JPH1089257A - 天然ガス自動車用充填機 - Google Patents
天然ガス自動車用充填機Info
- Publication number
- JPH1089257A JPH1089257A JP28580896A JP28580896A JPH1089257A JP H1089257 A JPH1089257 A JP H1089257A JP 28580896 A JP28580896 A JP 28580896A JP 28580896 A JP28580896 A JP 28580896A JP H1089257 A JPH1089257 A JP H1089257A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- gas
- dehumidifier
- natural gas
- compressor
- allowed
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- Pending
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- Filling Or Discharging Of Gas Storage Vessels (AREA)
- Compressor (AREA)
- Compressors, Vaccum Pumps And Other Relevant Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 天然ガス自動車に搭載のボンベには充填ガス
中に含まれる水分許容量が設定されており、水分を含ん
だままのガスの充填は、充填機内部の部品や流通路に結
露が生じるなどの問題があり、好ましくない。 【解決手段】 機内に搭載した圧縮機2で供給ガスを昇
圧、液化し、天然ガス自動車のボンベに充填する天然ガ
ス自動車用充填機において、ガス入口とガス出口を設け
て密閉容器状に形成し、容器本体21内に乾燥剤32を
収納した脱湿器20を、圧縮機2の低圧側の供給路aに
介設する。
中に含まれる水分許容量が設定されており、水分を含ん
だままのガスの充填は、充填機内部の部品や流通路に結
露が生じるなどの問題があり、好ましくない。 【解決手段】 機内に搭載した圧縮機2で供給ガスを昇
圧、液化し、天然ガス自動車のボンベに充填する天然ガ
ス自動車用充填機において、ガス入口とガス出口を設け
て密閉容器状に形成し、容器本体21内に乾燥剤32を
収納した脱湿器20を、圧縮機2の低圧側の供給路aに
介設する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、天然ガス自動車
のボンベに燃料ガスを充填する天然ガス自動車用充填機
に関するものである。
のボンベに燃料ガスを充填する天然ガス自動車用充填機
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、化石燃料の中で最も低公害な自動
車用燃料として天然ガスが注目され、これを燃料とする
天然ガス自動車が実用化されている。この天然ガス自動
車に燃料ガスを充填する充填機は、機内に搭載した圧縮
機で供給ガスを昇圧、液化し、天然ガス自動車のボンベ
に充填するもので、充填能力の大きな業務用から家庭用
のガス栓にも接続可能な小型のものまで、用途に応じて
充填能力の異なるものが提供されている。
車用燃料として天然ガスが注目され、これを燃料とする
天然ガス自動車が実用化されている。この天然ガス自動
車に燃料ガスを充填する充填機は、機内に搭載した圧縮
機で供給ガスを昇圧、液化し、天然ガス自動車のボンベ
に充填するもので、充填能力の大きな業務用から家庭用
のガス栓にも接続可能な小型のものまで、用途に応じて
充填能力の異なるものが提供されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、かかる天然ガ
ス自動車に搭載のボンベには充填ガス中に含まれる水分
許容量が設定されており、水分を含んだままのガスの充
填は、充填機内部の部品や流通路に結露が生じるなどの
問題もあり、いずれにしても好ましくない。
ス自動車に搭載のボンベには充填ガス中に含まれる水分
許容量が設定されており、水分を含んだままのガスの充
填は、充填機内部の部品や流通路に結露が生じるなどの
問題もあり、いずれにしても好ましくない。
【0004】この発明は、こうした課題を解決すること
を目的とするもので、供給ガス中の水分を除去する脱湿
器を充填機に設け、あらかじめ水分を取り除いたガスを
圧縮機で昇圧し、天然ガス自動車のボンベに充填するよ
うに構成するものである。
を目的とするもので、供給ガス中の水分を除去する脱湿
器を充填機に設け、あらかじめ水分を取り除いたガスを
圧縮機で昇圧し、天然ガス自動車のボンベに充填するよ
うに構成するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明はかかる課題を
解決するため、機内に搭載した圧縮機で供給ガスを昇
圧、液化し、天然ガス自動車のボンベに充填する天然ガ
ス自動車用充填機において、ガス入口とガス出口を設け
て密閉容器状に形成し、容器本体内に乾燥剤を収納した
脱湿器を、圧縮機の低圧側の供給路に介設したことを特
徴とするものである。また、脱湿器を、ガス入口とガス
出口に又はガス出口のみに水分インジケータを設けて構
成し、また、容器本体の開口端を密閉するカバーを着脱
可能とし、乾燥剤を取り替え可能として構成するもので
ある。さらに、天然ガスに添加された付臭剤が乾燥剤で
すべて吸着されるのを防ぐため、ガス入口からガス出口
に直通するバイパス路を形成して脱湿器を構成するもの
である。以下に、この発明の実施の形態について図面を
用いて説明する。
解決するため、機内に搭載した圧縮機で供給ガスを昇
圧、液化し、天然ガス自動車のボンベに充填する天然ガ
ス自動車用充填機において、ガス入口とガス出口を設け
て密閉容器状に形成し、容器本体内に乾燥剤を収納した
脱湿器を、圧縮機の低圧側の供給路に介設したことを特
徴とするものである。また、脱湿器を、ガス入口とガス
出口に又はガス出口のみに水分インジケータを設けて構
成し、また、容器本体の開口端を密閉するカバーを着脱
可能とし、乾燥剤を取り替え可能として構成するもので
ある。さらに、天然ガスに添加された付臭剤が乾燥剤で
すべて吸着されるのを防ぐため、ガス入口からガス出口
に直通するバイパス路を形成して脱湿器を構成するもの
である。以下に、この発明の実施の形態について図面を
用いて説明する。
【0006】
【発明の実施の形態】図1に、この発明の天然ガス自動
車用充填機の全体の構成を示す。充填機(1)は、家庭
用のガス栓にも接続可能な小型のもので、機内にモータ
(3)で駆動される圧縮機(2)が搭載され、ガス供給
管に接続する接続口(4)から圧縮機(2)の吸入口に
至る低圧側の供給路aが形成されている。供給路aに遮
断弁(5)、逆止弁(6)が配管され、圧縮機(2)の
前段に調圧タンク(7)が設けられ、調圧タンク(7)
からガス放散口(8)に至る放出路bを形成して圧力安
全機構(9)が介設されている。圧縮機(2)の吐出口
から緊急分離カプラ(10)に至る高圧側の供給路cが
形成され、供給路cが途中で分岐して調圧タンク(7)
に戻る還流路d、eを形成し、還流路dに圧力安全機構
(11)が介設され、還流路eに遮断弁(12)が配管
されている。電力接続端子(14)から電力を供給さ
れ、各種の情報が入力されて充填機(1)の運転を制御
するコントローラ(15)が機内に搭載され、コントロ
ーラ(15)は、操作ボタンや表示パネルなどを設けた
操作盤(16)と電気的に接続されている。このコント
ローラ(15)に、供給路aの圧力を検知するセンサ
f、供給路cの圧力を検知するセンサg、モータ(3)
の温度を検知するセンサh、機内の雰囲気温度を検知す
るセンサiなどの情報が入力され、常時運転状況を監視
して遮断弁(5)、(12)の開閉、モータ(3)のオ
ン/オフを制御し、危険を回避するとともに異常時に運
転を停止するフエイルセーフに基づく安全機能が組み込
まれている。そして、圧縮機(2)の低圧側の供給路a
に脱湿器(20)が介設され、脱湿器(20)は、接続
口(4)と遮断弁(5)との間に配管されている。
車用充填機の全体の構成を示す。充填機(1)は、家庭
用のガス栓にも接続可能な小型のもので、機内にモータ
(3)で駆動される圧縮機(2)が搭載され、ガス供給
管に接続する接続口(4)から圧縮機(2)の吸入口に
至る低圧側の供給路aが形成されている。供給路aに遮
断弁(5)、逆止弁(6)が配管され、圧縮機(2)の
前段に調圧タンク(7)が設けられ、調圧タンク(7)
からガス放散口(8)に至る放出路bを形成して圧力安
全機構(9)が介設されている。圧縮機(2)の吐出口
から緊急分離カプラ(10)に至る高圧側の供給路cが
形成され、供給路cが途中で分岐して調圧タンク(7)
に戻る還流路d、eを形成し、還流路dに圧力安全機構
(11)が介設され、還流路eに遮断弁(12)が配管
されている。電力接続端子(14)から電力を供給さ
れ、各種の情報が入力されて充填機(1)の運転を制御
するコントローラ(15)が機内に搭載され、コントロ
ーラ(15)は、操作ボタンや表示パネルなどを設けた
操作盤(16)と電気的に接続されている。このコント
ローラ(15)に、供給路aの圧力を検知するセンサ
f、供給路cの圧力を検知するセンサg、モータ(3)
の温度を検知するセンサh、機内の雰囲気温度を検知す
るセンサiなどの情報が入力され、常時運転状況を監視
して遮断弁(5)、(12)の開閉、モータ(3)のオ
ン/オフを制御し、危険を回避するとともに異常時に運
転を停止するフエイルセーフに基づく安全機能が組み込
まれている。そして、圧縮機(2)の低圧側の供給路a
に脱湿器(20)が介設され、脱湿器(20)は、接続
口(4)と遮断弁(5)との間に配管されている。
【0007】脱湿器(20)は図2、図3に示すように
構成され、所定の全長の円筒管状に形成した容器本体
(21)の上下開口端をカバー(22)、(24)で蓋
をして密閉し、縦長円柱形の密閉容器状に形成されてい
る。容器本体(21)の下部開口端には下カバー(2
2)が気密に接合され、上部開口端は、フランジ(2
3)に上カバー(24)を複数本のボルト(25)で締
結して密閉されている。したがって、ボルト(25)を
取り外して上カバー(24)を着脱することができるよ
うに構成されている。容器本体(21)の下端に近接し
た位置に入口継手(26)を接合してガス入口が形成さ
れ、上端に近接した位置に出口継手(27)を接合して
ガス出口が形成され、両継手(26)、(27)に、流
通ガス中の水分の有無を色素の変化で表示する水分イン
ジケータ(28)、(29)が取り付けられている。
構成され、所定の全長の円筒管状に形成した容器本体
(21)の上下開口端をカバー(22)、(24)で蓋
をして密閉し、縦長円柱形の密閉容器状に形成されてい
る。容器本体(21)の下部開口端には下カバー(2
2)が気密に接合され、上部開口端は、フランジ(2
3)に上カバー(24)を複数本のボルト(25)で締
結して密閉されている。したがって、ボルト(25)を
取り外して上カバー(24)を着脱することができるよ
うに構成されている。容器本体(21)の下端に近接し
た位置に入口継手(26)を接合してガス入口が形成さ
れ、上端に近接した位置に出口継手(27)を接合して
ガス出口が形成され、両継手(26)、(27)に、流
通ガス中の水分の有無を色素の変化で表示する水分イン
ジケータ(28)、(29)が取り付けられている。
【0008】容器本体(21)内には、上下二枚の多孔
板(30)、(31)の間で挟持した所定の体積の乾燥
剤(32)が収納されている。両多孔板(30)、(3
1)は外周端を容器本体(21)の内周面に当接し、器
内底部に収納した所定の高さの多孔環状板(33)に下
側多孔板(30)を当接し、上側多孔板(31)と上カ
バー(24)との間にコイルバネ(34)を挿入して乾
燥剤(32)が保持されている。両多孔板(30)、
(31)と乾燥剤(32)を軸方向に貫通して軸心に導
管(35)が設けられ、ガスがこの導管(35)を通過
してガス入口からガス出口に直通するバイパス路が形成
されている。そして、下カバー(22)にブラケット
(36)を取り付けて脚部を形成し、脱湿器(20)を
固定することができるように構成されている。
板(30)、(31)の間で挟持した所定の体積の乾燥
剤(32)が収納されている。両多孔板(30)、(3
1)は外周端を容器本体(21)の内周面に当接し、器
内底部に収納した所定の高さの多孔環状板(33)に下
側多孔板(30)を当接し、上側多孔板(31)と上カ
バー(24)との間にコイルバネ(34)を挿入して乾
燥剤(32)が保持されている。両多孔板(30)、
(31)と乾燥剤(32)を軸方向に貫通して軸心に導
管(35)が設けられ、ガスがこの導管(35)を通過
してガス入口からガス出口に直通するバイパス路が形成
されている。そして、下カバー(22)にブラケット
(36)を取り付けて脚部を形成し、脱湿器(20)を
固定することができるように構成されている。
【0009】この充填機(1)は、接続口(4)をガス
供給管に接続し、一端を緊急分離カプラ(10)に連結
した接続ホース(18)の他端を、天然ガス自動車のボ
ンベの接続口に連結し、運転スイッチの投入で運転を開
始する。供給路aに供給されたガスは脱湿器(20)に
至り、入口継手(26)から器内下層に流入する。そし
て、乾燥剤(32)を通過する過程で水分が吸着されて
器内上層に至り、出口継手(27)から供給路aへ流通
する。また、少量のガスが導管(35)のバイパス路を
通過して出口継手(27)から供給路aへ流通する。こ
の脱湿器(20)において、流通ガス中の水分の有無が
ガス入口とガス出口の水分インジケータ(28)、(2
9)の色素変化で表示され、水分が除去されずに乾燥剤
(32)の吸着能力の低下がガス出口の水分インジケー
タ(29)で示されたら、上カバー(24)を取り外し
て乾燥剤(32)を新たなものと取り替えて使用する。
供給管に接続し、一端を緊急分離カプラ(10)に連結
した接続ホース(18)の他端を、天然ガス自動車のボ
ンベの接続口に連結し、運転スイッチの投入で運転を開
始する。供給路aに供給されたガスは脱湿器(20)に
至り、入口継手(26)から器内下層に流入する。そし
て、乾燥剤(32)を通過する過程で水分が吸着されて
器内上層に至り、出口継手(27)から供給路aへ流通
する。また、少量のガスが導管(35)のバイパス路を
通過して出口継手(27)から供給路aへ流通する。こ
の脱湿器(20)において、流通ガス中の水分の有無が
ガス入口とガス出口の水分インジケータ(28)、(2
9)の色素変化で表示され、水分が除去されずに乾燥剤
(32)の吸着能力の低下がガス出口の水分インジケー
タ(29)で示されたら、上カバー(24)を取り外し
て乾燥剤(32)を新たなものと取り替えて使用する。
【0010】脱湿器(20)で乾燥された供給ガスは、
調圧タンク(7)から圧縮機(2)に吸引され、圧縮機
(2)で昇圧、液化されて吐出し、供給路cから緊急分
離カプラ(10)を経て接続ホース(18)から天然ガ
ス自動車のボンベに充填される。
調圧タンク(7)から圧縮機(2)に吸引され、圧縮機
(2)で昇圧、液化されて吐出し、供給路cから緊急分
離カプラ(10)を経て接続ホース(18)から天然ガ
ス自動車のボンベに充填される。
【0011】図4に示した脱湿器(20a)は他の実施
例で、より簡素化して構成したものである。本例におい
て、脱湿器(20a)は、所定の全長の円筒管状に形成
した容器本体(21)の下部開口端に下カバー(2
2)、上部開口端に上カバー(24)を気密に接合して
密閉容器状に形成され、上カバー(24)に入口継手
(26)、下カバー(22)に出口継手(27)を取り
付けてガス入口、ガス出口が形成されている。そして、
上下二枚の多孔板(30)、(31)の間に挟持した乾
燥剤(32)が容器本体(21)内に収納され、両多孔
板(30)、(31)は外周端を容器本体(21)の内
周面に当接し、上側多孔板(31)と上カバー(24)
との間にコイルバネ(34)を挿入して乾燥剤(32)
が保持されている。
例で、より簡素化して構成したものである。本例におい
て、脱湿器(20a)は、所定の全長の円筒管状に形成
した容器本体(21)の下部開口端に下カバー(2
2)、上部開口端に上カバー(24)を気密に接合して
密閉容器状に形成され、上カバー(24)に入口継手
(26)、下カバー(22)に出口継手(27)を取り
付けてガス入口、ガス出口が形成されている。そして、
上下二枚の多孔板(30)、(31)の間に挟持した乾
燥剤(32)が容器本体(21)内に収納され、両多孔
板(30)、(31)は外周端を容器本体(21)の内
周面に当接し、上側多孔板(31)と上カバー(24)
との間にコイルバネ(34)を挿入して乾燥剤(32)
が保持されている。
【0012】この脱湿器(20a)は、同じく圧縮機
(2)の低圧側の供給路aに介設し、入口継手(26)
から器内上層に流入した供給ガスは、乾燥剤(32)を
通過する過程で水分が吸着されて器内下層に至り、出口
継手(27)から供給路aへ流通し、圧縮機(2)に吸
引される。そして、所定の運転時間を経過した後又は定
期的に、脱湿器(20a)ごと交換して使用するもので
ある。
(2)の低圧側の供給路aに介設し、入口継手(26)
から器内上層に流入した供給ガスは、乾燥剤(32)を
通過する過程で水分が吸着されて器内下層に至り、出口
継手(27)から供給路aへ流通し、圧縮機(2)に吸
引される。そして、所定の運転時間を経過した後又は定
期的に、脱湿器(20a)ごと交換して使用するもので
ある。
【0013】
【発明の効果】この発明の特徴的な効果は次の諸点であ
る。容器本体(21)内に乾燥剤(32)を収納した脱
湿器(20)を、圧縮機(2)の低圧側の供給路aに介
設し、脱湿器(20)を通過する過程であらかじめ供給
ガス中の水分を除去し、充填機(1)内部の部品や流通
路における結露の発生を防止するとともに、乾燥ガスを
圧縮機(2)で昇圧、液化して天然ガス自動車のボンベ
に充填し、充填ガスがボンベの水分許容量を超過するこ
とを防止することができるものである。
る。容器本体(21)内に乾燥剤(32)を収納した脱
湿器(20)を、圧縮機(2)の低圧側の供給路aに介
設し、脱湿器(20)を通過する過程であらかじめ供給
ガス中の水分を除去し、充填機(1)内部の部品や流通
路における結露の発生を防止するとともに、乾燥ガスを
圧縮機(2)で昇圧、液化して天然ガス自動車のボンベ
に充填し、充填ガスがボンベの水分許容量を超過するこ
とを防止することができるものである。
【0014】また、ガス入口とガス出口に又はガス出口
のみに水分インジケータ(28)、(29)を設けて脱
湿器(20)を構成し、流通ガス中の水分の有無を水分
インジケータ(28)、(29)で表示し、出口側の水
分インジケータ(29)で乾燥剤(32)の吸着能力の
低下を検知することができる。そして、容器本体(2
1)の開口端を密閉するカバー(24)を着脱可能と
し、乾燥剤(32)を取り替え可能として脱湿器(2
0)を構成し、乾燥剤(32)だけを簡単に交換して使
用することができるものである。
のみに水分インジケータ(28)、(29)を設けて脱
湿器(20)を構成し、流通ガス中の水分の有無を水分
インジケータ(28)、(29)で表示し、出口側の水
分インジケータ(29)で乾燥剤(32)の吸着能力の
低下を検知することができる。そして、容器本体(2
1)の開口端を密閉するカバー(24)を着脱可能と
し、乾燥剤(32)を取り替え可能として脱湿器(2
0)を構成し、乾燥剤(32)だけを簡単に交換して使
用することができるものである。
【0015】また、天然ガスに添加される付臭剤は、水
分とともに乾燥剤(32)に吸着されるが、ガス入口か
らガス出口に直通するバイパス路を形成し、少量のガス
が乾燥剤(32)をパスして通過するように脱湿器(2
0)を構成し、脱湿器(20)を通過したガス中に付臭
剤を残留させて安全に使用することができるものであ
る。
分とともに乾燥剤(32)に吸着されるが、ガス入口か
らガス出口に直通するバイパス路を形成し、少量のガス
が乾燥剤(32)をパスして通過するように脱湿器(2
0)を構成し、脱湿器(20)を通過したガス中に付臭
剤を残留させて安全に使用することができるものであ
る。
【図1】この発明の全体構成図。
【図2】脱湿器の平面図。
【図3】図2のA−A線断面図。
【図4】他の脱湿器の断面図。
a 低圧側の供給路 2 圧縮機 20 脱湿器 21 容器本体 24 カバー 28 水分インジケータ 29 水分インジケータ 32 乾燥剤
Claims (4)
- 【請求項1】 機内に搭載した圧縮機(2)で供給ガス
を昇圧、液化し、天然ガス自動車のボンベに充填する天
然ガス自動車用充填機において、 ガス入口とガス出口を設けて密閉容器状に形成し、容器
本体(21)内に乾燥剤(32)を収納した脱湿器(2
0)を、圧縮機(2)の低圧側の供給路aに介設したこ
とを特徴とする天然ガス自動車用充填機。 - 【請求項2】 ガス入口とガス出口に又はガス出口のみ
に水分インジケータ(28)、(29)を設けて脱湿器
(20)を構成した請求項1記載の天然ガス自動車用充
填機。 - 【請求項3】 容器本体(21)の開口端を密閉するカ
バー(24)を着脱可能とし、乾燥剤(32)を取り替
え可能として脱湿器(20)を構成した請求項1又は2
記載の天然ガス自動車用充填機。 - 【請求項4】 ガス入口からガス出口に直通するバイパ
ス路を形成して脱湿器(20)を構成した請求項1、2
又は3記載の天然ガス自動車用充填機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28580896A JPH1089257A (ja) | 1996-09-20 | 1996-09-20 | 天然ガス自動車用充填機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28580896A JPH1089257A (ja) | 1996-09-20 | 1996-09-20 | 天然ガス自動車用充填機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1089257A true JPH1089257A (ja) | 1998-04-07 |
Family
ID=17696361
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP28580896A Pending JPH1089257A (ja) | 1996-09-20 | 1996-09-20 | 天然ガス自動車用充填機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1089257A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001221428A (ja) * | 2000-02-03 | 2001-08-17 | Keiyo Gas Kk | ガス中水分監視装置 |
WO2008136119A1 (ja) * | 2007-04-26 | 2008-11-13 | Hitachi, Ltd. | Lng冷熱利用ガスタービン及びlng冷熱利用ガスタービンの運転方法 |
-
1996
- 1996-09-20 JP JP28580896A patent/JPH1089257A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001221428A (ja) * | 2000-02-03 | 2001-08-17 | Keiyo Gas Kk | ガス中水分監視装置 |
WO2008136119A1 (ja) * | 2007-04-26 | 2008-11-13 | Hitachi, Ltd. | Lng冷熱利用ガスタービン及びlng冷熱利用ガスタービンの運転方法 |
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