「オープン戦、日本ハム2-0楽天」(23日、エナジックスタジアム名護) 日本ハム・宮西尚生投手が実戦初登板で1回をピシャリと抑えた。六回に4番手でマウンドに上がると、吉納を三ゴロ、太田を変化球で空振り三振に仕留め、最後は村林から138キロ…

 「オープン戦、日本ハム2-0楽天」(23日、エナジックスタジアム名護)

 日本ハム・宮西尚生投手が実戦初登板で1回をピシャリと抑えた。六回に4番手でマウンドに上がると、吉納を三ゴロ、太田を変化球で空振り三振に仕留め、最後は村林から138キロの外角直球で見逃し三振を奪った。

 「今日は内容よりは結果という思いだったので、しっかり結果を出せたのはよかったのかな。アピールの場だと思っているので」と納得顔。昨季習得したチェンジアップを多投し「再確認という意味で多めに投げた。次回の登板からはスライダーとのコンビネーションを課題に上げていきたい。ストレートの方は上出来かな」と、きっちりと目的を消化した。

 18年目のシーズンを迎える大ベテラン。「ルーキーの気持ちというか、本当に思いきって投げたい」と気力もみなぎり、2年ぶりの開幕1軍に向けて順調に歩みを進めている。「やっぱりプロ野球選手である以上、開幕1軍は目指すところ。いい調整はできていると思うので、キープしながら、もう少し開幕に向けて精度を上げていければ」と先を見据えた。