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JPS6390073A - デイジタル信号復調装置 - Google Patents

デイジタル信号復調装置

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Publication number
JPS6390073A
JPS6390073A JP23496286A JP23496286A JPS6390073A JP S6390073 A JPS6390073 A JP S6390073A JP 23496286 A JP23496286 A JP 23496286A JP 23496286 A JP23496286 A JP 23496286A JP S6390073 A JPS6390073 A JP S6390073A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
synchronization signal
circuit
synchronization
sync
Prior art date
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Application number
JP23496286A
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English (en)
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JP2625685B2 (ja
Inventor
Kazuo Hikawa
和生 飛河
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Victor Company of Japan Ltd
Original Assignee
Victor Company of Japan Ltd
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Publication date
Application filed by Victor Company of Japan Ltd filed Critical Victor Company of Japan Ltd
Priority to JP61234962A priority Critical patent/JP2625685B2/ja
Publication of JPS6390073A publication Critical patent/JPS6390073A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2625685B2 publication Critical patent/JP2625685B2/ja
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  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はディジタル信号復調装置に係り、特に回転ヘッ
ドにより記録済磁気テープから再生された被変調ディジ
タル信号を復調してデータ再生を行なう回転ヘッド式の
ディジタル信号復調装置に関する。
従来の技術 アナログ情報信号をパルス符号変調(F)CM)して得
られたディジタルデータに同期信号、誤り検査符号、誤
り訂正符号等を付加して、所定の信号フォーマットのブ
ロック信号を生成し、このブロック単位で時系列的に合
成されたディジタル信号を更に記録再生に適した変調方
式で変調し、これにより得られた被変調ディジタル信号
を記録媒体に記録し、これを再生するディジタル信号記
録再生システムが従来より知られている。
このようなディジタル信号記録再生システムにおいて、
再生時に各ブロックの先頭位置に配置されている同期信
号は、データ復調のためのゲート信号、クロックパルス
等のタイミング信号生成の基準となるので、ドロップア
ウト等により同期信号が欠落しても、その後同期信号を
確実に再生する必要があり、従来はこのために、例えば
誤り検出回路の出力に応じてパルス幅が変化する同期信
号抜き取り信号を発生し、抜き取り信号により再生同期
信号をゲートするようにしていた(例えば特公昭60−
52505号)。
発明が解決しようとする問題点 しかるに、上記の従来のディジタル信号復調装置は、ド
ロップアウト発生時にフェーズ・ロックド・ループ(P
LL)の同期がはずれ、再生ディジタル信号より抽出し
たクロックパルスの周波数が外れることを前提としたも
のであるが、PLLの性能向上に伴い、悦在では信号の
ドロップアウト発生時にもPLLのクロックが同期を保
ち続けることがある程度できるようになっている。すな
j− わち、再生信号が誤りであっても、PLLがある程度の
期間、同期状態を保ち続けることができるので、次に入
来する同期信号(以下、シンクと記す)の位置(位相)
はそれほど変らないから、上記した従来装置のように再
生シンクの抜ぎ取り用ゲート幅を広げることは、それだ
け偽の同期信号を検出する確率を高めてしまうことにな
る。
また、回転ヘッド式ディジタル・オーディオ・テープレ
コーダにおける高速サーチ再生時には、回転ヘッドが複
数のトラックを横切る走査軌跡を描くため、上記の従来
装置のように誤り検出符号CRCを用いたチェックの結
果によってゲート幅を拡げることは不可能である。
本発明は上記の点に鑑みなされたもので、上記の諸問題
点を解決したディジタル信号復調装置を提供することを
目的とする。
問題点を解決するための手段 本発明のディジタル信号復調装置は、位相同期回路と、
同期信号検出回路と、タイミング信号及び等化同期信号
を発生する信号生成手段と、同期信号保護回路とよりな
る。
作用 アナログ情報信号をパルス符号変調(PCM)して得ら
れたディジタルデータに同期信号、誤り検査符号等の冗
長ビットを付加して1ブロックを構成し、このブロック
単位で時系列的に合成されてなるディジタル信号が記録
されている記録済磁気テープから回転ヘッドにより再生
された上記ディジタル信号は位相同期回路によりクロッ
クパルスを再生されると共に、同期信号検出回路により
上記同期信号が検出される。
上記のクロックパルスと同期信号検出信号は信号生成手
段に供給され、ここでタイミング信号と等化同期信号が
生成される。信号生成手段は上記同期信号検出信号が入
力されないときは、自ら生成して等化同期信号に基づい
てタイミング信号と等化同期信号を夫々生成する。タイ
ミング信号は同期信号保護回路に供給され、ここで同期
信号を検出した後に次の同期信号が再生されるタイミン
グを予測し、予測されるタイミング近辺にのみ保護ゲー
トを生成し、保護ゲート内にて同期信号を検出する。同
期信号保護回路は、またこの同期信号の検出信号により
クリアされ、同期信号の未検出が1回ある毎に計数する
カウンタを有し、カウンタの計数値が一定値になったと
きに保護ゲートを解除する。
また、同期信号保護回路は高速サーチ時には、保護ゲー
ト内で同期信号が検出されないときは、次の同期信号が
検出されるまで保護ゲートを開き続ける。
実施例 第1図は本発明装置の要部の一実施例の回路図、第2図
は本発明装置の一実施例のブロック系統図を示す。本実
施例は回転ヘッド式ディジタル・オーディオ・テープレ
コーダ(RDAT)に適用したもので、第2図中、回転
ドラム15上に相対向して設けられた2個の回転ヘッド
16及び17により、回転ドラム15に90°の角度範
囲に亘って添接巻回せしめられつつ走行する記録済磁気
チー718の既記緑信号が再生される。回転ヘッド16
及び17により交互に再生された再生信号は、ブロック
単位で時系列的に合成されたディジタル信号を8−10
変調してなる被変調ディジタル信号とトラッキング参照
信号等からなる時分割多重信号で、ヘッドアンプ19、
波形等化回路2oを通してPLL21に供給され、ここ
で再生時の基本クロックパルスが生成される。
波形等化回路20の出力再生信号はトラッキング検出回
路22に供給され、ここでトラッキング参照信号(AT
F信号)が分離検出された後、トラッキング誤差に応じ
たトラッキング誤差信号に変換された後、トラッキング
制御回路23へ供給され、これにより磁気チー118の
走行位相が制御されて、回転ヘッド16.17が所定の
トラック路上を正確に走査するようなトラッキング制御
が行なわれる。
PLL21を通して取り出された再生信号はデータ復調
・識別回路24に供給され、ここで復調されて10ビツ
トのデータが8ビツトに変換される一方、シンク検出回
路26に供給され、ここで各ブロックの先頭位置にある
固定パターンの同期信号(シンク)が検出される。
シンク検出回路26によりシンクを検出して得られた検
出信号は本発明の要部をなす後述のシンク保護回路27
に前記クロックパルスと共に供給される。シンク保護回
路27は後述する如く、通常再生時には、シンク抜けが
発生した後もある程度の期間は通常のシンク保護のゲー
ト幅を保ち、その後シンクが検出されるまでゲートを解
放し続ける。これは、回転ヘッド式ディジタル・オーデ
ィオ・チープレ]−ダでは、ブロックのタイミングを一
度見失うと、ドラム回転やテープ走行速度。
PLLのクロック等のジッタにより、次のブロックのタ
イミングの予測がしにくいためである。また、もう一つ
の理由は、従来は最初に本来のシンクの中間で疑似シン
クを検出すると、保護ゲートが徐々に拡がり、本来のシ
ンク検出が遅れるが、このように最初に疑似シンクを検
出しても迅速に本来のシンクを検出できるようにするた
めである。
更に、シンク保護回路27は高速サーチ時には、一  
8 − 信号のドロップアウトが多く、記録時と同一のテープ走
行速度で再生を行なうノーマル再生時に比べ、PLLの
クロックが不安定になり、また再生信号より得られるべ
き抽出クロック信号の周波数も不安定になるため、シン
クの予測が難しく、シンクを検出後ある一定の幅だけシ
ンク保護ゲートをかけ、その後はすべての領域において
シンクを検出できるように、直ちにゲートを解放するよ
うに切換わる。これにより、データの読取り率を高める
と共に、シンク検出後、サブコード読取中に疑似シンク
が発生してタイミングカウンタがリセットされ、再生サ
ブコードを無効にしてしまうことを防止できる。
シンク保護回路27の出力信号はシンボルカウンタ28
に供給され、これより各種のタイミング信号が取り出さ
れ、シンク保護回路27、データ復調・識別回路24、
サブコード処即回路29、ブロックアドレス生成回路3
0、ランダム・アクセス・メモリ(RAM)31等に夫
々供給される。
データ復調・識別回路24により復調されたデー  1
 〇  − ィジタルデータには、サブチャンネル(サブコード)信
号が含まれている。このサブコード信号は年9月9日や
曲番、演奏時間(累計/曲毎)、記録に関する情報(テ
ープスピード、サンプリング周波数、エンファシスのオ
ン、オフ、コピー禁止フラグ)、フレームアドレス、イ
ンデックスナンバー、カタログナンバーなどのデータで
、PCM音声データとは別に設けられたサブコードエリ
アから再生されたデータで、ザブコード処理回路29に
より記憶保持される。また、復調されたディジタルデー
タはデータバス32を介してRAM31に書き込まれる
。その書き込みアドレスはブロックアドレス生成回路3
0及びシンボルカウンタ28により生成される。
RAM31に書き込まれたディジタルデータはエラー検
出・訂正回路32により符号エラーの検出、訂正を行な
われ、データバス32を介して補間処理回路34に供給
される。補r1.処理回路34はデータの訂正不能時に
、平均値補間の前値保持等の処理を行ない、その出力デ
ィジタルデータをDA変換器35に供給する。DA変換
器35によりディジタル−アナログ変換されたアナログ
オーディオ信号は出力端子36へ出力される。
次に本発明の要部について更に詳細に説明する。
第1図は、第2図に示したシンク保護回路27及びシン
ボルカウンタ28よりなる回路部の一実施例で、カウン
タ1は1ブロック内のタイミングを生成し、NOR回路
2の出力でクリア(リセット)される。1ブロックは3
6シンボルで、被変調ディジタル信号の1シンボルは1
0ビツトであるので1ブロックは360クロツクの計数
期間で伝送される。デコーダ3はカウンタ1の出力計数
値が予め設定した所定の値になる毎にパルスを発生する
回路で、1ブロック内の各データ処理のためのタイミン
グ(復調、パリティチェック、RAMIぎ込みタイミン
グ等のタイミングパルス)を生成し、またシンク保護ゲ
ート用のタイミングパルスa。
b及び等化同期信号Cを生成する。
カウンタ1はシンク検出回路26により検出されたシン
ク検出パルスと、後述のシンクゲートA。
BとをAND回路7により論理積をとって得たパルスか
、上記等化同期信号Cのどちらかが出力された時に、N
OR回路2の出力パルスによってリセットされる。デコ
ーダ3の出力タイミングパルスのうち、タイミングパル
スaはセット・リセット・フリップフロップ4及び5の
各セット端子に印加され、タイミングパルスbはフリッ
プフロップ4のリセット端子に印加される。これらのフ
リップ70ツブ4及び5はシンクゲート生成のための回
路で、フリップフロップ4のσ出力はNAND回路6、
カウンタ9及びセット・リセット・フリップフロップ1
0のリセット端子に夫々印加され、フリップフロップ5
のQ出力はシンクゲートAとしてAND回路7へ供給さ
れる。
カウンタ9はシンク抜けの回数を計測するカウンタで、
そのOA、Q[3の両川力信号はデータセレクタ8によ
り、どちらか一方が選択されてNAND回路6へ供給さ
れる。データセレクタ8の出力はNAND回路6より取
り出されるシンクゲートBを強制的に間き放しにする(
ハイレベルにする)ものである。フリップフロップ10
はリセット優先型のもので、カウンタ9のクリア信号を
生成する。入力端子11には前記シンク検出回路26に
より検出されたシンク検出パルスが入来し、入力端子1
2よりデータセレクタ8のセレクト端子にはノーマル再
生時ハイレベル、高速サーチ再生時にはローレベルのモ
ード判別信号が入来し、更に入力端子13にはPLL2
1の出力クロックがマスタークロックとして入来する。
次にノーマル再生時にシンクが2回続けて抜けた(再生
できなかった)場合の動作について説明する(なお、2
回以上続けてシンク抜けが生じても同様である)。第3
図(A)はデータ復調・識別回路24にシリアルに入力
される再生被変調ディジタル信号をシンボル単位で模式
的に示す。第3図(A>中、SYばシンク、IDはID
コード(識別コード)を示し、以下、ブロックアドレス
(BA)、IDコードとBAの誤り検出用パリティ、D
O〜031の32シンボルのPCM音声データの順でシ
リアルに伝送される。
第3図(B)は入力端子11よりのシンク検出パルスを
示し、実線が正常に再生検出されたシンク検出パルスを
示し、5YD1.8YD2がシンクパターン以外の所で
信号のドロップアウト等により偶然にシンクパターンが
発生し、それを検出したために生じた疑似シンク検出パ
ルスで、更に破線の矢印で示す位置は検出されるべきシ
ンクが検出できなかったために、シンク抜けが生じた位
置を示す。
このように、シンク抜けや疑似シンクが発生すると、た
だ単にシンク検出パルスでカウンタ1をリセットした場
合、再生データは第3図(A)のブロックn1〜n4の
4ブロックのデータが影響を受ける(nlはD31.n
2〜n4は全データが誤りとなる)。そこで、本実施例
ではシンク抜は対策として等化同期信号Cを生成し、ま
た第1図の回路4〜10により疑似シンク防止対策を行
なうものである。
第3図(B)に示すシンク検出パルスが入来すると、デ
コーダ3は第3図(C)、(D)に夫々示すタイミング
パルスa、bと、同図(E)に示す等化同期信号Cと、
それ以外の各種のタイミングパルスを発生する。このと
きのカウンタ1の計数値とパルスa−Cとの発生タイミ
ングを下記の表に示す。
すなわち、カウンタ1の計数値はO〜359のクロック
360カウントで一巡し、各1シンボルは10クロック
分で再生される。
これにより、フリップ70ツブ4のσ出力信号は第3図
(F)に示す如くになる。このσ出力信号は単純にカウ
ンタ1の出力計数値に応じて、次のシンク検出の予想タ
イミングを±5クロックの範囲で予測する信号である。
なお、±5クロック以外の予測範囲でもかまわないが、
あまり拡げすぎると、擬似シンクを拾い易くなる。この
予測範囲は、タイミングパルスa、bのタイミング出力
デコード値の設定により、任意に可変できる。
しかし、カウンタ1が最初に疑似シンクでリセットされ
たり、P L L 21の同期が外れたりしたときに、
フリップ70ツブ4のσ出力信号による同期保護ゲート
だけでは、実際のシンクと同期していないので、シンク
をずっと検出できなくなってしまう。
そこで、ある程度の期間シンクを検出しなかったときは
、このゲートを開き放しにしてシンクを捜すことが必要
になる。そのためのゲート強制解放信号が、データセレ
クタ8の出力信号である。
シンクを検出できない上記の「ある程度の期間」は、カ
ウンタ9、フリップフロップ10及びデータセレクタ8
よりなる回路により決定することができる。すなわち、
ノーマル再生時においては、入力端子12を介してハイ
レベルの信号がデータセレクタ8のセレクト端子に印加
されるので、データセレクタ8はその入力端子Bに入力
されるカウンタ9のQs出力信号を選択出力する。これ
により、カウンタ9のQe出力信号が第3図((」)に
示す如くハイレベルになると、データセレクタ8のσ出
力信号はローレベルになり、NAND回路6の出力シン
クゲートBを第3図(1)に示す如く強制的にハイレベ
ルにすると同時に、カウンタ9のEN(イネーブル)入
力端子に印加されてカウンタ9の計数動作を停止する。
カウンタ9はその後、クリア信号がローレベルになり、
そのときにクロックが入力されないと再び削数動作を開
始しない。
なお、第3図(G)はカウンタ9のQA出力信号、同図
(J)はフリップフロップ5のQ出力端子よりのシンク
ゲートA、同図(K)、(L)及び(M)はカウンタ1
のクリア信号、カウンタ9のクリア信号及びカウンタ9
のクロックタイミングを夫々示す。シンクゲートAは単
純にタイミングパルスaでセットされ、AND回路7の
出力信号でリセットされるフリップフロップ5のQ出力
信号であり、第3図(B)、(J)かられかるように、
シンク検出パルス入来時点で直ちに閉じる(ローレベル
になる)。これは、シンクゲートBがやや広めにとっで
あるものの、シンク検出後はすぐに閉じた方が、疑似シ
ンクの防止には有効だからである。これにより、第3図
(B)に示す疑似シンク5YD1.5YD2の検出パル
スが入来しても、このシンクゲートBによってAND回
路7よりゲート出力されない。
シンク保護はカウンタ1がこのようにシンク検出パルス
に同期して計数動作を行なっていれば良いが、実際には
、シンク抜けやクロックを用いていることによるクロッ
クの同期外れ等の要因で、カウンタ1の同期がずれるこ
とがある。第3図(C)〜(E)の各パルス間隔を見る
とこれがよく分る。シンク抜けは信号のドロップアウト
等が要因であり、このときのクロックも同期がはずれる
ことが多い。
本実施例ではシンクが2回続けて抜けると、第3図と共
に説明したように、シンクゲートBがハイレベルとなり
、かつ、シンクゲートAもハイレベルとなり、AND回
路7をゲート「間」状態に保持し続け、そしてそのまま
カウンタ9にクリア信号が入力されるまでカウンタ9は
計数動作を停止せしめられる。カウンタ9にクリア信号
が入力されるのは、シンク検出パルスが入来してフリッ
プフロップ10をセット状態とした時である。本実施例
では、第3図(A)に示したブロックn5から再びシン
ク検出パルスが同図(B)に示す如く正常に入力され始
め、この時点からカウンタ1が正常な計数動作を行なっ
ているので、カウンタ9のQe出力信号がブロックn6
のID−1−ド付近でローレベルになり、これにより保
護ゲートがブロックn6から正規の状態となっても、デ
ータの再生には全く影響はない。
なお、1回シンクが抜けても、次の予測される保護ゲー
ト内にシンク検出パルスが入来した場合は、通常の動作
が行なわれる。
次に、シンク抜けが2回以上発生した後に、疑似シンク
が発生した例について説明する。この例を挙げた理由は
、シンク抜けが発生し、その後ゲートを解放し続けるこ
とにより、疑似シンクを拾う確率が高いためである。第
4図(A>はこの場合のシンク検出パルスの入力タイミ
ングを模式的に示し、実線が正規のシンク検出パルス、
SDYが疑似シンク検出パルス、破線がシンク抜けを示
す。また、第4図(A)の波形上部は再生ブロック番号
を示す。
また第4図(B)はカウンタ1のクリアタイミングを示
し、同図(C)はフリップフロップ4のσ出力信号を示
す。更に第4図(F)、(G)はこの場合のシンクゲー
トB及びAを夫々示す。また、カウンタ9のクリアはシ
ンク抜は後、フリップフロップ4のσ出力信号(第4図
(C)に示す)がローレベルになっているとぎに、シン
ク検出パルスが入来したときに行なわれる(フリップフ
ロップ10はリセット優先型のため)。従って、2回シ
ンク扱けがあった後、疑似シンクによるシンク検出パル
スが第4図(A)にSYDで示す如く1回入来しても、
フリップフロップ10がそのとき第4図(C)に示す如
くハイレベルのリセット信号が入来しているのでリセッ
ト状態を保持し続け、カウンタ9はリセットされず、シ
ンク抜は後最初のシンク検出パルス入来時点より約1ブ
ロックの期間を置いてもう一度シンクが検出されたとき
に初めてリセットされる。第4図(D)及び(E)は、
カウンタ9のQA、QBの各出力信号を示す。
ここで、もう1回、しかも約1ブロック間隔で、疑似シ
ンクを検出したパルスが入来すると、カウンタ9はリセ
ットされ、シンクゲートBは閉じる(ローレベルとなっ
てAND回路7をゲート「閉」状態とする)が、このよ
うな確率は極めて低く万一発生しても、その後で又シン
ク抜けが検出されるため、復帰するこになる。
このようにして、上記の場合も疑似シンクによるシンク
検出パルスの入来に対して誤動作することなく、かつ、
シンク抜けに対して安定に所定タイミングの各種タイミ
ングパルスを発生することができる。
次に高速サーチ時について説明する。この場合、所望ト
ラックを検索するために記録時よりもテープ走行速度を
十分速くして再生を行なうので、第2図に示した回転ヘ
ッド16及び17は第5図にFF又はREWで示す如く
、複数本の記録トラックTを横切って走査する走査軌跡
を描く。ここで、FFは記録時と同一方向×1に記録済
磁気テープ18を高速走行させて再生を行なう順方向高
速再生時の走査軌跡で、REWは記録時と逆方向x2に
記録済磁気テープ18を高速走行させて再生を行なう逆
方向高速再生時の走査軌跡を示す。
記録済磁気チー118上のトラックTは相隣る2本のト
ラックが交互にアジマス角の異なる2つの回転ヘッドに
より順次に記録形成されたものであり、周知のアジマス
損失効果により、記録時と同一のアジマス角のギャップ
を有する回転ヘッドにより再生信号が得られ、異なるア
ジマス角のギャップを有する回転ヘッドではその再生出
力レベルが大きく低下するため、上記の高速再生時の再
生信号は第6図に示す如くになる。第6図の破線41で
囲んだ波形部分を拡大図示したのが第7図である。
第7図中、TAは再生する回転ヘッドど同一アー リq
 − ジマス角の回転ヘッドで記録されたトラックの走査期間
を示し、1日は異なるアジマス角の回転ヘッドで記録さ
れたトラックの走査期間を示す。このように、高速サー
チ再生時の再生信号はディジタル信号記録領域再生中も
、信号のドロップアウトが定期的に生ずるため、PLL
21のクロックは不安定となる。
また、高速サーチ再生時に、ヘッド・テープ間相対速度
が変わるため、相対速度を一定にするために回転ドラム
15の回転速度を制御する方式の場合、テープ走行速度
の変化率とドラム回転の変化率とが異なると、PLL2
1のロックレンジが狭い場合はテープ走行速度が安定す
るまでにP l−121の同期がはずれることがあり、
この場合は次のシンク検出パルスの入来を予測すること
が困難になる。
更に、200倍速の高速サーチ再生時には、順方向、逆
方向共に第7図のTAは約2.6ブロックで、TBは約
1,3ブロックであり(これらは連続ブロック読取長を
示す)、2,6ブロックしか読み取れないときに、2ブ
ロックまでシンク抜けの時に慣性のタイミングでゲート
を閉じているのは、大幅なデータ読取率の低下をまねく
。しかし、逆に保護ゲートを開き放しにし続けると、最
初のシンク検出後、サブコード再生中に疑似シンクが発
生すると、それ以降のデータが全く読み取れなくなって
しまう。特に、前記記録済磁気テープ18のザブコード
領域では、勺ブコードデータを読み取り、その内容によ
ってアクセスを行なう。従って、1ブロック間のシンク
保護は必要である。
そこで、第1図に示す回路において、高速サーヂ再生時
には、入力端子12に入来するモード判別信号がローレ
ベルとなり、データセレクタ8をカウンタ9のQA出力
信号を選択出力するように切換える。カウンタ9のQA
出力信号は第3図(G)に示したように、1ブロックよ
りもやや長い期間連続してマスタークロックを語数する
ことにより(シンク抜けがあると)ハイレベルとなるか
ら、シンクゲートBはシンク抜けがあると直ちにハイレ
ベルとなり、次のシンクが検出されるまで保護ゲートを
開き放しの状態とする。これにより、上述の機能が得ら
れる。
発明の効果 上述の如く、本発明によれば、ノーマル再生時や高速サ
ーヂ再生時のいずれの場合も、シンク抜けや疑似シンク
の発生に対して、従来よりも安定で、信頼性のあるデー
タ再生を行なうことができ、高速サーチ再生時にデータ
の読取り率を高めると共に、シンク検出後すブコード読
取中に疑似シンクが発生してタイミングカウンタがリセ
ットされ、再生サブコードを無効にしてしまうことを防
止することができる等の特長を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明装置の要部の一実施例を示す回路図、第
2図は本発明装置の一実施例を示すブロック系統図、第
3図及び第4図は夫々第1図図示回路の動作説明タイム
チャーi〜、第5図は高速ザーチ再生時のヘッド走査軌
跡の各個を示す図、第6図は高速サーチ再生時の再生信
号波形の一例を示す図、第7図は第6図図示波形の一部
拡大図である。 1.9・・・カウンタ、3・・・デコーダ、7・・・A
ND回路、8・・・データセレクタ、10・・・リセッ
ト優先型セット・リセット・フリップ70ツブ、11・
・・シンク検出パルス入力端子、12・・・モード判別
信号入力端子、16.17・・・回転ヘッド、18・・
・記録済磁気テープ、21・・・フェーズ・ロックド・
ループ(PLL)、26・・・シンク検出回路、27・
・・シンク保護回路、28・・・シンボルカウンタ。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)アナログ情報信号をパルス符号変調して得られた
    ディジタルデータに同期信号、誤り検査符号等の冗長ビ
    ットを付加して1ブロックを構成し、このブロック単位
    で時系列的に合成されてなるディジタル信号が記録され
    ている記録済磁気テープから回転ヘッドにより再生され
    た該ディジタル信号を復調する回転ヘッド式のディジタ
    ル信号復調装置において、 該再生ディジタル信号よりクロックパルスを得る位相同
    期回路と、 該再生ディジタル信号より該同期信号を検出する同期信
    号検出回路と、 該クロックパルスと該同期信号検出回路の出力検出信号
    とに基づいて計数を行なつてタイミング信号と等化同期
    信号を発生し、該同期信号検出回路により、該同期信号
    が検出されなかったときは該等化同期信号に基づいて該
    クロックパルスの計数を行なつて該タイミング信号と該
    等化同期信号を発生する信号生成手段と、 該信号生成手段よりの該タイミング信号に基づき該同期
    信号を検出した後に次の該同期信号が再生されるタイミ
    ングを予測し、予測されるタイミング近辺にのみ保護ゲ
    ートを生成し、該保護ゲート内にて該同期信号を検出し
    、該同期信号の検出信号によりクリアされ、該同期信号
    の未検出が1回ある毎に計数するカウンタを有し、該カ
    ウンタの計数値が一定値になったときに保護ゲートを解
    除する同期信号保護回路とよりなることを特徴とするデ
    ィジタル信号復調装置。
  2. (2)該同期信号保護回路は、所望トラックを検索する
    ために記録時よりもテープ走行速度を十分速くして再生
    を行なう高速サーチ再生時には予測した保護ゲート内に
    て同期信号を検出し、該保護ゲート内に該同期信号が検
    出されないときは、そのまま次の同期信号が検出される
    まで該保護ゲートを開き続けることを特徴とする特許請
    求の範囲第1項記載のディジタル信号復調装置。
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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5898812A (ja) * 1981-12-08 1983-06-11 Sony Corp デジタル信号の再生装置
JPS60245334A (ja) * 1984-05-18 1985-12-05 Matsushita Electric Ind Co Ltd デジタル信号再生装置

Patent Citations (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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