9回
2018/12 訪問
先週のチャイニーズターリが衝撃的な美味しさ。
1週のみの予定が反響大きく2週にわたってやることになったと知り、この為に仕事を調節。
2週連続の予約となりました。
基本的には前週とほぼ同じですが、青梗菜が冷やし中華的なミニサラダにチェンジ。
これが昔ながらの町中華の冷やし中華的雰囲気を感じさせ、21世紀感の中に20世紀感をあえて入れることによって気持ちの変化というかゆすぶられ方がまた大きくなって、とにかく感動です。
スターターもマサラ回鍋肉にチェンジ。
こちらもなんと美味しいことか!
回鍋肉にスパイス合わせるというのは他では見たことがありません。
基本的に醤とスパイスは相性が良くないというか、合わせてどちらも引き立つバランスを取るのが非常に難しいものなのですが、見事な引き立ち具合。
これ、バスマティライスに乗っけてマサラ回鍋肉丼にして食べたい!
前週と同じものでも牛バラは辛さをさらに立たせ、サンラータンは酸味をさらに立たせることによって前週以上にエッジの効いた仕上がり。そしてまとまり。
杏仁アイスでまたも昇天。
凄まじすぎる。
限定メニューでしたが反響が良いことからいずれまたやるつもりとのこと。
是非そうしていただきたいです。
2018/12/05 更新
2018/11 訪問
遂にカルパシで中華カレーが!
事の発端は魯珈とカルパシの合同周年祭。
トラブルあって第三部のみカルパシのカレーが出せなかったんです。
そこでカルパシのカレーを楽しみにしていた人に為に、またこのカレーを食べられる機会は作ってもらえないかと聞いてみると、「翌週やります」と即決。
このあたりの決断の速さと行動力は流石カルパシ。
そんなわけで行ってきました。
中華カレー好きでカルパシ好きとしては、これを食べずに死ねません。
カレーは周年祭でも出した牛バラ中華カレー。
それに野菜カレー、酸辣湯ラサム、ウーロン茶チキンカレーという独創的ラインナップ。
前菜はセミヤのビーフン。
南インドで使うセミヤでビーフンを作るという発想が流石カルパシであり、中華に造詣があるわけでもないのにこの美味しさというのが本当に天才的。
メインへの期待度を高めた上でチャイニーズターリ。
牛バラ中華カレーは合同周年祭で食べたものよりレベルアップした美味しさとバランス感。
転んでもただでは起きません。
野菜カレーは八宝菜的アプローチ。優しい美味しさが身体に染み渡ります。
酸辣湯ラサムはしっかり酸味ありつつ溶き卵でマイルドになっていてちょうど良い塩梅。
そして一番驚いたのはウーロン茶チキンカレー。
なにこれ美味しすぎる\(^o^)/
ウーロン茶の苦味を美味しさに活かしたカレー。
デリーのカシミール的な雰囲気もありつつ、それとまた全く違うものにしているのは長葱の存在でしょう。
鶏肉の旨味とスパイスを吸い込んだ長葱が美味しいのなんの!!
そしてとどめの杏仁アイス。
美味しすぎて気絶するかと思った。。。
とんでもないです。
流石カルパシとしか言いようがありません。
こんな中華カレーあったのかと。
いや、なかったんでしょうが、作り上げたカルパシに心から拍手を送りたいです。
この週だけの限定メニューの予定だったそうですが、反響の良さから二週連続で出すことになったようです。
そのままレギュラー化して欲しい絶品ターリでした。
個人的に今まで食べたカルパシの料理の中で、これが一番好きです。
2018/11/29 更新
2018/07 訪問
土用の丑の日に鰻を食べに行きました。
カルパシに。
鰻カレーがメニューに入ってたんですよ。
カルパシは何を食べても美味しいのですが、個人的に最もカルパシの真骨頂だと思っているのがジャパニーズターリでして。
そのジャパニーズターリの中に鰻カレーがあると聞いたら、仕事の予定も何とか無理やりでもやりくりして行かないわけにはいきません。
無理して行った甲斐はおおいにありました。
ココナッツベースのカレーの中に鰻の蒲焼が入っています。
鰻をカレーにするとしたらココナッツだと思うんですよ。
南インドの魚カレー、ミーンモーリーを思い浮かべれば、そのアイディア自体はそこまで斬新なわけではないのかもしれない。
ですが、その発想をここまでハイレベルで実現できる人はそうそういません。
クロちゃん凄いなぁ。天才だなぁ。
この鰻カレーは毎年食べたい逸品です。
原価など考えると相当大変かと思いますが、来年もやってくれたら嬉しいメニューです。
2018/07/28 更新
2018/06 訪問
カルパシでは初のバナナリーフミールスにありつけました。
ミールスも色々と食べてますが、流石カルパシとしか言いようのないミールスです。
基本は優しく、でもぼやけてなくて随所にパンチもあり、オーセンティックでありながら個性もある。
カレー界の優等生ですね本当に。
ヤングコーンのグリルをつけてくるあたりもニクイ!
そしてミルクとクローブのジェラートがまた!!!
結構しっかり目にクローブきいているんですが、ミルクの優しさで最終的に程よいんです。
甘すぎないのも良いですし、この溶け具合というか固まり具合というか、それも絶妙で。
やっぱり凄いお店です\(^o^)/
2018/07/07 更新
2018/05 訪問
この日のメニューはフリースタイルターリでした。
何を食べても美味しいカルパシですが、フリースタイルとなると何がフリーなのか。
まずカレー。
マトンキーマに青山椒使っているあたりがフリースタイル。
そしてこれがちゃんと活きている意味のある美味しさなのが流石。
ゴビマンチュリアンもインド人の作るインディアンチャイニーズを超えた美味しさでした。
インド人も中国人も油を使う量が半端無い民族ですが、そのあたりが控えめだからこそさっぱりした美味しさになっていたのかもしれません。
副菜のポリヤルもバター醤油を使うフリースタイル具合。
楽しいですね。
そしてちゃんと美味しいから素晴らしいです。
個人的にカルパシは日本一のアイスクリーム屋でもあると思っているのですが、今回のアイスも最高!
ねっとりしたバナナの芳醇な甘味にアマレットの別ベクトルの甘味が加わるのですが全くしつこさはなく、甘さが立体的になります。
そしてそこにグリーンカルダモンで爽やかさを演出。
これだけ1リットルくらい食べたいなぁw
この日も大満足でございました。
2018/06/06 更新
2018/04 訪問
3月から食べログマガジンで「カレーおじさん\(^o^)/の今週のカレー」連載させていただいております。
最新の記事でこちら紹介させていただいたのでリンクしておきます。
https://magazine.tabelog.com/articles/38091
基本的に毎週更新で、その週(締め切りから締め切りまでの1週間)に食べたカレーの中で特に印象に残ったものを紹介させていただいております。
フォロワーの皆さんからしたら内容がかぶっているということもあるかもしれませんが、こちらの連載で取り上げさせていただいたお店については、僕の特にお気に入りということでもありますので、よろしければ合わせてご覧いただけたらと思います。
2018/05/05 更新
2018/04 訪問
久しぶりのカルパシ。
今回は1人で行きました。
仕事柄なかなか先の予定が立てにくいので予約してキャンセルしてしまうことになったら申し訳ないなと、なかなか予約できずにいたり、あるいは予約受付時間に仕事していたりして予約できなかったりということが多くて。
とにかくやっとチャンスが巡ってきたということです。
今回のメニューはウエストインディアンターリ。
スターターはマサラオムレツ。
デザートはキウイフルーツのソルベというラインナップ。
カレーはどれもこれも絶品!
例えばポークヴィンダル-は基本的にオーセンティックな路線でありながらも、カルパシならではの美味しさであり、他のどのお店とも違う美味しさになっています。
やはりカルパシならではの美味しさのカチュンバルと合わせると新たな美味しさが生まれます。
酸味と酸味が合わさって別の酸味になる面白さ。
さらにはデザートのキウイのソルベも酸味が印象的な美味しさであり、この酸味の変化していく様はきっと狙ってやっているんでしょうね。凄まじいセンスです。
カレーやデザートの美味しさはもちろん、ご飯の炊き具合も完璧なんですよ。
最初から最後まで凄い!
お値段もそれなりにしますが、お値段以上の満足感を確実に得られるのでむしろ安く感じます。
まぎれもなく名店ですね。
2018/04/11 更新
2017/09 訪問
期待していたその期待を上回る感動の美味しさ
もはやカレーマニアなら知らぬものはいないといって良い程の存在感を誇るカルパシ。
浅草時代に2度行って2度フられ、千歳船橋になってからも予約の抽選に外れ、行けないままでおりました。
基本的に僕は予約しないでフラっと行ってサクっと食べることがほとんどなので、こうなるとカルパシのような予約限定で埋まってしまう超人気店にはなかなか行く事ができず。
というわけで実は初訪問なんです。
初訪問ではあるものの、ずっと気にしておりましたので、一番気になっていたジャパニーズターリの日にタイミングを合わせて訪問。
結果から先に書けば、かなり期待していたその期待を軽く上回るレベルで最高でした!
この日のメニュー、ひとつひとつ一言ずつ感想まとめます。
・新秋刀魚と梅肉のコランブ
秋刀魚とカレーは何気に合うわけですが、タマリンド的な仕事をする梅がそれをサッパリスッキリさせてくれて実に良い塩梅です。
・柳蓼と豆腐のキーマカレー
和印折衷麻婆豆腐カレーとでも言いましょうか。日本と中国とインドの融合です。柳蓼の麻(マー)が実に良いバランス感。個人的に麻婆豆腐カレーが大好きで色々と食べているんですが、今まで食べた中でも1、2を争う美味しさでした。
・牛バラと玉蒟蒻と山葵のカレー
凄い! めちゃくちゃ美味しい! 醤油の風味と山葵の隠し味具合。これは日本人じゃないと作れないカレーというか、カルパシじゃないと作れないカレーですね。尊い!
・根菜のダール
蓮根がたっぷり入ったダール。単体でも美味しいですし、他のカレーと合わせると良いつなぎになりました。
・スティックセニョールのサブジ
スティックセニョールとは、日本で開発されたブロッコリーに似た野菜なんだそうです。ブロッコリーと青菜のサブジのようでした。
・山形だし風カチュンバルサラダ
実は僕、ネバネバしたものが苦手なんです。そんな僕でも素直に美味しいと思える出来栄え。凄い事です。
・冬瓜と白味噌とココナッツの煮込み
白味噌と塩麹を使っているんだそうで。ココナッツ系なんですが、ちゃんと日本の味になっているんです。
・キノコのプラオ
ご飯まで妥協しません。キノコ入りのプラオ。死角なしです。
・ミルクと芋焼酎とマスタードシードのアイス
実は僕、カレーの次に好きな食べ物がアイスクリームなんです。というかカレーの後に食べるアイスが大好きで。なのでカレー程では無いものの、アイスクリームも色々と食べている方だと思うんですが、そんな僕の今年食べたアイスクリームの中で一番美味しかったのがこれです。まず柔らかさが完璧。そして芋焼酎の風味が活きているのに苦いわけではなく、マスタードシードも食感と香りに確かな変化を与えていて、これを思いつくだけで凄いし、この味で作れるなんてもう天才です。神に選ばれた料理人です。
飲み物も珈琲焼酎、ギーコーヒーといただいたのですがどちらも最高で。
なんでしょう。
カレーも全部美味しければデザートも最高。飲み物まで完璧。
走攻守揃った一流選手ですよ。
往年のカンセコのような。
例えが古いですね(^^;)
予約しない僕ですが、これはまた是非とも予約して他のカレーも食べないわけにはいかなくなりました。
久しぶりに感動しました\(^o^)/
2017/09/22 更新
カルパシのダルバートは凄いと聞いておりました。
ダルバートに限らず、全部凄いんですけどね。
ダルバートは本当に凄いと。
ダルバートとはネパールのカレー定食。
僕はダルバート大好きでして、ネパールまで食べに行ったこともあります。
カルパシのダルバート週にやっとこさタイミング合いまして、初カルパシダルバートとなりました。
結論から言いますと、ネパール本国の名店に負けない美味しさなのだから本当に凄いです。
ネパールの一流シェフの作るダルバートと、カルパシのダルバートはちょっと違います。
カルパシのダルバートは日本人が作っているので当然なのですが、ベクトルは違うものの美味しさのレベルは本当に同じ。
郷土料理はその地方に行って食べるのが一番美味しいと思っているのですが、そういう意味ではネパールで食べるネパール料理と同じくらいに美味しいものが日本で食べられるというのは奇跡ではないでしょうか。
他のメニューもカルパシで食べると全部そうなってしまう。
飛行機乗って海外行くより、確実に美味しいものが食べられる奇跡のお店です。