JPH10305427A - 印刷成型品、その再生方法および再生用インク - Google Patents
印刷成型品、その再生方法および再生用インクInfo
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- JPH10305427A JPH10305427A JP11191697A JP11191697A JPH10305427A JP H10305427 A JPH10305427 A JP H10305427A JP 11191697 A JP11191697 A JP 11191697A JP 11191697 A JP11191697 A JP 11191697A JP H10305427 A JPH10305427 A JP H10305427A
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Abstract
印刷成型品を提供し、インク膜が付着した印刷成型品の
リサイクルを可能にし、物性の低下の少ないリサイクル
を可能にするとともに、特殊な工程を不要にして、容易
かつ安価なリサイクルを可能にすること。 【解決手段】 熱可塑性樹脂を主成分とする成型品と、
該成型品の表面の一部に印刷されたインク膜から成り、
該インク膜を構成する樹脂と前記成型品を構成する樹脂
が、少なくとも双方の界面あるいは境界領域にて互いに
親和性をもち、前記成型品の主成分である熱可塑性樹脂
と混ぜ合わせて繰り返し成形可能な同質または異質の熱
可塑性樹脂によって構成されている印刷成型品、その再
生方法および再生用インク。
Description
成分とする成型(形)品の表面の一部に印刷されるイン
ク膜を、前記成型品の主成分である熱可塑性樹脂と混ぜ
合わせて繰り返して成形可能な熱可塑性樹脂によって構
成して、リサイクルを可能にした印刷成型品、印刷成型
品の再生方法および印刷成型品の再生用インクに関す
る。
71682A1)は、包装シートに関するもので、シー
ト20の外部フィルム22の下面上に図案24が印刷さ
れており、印刷に使用するインクを前記シート20を構
成する構成要素との相溶性を持たない結合材料を含まな
いようにして、回収したシートの再生利用を可能にする
ものであった。
ム28(層30、32、34)が、PPまたはPEで構
成され、インクがポリビニルブチラール(以下PVBと
言う)、ポリアミド、アクリル樹脂で構成され、接着剤
層26が熱硬化性接着剤またはPEと相溶性のあるポリ
エーテルベースの接着剤によって構成されるものであ
る。
層シートは、包装シートに関するもので、射出成形また
は押出成形によって成形された成型品に関するものでは
ないとともに、前記外部フィルム22と前記複合フィル
ム28とを全面において接着剤層26によって接着する
ものであるため、この接着剤とくに熱硬化性接着剤を用
いる場合、回収したシートの再生利用の障害になるとい
う問題があった。
記外部フィルム22の下面上に図案24が印刷されてお
り、印刷に使用するインクを、前記シート20を構成す
るポリオレフィン系のポリプロピレン(以下PPと言
う)またはポリエチレン(以下PEと言う)との相溶性
を持たない結合材料を含まないようにするために、ポリ
ビニルブチラール、ポリアミド、アクリル樹脂によって
構成するものであるが、インクを構成するPVB、ポリ
アミド、アクリル樹脂と前記シート20を構成するポリ
オレフィン系のPPまたはPEとは、後述するように本
来親和性または相溶性を有していないため、熱固着性積
層シートの再生に適していないという問題があった。
において、インクを構成するPVB、ポリアミド、アク
リル樹脂と前記シート20を構成するポリオレフィン系
のPPまたはPEとは本来相溶性を有していないため、
接着剤層によって前記複合フィルム28とともに強制的
に前記シート20に付着させるものであった。
分とする成型品の表面の一部に印刷される印刷膜を、前
記成型品の主成分である熱可塑性樹脂と混ぜ合わせて繰
り返し成形可能な熱可塑性樹脂によって構成するという
本発明の第1の技術的思想に着眼するとともに、成型品
の主成分である熱可塑性樹脂と親和性を示す熱可塑性樹
脂によって構成されたインク膜が一部に印刷された前記
成型品を粉砕して再成形するとともに、再成形された前
記成型品の一部に上記親和性を示す熱可塑性樹脂によっ
て構成されたインクによって印刷することにより、印刷
成型品を再生するという本発明の第2の技術的思想に着
眼したもので、さらに研究開発を重ねた結果、接着剤を
用いることなくインク膜が密着した印刷成型品を提供
し、インク膜が付着した印刷成型品のリサイクルを可能
にし、物性の低下の少ないリサイクルを可能にするとと
もに、特殊な工程を不要にして、容易かつ安価なリサイ
クルを可能にするという目的を達成する本発明に到達し
たものである。
の第1発明)の印刷成型品は、熱可塑性樹脂を主成分と
する成型品と、該成型品の表面の一部に印刷されたイン
ク膜から成り、該インク膜を構成する樹脂と前記成型品
を構成する樹脂が、少なくとも双方の界面あるいは境界
領域にて互いに親和性をもち、前記成型品の主成分であ
る熱可塑性樹脂と混ぜ合わせて繰り返し成形可能な同質
または異質の熱可塑性樹脂によって構成されているもの
である。
刷成型品の再生方法は、成型品の表面に該成型品を構成
する前記熱可塑性樹脂と混ぜ合わせて繰り返し成形可能
な同質または異質な熱可塑性樹脂によって構成されたイ
ンク膜が一部に印刷された前記印刷成型品を粉砕し、粉
砕あるいはペレタイズされた該印刷成型品により型を用
いて成形し、成形され再生された該成型品に対して、該
成型品を構成する前記熱可塑性樹脂と混ぜ合わせて繰り
返し成形可能な同質または異質な熱可塑性樹脂によって
構成されたインクを印刷するものである。
刷成型品の再生用インクは、再生された樹脂成型品の一
部に印刷するためのインクであって、前記樹脂成型品を
構成する熱可塑性樹脂と混ぜ合わせて繰り返し成形可能
な同質または異質な熱可塑性樹脂によって構成されてい
るとともに、インクを所定の粘度に調整するための増粘
剤が添加されているものである。
刷成型品の再生用インクは、前記第1発明において、前
記成型品の主成分である前記熱可塑性樹脂が、アクリル
系樹脂、スチレン系樹脂、ビニル系樹脂、アミノ系樹
脂、オレフィン系樹脂、エステル系樹脂に属する樹脂ま
たはそれに類する樹脂の少なくとも1つによって構成さ
れているとともに、前記インク膜を構成する前記熱可塑
性樹脂が、アクリル系樹脂、スチレン系樹脂、ビニル系
樹脂、アミノ系樹脂、オレフィン系樹脂に属する樹脂に
属する樹脂またはそれに類する樹脂の少なくとも1つに
よって構成されているものである。
刷成型品の再生用インクは、前記第4発明において、前
記成型品の主成分である前記熱可塑性樹脂が、ハイイン
パクトポリスチレン樹脂、ポリフェニレンエーテル樹
脂、ABS樹脂、ポリカーボネート樹脂、ナイロン樹
脂、硬質塩化ビニル樹脂、ポリプロピレン樹脂、ポリエ
チレン樹脂、塩素化ポリプロピレン樹脂の少なくともい
ずれか1つによって構成されているとともに、前記イン
ク膜を構成する前記熱可塑性樹脂が、ポリスチレン樹
脂、アクリロニトリル・スチレン共重合樹脂、アクリル
樹脂、スチレン変性アクリル樹脂、ポリフェニレンエー
テル樹脂およびその他のいずれか1つまたは少なくとも
いずれか2つによって構成されているものである。
刷成型品の再生用インクは、前記第1発明において、前
記成型品の表面に塗装された塗膜を備え、前記インク膜
が、前記成型品の前記塗膜表面の一部に印刷されてお
り、前記塗膜を構成する樹脂と前記成型品を構成する樹
脂が、少なくとも双方の界面あるいは境界領域にて互い
に親和性をもち、前記成型品の主成分である熱可塑性樹
脂と混ぜ合わせて繰り返し成形可能な同質または異質の
熱可塑性樹脂によって構成されているものである。
印刷成型品は、熱可塑性樹脂を主成分とする前記成型品
の表面の一部に印刷された前記インク膜が、少なくとも
双方の界面あるいと境界領域にて互いに親和性をもつた
め、接着剤を用いることなくインク膜が密着した印刷成
型品を提供するとともに、前記印刷成型品に前記インク
膜が付着した状態で再成形が行なわれると、前記成型品
の主成分である前記熱可塑性樹脂と前記インク膜を構成
する前記熱可塑性樹脂とが親和性を有し繰り返し混ざり
合うので、前記印刷成型品に前記インク膜が付着した状
態におけるリサイクルを可能にするという効果を奏す
る。
再生方法は、成型品の表面に該成型品を構成する前記熱
可塑性樹脂と混ぜ合わせて繰り返し成形可能な同質また
は異質な熱可塑性樹脂によって構成されたインク膜が一
部に印刷された前記印刷成型品を粉砕し、粉砕あるいは
ペレタイズされた該印刷成型品により型を用いて成形
し、成形され再生された該成型品に対して、該成型品を
構成する前記熱可塑性樹脂と混ぜ合わせて繰り返し成形
可能な同質または異質な熱可塑性樹脂によって構成され
たインクを印刷するので、インク膜が付着した印刷成型
品のリサイクルを可能にし、物性の低下の少ないリサイ
クルを可能にするとともに、特殊な工程を不要にして、
容易かつ安価なリサイクルを可能にするという効果を奏
する。
再生用インクは、再生された樹脂成型品の一部に印刷す
るためのインクであって、前記樹脂成型品を構成する熱
可塑性樹脂と混ぜ合わせて繰り返し成形可能な同質また
は異質な熱可塑性樹脂によって構成され、印刷条件に応
じて前記増粘剤によってインクの粘度が調整されている
ので、前記印刷成型品に前記インク膜が付着した状態に
おけるリサイクルを可能にする再生用インクを提供する
という効果を奏する。
は、前記第1発明において、前記成型品の主成分である
前記熱可塑性樹脂が、アクリル系樹脂、スチレン系樹
脂、ビニル系樹脂、アミノ系樹脂、オレフィン系樹脂、
エステル系樹脂に属する樹脂に属する樹脂またはそれに
類する樹脂の少なくとも1つによって構成されていると
ともに、前記インク膜を構成する前記熱可塑性樹脂が、
アクリル系樹脂、スチレン系樹脂、ビニル系樹脂、アミ
ノ系樹脂、オレフィン系樹脂、エステル系樹脂に属する
樹脂またはそれに類する樹脂の少なくとも1つによって
構成されているので、熱可塑性樹脂を主成分とする前記
成型品の表面の一部に印刷された前記インク膜が、少な
くとも双方の界面あるいと境界領域にて互いに親和性を
もつため、接着剤を用いることなくインク膜が密着した
印刷成型品を提供するとともに、前記印刷成型品に前記
インク膜が付着した状態におけるリサイクルを可能にす
るという効果を奏する。
は、前記第4発明において、前記成型品の主成分である
前記熱可塑性樹脂が、ハイインパクトポリスチレン樹
脂、ポリフェニレンエーテル樹脂、ABS樹脂、ポリカ
ーボネート樹脂、ナイロン樹脂、硬質塩化ビニル樹脂、
ポリプロピレン樹脂、ポリエチレン樹脂、塩素化ポリプ
ロピレン樹脂の少なくともいずれか1つによって構成さ
れているとともに、前記インク膜を構成する前記熱可塑
性樹脂が、ポリスチレン樹脂、アクリロニトリル・スチ
レン共重合樹脂、アクリル樹脂、スチレン変性アクリル
樹脂、ポリフェニレンエーテル樹脂およびその他のいず
れか1つまたは少なくともいずれか2つによって構成さ
れているので、熱可塑性樹脂を主成分とする前記成型品
の表面の一部に印刷された前記インク膜が、少なくとも
双方の界面あるいと境界領域にて互いに相容(溶)性を
もつため、接着剤を用いることなくインク膜が一層密着
した印刷成型品を提供するとともに、前記印刷成型品に
前記インク膜が付着した状態におけるリサイクルを可能
にするという効果を奏する。
再生用インクは、前記第1発明において、前記成型品の
表面に塗装された塗膜を備え、前記インク膜が、前記成
型品の前記塗膜表面の一部に印刷されており、前記塗膜
を構成する樹脂と前記成型品を構成する樹脂が、少なく
とも双方の界面あるいは境界領域にて互いに親和性をも
ち、前記成型品の主成分である熱可塑性樹脂と混ぜ合わ
せて繰り返し成形可能な同質または異質の熱可塑性樹脂
によって構成されているので、熱可塑性樹脂を主成分と
する前記成型品の表面に塗装した前記塗膜および前記成
型品の前記塗装表面の一部に印刷された前記インク膜
が、少なくとも双方の界面あるいは境界領域にて互いに
相容(溶)性をもつため、接着剤を用いることなくイン
ク膜が一層密着した印刷および塗装成型品を提供すると
ともに、前記印刷成型品に前記インク膜および前記塗膜
が付着した状態におけるリサイクルを可能にするという
効果を奏する。
図面を用いて説明する。
物として使用することが出来る合成樹脂について以下説
明する。一般にプラスチックと称せられる物には、加熱
すると硬化する性質を持っている樹脂、すなわち「熱硬
化性樹脂」と呼ばれるものと、熱を加えると柔らかくな
る(軟化する)性質を持っている樹脂、すなわち「熱可
塑性樹脂」と呼ばれるものに大別される。本発明の成形
樹脂として使用することが出来る合成樹脂、すなわち本
発明の実施形態として採用される成形樹脂としては、
「熱可塑性樹脂」が対象となる。
類がある。たとえばそれらとしては、アイオノマー樹脂
(エチレン系アイオノマー樹脂)、エチレン・アクリル
酸エチル共重合体(略号:EEA)、アクリロニトリル
・アクリルゴム・スチレン共重合樹脂(略号:AA
S)、アクリロニトリル・スチレン共重合樹脂(略号:
AS,SAN)、アクリロニトリル・塩素化ポリエチレ
ン・スチレン共重合樹脂(略号:ACS)、エチレン酢
ビコポリマー(略号:EVA)、エチレン−ビニルアル
コール共重合樹脂(略号:PVAL)、アクリロニトリ
ル・ブタジエン・スチレン共重合樹脂(略号:AB
S)、ポリ塩化ビニル樹脂(略号:PVC)、塩素化ポ
リエチレン樹脂(略号:CPE)、酢酸繊維素樹脂(酢
酸セルロース樹脂)、ポリ4フッ化エチレン樹脂(略
号:PTFE)、4フッ化エチレン−6フッ化プロピレ
ン共重合樹脂(略号:FEP)、4フッ化エチレン−パ
ーフロロアルキルビニルエーテル共重合樹脂(略号:P
FA)、4フッ化エチレン−エチレン共重合樹脂(略
号:ETFE)、ポリ3フッ化塩化エチレン樹脂(略
号:CTFE)、ポリ塩化ビニリデン、ポリフッ化ビニ
リデン(略号:PVF)、ポリアセタール樹脂(略号:
POM)、ナイロン6(略号:PA6)、ナイロン66
(略号:PA66)、ナイロン610(略号:PA61
0)、ナイロン11(略号:PA11)、ナイロン12
(略号:PA12)、ナイロン46(略号:PA4
6)、特殊ナイロン[三菱化学(株){旧三菱瓦斯化学
(株)}の商品のレニー]、ポリアリレート樹脂(芳香
族ポリエステル樹脂、略号:PAR)、熱可塑性ポリウ
レタンエラストマー(略称:TPU)、熱可塑性エラス
トマー(略称:TPE)、全芳香族ポリエステル樹脂
(別名:ポリオキシベンゾイル樹脂、略称:POB)、
ポリエーテルエーテルケトン樹脂(略称:PEEK)、
ポリサルホン樹脂(略号:PSF)、ポリエーテルサル
ホン樹脂(略号:PES)、ポリサルホン樹脂(略号:
PSU)、高密度ポリエチレン樹脂(略号:HDP
E)、低密度ポリエチレン樹脂(略号:LDPE)、直
鎖状低密度ポリエチレン樹脂(略号:L−LDPE)、
ポリエチレンテレフタレート樹脂(略号:PET)、ポ
リカーボネート樹脂(略号:PC)、ポリスチレン樹脂
(略号:PS)、中衝撃ポリスチレン樹脂〔ミディアム
インパクトポリスチレン樹脂 略号:MIPS〕、高衝
撃ポリスチレン樹脂{ハイインパクトポリスチレン樹脂
略号:HIPS}、スチレン変性ポリフェニレンオキ
サイド樹脂(略号:変性PPO)、スチレン変性ポリフ
ェニレンエーテル樹脂(略号:変性PPE)、スチレン
グラフト化ポリフェニレンエーテル樹脂(略号:PP
E)、スチレングラフト化ポリフェニレンオキサイド樹
脂(略号:PPO)、ポリフェニレンサルファイド樹脂
(略号:PPS)、ポリブタジエン樹脂(略号:PB
D)、ポリブチレンテレフタレート樹脂(略号:PB
T)、ポリプロピレン樹脂(略号:PP)、メタクリル
樹脂(通称アクリル樹脂、略号:PMMA)、メチルペ
ンテンポリマー(略号:PMP)、超低密度ポリエチレ
ン樹脂(略号:VLDPE)、エチレン・メチルメタク
リレートコポリマー、ポリチオエーテルサルホン樹脂、
ポリケトン、ポリアミドイミド、変成マレイミド樹脂、
エチレン酢ビ共重合体ケン化物、ABS系永久制電性樹
脂、HIPS系永久制電性樹脂、MIPS系永久制電性
樹脂、PS系永久制電性樹脂、PCT樹脂(ポリエステ
ル系ポリマー)、ポリエーテルイミド樹脂、ポリアリル
エーテルケトン、ポリブテン樹脂、EMAA樹脂、ポリ
アクリロニトリル、液晶ポリマー、スチレン・マレイミ
ド共重合樹脂、エチレン・アクリル酸共重合樹脂、シラ
ン架橋ポリマー、液晶ポリエステル樹脂、生分解性プラ
スチックなどがある。
たは変性することで、また別の性質を持った樹脂を作り
出すことが出来る。たとえば、ABS樹脂は、ハイラバ
ーABS樹脂(略号:HR−ABS)とAS樹脂とのブ
レンドポリマーであり、変性PPO(E)樹脂はポリフ
ェニレンオキサイド(エーテル)樹脂とHIPSのブレ
ンドポリマーである。次にそれらのアロイの代表的な例
を示すと、PA/変性PPOあるいはE{以下、PA/
変性PPO(E)と略す}、PA/エラストマー、PA
/PC、PA/ABS、POM/エラストマー、PC/
ABS、PC/PBT、PC/PET、PC/PMM
A、PC/HIPS、PBT/ABS、PBT/PE
T、PBT/変性PPO(E)などが現在のところで
は、生産されており、将来は樹脂の組み合わせが数限り
なく考えられることから、更に増えてくると予想され
る。
合ばかりではなく、無機質、有機質の物との複合化によ
って更に化学的、物理的な性能の向上を狙った材料、一
般に複合材料と呼ばれているものもある。
以下に述べる。本発明の実施形態として適用出来る成形
加工法は、熱可塑性樹脂の成形加工法の全てを適用する
ことが出来る。例えば、射出成形法:一般成形(ソリッ
ド成形)、ガスアシスト成形、サンドイッチ成形法、二
層成形法、二色成形、多色成形、多層成形、混色成形、
タンデム射出成形法、SPモールド法など、真空成形
法、圧空成形法、押し出し成形法、異形押し出し成形
法、ブロー成形法、回転成形法、トランスファー成形
法、圧縮成形法、カレンダー成形法、インフレーション
成形法、積層成形法、発泡成形法、射出圧縮成形法、圧
縮成形法、中空成形法、モノフィラ成形法、注型、粉末
成形法などである。
える目的として、上記樹脂成型品の主として外表面、場
合によっては内表面(開かれる場合)の一部に対して、
成型品の厚さに比べて充分薄く印刷されるインク膜が形
成され、該インク膜を構成するインクは、その組成とし
て、基材である樹脂成型品の主成分である上述した熱可
塑性樹脂に対して親和性を有する熱可塑性樹脂であり、
その基材自身(基材と同一の樹脂)も該当する。さら
に、シリコン変性ポリイミド樹脂、スチレン化アルキド
樹脂、PP用アクリル樹脂、酢ビ/アクリル樹脂、天然
樹脂変性フェノール樹脂、天然樹脂変性マレイン酸樹
脂、アルコール可溶性フェノール樹脂、ナイロン樹脂、
熱可塑性ポリウレタン樹脂、高塩素化ポリプロピレン、
高塩素化ポリエチレン、塩素化ポリプロピレン、アクリ
ル変性塩素化PP、ロジンエステル、ロジン変性フェノ
ール、塩ビ/ビニルイソブチルエーテル、ポリビニルブ
チラール、酢ビ/ビニルアルコール、塩ビ/酢ビ、ポリ
アミド樹脂、スチレン変性アクリル樹脂、アクリル樹脂
(MMA/EA)、アクリル樹脂(MMA)、アクリル
樹脂(EMA)、アクリル樹脂(BMA)、スチレンア
クリル樹脂Em、アクリル樹脂Em、ポリアミド樹脂、
ウレタン樹脂Em、高分子エポキシ樹脂、アクリル変性
PP、成形品を構成する樹脂と親和性を示すフッソ樹
脂、ウレタン化アルキド樹脂、ニトロセルロース、酢酸
セルロース、フッソ樹脂Em、塩化ビニル樹脂、酢ビア
クリル樹脂、フタル酸アルキド、ウレタン化エポキシ樹
脂、シリコン樹脂Em、シリコン樹脂、ポリエステル樹
脂、フェノール樹脂、キシレン樹脂、ケトン樹脂、アル
キド樹脂、ブタジエン樹脂、塩素化ポリオレフィン樹
脂、塩化ゴム樹脂、塩化ゴム、スチレンブタジエンラテ
ックス、酢酸ビニル樹脂Em、スチレン樹脂Em、スチ
レンブタジエン樹脂Em、ブタジエンニトリル樹脂E
m、水溶性アルキド樹脂、水溶性フェノール樹脂、水溶
性アミノ樹脂、水溶性アクリル樹脂およびこれらの変性
タイプの樹脂などもインク用樹脂として用いられる。こ
こで略号Emは「エマルジョン(またはエマルション以
下同様)」を表す。これらのインク用樹脂は単独あるい
は2種以上の樹脂を併用してインク化してもちいること
も出来る。ここで親和性を示す熱可塑性樹脂として例え
ば、基材がABS樹脂には、同質のABS樹脂があり、
ABS樹脂以外では、AS(SAN)樹脂、ASA樹
脂、CA樹脂、PC樹脂、PMMA樹脂、PBT樹脂、
TPU樹脂、PVC樹脂、PET樹脂、ブレンドPC/
PBT樹脂、ブレンドPC/ABS樹脂などがある。こ
れらの例を表1に示す。
と親和性を有する樹脂を、例えばアクリロニトリル・ス
チレン共重合樹脂を溶剤などを用いて溶解してワニス化
して、顔料および染料、増粘剤、その他の添加剤を加え
てインクとしたものを、これをABS樹脂等の成型品の
外表面の一部に薄く印刷塗装する。そして表面に薄いイ
ンク膜が印刷された印刷成型品が商品として市場に出荷
した後、再び回収された成型品は、従来の様にインク膜
を剥ぎ取ることなくそのまま粉砕して、再びペレット化
(以下、「リ・ペレット」,「再ペレット」などと称す
る)して、再び成形材料として使用出来ることになる。
これは、表面の一部への印刷または表面の全体への塗装
に用いた樹脂が成型品の樹脂と十分に親和性、熱接着性
など、あるいは相容(溶)性などの性質を持っているか
らである。
が、HIPS樹脂、ポリフェニレンエーテル樹脂、AB
S樹脂である場合のインクとしては、PS樹脂(G
P)、AS樹脂(SAN)などをインク化してから、前
記成型品の表面の一部に印刷をしても、互いに親和する
ので再び再生が可能であることがわかる。
型品表面積の10%ないし20%以下で、しかもインク
膜の膜厚は、一般的には30μm以下である場合を考え
てみたとき、肉厚が3mmの成型品に一回印刷をする
と、インクと成型品の重量比は0.1:100(0.1
%)となり、これぐらいのインク樹脂が、成型品の基材
の樹脂に混ざっても、基材樹脂の熱可塑性樹脂に熱可塑
性樹脂であるインク膜とが親和性、熱接着性など、ある
いは相容(溶)性などの性質を有しているから問題には
ならないのである。
は、0.1%×3(塗装の回数、或いはリサイクルの回
数)=0.3%のインク膜が混入することになるが、親
和性、熱接着性など、あるいは相容(溶)性などの性質
を持っているので問題は無く、物理的化学的物性の変化
には、それほど大きく寄与しない。
「再・リサイクル」,「再リサイクル」などと称する)
可能なインクなどを作るためには、まず初めに考えなけ
ればならないことは、成型品に使用されている樹脂が何
であるかを調査して、次にその樹脂と親和性を有する樹
脂がどの様な物であるかを調査する。そして後者の樹脂
を何らかの溶剤などを用いて溶解した物に顔料や染料、
その他安定剤、表面調整剤(レベリング剤)、顔料分散
剤、沈殿防止剤、消泡剤、インクの粘度を調整する目的
で添加される増粘剤その他のインク用の添加剤を加えて
インクなどとするものである。また溶剤を使用しない粉
体塗料とすることも出来る。
類、形態としては、溶剤型インキ、エマルジョン型イン
キ、サスペンジョン型インキ、水溶性インキ、水性イン
キ、ハイソリッドインキ、無溶剤化インキ、などがあ
る。
料、エマルジョン型塗料、サスペンジョン型塗料、水溶
性塗料、水性塗料、粉体塗料、ハイソリッド塗料、無溶
剤化塗料、超臨界流体を含有する塗料、二酸化炭素、H
e、Ne、Ar、窒素ガスなどの不活性ガス、LPG、
メタン、エタン、プロパン、ブタン、ペンタン、などの
可燃性ガス、空気、酸素、塩素などの示燃性ガス(助燃
性ガス)を液化した液化ガスを含有する塗料などがあ
る。また、上記樹脂を粉末にして粉末インキ(例えばト
ナーなど)とすることも出来る。
有する熱可塑性樹脂の組み合わせの代表的な例を、表1
のマトリックスに示した。
以外にも、インク化出来る樹脂は、他にも考えられる。
インクを構成する樹脂は、成型品を構成する樹脂と親和
性を持っていればよい。インク化が簡単な樹脂例を考え
るために、親和性あるいは相容(溶)性などの性質を持
つポリマーの分子構造から考えてみると、同一の樹脂、
同一骨格をもつ樹脂、類似骨格をもつ樹脂などが考えら
れる。また、相容(溶)化剤と呼ばれてる天然型熱可塑
性樹脂や合成された熱可塑性樹脂もリサイクル可能なイ
ンク製造用樹脂として使用が出来る。
構成する樹脂とが直接親和性を有しない場合でも、イン
ク膜を構成する樹脂に相容(溶)化剤を混合すること
で、混ざり合い繰り返し成形可能であれば、結果的に親
和性を有してリサイクル可能なインクの製造が出来るも
のである。
構成する樹脂とが直接親和性を有しない場合でも、これ
ら相容(溶)化剤をリペレット時あるいは成形加工時に
添加することで互いの樹脂同志に親和性が生まれて成型
品を構成する樹脂と、インク膜を構成する樹脂とが直接
親和性を有しない場合にもリサイクルが可能となる。
前記インク膜は、成形品の表面の一部に直接印刷された
ものであれば良く、印刷手法により成型品に対してロゴ
マークのように前記成型品の極一部に部分的印刷した
り、取扱説明のように前記成型品全体のある面積割合で
部分的印刷したり、前記成型品全体の半分以上極端な場
合はほぼ全体的に印刷したものでも良い。
る樹脂に対して親和性を有する樹脂によって構成される
塗料を用いて例えばスプレー塗装した後、上述したよう
に前記成型品の塗装表面の一部に印刷を施すことも可能
である。
脂と前記成型品を構成する樹脂とが容易に結合する性質
を言い、該塗膜を構成する樹脂が前記成型品の主成分で
ある熱可塑性樹脂と混ぜ合わせて繰り返し成形可能であ
ればよいのであり、相容(溶)性などの性質は、その代
表的なものである。
インク#15に用いられている樹脂(スチレン変性アク
リル樹脂)が、ABS樹脂またはHIPS樹脂より成る
樹脂成型品を再生したものと相容性などの性質を有して
いるかを判定するために実施した結果を示す透過型電子
顕微鏡写真(以下、「TEM写真」と称する)の写しを
図1および図2に示した。インク#15に用いられてい
る樹脂(スチレン変性アクリル樹脂)の黒色染色にはO
sO4 、RuO4 を用いた。
しから明らかなように、インク#15を構成する樹脂
が、樹脂成型品の主成分であるABS樹脂またはHIP
S樹脂に容易に単分散され、単軸押し出し装置により混
練されているため、ABS樹脂またはHIPS樹脂中に
おいて1〜2μ程度の粒径となり、この分散粒子は、配
向により長円化し、所謂、黒色の細長い島状の海島構造
を持つことより、不均一系の相容(溶)系と考えられ
る。又、ABS樹脂またはHIPS樹脂と相容(溶)性
を持たないと考えられる熱硬化性ウレタン樹脂を同様に
再生したが、TEM写真撮影を実施した結果を示す。図
3および図4から明かなように、スチレン変性アクリル
樹脂とは異なり、海島構造(図1参照)は示していな
い。ミクロトームによって薄い切片フイルムを作成した
際にABS樹脂およびHIPS樹脂とインク#15を構
成するの樹脂(スチレン変性アクリル樹脂)との界面に
は十分な親和性が認められそれぞれの樹脂の界面には剥
離などが認められなかった。一方ウレタン樹脂の場合に
は、界面に剥離が認められ、親和性がないと判断した。
写真の写しからも明らかなように、ABS樹脂に対して
のAS樹脂(インク#35を構成する樹脂)、HIPS
樹脂に対してのPS樹脂(インク#25を構成する樹
脂)は、該AS樹脂およびPS樹脂が、それぞれABS
樹脂およびHIPS樹脂を製造する時の原料であること
から、それぞれの樹脂が相容(溶)などをすると思われ
るので、あえてTEMによる観察は行ってはいない。
品を構成する樹脂とインク膜、塗膜を構成する樹脂と
が、互いに相容(溶)性などを有していない場合でも、
互いに熱接着性などを有する場合には、何回も繰り返し
成形が可能であり、リサイクルが可能である。
ト化するとき、例えば単軸の押し出し機加熱搭の熱によ
って溶融され、物理的な力によって、1000μm以下
に細かく分散(細かく分散させる場合は、2軸の押し出
し機などのように高混練性を持つ押し出し機の使用が望
ましい)されて、あるいは成形加工時の成形機加熱搭の
熱によって溶融され、物理的な力によって、1000μ
m以下に細かく分散され、互いの樹脂同士が溶融の段
階、冷却固化の段階、冷却固化後の段階のいずれかでア
ンカー効果、投錨効果、ファスナー効果、共有結合、水
素結合、ファンデルワールス力、クーロン力、吸着、静
電気、拡散、界面張力、相容性、相溶性、粘弾性などの
物理的、化学的な結合、効果、特性などによって熱接着
などをすることを言う。
ものは、上述したようにインクと成型品とに重量比は
0.1:100程度であるが、ここでは親和性評価試験
において、親和性を拡大して十分な評価結果を得るため
に、あえて互いの樹脂(成型品を構成する樹脂:塗膜を
構成する樹脂)を重量比で100:10に混合して、押
し出し機、または実験室的にはメルトインデェクサーを
用いて溶融混練して得られた樹脂塊を冷却固化させた後
に、ミクロトームによって数100μmないし数μmの
薄い切片を作り、光学顕微鏡もしくは電子顕微鏡によっ
て樹脂の界面を観察し、剥がれが無い場合には、互いの
樹脂が熱接着性などを有すると判断することが出来る。
また得られた前記樹脂塊をもちいた成型品、あるいはパ
ンケーキと称せられる試験片に、JIS K5400
8.4.2に準じてゴバン目テストをおこない90/1
00以上の付着性であれば、互いの樹脂は熱接着性、容
(溶)性などを有すると判断できる。
寄与する大きな因子としては、成形加工時、あるいはリ
・ペレット化時などでの熱履歴を受け、樹脂の分子結合
が切れて低分子量のものが多くなることが考えられる。
そのような場合においては、リ・ペレットまたは成形に
当たり、バージンの樹脂をある一定の割合で加えたり、
或いは樹脂の内の特定な成分だけを補給することが考え
られる。 後述する実施例におけるデータから明らかな
ように、アイゾット衝撃強度の低下の傾向が見られる。
この低下傾向が問題になる用途においては、衝撃を高め
るための付加成分、例えばABS樹脂に対してはNBR
(アクリロニトリルブタジエンゴム)をHIPS樹脂に
はSBR(スチレンブタジエンゴム)などを混ぜて使用
する事がある。
合によっては内表面への本発明の実施形態における実施
可能な印刷方法は現在行われている印刷方法総て実施可
能である。以下に印刷方法の例を述べる。
刷、凹版印刷、スクリーン印刷(シルクスクリーン印
刷)、パッド印刷、タンポ印刷、グラビア印刷、オフセ
ット印刷、水転写、インクジェットなどがあり、必要に
応じて最適な印刷方法が採用される。
めの文字、記号または図形などを表示するもので、イン
クとしては、熱可塑性アクリル樹脂、塩化ビニル樹脂、
塩化ビニル樹脂/酢酸ビニル樹脂、ロジンエステルなど
が用いられ、スチレン変性アクリル樹脂を用いる場合は
耐薬品性を高めるための手当てが必要である。
1,000〜100,000の範囲のものが用いられ、
使用する場合には文字のかすれおよび切れその他の印字
適性の観点から、たとえばアクリル樹脂にスチレン変性
アクリル樹脂を混ぜて変性させるように、2種類以上の
樹脂を混ぜて使用するのが一般的である。
る目的で、溶剤としては、一般的には、150°C以上
のものを、夏場などの作業雰囲気温度が高い場合には2
00°C以上の高沸点のものが使用されることが多い。
に塗装を施す場合における塗装は、スプレーガンを用い
た「吹き付け塗装」が用いられている。該吹き付け塗装
としては、例えば、静電塗装、スプレー塗装、エアース
プレー塗装、エアーレススプレー塗装、エアーレスエア
ー塗装などである。
ーブラシ塗装、浸漬塗装、遠心力塗装、カーテンフロー
コータ塗装、シャワーコート、ロール塗装、、しごき塗
装、粉体塗装、高温および低温粉体溶射塗装、流動浸
漬、射出成形転写塗装法などでも塗装することができ
る。
して塗装する方法、例えば金型を開かずにコーティング
材料を注入し塗装を行う方法としては高圧インモールド
コーティング、HPIMC法と称せられる技術開発が行
われている。
の成形材料(コア材)を射出することによって射出同時
塗装をする方法で、Battenfeld社、Warw
ick社、Evode社、Rober社などが開発を実
施しており、GIPT法、粉末射出塗装技術と呼ぶ。
うに、粘度の調整を行った物が用いられる。粘度の調整
には上述したように粘着剤が添加されるが、インク膜の
摩耗性や耐薬品性を向上させる為に、高分子量の樹脂を
用いる場合がある。このような高分子量の樹脂を用いた
場合には、印刷時に「糸引き」が生ずる。これら「糸引
き」の問題を解決する手段としては、同一あるいは異質
の低分子量の樹脂を一部加えたり、あるいは高沸点溶剤
を加えたりすることで、前記「糸引き」を回避すること
ができる。
0〜290、000程度のPS樹脂を用いて作ったイン
ク♯25や、重量平均分子量Mw=190、000程度
のAS樹脂を用いて作ったインク♯35を用いて、HI
PS樹脂成型品にはインク♯35で、ABS樹脂成型品
にはインク♯25で、それぞれ印刷したところ前記「糸
引き」が生じ、該「糸引き」で半乾燥状態にインクが成
型品の静電気によって引きつけられて、成型品を汚す場
合があった。
手段として、HIPS樹脂、ABS樹脂それぞれに対し
て、相容(溶)性を示重量平均分子量Mw=30,00
0程度のスチレン変性アクリル樹脂をそれぞれのインク
を構成する樹脂の重量割合にして10〜30%をそれぞ
れ添加して変性した変性インク♯35、変性インク♯2
5を用いて印刷を実施したところ、前記「糸引き」の現
象は回避された。
ロンなどの高沸点を使用しても、前記「糸引き」の現象
が回避されることが確認されている。以上のことより、
印刷の作業性には、インクの粘度や分子量と溶剤の関係
が重要となる。よって印刷用インクに使用する樹脂は印
刷適性と印刷作業のバランスを考慮した、分子量の樹
脂、増粘剤、溶剤の選択が重要となる。
は塗装された熱可塑性樹脂成型品の再生方法および再生
装置は、粉砕装置を用いて、これらを投入して引き続く
混練過程に適する大きさに粉砕し得るものが採用され
る。
は/および塗膜を構成する樹脂とが、互いに親和性を持
っているから、混練装置は、サージング現象が発生しな
い程度に背圧を保持すればよい。その為には多軸押し出
し機、NCM、ブスニーダー(ブスコニダー)などのよ
うに混練度が高く剪断力を加える装置の使用は出来るが
高混練する必要はなく、一般的には単軸の押し出し機で
十分である。
形状と種類には関係が無くネジピッチが一定のものや、
供給部からメタリング部へとネジピッチが徐々に減少す
るピッチ漸減型などいずれも使用が可能である。当然の
ことながら、高混練性で剪断力の高い押し出し機、たと
えば、多軸の押し出し機、NCMなどもなんら問題なく
用いることが出来る。
合)について、以下説明する。インクの粘度を、印刷適
性に合った粘度に調整するために添加されるものに増粘
剤がある。それらを例示すると、天然型のものとして、
ニカワ、コラーゲン、コラーゲンを酸、アルカリあるい
は熱水で処理して得られた可溶性蛋白質、ゼラチン、カ
ゼイン、デキストリン、メチルセルロース、カルボキシ
メチルセルロース、ビドロキシエチルセルロースなどの
セルロース誘導体、アラビアゴム、トラガントガム、プ
ルランやデキストランなどの種類などがある。
の樹脂や、シリコンオイル、流動パラフィン、ポリビニ
ルアルコール、ロジンなどの天然型高分子の樹脂、天然
ゴム、ラテックス、ニトリルゴムやクロロプレンゴムな
どの合成ゴム、カオリン、有機ベントナイト、水ガラ
ス、けん化物PVA、ポリアクリル酸、イソブチレン、
無水マレイン酸共重合体、漆、ニトロセルロース、酢酸
セルロースなどがあげられている。これら増粘剤も、成
型品の主成分である熱可塑性樹脂、インクを構成する熱
可塑性との親和性や相容(溶)性をもつことが必要であ
る。
る「溶剤」は、例えば、以下のとおりである。炭化水素
系では、ノルマルヘキサン、低芳香族含有ミネラルスピ
リット、トルエン、キシレン、ターペン油、メチルシク
ロヘキサン、エチルシクロヘキサンなどがある。
ル、イソプロパノール、ノルマルブタノール、イソブタ
ノール、第2ブタノール、第3ブタノール、メチルイソ
ブチルカルビノールなどがある。
メチルセロソルブ、セロソルブ、ブチルセロソルブ、タ
ーシャリーブチルセロソルブ、3メチル3メトキシブタ
ノール、メチルカルビトール、カルビトール、ブチルカ
ルビトールなどがある。
酸メチル、酢酸エチル、酢酸イソプロピル、酢酸ブチ
ル、酢酸イソブチル、酢酸アミル、酢酸メチルセロソル
ブ、酢酸セロソルブ、酢酸ブチルセロソルブ、酢酸メト
キシブチル、酢酸カルビトール、プロピレングリコール
モノメチルエーテルなどがある。ケトン系では、アセト
ン、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケトン、シ
クロヘキサノン、ジアセトンアルコール、ジイソブチル
ケトン、イソホロンなどがある。その他として、水、ジ
メチルホルムアミドなどがある。
e、Ar、窒素ガスなどの不活性ガス、LPG、メタ
ン、エタン、プロパン、ブタン、ペンタン、などの可燃
性ガス、空気、酸素、塩素などの示燃性ガス(助燃性ガ
ス)を液化した液化ガスなどがある。
刷成型品、その再生方法およびその再生用インクに関す
る実施例について説明する。
よび再生方法は、射出成形用樹脂{旭化成工業(株)製
のABS樹脂(商品名:スタイラック191F ホワイ
ト)}を用いて、射出成形機と金型で成形加工した射出
成型品に、表2に示す配合の全量を3本ロールで粒度が
10μmになるまで分散して作成しておいたシルク印刷
用のインク#35(色:赤)を用いて、前記成型品の外
表面に対して、270メッシュのテトロン製スクリーン
ので、大きさが50mm×30mmのベタ印刷を5カ所
行った。前記シルク印刷用インク#35は、粒度10μ
m以下で、十分な粘度が出るまで分散させ、溶剤などを
加えて印刷適性が十分なように粘度調整されている。
印刷適性とインク膜性能は、表3に示すような結果を得
た。表3におけるそれぞれの試験方法は、表4による。
工に用いた成形加工用樹脂(バ−ジン材と呼ばれる、材
料の製造メーカーより購入した成形材料)を用いて成形
加工した成型品に、シルク印刷を実施したときの印刷適
性、インク膜性能の試験の結果を示した。
いて成形加工した成型品にシルク印刷を行ったものを、
再び粉砕し、ペレット化した成形材料を用いて成形加工
した成型品に、再びシルク印刷を行ったときの印刷適
性、インク膜性能の試験の結果を示した。
び粉砕機を用いて20mm以下に粉砕したものを、押し
出し機しを用いて押し出した。シリンダーの設定温度は
ヘッドより255℃、250℃、245℃、235℃の
設定であった。
レットの大きさは、φ1.6mm〜φ2.1mm、長さ
3.5mm程度)し、該ペレット化した物を用いて再び
成形加工を行ったが、成形品の外観には、赤インクの異
物は確認されなかった。
および印刷方法は、前記第1実施例と同一の樹脂材料、
成形機および工程にて製造した成型品に、表5に示す配
合で前記第1実施例に示すインク製法により作成された
シルク印刷用のインク#15を、第1実施例と同じスク
リーンにてベタ印刷を5カ所行った。同成型品上のイン
ク膜の評価結果を表6に示す。
中の*1)、*2)の内容についても第1実施例と同様
である。
し、該ペレット化した物を用いて再び成形加工を行った
が、成形品の外観には、赤インクの異物は確認されなか
った。
よび再生方法は、射出成形用樹脂{旭化成工業(株)製
のHIPS樹脂(商品名:スタイロン492 色:ホワ
イト)}を用い、前記第1実施例と同一の成形機および
工程にて製造した成型品に、表7に示す配合で第1実施
例に示すインク製法により作成されたシルク印刷用のイ
ンク#25を、第1実施例と同じスクリーンにてベタ印
刷を5カ所行った。同成形品上のインク膜の評価結果を
表8に示す。
また表8中の*1)、*2)の内容は前記第1実施例と
同様である。
し、該ペレット化した物を用いて再び成形加工を行った
が、成形品の外観には、赤インクの異物は確認されなか
った。
よび再生方法は、射出成形用樹脂{旭化成工業(株)製
のHIPS樹脂(商品名:スタイロン492 色:ホワ
イト)}を用い第3実施例と同一の成形材料、成形機、
工程にて製造し、インク#15を用いて、第1実施例と
同様にスクリーン印刷した成型品のインク膜の評価結果
を表9に示す。表9における試験方法は表4による。ま
た表9における*1)、*2)の内容は実施例1と同様
である。
し、該ペレット化した物を用いて再び成形加工を行った
が、成型品の外観には、赤インクの異物は確認されなか
った。
不良現象について、以下に述べる。 〈1〉原因がはっきりしないため対策の取りにくい成型
品不良現象として、以下のようなものがある。 (1) 焼け不良(成形機加熱塔内で樹脂或いは添加物
が酸化してしまったことにより発生) (2) 汚染・異物不良(樹脂の炭化物等が現れた物) (3) シルバー・ストリーク(揮発性の物質が成型品
表面で気化してしまい発生) (4) ブラックストリーク (5) 光沢不良 (6) フローマーク(溶融樹脂の流れか変わった場合
に発生) (7) 色むら(先行の成形樹脂の色が混じってしまっ
た物) (8) ウエルドマーク(樹脂の衝突が起こる場所に発
生) (9) ウエルドライン(樹脂の衝突が起こる場所に発
生) (10) 曇り
更により改善が可能な成型品不良現象として、以下のよ
うなものがある。 (11) バリ (12) ショート・ショット(樹脂の未充填) (13) ひけ(樹脂の体積収縮が大きくて表面が窪ん
だ様になった物) (14) 気泡(バッブル) (15) ジェッテング (16) クレージング、クラッキング (17) ソリ、ネジレ (18) 寸法のばらつき (19) 剥離 (20) きず (21) 割れ
的には使用上で問題があるので一般には廃棄される場合
が多い。これらの不良現象のうちで特に上記(1)から
(10)の不良の発生している成型品は表面を塗装する
事で使用出来る場合がある。しかし、一般にはこの時に
用いる塗料は熱硬化性樹脂によって出来ている物が多く
てリ・ペレットする場合に塗膜が問題となってリ・ペレ
ット出来ない場合が多いが、上述した様に塗膜を剥離す
れば、リ・ペレットすることも出来る。
いれば、これらの不良品を被覆して塗装することで、良
品にすることが出来るので、成形材料の歩留りを向上す
ることができる。従来一般的には、不良の成型品は埋め
立てをしたり、燃やしたりして処分をしているが、本発
明によれば、不良品を良品として再利用出来るため、環
境問題にも一翼を担うことになる。
る実施例における成形回数、及びリサイクル回数の各サ
イクル(ターン)での各不良現象の発生個数を示す。
再生方法および再生装置は、ABS樹脂成型品の表面お
よび裏面に印刷する点に特徴がある。
体を、前記塗料#10を用いて塗装し、インキ#15
(表10)を用いて、表面の隅に例えば生産販売会社を
示すロゴマークをシルク印刷し、前記成型品の裏面(塗
装が施してない面)に前記インキ#35を用いて、タン
ポ印刷(パッド印刷)によって、「成型品を構成する樹
脂と、親和性を持った塗料、インキによって塗装、印刷
が施してあるので、塗膜剥離や印刷の除去は行わずにリ
サイクルが可能な成型品」と注記した。
同様タンポ印刷で、成型品を構成する樹脂の種類、塗
膜、インク膜を構成する樹脂の種類、製品重量、リサイ
クルの回数,リサイクルのリサイクル履歴,ULファイ
ルNoなどのリサイクルに必要な情報をバーコードで印
刷した。これらの情報は成型品の裏面もしくは機能上問
題がなければ表面にも可能である。
も、2次元バーコードなども用いることが出来る。前記
印刷したバーコードはバーコードリイダーによって読み
とりは出来た。
タイザーでリサイクルして再ペレットを得た。このペレ
ットを用いて、射出成型機で成形加工したところ、前記
実施例と同様インキ膜が原因と思われる赤色,黒色の異
物不良、シルバーストリーク,色むら,曇りなどの不良
現象は、バージン材での成形加工と差はなかった。結果
を表10に示す。
用の再生インクを構成する樹脂と成型品を構成する樹脂
との親和性を検討するため、実施したゴバン目試験の評
価結果を示すものである。
を施し、JIS規格 K54008.5.2に準じてゴ
バン目試験を行い、親和性の評価をした。結果を示す表
12(表12−1、表12−2)によれば、成型品を構
成する樹脂としてのHIPS、スチレン変性PPO、A
BS、PC、硬質塩化ビニルについては、図5および図
6に示されるように多数の塗料用樹脂と親和性を示す
が、前記従来技術においてインクを構成するPVB(♯
144)、ポリアミド(♯129)、アクリル樹脂(♯
102、♯128、♯151の樹脂)は、前記シート2
0を構成するポリオレフィン系のPP(またはPE)と
は、親和性すなわち被着性をもたないことが、図7、図
8および表11からも明らかである。
樹脂中のPS樹脂中にインク膜を構成する熱可塑性アク
リル樹脂が均一に単分散している。図6において、成型
品を構成するABS樹脂中のAS樹脂中にインク膜を構
成する熱可塑性アクリル樹脂が均一に単分散している。
図7および図8において、成型品を構成するPP樹脂中
のPP樹脂中にインク膜を構成する熱可塑性アクリル樹
脂が分散しておらず、しかもアクリル樹脂の一部には穴
があいており、親和性を示さないことが理解できる。こ
のことから、前記従来技術においてインクを構成するア
クリル樹脂は、前記シート20を構成するポリオレフィ
ン系のPP(またはPE)とは、親和性すなわち付着性
をもたないことが、明らかである。
部に対して、成型品の主成分をなす樹脂90部を混合し
て得られた混合樹脂を用いて射出成形した成型品におい
て、JIS規格 K5400 8.5.2に準じて実施
したゴバン目試験の結果を表13に示した。
ィン系の樹脂に対して親和性を持つ樹脂は、前記ポリオ
レフィン系の樹脂と分子構造が同一な骨格、あるいは類
似する骨格を持つ樹脂は、例えば塩素化ポリプロピレン
樹脂(♯113、♯132、♯133)である。
MA)、あるいはアクリル樹脂を変性した♯104♯1
21、♯10、♯149などは全く親和性を示さないこ
とが分かる。
の再生用インクは、再生用インクとして調合した各種イ
ンク(♯15、♯25、♯35、♯102、♯113、
♯132、♯149)の配合比、溶剤、インク膜性能の
評価結果、およびリサイクル適正を評価し、その結果を
表13に示す。
の再生用インクは、再生用インクとして2つの樹脂をブ
レンドして調合した各種インク(♯2515、♯351
5、♯10215、♯25149、♯35149、♯1
02149)の配合比、溶剤、インク膜性能の評価結
果、およびリサイクル適正を評価し、その結果を表15
に示す。
7、樹脂15を3.5の重量割合でブレンドしたもので
ある。インク♯3515は、樹脂35を7、樹脂15を
3.5の重量割合でブレンドしたものである。インク♯
10215は、樹脂102を17.5、樹脂15を1
7.5の重量割合でブレンドしたものである。インク♯
25149は、樹脂25を7、樹脂149を3.5の重
量割合でブレンドしたものである。インク♯35149
は、樹脂35を7、樹脂149を3.5の重量割合でブ
レンドしたものである。インク♯102149は、樹脂
102を17.5、樹脂149を17.5の重量割合で
ブレンドしたものである。
合割合を表15に示す。
めに例示したもので、本発明としてはそれらに限定され
るものでは無く、特許請求の範囲、発明の詳細な説明お
よび図面の記載から当業者が認識することができる本発
明の技術的思想に反しない限り、変更および付加が可能
である。
和性の状態を示す電子顕微鏡写真の写しである。
親和性の状態を示す電子顕微鏡写真の写しである。
樹脂との非親和性の状態を示す電子顕微鏡写真の写しで
ある。
S樹脂との非親和性の状態を示す電子顕微鏡写真の写し
である。
性の状態を示す電子顕微鏡写真の写しである。
の状態を示す電子顕微鏡写真の写しである。
脂との非親和性の状態を示す電子顕微鏡写真の写しであ
る。
脂との非親和性の状態を示す電子顕微鏡写真の写しであ
る。
Claims (6)
- 【請求項1】 熱可塑性樹脂を主成分とする成型品と、 該成型品の表面の一部に印刷されたインク膜から成り、 該インク膜を構成する樹脂と前記成型品を構成する樹脂
が、少なくとも双方の界面あるいは境界領域にて互いに
親和性をもち、前記成型品の主成分である熱可塑性樹脂
と混ぜ合わせて繰り返し成形可能な同質または異質の熱
可塑性樹脂によって構成されていることを特徴とする印
刷成型品。 - 【請求項2】 成型品の表面に該成型品を構成する前記
熱可塑性樹脂と混ぜ合わせて繰り返し成形可能な同質ま
たは異質な熱可塑性樹脂によって構成されたインク膜が
一部に印刷された前記印刷成型品を粉砕し、 粉砕あるいはペレタイズされた該印刷成型品により型を
用いて成形し、 成形され再生された該成型品に対して、該成型品を構成
する前記熱可塑性樹脂と混ぜ合わせて繰り返し成形可能
な同質または異質な熱可塑性樹脂によって構成されたイ
ンクを印刷することを特徴とする印刷成型品の再生方
法。 - 【請求項3】 再生された樹脂成型品の一部に印刷する
ためのインクであって、前記樹脂成型品を構成する熱可
塑性樹脂と混ぜ合わせて繰り返し成形可能な同質または
異質な熱可塑性樹脂によって構成されているとともに、 インクを所定の粘度に調整するための増粘剤が添加され
ていることを特徴とする印刷成型品の再生用インク。 - 【請求項4】 請求項1において、 前記成型品の主成分である前記熱可塑性樹脂が、アクリ
ル系樹脂、スチレン系樹脂、ビニル系樹脂、アミノ系樹
脂、オレフィン系樹脂、エステル系樹脂に属する樹脂ま
たはそれに類する樹脂の少なくとも1つによって構成さ
れているとともに、 前記インク膜を構成する前記熱可塑性樹脂が、アクリル
系樹脂、スチレン系樹脂、ビニル系樹脂、アミノ系樹
脂、オレフィン系樹脂に属する樹脂に属する樹脂または
それに類する樹脂の少なくとも1つによって構成されて
いることを特徴とする印刷成型品。 - 【請求項5】 請求項4において、 前記成型品の主成分である前記熱可塑性樹脂が、ハイイ
ンパクトポリスチレン樹脂、ポリフェニレンエーテル樹
脂、ABS樹脂、ポリカーボネート樹脂、ナイロン樹
脂、硬質塩化ビニル樹脂、ポリプロピレン樹脂、ポリエ
チレン樹脂、の少なくともいずれか1つによって構成さ
れているとともに、 前記インク膜を構成する前記熱可塑性樹脂が、ポリスチ
レン樹脂、アクリロニトリル・スチレン共重合樹脂、ア
クリル樹脂、スチレン変性アクリル樹脂、塩素化ポリプ
ロピレン樹脂、ポリフェニレンエーテル樹脂およびその
他のいずれか1つまたは少なくともいずれか2つによっ
て構成されていることを特徴とする印刷成型品。 - 【請求項6】 請求項1において、 該成型品の表面に塗装された塗膜を備え、 前記インク膜が、前記成型品の前記塗膜表面の一部に印
刷されており、 前記塗膜を構成する樹脂と前記成型品を構成する樹脂
が、少なくとも双方の界面あるいは境界領域にて互いに
親和性をもち、前記成型品の主成分である熱可塑性樹脂
と混ぜ合わせて繰り返し成形可能な同質または異質の熱
可塑性樹脂によって構成されていることを特徴とする印
刷成型品。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11191697A JP3831473B2 (ja) | 1996-04-14 | 1997-04-14 | 印刷成型品、その再生方法および再生用インク |
Applications Claiming Priority (7)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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Family Applications (1)
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2005026612A1 (ja) * | 2003-09-09 | 2005-03-24 | Mitsubishi Rayon Co., Ltd. | 面光源装置及びそれに用いる導光体及びその製造方法 |
JP2006022162A (ja) * | 2004-07-06 | 2006-01-26 | Idemitsu Kosan Co Ltd | 再生樹脂ペレット及びポリオレフィン系樹脂フィルムの製造方法 |
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-
1997
- 1997-04-14 JP JP11191697A patent/JP3831473B2/ja not_active Expired - Fee Related
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WO2005026612A1 (ja) * | 2003-09-09 | 2005-03-24 | Mitsubishi Rayon Co., Ltd. | 面光源装置及びそれに用いる導光体及びその製造方法 |
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Publication number | Publication date |
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