JPS61257348A - 雪冠路における車輌の緊急停止方法 - Google Patents
雪冠路における車輌の緊急停止方法Info
- Publication number
- JPS61257348A JPS61257348A JP60098994A JP9899485A JPS61257348A JP S61257348 A JPS61257348 A JP S61257348A JP 60098994 A JP60098994 A JP 60098994A JP 9899485 A JP9899485 A JP 9899485A JP S61257348 A JPS61257348 A JP S61257348A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- emergency
- brake pedal
- vehicle
- emergency brake
- snow
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Lighting Device Outwards From Vehicle And Optical Signal (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は、雪冠路における車輌の緊急停止方法に関する
。
。
[従来の技術]
雪冠路においては、従来、タイヤにチェーンを巻き付け
たり、スパイクタイヤ等が使用されている。しかし、例
えば、観光バスなどは、暖かい部会地から山間の寒冷地
へ行く場合が多く、この場合、出発時からスパイクタイ
ヤを使用すると、粉塵を撒き散らすという欠点がある。
たり、スパイクタイヤ等が使用されている。しかし、例
えば、観光バスなどは、暖かい部会地から山間の寒冷地
へ行く場合が多く、この場合、出発時からスパイクタイ
ヤを使用すると、粉塵を撒き散らすという欠点がある。
そこで、スノータイヤまたはラジアルタイヤの如きを使
用し、これにタイヤチェーンを巻き付けているのである
が、雪冠路で滑り易くなった路面、とくに凍結している
路面ではスリップすることが多い。かかる場合、従来は
ハンドルを滑りの方向に切るか、ブレーキを踏み直す功
ルて路面との摩擦を保っているのであるが、摩擦が保た
れなかった場合は、そのままの状態で滑り続け、ついに
は転落、衝突といった大惨事を招いているのであり、有
効に防止する方法がなかった。
用し、これにタイヤチェーンを巻き付けているのである
が、雪冠路で滑り易くなった路面、とくに凍結している
路面ではスリップすることが多い。かかる場合、従来は
ハンドルを滑りの方向に切るか、ブレーキを踏み直す功
ルて路面との摩擦を保っているのであるが、摩擦が保た
れなかった場合は、そのままの状態で滑り続け、ついに
は転落、衝突といった大惨事を招いているのであり、有
効に防止する方法がなかった。
[発明が解決しようとする問題1m1
本発明は、上記欠点に鑑み、雪冠路で滑り易くなった路
面、とくに凍結路面におけるスリップ事故の防止を図る
ことを目的とする。
面、とくに凍結路面におけるスリップ事故の防止を図る
ことを目的とする。
[問題点を解決するための手段]
上記目的達成のため、本発明は、 1b作によりメイン
ブレーキペダル、緊急ブレーキペダルを1順次作動せし
め、緊急ブレーキペダルの作動により供給される圧流体
により緊急停止装置の伸縮体を伸長させ、その先端部に
設けた爪体を着地させ、メインブレーキの制動力と相ま
って車輌を停止させることを特徴とする雪冠路における
車輌の緊急停止方法、とくに、緊急停止装置が前輪の直
後に+7Qけられた点および緊急ブレーキペダルの抑圧
により作動される緊急ブレーキ用エアバルブまで圧流体
が供給された時、緊急停止装置の準備用バイロフトラン
プおよび車体後部に設けられた後続車警告灯が一の色に
点灯され、緊急ブレーキペダルが押圧された時、緊急停
止装置の作動用バイlニア、。
ブレーキペダル、緊急ブレーキペダルを1順次作動せし
め、緊急ブレーキペダルの作動により供給される圧流体
により緊急停止装置の伸縮体を伸長させ、その先端部に
設けた爪体を着地させ、メインブレーキの制動力と相ま
って車輌を停止させることを特徴とする雪冠路における
車輌の緊急停止方法、とくに、緊急停止装置が前輪の直
後に+7Qけられた点および緊急ブレーキペダルの抑圧
により作動される緊急ブレーキ用エアバルブまで圧流体
が供給された時、緊急停止装置の準備用バイロフトラン
プおよび車体後部に設けられた後続車警告灯が一の色に
点灯され、緊急ブレーキペダルが押圧された時、緊急停
止装置の作動用バイlニア、。
トランプおよび上記後続車警告灯が他の色に点灯される
点に特徴を有する雪冠路における車輌の緊急停止方法を
供する。
点に特徴を有する雪冠路における車輌の緊急停止方法を
供する。
[実施例]
図面は、本発明にかかる雪冠路における車輌の緊急停止
方法を実施した装置例であり、これに基ずいて本発明に
かかる雪冠路における車輌の緊急停止方法を説明する。
方法を実施した装置例であり、これに基ずいて本発明に
かかる雪冠路における車輌の緊急停止方法を説明する。
緊急停止装置1は、前輪2の軌跡上で作動するよう、前
輪2の直後のシャシフレーム3に左右一対取り付けられ
、制動効果を高めるようにしである。即ち、車体下部の
シャシフレーム3に平行に一対のレール4が設けられ、
該レール4上に、回転自在の前後一対のスライドローラ
ー、5bを有する枠体8が、該スライドローラー、5b
を介して載置される。枠体6を構成するフレーム7は、
レール4と平行に一対設けられ、その前方部側に一対の
長孔からなる摺動孔8が設けられる。摺動孔8の前端部
には、一対のストッパ9が設けられる。
輪2の直後のシャシフレーム3に左右一対取り付けられ
、制動効果を高めるようにしである。即ち、車体下部の
シャシフレーム3に平行に一対のレール4が設けられ、
該レール4上に、回転自在の前後一対のスライドローラ
ー、5bを有する枠体8が、該スライドローラー、5b
を介して載置される。枠体6を構成するフレーム7は、
レール4と平行に一対設けられ、その前方部側に一対の
長孔からなる摺動孔8が設けられる。摺動孔8の前端部
には、一対のストッパ9が設けられる。
該ストッパ9は、伸縮体10と地面との高さを調整すべ
く、摺動孔8の長手方向に移動可能としである。伸縮体
重0は、伸縮自在に枢着された一対の平行アームからな
り、前方の主軸11が上記スライドローラ5aに嵌合さ
れ、後方の摺動軸12が上記摺動孔8に摺動自在に掛合
されることにより、上記フレーム7に垂下されている。
く、摺動孔8の長手方向に移動可能としである。伸縮体
重0は、伸縮自在に枢着された一対の平行アームからな
り、前方の主軸11が上記スライドローラ5aに嵌合さ
れ、後方の摺動軸12が上記摺動孔8に摺動自在に掛合
されることにより、上記フレーム7に垂下されている。
伸縮体は、走行障害とならないよう、通常車体床に突起
しないように格納されるものであればよく、上記構成に
よるものの他、圧気、圧油等の圧流体により伸縮自在に
作動するものでもよい、伸縮体lOは、路面に接地の際
の衝撃力を分散すべく、各枢着部に軸が嵌め込まれてい
る。上記軸中、先端部の軸13aと中間部の軸13b間
には、コイルばねからなる戻しばね14が掛は渡される
。伸縮体の先端部13aには、爪体15が取り付けられ
る。爪体15は、鋸歯状の爪が車輌の進行方向に沿って
、即ち前後方向に4条設けられ、前後端部には横方向に
も上記風が設けられている。爪体15の前部と伸縮体l
Oとの間には。
しないように格納されるものであればよく、上記構成に
よるものの他、圧気、圧油等の圧流体により伸縮自在に
作動するものでもよい、伸縮体lOは、路面に接地の際
の衝撃力を分散すべく、各枢着部に軸が嵌め込まれてい
る。上記軸中、先端部の軸13aと中間部の軸13b間
には、コイルばねからなる戻しばね14が掛は渡される
。伸縮体の先端部13aには、爪体15が取り付けられ
る。爪体15は、鋸歯状の爪が車輌の進行方向に沿って
、即ち前後方向に4条設けられ、前後端部には横方向に
も上記風が設けられている。爪体15の前部と伸縮体l
Oとの間には。
コイルばねからなる緩衝ばね1Bが設けられ、常時爪体
15を前上りの状態にし、着地時の衝撃を緩和させる。
15を前上りの状態にし、着地時の衝撃を緩和させる。
17は爪体15に取り付けられた水平調節用アジャスタ
である。18はショックアブゾーバ、18aは圧縮コイ
ルばねである。摺動軸12は、エアシリンダ19のピス
トン体19aに連結される。エアシリンダ19は、給気
管20により、緊急ブレーキ用エアバルブ21および準
備用エアバルブ22を介してエアタンク23に連結され
る。
である。18はショックアブゾーバ、18aは圧縮コイ
ルばねである。摺動軸12は、エアシリンダ19のピス
トン体19aに連結される。エアシリンダ19は、給気
管20により、緊急ブレーキ用エアバルブ21および準
備用エアバルブ22を介してエアタンク23に連結され
る。
緊急ブレーキ用エアバルブ21は、ポデー24の中央部
に設けられたバルブシート25に、弁償6が下方から圧
縮コイルばねnにより押し上げられている。弁軸28は
ポデー24の上方に突出され、この弁軸に緊急ブレーキ
ペダル29の押圧ロッド30が当たるようになっている
。上記ポデー24の上室24aおよび下室24bには夫
々流出口31.流入口32が開口される。緊急ブレーキ
ペダル29は、メインブレーキペダル33に突設された
連結板34の上に載置され、メインブレーキペダル33
のみを踏んだときには作動せず、一方、緊急ブレーキペ
ダル29を踏んだときには、まずメインブレーキが作動
した後に、緊急停止装置が作動するようになっている。
に設けられたバルブシート25に、弁償6が下方から圧
縮コイルばねnにより押し上げられている。弁軸28は
ポデー24の上方に突出され、この弁軸に緊急ブレーキ
ペダル29の押圧ロッド30が当たるようになっている
。上記ポデー24の上室24aおよび下室24bには夫
々流出口31.流入口32が開口される。緊急ブレーキ
ペダル29は、メインブレーキペダル33に突設された
連結板34の上に載置され、メインブレーキペダル33
のみを踏んだときには作動せず、一方、緊急ブレーキペ
ダル29を踏んだときには、まずメインブレーキが作動
した後に、緊急停止装置が作動するようになっている。
これは、緊急時に緊急ブレーキペダル29を使用する場
合の踏換え時間のロスをなくすためと、緊急停止時は抵
抗が非常に大となるので、メインブレーキの制動力と相
まって制動せしめることにより、緊急停止に伴なう急激
な衝撃を緩和するためと、メインブレーキペダル33は
数多く使用するペダルなので独立に作動可能にする必要
があるためである。35は、押圧ロッド30の長さを調
節するアジャストナツトであり、緊急ブレーキペダル2
9の押圧時期の調整をする。36は、緊急ブレーキペダ
ル29を上方(戻り方向)に付勢する圧縮コイルばねで
ある。
合の踏換え時間のロスをなくすためと、緊急停止時は抵
抗が非常に大となるので、メインブレーキの制動力と相
まって制動せしめることにより、緊急停止に伴なう急激
な衝撃を緩和するためと、メインブレーキペダル33は
数多く使用するペダルなので独立に作動可能にする必要
があるためである。35は、押圧ロッド30の長さを調
節するアジャストナツトであり、緊急ブレーキペダル2
9の押圧時期の調整をする。36は、緊急ブレーキペダ
ル29を上方(戻り方向)に付勢する圧縮コイルばねで
ある。
準備用エアバルブ22は、下方に向かってテーパ状に形
成された弁体37がポデー38に回転可能に嵌合される
。弁体37には、給気孔38と排気孔40とが夫々直角
に穿設される。給気孔39は、エアシリンダ19まで迅
速に給気できるよう大径に形成され、排気孔40は、伸
縮体lOを静かに格納できるよう小径に形成される。給
気孔39.排気孔40は、弁償7に連結されたレバー4
1の回動により吉川−7が回動されたとき、ポデー38
の給気口(図示せn、排気口(図示せず)に夫々接続す
るよう配設される。図示しない上記給気口、排気口は、
夫々給気管20、排気管42に連結される。準備用エア
バルブ22の作動は、手動により運転席に設けられたコ
ック(図示せず)を開閉せしめて行なう。しかし、準備
用エアバルブを電磁弁により構成し、車体下部に設けら
れたセンサー(図示せず)に所定の制御回路(図示せず
)を介して連結すれば、弁体の開閉、即ち作動のオン(
ON)、オフ(OFF)を自動化することもできる。準
備用エアバルブ22は常時は閉状態におかれている。
成された弁体37がポデー38に回転可能に嵌合される
。弁体37には、給気孔38と排気孔40とが夫々直角
に穿設される。給気孔39は、エアシリンダ19まで迅
速に給気できるよう大径に形成され、排気孔40は、伸
縮体lOを静かに格納できるよう小径に形成される。給
気孔39.排気孔40は、弁償7に連結されたレバー4
1の回動により吉川−7が回動されたとき、ポデー38
の給気口(図示せn、排気口(図示せず)に夫々接続す
るよう配設される。図示しない上記給気口、排気口は、
夫々給気管20、排気管42に連結される。準備用エア
バルブ22の作動は、手動により運転席に設けられたコ
ック(図示せず)を開閉せしめて行なう。しかし、準備
用エアバルブを電磁弁により構成し、車体下部に設けら
れたセンサー(図示せず)に所定の制御回路(図示せず
)を介して連結すれば、弁体の開閉、即ち作動のオン(
ON)、オフ(OFF)を自動化することもできる。準
備用エアバルブ22は常時は閉状態におかれている。
43は準備用エアバルブ22をオン状態にしたとき作動
するストップスイッチで、準備用エアバルブ22と緊急
ブレーキ用エアバルブ21との間を連結する給気管20
に連結される。このストップスイッチ43がオンになる
と、運転席に設けられた緊急停止装置の準備用パイロッ
トランプ(図示せず)が緑色に点灯されるとともに、車
体後部に設けられた後続車警告灯の文字および枠が緑色
に点灯される。44は緊急ブレーキペダル28が押圧さ
れ緊急停止装置が作動したとき作動するストップスイッ
チで、緊急ブレーキ用エアバルブ2!とエアシリンダ!
Sとの間を連結する給気?20に連結される。このスト
ップスイッチ44がオンになると、運転席に設けられた
緊急停止装置の作動用パイロットランプ(図示せず)が
赤色に点灯されるとともに、上記後続車警告灯の赤色の
地色が点灯される。
するストップスイッチで、準備用エアバルブ22と緊急
ブレーキ用エアバルブ21との間を連結する給気管20
に連結される。このストップスイッチ43がオンになる
と、運転席に設けられた緊急停止装置の準備用パイロッ
トランプ(図示せず)が緑色に点灯されるとともに、車
体後部に設けられた後続車警告灯の文字および枠が緑色
に点灯される。44は緊急ブレーキペダル28が押圧さ
れ緊急停止装置が作動したとき作動するストップスイッ
チで、緊急ブレーキ用エアバルブ2!とエアシリンダ!
Sとの間を連結する給気?20に連結される。このスト
ップスイッチ44がオンになると、運転席に設けられた
緊急停止装置の作動用パイロットランプ(図示せず)が
赤色に点灯されるとともに、上記後続車警告灯の赤色の
地色が点灯される。
雪冠路でない路面では、準備用エアバルブはオフとなっ
ている。したがって、この状態では、運転者が誤って緊
急ブレーキペダル29を踏み込んでも、緊急停止装置1
は作動しない。
ている。したがって、この状態では、運転者が誤って緊
急ブレーキペダル29を踏み込んでも、緊急停止装置1
は作動しない。
雪冠路において運転者は路面の凍結程度により判断し、
コックを回動して準備用エアバルブ22を開とする。す
ると、エアタンク23より圧気が緊急ブレーキ用エアバ
ルブ21の下家仙まで供給され、同時にストップスイッ
チ43が押圧されオンとなるので、準備用パイロットラ
ンプおよび後続車警告灯が緑色に点灯される。この状態
においても、運転者がメインブレーキペダル33を踏ん
でいる限り、緊急停止装置1は作動しない。
コックを回動して準備用エアバルブ22を開とする。す
ると、エアタンク23より圧気が緊急ブレーキ用エアバ
ルブ21の下家仙まで供給され、同時にストップスイッ
チ43が押圧されオンとなるので、準備用パイロットラ
ンプおよび後続車警告灯が緑色に点灯される。この状態
においても、運転者がメインブレーキペダル33を踏ん
でいる限り、緊急停止装置1は作動しない。
次に、運転者が緊急ブレーキペダル29を踏み込むと、
連結板34を介して、まずメインブレーキペダル33が
押圧されるから、これにより車輌速度が制動された後、
緊急停止装置lが作動する。即ち、押圧ロッド30が弁
軸四を押圧するので、緊急ブレーキ用エアバルブ21が
開栓され、圧気が下惚4bより上室24aを経てエアシ
リンダ19に供給される。すると、エアシリンダ19の
ピストン体19aが矢印A方向に進行するので、これに
押圧されて摺動軸12が前方に移動する。このため、伸
縮体10が戻しばね14の付勢力に抗し、下方に伸長さ
れ、爪体15が着地する。爪体15が着地すると、鋸歯
状の爪が凍結路面に喰い込むので、接地抵抗が非常に大
となり、車輌はメインブレーキの制動力と相まって、危
険なスリップを回避するのである。爪体15の着地時に
おいて、緩衝ばね16があるため爪体15は後部から着
地するので、緊急停止に伴なって爪体15にかかる急激
な衝撃が緩和される。(第9図(イ)乃至(ハ)参照)
。着地時に乗員が受ける急激な衝撃は、枠体6がレール
4上を後方(2)2図矢印B方向)に摺動し、ショック
アブゾーバ18および圧縮コイルばね18aがこれを受
けることにより、緩和される。緊急ブレーキペダル2θ
が押圧されることにより、ストップスイッチ44が作動
されるので、作動用パイロットランプおよび後続車警告
灯が赤色に点灯される。しかして、緊急停止が完了する
と、緊急ブレーキペダル29の押圧が解除される。次い
で、準備用エアバルブ22を閉にすると、圧気はエアシ
リンダ19より排気管42を通って排気されるので、伸
縮体10は戻しばね14の付勢力により元位置に復帰す
る。この場合、緊急ブレーキペダルを踏み直すことによ
り、準備用エアバルブ22と緊急ブレーキ用エアバルブ
21間の圧気を排出する。
連結板34を介して、まずメインブレーキペダル33が
押圧されるから、これにより車輌速度が制動された後、
緊急停止装置lが作動する。即ち、押圧ロッド30が弁
軸四を押圧するので、緊急ブレーキ用エアバルブ21が
開栓され、圧気が下惚4bより上室24aを経てエアシ
リンダ19に供給される。すると、エアシリンダ19の
ピストン体19aが矢印A方向に進行するので、これに
押圧されて摺動軸12が前方に移動する。このため、伸
縮体10が戻しばね14の付勢力に抗し、下方に伸長さ
れ、爪体15が着地する。爪体15が着地すると、鋸歯
状の爪が凍結路面に喰い込むので、接地抵抗が非常に大
となり、車輌はメインブレーキの制動力と相まって、危
険なスリップを回避するのである。爪体15の着地時に
おいて、緩衝ばね16があるため爪体15は後部から着
地するので、緊急停止に伴なって爪体15にかかる急激
な衝撃が緩和される。(第9図(イ)乃至(ハ)参照)
。着地時に乗員が受ける急激な衝撃は、枠体6がレール
4上を後方(2)2図矢印B方向)に摺動し、ショック
アブゾーバ18および圧縮コイルばね18aがこれを受
けることにより、緩和される。緊急ブレーキペダル2θ
が押圧されることにより、ストップスイッチ44が作動
されるので、作動用パイロットランプおよび後続車警告
灯が赤色に点灯される。しかして、緊急停止が完了する
と、緊急ブレーキペダル29の押圧が解除される。次い
で、準備用エアバルブ22を閉にすると、圧気はエアシ
リンダ19より排気管42を通って排気されるので、伸
縮体10は戻しばね14の付勢力により元位置に復帰す
る。この場合、緊急ブレーキペダルを踏み直すことによ
り、準備用エアバルブ22と緊急ブレーキ用エアバルブ
21間の圧気を排出する。
[発明の効果]
このように1本発明にかかる雪冠路における車輌の緊急
停止方法によれば、雪冠路で滑り易くなった路面、とく
に凍結路面におけるスリップ事故を効果的に防止するこ
とができる。しかも、緊急停止装置の作動は、通常のブ
レーキペダルを踏むのと同様1回の動作にて開始され、
即座に対応できるから、緊急時において極めて有効であ
る。
停止方法によれば、雪冠路で滑り易くなった路面、とく
に凍結路面におけるスリップ事故を効果的に防止するこ
とができる。しかも、緊急停止装置の作動は、通常のブ
レーキペダルを踏むのと同様1回の動作にて開始され、
即座に対応できるから、緊急時において極めて有効であ
る。
図面は本発明にかかる雪冠路における車輌の緊急停止方
法に使用される緊急停止装置の実施例を示し、第1図は
空圧回路図、第2図は緊急停止装置の一部切断斜視図、
第3図は緊急ブレーキ用エアバルブの断面図、第4図は
緊急ブレーキペダル部の側面図、第5図は同平面図、第
6図は準備用エアバルブの断面図、第7図は同平面図、
第8図は緊急停止装置の設を位置を示す概略側面図、第
9図(イ)乃至(ハ)は緊急停止装置の作動状態を示す
概略側面図である。 ■・・・緊急停止装置 2・・・前輪3・・・シャ
シフレーム 4・・・レール5d、5b・・・スライ
ドローラ8・・・枠体7・・・フレーム 8・
・・摺動孔9・・・ストッパ 10・司叫略体
11・・・主軸 12・・葡軸13a、1
3b・・・軸 14・・・戻しばね15・・・爪
体 16・・1衝ばね17・・・アジャス
タ 18・・・ショックアブゾーバ18a・・・
圧縮コイルばね 18・・・エアシリンダ20・・・給
気管 21・・・緊急ブレーキ用エアバルブ22・
・・準備用エアバルブ 23・・・エアタンク24・・
・ホ7”−25・・・バルブシート26・・・弁体
27・・・圧縮コイルばね28・・・弁軸
29・・・緊急ブレーキペダル30・・・
押圧ロッド 31・・・流出口32・・・流入口
33・・・メインブレーキペダル34・・・
連結板 35・・・アシヤストナー/ )3
6・・・圧縮コイルばね 37・・−fn38・・・
ポデー 39・・負気孔40・・・排気孔
41・・・レバー42・・・排気管
43・・・ストップスイッチ44・・・ストップス
イッチ 第1図 第5図 j 第8図 第9図
法に使用される緊急停止装置の実施例を示し、第1図は
空圧回路図、第2図は緊急停止装置の一部切断斜視図、
第3図は緊急ブレーキ用エアバルブの断面図、第4図は
緊急ブレーキペダル部の側面図、第5図は同平面図、第
6図は準備用エアバルブの断面図、第7図は同平面図、
第8図は緊急停止装置の設を位置を示す概略側面図、第
9図(イ)乃至(ハ)は緊急停止装置の作動状態を示す
概略側面図である。 ■・・・緊急停止装置 2・・・前輪3・・・シャ
シフレーム 4・・・レール5d、5b・・・スライ
ドローラ8・・・枠体7・・・フレーム 8・
・・摺動孔9・・・ストッパ 10・司叫略体
11・・・主軸 12・・葡軸13a、1
3b・・・軸 14・・・戻しばね15・・・爪
体 16・・1衝ばね17・・・アジャス
タ 18・・・ショックアブゾーバ18a・・・
圧縮コイルばね 18・・・エアシリンダ20・・・給
気管 21・・・緊急ブレーキ用エアバルブ22・
・・準備用エアバルブ 23・・・エアタンク24・・
・ホ7”−25・・・バルブシート26・・・弁体
27・・・圧縮コイルばね28・・・弁軸
29・・・緊急ブレーキペダル30・・・
押圧ロッド 31・・・流出口32・・・流入口
33・・・メインブレーキペダル34・・・
連結板 35・・・アシヤストナー/ )3
6・・・圧縮コイルばね 37・・−fn38・・・
ポデー 39・・負気孔40・・・排気孔
41・・・レバー42・・・排気管
43・・・ストップスイッチ44・・・ストップス
イッチ 第1図 第5図 j 第8図 第9図
Claims (3)
- (1)1動作によりメインブレーキペダル、緊急ブレー
キペダルを順次作動せしめ、緊急ブレーキペダルの作動
により供給される圧流体により緊急停止装置の伸縮体を
伸長させ、その先端部に設けた爪体を着地させ、メイン
ブレーキの制動力と相まって車輌を停止させることを特
徴とする雪冠路における車輌の緊急停止方法。 - (2)緊急停止装置が前輪の直後に設けられた特許請求
の範囲第1項記載の雪冠路における車輌の緊急停止方法
。 - (3)緊急ブレーキペダルの押圧により作動される緊急
ブレーキ用エアバルブまで圧流体が供給された時、緊急
停止装置の準備用パイロットランプおよび車体後部に設
けられた後続車警告灯が一の色に点灯され、緊急ブレー
キペダルが押圧された時、緊急停止装置の作動用パイロ
ットランプおよび上記後続車警告灯が他の色に点灯され
る特許請求の範囲第1項または第2項記載の雪冠路にお
ける車輌の緊急停止方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60098994A JPS61257348A (ja) | 1985-05-10 | 1985-05-10 | 雪冠路における車輌の緊急停止方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60098994A JPS61257348A (ja) | 1985-05-10 | 1985-05-10 | 雪冠路における車輌の緊急停止方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61257348A true JPS61257348A (ja) | 1986-11-14 |
Family
ID=14234533
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60098994A Pending JPS61257348A (ja) | 1985-05-10 | 1985-05-10 | 雪冠路における車輌の緊急停止方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61257348A (ja) |
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02109765U (ja) * | 1989-02-20 | 1990-09-03 | ||
JPH0313261U (ja) * | 1989-06-24 | 1991-02-12 | ||
JPH0474168U (ja) * | 1990-11-09 | 1992-06-29 | ||
JPH05116604A (ja) * | 1991-10-09 | 1993-05-14 | Fumiaki Hasegawa | 緊急ブレーキ装置 |
JPH066143U (ja) * | 1992-01-07 | 1994-01-25 | 有限会社平林硝子店 | 凍結路用自動車制動装置 |
JPH07223518A (ja) * | 1994-02-14 | 1995-08-22 | Suehiro Ogasawara | 自動車制動補助具 |
BE1018704A3 (nl) * | 2009-03-27 | 2011-07-05 | Vangerven Mathieu | Remsysteem voor voertuigen met antidiefstal toepassing en antislipsysteem. |
JP2016022804A (ja) * | 2014-07-17 | 2016-02-08 | 日立建機株式会社 | 鉱山用ダンプトラック |
US9868328B2 (en) | 2013-08-20 | 2018-01-16 | Sleipner Finland Oy | Method and a transfer trailer for transferring a heavy transferable work machine |
-
1985
- 1985-05-10 JP JP60098994A patent/JPS61257348A/ja active Pending
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02109765U (ja) * | 1989-02-20 | 1990-09-03 | ||
JPH0313261U (ja) * | 1989-06-24 | 1991-02-12 | ||
JPH0474168U (ja) * | 1990-11-09 | 1992-06-29 | ||
JPH05116604A (ja) * | 1991-10-09 | 1993-05-14 | Fumiaki Hasegawa | 緊急ブレーキ装置 |
JPH066143U (ja) * | 1992-01-07 | 1994-01-25 | 有限会社平林硝子店 | 凍結路用自動車制動装置 |
JPH07223518A (ja) * | 1994-02-14 | 1995-08-22 | Suehiro Ogasawara | 自動車制動補助具 |
BE1018704A3 (nl) * | 2009-03-27 | 2011-07-05 | Vangerven Mathieu | Remsysteem voor voertuigen met antidiefstal toepassing en antislipsysteem. |
US9868328B2 (en) | 2013-08-20 | 2018-01-16 | Sleipner Finland Oy | Method and a transfer trailer for transferring a heavy transferable work machine |
JP2016022804A (ja) * | 2014-07-17 | 2016-02-08 | 日立建機株式会社 | 鉱山用ダンプトラック |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US2409908A (en) | Safety mechanism for brakes | |
US5010982A (en) | Method and apparatus for improving vehicle traction and roadability | |
JPS61257348A (ja) | 雪冠路における車輌の緊急停止方法 | |
US6978865B2 (en) | Safety chock | |
US2687191A (en) | Emergency braking and antijackknifing device for towed vehicles | |
US4867289A (en) | Vehicle brake lock having throttle pedal release | |
US2730196A (en) | Vehicle emergency brake | |
US3653724A (en) | Safety brake system | |
JPH06293252A (ja) | 自動車における雪路用ブレ−キ装置 | |
JPS6230831Y2 (ja) | ||
US2625909A (en) | Vacuum brake for motor trucks | |
KR200284895Y1 (ko) | 자동차의 제동장치 | |
US3114440A (en) | Auxiliary safety brake mechanism for motor vehicles | |
JPH07291106A (ja) | 寒冷地車両用非常ブレーキ装置 | |
KR950003558Y1 (ko) | 자동차의 미끄럼방지 안전브레이크 장치 | |
US1249722A (en) | Non-skid device. | |
US2839163A (en) | Emergency brake for vehicles | |
DE4012540A1 (de) | Geraet zur erheblichen erhoehung der haftung bei kraftfahrzeugen und anhaengern zwischen fahrbahn und reifen bei verschiedenen aggregatzustaenden, bremsung, beschleunigung verschiedener untergrund usw. durch automatisch und/oder teilautomatisch steuerbar vareirbaren reifenluftdruck | |
US2604192A (en) | Emergency brake | |
US1621431A (en) | Emergency-brake mechanism | |
KR100257011B1 (ko) | 차량의 주차시 차량 고정 장치 | |
US1148281A (en) | Antiskidding device. | |
JPS6137570A (ja) | 車輌用油圧式スキツド防止制動装置 | |
JPH05116604A (ja) | 緊急ブレーキ装置 | |
KR0131803Y1 (ko) | 자동차 미끄러짐 방지용 유압식 브레이크 마스터 실린더 |