JP3180810B2 - 電動車輛における回転シートのロック構造 - Google Patents
電動車輛における回転シートのロック構造Info
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Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、老人等が使用する電動
車輛に関するものであり、特に、構造が簡単で操作の容
易な電動車輛の回転シートのロック構造に関するもので
ある。 【0002】 【従来の技術】老人等のように、長距離の歩行が困難で
あり、また自転車にも乗れない者の乗物として、着座式
の電動車輌を考えることができる。この種の電動車輌
は、車体に電源としてのバッテリを搭載し、このバッテ
リの発生する起電力でモータを回転させ、このモータの
回転力を車輪に伝達して走行駆動力を得るものである。 【0003】このような着座式の電動車輌として、前輪
が1個、後輪が2個の電動三輪車や前後輪各2個の電動
四輪車が知られている。しかしいずれの車輛もシート本
体の着座部に着座して運転をするものであるため、同車
輛に乗り降りする時、ハンドルやアームレストを持って
体重移動させながら腰(臀部)を車輛進行方向を向いた
着座部に向けなければならないので、乗り降りが面倒で
あった。そこで、電動車輛のシートへの乗降を容易にす
るために、シートの向きを変えられるように、回転式の
シートを電動車輛に採用したものがある(米国特許第4
452327号)が、この回転式のシートは、電動車輛
が移動している時に回転シートの回転をロックしている
だけであり、回転シートのロック構造としては十分なも
のとはいえない。また、電動車輛に回転式のシートを採
用した場合、容易に回転できると共に、所定の回転位置
で簡単に固定できることが必要となるが、従来の回転式
のシートでは、シートを回転させることはできるが、電
動車輛の車体に対する回転式のシートのロック構造が十
分ではないため、特に、老人等の搭乗者にとって、回転
式シートの取扱が困難である。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記問題点
に鑑みてなされたものであり、回転シートの車体に対す
るロック及びロック解除を容易に行えるようにした電動
車輛における回転シートのロック構造を提供しようとす
るものである。 【0005】 【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するための手段として、請求項1に記載された発明
は、車体フレームの前部に設けた前輪と、前輪を操舵す
るバータイプハンドルと、車体フレームの後部に設けた
左右の後輪と、該左右の後輪を駆動する伝動装置と、左
右の後輪より前方の車体フレーム上に配置したバッテリ
と、該バッテリの上方に、着座部、背もたれ部、アーム
レスト部を支持するシートフレームとからなるシート本
体を備え、該シート本体を、前記車体フレームに対して
前記バッテリの前面部より後方に位置するように立設し
た1本の支柱によって回転自在に支持すると共に、シー
ト本体側に設けた操作レバーによって前記シート本体を
前記車体フレームに対し設定回転位置でロック可能とし
た電動車輛における回転シートのロック構造であって、
前記操作レバーは、シートフレーム下側にブラケットを
介して軸支部を中心として回動自在に支持し、先端の取
っ手部を、シート着座部外周縁近くで前記軸支部の回動
軸心を中心として揺動可能に配設すると共に、前記操作
レバーの軸支部の近傍に、端部にストッパ部を備えたア
ームを一体的に設け、また、前記シート本体の下方であ
って前記バッテリより上方の車体フレームに前記シート
本体を支持する支柱を中心として径方向に延びる平面を
有するサポートロックプレートを固定すると共に、該サ
ポートロックプレートの外周部に、前記シート本体を回
転させた時、シート本体と共に回転する前記ストッパ部
と対応する回転半径軌跡上の位置であって、前記シート
本体が車輛進行方向の前方を向く位置と、該車輛進行方
向と略直角方向の側方を向く位置とで前記ストッパ部と
選択的に嵌合して係合する係合部を形成し、更に、前記
操作レバーとシートフレーム側との間に、アームのスト
ッパ部とサポートロックプレートの係合部が嵌合して係
合した時、該係合状態を付勢維持するスプリングを介在
させて、操作レバーを操作してアームのストッパ部をサ
ポートロックプレートの係合部から外してシート本体を
任意の方向に回転させたとき、操作者が操作レバーから
手を離しても、ストッパ部は操作レバーとシートフレー
ム側との間に介在させたスプリングの付勢力によって、
サポートロックプレー トの外周面上を摺動し、一定回転
後次のサポートロックプレートの係合部に嵌合して係合
するように構成したことを特徴とする。 【0006】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明において、シート本体に設けたアームレストはシート
着座部の左右であって、該アームレストの設置高さは前
輪を操舵するバータイプハンドルと同程度の高さに設定
したことを特徴とする。また、請求項3記載の発明は、
請求項1または2記載の発明において、支柱を中心とし
て径方向に延びる平面を有するサポートロックプレート
の外周面を少なくとも支柱を中心とする円弧面に形成す
ると共に、該サポートロックプレートの外周部に設けた
係合部を、シート回転中心を通る車輛進行方向の中央
と、車輛進行方向と直角方向であってシート回転中心を
通るシート回転中心の左右両側位置とに設けたことを特
徴とする。さらに、請求項4記載の発明は、請求項1〜
3のいずれかに記載の発明において、シート本体を車体
フレームに対して回転自在に支持する1本の支柱をバッ
テリの後部から垂直に立設したことを特徴とする。 【0007】 【作用】電動車輛における回転シートのロックを解除し
て、車体フレームに対してシート本体を回転させる場合
は、操作レバーをスプリングの弾力に抗して回動操作し
て、ストッパ部と係合部との係合状態を解除して、シー
ト本体を任意の方向に回転させる。また、車体フレーム
に対してシート本体を所定の位置にロックする場合は、
操作レバーをスプリングの弾力に抗して回動操作して、
ストッパ部と係合部との係合状態を解除した後、シート
本体を所定の位置に回転させて、ストッパ部を係合部に
係合させて、回転シートを所定の位置にロックする。そ
して、この場合には、操作者が操作レバーから手を離し
ても、ストッパ部は操作レバーとシートフレーム側との
間に介在させたスプリングの付勢力によって、サポート
ロックプレートの外周面上を摺動して、任意のサポート
ロックプレートの係合部に嵌合する。このように、操作
レバーを回動操作するだけの簡単な操作で、シート本体
を所定の位置で確実にロックし、また簡単にそのロック
を解除することができる。 【0008】 【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図に
基づいて説明する。本発明に係る電動車輛の一実施の形
態として回転シートを備えた電動三輪車を示す。まず基
本的な部分を図1について説明する。図1において、1
は車体フレームであり、この車体フレーム1は、その平
面形状がほぼ二等辺三角形を成すように屈曲させて形成
されている。そして、この車体フレーム1は、その前部
1aを中間部1bに対して上方に斜めに屈折させてあり、ま
た、その後部1cは斜め後方に上昇させた後、水平に延ば
した形状になっており、この後部1cと、この後部1cの下
部に設けられた補助車体フレーム2との間に、後車軸
(図示しない)が設けられて、この後車軸の左右端に後
輪3が軸着されている。また、左右の後輪3は伝動装置
(図示しない)を介して駆動されている。車体フレーム
1の前部1aの下部には、前記2個の後輪3とともに二等
辺三角形の位置関係を成し、かつ、この二等辺三角形の
重心が車体フレーム1の略中間部に位置するように、1
個の前輪4がフォーク5に軸着されている。 【0009】車体フレーム1の前部1aから中間部1bにか
けては1枚の板6が取付けられており、車体フレーム1
とともに斜めに上昇した形状にしてあるこの板6の前部
は足載せ部6aに、またその後部の水平部分は水平フロア
部6bに形成されている。この場合、水平フロア部6bは、
前輪4と後輪3の最上部より下方に位置させるように各
部の寸法が設定されている。水平フロア部6bの後部はさ
らに延長され、バッテリ7をバッテリケース8とともに
載置するバッテリ載置部6cに形成されている。バッテリ
7は2個設けられ、その間に充電器9が載置される。 【0010】板6の前部6aのフォーク5の上部にはカバ
ー10が設けられており、該カバー10にフォーク5が回動
可能に取着され、かつ、該フォーク5の上端には1本の
パイプからなる操舵ハンドル11が結合されている。操舵
ハンドル11の上端にはグリップ12を両端に取付けたバー
タイプハンドル13が取付けられており、このバータイプ
ハンドル13には、走行に必要なスイッチ類が取付けられ
ているが、その図示は省略する。 【0011】バータイプハンドル13の長さは、前輪4が
後輪3と同方向を向いたとき、車体フレーム1の幅寸法
にほぼ等しいものとしてある。バッテリ7の後部には車
体フレーム1から垂直に立設された支柱23に、シート本
体14が取付けられている。シート本体14は、シートフレ
ーム15に、着座部16、背もたれ部17及びアームレスト18
を設けたものであり、アームレスト18の設置高さはバー
タイプハンドル13と同程度の高さにされている。 【0012】このような構成からなる電動車輛に乗車す
る場合は、搭乗者は両手でバータイプハンドル13のグリ
ップ12を握り、着座部16に腰を置いた後、両足を板6の
水平部6bに載せ、姿勢が定まったところで前に延ばして
足載せ部6aに置いて走行する。また、このとき搭乗者の
肘はアームレスト18上に置く。そしてアームレスト18上
に肘を置いた腕を自然に前に延ばした姿勢でバータイプ
ハンドル13のグリップ12を握ることができるから、楽に
操舵を行なうことができる。走行のためのスイッチ類は
バータイプハンドル13に設けられているので、そのまま
の腕の姿勢でこれらを操作することができる。また、電
動車輛から降車する場合は、グリップ12を握った状態で
足を水平部6bに置き、腰を浮かせて片足を路面に置くよ
うにして行なうが、このとき後述する機構によって回転
するシート本体14を降車し易い向きに向けることができ
る。 【0013】次にシート本体の回転機構部分を説明す
る。シートフレーム15は概略U字形で途中を水平方向か
ら起立方向に屈折させたパイプ19と、このパイプ19の水
平部の中間部に溶着により取付けられた角パイプ20とか
ら形成されている。角パイプ20には孔21が穿設されてお
り、この孔21の内部に、パイプ22が溶着されている。そ
してパイプ22は車体から垂直に立設されたパイプ23を貫
通させてあり、したがってシートフレーム15はパイプ23
に対して回転自在の関係になる。図2に示すようにパイ
プ23には板状のブラケット24が取付けられており、図示
しない構造によって車体フレーム1に固定される。 【0014】パイプ23の上端にはナット25が螺合されて
おり、角パイプ20が脱落しないように、また予圧をかけ
てガタの発生がないようにしてある。角パイプ20には、
略L字状のホルダブラケット26が後方に向けて取付けら
れており、このホルダブラケット26には、長孔27が設け
られており、この長孔27には上底を有する筒状のピンホ
ルダ28が上方から嵌挿され、ホルダナット29で固定され
ている。ピンホルダ28の内部には、ストッパ部であるス
トッパピン30と、このストッパピン30に下向きの力を与
えるスプリング31とが収容されている。 【0015】ストッパピン30には水平方向にピン32が打
ち込まれており、ピンホルダ28に設けられた長孔33から
突出して、ストッパピン30の昇降範囲に規制を与えると
ともに、アーム34の先端部に係合するようになってい
る。図3に示すように、角パイプ20には一対のブラケッ
ト35が後方に向けて設けられており、中間部にアーム34
を溶接により取付けたレバーシャフト部36を、一対のブ
ラケット35の軸支部を介して回動自在に支持している。 【0016】レバーシャフト部36の一端には、L字状の
取っ手部37が、シート着座部の外周円の近傍でブラケッ
ト35の軸支部の回動中心を中心として揺動可能にビス38
で取付けられて操作レバーが形成されている。したがっ
て、操作レバーの取っ手部37を下方に押せばアーム34と
ピン32を介してストッパピン30が上昇する構造になって
いる。 【0017】パイプ23のパイプ22を貫通させたところの
下部には、サポートロックプレート39が補助プレート40
とともに溶接により取付けられており、サポートロック
プレート39のこの部分で角パイプ20の荷重(シート本体
14およびこれに着座した搭乗者の体重)を受けるように
なっている。この荷重を受けた状態でシートフレーム15
が円滑に回転できるようにするため、角パイプ20とサポ
ートロックプレート39との間には、ナイロンプレート41
が介装してある。 【0018】サポートロックプレート39は平面形状が半
円形であり、そのうちの外周形状は図4に示すように皿
状に凹んでいる。そしてこのサポートロックプレート39
の皿状部42には係合部であるテーパ状の孔43が、シート
本体14を回転させた時、シート本体14と共に回転するス
トッパピン30と対応する回転半径軌跡上の位置であっ
て、シート本体14が車輛前後方向の前方を向く位置と、
該車輛進行方向と略直角方向の側方を向く位置とでスト
ッパピン30と選択的に嵌合して係合するようになってい
る。 【0019】このように構成された回転機構において、
シート本体14を図1に示す状態から乗降のために向きを
変えるときには、取っ手部37(図1では図示略)を押し
下げ、ストッパピン30をスプリング31に抗して上昇させ
る。これによりストッパピン30はサポートロックプレー
ト39の孔43から上方に抜けるので、シートフレーム15は
パイプ23を中心にして自由に回転できることになる。そ
こで図1に示した方向から90度ずれたところの孔43にス
トッパピン30を嵌入させればシートフレーム15(シート
本体14)はその向きで固定される。 【0020】この固定はストッパピン30がスプリング31
で下方に押されているので、取っ手部37から手を離して
いてもよい。そして孔43をテーパ状にしておくことによ
り、ストッパピン30の嵌入が容易となり、ガタの発生も
ないことになる。孔43は90度の角度の間隔で設けなくて
もよいことは言うまでもない。またサポートロックプレ
ート39は図示するような半円形でなく、正円あるいはこ
れに近い形状としてもよく、このようにすれば向きを変
えたときの荷重耐力も前方を向いたときと同様のものと
なる。 【0021】以上説明した実施の形態では操作レバーを
シートフレーム15側に設けるために、ストッパピン30を
シートフレーム15側からその下部のサポートロックプレ
ート39の孔43に向けて嵌入するようにしたが、サポート
ロックプレート39をシートフレーム15と一体構造とし、
ストッパピン30を車体フレーム1側から上方に向けて突
出してサポートロックプレート39の孔43に嵌入するよう
にすれば、操作レバーは車体フレーム1側に設けること
ができ、またロック解除操作は取っ手部37を上方に引く
ことによって行なうことができることになる。 【0022】 【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
た電動車輛であるから、車体フレームに対してシート本
体をロックしまたはロック解除する場合、操作レバーを
スプリングの弾力に抗して回動操作するのみで、ストッ
パ部と係合部とを係合させ、あるいは、その係合状態を
解除できるので、シート本体の回転操作が極めて簡単と
なり、またその操作力も小さなもので良い。そして、特
に、車体フレームに対してシート本体を所定の位置にロ
ックする際に、操作レバーを操作してアームのストッパ
部をサポートロックプレートの係合部から外してシート
本体を任意の方向に回転させたときに、操作者が操作レ
バーから手を離しても、ストッパ部は操作レバーとシー
トフレーム側との間に介在させたスプリングの付勢力に
よって、サポートロックプレートの外周面上を摺動し
て、一定回転後に次のサポートロックプレートの係合部
に嵌合して係合することができる。その場合、操作レバ
ーの取っ手部が、シート着座部の外周円の近傍でブラケ
ットの軸支部の回動中心を中心として揺動可能に配設さ
れているので、その操作が簡単であると共に、不用意に
操作されることもない。また、車体フレームに対してシ
ート本体をロックするための係合部は、シート本体を回
転させた時、シート本体と共に回転するストッパ部と対
応する回転半径軌跡上の位置であって、シート本体が車
輛進行方向の前方を向く位置と、該車輛進行方向と略直
角方向の側方を向く位置とでストッパ部と選択的に嵌合
して係合するようにしたので、電動車輛の走行中はもち
ろんのこと、電動車輛に乗り降りする場合も、確実にシ
ート本体を車体フレームに対して固定できるので、シー
ト本体は不用意に回転することがなく、搭乗者に不安感
を与えることはない。更に、操作レバーを、レバーシャ
フト部と取っ手部とから構成したので、その組付けが容
易となる。
車輛に関するものであり、特に、構造が簡単で操作の容
易な電動車輛の回転シートのロック構造に関するもので
ある。 【0002】 【従来の技術】老人等のように、長距離の歩行が困難で
あり、また自転車にも乗れない者の乗物として、着座式
の電動車輌を考えることができる。この種の電動車輌
は、車体に電源としてのバッテリを搭載し、このバッテ
リの発生する起電力でモータを回転させ、このモータの
回転力を車輪に伝達して走行駆動力を得るものである。 【0003】このような着座式の電動車輌として、前輪
が1個、後輪が2個の電動三輪車や前後輪各2個の電動
四輪車が知られている。しかしいずれの車輛もシート本
体の着座部に着座して運転をするものであるため、同車
輛に乗り降りする時、ハンドルやアームレストを持って
体重移動させながら腰(臀部)を車輛進行方向を向いた
着座部に向けなければならないので、乗り降りが面倒で
あった。そこで、電動車輛のシートへの乗降を容易にす
るために、シートの向きを変えられるように、回転式の
シートを電動車輛に採用したものがある(米国特許第4
452327号)が、この回転式のシートは、電動車輛
が移動している時に回転シートの回転をロックしている
だけであり、回転シートのロック構造としては十分なも
のとはいえない。また、電動車輛に回転式のシートを採
用した場合、容易に回転できると共に、所定の回転位置
で簡単に固定できることが必要となるが、従来の回転式
のシートでは、シートを回転させることはできるが、電
動車輛の車体に対する回転式のシートのロック構造が十
分ではないため、特に、老人等の搭乗者にとって、回転
式シートの取扱が困難である。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記問題点
に鑑みてなされたものであり、回転シートの車体に対す
るロック及びロック解除を容易に行えるようにした電動
車輛における回転シートのロック構造を提供しようとす
るものである。 【0005】 【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するための手段として、請求項1に記載された発明
は、車体フレームの前部に設けた前輪と、前輪を操舵す
るバータイプハンドルと、車体フレームの後部に設けた
左右の後輪と、該左右の後輪を駆動する伝動装置と、左
右の後輪より前方の車体フレーム上に配置したバッテリ
と、該バッテリの上方に、着座部、背もたれ部、アーム
レスト部を支持するシートフレームとからなるシート本
体を備え、該シート本体を、前記車体フレームに対して
前記バッテリの前面部より後方に位置するように立設し
た1本の支柱によって回転自在に支持すると共に、シー
ト本体側に設けた操作レバーによって前記シート本体を
前記車体フレームに対し設定回転位置でロック可能とし
た電動車輛における回転シートのロック構造であって、
前記操作レバーは、シートフレーム下側にブラケットを
介して軸支部を中心として回動自在に支持し、先端の取
っ手部を、シート着座部外周縁近くで前記軸支部の回動
軸心を中心として揺動可能に配設すると共に、前記操作
レバーの軸支部の近傍に、端部にストッパ部を備えたア
ームを一体的に設け、また、前記シート本体の下方であ
って前記バッテリより上方の車体フレームに前記シート
本体を支持する支柱を中心として径方向に延びる平面を
有するサポートロックプレートを固定すると共に、該サ
ポートロックプレートの外周部に、前記シート本体を回
転させた時、シート本体と共に回転する前記ストッパ部
と対応する回転半径軌跡上の位置であって、前記シート
本体が車輛進行方向の前方を向く位置と、該車輛進行方
向と略直角方向の側方を向く位置とで前記ストッパ部と
選択的に嵌合して係合する係合部を形成し、更に、前記
操作レバーとシートフレーム側との間に、アームのスト
ッパ部とサポートロックプレートの係合部が嵌合して係
合した時、該係合状態を付勢維持するスプリングを介在
させて、操作レバーを操作してアームのストッパ部をサ
ポートロックプレートの係合部から外してシート本体を
任意の方向に回転させたとき、操作者が操作レバーから
手を離しても、ストッパ部は操作レバーとシートフレー
ム側との間に介在させたスプリングの付勢力によって、
サポートロックプレー トの外周面上を摺動し、一定回転
後次のサポートロックプレートの係合部に嵌合して係合
するように構成したことを特徴とする。 【0006】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明において、シート本体に設けたアームレストはシート
着座部の左右であって、該アームレストの設置高さは前
輪を操舵するバータイプハンドルと同程度の高さに設定
したことを特徴とする。また、請求項3記載の発明は、
請求項1または2記載の発明において、支柱を中心とし
て径方向に延びる平面を有するサポートロックプレート
の外周面を少なくとも支柱を中心とする円弧面に形成す
ると共に、該サポートロックプレートの外周部に設けた
係合部を、シート回転中心を通る車輛進行方向の中央
と、車輛進行方向と直角方向であってシート回転中心を
通るシート回転中心の左右両側位置とに設けたことを特
徴とする。さらに、請求項4記載の発明は、請求項1〜
3のいずれかに記載の発明において、シート本体を車体
フレームに対して回転自在に支持する1本の支柱をバッ
テリの後部から垂直に立設したことを特徴とする。 【0007】 【作用】電動車輛における回転シートのロックを解除し
て、車体フレームに対してシート本体を回転させる場合
は、操作レバーをスプリングの弾力に抗して回動操作し
て、ストッパ部と係合部との係合状態を解除して、シー
ト本体を任意の方向に回転させる。また、車体フレーム
に対してシート本体を所定の位置にロックする場合は、
操作レバーをスプリングの弾力に抗して回動操作して、
ストッパ部と係合部との係合状態を解除した後、シート
本体を所定の位置に回転させて、ストッパ部を係合部に
係合させて、回転シートを所定の位置にロックする。そ
して、この場合には、操作者が操作レバーから手を離し
ても、ストッパ部は操作レバーとシートフレーム側との
間に介在させたスプリングの付勢力によって、サポート
ロックプレートの外周面上を摺動して、任意のサポート
ロックプレートの係合部に嵌合する。このように、操作
レバーを回動操作するだけの簡単な操作で、シート本体
を所定の位置で確実にロックし、また簡単にそのロック
を解除することができる。 【0008】 【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図に
基づいて説明する。本発明に係る電動車輛の一実施の形
態として回転シートを備えた電動三輪車を示す。まず基
本的な部分を図1について説明する。図1において、1
は車体フレームであり、この車体フレーム1は、その平
面形状がほぼ二等辺三角形を成すように屈曲させて形成
されている。そして、この車体フレーム1は、その前部
1aを中間部1bに対して上方に斜めに屈折させてあり、ま
た、その後部1cは斜め後方に上昇させた後、水平に延ば
した形状になっており、この後部1cと、この後部1cの下
部に設けられた補助車体フレーム2との間に、後車軸
(図示しない)が設けられて、この後車軸の左右端に後
輪3が軸着されている。また、左右の後輪3は伝動装置
(図示しない)を介して駆動されている。車体フレーム
1の前部1aの下部には、前記2個の後輪3とともに二等
辺三角形の位置関係を成し、かつ、この二等辺三角形の
重心が車体フレーム1の略中間部に位置するように、1
個の前輪4がフォーク5に軸着されている。 【0009】車体フレーム1の前部1aから中間部1bにか
けては1枚の板6が取付けられており、車体フレーム1
とともに斜めに上昇した形状にしてあるこの板6の前部
は足載せ部6aに、またその後部の水平部分は水平フロア
部6bに形成されている。この場合、水平フロア部6bは、
前輪4と後輪3の最上部より下方に位置させるように各
部の寸法が設定されている。水平フロア部6bの後部はさ
らに延長され、バッテリ7をバッテリケース8とともに
載置するバッテリ載置部6cに形成されている。バッテリ
7は2個設けられ、その間に充電器9が載置される。 【0010】板6の前部6aのフォーク5の上部にはカバ
ー10が設けられており、該カバー10にフォーク5が回動
可能に取着され、かつ、該フォーク5の上端には1本の
パイプからなる操舵ハンドル11が結合されている。操舵
ハンドル11の上端にはグリップ12を両端に取付けたバー
タイプハンドル13が取付けられており、このバータイプ
ハンドル13には、走行に必要なスイッチ類が取付けられ
ているが、その図示は省略する。 【0011】バータイプハンドル13の長さは、前輪4が
後輪3と同方向を向いたとき、車体フレーム1の幅寸法
にほぼ等しいものとしてある。バッテリ7の後部には車
体フレーム1から垂直に立設された支柱23に、シート本
体14が取付けられている。シート本体14は、シートフレ
ーム15に、着座部16、背もたれ部17及びアームレスト18
を設けたものであり、アームレスト18の設置高さはバー
タイプハンドル13と同程度の高さにされている。 【0012】このような構成からなる電動車輛に乗車す
る場合は、搭乗者は両手でバータイプハンドル13のグリ
ップ12を握り、着座部16に腰を置いた後、両足を板6の
水平部6bに載せ、姿勢が定まったところで前に延ばして
足載せ部6aに置いて走行する。また、このとき搭乗者の
肘はアームレスト18上に置く。そしてアームレスト18上
に肘を置いた腕を自然に前に延ばした姿勢でバータイプ
ハンドル13のグリップ12を握ることができるから、楽に
操舵を行なうことができる。走行のためのスイッチ類は
バータイプハンドル13に設けられているので、そのまま
の腕の姿勢でこれらを操作することができる。また、電
動車輛から降車する場合は、グリップ12を握った状態で
足を水平部6bに置き、腰を浮かせて片足を路面に置くよ
うにして行なうが、このとき後述する機構によって回転
するシート本体14を降車し易い向きに向けることができ
る。 【0013】次にシート本体の回転機構部分を説明す
る。シートフレーム15は概略U字形で途中を水平方向か
ら起立方向に屈折させたパイプ19と、このパイプ19の水
平部の中間部に溶着により取付けられた角パイプ20とか
ら形成されている。角パイプ20には孔21が穿設されてお
り、この孔21の内部に、パイプ22が溶着されている。そ
してパイプ22は車体から垂直に立設されたパイプ23を貫
通させてあり、したがってシートフレーム15はパイプ23
に対して回転自在の関係になる。図2に示すようにパイ
プ23には板状のブラケット24が取付けられており、図示
しない構造によって車体フレーム1に固定される。 【0014】パイプ23の上端にはナット25が螺合されて
おり、角パイプ20が脱落しないように、また予圧をかけ
てガタの発生がないようにしてある。角パイプ20には、
略L字状のホルダブラケット26が後方に向けて取付けら
れており、このホルダブラケット26には、長孔27が設け
られており、この長孔27には上底を有する筒状のピンホ
ルダ28が上方から嵌挿され、ホルダナット29で固定され
ている。ピンホルダ28の内部には、ストッパ部であるス
トッパピン30と、このストッパピン30に下向きの力を与
えるスプリング31とが収容されている。 【0015】ストッパピン30には水平方向にピン32が打
ち込まれており、ピンホルダ28に設けられた長孔33から
突出して、ストッパピン30の昇降範囲に規制を与えると
ともに、アーム34の先端部に係合するようになってい
る。図3に示すように、角パイプ20には一対のブラケッ
ト35が後方に向けて設けられており、中間部にアーム34
を溶接により取付けたレバーシャフト部36を、一対のブ
ラケット35の軸支部を介して回動自在に支持している。 【0016】レバーシャフト部36の一端には、L字状の
取っ手部37が、シート着座部の外周円の近傍でブラケッ
ト35の軸支部の回動中心を中心として揺動可能にビス38
で取付けられて操作レバーが形成されている。したがっ
て、操作レバーの取っ手部37を下方に押せばアーム34と
ピン32を介してストッパピン30が上昇する構造になって
いる。 【0017】パイプ23のパイプ22を貫通させたところの
下部には、サポートロックプレート39が補助プレート40
とともに溶接により取付けられており、サポートロック
プレート39のこの部分で角パイプ20の荷重(シート本体
14およびこれに着座した搭乗者の体重)を受けるように
なっている。この荷重を受けた状態でシートフレーム15
が円滑に回転できるようにするため、角パイプ20とサポ
ートロックプレート39との間には、ナイロンプレート41
が介装してある。 【0018】サポートロックプレート39は平面形状が半
円形であり、そのうちの外周形状は図4に示すように皿
状に凹んでいる。そしてこのサポートロックプレート39
の皿状部42には係合部であるテーパ状の孔43が、シート
本体14を回転させた時、シート本体14と共に回転するス
トッパピン30と対応する回転半径軌跡上の位置であっ
て、シート本体14が車輛前後方向の前方を向く位置と、
該車輛進行方向と略直角方向の側方を向く位置とでスト
ッパピン30と選択的に嵌合して係合するようになってい
る。 【0019】このように構成された回転機構において、
シート本体14を図1に示す状態から乗降のために向きを
変えるときには、取っ手部37(図1では図示略)を押し
下げ、ストッパピン30をスプリング31に抗して上昇させ
る。これによりストッパピン30はサポートロックプレー
ト39の孔43から上方に抜けるので、シートフレーム15は
パイプ23を中心にして自由に回転できることになる。そ
こで図1に示した方向から90度ずれたところの孔43にス
トッパピン30を嵌入させればシートフレーム15(シート
本体14)はその向きで固定される。 【0020】この固定はストッパピン30がスプリング31
で下方に押されているので、取っ手部37から手を離して
いてもよい。そして孔43をテーパ状にしておくことによ
り、ストッパピン30の嵌入が容易となり、ガタの発生も
ないことになる。孔43は90度の角度の間隔で設けなくて
もよいことは言うまでもない。またサポートロックプレ
ート39は図示するような半円形でなく、正円あるいはこ
れに近い形状としてもよく、このようにすれば向きを変
えたときの荷重耐力も前方を向いたときと同様のものと
なる。 【0021】以上説明した実施の形態では操作レバーを
シートフレーム15側に設けるために、ストッパピン30を
シートフレーム15側からその下部のサポートロックプレ
ート39の孔43に向けて嵌入するようにしたが、サポート
ロックプレート39をシートフレーム15と一体構造とし、
ストッパピン30を車体フレーム1側から上方に向けて突
出してサポートロックプレート39の孔43に嵌入するよう
にすれば、操作レバーは車体フレーム1側に設けること
ができ、またロック解除操作は取っ手部37を上方に引く
ことによって行なうことができることになる。 【0022】 【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
た電動車輛であるから、車体フレームに対してシート本
体をロックしまたはロック解除する場合、操作レバーを
スプリングの弾力に抗して回動操作するのみで、ストッ
パ部と係合部とを係合させ、あるいは、その係合状態を
解除できるので、シート本体の回転操作が極めて簡単と
なり、またその操作力も小さなもので良い。そして、特
に、車体フレームに対してシート本体を所定の位置にロ
ックする際に、操作レバーを操作してアームのストッパ
部をサポートロックプレートの係合部から外してシート
本体を任意の方向に回転させたときに、操作者が操作レ
バーから手を離しても、ストッパ部は操作レバーとシー
トフレーム側との間に介在させたスプリングの付勢力に
よって、サポートロックプレートの外周面上を摺動し
て、一定回転後に次のサポートロックプレートの係合部
に嵌合して係合することができる。その場合、操作レバ
ーの取っ手部が、シート着座部の外周円の近傍でブラケ
ットの軸支部の回動中心を中心として揺動可能に配設さ
れているので、その操作が簡単であると共に、不用意に
操作されることもない。また、車体フレームに対してシ
ート本体をロックするための係合部は、シート本体を回
転させた時、シート本体と共に回転するストッパ部と対
応する回転半径軌跡上の位置であって、シート本体が車
輛進行方向の前方を向く位置と、該車輛進行方向と略直
角方向の側方を向く位置とでストッパ部と選択的に嵌合
して係合するようにしたので、電動車輛の走行中はもち
ろんのこと、電動車輛に乗り降りする場合も、確実にシ
ート本体を車体フレームに対して固定できるので、シー
ト本体は不用意に回転することがなく、搭乗者に不安感
を与えることはない。更に、操作レバーを、レバーシャ
フト部と取っ手部とから構成したので、その組付けが容
易となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用する電動車輛の斜視図である。
【図2】図1に示した電動車輛のシートの回転機構を示
す斜視図である。 【図3】図2の要部を拡大して示した平面図である。 【図4】図3のA−A線に沿う断面図である。 【符号の説明】 1 車体フレーム 7 バッテリ 14 シート本体 30 ストッパピン(ストッパ部) 31 スプリング 36 レバーシャフト部 37 取っ手部 43 孔(係合部)
す斜視図である。 【図3】図2の要部を拡大して示した平面図である。 【図4】図3のA−A線に沿う断面図である。 【符号の説明】 1 車体フレーム 7 バッテリ 14 シート本体 30 ストッパピン(ストッパ部) 31 スプリング 36 レバーシャフト部 37 取っ手部 43 孔(係合部)
Claims (1)
- (57)【特許請求の範囲】 1.車体フレームの前部に設けた前輪と、前輪を操舵す
るバータイプハンドルと、車体フレームの後部に設けた
左右の後輪と、該左右の後輪を駆動する伝動装置と、左
右の後輪より前方の車体フレーム上に配置したバッテリ
と、該バッテリの上方に、着座部、背もたれ部、アーム
レスト部を支持するシートフレームとからなるシート本
体を備え、該シート本体を、前記車体フレームに対して
前記バッテリの前面部より後方に位置するように立設し
た1本の支柱によって回転自在に支持すると共に、シー
ト本体側に設けた操作レバーによって前記シート本体を
前記車体フレームに対し設定回転位置でロック可能とし
た電動車輛における回転シートのロック構造であって、 前記操作レバーは、シートフレーム下側にブラケットを
介して軸支部を中心として回動自在に支持し、先端の取
っ手部を、シート着座部外周縁近くで前記軸支部の回動
軸心を中心として揺動可能に配設すると共に、前記操作
レバーの軸支部の近傍に、端部にストッパ部を備えたア
ームを一体的に設け、 また、前記シート本体の下方であって前記バッテリより
上方の車体フレームに前記シート本体を支持する支柱を
中心として径方向に延びる平面を有するサポートロック
プレートを固定すると共に、該サポートロックプレート
の外周部に、前記シート本体を回転させた時、シート本
体と共に回転する前記ストッパ部と対応する回転半径軌
跡上の位置であって、前記シート本体が車輛進行方向の
前方を向く位置と、該車輛進行方向と略直角方向の側方
を向く位置とで前記ストッパ部と選択的に嵌合して係合
する係合部を形成し、 更に、前記操作レバーとシートフレーム側との間に、ア
ームのストッパ部とサポートロックプレートの係合部が
嵌合して係合した時、該係合状態を付勢維持するスプリ
ングを介在させて、操作レバーを操作してアームのスト
ッパ部をサポートロックプレートの係合部から外してシ
ート本体を任意の方向に回転させたとき、操作者が操作
レバーから手を離しても、ストッパ部は操作レバーとシ
ートフレーム側との間に介在させたスプリングの付勢力
によって、サポートロックプレートの外周面上を摺動
し、一定回転後次のサポートロックプレートの係合部に
嵌合 して係合するように構成したことを特徴とする電動
車輛における回転シートのロック構造。 2.シート本体に設けたアームレストはシート着座部の
左右であって、該アームレストの設置高さは前輪を操舵
するバータイプハンドルと同程度の高さに設定したこと
を特徴とする請求項1記載の電動車輛における回転シー
トのロック構造。 3.支柱を中心として径方向に延びる平面を有するサポ
ートロックプレートの外周面を少なくとも支柱を中心と
する円弧面に形成すると共に、該サポートロックプレー
トの外周部に設けた係合部を、シート回転中心を通る車
輛進行方向の中央と、車輛進行方向と直角方向であって
シート回転中心を通るシート回転中心の左右両側位置と
に設けたことを特徴とする請求項1または2記載の電動
車輛における回転シートのロック構造。 4.シート本体を車体フレームに対して回転自在に支持
する1本の支柱をバッテリの後部から垂直に立設したこ
とを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の電動車
輛における回転シートのロック構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000186182A JP3180810B2 (ja) | 1985-03-29 | 2000-06-21 | 電動車輛における回転シートのロック構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000186182A JP3180810B2 (ja) | 1985-03-29 | 2000-06-21 | 電動車輛における回転シートのロック構造 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10206165A Division JP3109484B2 (ja) | 1998-07-22 | 1998-07-22 | 電動車輛における回転シートのロック構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001018694A JP2001018694A (ja) | 2001-01-23 |
JP3180810B2 true JP3180810B2 (ja) | 2001-06-25 |
Family
ID=18686387
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000186182A Expired - Lifetime JP3180810B2 (ja) | 1985-03-29 | 2000-06-21 | 電動車輛における回転シートのロック構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3180810B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6292301B1 (en) | 1998-06-19 | 2001-09-18 | Canon Kabushiki Kaisha | Optical viewing system for use in head-mounted display |
US6310728B1 (en) | 1998-06-19 | 2001-10-30 | Canon Kabushiki Kaisha | Image viewing apparatus |
Families Citing this family (6)
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JP6356407B2 (ja) * | 2013-10-30 | 2018-07-11 | 株式会社オカムラ | 患者用椅子 |
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CN107714329B (zh) * | 2017-11-08 | 2024-03-01 | 南京康尼机电股份有限公司 | 一种轮椅车的旋转模块 |
CN109291833A (zh) * | 2018-12-04 | 2019-02-01 | 威海广泰空港设备股份有限公司 | 一种旋转座椅 |
CN114028149B (zh) * | 2021-11-09 | 2024-07-19 | 杭州杰莺医疗科技有限公司 | 一种电动椅旋转定位装置 |
-
2000
- 2000-06-21 JP JP2000186182A patent/JP3180810B2/ja not_active Expired - Lifetime
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US6292301B1 (en) | 1998-06-19 | 2001-09-18 | Canon Kabushiki Kaisha | Optical viewing system for use in head-mounted display |
US6310728B1 (en) | 1998-06-19 | 2001-10-30 | Canon Kabushiki Kaisha | Image viewing apparatus |
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JP2001018694A (ja) | 2001-01-23 |
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