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JPH11224464A - 情報記録装置 - Google Patents

情報記録装置

Info

Publication number
JPH11224464A
JPH11224464A JP3971898A JP3971898A JPH11224464A JP H11224464 A JPH11224464 A JP H11224464A JP 3971898 A JP3971898 A JP 3971898A JP 3971898 A JP3971898 A JP 3971898A JP H11224464 A JPH11224464 A JP H11224464A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
ram
compression
amount
information recording
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3971898A
Other languages
English (en)
Inventor
Masato Fuma
正人 夫馬
Saneyuki Okamoto
実幸 岡本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP3971898A priority Critical patent/JPH11224464A/ja
Publication of JPH11224464A publication Critical patent/JPH11224464A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 リアルタイムに転送されてくるデータを記録
する際に、記録位置へのアクセスが適切に行われない場
合でも、メモリのオーバーフローを防止することがで
き、よって、記録されたデータが不連続となる状態を防
止することができる情報記録装置を提供する。 【解決手段】 MPEGエンコーダ12からのデータは
一旦RAM18に格納されるが、データレート制御回路
20は、RAM18内のデータ量を監視して、RAM1
8内のデータ量に応じて圧縮率を制御する。つまり、R
AM18内のデータ量と比較を行うためのしきい値を設
け、データ量が多くなるほど圧縮率を高くして転送レー
トを下げるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、映像音声データ等
を記録媒体に記録するの記録装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より映像データや音声データ等のデ
ータをディスク等の記録媒体に記録する記録装置が知ら
れている。また、上記データを記録する記録媒体として
は種々のものがあるが、ディスク型の記録媒体において
は、間欠記録が行われる場合がある。この間欠記録にお
いては、ランダムにアクセスが行われて、データの記録
が行われる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、リアルタイム
で転送されてくるデータを固定レートで圧縮してディス
クに記録する場合には、何らかの事情でディスクへのア
クセスに失敗した際には、メモリがオーバーフローする
おそれがある。つまり、所定の記録位置にアクセスでき
ない場合には、リアルタイムでデータが転送されてくる
ので、メモリ内の容量が大きくなり、オーバーフローの
危険がある。記録位置にアクセスできない事情として
は、記録装置に対する衝撃、振動等が考えられる。メモ
リがオーバーフローした場合には、最初にメモリに保持
されたデータから上書きしていくか、あるいは、容量が
満杯になった後に転送されたデータを廃棄するかの処理
が必要になり、記録された映像音声等のデータが不連続
の状態となる。
【0004】そこで、本発明は、リアルタイムに転送さ
れてくるデータを記録する際に、記録位置へのアクセス
が適切に行われない場合でも、メモリのオーバーフロー
を防止することができ、よって、記録されたデータが不
連続となる状態を防止することができる情報記録装置を
提供することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記問題点を解
決するために創作されたものであって、第1には、所定
のデータを記録媒体に記録する情報記録装置であって、
上記記録媒体に記録すべきデータの圧縮を行う圧縮手段
と、該圧縮手段により圧縮されたデータを一旦格納する
記憶手段と、該記憶手段に格納されたデータのデータ量
に応じて、上記圧縮手段から出力されるデータの転送レ
ートを制御する制御手段と、を有することを特徴とす
る。上記第1の構成の情報記録装置においては、上記圧
縮手段が、記録媒体に記録すべきデータの圧縮を行う。
この圧縮手段から出力されたデータは上記記憶手段に一
旦格納されるが、上記制御手段が、上記記憶手段に格納
されたデータのデータ量に応じて上記圧縮手段から出力
されるデータの転送レートを制御する。よって、上記記
憶手段に記憶されているデータのデータ量が多くなるほ
ど転送レートを下げるようにすることにより、該記憶手
段のオーバーフローを防止することができる。
【0006】また、第2には、上記第1の構成におい
て、上記制御手段は、圧縮手段におけるデータの圧縮率
を制御することを特徴とする。このように圧縮手段にお
けるデータの圧縮率を制御することにより、転送レート
を制御することができる。また、第3には、上記第2の
構成において、上記制御手段が、上記記憶手段に格納さ
れたデータ量が多くなるほど圧縮率を高くすることによ
り、上記圧縮手段から転送されるデータの転送レートを
下げることを特徴とする。よって、上記記憶手段に格納
されたデータ量が多くなるほど圧縮率を高くすることに
より転送レートを下げて記憶手段のオーバーフローを防
止することができる。また、第4には、上記第2又は第
3の構成において、上記制御手段が、予め設けられたし
きい値と上記記憶手段に格納されたデータ量とを比較す
る比較手段と、該比較手段の比較結果に従い圧縮率を選
択する選択手段とを有することを特徴とする。この第4
の構成においては、上記比較手段が、予め設けられたし
きい値と上記記憶手段に格納されたデータ量とを比較す
る。そして、上記選択手段が、該比較手段の比較結果に
従い圧縮率を選択する。そして、上記圧縮手段は、該選
択された圧縮率に従い圧縮を行う。このようにしきい値
判断を行うことにより、データの転送レートを調節して
記憶手段のオーバーフローを防止することができる。
【0007】また、第5には、上記第4の構成におい
て、上記しきい値が複数設けられていることを特徴とす
る。よって、しきい値が高くなるほど圧縮率を高くする
ことによりオーバーフローをより防止することができ
る。また、第6には、上記第2から第5までのいずれか
の構成において、上記記録媒体に記録すべきデータとと
もに、圧縮率についてのデータを上記記録媒体に記録す
ることを特徴とする。よって、復号において該圧縮率に
ついてのデータを読み出すことにより適切に復号処理を
行うことができる。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態としての実施
例を図面を利用して説明する。本発明に基づく情報記録
装置としての記録再生装置Aは、図1に示されるよう
に、A/D変換器10と、MPEGエンコーダ12と、
RAM14と、エンコーダ16と、RAM18と、デー
タレート制御回路20と、誤り訂正用シンボル付加回路
22と、変調回路24と、磁気ヘッド駆動回路26と、
磁気ヘッド28と、光学ヘッド30と、再生信号増幅回
路34と、ローパス回路36と、復号回路38と、誤り
訂正処理回路40と、デコーダ42と、MPEGデコー
ダ44と、D/A変換器46と、コントローラ48と、
サーボ回路50と、スピンドルモータ52と、クロック
発生回路54とを有している。
【0009】ここで、上記A/D変換器10は、入力さ
れた映像音声データに対してA/D変換処理を行うもの
である。また、MPEGに関する符号化処理を行う。R
AM14は、MPEGエンコーダ12についてのWOR
K RAMであり、MPEGエンコーダ12が符号化処
理を行う際の作業用のRAMとして機能する。
【0010】また、エンコーダ16は、MPEGエンコ
ーダ12でMPEG符号化されたデータを多重化する処
理を行うものであり、図1に示すように、入力データア
ドレス発生回路16aと、エンコードアドレス発生回路
16bと、ディスク書込アドレス発生回路16cと、ア
ドレス切替回路16dとを有している。上記入力データ
アドレス発生回路16aは、MPEGエンコーダ12か
ら送られたデータをRAM18内に書き込む際のアドレ
スを発生するものであり、また、上記エンコードアドレ
ス発生回路16bは、RAM18内に一旦記録されたデ
ータを読み出して多重化処理を行う際のアドレスを発生
する。また、上記ディスク書込アドレス発生回路16c
は、RAM18から誤り訂正用シンボル付加回路22に
データを転送する際のアドレスを発生するものである。
【0011】また、上記記憶手段としてのRAM18
は、MPEGエンコーダ12から送られるデータを一旦
格納するものである。このRAM18は、サーキュレッ
トバッファ(リングバッファ)として使用され、RAM
18内のデータ構造は、図3に示すように構成されてい
る。
【0012】また、上記データレート制御回路20は、
RAM18内のデータ量を監視して、該データ量に従い
MPEGエンコーダ12における圧縮率を制御する処理
を行う。なお、RAM18内のデータ容量は、エンコー
ダ16を監視することにより可能である。つまり、エン
コーダ16は、RAM18に書き込まれたデータ量を把
握しているので、そのデータからRAM18内のデータ
量を検出する。そして、該データレート制御回路20
は、RAM18内のデータ容量が予め設定されたしきい
値を越えているか否かを判定し、その判定結果に従いM
PEGエンコーダ12が符号化を行う際の圧縮率を制御
するのである。
【0013】また、上記誤り訂正用シンボル付加回路2
2は、エンコーダ16により符号化されたデータに対し
て誤り訂正用シンボルを付加する。また、変調回路24
は、誤り訂正用シンボルが付加されたデータに対して変
調処理を行う。また、磁気ヘッド駆動回路26は、変調
回路24から送られたデータに応じて磁気ヘッドを駆動
する。磁気ヘッド28はデータを記録する際に用いら
れ、上記記録媒体としてのディスク5の記録膜を磁化す
る。また、上記光学ヘッド30はデータの記録再生に用
いられ、半導体レーザ30aを有してレーザ光を照射す
るとともに、該半導体レーザ30aからディスク5に照
射されたレーザ光の反射光を受光する。なお、磁気ヘッ
ド28と光学ヘッド30とでヘッド32を構成する。
【0014】また、上記再生信号増幅回路34は、光学
ヘッド30からのデータを増幅する。また、ローパス回
路36は、再生信号増幅回路34で増幅されたデータを
積分する。また、復号回路38は、上記クロック発生回
路54から送られるクロックに同期して記録時に変調さ
れたデータを復調したり、スクランブル解除の処理を行
ったりする。また、誤り訂正処理回路40は、映像音声
データ等のデータに付加された誤り訂正用シンボルに従
い誤り訂正処理を行う。具体的には、ECC(Error Co
rrecting Code )処理やEDC(Error Detecting Cod
e)処理を行う。また、デコーダ42は、多重化された
データを元に戻す処理を行う。また、MPEGデコーダ
44は、MPEG符号化されたデータに対して復号処理
を行う。さらに、D/A変換器46は、D/A変換を行
い、ビデオ出力を行う。また、上記コントローラ48
は、上記各部の動作を制御するものである。
【0015】上記構成の記録再生装置Aの動作について
図2等を使用して説明する。映像音声データがA/D変
換器10に入力されると、A/D変換器10において
は、A/D変換が行われる。このA/D変換された映像
音声データは、MPEGエンコーダ12に送られ、MP
EGに関する符号化処理が行われる。つまり、DCT変
換の処理や量子化の処理等が行われる。MPEGの種類
としては、ここではMPEG1であるとする。
【0016】次に、MPEGエンコーダ12でMPEG
エンコード処理された映像音声データはエンコーダ16
に送られ、符号化処理が行われる。つまり、MPEGエ
ンコーダ12からの映像音声データはエンコーダ16に
送られると、該エンコーダ16は、入力データアドレス
発生回路16aが発生するアドレスに従いRAM18に
一旦書込みを行う。この書き込まれたデータが図3にお
ける入力済みデータである。そして、エンコードアドレ
ス発生回路16bが発生するエンコードアドレスに従い
一旦書き込んだデータを読み出して多重化処理を行う。
この多重化途中のデータが図3におけるエンコード中デ
ータとなる。そして、多重化処理されたデータは再度R
AM18に書き込まれる。この多重化処理が行われたデ
ータが図3におけるエンコード済みデータとなる。そし
て、エンコーダ16は、ディスク書込アドレス発生回路
16cが発生するアドレスに従いデータの読出しを行
い、誤り訂正用シンボル付加回路22に出力する。な
お、上記各アドレスの切替えは、上記アドレス切替回路
16dが行う。
【0017】該誤り訂正用シンボル付加回路22におい
ては、誤り訂正用シンボルが付加され、変調回路24に
送られる。該変調回路24では、所定の変調処理が行わ
れる。その後、変調処理された映像音声データは、磁気
ヘッド駆動回路26に送られる。ディスク5にデータの
書込みを行うに際しては、ヘッド32を記録位置に移動
させることにより記録位置へのアクセスを行い、磁気ヘ
ッド28により予め磁化されている記録膜に半導体レー
ザ30aからのレーザ光を照射することによりデータの
記録を行う。
【0018】ここで、上記データレート制御回路20
は、RAM18のデータ容量(メモリ容量)を検出し
て、MPEGエンコーダ12におけるデータ圧縮率を制
御する。つまり、データレート制御回路20は、エンコ
ーダ16を監視することによりRAM18内に格納され
ている映像音声データのデータ量を検出する。具体的に
は、RAM18内のデータ構造は図3のようになってい
るので、入力位置を示すポインタと出力位置を示すポイ
ンタの間の容量がRAM18内のデータ量となる。ここ
で、上記入力位置を示すポインタは、入力データアドレ
ス発生回路16aが発生するアドレスに相当し、上記出
力位置を示すポインタは、ディスク書込アドレス発生回
路16cが発生するアドレスに相当する。よって、デー
タレート制御回路20は、それら情報からRAM18内
のデータ量を検出できる。つまり、図3(b)の太線の
部分がデータ量を示すことになる。
【0019】そして、予め設定されたしきい値と検出さ
れたデータ量とを比較して、データの圧縮率を決定す
る。該データの圧縮率は、RAM18内のデータ量が大
きくなるに従い高くなるようにする。例えば、図2に示
すように第1のしきい値(=P)と第2のしきい値(=
Q)の2つのしきい値が設けられている場合には、以下
のようにする。つまり、検出されたRAM18内のデー
タ量をSとし、S≦Pの場合には圧縮率a1をとし、P
<S≦Qの場合には圧縮率をa2とし、Q<Sの場合に
はa3とした場合に、a1<a2<a3とする。つま
り、RAM18内のデータ量がより高いしきい値を越え
るほど圧縮率を大きくする。
【0020】上記の圧縮率を高くする具体的な方法とし
ては、MPEG符号化における量子化処理において、高
周波成分を除去する方法が挙げられる。これにより、M
PEGエンコーダ12から出力されるデータ量を少なく
することができる。例えば、1GOP単位で10MBで
あったものが、圧縮率を高めることにより、1GOP単
位で2MBとすることができる。
【0021】RAM18内のデータ量の推移を示すと図
2に示すようになる。つまり、定常時においては、アク
セスとアクセスの次に来る記録の処理からなる処理を繰
り返すことにより、ディスク5への記録が行われてい
く。すなわち、A/D変換部10へは映像音声信号が順
次入力されるので、アクセス時には、RAM18内のデ
ータ量は増加する。そして、記録時には、ディスク5に
映像音声信号が書き込まれるためRAM18内のデータ
量は減少していく。この記録時にも、A/D変換器10
へはデータは入力され続けることになる。上記記録は、
RAM18内のデータ量が図2のディスク書込開始位置
になった時に行われ、一方、アクセスは、RAM18内
のデータ量が図2のアクセス開始位置になった場合に行
われる。このように、正常に動作している場合、つま
り、定常時には、MPEGエンコーダ12における圧縮
率はa1である。なお、図2においては、a時点からd
時点までの間と、e時点からg時点までの間、h時点か
らi時点までの間アクセスエラーが生じていることを示
している。
【0022】すると、上記a時点では、データのディス
ク5への書込みができないためRAM18内のデータ量
は増加していき、b時点を過ぎると第1のしきい値を越
える。そこで、データレート制御回路20は、MPEG
エンコーダ12に対してより高い圧縮率(すなわち、圧
縮率a2)で符号化するように指示するための第1低レ
ート設定信号を出力する。すると、MPEGエンコーダ
12は上記圧縮率a2により圧縮符号化を行い、MPE
Gエンコーダ12から出力される単位時間当たりのデー
タ量は減少するので、b時点からはRAM18内のデー
タ量の増加の度合いが小さくなる。つまり、グラフの傾
きは小さくなる。しかし、依然としてアクセスエラーの
状態が継続しているとすると、今度は、c時点におい
て、RAM18内のデータ量が第2のしきい値をも越え
るようになる。すると、上記データレート制御回路20
は、MPEGエンコーダ12に対してさらにより高い圧
縮率(すなわち、圧縮率a3)で符号化するように指示
するための第2低レート設定信号を出力する。すると、
MPEGエンコーダ12は上記圧縮率a3により圧縮符
号化を行い、MPEGエンコーダ12から出力される単
位時間当たりのデータ量はさらに減るので、c時点から
はRAM18内のデータ量の増加の度合いはさらに小さ
くなる。そして、d時点でアクセスが成功すると、ディ
スク5への書込みが行われるので、RAM18内のデー
タ量は減少していく。
【0023】しかし、書込みの途中にアクセスエラーが
発生すると、再度RAM18内のデータ量は増加してい
く。図2におけるe時点はこの状態を示し、このe時点
において、再度アクセスエラーが発生したためその後は
RAM18のデータ量は増加していく。なお、このe時
点でアクセスエラーが生じなかった場合には、RAM1
8内のデータ量はさらに下降していくことになる。
【0024】以後は、上記と同じように、f時点でRA
M18内のデータ量が第1のしきい値を越えるため、f
時点からは圧縮率a2で符号化が行われる。そして、g
時点でアクセスが成功するとディスク5への書込みが行
われるので、RAM18内のデータ量は減少していく。
【0025】しかし、書込みの途中にアクセスエラーが
発生すると、再度RAM18内のデータ量は増加してい
く。図2におけるh時点はこの状態を示し、このh時点
において、再度アクセスエラーが発生したためその後は
RAM18のデータ量は増加していく。なお、このh時
点でアクセスエラーが生じなかった場合には、RAM1
8内のデータ量はさらに下降していくことになる。
【0026】そして、i時点でアクセスに成功するとデ
ィスク5への書込みが行われるので、RAM18内のデ
ータ量は減少していく。なお、h時点からi時点までの
間にアクセスに成功した場合でも、RAM18内のデー
タ量がディスク書込開始位置にまでは達していないの
で、記録は行われず、ディスク書込開始位置に達した時
点で記録が行われてRAM18内のデータ量が減少して
いくことになる。上記のa時点からi時点までの間は、
図2の定常時に示すような正常な動作をしていない点で
異常時といえる。また、上記の処理において、圧縮率の
変更はGOPごとに行う。つまり、MPEGエンコーダ
12は、あるGOPの符号化中に圧縮率を変更する旨の
指示がデータレート制御回路20から入力された場合に
は、次のGOPからは変更後の圧縮率により符号化を行
う。
【0027】なお、上記のような処理を行う場合には、
圧縮率は一定ではないので、所定のデータ量ごとに圧縮
率のデータをディスクに書き込んでおく必要がある。具
体的には、MPEG1においては、ビットレートを示す
ためのデータ種別としてBR(フルスペル名称は「Bi
t Rate」)がシーケンス層に設けられているの
で、このBRに書き込むことになる。つまり、このBR
に、GOPごとのビットレートの情報を格納しておき、
再生に際しては、このビットレートの情報に従い復号を
行うことになる。
【0028】以上のようにして、RAM18内のデータ
量に応じて符号化の際の圧縮率を変化させ、RAM18
内のデータ量が多くなればなるほど圧縮率を高めるの
で、RAM18内のデータ量が多くなればRAM18へ
のデータの転送レートを低くすることによりRAM18
のオーバーフローを防止することができる。よって、オ
ーバーフローにより画像や音声が不連続となる不都合を
生じることがない。
【0029】なお、上記の説明においては、しきい値が
2つの場合を説明したが、しきい値は1つでもよく、ま
た、3つ以上のしきい値を設けるようにしてもよい。そ
の際、圧縮率の種類の数としては、しきい値の数+1と
なる。
【0030】なお、上記の説明では、MPEGエンコー
ダ12がMPEG1の符号化を行うものとして説明した
が、MPEG2であってもよい。その場合には、上記ビ
ットレートの情報は、シーケンス層に設けられるBRV
(フルスペル名称は「BitRate Value」)
に格納しておくことになる。また、上記の説明では、デ
ータ圧縮の方法としてMPEGを例にとって説明した
が、これには限られず、他の圧縮方法であってもよい。
【0031】
【発明の効果】本発明に基づく情報記録装置によれば、
上記記憶手段に記憶されているデータのデータ量が多く
なるほど転送レートを下げるようにすることにより、該
記憶手段のオーバーフローを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に基づく記録再生装置の構成を
示すブロック図である。
【図2】本発明の実施例に基づく記録再生装置の動作を
示す説明図である。
【図3】RAM18内のデータ構造を示す説明図であ
る。
【符号の説明】
A 記録再生装置 5 ディスク 12 MPEGエンコーダ 14、18 RAM 16 エンコーダ 20 データレート制御回路

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定のデータを記録媒体に記録する情報
    記録装置であって、 上記記録媒体に記録すべきデータの圧縮を行う圧縮手段
    と、 該圧縮手段により圧縮されたデータを一旦格納する記憶
    手段と、 該記憶手段に格納されたデータのデータ量に応じて、上
    記圧縮手段から出力されるデータの転送レートを制御す
    る制御手段と、を有することを特徴とする情報記録装
    置。
  2. 【請求項2】 上記制御手段は、圧縮手段におけるデー
    タの圧縮率を制御することを特徴とする請求項1に記載
    の情報記録装置。
  3. 【請求項3】 上記制御手段が、上記記憶手段に格納さ
    れたデータ量が多くなるほど圧縮率を高くすることによ
    り、上記圧縮手段から転送されるデータの転送レートを
    下げることを特徴とする請求項2に記載の情報記録装
    置。
  4. 【請求項4】 上記制御手段が、予め設けられたしきい
    値と上記記憶手段に格納されたデータ量とを比較する比
    較手段と、該比較手段の比較結果に従い圧縮率を選択す
    る選択手段とを有することを特徴とする請求項2又は3
    に記載の情報記録装置。
  5. 【請求項5】 上記しきい値が複数設けられていること
    を特徴とする請求項4に記載の情報記録装置。
  6. 【請求項6】 上記記録媒体に記録すべきデータととも
    に、圧縮率についてのデータを上記記録媒体に記録する
    ことを特徴とする請求項2又は3又は4又は5に記載の
    情報記録装置。
JP3971898A 1998-02-04 1998-02-04 情報記録装置 Pending JPH11224464A (ja)

Priority Applications (1)

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JP3971898A JPH11224464A (ja) 1998-02-04 1998-02-04 情報記録装置

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3971898A JPH11224464A (ja) 1998-02-04 1998-02-04 情報記録装置

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Family

ID=12560775

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JP3971898A Pending JPH11224464A (ja) 1998-02-04 1998-02-04 情報記録装置

Country Status (1)

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JP (1) JPH11224464A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008176926A (ja) * 2008-04-10 2008-07-31 Hitachi Ltd 映像音声記録装置
JP2008198293A (ja) * 2007-02-14 2008-08-28 Kenwood Corp データ記録装置
JP2009501402A (ja) * 2005-07-13 2009-01-15 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ 多層ディスク上に記録する方法及び装置

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JP2008176926A (ja) * 2008-04-10 2008-07-31 Hitachi Ltd 映像音声記録装置

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