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簡単に書くよ UUID(読:ユーユーアイディー)とは いつでも誰でも作れるけど、作ったIDは世界中で重複しないことになっているID です。 順番に見ていきましょう。 まずは予備知識として「ユニーク」と「ID」について簡単に説明します。 「そんなの説明されなくても知ってるよ!」な人は適当に読み飛ばしてください。 ユニークは「重複しないよ~」を意味する用語です。 IDは「他の人と区別するための番号」です。 背番号みたいなものと言えば分かりやすいでしょうか。 便宜上「番号」と表現しましたが、文字列の場合もあります。 以上を踏まえて いつでも誰でも作れるけど、作ったIDは世界中で重複しないID が「UUID」です。 「Universally Unique Identifier(ユニバーサリー・ユニーク・アイデンティファイア)」の略で「UUID」ね。 気が向いたら、覚えてあげてください。 ※「Uni
今日は2023年4月17日です。すっかり春めいてきました。我が家には、まだコタツさんがいますけどね。梅雨時になると寒くなるので、6月後半くらいまでは出しっぱなしなのです。そんな与太話をしたところで、今回のコラムもゆるく行ってみましょう。超不定期連載「分かりそう」で「分からない」でも「分かった」気になれるITコラムでございまぁす。このコーナーでは、各用語の説明ページでは取り上げにくいIT関連のネタをテーマに、だらだらと思いついたことを書いていきます。みなさんが「あぁ、なんか役に立ちそうな気もするけど、役に立たないかなぁ。でも、もしかしたら役に立つかも」と思える情報を発信できるように頑張ります! はじめに 栄えある八十八回目のテーマは……ピヨピヨピヨピヨ(ぴよぴよ的ドラムロール)……じゃん! AI検索エンジンの普及で恐れること です。 久しぶりに(?)ITと関連するネタでコラムを書きます。 去
簡単に書くよ 秘密鍵(読:ヒミツカギ 英:private key)とは みんなにばらまく鍵(暗号化したり、暗号化されたのを元に戻すときに使うデータ)と自分だけが持ってる鍵の2つの鍵を使ってやり取りする暗号化のやり方(公開鍵暗号方式)の話で登場する鍵のひとつ であり 自分だけが持ってる方の鍵のこと です。 順番に見ていきましょう。 まずは予備知識として ・暗号 ・暗号化 ・復号 ・暗号鍵(鍵) ・暗号化方式 ・公開鍵暗号方式 について簡単に説明します。 「そんなの説明されなくても知ってるよ!」な人は適当に読み飛ばしてください。 暗号は「ルールを知っている人しか意味を読み取れないようにするために、特定のルールに従って、ぐちゃぐちゃに変換したデータ」です。 暗号は、そのまま見ても内容が分かりません。 パッと見では、ぐちゃぐちゃになっているからです。 ルールを知っている人は、そのルールに沿って元の
簡単に書くよ ペンテスター(英:pen tester)とは ペネトレーションテスト(ペンテスト)をやるのがお仕事の人のこと。 もう少し具体的に書くと システムに対して悪い人がやりそうな攻撃を実際にやってみて、不正に侵入できないようになっているか確認するテストをやる人 です。 順番に見ていきましょう。 まずは予備知識として「ペネトレーションテスト(ペンテスト)」について説明します。 「そんなの説明されなくても知ってるよ!」な人は適当に読み飛ばしてください。 ペネトレーションテスト(ペンテスト)は「侵入されないかな?」を確認するテストです。 コンピュータの世界は必ずしも平和ではありません。 悪い人たちが虎視眈々とあなたの情報を狙っています。 そんな悪い人たちがやりそうなことを実際にやってみて「防御は大丈夫だよね?」を確認するテストがペンテストです。 ちょっと小難しい言い方をすると 実際に不正侵
簡単に書くよ ハードコーディング(英:hard coding)とは 別のところに分けておいた方が良いであろう処理や値をソースコード(人間語で書いたプログラムの元ネタ)の中に直接埋め込むこと です。 順番に見ていきましょう。 まずは予備知識として「ソースコード」について説明します。 「そんなの説明されなくても知ってるよ!」な人は適当に読み飛ばしてください。 ソースコードは「人間語で書いたプログラムの元ネタ」です。 プログラムを作って動かすまでの一般的な流れは 1.人間語でプログラムの元ネタを書く 2.元ネタを人間語から機械語に翻訳する 3.翻訳された指示に従ってコンピュータさんがお仕事する です。 コンピュータさんは人間語が分かりません。 人間様はコンピュータさんの言葉が分かりません。 プログラムは人間様が作る物です。 そこで、最初は人間様が分かる言葉でプログラムを作ります。 コンピュータさ
簡単に書くよ スナップショット(英:snapshot)とは 瞬間を切り取ったモノ であり その時点の状態を、そのまま丸ごと保存したもの です。 結構いろいろな分野で使われる用語です。 1.その時点のものを 2.そのまま丸ごと 3.保存したもの が「スナップショット」です。 例えば、そうですね。 ここに1台のパソコンがありました。 パソコンさんは一生懸命お仕事をしています。 その状態で時間を止めます。 時間が止まったら、パソコンさんの蓋をパカっと開けます。 中からハードディスクを取り出します。 取り出したハードディスクのデータをコピーしてバックアップ用に保管します。 コピーし終わったら、ハードディスクを元に戻して時間を動かします。 時間を止めた時点のハードディスクの中身がコピーされたのを除けば元通りです。 このようなバックアップのやり方において、コピーしたハードディスクの中身を「スナップショ
コンピュータ起動時に、動かしてOKなソフトだけ動かす機能(とか、それを実現するための技術)だよ ソフトのデジタル署名をチェックして、動かしてOKか判断するよ 「コンピュータ起動時に動く悪いソフト」対策だよ 「UEFI」っていうやつの機能・技術だよ 簡単に書くよ セキュアブート(英:secure boot)とは パソコンの電源をポチっと入れたときに「今から動かそうとしているこいつらは動かしてOKなやつかな?」をチェックして、動かしてOKだと判断されたソフトだけ動かす(からパソコン起動時に怪しいソフトが実行されるのを防げるよ!な)機能、もしくは、その機能を実現するための技術のこと です。 順番に見ていきましょう。 まずは予備知識として ・OS ・BIOS ・UEFI ・セキュア ・ブート ・デジタル署名 について簡単に説明します。 「そんなの説明されなくても知ってるよ!」な人は適当に読み飛ばし
簡単に書くよ ファズテスト(英:fuzz testing)とは 異常系テストのひとつ であり プログラムに対して変なデータを入れて「おかしなことにならないよね?」を確認する(のを自動化して大量にやる)テストのこと です。 順番に見ていきましょう。 まずは予備知識として「異常系テスト」について簡単に説明します。 「そんなの説明されなくても知ってるよ!」な人は適当に読み飛ばしてください。 異常系テストは「想定外のことを起こして、きちんと対処できるか確認する作業」です。 例えば、変なデータを入れて動かしてみたり、本来あるべき物を取っ払ってから動かしてみたり、神に祈りを奉げてから動かしてみたりして、それでもヤバいことにならないかを確認する作業です。 それを踏まえて プログラムに変なデータを入れて、不具合が起きないか確認するテスト が「ファズテスト」です。 ファズテストは異常系テストのひとつです。
簡単に書くよ sshd(読:エスエスエィチディー)とは Linuxとかにおける常駐プログラム(常に(見えない所で)動いているプログラム)(デーモン)のひとつ であり SSH(通信が暗号化されるtelnet)で接続されるのを待ち受けて、接続してきたらその相手をしてやるのがお仕事のデーモンさん です。 順番に見ていきましょう。 まずは予備知識として ・telnet ・SSH ・デーモン について簡単に説明します。 「そんなの説明されなくても知ってるよ!」な人は適当に読み飛ばしてください。 telnetは「ネットワーク経由で他のコンピュータ(主にサーバ)に接続し、遠隔操作するための仕組み」です。 マンガやドラマで、悪いハッカーさんがキーボードをカタカタ叩いて他のコンピュータに侵入するシーンがありますよね。 そのときに使っているかもしれない仕組みです。 SSHは「パワーアップしたtelnet」です
似ているところ どちらも身代わりコンピュータです。 代理人として、お仕事してくれます。 違うところ フォワードプロキシはWebブラウザの身代わりです。 「Webブラウザ+フォワードプロキシ」でクライアント側として動きます。 リバースプロキシはWebサーバの身代わりです。 「Webサーバ+リバースプロキシ」でサーバ側として動きます。 備考 単に「プロキシ」と言った場合は「フォワードプロキシ」を指すのが一般的です。
通信するときのお約束事だよ ルーティングで使うよ 縄張りの異なる機器間で情報交換するときに使うよ 「EGPs」に分類されるよ 「Border Gateway Protocol」の略だよ 簡単に書くよ BGP(読:ビージーピー)とは ネットワーク上の道案内において、縄張りをまたいで地図に関する情報交換をするときに使うお約束事のひとつ。 小難しい言い方をすると 異なるAS(インターネットの世界における管理上の縄張り)間で経路情報をやり取りするときに使うルーティングプロトコル(ルータ同士がルーティングテーブルに関する情報交換をするときに使うお約束事)のひとつ です。 順番に見ていきましょう。 まずは予備知識として ・ルーティング ・ルータ ・ルーティングテーブル ・スタティックルーティング ・ダイナミックルーティング ・ルーティングプロトコル ・自律システム(AS) ・EGP について説明します
ソフトを作る上で必要な物の詰め合わせだよ 中身は、プログラムの部品とか、開発するための環境とか、サンプルコードとか、技術的な説明資料とかが多いけど、物によって違うよ 「SDK」と表現された場合は「Software Development Kit」の略だよ 簡単に書くよ ソフトウェア開発キット(SDK)(読:ソフトウェアカイハツキット 英:software development kit)とは プログラムの部品とか、開発するための環境とか、サンプルコードとか、技術的な説明資料とか、その技術なり部品なりを使ってソフトウェアを作るために必要なあれこれを詰め合わせた物のこと です。 サクっと一言で説明すると ソフトウェアを開発するためのあれこれが詰め込まれたキット(一式) が「ソフトウェア開発キット」です。 「ソフトウェア開発キット」という表現を聞く機会は、あまり多くないと思いますけどね。 お仕事
例えば、そうですね。 1.AからB1とB2に枝分かれしている 2.B1からC11とC12に枝分かれしている 3.B2からC21が伸びている 構成の何かがあったとしましょう。 これを点と線のみで簡略化して書くと、以下のようになります。 この簡略化した構成図における 点の部分 が「ノード」です。 あと、ついでなので書いておくと、線の部分は「エッジ」と言います。 あるいは、そうですね。 [パソコン]―[ルータ]―[サーバ] な構成のネットワークがあったとしましょう。 このネットワークの構成図を書くと、以下のようになります。 さらに、これを点と線のみで簡略化して書くと、以下のようになります。 この簡略化した図における、点の部分(パソコン、ルータ、サーバ)が「ノード」です。 まずは図を点と線で簡略化して書いてみてください。 その際の点に相当する部分がノードです。
今日は2020年8月28日です。もうすぐ8月が終わります。まだまだ暑い日が続いていますが、夏の終わりは近いのでしょうね。夏が終われば、やってくるのは秋です。秋も美味しい食べ物がたくさんありますね。今から楽しみです。それでは今回もゆるく行ってみましょう。超不定期連載「分かりそう」で「分からない」でも「分かった」気になれるITコラムでございまぁす。このコーナーでは、各用語の説明ページでは取り上げにくいIT関連のネタをテーマに、だらだらと思いついたことを書いていきます。みなさんが「あぁ、なんか役に立ちそうな気もするけど、役に立たないかなぁ。でも、もしかしたら役に立つかも」と思える情報を発信できるように頑張ります! はじめに 栄えある五十四回目のテーマは……ピヨピヨピヨピヨ(ぴよぴよ的ドラムロール)……じゃん! 『わわわIT用語辞典』を運営する上で意識している3つの「しない」こと です。 今回のコ
似ているところ どちらもロックの分類を指す用語です。 楽観的ロックの反対が悲観的ロックです。 違うところ ダブルブッキングに対して、どれくらい本格的に備えるかが違います。 楽観的ロックは「ダブルブッキングする可能性は低いし、もしダブルブッキングしてもそこまでヤバいことにはならないよね」な考え方に沿って作られているロックです。 もしダブルブッキングしたら諦めます。 悲観的ロックは「ダブルブッキングする可能性は低くないし、もしダブルブッキングしたらヤバいよね」な考え方に沿って作られているロックです。 ダブルブッキングしないようにします。 備考 私の理解では、楽観的ロックや悲観的ロックは 設計思想 です。 必ずしも具体的なやり方を指す用語ではないと解釈しています。 例えば、SQLにおいて、select文の最後に「FOR UPDATE」を付けると悲観的ロックになります。 ただし 1.データを取得(
問題の発生に対する備え(に関する考え方)だよ 問題が起こる前提で備えるよ あるいは「問題が起きても、頑張って動かし続けるよ!」な考え方だよ 微妙にニュアンスの違う複数の意味があるよ 簡単に書くよ フォールトトレランス(英:fault tolerance)とは 問題が起こる前提で「ヤバいことになったら、どうする?」を想定して備えること。 あるいは 問題が発生した際に機能や性能を制限することなく動かし続けるための備えのこと です。 フォールトトレランスと直接は関係ありませんが、先に「フェイルソフト」と「フェイルセーフ」の説明をしておきます。 フェイルソフトは「多少しょぼくなっても、止まるよりはマシだよね?」な考え方です。 問題が発生した際に、無理が出ないように機能や性能を制限しますが、システム自体は止めません。 悪あがきをしながら、できるかぎり動かし続けようとします。 フェイルセーフは「何より
簡単に書くよ イーサネットフレーム(英:ethernet frame)とは イーサネットって規格に従って通信するときにやり取りされるデータのこと です。 順番に見ていきましょう。 まずは予備知識として「イーサネット」と「フレーム(パケット)」について簡単に説明します。 「そんなの説明されなくても知ってるよ!」な人は適当に読み飛ばしてください。 イーサネットは「LANに採用されている通信規格」です。 よく分からなければ「通信するときに守らなくちゃいけないお約束事のひとつ」くらいの認識でも良いです。 フレームは……パケットと同じだと思って、かまいません。 呼び名は違いますが、どちらも「通信用に細切れにしたデータ」です。 ちょっと小難しい言い方になってしまいますが、OSI参照モデルのネットワーク層におけるデータの呼び方が「パケット」で、データリンク層における呼び方が「フレーム」なのです。 ここら
簡単に書くよ スネークケース(英:snake case)とは 「hoge_data」のように単語間をアンダースコアでつなげる表記方法のこと です。 よく変数名の付け方の話で出てきます。 例えば hoge_data のように 単語間をアンダースコアでつなげる表記法 が「スネークケース」です。 見た目が蛇(snake)っぽいのが由来らしいですが、個人的には「本当に蛇っぽく見える?」と思っています。 変数には分かりやすい名前を付けるのが基本です。 ちなみに変数は「プログラミング言語における値を入れておく箱」ね。 自分しか見ない趣味のプログラムであれば変数名は「a」とか「b」でも良いでしょう。 自分の好みに合わせて好きなように付けてください。 ですが、お仕事で作るプログラムであれば話が変わってきます。 他の人も中身を見る場合は、名前を見れば入っているものを推測できるような変数名にするべきです。 例
簡単に書くよ スタックトレース(stack trace)とは エラーが発生したときに表示される内容で、そのエラーが発生するまでの過程(どんな処理がどの順番で呼び出されたかの流れ)を、ざっくりと表示したもの です。 プログラミングのお話です。 プログラムを実行しました。 エラーが発生しました。 処理が中断しました。 そのときに表示される内容で エラーが発生するまでに、どんな処理を、どの順番で呼び出したか表現したもの が「スタックトレース」です。 メモリのスタック領域の内容が表示されているのでスタックトレースと言いますが、気にする必要はありません。 Javaを例に説明しましょう。 例えば、以下のようなJavaで書いたプログラムがあったとします。 public class test01 { public static void func01(){ func02(); } public stati
簡単に書くよ 帯域幅(読:タイイキハバ 英:bandwidth)とは 「何種類の波を出せるの?」のこと。 もう少し具体的に書くと 「あ~、これはね~。最低○周波数から最高×周波数までの波が出るよ」のこと であり 通信するときに使われる電波や光の周波数(単位時間あたりの波の数)の範囲のこと です。 状況によっては 通信速度 の意味で使われている場合もあります。 サクっと一言で説明すると 通信に使われる波の周波数の範囲 が「帯域幅」です。 単に「帯域」と表現されたり「バンド幅」と表現される場合もあります。 ……と、いきなり言われても、よく分かりませんよね。 大丈夫です。 順番に見ていきましょう。 まず、周波数は「単位時間あたりの波の数」です。 単位は「Hz(ヘルツ)」を使うことが多いでしょう。 例えば、1秒間に1回揺れる波は「1Hz」です。 1秒間に5回揺れる波は「5Hz」になります。 波の揺
簡単に書くよ TXTレコード【DNSレコード】(読:ティーエックスティーレコード、テキストレコード 英:TXT record)とは 権威DNSサーバさん(自分の管理している情報を教えてあげるのが仕事のDNSサーバ)がお仕事で使うネタ帳(ゾーンファイル)の中身 であり コメントが書かれている行のこと です。 最初に留意事項です。 このページの説明は ・DNS ・DNSサーバ ・権威DNSサーバ ・ゾーンファイル の意味と関係性を理解している前提で書きます。 簡単に補足はしますけどね。 できれば上記の用語の意味を理解してから続きをご覧ください。 それでは順番に見ていきましょう。 DNSサーバには 1.フルサービスリゾルバ(DNSキャッシュサーバ) 2.権威DNSサーバ(DNSコンテンツサーバ) の2種類あります。 一般的には、パソコンさんからの問い合わせはフルサービスリゾルバさんが受け付けて対
簡単に書くよ フェイルオーバー(英:failover)とは 片方がぶっ壊れたら自動でもう一方に切り替えますよ機能のこと。 もう少し具体的に書くと 壊れたときの備えとして予備も一緒に動かしているシステムにおいて、主となる方がぶっ壊れたときに自動的に予備の方に切り替えてくれる機能のこと です。 サクッと一言で説明すると 壊れたときの備えとして予備も一緒に動かしているシステムやネットワークにおいて、片方がぶっ壊れたら自動でもう一方に切り替える機能 が「フェイルオーバー」です。 例えば、そうですね。 ピヨ太君がお客さまの依頼を請けて、ピヨピヨシステムを作りました。 ピヨピヨシステムは、ちょー大事なシステムです。 止まるなんてことがあってはいけません。 壊れたら、すんごい困ります。 お客さまからは、くどいくらいに念押しされました。 そんなプレッシャーをお客さまからかけられた小心者のピヨ太君、心配です
簡単に書くよ ファイルディスクリプタ(FD)(英:file descriptor)とは ファイルを識別するための目印 であり ファイル(への通り道)に割り振られる番号 です。 ファイルは、コンピュータさんの世界における「書類」ね。 ファイルディスクリプタの勉強をするときには、このイメージを捨ててください。 ファイルは書類ではありません。 紙パック入りのジュースです。 「いきなり何言ってんだ?こいつ」と思うでしょうが、我慢して、お付き合いください。 ここでポイントとなるのは、紙パック入りのジュースに付いているストローです。 例えば、そうですね。 ピヨ太君がファイルを開いたとしましょう。 いわゆる「file open」ってやつですね。 これは紙パック入りのジュースにストローを指す行為に相当します。 次に、ピヨ太君はファイルの中身を読み込みました。 「read」ってやつです。 これはストローに口
簡単に書くよ オーバーヘッド(英:overhead)とは コンピュータさんが何かやったときに発生する、付加的な処理(負荷)のこと です。 サクッと一言で説明すると コンピュータさんが何かやったときに発生する「あー、まぁ、それに関わることだから仕方ないんだけど、別にそれをやりたいわけじゃないんだよね」な処理 が「オーバーヘッド」です。 ちょっと小難しい言い方をすると 目的となる処理に付随して発生する付加的な処理 です。 例えば、そうですね。 ピヨ太君が焼き芋を食べようとしたとしましょう。 焼き芋を食べるには、皮をむかなくてはいけません。 ピヨ太君がやりたいことは「焼き芋を食べる」です。 ですが、焼き芋を食べようとすると「焼き芋の皮をむく」という作業が発生します。 ピヨ太君は焼き芋の皮をむきたいわけではありませんが、焼き芋を食べると必然的に焼き芋の皮をむくことになります。 この焼き芋の皮をむく
BIOSの後継者だよ OSとファームウェアのやり取りに関する取り決めだよ 「Unified Extensible Firmware Interface」の略だよ 簡単に書くよ UEFI(読:ユーイーエフアイ)とは BIOS(コンピュータの電源が入って最初に動く、主にハードウェアを制御するプログラム)の後継者として作られた存在で、BIOSに取って代わろうとしているやつ(ちょっと嘘) です。 もう少し正確に書くと OS(コンピュータの人格に相当するソフト)とファームウェア(ハードウェアを制御するプログラム)のやり取りに関する取り決めのひとつ です。 順番に見ていきましょう。 まずは予備知識として ・OS ・BIOS(バイオス) ・ファームウェア ・インターフェース について簡単に説明します。 「そんなの説明されなくても知ってるよ!」な人は適当に読み飛ばしてください。 OSは「パソコンさんの人格
簡単に書くよ hostsファイル(読:ホスツファイル 英:hosts file)とは なんちゃってDNSサーバ(IPアドレスとドメイン名の対応を管理するのが仕事のコンピュータ)なファイル。 もう少し具体的に書くと 「ホスト名(ネットワーク上で使うコンピュータの名前)として○○が指定されたらIPアドレス(インターネットをするときにコンピュータに割り当てられる住所)××のことだと思ってね!」のように、ホスト名とIPアドレスの対応付けを書いておくファイル です。 順番に見ていきましょう。 まずは予備知識として ・IPアドレス ・ドメイン名 ・DNS ・DNSサーバ ・ホスト名 について説明します。 「そんなの説明されなくても知ってるよ!」な人は適当に読み飛ばしてください。 IPアドレスは「コンピュータさん向けのネットワーク上の住所」です。 インターネットっぽい通信において、送信先を特定するときと
簡単に書くよ シェル(英:shell)とは コンピュータ株式会社の受付のおねーさんのこと。 もう少し真面目に書くと 人間様からの入力をコンピュータさんに伝えるプログラムのこと です。 イメージしにくければ Windowsにおける「コマンドプロンプト(コンピュータに詳しい人が使う、Windowsにくっついている黒い画面)」みたいなもの と考えても構いません。 例えば、ピヨ太君が「空を飛べ!」と入力したとします。 その入力を受けて、コンピュータの中にいる実際に仕事をするやつに「ねぇねぇ、ピヨ太が『空を飛べ!』って言ってるよ?」と伝える役目を果たすプログラムが「シェル」です。 コンピュータをひとつの会社に例えると、受付のおねーさんみたいなイメージですかね。 訪問者であるピヨ太君は受付のおねーさんに用件を言います。 例えば「ピヨ太ママに弁当を渡しに来ました」と言ったとしましょう。 受付のおねーさん
簡単に書くよ デプロイ(英:deploy)とは 作ったプログラムをしかるべき場所に置いたり、あれやこれやの設定をしたりして、使える状態にすること です。 少し大雑把過ぎる説明ですが、サクっと一言で説明すると 使える状態にする のが「デプロイ」です。 この用語がシステム開発の現場で出てきた場合は、作ったプログラムとかをしかるべき場所に置いて、あれやこれやと設定して「さぁ!これでガンガン動かせるぞ!」な状態にすることだと思ってください。 英語の「deploy(デプロイ)」の意味は、兵士とかを「配備する」とか「展開する」とか、そんな感じらしいです。 兵士の配備が終われば、戦闘準備は万端ですよね。 そこから連想して、準備万端に状況を整えて「バッチこーい!」な状態にするのを「デプロイ」と呼んでいるのだと思います。 ここまでの説明を踏まえて、ピヨ太君の例を見てみましょう。 例えば、そうですね。 ピヨ太
簡単に書くよ /etc/sudoersとは UNIX系のOS(コンピュータの人格に相当するソフト)(Linuxとか)で使われるファイルのひとつ であり sudoコマンドで変更できるユーザと実行できるコマンドを記述する設定ファイル です。 順番に見ていきましょう。 まずは予備知識として「sudo」コマンドについて簡単に説明します。 「そんなの説明されなくても知ってるよ!」な人は適当に読み飛ばしてください。 「sudo」コマンドは「スーパーユーザ(や他のユーザ)の権限でコマンドを実行するときに使うコマンド」です。 例えば sudo ls を実行すると、スーパーユーザ「root」として「ls」コマンドが実行されます。 同じように sudo -u piyota ls を実行すると、ユーザ「piyota」として「ls」コマンドが実行されます。 このように、別の人の振りをしてコマンドを実行するときに使
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