ユネスコ無形文化遺産登録記念!クリエイターとともに造る日本酒「350×プロジェクト」始動
「伝統的酒造り」がユネスコ無形文化遺産に登録されたことを受け、玉乃光酒造株式会社が「350×(カケル)プロジェクト」を始動すると発表しました。
日本酒離れが進み、直近の50年間で4分の1まで日本酒市場は縮小したと言われています。そこで、2000年以上続く日本の伝統的な産業を盛り上げるべく、若手醸造家が醸造した日本酒を使用したプロジェクトの立ち上げに至りました。プロジェクト名の「350×(カケル)プロジェクト」は、同社が創業350年を迎えたことから名付けられています。
第一弾は、日本、台湾、タイ、インドネシアで活躍するイラストレーターやデザイナー6名とのコラボレーション企画。2024年12月13日(金)に本数限定で発売開始された日本酒「350+」は、クリエイターが書き下ろした作品をラベルに使用することで、個性豊かな6種類のビジュアルに仕上がっています。同社が経営するレストランではアート作品の個展や作品販売会なども予定されており、今後もアーティストを通じて幅広い取り組みを展開するようです。
また、第二弾はゲームクリエイター、漫画家、音楽家などとのコラボレーションを予定していると発表されています。
日本の文化は海外でも人気が高く、ポテンシャルの高さが伺えます。本プロジェクトのようにジャンルや国境の垣根を越えた連携が、縮小が進む事業や古典的な伝統文化を再び盛り上げるきっかけとなるかもしれません。
また、今回「ユネスコ無形文化遺産登録」と時期を合わせたように、絶好のタイミングを逃さずプロジェクトのスタートを切ることで、ニュース性によるプロモーションの助長にも期待できそうです。
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