元ヤクルトの宮本慎也氏(54=日刊スポーツ評論家)が公式YouTube「解体慎書」を更新。2月ののキャンプ視察を終え、セ・リーグ各球団の戦力分析を行った。沖縄・浦添キャンプを視察した古巣のヤクルトについては「ぱっと目についたのは赤羽」とプロ…
元ヤクルトの宮本慎也氏(54=日刊スポーツ評論家)が公式YouTube「解体慎書」を更新。2月ののキャンプ視察を終え、セ・リーグ各球団の戦力分析を行った。
沖縄・浦添キャンプを視察した古巣のヤクルトについては「ぱっと目についたのは赤羽」とプロ5年目の赤羽由紘内野手(24)の名前を挙げた。
赤羽はBCリーグ・信濃から20年育成ドラフト2位で入団。22年に支配下登録され、昨季は36試合に出場して2本塁打を放った。打撃好調だった後半戦に死球を受け、離脱となっていた。
今春はキャンプから1軍に同行。宮本氏は「うまくいけば山田を脅かすぐらいの存在になるんじゃないかなという風には感じました。バッティングは良くなってました」と期待した。
チーム全体には「神宮なので基本的には打ち勝たないといけないと僕は思っている」とし「打線がうまく機能すれば。村上が打って、どれくらい外国人が打てるか。長岡も自信をつけたでしょうし」と分析。いかに得点を奪うかがカギとした。
今季のセ・リーグ予想についてはDeNAと巨人に◎、阪神、広島に○、ヤクルト、中日を△とした。
ヤクルトの課題は投手陣で「ピッチャーが不安要素。それを超える得点力を身につけないといけない。そう考えると△」と説明。
優勝候補の1番手にはDeNAを挙げ「DeNAが僕は1番。打線がいい。若い野手が1軍に残るのが大変なぐらい競争が激しい。レギュラーも脅かせそうな選手もいるので、野手はレベルが高いですね」と分析した。