「明治安田J1、広島1-0横浜FC」(2日、エディオンピースウイング広島) 広島が完封勝利でリーグ4戦無敗とした。しかし、ミヒャエル・スキッベ監督は試合後の会見で審判への怒りをぶちまけ、会見は2分半で終了した。 勝利したにもかかわらず、会…
「明治安田J1、広島1-0横浜FC」(2日、エディオンピースウイング広島)
広島が完封勝利でリーグ4戦無敗とした。しかし、ミヒャエル・スキッベ監督は試合後の会見で審判への怒りをぶちまけ、会見は2分半で終了した。
勝利したにもかかわらず、会見場には凍りつく雰囲気に包まれた。怒りを押し殺すように席に座った指揮官は「今日の試合はわれわれが勝利に値するゲームだった。それ以上ゲームについては語るつもりはない」と切り出した。続けて、「今日のトルガイのケガが非常に残念です。日本のサッカーは間違った方向に進んでいます。宮崎でのキャンプの時に審判から説明があった。今シーズンはプレイングタイムを伸ばすためにファウルを流して、(プレイングタイムを)長くしていこうという話があったが、それによって、ファウルを流される、ファウルを何回受けても、ひどいファウルがあったにもかかわらず、カードも何も出ずに流されている現状がある。非常に残念です」と怒りをぶちまけた。
試合では途中出場のトルガイ・アルスランが終盤に相手と接触して、負傷交代。担架に乗せられてピッチを後にしていた。質疑応答前に「大事な質問だけにしてください」と言って報道陣を制したスキッベ監督は、アルスランの状態を問われると、「クソです」と言い残して会見場を後にした。