JPH11115858A - 小型車両 - Google Patents
小型車両Info
- Publication number
- JPH11115858A JPH11115858A JP9285707A JP28570797A JPH11115858A JP H11115858 A JPH11115858 A JP H11115858A JP 9285707 A JP9285707 A JP 9285707A JP 28570797 A JP28570797 A JP 28570797A JP H11115858 A JPH11115858 A JP H11115858A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- seat
- vehicle
- body frame
- narrow
- wheels
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N Iron Chemical compound [Fe] XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 125000002066 L-histidyl group Chemical group [H]N1C([H])=NC(C([H])([H])[C@](C(=O)[*])([H])N([H])[H])=C1[H] 0.000 description 2
- 239000006096 absorbing agent Substances 0.000 description 2
- 230000035939 shock Effects 0.000 description 2
- 208000034819 Mobility Limitation Diseases 0.000 description 1
- 239000003638 chemical reducing agent Substances 0.000 description 1
- 230000009194 climbing Effects 0.000 description 1
- 229910052742 iron Inorganic materials 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 1
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 1
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 1
Landscapes
- Automatic Cycles, And Cycles In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 足載せスペースを確保しながら乗降性を向上
でき、また外観を向上させつつ障害物との接触を回避で
きる小型車両を提供する。 【解決手段】 車幅方向中央寄りに車両前後方向に延び
るよう配設され左右一対の前輪8と左右一対の後輪27
とで支持される車体フレーム2と、該車体フレーム2の
前半部の左右の前輪8間にて上方に延びるように配置さ
れ上端に操舵ハンドル10が固定されたステアリング軸
9aと、上記車体フレーム2の後半部の上方に位置する
よう配置されたシート32と、上記車体フレーム2を覆
う車体カバー50とを備え、該車体カバー50が、上記
左右の前輪8間にて車幅方向に延びる幅広ステップ51
a,及び該幅広ステップ51aに続いて内側に絞り込む
ように車両後方に延びかつ平面視で上記シート幅と略同
一幅をなす幅狭ステップ51bを有する足載せ部51
と、上記幅広ステップ51aの左右側縁部に続いて左右
の前輪8の上方を覆うフェンダ部52と、上記幅狭ステ
ップ51bに続いてシート下方を覆うサイドカバー部5
3とから構成されている。
でき、また外観を向上させつつ障害物との接触を回避で
きる小型車両を提供する。 【解決手段】 車幅方向中央寄りに車両前後方向に延び
るよう配設され左右一対の前輪8と左右一対の後輪27
とで支持される車体フレーム2と、該車体フレーム2の
前半部の左右の前輪8間にて上方に延びるように配置さ
れ上端に操舵ハンドル10が固定されたステアリング軸
9aと、上記車体フレーム2の後半部の上方に位置する
よう配置されたシート32と、上記車体フレーム2を覆
う車体カバー50とを備え、該車体カバー50が、上記
左右の前輪8間にて車幅方向に延びる幅広ステップ51
a,及び該幅広ステップ51aに続いて内側に絞り込む
ように車両後方に延びかつ平面視で上記シート幅と略同
一幅をなす幅狭ステップ51bを有する足載せ部51
と、上記幅広ステップ51aの左右側縁部に続いて左右
の前輪8の上方を覆うフェンダ部52と、上記幅狭ステ
ップ51bに続いてシート下方を覆うサイドカバー部5
3とから構成されている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、バッテリを電源と
するモータにより車輪を駆動するようにした電動式小型
車両に関する。
するモータにより車輪を駆動するようにした電動式小型
車両に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、歩行が困難な身体障害者や老人を
対象とした電動式小型車両が注目されている。この小型
車両は、アクセル部材の操作によりバッテリからの電流
をモータに供給し、該モータにより車輪を回転駆動する
ように構成されている。
対象とした電動式小型車両が注目されている。この小型
車両は、アクセル部材の操作によりバッテリからの電流
をモータに供給し、該モータにより車輪を回転駆動する
ように構成されている。
【0003】この種の小型車両では、足載せスペースを
できるだけ広くすることにより安定した乗車姿勢を確保
するといった考えから、従来、前輪と後輪との間に幅広
の足載せ用ステップを配設し、該ステップの後側の後輪
寄りにシートを配設した構造が一般的である。
できるだけ広くすることにより安定した乗車姿勢を確保
するといった考えから、従来、前輪と後輪との間に幅広
の足載せ用ステップを配設し、該ステップの後側の後輪
寄りにシートを配設した構造が一般的である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来の
小型車両では、乗降する際にステップが邪魔になり、シ
ートに座るにはステップ上に一旦上がらなければなら
ず、歩行が困難な人にとって乗降性が悪いという問題が
ある。
小型車両では、乗降する際にステップが邪魔になり、シ
ートに座るにはステップ上に一旦上がらなければなら
ず、歩行が困難な人にとって乗降性が悪いという問題が
ある。
【0005】また従来の小型車両では、車体フレームが
外部に露出しており、外観が悪いという問題がある。こ
の問題に対応するには、車体フレームを車体カバーで覆
うことが有効である。しかし車体カバーの形状等の如何
によっては、例えば上述のような幅広のステップを配設
した場合には、車両旋回時に該ステップ部分が障害物に
接触し易くなるといった問題が懸念される。
外部に露出しており、外観が悪いという問題がある。こ
の問題に対応するには、車体フレームを車体カバーで覆
うことが有効である。しかし車体カバーの形状等の如何
によっては、例えば上述のような幅広のステップを配設
した場合には、車両旋回時に該ステップ部分が障害物に
接触し易くなるといった問題が懸念される。
【0006】本発明は、上記従来の実情に鑑みてなされ
たもので、足載せスペースを確保しながら乗降性を向上
でき、また外観を向上させつつ障害物との接触を回避で
きる小型車両を提供することを目的としている。
たもので、足載せスペースを確保しながら乗降性を向上
でき、また外観を向上させつつ障害物との接触を回避で
きる小型車両を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、車幅
方向中央寄りに車両前後方向に延びるよう配設され左右
一対の前輪と左右一対の後輪とで支持される車体フレー
ムと、該車体フレームの前半部の左右の前輪間にて上方
に延びるように配置され上端に操舵ハンドルが固定され
たステアリング軸と、上記車体フレームの後半部の上方
に位置するよう配置されたシートと、上記車体フレーム
を覆う車体カバーとを備え、該車体カバーが、上記左右
の前輪間にて車幅方向に延びる幅広ステップ,及び該幅
広ステップに続いて内側に絞り込むように車両後方に延
びかつ平面視で上記シート幅と略同一幅をなす幅狭ステ
ップを有する足載せ部と、上記幅広ステップの左右側縁
部に続いて左右の前輪の上方を覆うフェンダ部と、上記
幅狭ステップに続いてシート下方を覆うサイドカバー部
とから構成されていることを特徴とする小型車両であ
る。
方向中央寄りに車両前後方向に延びるよう配設され左右
一対の前輪と左右一対の後輪とで支持される車体フレー
ムと、該車体フレームの前半部の左右の前輪間にて上方
に延びるように配置され上端に操舵ハンドルが固定され
たステアリング軸と、上記車体フレームの後半部の上方
に位置するよう配置されたシートと、上記車体フレーム
を覆う車体カバーとを備え、該車体カバーが、上記左右
の前輪間にて車幅方向に延びる幅広ステップ,及び該幅
広ステップに続いて内側に絞り込むように車両後方に延
びかつ平面視で上記シート幅と略同一幅をなす幅狭ステ
ップを有する足載せ部と、上記幅広ステップの左右側縁
部に続いて左右の前輪の上方を覆うフェンダ部と、上記
幅狭ステップに続いてシート下方を覆うサイドカバー部
とから構成されていることを特徴とする小型車両であ
る。
【0008】請求項2の発明は、請求項1において、上
記車体カバーが、上記サイドカバー部に続いて左右の後
輪間にて車幅方向に延びる後カバー部と、該後カバー部
に続いて上記左右後輪の上方を覆うフェンダとを備えて
いることを特徴としている。
記車体カバーが、上記サイドカバー部に続いて左右の後
輪間にて車幅方向に延びる後カバー部と、該後カバー部
に続いて上記左右後輪の上方を覆うフェンダとを備えて
いることを特徴としている。
【0009】請求項3の発明は、請求項1又は2におい
て、上記車体カバーのサイドカバー部がシートの下方を
囲むように形成されており、該サイドカバー部内のシー
ト下方に該シートにより開閉される収納ボックスが配置
されていることを特徴としている。
て、上記車体カバーのサイドカバー部がシートの下方を
囲むように形成されており、該サイドカバー部内のシー
ト下方に該シートにより開閉される収納ボックスが配置
されていることを特徴としている。
【0010】
【発明の効果】請求項1の発明に係る小型車両によれ
ば、車体フレームを、足載せ部,フェンダ部,サイドカ
バー部からなる車体カバーで覆ったので、車体フレーム
が外方に露出するのを防止でき、外観を向上できる効果
がある。
ば、車体フレームを、足載せ部,フェンダ部,サイドカ
バー部からなる車体カバーで覆ったので、車体フレーム
が外方に露出するのを防止でき、外観を向上できる効果
がある。
【0011】また、上記足載せ部を、左右前輪間にて車
幅方向に延在する幅広ステップと、該幅広ステップに続
いて内側に絞り込むように後方に延び、かつ平面視でシ
ート幅と略同一幅の幅狭ステップとから構成したので、
シート乗降性を損なうことなく足載せスペースを十分に
確保でき、乗車姿勢を安定させることができる。
幅方向に延在する幅広ステップと、該幅広ステップに続
いて内側に絞り込むように後方に延び、かつ平面視でシ
ート幅と略同一幅の幅狭ステップとから構成したので、
シート乗降性を損なうことなく足載せスペースを十分に
確保でき、乗車姿勢を安定させることができる。
【0012】即ち、足載せスペースについては左右前輪
間に延在する幅広ステップを設けたので足載せスペース
を十分に確保でき、またシート乗降性については足載せ
部のシート近傍部分を平面視で略シート幅に狭く形成し
たので、シートに乗り降りする際に地面の該シートに近
接した部分に立つことができ、そのまま腰を下ろすこと
により、つまりステップに上がることなくシートに着座
でき、乗降性を向上できる効果がある。
間に延在する幅広ステップを設けたので足載せスペース
を十分に確保でき、またシート乗降性については足載せ
部のシート近傍部分を平面視で略シート幅に狭く形成し
たので、シートに乗り降りする際に地面の該シートに近
接した部分に立つことができ、そのまま腰を下ろすこと
により、つまりステップに上がることなくシートに着座
でき、乗降性を向上できる効果がある。
【0013】また上記足載せ部の幅狭ステップ部分の幅
をシート幅と略同一としたので、車両旋回時に該幅狭ス
テップ部分は後輪の内輪軌跡より内側を通ることとな
り、該ステップ部分が障害物に接触したり,障害物を巻
き込んだりする問題を回避できる。
をシート幅と略同一としたので、車両旋回時に該幅狭ス
テップ部分は後輪の内輪軌跡より内側を通ることとな
り、該ステップ部分が障害物に接触したり,障害物を巻
き込んだりする問題を回避できる。
【0014】請求項2の発明では、上記サイドカバー部
に続いて左右の後輪間にて車幅方向に延びる後カバー部
と、該後カバー部の左右縁に続いて左右後輪の上方を覆
うフェンダとを備えたので、外観をより一層向上できる
とともに、部品点数を削減できる効果がある。
に続いて左右の後輪間にて車幅方向に延びる後カバー部
と、該後カバー部の左右縁に続いて左右後輪の上方を覆
うフェンダとを備えたので、外観をより一層向上できる
とともに、部品点数を削減できる効果がある。
【0015】請求項3の発明では、上記サイドカバー部
をシートの下方を囲むように形成するとともに、該サイ
ドカバー部内のシート下方に該シートにより開閉される
収納ボックスを配置したので、シート下方のデッドスペ
ースを有効利用して収納ボックスを配置できる効果があ
り、またシート下方部分の外方露出を回避して外観のよ
り一層の向上を図ることができる。
をシートの下方を囲むように形成するとともに、該サイ
ドカバー部内のシート下方に該シートにより開閉される
収納ボックスを配置したので、シート下方のデッドスペ
ースを有効利用して収納ボックスを配置できる効果があ
り、またシート下方部分の外方露出を回避して外観のよ
り一層の向上を図ることができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を添付
図面に基づいて説明する。図1ないし図6は、請求項1
の発明の一実施形態による電動式小型四輪車を説明する
ための図であり、図1,図2は電動式小型四輪車の側面
図,平面図、図3は車体カバーの平面図、図4はバッテ
リの着脱状態を示す図、図5は図4のV−V線断面図、
図6はバッテリの着脱動作を示す図である。
図面に基づいて説明する。図1ないし図6は、請求項1
の発明の一実施形態による電動式小型四輪車を説明する
ための図であり、図1,図2は電動式小型四輪車の側面
図,平面図、図3は車体カバーの平面図、図4はバッテ
リの着脱状態を示す図、図5は図4のV−V線断面図、
図6はバッテリの着脱動作を示す図である。
【0017】図において、1は電動式小型四輪車であ
り、これは車体フレーム2,駆動系3,シート機構4,
及びステアリング機構5を備えている。上記車体フレー
ム2は1本の鉄製パイプからなり、車幅方向中央部にて
車両前後方向に延びるように配設されており、略水平方
向に延びる前半部2aと、該前半部2aに続いて後方斜
め上方に直線状に延びる後半部2bとから構成されてい
る。
り、これは車体フレーム2,駆動系3,シート機構4,
及びステアリング機構5を備えている。上記車体フレー
ム2は1本の鉄製パイプからなり、車幅方向中央部にて
車両前後方向に延びるように配設されており、略水平方
向に延びる前半部2aと、該前半部2aに続いて後方斜
め上方に直線状に延びる後半部2bとから構成されてい
る。
【0018】上記前半部2aには車幅方向に延びる車軸
腕部材6が配設されており、該車軸腕部材6の両端部に
はそれぞれジョイント部材7を介して前輪8が左右操向
可能に軸支されている。この車軸腕部材6は上記前半部
2aに揺動支持機構15を介して支持されており、該揺
動支持機構15は車軸腕部材6を車両前後方向軸回りに
回動可能に枢支するとともに、該車軸腕部材6の揺動角
度を規制している。
腕部材6が配設されており、該車軸腕部材6の両端部に
はそれぞれジョイント部材7を介して前輪8が左右操向
可能に軸支されている。この車軸腕部材6は上記前半部
2aに揺動支持機構15を介して支持されており、該揺
動支持機構15は車軸腕部材6を車両前後方向軸回りに
回動可能に枢支するとともに、該車軸腕部材6の揺動角
度を規制している。
【0019】上記前半部2aの車軸腕部材6より少し前
側に位置する部分に上記ステアリング機構5を構成する
ステアリングパイプ9の下端が固着されており、該ステ
アリングパイプ9は斜め後方に延びている。このステア
リングパイプ9内に回転自在に挿入されたステアリング
シャフト9aの上端部にはT字型操舵ハンドル10が装
着されており、またステアリングシャフト9aの下端部
は公知のタイロッド,ナックルアーム等からなるリンク
機構9bを介して上記前輪8に連結されている。
側に位置する部分に上記ステアリング機構5を構成する
ステアリングパイプ9の下端が固着されており、該ステ
アリングパイプ9は斜め後方に延びている。このステア
リングパイプ9内に回転自在に挿入されたステアリング
シャフト9aの上端部にはT字型操舵ハンドル10が装
着されており、またステアリングシャフト9aの下端部
は公知のタイロッド,ナックルアーム等からなるリンク
機構9bを介して上記前輪8に連結されている。
【0020】上記操舵ハンドル10の右グリップ部10
aにはアクセルレバー11が、左グリップ部10bには
後輪ブレーキレバー12がそれぞれ配設されており、該
ブレーキレバー12にはこれを把持した状態にロックす
るパーキングロックボタン13が配設されている。また
上記ステアリングパイプ9の前部には物入れ用バスケッ
ト14が取付けられている。このバスケット14は乗員
の脚部前方に位置しており、該脚部の前方を覆うレッグ
シールドとしても機能している。
aにはアクセルレバー11が、左グリップ部10bには
後輪ブレーキレバー12がそれぞれ配設されており、該
ブレーキレバー12にはこれを把持した状態にロックす
るパーキングロックボタン13が配設されている。また
上記ステアリングパイプ9の前部には物入れ用バスケッ
ト14が取付けられている。このバスケット14は乗員
の脚部前方に位置しており、該脚部の前方を覆うレッグ
シールドとしても機能している。
【0021】上記車体フレーム2の前半部2a,後半部
2bの境界をなす屈曲部2cにはリヤアーム16の前端
が枢支軸17により上下揺動自在に枢支されている。該
リヤアーム16は前端にボス部18a,18bを有する
左右一対のアーム部16a,16bの前部,後部同士を
クロスパイプ19,20により結合してなり、該両アー
ム部16a,16bは平面視で間隔が前側ほど狭くなる
ように振り分け配置されている。
2bの境界をなす屈曲部2cにはリヤアーム16の前端
が枢支軸17により上下揺動自在に枢支されている。該
リヤアーム16は前端にボス部18a,18bを有する
左右一対のアーム部16a,16bの前部,後部同士を
クロスパイプ19,20により結合してなり、該両アー
ム部16a,16bは平面視で間隔が前側ほど狭くなる
ように振り分け配置されている。
【0022】上記枢支軸17は、上記左, 右アーム部1
6a,16bに固着されたボス部18a,18b、及び
上記後半部2bに固着された枢支筒21内に挿通され、
ナット17aにより締め付け固定されており、該枢支筒
21と枢支軸17の間にはゴム部材からなるブッシュが
介在している。また上記枢支筒21は上記後半部2bの
下面に固着された左右一対の支持ブラケット22,22
に固着されている。このリヤアーム16は枢支軸17回
りに上下揺動自在に支持され、かつ上記ゴム部材の有す
る弾性力によって許容された角度内で車両前後軸回りに
上下に揺動可能となっている。即ち、左,右の後輪2
7,27は独立して上下動可能となっている。
6a,16bに固着されたボス部18a,18b、及び
上記後半部2bに固着された枢支筒21内に挿通され、
ナット17aにより締め付け固定されており、該枢支筒
21と枢支軸17の間にはゴム部材からなるブッシュが
介在している。また上記枢支筒21は上記後半部2bの
下面に固着された左右一対の支持ブラケット22,22
に固着されている。このリヤアーム16は枢支軸17回
りに上下揺動自在に支持され、かつ上記ゴム部材の有す
る弾性力によって許容された角度内で車両前後軸回りに
上下に揺動可能となっている。即ち、左,右の後輪2
7,27は独立して上下動可能となっている。
【0023】上記左, 右のアーム部16a,16bの後
端にはそれぞれブラケット25が立設されており、該
左, 右のブラケット25により駆動軸26が軸支されて
いる。該駆動軸26の両端には後輪27,27が固定さ
れており、該左, 右の後輪27,27の間隔は上記前輪
8,8の間隔より狭く設定されている(図2参照)。こ
れにより旋回時における後輪27の内輪軌跡と前輪8の
内輪軌跡との差を小さくでき、内輪側にある障害物に後
輪27が接触するのを回避し易くなっている。
端にはそれぞれブラケット25が立設されており、該
左, 右のブラケット25により駆動軸26が軸支されて
いる。該駆動軸26の両端には後輪27,27が固定さ
れており、該左, 右の後輪27,27の間隔は上記前輪
8,8の間隔より狭く設定されている(図2参照)。こ
れにより旋回時における後輪27の内輪軌跡と前輪8の
内輪軌跡との差を小さくでき、内輪側にある障害物に後
輪27が接触するのを回避し易くなっている。
【0024】また上記リヤアーム16の後側クロスパイ
プ20の車幅方向中央部には1本の緩衝器30の下端部
が枢支されており、該緩衝器30の上端は前方に傾斜し
て上記後半部2bの後端付近に枢支されている。
プ20の車幅方向中央部には1本の緩衝器30の下端部
が枢支されており、該緩衝器30の上端は前方に傾斜し
て上記後半部2bの後端付近に枢支されている。
【0025】上記車体フレーム2の後半部2bには上述
のシート機構4が配設されている。このシート機構4
は、側面視大略逆L字状の1本のシートフレーム31の
横辺部31aにシート32を、及び縦辺部31bにバッ
クレスト33を装着した構造のものであり、該シートフ
レーム31の縦辺部31bの上端部には左,右のアーム
レスト34,34が略水平の使用時位置と略垂直の収納
時位置との間で回動可能に取り付けられている。また上
記シートフレーム31の横辺部31aの下面には1本の
シートポスト35が固定されており、該シートポスト3
5は上記後半部2bの後端付近に複数本のボルト36に
より着脱可能に、かつ後半部2bに沿って取付け位置を
移動可能に締め付け固定されている。
のシート機構4が配設されている。このシート機構4
は、側面視大略逆L字状の1本のシートフレーム31の
横辺部31aにシート32を、及び縦辺部31bにバッ
クレスト33を装着した構造のものであり、該シートフ
レーム31の縦辺部31bの上端部には左,右のアーム
レスト34,34が略水平の使用時位置と略垂直の収納
時位置との間で回動可能に取り付けられている。また上
記シートフレーム31の横辺部31aの下面には1本の
シートポスト35が固定されており、該シートポスト3
5は上記後半部2bの後端付近に複数本のボルト36に
より着脱可能に、かつ後半部2bに沿って取付け位置を
移動可能に締め付け固定されている。
【0026】上記車体フレーム2の後半部2bとリヤア
ーム16との間には上述の駆動系3が配設されている。
この駆動系3は、後輪27を回転駆動するモータ40
と、該モータ40に電源を供給する2組のバッテリ7
0,70とから構成されている。上記モータ40は左右
の後輪27,27間の略中央部に配置され、上記リヤア
ーム16に取付けブラケット(不図示)を介して固定さ
れている。該モータ40の出力軸は減速機を介して差動
歯車装置42に接続されており、該差動歯車装置42は
上記駆動軸26に結合されている。これにより上記アク
セルレバー11の操作量に応じた電流がバッテリ70か
らモータ40に供給され、該モータ40の回転が後輪2
7に伝達される。
ーム16との間には上述の駆動系3が配設されている。
この駆動系3は、後輪27を回転駆動するモータ40
と、該モータ40に電源を供給する2組のバッテリ7
0,70とから構成されている。上記モータ40は左右
の後輪27,27間の略中央部に配置され、上記リヤア
ーム16に取付けブラケット(不図示)を介して固定さ
れている。該モータ40の出力軸は減速機を介して差動
歯車装置42に接続されており、該差動歯車装置42は
上記駆動軸26に結合されている。これにより上記アク
セルレバー11の操作量に応じた電流がバッテリ70か
らモータ40に供給され、該モータ40の回転が後輪2
7に伝達される。
【0027】上記各バッテリ70は、バッテリケース4
1内に多数の単電池を収容してなるものであり、上記緩
衝器30の左, 右側に配置されたバッテリ保持ケース4
3にバッテリケース41の前端部41bを嵌合させて着
脱可能に保持されている。
1内に多数の単電池を収容してなるものであり、上記緩
衝器30の左, 右側に配置されたバッテリ保持ケース4
3にバッテリケース41の前端部41bを嵌合させて着
脱可能に保持されている。
【0028】上記バッテリ保持ケース43は上記バッテ
リ前端部41bを収容する形状,大きさを有する有底筒
状のものである。該バッテリ保持ケース43の開口43
aはシートフレーム31,左右後輪27,及びモータ4
0で囲まれた空間に位置し、ここから車両後方斜め上方
に臨んでいる。
リ前端部41bを収容する形状,大きさを有する有底筒
状のものである。該バッテリ保持ケース43の開口43
aはシートフレーム31,左右後輪27,及びモータ4
0で囲まれた空間に位置し、ここから車両後方斜め上方
に臨んでいる。
【0029】上記バッテリ保持ケース43は、底壁に形
成された取付けボス部43bを車体フレーム2の後半部
2bに固定されたブラケット44にボルト締め固定する
とともに、下側壁に形成された取付けボス部43cを後
半部2bに固定されたステー45にボルト締め固定する
ことにより後半部2bに懸架支持されている。
成された取付けボス部43bを車体フレーム2の後半部
2bに固定されたブラケット44にボルト締め固定する
とともに、下側壁に形成された取付けボス部43cを後
半部2bに固定されたステー45にボルト締め固定する
ことにより後半部2bに懸架支持されている。
【0030】またバッテリ保持ケース43の下側壁には
ガイド板46が後方斜め上方に延びるように突出形成さ
れている。該ガイド板46はバッテリケース41の装着
時にその下面を支持するとともに、該バッテリケース4
1をこれに起伏可能に取付けられた把手41aを持って
バッテリ保持ケース43内に出し入れする際の案内とし
て機能する。即ち、バッテリケース41の下面とガイド
片41cとで形成されたガイド溝41dに上記ガイド板
46がスライド可能に挿入される。
ガイド板46が後方斜め上方に延びるように突出形成さ
れている。該ガイド板46はバッテリケース41の装着
時にその下面を支持するとともに、該バッテリケース4
1をこれに起伏可能に取付けられた把手41aを持って
バッテリ保持ケース43内に出し入れする際の案内とし
て機能する。即ち、バッテリケース41の下面とガイド
片41cとで形成されたガイド溝41dに上記ガイド板
46がスライド可能に挿入される。
【0031】上記バッテリ保持ケース43の底壁にはバ
ッテリ70をモータ40側に接続するための雄コネクタ
47が配設されており、上記バッテリ前端部41bの前
端面には上記雄コネクタ47に電気的に接続される雌コ
ネクタ48が配設されている。上記バッテリ前端部41
bをバッテリ保持ケース43内に嵌合させると自動的に
上記雌コネクタ48が雄コネクタ47に接続されるよう
になっている。
ッテリ70をモータ40側に接続するための雄コネクタ
47が配設されており、上記バッテリ前端部41bの前
端面には上記雄コネクタ47に電気的に接続される雌コ
ネクタ48が配設されている。上記バッテリ前端部41
bをバッテリ保持ケース43内に嵌合させると自動的に
上記雌コネクタ48が雄コネクタ47に接続されるよう
になっている。
【0032】またバッテリケース41の後端部には充電
用接続口49が配設されている。この充電用接続口49
に充電器を接続することにより、バッテリ70を車載状
態及び外部に取り出した状態の何れでも充電できるよう
になっている。そして上記把手41aを折りたたむとこ
の把手41aが上記充電用接続口49を覆うようになっ
ており、これにより泥,雨水等がバッテリ内に侵入する
のを防止している。
用接続口49が配設されている。この充電用接続口49
に充電器を接続することにより、バッテリ70を車載状
態及び外部に取り出した状態の何れでも充電できるよう
になっている。そして上記把手41aを折りたたむとこ
の把手41aが上記充電用接続口49を覆うようになっ
ており、これにより泥,雨水等がバッテリ内に侵入する
のを防止している。
【0033】上記車体フレーム2の上方にはこれの前半
部2a,後半部2bに沿って前後方向に延びる車体カバ
ー50が配設されており、該車体カバー50は車体フレ
ーム2に取付け固定されている。
部2a,後半部2bに沿って前後方向に延びる車体カバ
ー50が配設されており、該車体カバー50は車体フレ
ーム2に取付け固定されている。
【0034】上記車体カバー50は、乗員が足を載置す
る足載せ部51と、上記左右前輪8,8の上方を覆うフ
ロントフェンダ部52,52と、上記シート32の下方
の左右側部及び前部を覆うサイドカバー部53を一体形
成して構成されている。上記足載せ部51の上面には滑
り止めのゴムシート(不図示)が貼着されており、また
該足載せ部51の前端には車幅方向に延びる中空樹脂製
のバンパ54が固定されている。
る足載せ部51と、上記左右前輪8,8の上方を覆うフ
ロントフェンダ部52,52と、上記シート32の下方
の左右側部及び前部を覆うサイドカバー部53を一体形
成して構成されている。上記足載せ部51の上面には滑
り止めのゴムシート(不図示)が貼着されており、また
該足載せ部51の前端には車幅方向に延びる中空樹脂製
のバンパ54が固定されている。
【0035】上記足載せ部51は、上記前輪8,8間全
面に渡って延在する幅広ステップ51aと、該幅広ステ
ップ51aに続いて内側に少し絞り込むように形成され
車両後方に延びる幅狭ステップ51bとからなり、この
幅狭ステップ51bは平面から見て上記シート32の車
幅寸法wと略同一寸法に設定されており、かつ左右後輪
27の間隔より狭くなっている。また上記幅広ステップ
51aにはステアリングパイプ9の基部を囲むステアリ
ングカバー部51cが膨出形成されている。
面に渡って延在する幅広ステップ51aと、該幅広ステ
ップ51aに続いて内側に少し絞り込むように形成され
車両後方に延びる幅狭ステップ51bとからなり、この
幅狭ステップ51bは平面から見て上記シート32の車
幅寸法wと略同一寸法に設定されており、かつ左右後輪
27の間隔より狭くなっている。また上記幅広ステップ
51aにはステアリングパイプ9の基部を囲むステアリ
ングカバー部51cが膨出形成されている。
【0036】上記左右のフロントフェンダ部52は幅広
ステップ51aの左右側縁に続いて上方に傾斜して延び
ており、各前輪8の外周上縁を囲む円弧状に形成されて
いる。また上記サイドカバー部53は上記幅狭ステップ
51bに続いて上記左右のバッテリ保持ケース43,4
3を覆うように膨出形成されている。バッテリ保持ケー
ス43の上方及び左右側方は上記サイドカバー部53に
より覆われ、外方から見えないようになっている。
ステップ51aの左右側縁に続いて上方に傾斜して延び
ており、各前輪8の外周上縁を囲む円弧状に形成されて
いる。また上記サイドカバー部53は上記幅狭ステップ
51bに続いて上記左右のバッテリ保持ケース43,4
3を覆うように膨出形成されている。バッテリ保持ケー
ス43の上方及び左右側方は上記サイドカバー部53に
より覆われ、外方から見えないようになっている。
【0037】上記左右の後輪27間には車幅方向に延び
る後カバー部55が配設されている。この後カバー部5
5は上記車体カバー50とは別体に形成されたものであ
り、上記モータ40,差動歯車装置42の上方及び前,
後方を覆っており、リヤアーム16に取り付けられてい
る。また後カバー部55には左右側縁に続いて左右後輪
27の上方を覆うリヤフェンダ部56,56が円弧状に
一体形成されており、この後カバー部55及びリヤフェ
ンダ部56はリヤアーム16と共に上下動する。
る後カバー部55が配設されている。この後カバー部5
5は上記車体カバー50とは別体に形成されたものであ
り、上記モータ40,差動歯車装置42の上方及び前,
後方を覆っており、リヤアーム16に取り付けられてい
る。また後カバー部55には左右側縁に続いて左右後輪
27の上方を覆うリヤフェンダ部56,56が円弧状に
一体形成されており、この後カバー部55及びリヤフェ
ンダ部56はリヤアーム16と共に上下動する。
【0038】次に本実施形態の作用効果について説明す
る。本実施形態の小型四輪車1によれば、乗員が足を載
置する足載せ部51と、左右前輪8,8の上方を覆うフ
ロントフェンダ部52,52と、シート32の下方を覆
うサイドカバー部53とからなる車体カバー50により
車体フレーム2を覆ったので、車体フレーム2の外方露
出を回避して外観を向上できる。
る。本実施形態の小型四輪車1によれば、乗員が足を載
置する足載せ部51と、左右前輪8,8の上方を覆うフ
ロントフェンダ部52,52と、シート32の下方を覆
うサイドカバー部53とからなる車体カバー50により
車体フレーム2を覆ったので、車体フレーム2の外方露
出を回避して外観を向上できる。
【0039】上記足載せ部51を、左右前輪8,8間に
て車幅方向に延びる幅広ステップ51aと該幅広ステッ
プ51aに続いて内側に絞り込むように形成され後方に
延びる幅狭ステップ51bとから構成し、該幅狭ステッ
プ51bをシート32の車幅寸法wと略同一寸法に設定
したので、足載せスペースを十分に確保しながら乗降性
を向上できる。
て車幅方向に延びる幅広ステップ51aと該幅広ステッ
プ51aに続いて内側に絞り込むように形成され後方に
延びる幅狭ステップ51bとから構成し、該幅狭ステッ
プ51bをシート32の車幅寸法wと略同一寸法に設定
したので、足載せスペースを十分に確保しながら乗降性
を向上できる。
【0040】上記足載せスペースについては、上記幅広
ステップ51aを、後輪より広い間隔を開けて配設され
た左,右の前輪間全体に渡るように延在させたので、足
載せスペースを十分に確保することができ、安定した乗
車姿勢が得られる。
ステップ51aを、後輪より広い間隔を開けて配設され
た左,右の前輪間全体に渡るように延在させたので、足
載せスペースを十分に確保することができ、安定した乗
車姿勢が得られる。
【0041】またシート32への乗降性については、足
載せ部51の幅狭ステップ51bをシート32の幅と略
同一寸法に設定したので、図3に示すように、地面の上
記シート32に近接した部分に足Fを位置させて該シー
ト近傍に立つことができ、従来のようにステップ上に上
がることなくそのまま腰を降ろすことによりシートに着
座でき、乗降性を向上できる。
載せ部51の幅狭ステップ51bをシート32の幅と略
同一寸法に設定したので、図3に示すように、地面の上
記シート32に近接した部分に足Fを位置させて該シー
ト近傍に立つことができ、従来のようにステップ上に上
がることなくそのまま腰を降ろすことによりシートに着
座でき、乗降性を向上できる。
【0042】また上記幅狭ステップ51bの幅をシート
幅wと略同一にするとともに、左右後輪27,27の間
隔よりも狭く設定したので、車両旋回時に足載せ部51
の特に前,後輪間部分は後輪27の内輪軌跡より内側を
通ることから、該部分が障害物に接触したり,障害物を
巻き込んだりすることはない。
幅wと略同一にするとともに、左右後輪27,27の間
隔よりも狭く設定したので、車両旋回時に足載せ部51
の特に前,後輪間部分は後輪27の内輪軌跡より内側を
通ることから、該部分が障害物に接触したり,障害物を
巻き込んだりすることはない。
【0043】なお、上記実施形態では、車体カバー50
と、後カバー部55とを別体とした場合を説明したが、
本発明では、上記車体カバー50と上記後カバー部5
5,リヤフェンダ部56とを一体形成してもよい。この
ようにした場合には、部品点数を削減でき、外観をより
一層向上できる。
と、後カバー部55とを別体とした場合を説明したが、
本発明では、上記車体カバー50と上記後カバー部5
5,リヤフェンダ部56とを一体形成してもよい。この
ようにした場合には、部品点数を削減でき、外観をより
一層向上できる。
【0044】図7ないし図10は、請求項3の発明の一
実施形態による電動式小型四輪車を説明するための図で
あり、図中、図1〜6と同一符号は同一又は相当部分を
示す。
実施形態による電動式小型四輪車を説明するための図で
あり、図中、図1〜6と同一符号は同一又は相当部分を
示す。
【0045】本実施形態の小型四輪車の基本的構造は上
記実施形態と略同一であるので、以下異なる部分につい
てのみ説明する。車体フレーム2の後半部2bには上面
高さが同一となるように2本のシートポスト60,61
が間隔をあけて立設されており、該両シートポスト6
0,61の上端には平面視で矩形枠状のシートフレーム
62が架設されている。
記実施形態と略同一であるので、以下異なる部分につい
てのみ説明する。車体フレーム2の後半部2bには上面
高さが同一となるように2本のシートポスト60,61
が間隔をあけて立設されており、該両シートポスト6
0,61の上端には平面視で矩形枠状のシートフレーム
62が架設されている。
【0046】上記シートフレーム62にはシート63が
配設されている。該シート63は底板63aにクッショ
ン63bを配置するとともに、該クッション63bを表
皮63cで覆った構造のものである。このシート63は
底板63aの前縁がヒンジ64を介して上記シートフレ
ーム62に回動可能支持されている。
配設されている。該シート63は底板63aにクッショ
ン63bを配置するとともに、該クッション63bを表
皮63cで覆った構造のものである。このシート63は
底板63aの前縁がヒンジ64を介して上記シートフレ
ーム62に回動可能支持されている。
【0047】上記車体カバー50のサイドカバー部53
にはこれに続いて上記シート63下方の前部及び左,右
側部を覆うシートカバー部53aと、バッテリ保持ケー
ス43及びバッテリケース41の左,右側部を覆うバッ
テリカバー部53bとが一体に延長形成されている。ま
た上記後半部2bにはコントロールユニット69が懸架
支持されており、該コントロールユニット69は後半部
2b及び左右バッテリ70,70に囲まれており、これ
によりコントロールユニット69の外力による損傷が防
止されている。なお、上記コントロールユニット69は
アクセルレバーの操作量に応じてバッテリ本体41bか
らモータ40に供給される電流を制御する。
にはこれに続いて上記シート63下方の前部及び左,右
側部を覆うシートカバー部53aと、バッテリ保持ケー
ス43及びバッテリケース41の左,右側部を覆うバッ
テリカバー部53bとが一体に延長形成されている。ま
た上記後半部2bにはコントロールユニット69が懸架
支持されており、該コントロールユニット69は後半部
2b及び左右バッテリ70,70に囲まれており、これ
によりコントロールユニット69の外力による損傷が防
止されている。なお、上記コントロールユニット69は
アクセルレバーの操作量に応じてバッテリ本体41bか
らモータ40に供給される電流を制御する。
【0048】そして上記シートカバー部53aにより覆
われたシート下方の空間内に上記シート63により開閉
される収納ボックス65が配置されており、該収納ボッ
クス65はこれの開口56bの周縁に形成されたフラン
ジ部65aをシートフレーム62上に載置することによ
り該シートフレーム62により支持されている。
われたシート下方の空間内に上記シート63により開閉
される収納ボックス65が配置されており、該収納ボッ
クス65はこれの開口56bの周縁に形成されたフラン
ジ部65aをシートフレーム62上に載置することによ
り該シートフレーム62により支持されている。
【0049】また上記シート63にはロック機構68が
配設されている。該ロック機構68は、シート底板63
aに固定されたストライカ66と、該ストライカ66に
係脱可能に係合するフック部材67aと、該フック部材
67aを回動可能に保持し上記シートフレーム62にボ
ルト締め固定されたキーシリンダ67とを備えており、
キー操作により上記シート63の施錠,解錠が行われる
ようになっている。
配設されている。該ロック機構68は、シート底板63
aに固定されたストライカ66と、該ストライカ66に
係脱可能に係合するフック部材67aと、該フック部材
67aを回動可能に保持し上記シートフレーム62にボ
ルト締め固定されたキーシリンダ67とを備えており、
キー操作により上記シート63の施錠,解錠が行われる
ようになっている。
【0050】本実施形態では、車体カバー50のサイド
カバー部53にシート63の下方を覆うシートカバー部
63aを延長形成し、該シートカバー部63a内に上記
シート63により開閉される収納ボックス65を配置し
たので、外観の向上を図りながら、シート下方の空きス
ペースを有効利用して収納ボックス65を配設できる。
またシート63をロック機構68により施錠できるの
で、貴重品を収納でき、盗難を防止できる。
カバー部53にシート63の下方を覆うシートカバー部
63aを延長形成し、該シートカバー部63a内に上記
シート63により開閉される収納ボックス65を配置し
たので、外観の向上を図りながら、シート下方の空きス
ペースを有効利用して収納ボックス65を配設できる。
またシート63をロック機構68により施錠できるの
で、貴重品を収納でき、盗難を防止できる。
【図1】請求項1の発明の一実施形態による電動小型四
輪車を説明するための側面図である。
輪車を説明するための側面図である。
【図2】上記小型四輪車の平面図である。
【図3】上記小型四輪車の車体カバーを説明するための
平面図である。
平面図である。
【図4】上記小型四輪車のバッテリの着脱状態を示す側
面図である。
面図である。
【図5】図4のV−V線断面図である。
【図6】上記実施形態のバッテリ着脱動作を示す図であ
る。
る。
【図7】請求項3の発明の一実施形態による小型四輪車
の一部断面側面図である。
の一部断面側面図である。
【図8】上記小型四輪車のシート下収納部の断面正面図
である。
である。
【図9】上記小型四輪車のシートの平面図である。
【図10】上記シートのロック機構を示す断面側面図で
ある。
ある。
1 電動小型四輪車 2 車体フレーム 2a 前半部 2b 後半部 8 前輪 9a ステアリング軸 10 操舵ハンドル 27 後輪 32,63 シート 50 車体カバー 51 足載せ部 51a 幅広ステップ 51b 幅狭ステップ 52 フロントフェンダ部 53 サイドカバー部 65 収納ボックス w シート幅寸法
Claims (3)
- 【請求項1】 車幅方向中央寄りに車両前後方向に延び
るよう配設され左右一対の前輪と左右一対の後輪とで支
持される車体フレームと、該車体フレームの前半部の左
右の前輪間にて上方に延びるように配置され上端に操舵
ハンドルが固定されたステアリング軸と、上記車体フレ
ームの後半部の上方に位置するよう配置されたシート
と、上記車体フレームを覆う車体カバーとを備え、該車
体カバーが、上記左右の前輪間にて車幅方向に延びる幅
広ステップ,及び該幅広ステップに続いて内側に絞り込
むように車両後方に延びかつ平面視で上記シート幅と略
同一幅をなす幅狭ステップを有する足載せ部と、上記幅
広ステップの左右側縁部に続いて左右の前輪の上方を覆
うフェンダ部と、上記幅狭ステップに続いてシート下方
を覆うサイドカバー部とから構成されていることを特徴
とする小型車両。 - 【請求項2】 請求項1において、上記車体カバーが、
上記サイドカバー部に続いて左右の後輪間にて車幅方向
に延びる後カバー部と、該後カバー部に続いて上記左右
後輪の上方を覆うフェンダとを備えていることを特徴と
する小型車両。 - 【請求項3】 請求項1又は2において、上記車体カバ
ーのサイドカバー部がシート下方を囲むように形成され
ており、該サイドカバー部内のシート下方に該シートに
より開閉される収納ボックスが配置されていることを特
徴とする小型車両。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9285707A JPH11115858A (ja) | 1997-10-17 | 1997-10-17 | 小型車両 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9285707A JPH11115858A (ja) | 1997-10-17 | 1997-10-17 | 小型車両 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11115858A true JPH11115858A (ja) | 1999-04-27 |
Family
ID=17694993
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9285707A Pending JPH11115858A (ja) | 1997-10-17 | 1997-10-17 | 小型車両 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11115858A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019532864A (ja) * | 2016-09-22 | 2019-11-14 | ボルト モビリティ ビー.ブイ.Bolt Mobility B.V. | スクータ |
JPWO2021039989A1 (ja) * | 2019-08-30 | 2021-03-04 | ||
WO2022208887A1 (ja) * | 2021-04-02 | 2022-10-06 | ヤマハ発動機株式会社 | 一人乗り電動車両 |
-
1997
- 1997-10-17 JP JP9285707A patent/JPH11115858A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019532864A (ja) * | 2016-09-22 | 2019-11-14 | ボルト モビリティ ビー.ブイ.Bolt Mobility B.V. | スクータ |
US11034404B2 (en) | 2016-09-22 | 2021-06-15 | Etergo B.V. | Scooter |
JPWO2021039989A1 (ja) * | 2019-08-30 | 2021-03-04 | ||
WO2021039989A1 (ja) * | 2019-08-30 | 2021-03-04 | ヤマハ発動機株式会社 | リーン車両 |
US11999436B2 (en) | 2019-08-30 | 2024-06-04 | Yamaha Hatsudoki Kabushiki Kaisha | Leaning vehicle |
WO2022208887A1 (ja) * | 2021-04-02 | 2022-10-06 | ヤマハ発動機株式会社 | 一人乗り電動車両 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH10203459A (ja) | 小型車両 | |
US5312126A (en) | Portable golf cart and riding apparatus | |
JP2005507811A (ja) | 折り畳み可能な個人用の機動性の良い乗物 | |
JP4045725B2 (ja) | 電動車両 | |
CN107468438B (zh) | 折叠式电动轮椅车 | |
JP3960077B2 (ja) | 小型電動車両 | |
JPH11115858A (ja) | 小型車両 | |
JP3391550B2 (ja) | 電動車のフレーム構成 | |
JP3180810B2 (ja) | 電動車輛における回転シートのロック構造 | |
WO2008044541A1 (fr) | Dispositf mobile simple | |
JP4019727B2 (ja) | 小型電動車両 | |
CN211633974U (zh) | 中置驱动电动轮椅 | |
JP3956721B2 (ja) | 小型電動車両 | |
JPH10155838A (ja) | 小型車両 | |
JP3109484B2 (ja) | 電動車輛における回転シートのロック構造 | |
JP4178818B2 (ja) | 小型電動車両 | |
JP3130074U (ja) | 簡易移動装置 | |
JP2006062526A (ja) | リカンベント型自転車 | |
JP4129070B2 (ja) | 電動自転車の可倒式サドル | |
JP2579373Y2 (ja) | 電動車椅子の座席構造 | |
JP3622342B2 (ja) | 電動車両 | |
JP2019034148A (ja) | 電動車椅子 | |
JP2587639Y2 (ja) | 電動車椅子の座席構造 | |
JP3491621B2 (ja) | 電動四輪車 | |
JP3750384B2 (ja) | 電動車椅子の充電コード収容装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20051212 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060117 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20060606 |