、その奥底には愛があるんですよ。

僕は江戸っ子なのですが、地元の爺さん方はみんな口が悪いです。でも、みんな優しいんです。
ボスもそんな感じ。
憎まれ口の中に愛があることに気づかない人には、ただただ怖い人でしょう。
そして素材の良さ、技術、センスに気づかない人には、ただただ高い料理でしょう。

ボスは優しいので、そういう人たちに向かないお店ですからねと教えてくれています。
「不慣れな人にはまずい店」というキャッチコピーにはまさにその優しさが含まれていますよね。

多くの人に向ける商売もあるでしょうが、少数の人にしか向けていない商売と言いますか、お客さんを選ぶ商売というのもあって当然なのです。
KALAは確かに客を選ぶ店かもしれません。
しかし、選ばれた客は皆、最高に幸せな気持ちになれる料理とお酒を出してくれますし、おもてなしをうけることができるのです。

僕のような庶民には17500円の晩御飯というのは贅沢すぎてそうそう滅多に食べられるものではありませんが、食べることができて良かったと思える体験でした。
またいつかおまかせディナーを堪能できる日が来ますように。
KALAに行くのもこれで3回目。
そろそろ夜に行きたいと思っていたのですがスケジュール的に昼しか空いておらず。
ボスからリクエストを聞かれたので、以前出していたのをSNSで見て、食べたいと思っていた麻婆カレーをリクエストしました。

するとボス、通常は夜しかやらないスペシャルコースを、昼でも特別にやってくれました。
嬉しい\(^o^)/

まずはチコリのアニスバターから。
この先を期待させるシンプルで上品な美味しさ。バターの風味と最低限のスパイスで食欲を刺激させます。

そしていきなり出ました!
トラフグのマラバール!!
これぞKALA節全開の絶品!
トラフグのあらでフュメをとり、それをマラバール仕立てに仕上げた逸品。
ふぐの身は極厚カットで半生!
そして骨付きの身はしっかり火を通してあって、実に考えられています。

今までふぐは薄い刺身かフライでしか食べたことがありませんでしたが、こんなにも美味しいものなんですね。
極力おさえた塩気。
そしてマラバールとしては意外なほど立った辛さ。
この振り幅も予想外すぎて笑っちゃいました。でもそれが合うんだから凄い。

ピータンのピックルは揚げの上に乗っていて低糖質。
僕の体のことも考えてくれるなんて。。

金針菜のチェティナードも面白いですね。金針菜は通常チェティナードには使わないのですが、これも中華に寄せてくれたからこそ。
ヘルシーで美味しい。

そしてメインの四川麻婆カレー。
凄まじいマーとラー!
四川唐辛子を使用するこだわりよう。そして石焼スタイルというのがまた面白い。
KALAの魅力は繊細さと振り幅の広さだと思っていたのですが、これは繊細とは真逆。
攻め攻めです。
でもやっぱり美味しい。

いや、美味しいのその上の段階なんですよ。
面白いし、楽しいし、幸せだし。

こういう料理を食べるとレビューする意味について考えさせられます。
だって食べなきゃ絶対伝わらないんだもの。

やっぱり凄いです。本当に。

※うかがったのは昼でしたが夜のメニューを特別に昼に出してくれたということで、夜のレビューとさせていただきました。
「不慣れな人には不味い店」という個性的な張り紙。
その下に「食べることがつらくなる店」というものも追加されていました。
出口には「一度食べたくらいで理解できるほどあなたたちはグルメじゃない!」と。

そう。
まさにその通りです。
そしてKALAというお店は特にそうなんです。
とにかく深い。
一度食べただけでもある程度の知識と経験があれば美味しいということは理解できると思います。
ただ、その美味しさの本質を知るには、二度三度と通っていかないといけないお店です。

今回のメニューはサマーミールスでした。
前回とは違うスタイルです。

これにスペシャルのおまかせを2つ程お願いすると、ふるの牛のレアピックルと、佐賀牛トモサンカクのペッパーフライが追加されました。

ハイボールをいただきながらレアピックルを食べてみれば、なんという美味しさ!
いきなりガツンです。

前回食べた料理はどれも上品で優しく、気品のある美味しさだったんです。
食べていくうちにじわじわと美味しさに包まれるような。
しかし今回は最初からガツンときました。

スパイス感ももちろんですが、酸味の使い方が完璧。
これによって肉の旨味が引き立つんです。

カレー作りをしている際、どうにもぼやけた味になってしまう時、塩を強めにするとなんとなく食べられるようになったりすることがあるのですが、塩に頼らないのがKALAの凄さ。
そうじゃなくても美味しく仕上げることができるのは、知識とセンスと技術全てが兼ね備えられているからこそでしょう。

続いて佐賀牛トモサンカクのペッパーフライ。
トモサンカクといえば言わずと知れた牛の希少部位です。
焼肉好きなら誰もが知るところでしょうし、それほど焼肉に詳しくない僕でも知っている部分。

これをペッパーフライに仕上げていると聞くと、普通の焼肉好きなら「もったいない」という人も出てくるかと思います。
しかし違うんです。
シンプルな味つけで素材の旨味をうんぬんかんぬんという気持ちもわかりますよ。
でもね、KALAにかかると違うんですよ。
シンプルな味付け以上に美味しくなっちゃってるペッパーフライ。
トモサンカクの味がスパイスで立っていて。やはり塩気は控えめでありながら、完全にぼやけの無い美味しさ。

どちらもまさにスペシャルだったわけですが、とどめのサマーミールスがまた凄くて!

パイナップルラッサム、ウチワサボテンのアヴィヤルなど、夏が旬の素材を色々と使っているミールス。
全てが美味しく、混ぜていく程に美味しくなるのはKALAの真骨頂ですが、この中にある魚のスパイシーソテーが凄かった!
魚はメヒカリでしょうか。
これがソテーという以上に揚げ焼き的になっているんですが、これとキウイのチャトニーを合わせるという発想がまず凄い。
程よい甘味と酸味により、タルタルソースのようにもなっているチャトニーが実に魚と合っていて美味しいのなんの!

ここまでくると語彙力を失います。
凄いしか出てきません。

食後にコーヒーをいただきながらしばしボーっとしてしまいました。

凄い魔法使いだと思っていたら打撃の攻撃力もとんでもなかった。
最初に戦った時には魔法だけで負けていたから気づかなかった。
そんな感じの。

KALAは深淵なる宇宙です。
ニーチェの言葉に「深淵を覗き込む時、深淵もまたお前を覗き込む。」というものがあるのですが、まさにそんなカレー。
己が問われる美味しさといえましょう。

また行った際にはまた新たな発見があるんだろうな。
そんな風に思わせてくれる、深淵のごとき名店です。
北九州の中間に凄いカレーを出すお店がある。
常々話に聞いておりました。
しかし東京在住の僕にはなかなか行くチャンスがなく。
今回念願かなって初訪問となりました。

行ってみると噂のボス。気さくに歓迎してくれました。
そしてサポートするのは噂のカレー高校生。
この時点で凄いですw

まずはベジタリアンミールスを注文。
追加でマトンコランブとチキンチェティナードを頼むと、ボス曰く「それはたいして美味しくないよw 肉好きなら肉をひとつ頼むのは良いと思うけど、もうひとつは魚が良いんじゃないかなぁ。アマダイとか。これは美味しいから。」と。
ぶっちゃけすぎですw

とはいえ、肉好きであることと、美味しくないわけはないんだろうと、マトンコランブは死守。
おすすめのアマダイのプットゥも合わせていただきました。

まずはべジミールス。
何とも華やか!
ひとつひとついただいてみると予想以上に薄味です。
しかし、これは狙って薄くしているわけで。
ミールスは混ぜていただくものなので、最終的に混ぜて味が完成する料理です。
混ぜてみればやはりそのとおり。
程よい味に仕上がりました。
これを計算しているんですから素晴らしいですね。

店頭に「不慣れな人には不味い店」とい書いてあるんですが、ミールスをわかっていない人にはそう感じる場合もあるかもしれません。
決して不味いわけではないんですよ。ただ、ガツンとくる味ではなく、じんわりと美味しさが体の隅々にいきわたるタイプなので、色々なお店で色々なカレーを食べたことがある人じゃないと、この凄さは確かにわかりにくいかもしれないです。

続いてマトンコランブとアマダイのプットゥ。
こちらを食べてみれば最高じゃないですかこれ!

マトンもアマダイもミールスも、すべてについていえることなのですが、まず素材が良いんです。
だからこその必要最低限のスパイス使いであり、味付けなんです。
そうすることによって素材の美味しさが一番最初に来る。

スパイス感を最初に立たせてインパクトある味にするカレーもあります。
しかしこのように素材の味を一番前に立たせるのは、かなりの腕と知識がないとできないこと。

お値段もそれなりにするんですが、それも十分納得の美味しさでした。
カレー好きなら一度は食べておきたい名店です。

  • (説明なし)
  • (説明なし)
  • 本マグロと島らっきょのタルタル

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5位

Kalpasi (千歳船橋、経堂 / インドカレー、ネパール料理、スリランカ料理)

9回

  • 夜の点数: 4.8

    • [ 料理・味 4.9
    • | サービス 4.9
    • | 雰囲気 4.9
    • | CP 4.8
    • | 酒・ドリンク 4.8 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥3,000~¥3,999 -

2019/03訪問 2019/03/31

わざわざ飛行機に乗らなくてもカルパシに行けば良いのではないか

カルパシのダルバートは凄いと聞いておりました。
ダルバートに限らず、全部凄いんですけどね。
ダルバートは本当に凄いと。

ダルバートとはネパールのカレー定食。
僕はダルバート大好きでして、ネパールまで食べに行ったこともあります。
カルパシのダルバート週にやっとこさタイミング合いまして、初カルパシダルバートとなりました。

結論から言いますと、ネパール本国の名店に負けない美味しさなのだから本当に凄いです。
ネパールの一流シェフの作るダルバートと、カルパシのダルバートはちょっと違います。
カルパシのダルバートは日本人が作っているので当然なのですが、ベクトルは違うものの美味しさのレベルは本当に同じ。

郷土料理はその地方に行って食べるのが一番美味しいと思っているのですが、そういう意味ではネパールで食べるネパール料理と同じくらいに美味しいものが日本で食べられるというのは奇跡ではないでしょうか。

他のメニューもカルパシで食べると全部そうなってしまう。

飛行機乗って海外行くより、確実に美味しいものが食べられる奇跡のお店です。
先週のチャイニーズターリが衝撃的な美味しさ。
1週のみの予定が反響大きく2週にわたってやることになったと知り、この為に仕事を調節。
2週連続の予約となりました。

基本的には前週とほぼ同じですが、青梗菜が冷やし中華的なミニサラダにチェンジ。
これが昔ながらの町中華の冷やし中華的雰囲気を感じさせ、21世紀感の中に20世紀感をあえて入れることによって気持ちの変化というかゆすぶられ方がまた大きくなって、とにかく感動です。

スターターもマサラ回鍋肉にチェンジ。
こちらもなんと美味しいことか!

回鍋肉にスパイス合わせるというのは他では見たことがありません。
基本的に醤とスパイスは相性が良くないというか、合わせてどちらも引き立つバランスを取るのが非常に難しいものなのですが、見事な引き立ち具合。
これ、バスマティライスに乗っけてマサラ回鍋肉丼にして食べたい!

前週と同じものでも牛バラは辛さをさらに立たせ、サンラータンは酸味をさらに立たせることによって前週以上にエッジの効いた仕上がり。そしてまとまり。

杏仁アイスでまたも昇天。

凄まじすぎる。

限定メニューでしたが反響が良いことからいずれまたやるつもりとのこと。
是非そうしていただきたいです。
遂にカルパシで中華カレーが!
事の発端は魯珈とカルパシの合同周年祭。
トラブルあって第三部のみカルパシのカレーが出せなかったんです。

そこでカルパシのカレーを楽しみにしていた人に為に、またこのカレーを食べられる機会は作ってもらえないかと聞いてみると、「翌週やります」と即決。
このあたりの決断の速さと行動力は流石カルパシ。

そんなわけで行ってきました。
中華カレー好きでカルパシ好きとしては、これを食べずに死ねません。

カレーは周年祭でも出した牛バラ中華カレー。
それに野菜カレー、酸辣湯ラサム、ウーロン茶チキンカレーという独創的ラインナップ。

前菜はセミヤのビーフン。
南インドで使うセミヤでビーフンを作るという発想が流石カルパシであり、中華に造詣があるわけでもないのにこの美味しさというのが本当に天才的。

メインへの期待度を高めた上でチャイニーズターリ。
牛バラ中華カレーは合同周年祭で食べたものよりレベルアップした美味しさとバランス感。
転んでもただでは起きません。

野菜カレーは八宝菜的アプローチ。優しい美味しさが身体に染み渡ります。
酸辣湯ラサムはしっかり酸味ありつつ溶き卵でマイルドになっていてちょうど良い塩梅。
そして一番驚いたのはウーロン茶チキンカレー。
なにこれ美味しすぎる\(^o^)/

ウーロン茶の苦味を美味しさに活かしたカレー。
デリーのカシミール的な雰囲気もありつつ、それとまた全く違うものにしているのは長葱の存在でしょう。
鶏肉の旨味とスパイスを吸い込んだ長葱が美味しいのなんの!!

そしてとどめの杏仁アイス。
美味しすぎて気絶するかと思った。。。

とんでもないです。
流石カルパシとしか言いようがありません。
こんな中華カレーあったのかと。
いや、なかったんでしょうが、作り上げたカルパシに心から拍手を送りたいです。

この週だけの限定メニューの予定だったそうですが、反響の良さから二週連続で出すことになったようです。
そのままレギュラー化して欲しい絶品ターリでした。

個人的に今まで食べたカルパシの料理の中で、これが一番好きです。
土用の丑の日に鰻を食べに行きました。
カルパシに。

鰻カレーがメニューに入ってたんですよ。
カルパシは何を食べても美味しいのですが、個人的に最もカルパシの真骨頂だと思っているのがジャパニーズターリでして。
そのジャパニーズターリの中に鰻カレーがあると聞いたら、仕事の予定も何とか無理やりでもやりくりして行かないわけにはいきません。

無理して行った甲斐はおおいにありました。

ココナッツベースのカレーの中に鰻の蒲焼が入っています。
鰻をカレーにするとしたらココナッツだと思うんですよ。
南インドの魚カレー、ミーンモーリーを思い浮かべれば、そのアイディア自体はそこまで斬新なわけではないのかもしれない。

ですが、その発想をここまでハイレベルで実現できる人はそうそういません。
クロちゃん凄いなぁ。天才だなぁ。

この鰻カレーは毎年食べたい逸品です。
原価など考えると相当大変かと思いますが、来年もやってくれたら嬉しいメニューです。

カルパシでは初のバナナリーフミールスにありつけました。
ミールスも色々と食べてますが、流石カルパシとしか言いようのないミールスです。

基本は優しく、でもぼやけてなくて随所にパンチもあり、オーセンティックでありながら個性もある。
カレー界の優等生ですね本当に。

ヤングコーンのグリルをつけてくるあたりもニクイ!

そしてミルクとクローブのジェラートがまた!!!
結構しっかり目にクローブきいているんですが、ミルクの優しさで最終的に程よいんです。
甘すぎないのも良いですし、この溶け具合というか固まり具合というか、それも絶妙で。

やっぱり凄いお店です\(^o^)/

この日のメニューはフリースタイルターリでした。
何を食べても美味しいカルパシですが、フリースタイルとなると何がフリーなのか。

まずカレー。
マトンキーマに青山椒使っているあたりがフリースタイル。
そしてこれがちゃんと活きている意味のある美味しさなのが流石。

ゴビマンチュリアンもインド人の作るインディアンチャイニーズを超えた美味しさでした。
インド人も中国人も油を使う量が半端無い民族ですが、そのあたりが控えめだからこそさっぱりした美味しさになっていたのかもしれません。

副菜のポリヤルもバター醤油を使うフリースタイル具合。

楽しいですね。
そしてちゃんと美味しいから素晴らしいです。

個人的にカルパシは日本一のアイスクリーム屋でもあると思っているのですが、今回のアイスも最高!
ねっとりしたバナナの芳醇な甘味にアマレットの別ベクトルの甘味が加わるのですが全くしつこさはなく、甘さが立体的になります。
そしてそこにグリーンカルダモンで爽やかさを演出。
これだけ1リットルくらい食べたいなぁw

この日も大満足でございました。

3月から食べログマガジンで「カレーおじさん\(^o^)/の今週のカレー」連載させていただいております。

最新の記事でこちら紹介させていただいたのでリンクしておきます。

https://magazine.tabelog.com/articles/38091

基本的に毎週更新で、その週(締め切りから締め切りまでの1週間)に食べたカレーの中で特に印象に残ったものを紹介させていただいております。
フォロワーの皆さんからしたら内容がかぶっているということもあるかもしれませんが、こちらの連載で取り上げさせていただいたお店については、僕の特にお気に入りということでもありますので、よろしければ合わせてご覧いただけたらと思います。

久しぶりのカルパシ。
今回は1人で行きました。
仕事柄なかなか先の予定が立てにくいので予約してキャンセルしてしまうことになったら申し訳ないなと、なかなか予約できずにいたり、あるいは予約受付時間に仕事していたりして予約できなかったりということが多くて。

とにかくやっとチャンスが巡ってきたということです。

今回のメニューはウエストインディアンターリ。
スターターはマサラオムレツ。
デザートはキウイフルーツのソルベというラインナップ。

カレーはどれもこれも絶品!
例えばポークヴィンダル-は基本的にオーセンティックな路線でありながらも、カルパシならではの美味しさであり、他のどのお店とも違う美味しさになっています。
やはりカルパシならではの美味しさのカチュンバルと合わせると新たな美味しさが生まれます。
酸味と酸味が合わさって別の酸味になる面白さ。

さらにはデザートのキウイのソルベも酸味が印象的な美味しさであり、この酸味の変化していく様はきっと狙ってやっているんでしょうね。凄まじいセンスです。

カレーやデザートの美味しさはもちろん、ご飯の炊き具合も完璧なんですよ。
最初から最後まで凄い!

お値段もそれなりにしますが、お値段以上の満足感を確実に得られるのでむしろ安く感じます。
まぎれもなく名店ですね。
もはやカレーマニアなら知らぬものはいないといって良い程の存在感を誇るカルパシ。
浅草時代に2度行って2度フられ、千歳船橋になってからも予約の抽選に外れ、行けないままでおりました。
基本的に僕は予約しないでフラっと行ってサクっと食べることがほとんどなので、こうなるとカルパシのような予約限定で埋まってしまう超人気店にはなかなか行く事ができず。

というわけで実は初訪問なんです。

初訪問ではあるものの、ずっと気にしておりましたので、一番気になっていたジャパニーズターリの日にタイミングを合わせて訪問。
結果から先に書けば、かなり期待していたその期待を軽く上回るレベルで最高でした!

この日のメニュー、ひとつひとつ一言ずつ感想まとめます。

・新秋刀魚と梅肉のコランブ
秋刀魚とカレーは何気に合うわけですが、タマリンド的な仕事をする梅がそれをサッパリスッキリさせてくれて実に良い塩梅です。

・柳蓼と豆腐のキーマカレー
和印折衷麻婆豆腐カレーとでも言いましょうか。日本と中国とインドの融合です。柳蓼の麻(マー)が実に良いバランス感。個人的に麻婆豆腐カレーが大好きで色々と食べているんですが、今まで食べた中でも1、2を争う美味しさでした。

・牛バラと玉蒟蒻と山葵のカレー
凄い! めちゃくちゃ美味しい! 醤油の風味と山葵の隠し味具合。これは日本人じゃないと作れないカレーというか、カルパシじゃないと作れないカレーですね。尊い!

・根菜のダール
蓮根がたっぷり入ったダール。単体でも美味しいですし、他のカレーと合わせると良いつなぎになりました。

・スティックセニョールのサブジ
スティックセニョールとは、日本で開発されたブロッコリーに似た野菜なんだそうです。ブロッコリーと青菜のサブジのようでした。

・山形だし風カチュンバルサラダ
実は僕、ネバネバしたものが苦手なんです。そんな僕でも素直に美味しいと思える出来栄え。凄い事です。

・冬瓜と白味噌とココナッツの煮込み
白味噌と塩麹を使っているんだそうで。ココナッツ系なんですが、ちゃんと日本の味になっているんです。

・キノコのプラオ
ご飯まで妥協しません。キノコ入りのプラオ。死角なしです。

・ミルクと芋焼酎とマスタードシードのアイス
実は僕、カレーの次に好きな食べ物がアイスクリームなんです。というかカレーの後に食べるアイスが大好きで。なのでカレー程では無いものの、アイスクリームも色々と食べている方だと思うんですが、そんな僕の今年食べたアイスクリームの中で一番美味しかったのがこれです。まず柔らかさが完璧。そして芋焼酎の風味が活きているのに苦いわけではなく、マスタードシードも食感と香りに確かな変化を与えていて、これを思いつくだけで凄いし、この味で作れるなんてもう天才です。神に選ばれた料理人です。

飲み物も珈琲焼酎、ギーコーヒーといただいたのですがどちらも最高で。
なんでしょう。
カレーも全部美味しければデザートも最高。飲み物まで完璧。
走攻守揃った一流選手ですよ。
往年のカンセコのような。
例えが古いですね(^^;)

予約しない僕ですが、これはまた是非とも予約して他のカレーも食べないわけにはいかなくなりました。
久しぶりに感動しました\(^o^)/

  • ダルバート
  • スープモモ
  • ピンクソルトキャラメルアイス

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6位

スパイスドランカー やぶや (浅草(東武・都営・メトロ)、本所吾妻橋、とうきょうスカイツリー / インドカレー、南アジア料理)

2回

  • 夜の点数: 4.6

    • [ 料理・味 4.6
    • | サービス 4.8
    • | 雰囲気 4.8
    • | CP 4.4
    • | 酒・ドリンク 4.4 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥3,000~¥3,999 -

2018/09訪問 2018/10/04

そして伝説へ

開店して5ヶ月足らずで2018年の食べログカレー百名店に選ばれたと思いきや閉店です。
伝説となった間借りカレーやぶや。

営業最終日に行ってきました。
思えば営業開始日のポールポジションで食べたやぶや。
その後何度か行きつつ、こうして最終日に行けたのは縁ですね。

全てが素晴らしかった。
特に冷奴が好みど真ん中でした。
まわりはあさりの冷製スープカレーで彩るスタイル。
嗚呼、また食べたい!

閉店の理由は、間借り営業を始めてから色々なことに気づき、修行しなおそうと思ったからだそうです。
でも、やって良かったと爽やかな笑顔でシェフはおっしゃってました。
間借りならではの苦労もあったのでしょう。

しっかり修行したいということだったので、すぐに新しいお店を開店というわけにはいかなさそうですが、またどこかで藪シェフのカレーを食べられる日が来るのを心待ちにしております\(^o^)/

個人的に待ちに待ったお店のオープンです!
場所は浅草。

革細工のお店の二階のキッチンスペースを間借り。
その名も「スパイスドランカーやぶや」。

まずこの名前が最高です。
何しろマスターの藪さん、元プロボクサーなんです。
料理人としてはボクサー時代から南インド料理の名門エリックサウスで修行、その後パキスタン料理の名店カラチの空でも初の日本人シェフとして研鑽を積んだ本物の料理人なんです。
そんな藪さんのお店がやっとオープンするというので、万障繰り合わせてオープン初日に行ってきました。

この日はおまかせコースのみということで、色々と出てきたのですがどれもこれも素晴らしくて\(^o^)/

前菜3種盛りは、ビーツのアルボッタ、ひよこ豆のカチュンバル、島らっきょうのアチャールというラインナップ。
ビーツのピンクが綺麗です。
アルボッタはバングラデシュ料理。
それぞれ素材の味を活かした素朴な美味しさでこの後に料理への期待も高まります。

続いて豚肩ロースのコンフィ。
ネパール山椒を効かせた一品。
玉ねぎアチャールには酒盗を使っていて独特の奥深さがあり、一緒に食べると新たな美味しさに!

そしてここで初カレー。
まぐろほほ肉のナムキンカラヒ。
これは藪さんがカラチの空にいらしたからこその料理であり、それのオリジナル進化版。
一口食べるとまぐろほほ肉の旨味が身体中に染み渡る絶品!
青唐辛子ソースを少しかけると味がしまってさらに美味しくて。
これで既にこちらノックアウトですw

しかしそれで終わらないおまかせコースの凄まじさ!!!
続いて出てきたのはチキンシュラスコ。
シュラスコといえばブラジル料理ですが、こちらは藪さんがボクサー時代に通った荏原町のブラジル料理店コロンボのシェフに習ったという独自のもの。
しっかりニンニクがきいており、玉ねぎがそれを爽やかにしていて実に美味しいです。
肉好き、鶏好きにはらまらない逸品。

そして最後にしめミールス。
サンバル、ラッサム、ライスが基本ですが、追加料金でサグプローンとエッグカレーもつけられるということで、エッグカレーをつけてもらいました。

藪さんのサグプローンは以前食べたことがあるのですが、パキスタンスタイルで濃厚で、海老の火入れ具合も絶妙で最高に美味しいんです。
ただ、これだけ食べたらお腹いっぱいになってしまったので、今回は食べたことのないエッグのみで。

サンバルとラッサムは流石エリックサウス出身の美味しさ。
サンバルはほぼそのままでしょうか。
ラッサムはグイグイ飲めちゃう感じに変化していて爽やか。

エッグカレーはマイルドな方向性。
このままでも十分美味しいのですが、別皿で用意されたマサラビネガーを少しかけると味の輪郭がしっかりしてさらに美味しくなりました。
優しい味が好きな方はそのままで、刺激的な味が好きなら少しかけると良いですね。

最初から最後まで完全に美味しく、十分以上の量に完全に満腹!
既に完成されていますが、今後にも期待大の超名店誕生です\(^o^)/

  • 〆ミールス
  • 前菜盛り合わせ(海老のピックル山芋甘酢添え、柿梨パイナップルのサラダ、水茄子のぬか漬けアチャール)
  • やぶやの冷奴

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7位

虹の仏 (四天王寺前夕陽ケ丘、恵美須町 / カレー、洋食)

3回

  • 夜の点数: 4.9

    • [ 料理・味 4.9
    • | サービス 4.9
    • | 雰囲気 4.9
    • | CP 4.9
    • | 酒・ドリンク 4.9 ]
  • 昼の点数: 4.6

    • [ 料理・味 4.6
    • | サービス 4.6
    • | 雰囲気 4.6
    • | CP 4.6
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    ¥8,000~¥9,999 ¥1,000~¥1,999

2022/06訪問 2022/06/19

夜の仏の凄まじさ

夜の仏。店内改装後初訪問。
スッキリとした広々カウンターに変わって、以前よりシェフとお話ししやすくなりました。
テーブル席も相変わらずあります。

モダンスパイスでやっていたモダンインディアンコースが2022年6月現在はこちらの夜に予約すればいただけるということで予約訪問。

いやはや今回も凄まじかった!
正式な料理名は特に無いようですが、ざっくりかんたんにまとめると、

鰹サラダ
鱧のすりながりお茶とパンチフォロン風味
海老のシンガラ
鮑の生姜ダル肝ソース
低温調理ポークスパイスソースディムシェッド
短角牛カレーリゾット

とんでもないラインナップです。
これに加えて、同行した常連さんが「もうちょっと食べたい」の一言により、

海老カレーパスタ

も追加。
最後は

金色羅皇

です。
飲み物は自家製クラフトコーラのラムコークで。
徹頭徹尾素晴らしい!

和も洋も経験してカレーに辿り着き、ミシュランビブグルマンを獲得するに至ったシェフだからこその美味しさろ面白さ。

やっぱり虹の仏が僕の大阪ナンバルワンです。
ミシュランビブグルマン獲得おめでとうございます!

ということで夜の虹の仏で宴会。
まずは魚介系マサラシリーズから。
カキマサラ、白子マサラ、本マグロカマトロタタキマサラ。
全部美味しい\(^o^)/

インド周辺国の料理で生魚を使ったものはほとんど無いわけですが、これは凄いなぁ。
日本じゃないと食べられない料理ですし、虹の仏じゃないと食べられない絶品です。
特にカマトロ凄い。

そしてダル冷奴にハラミ黒コショウ焼き。
ダル冷奴最高\(^o^)/
冷奴に豆のカレーをかけた豆豆しい一品なのですが、豆好きにはたまりません。
一体感凄いです。
ハラミも火入れ加減が絶妙でジューシー!

カレーの美味しさは言わずもがな。
特に出汁キーマは最初食べた時より確実にレベルアップしているんですよね。

スリランカチキンだけライスを変えてくるあたりもわかってらっしゃる。

カレーはもちろん、何を食べても美味しいお店。
雰囲気もサービスも素敵。

ミシュランビブグルマンは伊達じゃありません。

大阪カレー飲みなら、ここは確実におさえておきたい名店です!

大阪のカレーマニア情報によると、最近(2016年初頭)において、最も話題となっているお店がこちらなんだそう。
元々はカレー屋ではなく、古代米が売りのヘルシー食堂だったのがいつしかカレーを作りだし、これが実に美味しいと聞いて行ってきました。

メニューは確かに日替わりカレーのみならず、定食なんかもありました。

僕は迷わず日替わりのスパイスカレーで。
あいがけもできるということで、出汁キーマとチキンのあいがけでお願いしました。

副菜もたっぷりでスリランカ的ですが、スリランカカレーとも違う独創的スパイスカレー。
サラダもついてますしお米も古代米ということで非常にヘルシーです。

カレーも出汁キーマが面白いです。
どことなく和風な雰囲気を残しているのがこちらの個性であり、こちらならではの美味しさだと思います。
スパイスがっつりではなく、上品でヘルシーなカレーですね。

辛いのが苦手な人でも大丈夫だと思います。
こういうのを毎日食べられたら健康になりそうですね。

  • (説明なし)
  • (説明なし)
  • (説明なし)

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8位

アフターグロウ (六本松、唐人町、大濠公園 / カレー)

4回

  • 夜の点数: 4.4

    • [ 料理・味 4.4
    • | サービス 4.4
    • | 雰囲気 4.4
    • | CP 4.6
    • | 酒・ドリンク 4.4 ]
  • 昼の点数: 4.7

    • [ 料理・味 4.7
    • | サービス 4.7
    • | 雰囲気 4.7
    • | CP 4.6
    • | 酒・ドリンク 4.4 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥2,000~¥2,999 ¥1,000~¥1,999

2020/11訪問 2020/11/30

カレーの幅が広すぎる上にどれも美味しすぎる!

アフターグロウの凄さはそのメニューの豊富さですが、それぞれ仕込みの違うカレーが何種類もある上に、本格的なスリランカプレートまであるというのが異次元です。
一人で仕込んでいるとは思えないですよ。
狂気です。

そしてそのスリランカプレートがまた、下手なスリランカ料理店よりよっぽど美味しいのですからまたとんでもない!

パリップの深みに驚いたのですが、オニオンガーリックオイルがかかっているんですね。それによってパリップ自体も主役となりうる力を持ちながら、他のものと混ぜても機能する万能選手ぶり。

メインのカレーはイベリコ豚にしたのですが、このイベリコ豚がとにかく美味しい!

シェフは洋食出身だということが見事にオリジナルの工夫につながっています。

久しぶりに行ったら店頭の注意書きポエムwが増えていましたが、どれもまっとうなことばかり。
それがまっとうじゃないと思う人は行かない方が良いでしょう。
ミシュランビブグルマン受賞おめでとうございます!
というわけで大好きなアフターグロウ。

ここでは今までに色々なカレーを食べてきました。
東京在住民としてはかなり食べた方ではないかと思います。
しかしそれでも追いつかないのです。
どんどん新しいメニューが出てくる。
クリエイティブの塊ですよ。

何を食べるか悩みに悩んだ末、まだここで食べていないたまごサンドをオーダー。
あえてのたまごサンドです。
それにアフターグロウカレーのライス抜きを追加で。

アフターグロウカレーは驚く程早く出てきました。
こちらはバターチキンっぽくもあり、それでいてスパイスがガツンと迫ってくる感じでもあり、なんだかよくわからないけど確実に美味しい、そんなカレーです。
店主のイリベさんによれば「マイノリティーとマジョリティーの間を狙ったカレーです」と。
まさにそれですね。
一般人が食べてもマニアが食べても美味しいと思える絶妙のバランスの取り方です。

そしてたまごサンド。
これがまた凄い。
卵焼きというかオムレツを挟んだものなのですが、このオムレツの火入れ具合が本当に絶妙で。

トロトロにしてしまうとサンドイッチですから食べにくくなってしまいます。
しっかりと硬さをつくるならそれはそれで食感が良くありません。
まわりはしっかりと形を保っていながら、真ん中がフワっとトロっとしているという完璧具合。
これを他のオーダーさばきながら一人でやれちゃうのは本当に天才の仕事です。

やっぱり凄いアフターグロウ。

好きなお店が沢山ある僕ですが、世界のお店の中で一番自宅近くにあって欲しいお店がここだと言えるでしょう。
近くにあれば週2か週3で通って全メニュー制覇できるのに。
前回訪問時に全てが美味しいお店と確信。
今回は色々と食べるべく、仲間引き連れて4人で訪問しました。
予め予約してみると「今週のカレーは層が厚いですよ!」とマスター。

・マトンニルギリキーマ
「今日はメニューに書いてないけどニルギリもあります」と言われたら頼まないわけにはいきません。
ニルギリとは南インドの地方の名前なのですが、カレーとなるとほうれん草を使ったカレー。
ただ、北インドのサグ、パラクはマイルドで濃厚タイプなのと違って、ニルギリはコリアンダーも加わるので爽やかなんです。それをマトンキーマにしたアフターグロウ流。
完全に美味しい! ピンクペッパーが味的にも見た目的にも良い仕事しています。

・カツカレー
月1限定メニューのカツカレーもあるとなったら頼まないわけにはいきません。
欧風カレーに近い方向性ですが、それのもっとライトなもの。それでいて奥深さはしっかりとあり、カツも薄めの衣で揚げ具合も程良く、カレーと合わせて最高に美味しくなるタイプ。
キャベツをそえることも忘れていません。凄い。

・薬膳黒チョップカレー
初訪問のお客さんには出さないというマニアックかつハードコアなカレー。
これを頼むと「ガチなやつが良いですか? 一般向けが良いですか?」と。
せっかくハードコアならガチでいきましょう。
ホールスパイスがゴリゴリのジャリッジャリ! 凄まじいスパイスの香りにやられてしまいます。
確かにこれは初心者には厳しいカレーかもしれませんが、スパイスアディクションにはたまりません。
マスター曰く「これ美味しいと思う人はちょっとおかしい人ですよw 2割くらいしか美味しいと思わないんじゃないかなぁ。僕は最高美味しい!と思って作ってますけどw」とw
ちなみにガチバージョンは仕上げに手間と時間がかかる為、忙しい時には提供不可能だそうです。
夜の開店時間のタイミングだったので作ってもらえました。良かった!

・レッドホットエビチリペッパーズカレー
通称レッチリ。エビチリを意識した中華系カレーです。
マーボーカレーが最高に美味しいお店ですから、当然のようにこちらも美味しい!
エビはぷりっぷり。中華感もありながらちゃんとカレーというバランスが見事です。

・ナポリタン
カレーではありません。しかし、ナポリタンも自信作とのこと。
だったら箸休め的にいっときましょう\(^o^)/
鉄板で供される昔ながらのナポリタン。
鉄板に落とされた卵がまた嬉しいです。

・鹿キーマビンダルー
まだ終わりません。これも限定メニューだったそうですが半人前くらい余ったとのことで、おつまみキーマとしてサービスしてくれました。
鹿の旨味がスパイスの香りとビネガーの酸味でパワーアップ!
これとお酒で永遠にいけちゃいそうです。

・冷やしラッサムキーマ
デザートに冷やしラッサムキーマをハーフサイズでw
アフターグロウの人気メニューであるラッサムキーマの夏限定冷やしバージョン。
これだけ食べた後でもスルっと入ってきちゃいます。
食欲のない時なんかぴったりですね。特に今年の夏は猛暑ですから、これ食べれば元気出そう。

お酒はカルダモン酎をボトルでいきました。
これも美味しい。

やっぱり凄いお店です。本当に何を食べても美味しいんだから。
そしてこのカレーの幅の広さ。
これを一人で作っているのだから凄まじいですね。

さらにいうとこれの他にもまだまだカレーありましたからね。
僕は東京在住なのでそうそう行けないお店ですが、またチャンスを狙って行ってみたいと思います。

カレーの進化が止まらない昨今。

今年注目なのは中華系カレーです。
花椒という中華のスパイスを使うカレーが昨年あたりから急激に増えてきているんですが、特に麻婆豆腐とカレーを合わせたマーボーカレーは、麻婆豆腐自体がカレーの範疇に入るという説もあるくらいに相性も良く、全国的に出すお店が増えてきています。

僕も様々な地域でマーボーカレーを食べ歩いてきたのですが、その中でトップクラスに美味しいものに福岡は六本松で出会いました。
店名はアフターグロウ。
カレーを中心にナポリタンやタマゴサンド、スウィーツなど様々な料理を出すカフェというスタイルなのですが、ここのマーボーカレーがとにかく絶品!

花椒ビシィッ! クローブバシィッ! 付け合わせの玉ねぎはホワァッ! と、甘い味付けになっていて、これが混ざると多角的で異次元な美味しさが広がるんです。
ランチタイムには100円で追加できるラッサムは本格的な南インド料理店の味にも負けない確かな美味しさですし、コーヒーもチーズケーキも美味しいんですから只者ではありませんよ。

若いお兄さんが作っていたのですが、天才ですねきっと。
とにかく麻婆カレーに関しては日本有数のレベルですし、他のカレーも気になるものだらけ。福岡行く度に行きたいお店です。

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9位

堕天使かっきー (阿倍野、天王寺駅前、大阪阿部野橋 / インドカレー、カレー、居酒屋)

1回

  • 夜の点数: 4.6

    • [ 料理・味 4.2
    • | サービス 4.2
    • | 雰囲気 5.0
    • | CP 5.0
    • | 酒・ドリンク 4.2 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥2,000~¥2,999 -

2018/10訪問 2018/10/28

写真ーにはー写らないー美味しさがあーるーかーらー♪

青空食堂で週に二回ほど間借り営業している堕天使かっき~。
最近はかっき~がいない日も、かっき~カレーがいただける日が増えてきたようです。
それもそのはず。
大人気のお店ですから。

小さなお店なのですが、行列の人気。
常連さんが多く、そしてその常連さん同士が仲が良く、初訪問のお客さんが来ると席を譲りあう光景。
良いファンがついているということです。
ということはつまり良い店主ということなんですね。

キャッチーすぎるルックスの店主かっき~ですが、人柄が良いんですよ。
だからこその常連さんの素敵さ。

この日のメニューはブルースリーカレー。
なんのこっちゃですが、青魚3種を使ったカレーで、ブルースリーということ。

イワシとクジラのカレー。
サンマとあん肝の坦々風カレー。
サバのビンダルダルぬた風。

これの3種あいがけ。
凄まじい個性!

さらにはご飯にも牡蠣と海苔が使われていて、それで600円という激安価格。
心配になるメニューですw

見た目はまったく映えませんw
でも下手な映えカレーより圧倒的に美味しい。
食べないと伝わらない美味しさです。

写真には写らない美味しさがあるんです!

美味しいし楽しいしで気づけば長居してしまいました。
僕も大阪在住だったら通っていることでしょう。
大好きなお店です。

  • ブルースリーカレー

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10位

ヨコハマシャリランカカレー (元町・中華街、石川町、日本大通り / カレー)

3回

  • 昼の点数: 4.4

    • [ 料理・味 4.2
    • | サービス 4.6
    • | 雰囲気 4.6
    • | CP 4.2
    • | 酒・ドリンク 4.2 ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥1,000~¥1,999

2018/09訪問 2018/10/04

ひとまず終幕

横浜中華街にあるすし屋の間借りカレーという、情報量の多すぎるコンセプト、シャリを使った魚介系カレーということで異彩を放ち、開店からメディアをにぎわせ続けてきたシャリランカカレー、2018年10月1日をもって、ひとまず営業停止となりました。
間借りならではの様々な理由あってのこと。
決してもめたわけでも、お客さんが来なかったわけでもないんですけれどもね。
それでも閉店しないといけなくなるというのは、間借りカレーの儚さと尊さを物語っています。

最後に注文したのはシャリランカカオス。
通常メニューのDXをベースに、色々と乗せてくれました。
シャリもシャリレモンライスになっていたりして楽しく、美味しい一皿。

唯一無二の美味しさなんですよ。
これがしばらく食べられなくなるのはさみしいなぁ。

しかし、シャリランカの名前とスタイルは残すつもりだとシェフはおっしゃっていました。
ということは、またどこかでこれが食べられることもあるのでしょう。
それを期待しています。

おつカレー様でした!
春節のお祝いに中華街へ。
中華街へ行ったとなればここは外せません。
すっかりお気に入りのシャリランカカレー。

この日は春節スペシャルメニューがあるということだったので、そちらをお願いしました。

まずはギョクがサービスで。
これが最高に美味しい!
夜のお寿司屋さんの玉子なんですが、この玉子のクオリティからするに夜のお寿司もきっと美味しいんでしょうね。

そして春節のお祝いということで振る舞い酒でドラゴンハイボールもいただいちゃいました。
ナイスサービス!

そしてメインの春節限定スーパーセミドライチャイナが登場。
いつもの鯖味噌ドライカレーに、中華的スパイスを追加して使用。
クコの実なども入っていていつも以上に奥深く、中華感も加わって新たな美味しさに。

さらにまわりに添えられているのが、鰆の春巻、水餃子、シンガポールスタイルのカレービーフンという最高の布陣!!

しかもどれも最高に美味しい!
マスターは元々中華出身だそうで、だからこその中華料理の美味しさなんですね。
さらには肉骨茶なども作っていたことがあるそうで、だからこそのこのカレービーフン。

面白すぎます!
いつものメニューも美味しいですが、これ、凄く気に入ったので、時々こういうお祝いメニューみたいなのが出てくると嬉しいなぁ。

ちなみにこの春節限定メニュー、2月23日までの提供予定とのことなので、気になった方は早めに是非!

進化の止まらないシャリランカカレー、今後も要注目ですよ!!
東京にも大阪のような間借り営業のスパイスカレー屋さんが増えてきて喜ばしい今日この頃ですが、東京のお隣、神奈川県の横浜中華街に、とんでもない間借りスパイスカレー店ができたと聞いて気になっていました。
なんとかスケジュール調整してこの為に中華街へ!

ビルの4階にあるのですが、1階に看板とのぼりも出ているのでわかりやすいです。
エレベーターで4階へ。
なかなかの広さのお寿司屋さんで、今どきな雰囲気です。

しかし流れている音楽はメロコア。
店員さんは赤いモヒカンで修斗のTシャツを着ているじゃないですか。
いきなり親近感わきまくり。

メニューは主に2つ。
シャリランカカレーとすし屋のドライカレーです。
せっかくなのでどちらも食べたくてカレー仲間を連れて行ったので、ひとつずつ頼んでシェア。
メカジキのフライも気になったのでそれもお願いしました。

シャリランカカレーはライスが寿司のシャリ。それに鯖味噌ドライカレー、サーモンの漬けマリネが乗り、鰹出汁カレーあんがまわりに敷き詰められます。これが吉野葛使用というこだわりよう。
さらには副菜的に鰹節の佃煮や、ガリの入ったピクルスなど、とにかく和の食材、寿司的な食材とスパイスを融合させ、スリランカ的な色々乗ったワンプレートにしあげているからこそのシャリランカなんです。

シャリランカって駄洒落じゃん!と思ったのですが、こんなに手の込んだ駄洒落ないですよ。

食べれば食べる程に面白く、美味しいんです。時折歯ごたえを感じるんですが、それがモルジブフィッシュだったりして。
いやはや凄い!

ドライカレーも鯖味噌ドライカレーを基本に、シャリランカほどではありませんが色々と乗っていて。
違うのは卵黄が乗っていることと、寿司のあなごなどに使う詰めタレがかかっていること。
こうなるとまた一味違って美味しくて。

いずれにしても基本の鯖味噌ドライカレーが美味しいからこそ。

そしてメカジキのフライがまた絶品で!
こちらもソースがかかっているように見えて詰めタレなんです。

この発想力はただものではありません。

マスターにどこでカレー学んだのか聞いてみると、「趣味レベルの独学です」と。
趣味も極まりまくった趣味です。

もう一人店員さんがいたのですが、そちらはこのお寿司屋さんの若大将だそうで。
シャリランカのマスターとお友達ということで、ここで始めたとか。

東京からこの為だけに1時間かけて行ったのですが、その価値十分以上にある最高にファンタスティックなカレーでした。
こういうお店が増えてくると、カレーライフがどんどん楽しくなります。

カレーのみならず格闘技話にも花が咲いて楽しいひと時でした。

きっと人気の行列店になるのも時間の問題でしょうね。
早めに行っておくべき要注目店ですよ!

  • シャリランカカオス
  • 春節限定スーパーセミドライチャイナ
  • シャリランカカレー
  • すし屋のドライカレー、メカフライ

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