JPS61187411A - 音叉型水晶振動子 - Google Patents
音叉型水晶振動子Info
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- JPS61187411A JPS61187411A JP2688285A JP2688285A JPS61187411A JP S61187411 A JPS61187411 A JP S61187411A JP 2688285 A JP2688285 A JP 2688285A JP 2688285 A JP2688285 A JP 2688285A JP S61187411 A JPS61187411 A JP S61187411A
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- JP
- Japan
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- tuning fork
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- base
- width
- crystal resonator
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- Piezo-Electric Or Mechanical Vibrators, Or Delay Or Filter Circuits (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
以下の順序で本発明を説明する。
A 産業上の利用分野
B 発明の概要
C従来技術
D 発明が解決しようとする問題点
E 問題点を解決するための手段
に1 基部の長さく第6図、第7図、第8図)T2 音
叉腕の長嘔、鶴、厚み (第9図、第10図、第11図) IIi5 基部幅の寸法 (第12図、第13図、に14図) F4 姿勢差及び振動子の全長 (第15図、第16図) F5 基部端部の凹部の形底 (第17図、第18図、Tより図、第 20図、第21図) F6 カット方位(第9図) F 実施例 G 発明の効果 A (産業上の利用分野) 本発明は、屈曲振動の基本振動と捩れ振動の基本振動の
弾性結合を利用する音叉型水晶振動子の形状及び寸法に
関するものである。
叉腕の長嘔、鶴、厚み (第9図、第10図、第11図) IIi5 基部幅の寸法 (第12図、第13図、に14図) F4 姿勢差及び振動子の全長 (第15図、第16図) F5 基部端部の凹部の形底 (第17図、第18図、Tより図、第 20図、第21図) F6 カット方位(第9図) F 実施例 G 発明の効果 A (産業上の利用分野) 本発明は、屈曲振動の基本振動と捩れ振動の基本振動の
弾性結合を利用する音叉型水晶振動子の形状及び寸法に
関するものである。
B (発明の概要)
本発明は、屈曲の基本振動と捩れの基本振動の弾性結合
を利用する音叉型水晶振動子において、基部の長さ及び
幅寸法を適切に選び、叉着部に凹部を設けることに工り
、主振動である屈曲の基本振動の振動モレを防ぎ、基部
の長さ寸法を従来の振動チェり短かくして姿勢差を小さ
くし、更にカット方位を適切な値に選ぶことにより、優
れた周波数温度特性を得られる様にしたことを特徴とす
るものである。 、 C(従来技術) 近年、屈曲振動と捩れ振動の弾性結合を利用し、屈曲振
動の周波数温度特性(以後、f−T特性と呼ぶ)を良好
にした音叉型水晶振動子が注目されている。
を利用する音叉型水晶振動子において、基部の長さ及び
幅寸法を適切に選び、叉着部に凹部を設けることに工り
、主振動である屈曲の基本振動の振動モレを防ぎ、基部
の長さ寸法を従来の振動チェり短かくして姿勢差を小さ
くし、更にカット方位を適切な値に選ぶことにより、優
れた周波数温度特性を得られる様にしたことを特徴とす
るものである。 、 C(従来技術) 近年、屈曲振動と捩れ振動の弾性結合を利用し、屈曲振
動の周波数温度特性(以後、f−T特性と呼ぶ)を良好
にした音叉型水晶振動子が注目されている。
この振動子は、現在腕時計用振動子として便われている
音叉型水晶振動子に比較しf−T特性が数段に優れてい
るため、現在の腕時計が月差10秒ないし15秒を保証
するのに比べ、この振動子を使用したFA時Ir′iは
手差10秒を満足することが可能と考えられている。
音叉型水晶振動子に比較しf−T特性が数段に優れてい
るため、現在の腕時計が月差10秒ないし15秒を保証
するのに比べ、この振動子を使用したFA時Ir′iは
手差10秒を満足することが可能と考えられている。
屈曲振動と捩れ振、勘の弾性結合を利用する音叉型水晶
振動子は、従来、屈曲の二次振動(以後、F2と呼ぶ)
と捩れの基本振動(以後T1と呼ぶ)の弾性結合を利用
する方式が考えられてきた。
振動子は、従来、屈曲の二次振動(以後、F2と呼ぶ)
と捩れの基本振動(以後T1と呼ぶ)の弾性結合を利用
する方式が考えられてきた。
この方式は、F’2を利用することにぶり、振動子のR
,を小石〈することができる%徴を持っている。
,を小石〈することができる%徴を持っている。
しかし、屈曲の基本振(転)(以後、Flと呼ぶ)とT
1の弾性結合を利用すると、F2とT1の弾性結合を利
用する場合に比べ、同一の周波数を得る時、!ti動子
の大きさが小さくなシ、体積も小さくなり、振動子の小
型化に有利である。第2図にFlの、第3図にF2の振
mK位の様子を破線に工っで示す。
1の弾性結合を利用すると、F2とT1の弾性結合を利
用する場合に比べ、同一の周波数を得る時、!ti動子
の大きさが小さくなシ、体積も小さくなり、振動子の小
型化に有利である。第2図にFlの、第3図にF2の振
mK位の様子を破線に工っで示す。
Fii利用すると振動子が小屋になる理由を以下vc説
明する。
明する。
第4図に示す9口く、振動子の厚みをt、音叉腕の長さ
と幅をそれぞれ2及びWとすると、屈曲振動の周波数f
IF(以後、fFと呼ぶ)と捩れ振動の周波at T
(以後、fTと呼ぶ)に次式で表わすことができる。
と幅をそれぞれ2及びWとすると、屈曲振動の周波数f
IF(以後、fFと呼ぶ)と捩れ振動の周波at T
(以後、fTと呼ぶ)に次式で表わすことができる。
f?==OF@it/n” ・・・・・・(1
)fT=aτ・t/(j+w) ・・・・・・(2)
ここで、Oy及びOTは定数である。同一の形状金持つ
音叉型水晶振動子においてF2の周波数はFlの周波数
の約6倍の11[t−持っている。
)fT=aτ・t/(j+w) ・・・・・・(2)
ここで、Oy及びOTは定数である。同一の形状金持つ
音叉型水晶振動子においてF2の周波数はFlの周波数
の約6倍の11[t−持っている。
故に、屈曲の二次振動と同一の周波数を基本振動で実現
しょうとする時、屈曲二次amをする音叉型水晶振動子
に比較し、Wを大きくするか、2を短かくすれば艮い。
しょうとする時、屈曲二次amをする音叉型水晶振動子
に比較し、Wを大きくするか、2を短かくすれば艮い。
Wを大きくすると、限られた容器に入れにくくなる夷め
、普通に2を短かくする。故に、F2の周波数と同じ周
波数をFlで*机する場合、音叉腕の長さ2に普通、屈
曲二次振動の場合の約40チ位になる。
、普通に2を短かくする。故に、F2の周波数と同じ周
波数をFlで*机する場合、音叉腕の長さ2に普通、屈
曲二次振動の場合の約40チ位になる。
又、屈曲振動と換れ振動の弾性結合を利用する場合、f
TをfFに近づける必要がある。手差表示可能な高nt
度の周波数温度特性忙持つ時のfXPとfTが満たすべ
き条件に次式でほぼ表わすことができる。
TをfFに近づける必要がある。手差表示可能な高nt
度の周波数温度特性忙持つ時のfXPとfTが満たすべ
き条件に次式でほぼ表わすことができる。
(fF−fT)/flF==α02〜α05 ・・・
・・・(3)故に、1!′2とT1の弾性結合を利用す
る場合に比べ、Flと11の弾性結合を利用する場合に
、(3)式を実現する几めに、2が小さくなっているこ
とから厚みtを小さくしなければならない。
・・・(3)故に、1!′2とT1の弾性結合を利用す
る場合に比べ、Flと11の弾性結合を利用する場合に
、(3)式を実現する几めに、2が小さくなっているこ
とから厚みtを小さくしなければならない。
2とtを小さくする拳からFlとT1の弾性結合を利用
すると、F2とT1の弾性結合を利用する場合に比べ、
振動子の体81ははるかに小さくなる。
すると、F2とT1の弾性結合を利用する場合に比べ、
振動子の体81ははるかに小さくなる。
父、フォトリングラフィを利用して音叉製水晶振動子を
作製する場合、振動子の厚みが薄いことに、水晶のエツ
チングを行なう時、時間を短かくする事が可能となる。
作製する場合、振動子の厚みが薄いことに、水晶のエツ
チングを行なう時、時間を短かくする事が可能となる。
この様に、FlとT1の弾性結合を利用すると、振動子
は小型になり、しかもフォトリングラフィを利用して振
動子を作る場合、短時間で作製できることからコストも
安い大きな利点を持っている。
は小型になり、しかもフォトリングラフィを利用して振
動子を作る場合、短時間で作製できることからコストも
安い大きな利点を持っている。
D (発明が解決しょうとする問題点)ところで、音叉
型水晶振動子1重力の影響による姿勢差が存在する。
型水晶振動子1重力の影響による姿勢差が存在する。
姿勢差とに音叉型水晶振動子が重力方向に対してとる姿
勢、即ち音叉腕先端を上向き、下向き。
勢、即ち音叉腕先端を上向き、下向き。
慣向き等のあらゆる方向に向け7tf#の姿勢の違いに
工り、周波数が変化するJA象を言う。
工り、周波数が変化するJA象を言う。
この姿勢差が大きいと、手差表示可能な高精度腕時計用
水晶振動子として使用することにできない。
水晶振動子として使用することにできない。
また、FlとT1の弾性結合を利用すると、音叉腕長見
が短かくなる丸め、振動子全体の長さも短かくなる。
が短かくなる丸め、振動子全体の長さも短かくなる。
その結果、振動子を支持する箇所である基部の端部にお
ける屈曲振動と捩れ振動の振動変位は大きくなる傾向が
あった。
ける屈曲振動と捩れ振動の振動変位は大きくなる傾向が
あった。
ここで、基部とは音叉型水晶振動子の内、二本の音叉腕
を除いた部分を言う。このため、第5図に示す様に、音
叉型水晶振動子51の振動がリード52とプラグ53を
介し、容器54にもれるいわゆる振動モレが生じてしま
った。振動モレが大きいと、振動子のQ値は低く、R1
が高いため、安定な周波数温度特性や周波数エージング
特性が得られない。
を除いた部分を言う。このため、第5図に示す様に、音
叉型水晶振動子51の振動がリード52とプラグ53を
介し、容器54にもれるいわゆる振動モレが生じてしま
った。振動モレが大きいと、振動子のQ値は低く、R1
が高いため、安定な周波数温度特性や周波数エージング
特性が得られない。
そこで本発明に、十分小型で姿勢差が少なく、しかも振
動モレの少ないFlとT1の弾性結合を利用する音叉型
水晶振動子を提供することを目的としたものである。
動モレの少ないFlとT1の弾性結合を利用する音叉型
水晶振動子を提供することを目的としたものである。
以下、図面を参照し、本発明の詳細な説明する。
B (問題点を解決するための手段)
Fi−1基部の長さ
第6図は音叉型水晶振動子の平面図を表わしている。
X軸は水晶の′1@軸、y′軸及び2′軸はそれぞれ水
晶の機械軸と光軸ヲ鑞気軸の回りに圧意の角度回転した
方向を表わしている。
晶の機械軸と光軸ヲ鑞気軸の回りに圧意の角度回転した
方向を表わしている。
nbは音叉型水晶振動子の基部の長さを示している。
61.62.63は音叉を水晶振動子の基部における、
振動子の長さ方向に沿った三本の直線を表わしている。
振動子の長さ方向に沿った三本の直線を表わしている。
音叉型水晶振動子が屈曲振動をする場合、振動子のi部
における三方向の振動変位の内、最も大きい変位成分は
、振動子の長さ方向の変位u y/である。
における三方向の振動変位の内、最も大きい変位成分は
、振動子の長さ方向の変位u y/である。
従来の屈曲振動のみを利用する音叉製水晶振動子は、音
叉腕の長さ2と幅Wの比w/nの値が約Q、1の値を持
っていた。
叉腕の長さ2と幅Wの比w/nの値が約Q、1の値を持
っていた。
この条件の時、音叉型水晶振動子の基部におけるo y
/の値は小さく、振動子の振動エネルギーがリードを
介して外部にもれることはほとんどなかった。
/の値は小さく、振動子の振動エネルギーがリードを
介して外部にもれることはほとんどなかった。
しかし、flの値を高くしたシ、Flと71の弾性結合
を利用する場合の様に、音叉腕の長さlを短かくすると
、即ちW/Rの値を11よりも大きくすると、音叉型水
晶振動子の基部における屈曲振動のu y /は大きく
なる傾向があった。
を利用する場合の様に、音叉腕の長さlを短かくすると
、即ちW/Rの値を11よりも大きくすると、音叉型水
晶振動子の基部における屈曲振動のu y /は大きく
なる傾向があった。
第7図は、第6図に示す3本の直線上に沿った、Flの
Oy’を示したグラフである。
Oy’を示したグラフである。
この結果に、音叉腕の長さ2と幅Wの比w/ffiが約
CLM6の値を持つ音叉型水晶振動子に対し、有限要素
法により得られた結果である。
CLM6の値を持つ音叉型水晶振動子に対し、有限要素
法により得られた結果である。
71.72.73の曲線は、それぞれ第6図に示す直線
61.62.65上におけるu y /を表わしている
。
61.62.65上におけるu y /を表わしている
。
第7図から明らかな様に、基部の侵さ方向端部において
、藁6図に示す3本の直線上におけるo y /は殆ん
ど等しい。
、藁6図に示す3本の直線上におけるo y /は殆ん
ど等しい。
w/gの直が池の値の時も、この事に言える。
故に、異なった形状を持つ音叉型水晶振動子の基部の長
さ方向端部におけるu y /の大きさの比較は、第5
図に示すA点におけるn y /の大きさで行なって良
い。
さ方向端部におけるu y /の大きさの比較は、第5
図に示すA点におけるn y /の大きさで行なって良
い。
第8図は、w/ffiの値が約156の時、第6図に示
すA点におけるFlの振動子の長さ方向変位o y /
と音叉型水晶振動子の基部の長さ2bの関係を示したグ
ラフである。
すA点におけるFlの振動子の長さ方向変位o y /
と音叉型水晶振動子の基部の長さ2bの関係を示したグ
ラフである。
縦軸はA点におけるFlの0 、 /、横4にQbと音
叉腕の長さ2の比を表わしている。
叉腕の長さ2の比を表わしている。
但し、音叉腕の長さ2は一定である。
第8図から明らかな如く、AbImが1工夛小さい時、
A点におけるu y/は急漱に増大する。
A点におけるu y/は急漱に増大する。
又、2bがQ工り大きくなると、0 y/の値にほぼ一
定値に近づく。この様に、WIQの値が大きい音叉型水
晶振動子に2いて、基部の長さを音叉腕の長さより大き
くすれば、基部の変位は小さくなる。
定値に近づく。この様に、WIQの値が大きい音叉型水
晶振動子に2いて、基部の長さを音叉腕の長さより大き
くすれば、基部の変位は小さくなる。
FlとFlの弾性結合を利用する音叉型水晶振動子にお
いてに、2の長さを短かくするため、w7’jlの値は
必然的に大きくなる。FlとT1の弾性結合を利用する
と百っても、その振動子を発振回路に組んだ時に発振す
る振動モード(以後、この振動モードを主振動と呼ぶ)
にFlであるため、支持する箇所である基部の長さ方向
端部におけるFlのUy′を小さくすることは、振動モ
レを小さくする上で基本的に必要なことである。
いてに、2の長さを短かくするため、w7’jlの値は
必然的に大きくなる。FlとT1の弾性結合を利用する
と百っても、その振動子を発振回路に組んだ時に発振す
る振動モード(以後、この振動モードを主振動と呼ぶ)
にFlであるため、支持する箇所である基部の長さ方向
端部におけるFlのUy′を小さくすることは、振動モ
レを小さくする上で基本的に必要なことである。
118−2 音叉腕の長さ1幅、厚みところで、この
音叉型水晶振動子の主1aTjIjJでめるFlの周波
数が約より6.6KH2になる様に、本発明の振動子の
寸法は設計されている。現在腕時計用水晶振動子として
使われている音叉型水晶振動子の周波数はx2768H
zであるので、本発明の振動子の周波数にその6倍の値
を持つ。周波aをより6.6KH2にするには、第9図
に示す水晶91のカット方位0が約−10度付近の時の
音叉腕長りは約1.01になる。但し、嘱9図において
θは、X軸回りに反時計回りに回転した場合を正とする
。この友め、基部におけるFlのUy′を小さくするに
は、基部長nbに1.0襲以上、振動子の全長ニ2.0
−以上にする必要がある。
音叉型水晶振動子の主1aTjIjJでめるFlの周波
数が約より6.6KH2になる様に、本発明の振動子の
寸法は設計されている。現在腕時計用水晶振動子として
使われている音叉型水晶振動子の周波数はx2768H
zであるので、本発明の振動子の周波数にその6倍の値
を持つ。周波aをより6.6KH2にするには、第9図
に示す水晶91のカット方位0が約−10度付近の時の
音叉腕長りは約1.01になる。但し、嘱9図において
θは、X軸回りに反時計回りに回転した場合を正とする
。この友め、基部におけるFlのUy′を小さくするに
は、基部長nbに1.0襲以上、振動子の全長ニ2.0
−以上にする必要がある。
ところで、FlとT1の周波数を決定する音叉腕の長さ
寸法l、幅寸法W及び振動子の厚み寸法tμそれぞれ関
連し合い、勝手に寸法を決めることをュできない。即ち
、主振動でおるFlの周波数をある櫃に選択すると、(
1)式から例えばn2決めるとWが自動的に決まる。又
、(2)式と(3)式からtも自動的に決まってしまう
。故にF′1の周波数をある値に決めるとλI ” I
tの三個の寸法の選択の自由度は1しかない。
寸法l、幅寸法W及び振動子の厚み寸法tμそれぞれ関
連し合い、勝手に寸法を決めることをュできない。即ち
、主振動でおるFlの周波数をある櫃に選択すると、(
1)式から例えばn2決めるとWが自動的に決まる。又
、(2)式と(3)式からtも自動的に決まってしまう
。故にF′1の周波数をある値に決めるとλI ” I
tの三個の寸法の選択の自由度は1しかない。
第10図は、第9図に示すθが一10度の時の又腕幅W
と音叉腕長2の比w/Aと振動子の厚みtの関係金示し
たものである。振動子の厚みが50μm以上の時、w/
ffiの値はLL35以上である必要があることが分る
。現状の水晶研磨技術でに、水a++7二ノ・の厚みは
50μm以上である事が望ましい、50μm以下になる
と、ワエノー内の厚みのバラツキが大きくなったり、氷
島表面の欠陥が多数生じてくる等の問題が起り易くなる
。
と音叉腕長2の比w/Aと振動子の厚みtの関係金示し
たものである。振動子の厚みが50μm以上の時、w/
ffiの値はLL35以上である必要があることが分る
。現状の水晶研磨技術でに、水a++7二ノ・の厚みは
50μm以上である事が望ましい、50μm以下になる
と、ワエノー内の厚みのバラツキが大きくなったり、氷
島表面の欠陥が多数生じてくる等の問題が起り易くなる
。
第11図は、第9図におけるθが一10度におけるw/
Aがα36、音叉腕長が約1絹の音叉型水晶振動子の周
波数スペクトラムを表わしている。
Aがα36、音叉腕長が約1絹の音叉型水晶振動子の周
波数スペクトラムを表わしている。
図中、Fと表わした直線がFlの、Tと表わした直線が
T1の周波数と振動子の厚みの関係を表わしている。T
1の周波数にF′1の周波数を越えてはいけないため、
第11図から明らかな様に振動子の厚みは約60μm以
下である必要がある。
T1の周波数と振動子の厚みの関係を表わしている。T
1の周波数にF′1の周波数を越えてはいけないため、
第11図から明らかな様に振動子の厚みは約60μm以
下である必要がある。
故に、振動子の厚みに、50μm〜60μmの範囲にあ
る必要がある。
る必要がある。
39−3 基部幅の寸法
又、更にI!′1の基部におけるo y Zを下げるた
めに基部幅の寸法全力えり。第12図は振動子の全長し
が&3謁、音叉腕長aが1.0語、音叉腕の幅貰と音叉
腕の長さLの比W/患が136、振動子の厚みが約54
μmの音叉を水晶振動子の平面図を表わしている。ΔW
は音叉腕の幅方向外側の長さ方向に沿った直線の煽長縁
上工υ基部幅の広がり寸法を表わす。
めに基部幅の寸法全力えり。第12図は振動子の全長し
が&3謁、音叉腕長aが1.0語、音叉腕の幅貰と音叉
腕の長さLの比W/患が136、振動子の厚みが約54
μmの音叉を水晶振動子の平面図を表わしている。ΔW
は音叉腕の幅方向外側の長さ方向に沿った直線の煽長縁
上工υ基部幅の広がり寸法を表わす。
第13図框θが一10度における、第12図に示すΔW
が04mと50μmの音叉型水晶振動子の基部における
FlのUy′の大きさを表わしている。第13図の横軸
に、第12図に示す基部の直線A、 B、上の位置を
、縦軸はu y /の大きさをそれぞれ表わしている。
が04mと50μmの音叉型水晶振動子の基部における
FlのUy′の大きさを表わしている。第13図の横軸
に、第12図に示す基部の直線A、 B、上の位置を
、縦軸はu y /の大きさをそれぞれ表わしている。
直線A、B、の長さは約1.7鵬である。第13図から
明らかな様に、th9gが50μmの方が、0μ亀の時
より僅かではあるが、uy′の大きさは小さくなってい
る。
明らかな様に、th9gが50μmの方が、0μ亀の時
より僅かではあるが、uy′の大きさは小さくなってい
る。
ΔWを大きくすると、基部におけるFlのU y/の大
きさは計算上小さくなることが分っているが、音叉型水
晶振動子をフォトリングラフィを利用して作製する場合
、水晶のエツチング後に、第14図の斜線で示す様にプ
ラスX軸方向にエツチング残りが生ずる。
きさは計算上小さくなることが分っているが、音叉型水
晶振動子をフォトリングラフィを利用して作製する場合
、水晶のエツチング後に、第14図の斜線で示す様にプ
ラスX軸方向にエツチング残りが生ずる。
このため、音叉型水晶振動子の幅方向におけるアンバラ
ンスが生じ、基部におけるFlのUy′が増大し、振動
モレが増大することが分った。この傾向eよムWが大き
くなる。惟大きく、第12図に示す形状においてはΔW
が60μm以上になると、アンバランスの形番が生じる
ことが明らかとなった。故に、第111に示すΔWは6
0μm以下でるることが望ましい。
ンスが生じ、基部におけるFlのUy′が増大し、振動
モレが増大することが分った。この傾向eよムWが大き
くなる。惟大きく、第12図に示す形状においてはΔW
が60μm以上になると、アンバランスの形番が生じる
ことが明らかとなった。故に、第111に示すΔWは6
0μm以下でるることが望ましい。
、E−4姿勢差及び振動子の全長
ところで、本発明の・筆者等は日本時計学会誌N011
0(より84)P1’、1−23において全長りが5s
aabの音叉型水a+−動子の発表を行なった。ところ
が、この音叉型水晶振動子は約1 ppmの姿勢差を持
っていた。
0(より84)P1’、1−23において全長りが5s
aabの音叉型水a+−動子の発表を行なった。ところ
が、この音叉型水晶振動子は約1 ppmの姿勢差を持
っていた。
姿勢差とは、重力方向に対する音叉型水晶振動子の置か
れ九姿勢の差により周波数が変化する現象を言う。第1
5図に、姿勢差が最も顕著に現われる姿勢を示した。1
51は音叉型水晶振動子、152は周波数調整用のオモ
リ、153は振動子の支持も兼ねた励振電極用リード、
154はプラグ、155は音叉屋根動子の叉部である。
れ九姿勢の差により周波数が変化する現象を言う。第1
5図に、姿勢差が最も顕著に現われる姿勢を示した。1
51は音叉型水晶振動子、152は周波数調整用のオモ
リ、153は振動子の支持も兼ねた励振電極用リード、
154はプラグ、155は音叉屋根動子の叉部である。
第15図(A)と(B) において、どちらも重力Gは
、紙面上の上から下に慟らいているものとする。第15
図(B)の姿勢は、第15図(A)の姿整を紙面に垂直
な軸の回りに180度回転して得られる。この二つの姿
勢の時の姿整差即ち、振1子の周波数の違いに最も大き
い。他の姿勢の時の周波arx、これら二つの姿勢の時
の周波数のほぼ中間の値を持つ。
、紙面上の上から下に慟らいているものとする。第15
図(B)の姿勢は、第15図(A)の姿整を紙面に垂直
な軸の回りに180度回転して得られる。この二つの姿
勢の時の姿整差即ち、振1子の周波数の違いに最も大き
い。他の姿勢の時の周波arx、これら二つの姿勢の時
の周波数のほぼ中間の値を持つ。
この姿勢屋は、基部の長さ方向端部が固定された音叉型
水晶振動子が、振動子の長さ方向に沿って重力によりた
わむことに起因する。第16図は音叉型水晶振動子が重
力GIC工りたわむ体子を破線にJ:#)示している。
水晶振動子が、振動子の長さ方向に沿って重力によりた
わむことに起因する。第16図は音叉型水晶振動子が重
力GIC工りたわむ体子を破線にJ:#)示している。
161rX、音叉型水晶振動子、162はリード、16
3はプラグ全表わしている。
3はプラグ全表わしている。
このたわみは、リードと振動子が接触している最終端1
64を固定端とする片持梁に等分布荷重が加わっている
場合に生ずるたわみとほとんど等しいと考えられる。点
164を原点とする振動子の長さ方向に沿ったy軸を想
定する。点yにおけるたわみ量をD(?)とする。たわ
み量n(r)は基部側で小さく、音叉腕先端で最大とな
る。
64を固定端とする片持梁に等分布荷重が加わっている
場合に生ずるたわみとほとんど等しいと考えられる。点
164を原点とする振動子の長さ方向に沿ったy軸を想
定する。点yにおけるたわみ量をD(?)とする。たわ
み量n(r)は基部側で小さく、音叉腕先端で最大とな
る。
姿勢差は、たわみ量の絶対値n(r)よりもたわみ角d
D(f)/dfに比例すると考えられる。
D(f)/dfに比例すると考えられる。
このたわみ角は振動子の全長をり、振動子の厚みをtと
した時、T、 l / ttに比例する。故に、本発明
は、我々が時計学会で発表した振動子よりも更に小さい
姿勢差を持つ様に、振動子の全長T、1r:短かくする
ことを考えた。年10秒程度の精度を達成するために姿
勢差は1 ppm以下であることが望ましい。振動子の
全長りを5 myxとすると、姿勢差はL=A 3 m
!111の従来の振動子が持つ姿勢差の3/4即ち、0
.7〜18ppm程度になる。音叉型水晶振動子の周y
t、数や電気的諸定数を変化させないために音叉腕長り
は1111に保ち、基部の長さを短かくして全長りを短
かくするのでるる。振動モレの要請からLは2詣以上で
あることが望ましく、又、姿勢差の上からLは3龍以下
が望ましい。
した時、T、 l / ttに比例する。故に、本発明
は、我々が時計学会で発表した振動子よりも更に小さい
姿勢差を持つ様に、振動子の全長T、1r:短かくする
ことを考えた。年10秒程度の精度を達成するために姿
勢差は1 ppm以下であることが望ましい。振動子の
全長りを5 myxとすると、姿勢差はL=A 3 m
!111の従来の振動子が持つ姿勢差の3/4即ち、0
.7〜18ppm程度になる。音叉型水晶振動子の周y
t、数や電気的諸定数を変化させないために音叉腕長り
は1111に保ち、基部の長さを短かくして全長りを短
かくするのでるる。振動モレの要請からLは2詣以上で
あることが望ましく、又、姿勢差の上からLは3龍以下
が望ましい。
故に、本発明の振動子の全長は2〜3uとなる。
K−5基部端部の凹部の形成
ところで、音叉型水晶振動子の基部における捩れ振動の
変位は、振動子の長さ、幅、厚みの三方向の変位成分の
内、厚み方向変位UZ’が最も大きい。FlとT1の弾
性結合を利用する音叉型水晶振動子の主振動がFlであ
っても、T1と弾性結合していることにより、Flij
Tlの振動変位成分を持っている。故に、T1と弾性結
合しているFlの振動モレ金小さくするには、音叉型水
晶振動子の基部におけるT1の振動変位、中でも特にT
1のUz’を小さくすることが必要となる。
変位は、振動子の長さ、幅、厚みの三方向の変位成分の
内、厚み方向変位UZ’が最も大きい。FlとT1の弾
性結合を利用する音叉型水晶振動子の主振動がFlであ
っても、T1と弾性結合していることにより、Flij
Tlの振動変位成分を持っている。故に、T1と弾性結
合しているFlの振動モレ金小さくするには、音叉型水
晶振動子の基部におけるT1の振動変位、中でも特にT
1のUz’を小さくすることが必要となる。
第17図は音叉型水晶振動子の平面図を表わしている。
x、y’、i軸の定義は第6図において説明したものと
同じである。
同じである。
第18図において、181は第17図に示す音叉型水晶
振動子の基部端である直iBc上におけるT1のuz’
を表わしている。ここで第17図の音叉型水晶振動
子は、音叉腕の長さと幅の比W/lは約(136であり
、音叉腕の長さと基部の長さの比tb7tは約2の値を
持っている。第18図の結果は有限要素法の計算により
得られたものである。第18図から明らかな様に、第1
7図に示す音叉製水晶振動子が捩れ振動をする時、基部
幅方向端部においてu z /が非常に大きく、基部幅
方向に大きなおおシ振動を行なっている。
振動子の基部端である直iBc上におけるT1のuz’
を表わしている。ここで第17図の音叉型水晶振動
子は、音叉腕の長さと幅の比W/lは約(136であり
、音叉腕の長さと基部の長さの比tb7tは約2の値を
持っている。第18図の結果は有限要素法の計算により
得られたものである。第18図から明らかな様に、第1
7図に示す音叉製水晶振動子が捩れ振動をする時、基部
幅方向端部においてu z /が非常に大きく、基部幅
方向に大きなおおシ振動を行なっている。
第より図は基部における凹部を基部の長さ方向端部に設
けた音叉型水晶振動子の平面図を示している。x、−7
z’軸の定義は第6図において説明したものと同じであ
る。この音叉型水晶振動子も、やはり音叉腕の長さと幅
の比w / Lは約[L36でおり、音叉腕と基部の長
さの比1 b / tは約2の値を持っている。 、
□。
けた音叉型水晶振動子の平面図を示している。x、−7
z’軸の定義は第6図において説明したものと同じであ
る。この音叉型水晶振動子も、やはり音叉腕の長さと幅
の比w / Lは約[L36でおり、音叉腕と基部の長
さの比1 b / tは約2の値を持っている。 、
□。
第20図は第より図に示す音叉型水晶振動子の基部に設
けた凹部の[−DI上と直MAIPG上におけるT1の
Uz’の大きさt−弐わしている。この結果も有限要素
法により得られたものである。
けた凹部の[−DI上と直MAIPG上におけるT1の
Uz’の大きさt−弐わしている。この結果も有限要素
法により得られたものである。
201は直線DID上の202は直線IFG上にお、け
るUz”kそれぞれ表わしている。第20図から明らか
な様に、直線Dlli上のUZ’は直線IFG上のUz
’に比べ、非常に小さくなっている。更に、直線PG上
における振れ振動特有のあおり振動は、直線DK上にお
いて殆んど消失している。故に、基部端部に凹部を設け
ると、T1の振動変位を小さくする上で効果を持つ、て
いる。
るUz”kそれぞれ表わしている。第20図から明らか
な様に、直線Dlli上のUZ’は直線IFG上のUz
’に比べ、非常に小さくなっている。更に、直線PG上
における振れ振動特有のあおり振動は、直線DK上にお
いて殆んど消失している。故に、基部端部に凹部を設け
ると、T1の振動変位を小さくする上で効果を持つ、て
いる。
この様に、基部の長さ方向端部に凹部を設けると、基部
端におけるT1の振動変位を小さくする上で非常に効果
かめることが分った。
端におけるT1の振動変位を小さくする上で非常に効果
かめることが分った。
その結果、T1と弾性結合するFlの基部におけるUz
’も自ずから小さくなる。このため、基部−に凹iを設
けることにより、T1と弾性結合しているFlの振励モ
レを防ぐ上で非常に大きな効果がある。
’も自ずから小さくなる。このため、基部−に凹iを設
けることにより、T1と弾性結合しているFlの振励モ
レを防ぐ上で非常に大きな効果がある。
ところで、基部の長さ方向端部に凹部を設けた時、その
凹部の寸法’に6まり大きくすると、振動子が、4下等
により衝撃力を受けた時、第21図に示す点GK衝撃力
が集中し、そこから折れてしまう。故に、第21図に示
す凹部の長さ寸法t6及び幅寸法Wdはあまり大きい値
にしてはならない。
凹部の寸法’に6まり大きくすると、振動子が、4下等
により衝撃力を受けた時、第21図に示す点GK衝撃力
が集中し、そこから折れてしまう。故に、第21図に示
す凹部の長さ寸法t6及び幅寸法Wdはあまり大きい値
にしてはならない。
zaowaの寸法を種々選んで実験を行った所、taは
振動子の全長りの115以下、Waは基部の総幅WBの
1/4以下であれば、コンクリート板上1m上からの落
下衝撃に対して折れないことが分った。
振動子の全長りの115以下、Waは基部の総幅WBの
1/4以下であれば、コンクリート板上1m上からの落
下衝撃に対して折れないことが分った。
IC−6カット方位
又、TPlの優れたf−T特性を得るためには、fFと
f′!′の差をある所望値にする詐りでなく、第9図に
示す水晶振動子の切り出し方位θをある適切な値にしな
ければならない。適切なθは、基部長の長さ、基部幅の
広がりΔW、又特に?1のfFとf−T特性を適切な条
件に設定するためのオモリの位置やオモリの量によって
異なるが、本発明の形状の音叉型水晶振動子においては
、θを一12度〜−17度、即ち水晶の2軸に垂直な面
を持ってz板を時計方向へ12度〜17度の範囲に設定
すれは、潰れたf−T特性が得られる。第1図に示した
形状の音叉型水晶振励子においては、適切なθの帯性は
一13度〜−14度の範囲にめった。
f′!′の差をある所望値にする詐りでなく、第9図に
示す水晶振動子の切り出し方位θをある適切な値にしな
ければならない。適切なθは、基部長の長さ、基部幅の
広がりΔW、又特に?1のfFとf−T特性を適切な条
件に設定するためのオモリの位置やオモリの量によって
異なるが、本発明の形状の音叉型水晶振動子においては
、θを一12度〜−17度、即ち水晶の2軸に垂直な面
を持ってz板を時計方向へ12度〜17度の範囲に設定
すれは、潰れたf−T特性が得られる。第1図に示した
形状の音叉型水晶振励子においては、適切なθの帯性は
一13度〜−14度の範囲にめった。
F (実施例)
以下にこの発明の詳細な説明する。
第1図は本発明の音叉型水晶振動子1の具体的寸法を表
わした平向図である。第1図において、音叉腕長りは約
1.04 all、音叉腕幅WはQ、57〜0.38龍
、全長zVi2.8m、撮勤子の厚みは54〜55μm
、振動子の基部の総幅WBは、二本の音叉腕の幅方向外
側同志の間隔よシ約60μm。
わした平向図である。第1図において、音叉腕長りは約
1.04 all、音叉腕幅WはQ、57〜0.38龍
、全長zVi2.8m、撮勤子の厚みは54〜55μm
、振動子の基部の総幅WBは、二本の音叉腕の幅方向外
側同志の間隔よシ約60μm。
即ち第1図中ΔWは約50μm広く、凹部の幅寸iwd
は約200.czm、凹部の長さLdは約440μmで
ある。
は約200.czm、凹部の長さLdは約440μmで
ある。
このような寸法を有する音叉型水晶振動子は、振動モレ
も小さく、周波数温度特性も優れているので、十分小型
な高精度水晶振動子として使用できる。
も小さく、周波数温度特性も優れているので、十分小型
な高精度水晶振動子として使用できる。
G (発明の効果)
以上、詳細に説明した様に、本発明の音叉型水晶振動子
は、FlてT1の弾性結合を利用することにより、従来
のF2てT1の弾性結合を利用する音叉型水晶振動子よ
り非常に小型にすることができ、振動モレが少ないこと
から周波数の短期及び長期安定性にも優れ、しかも姿勢
差の小さい、小型かつ高精度振動子として優れた性質を
持っている。
は、FlてT1の弾性結合を利用することにより、従来
のF2てT1の弾性結合を利用する音叉型水晶振動子よ
り非常に小型にすることができ、振動モレが少ないこと
から周波数の短期及び長期安定性にも優れ、しかも姿勢
差の小さい、小型かつ高精度振動子として優れた性質を
持っている。
第1図は本発明の音叉型水晶振動子の実施例を示す平面
図、第2図は屈曲の基本振動の、第3図は屈曲の二次振
動の振動モードを示す平面図、第4図は音叉型水晶振動
子の斜視図、第5図は音叉型水晶振動子の支持方法を示
す側面図、第6図は音叉型水晶振動子の平面図、第7図
は、第6図に示す位置における、屈曲の基本振動め変位
量を示すグラフ、第8図は、音叉型水晶振動子の基部に
おける変位量と基部の長さの関係を示すグラフ、第9図
は音叉型水晶振動子のカット方位を示す斜視図、第10
図は、屈曲の基本振動と捩れの基本振動の良好な弾性結
合が得られる、音叉腕の長さ幅、厚みの間の関係を表わ
すグラフ、第11図は屈曲の基本振動と捩れの基本振動
の周波数と振動子の厚みの関係を示すグラフ、第12図
は音叉型水晶振動子の形状を表わす平面図、第13図は
、第12図に示す位置における、屈曲の基本振動の振動
変位を示すグラフ、第14図は、音叉型水晶振動子のエ
ツチング残りを示す平面図、第15図 、は、姿勢差が
現われる支持方位の関係を示す側面図、第16図は、重
力による音叉型水晶振動子のたわみを示す側面図、第1
7図は音叉型水晶振動子の平面図、第18図は、第17
図に示す音叉型水晶振動子の基部端部における捩れ振動
の変位を示すグラフ、第より1は音叉型水晶振動子の平
面図、第20図は、第より図に示す音叉製水晶振動子の
基部における捩れ振動の変位を示すグラフ、第21図は
音叉型水晶振動子の各部の寸t、を示す平面図、 1・・・音叉型水晶振動子 L・・・音叉型水晶振動子の全長 t・・・音叉腕の長さ W・・・音叉腕の幅 t・・・音叉型水晶振動子の厚み tB・・・基部の長さ WB・・・基部の幅 td・・・凹部の長さ wd・・・凹部の幅 ΔW・・・音叉腕の幅方向外側の長さ方向に沿った延長
線に対する基部幅の拡がシ量 θ・・・カット方位 以 上 出願人 セイコー電子工業株式会社 代理人 弁理士 最 上 務 音叉型氷晶振動子の平面図 第1図 第2図 第31¥1 第4図 第5図 第6121 第712] 第8図 χ 第q12I 0.20250330.35 M M O,’A第1I
図 第13図 第15図(A) 第15図(B) ¥:JI6図 第13図 「 第1’?図 一一一伽χ 第m[2I 第zI図
図、第2図は屈曲の基本振動の、第3図は屈曲の二次振
動の振動モードを示す平面図、第4図は音叉型水晶振動
子の斜視図、第5図は音叉型水晶振動子の支持方法を示
す側面図、第6図は音叉型水晶振動子の平面図、第7図
は、第6図に示す位置における、屈曲の基本振動め変位
量を示すグラフ、第8図は、音叉型水晶振動子の基部に
おける変位量と基部の長さの関係を示すグラフ、第9図
は音叉型水晶振動子のカット方位を示す斜視図、第10
図は、屈曲の基本振動と捩れの基本振動の良好な弾性結
合が得られる、音叉腕の長さ幅、厚みの間の関係を表わ
すグラフ、第11図は屈曲の基本振動と捩れの基本振動
の周波数と振動子の厚みの関係を示すグラフ、第12図
は音叉型水晶振動子の形状を表わす平面図、第13図は
、第12図に示す位置における、屈曲の基本振動の振動
変位を示すグラフ、第14図は、音叉型水晶振動子のエ
ツチング残りを示す平面図、第15図 、は、姿勢差が
現われる支持方位の関係を示す側面図、第16図は、重
力による音叉型水晶振動子のたわみを示す側面図、第1
7図は音叉型水晶振動子の平面図、第18図は、第17
図に示す音叉型水晶振動子の基部端部における捩れ振動
の変位を示すグラフ、第より1は音叉型水晶振動子の平
面図、第20図は、第より図に示す音叉製水晶振動子の
基部における捩れ振動の変位を示すグラフ、第21図は
音叉型水晶振動子の各部の寸t、を示す平面図、 1・・・音叉型水晶振動子 L・・・音叉型水晶振動子の全長 t・・・音叉腕の長さ W・・・音叉腕の幅 t・・・音叉型水晶振動子の厚み tB・・・基部の長さ WB・・・基部の幅 td・・・凹部の長さ wd・・・凹部の幅 ΔW・・・音叉腕の幅方向外側の長さ方向に沿った延長
線に対する基部幅の拡がシ量 θ・・・カット方位 以 上 出願人 セイコー電子工業株式会社 代理人 弁理士 最 上 務 音叉型氷晶振動子の平面図 第1図 第2図 第31¥1 第4図 第5図 第6121 第712] 第8図 χ 第q12I 0.20250330.35 M M O,’A第1I
図 第13図 第15図(A) 第15図(B) ¥:JI6図 第13図 「 第1’?図 一一一伽χ 第m[2I 第zI図
Claims (6)
- (1)屈曲の基本振動と捩れの基本振動の弾性結合を利
用する音叉型水晶振動子において、音叉腕の長さをl、
音叉腕の幅をwとする時、w/lは0.35〜0.37
の範囲にあり、振動子の全長は2.0〜3.0mmの範
囲にあり、振動子の厚みは50〜60μmの範囲にあり
、振動子の基部における総幅は二本の音叉腕の幅方向外
側同志の間隔より0〜120μm広いことを特徴とする
音叉型水晶振動子。 - (2)基部の長さ方向端部かつ幅方向両端部に凹部が設
けられていることを特徴とする特許請求の範囲第1項記
載の音叉型水晶振動子。 - (3)基部の端部の凹部の幅寸法wdは、基部の総幅を
WBとした時、WB/4以下であり、凹部の長さ寸法l
dは、振動子の全長をLとした時、L/5以下であるこ
とを特徴とする特許請求の範囲第2項記載の音叉型水晶
振動子。 - (4)音叉腕の長さlは約1.04mm、音叉腕の幅w
は約0.37〜0.38mm、振動子の全長Lは約2.
8mm、振動子の厚みは約54〜55μm、振動子の基
部の総幅WBは、二本の音叉腕の幅方向外側同志の間隔
より約60μm広く、基部の長さ方向端部かつ幅方向両
端部に設けられた凹部の幅寸法wdは約200μm、凹
部の長さ寸法ldは約440μmであることを特徴とす
る特許請求の範囲第2項もしくは第3項記載の音叉型水
晶振動子。 - (5)水晶のZ板を水晶のx軸を回転の中心として、時
計回りに12度〜17度の範囲に切り出されることを特
徴とする特許請求の範囲第1〜4項までのいずれか1つ
の項記載の音叉型水晶振動子。 - (6)水晶のZ板を水晶のx軸を回転の中心として、時
計回りに13度〜14度の範囲に切り出されることを特
徴とする特許請求の範囲第4項記載の音叉型水晶振動子
。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2688285A JPS61187411A (ja) | 1985-02-14 | 1985-02-14 | 音叉型水晶振動子 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2688285A JPS61187411A (ja) | 1985-02-14 | 1985-02-14 | 音叉型水晶振動子 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61187411A true JPS61187411A (ja) | 1986-08-21 |
Family
ID=12205648
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2688285A Pending JPS61187411A (ja) | 1985-02-14 | 1985-02-14 | 音叉型水晶振動子 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61187411A (ja) |
Cited By (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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JP2007060729A (ja) * | 2001-10-31 | 2007-03-08 | Piedekku Gijutsu Kenkyusho:Kk | 水晶振動子 |
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JP2008125100A (ja) * | 2001-10-31 | 2008-05-29 | Piedekku Gijutsu Kenkyusho:Kk | 水晶振動子、水晶ユニット、水晶発振器、携帯機器の製造方法 |
WO2010035714A1 (ja) * | 2008-09-26 | 2010-04-01 | 株式会社大真空 | 音叉型圧電振動片、および音叉型圧電振動デバイス |
JP2011087075A (ja) * | 2009-10-14 | 2011-04-28 | Seiko Epson Corp | 圧電デバイス |
JP2011151780A (ja) * | 2009-12-25 | 2011-08-04 | Seiko Epson Corp | 屈曲振動片、振動デバイス及び電子機器 |
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US8973440B2 (en) | 2011-02-25 | 2015-03-10 | Seiko Epson Corporation | Piezoelectric resonator element, piezoelectric resonator, piezoelectric oscillator, resonator gyro element, resonator gyro sensor, and electronic apparatus |
US9319022B2 (en) | 2012-07-26 | 2016-04-19 | Seiko Epson Corporation | Resonator element, resonator, oscillator, and electronic apparatus |
US10181836B2 (en) | 2012-12-19 | 2019-01-15 | Seiko Epson Corporation | Resonator element, resonator, oscillator, electronic device, and moving object |
-
1985
- 1985-02-14 JP JP2688285A patent/JPS61187411A/ja active Pending
Cited By (13)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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JP2007053819A (ja) * | 2001-10-31 | 2007-03-01 | Piedekku Gijutsu Kenkyusho:Kk | 水晶ユニットの製造方法 |
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WO2010035714A1 (ja) * | 2008-09-26 | 2010-04-01 | 株式会社大真空 | 音叉型圧電振動片、および音叉型圧電振動デバイス |
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JP2012178644A (ja) * | 2011-02-25 | 2012-09-13 | Seiko Epson Corp | 圧電振動素子、圧電振動子、圧電発振器、振動ジャイロ素子、振動ジャイロセンサー及び電子機器 |
US8973440B2 (en) | 2011-02-25 | 2015-03-10 | Seiko Epson Corporation | Piezoelectric resonator element, piezoelectric resonator, piezoelectric oscillator, resonator gyro element, resonator gyro sensor, and electronic apparatus |
US9319022B2 (en) | 2012-07-26 | 2016-04-19 | Seiko Epson Corporation | Resonator element, resonator, oscillator, and electronic apparatus |
US10181836B2 (en) | 2012-12-19 | 2019-01-15 | Seiko Epson Corporation | Resonator element, resonator, oscillator, electronic device, and moving object |
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