JPH10255927A - 平型柔軟ケーブル用電気コネクタ - Google Patents
平型柔軟ケーブル用電気コネクタInfo
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- JPH10255927A JPH10255927A JP9070461A JP7046197A JPH10255927A JP H10255927 A JPH10255927 A JP H10255927A JP 9070461 A JP9070461 A JP 9070461A JP 7046197 A JP7046197 A JP 7046197A JP H10255927 A JPH10255927 A JP H10255927A
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- Japan
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- flexible cable
- flat flexible
- flat
- actuator
- electrical connector
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R12/00—Structural associations of a plurality of mutually-insulated electrical connecting elements, specially adapted for printed circuits, e.g. printed circuit boards [PCB], flat or ribbon cables, or like generally planar structures, e.g. terminal strips, terminal blocks; Coupling devices specially adapted for printed circuits, flat or ribbon cables, or like generally planar structures; Terminals specially adapted for contact with, or insertion into, printed circuits, flat or ribbon cables, or like generally planar structures
- H01R12/50—Fixed connections
- H01R12/59—Fixed connections for flexible printed circuits, flat or ribbon cables or like structures
- H01R12/592—Fixed connections for flexible printed circuits, flat or ribbon cables or like structures connections to contact elements
Landscapes
- Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 複数の端子が装着されている絶縁ハウジング
と、アクチュエータとで構成された平型柔軟ケーブル用
電気コネクタであって、絶縁ハウジングに挿入する平型
柔軟ケーブルに特殊な加工をしなくても、意に反する引
き抜きを効果的に防止できるようにしたものを提供する
ことを目的としている。 【解決手段】 複数の端子3が装着された絶縁ハウジン
グ4と、絶縁ハウジング4に挿抜可能のアクチュエータ
6とからなり、アクチュエータ6が、絶縁ハウジング4
内に挿入される平型柔軟ケーブル7の接続端部8を端子
3のコンタクト部17aに押圧して、平型柔軟ケーブル
7の導体23とコンタクト部17aの接触を維持する構
成とされた平型柔軟ケーブル用電気コネクタ1である。
アクチュエータ6に、平型柔軟ケーブル7の接続端部8
の裏面に添設された補強板24の端縁24aと係合する
突部22が平型柔軟ケーブル7の幅方向に沿って形成さ
れている。
と、アクチュエータとで構成された平型柔軟ケーブル用
電気コネクタであって、絶縁ハウジングに挿入する平型
柔軟ケーブルに特殊な加工をしなくても、意に反する引
き抜きを効果的に防止できるようにしたものを提供する
ことを目的としている。 【解決手段】 複数の端子3が装着された絶縁ハウジン
グ4と、絶縁ハウジング4に挿抜可能のアクチュエータ
6とからなり、アクチュエータ6が、絶縁ハウジング4
内に挿入される平型柔軟ケーブル7の接続端部8を端子
3のコンタクト部17aに押圧して、平型柔軟ケーブル
7の導体23とコンタクト部17aの接触を維持する構
成とされた平型柔軟ケーブル用電気コネクタ1である。
アクチュエータ6に、平型柔軟ケーブル7の接続端部8
の裏面に添設された補強板24の端縁24aと係合する
突部22が平型柔軟ケーブル7の幅方向に沿って形成さ
れている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、平型柔軟ケーブル(一
般に、FPC、FFCと呼ばれているものである。)の
端部を接続できるようにした平型柔軟ケーブル用電気コ
ネクタに関する。
般に、FPC、FFCと呼ばれているものである。)の
端部を接続できるようにした平型柔軟ケーブル用電気コ
ネクタに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、複数の端子が装着された絶縁ハウ
ジングと、絶縁ハウジングに挿抜可能のアクチュエータ
とからなり、アクチュエータが、絶縁ハウジング内に挿
入される平型柔軟ケーブルの接続端部を前記端子のコン
タクト部に押圧して、平型柔軟ケーブルの導体とコンタ
クト部の接触を維持する構成とされた平型柔軟ケーブル
用電気コネクタが知られている。絶縁ハウジング内に挿
入された平型柔軟ケーブルはアクチュエータと端子のコ
ンタクト部で挟持されるので、平型柔軟ケーブルの挿入
状態を、通常は維持することができるが、平型柔軟ケー
ブルに引き抜き方向の外力が作用しても、意に反して引
き抜かれないようにすることを目的として、平型柔軟ケ
ーブルの接続端部に切欠きや開口部を形成して、これら
を絶縁ハウジング側に形成した係止部に係止させるよう
にした構造が知られている。
ジングと、絶縁ハウジングに挿抜可能のアクチュエータ
とからなり、アクチュエータが、絶縁ハウジング内に挿
入される平型柔軟ケーブルの接続端部を前記端子のコン
タクト部に押圧して、平型柔軟ケーブルの導体とコンタ
クト部の接触を維持する構成とされた平型柔軟ケーブル
用電気コネクタが知られている。絶縁ハウジング内に挿
入された平型柔軟ケーブルはアクチュエータと端子のコ
ンタクト部で挟持されるので、平型柔軟ケーブルの挿入
状態を、通常は維持することができるが、平型柔軟ケー
ブルに引き抜き方向の外力が作用しても、意に反して引
き抜かれないようにすることを目的として、平型柔軟ケ
ーブルの接続端部に切欠きや開口部を形成して、これら
を絶縁ハウジング側に形成した係止部に係止させるよう
にした構造が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記のような従来の平
型柔軟ケーブル用電気コネクタにおいて採られていた、
平型柔軟ケーブルの意に反する引き抜き防止の手段は、
平型柔軟ケーブルの接続端部に対して、切欠きや開口部
を形成するための特殊な加工を必要とする問題点がある
と共に、引き抜き力に対する抵抗が、切欠きや開口部と
絶縁ハウジングの係止部が係止している、せいぜい2か
所程度の局部的な部分によってなされるので、引き抜き
防止としての効果が低い問題点があった。
型柔軟ケーブル用電気コネクタにおいて採られていた、
平型柔軟ケーブルの意に反する引き抜き防止の手段は、
平型柔軟ケーブルの接続端部に対して、切欠きや開口部
を形成するための特殊な加工を必要とする問題点がある
と共に、引き抜き力に対する抵抗が、切欠きや開口部と
絶縁ハウジングの係止部が係止している、せいぜい2か
所程度の局部的な部分によってなされるので、引き抜き
防止としての効果が低い問題点があった。
【0004】本発明は斯かる問題点に鑑みてなされたも
ので、複数の端子が装着されている絶縁ハウジングと、
アクチュエータとで構成された平型柔軟ケーブル用電気
コネクタであって、絶縁ハウジングに挿入する平型柔軟
ケーブルに特殊な加工をしなくても、意に反する引き抜
きを効果的に防止できるようにしたものを提供すること
を目的としている。
ので、複数の端子が装着されている絶縁ハウジングと、
アクチュエータとで構成された平型柔軟ケーブル用電気
コネクタであって、絶縁ハウジングに挿入する平型柔軟
ケーブルに特殊な加工をしなくても、意に反する引き抜
きを効果的に防止できるようにしたものを提供すること
を目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記の目的のもとになさ
れた本発明は、アクチュエータに突部を設けて、この突
部が平型柔軟ケーブルの接続端部の裏面に添設されてい
る補強板と係止できるようにしたものである。
れた本発明は、アクチュエータに突部を設けて、この突
部が平型柔軟ケーブルの接続端部の裏面に添設されてい
る補強板と係止できるようにしたものである。
【0006】即ち本発明は、複数の端子が装着された絶
縁ハウジングと、絶縁ハウジングに挿抜可能のアクチュ
エータとからなり、アクチュエータが、絶縁ハウジング
内に挿入される平型柔軟ケーブルの接続端部を前記端子
のコンタクト部に押圧して、平型柔軟ケーブルの導体と
コンタクト部の接触を維持する構成とされた平型柔軟ケ
ーブル用電気コネクタにおいて、前記アクチュエータ
に、平型柔軟ケーブルの接続端部の裏面に添設された補
強板の端縁と係合する突部が平型柔軟ケーブルの幅方向
に沿って形成されていることを特徴とする平型柔軟ケー
ブル用電気コネクタである。
縁ハウジングと、絶縁ハウジングに挿抜可能のアクチュ
エータとからなり、アクチュエータが、絶縁ハウジング
内に挿入される平型柔軟ケーブルの接続端部を前記端子
のコンタクト部に押圧して、平型柔軟ケーブルの導体と
コンタクト部の接触を維持する構成とされた平型柔軟ケ
ーブル用電気コネクタにおいて、前記アクチュエータ
に、平型柔軟ケーブルの接続端部の裏面に添設された補
強板の端縁と係合する突部が平型柔軟ケーブルの幅方向
に沿って形成されていることを特徴とする平型柔軟ケー
ブル用電気コネクタである。
【0007】また、前記複数の端子の各々は、後端側
に、コンタクト片と対向片が対向して設けられており、
アクチュエータは、押さえ板がコンタクト片と対向片の
対向間隙に挿入される構成とされ、前記押さえ板の基端
部に平型柔軟ケーブルの接続端部の補強板の端縁に係合
可能な突部が平型柔軟ケーブルの幅方向に沿って形成さ
れている平型柔軟ケーブル用電気コネクタである。
に、コンタクト片と対向片が対向して設けられており、
アクチュエータは、押さえ板がコンタクト片と対向片の
対向間隙に挿入される構成とされ、前記押さえ板の基端
部に平型柔軟ケーブルの接続端部の補強板の端縁に係合
可能な突部が平型柔軟ケーブルの幅方向に沿って形成さ
れている平型柔軟ケーブル用電気コネクタである。
【0008】また、前記係脱可能な突部は、端子のコン
タクト片より外側で平型柔軟ケーブルの接続端部の裏面
に添設された補強板の端縁に係合するようにしてある平
型柔軟ケーブル用電気コネクタである。
タクト片より外側で平型柔軟ケーブルの接続端部の裏面
に添設された補強板の端縁に係合するようにしてある平
型柔軟ケーブル用電気コネクタである。
【0009】
【作用】本発明の平型柔軟ケーブル用電気コネクタによ
れば、平型柔軟ケーブルの接続端部の裏面に添設されて
いる補強板の端縁にアクチュエータの突部が、平型柔軟
ケーブルの略全幅において係合して、平型柔軟ケーブル
の意に反する引き抜きが防止できる。従って、引き抜き
防止のために、平型柔軟ケーブルに特殊な加工をしなく
ても良く、しかも、引き抜き力に対しては平型柔軟ケー
ブルの略全幅に亘って対抗するので効果的な引き抜き防
止を図ることが可能である。
れば、平型柔軟ケーブルの接続端部の裏面に添設されて
いる補強板の端縁にアクチュエータの突部が、平型柔軟
ケーブルの略全幅において係合して、平型柔軟ケーブル
の意に反する引き抜きが防止できる。従って、引き抜き
防止のために、平型柔軟ケーブルに特殊な加工をしなく
ても良く、しかも、引き抜き力に対しては平型柔軟ケー
ブルの略全幅に亘って対抗するので効果的な引き抜き防
止を図ることが可能である。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例を添付の図を参照して
説明する。
説明する。
【0011】図1は、実施例の平型柔軟ケーブル用電気
コネクタ1をプリント回路基板(図示していない)に搭
載可能の電気コネクタ2と嵌合した状態を表し、図2乃
至図4は、平型柔軟ケーブル用電気コネクタ1を単独で
表したものである。この平型柔軟ケーブル用電気コネク
タ1は、複数(実施例は4個)の端子3が所定のピッチ
で並列して装着された絶縁ハウジング4と、この絶縁ハ
ウジング4の後端5から内部に挿抜可能としたアクチュ
エータ6とで構成されており、後方から挿入される平型
柔軟ケーブル7の接続端部8をアクチュエータ6を介し
て保持できるようにしてある。
コネクタ1をプリント回路基板(図示していない)に搭
載可能の電気コネクタ2と嵌合した状態を表し、図2乃
至図4は、平型柔軟ケーブル用電気コネクタ1を単独で
表したものである。この平型柔軟ケーブル用電気コネク
タ1は、複数(実施例は4個)の端子3が所定のピッチ
で並列して装着された絶縁ハウジング4と、この絶縁ハ
ウジング4の後端5から内部に挿抜可能としたアクチュ
エータ6とで構成されており、後方から挿入される平型
柔軟ケーブル7の接続端部8をアクチュエータ6を介し
て保持できるようにしてある。
【0012】絶縁ハウジング4は、図5乃至図8に示し
たような形状に、絶縁性のプラスチックを成形したもの
で、後端5が開口しており、内部の端子受入れ空洞9に
連通している。側壁10には相手側の電気コネクタ2に
設けられる案内溝(図示していない)と係合する突条1
1が長手方向に沿って形成してあると共に、前壁12に
は電気コネクタ2の端子13が端子受入れ空洞9内に突
入できるように導入窓14が形成してある。更に、絶縁
ハウジング4の上壁15の後端5側両側には方形の開口
窓16が形成してある。前記端子3は、薄金属板から打
ち抜き成形されたもので、導入窓14を通して突入する
相手側の電気コネクタ2の端子13と係合するばねコン
タクト片25が前方に設けてあると共に、後方は、コン
タクト片17と対向片18を上下に対向させて二又状と
されている。このような端子3が複数個、所定のピッチ
で並列させた状態で前記絶縁ハウジング4の開口した後
端5から端子受入れ空洞9に装着されている。
たような形状に、絶縁性のプラスチックを成形したもの
で、後端5が開口しており、内部の端子受入れ空洞9に
連通している。側壁10には相手側の電気コネクタ2に
設けられる案内溝(図示していない)と係合する突条1
1が長手方向に沿って形成してあると共に、前壁12に
は電気コネクタ2の端子13が端子受入れ空洞9内に突
入できるように導入窓14が形成してある。更に、絶縁
ハウジング4の上壁15の後端5側両側には方形の開口
窓16が形成してある。前記端子3は、薄金属板から打
ち抜き成形されたもので、導入窓14を通して突入する
相手側の電気コネクタ2の端子13と係合するばねコン
タクト片25が前方に設けてあると共に、後方は、コン
タクト片17と対向片18を上下に対向させて二又状と
されている。このような端子3が複数個、所定のピッチ
で並列させた状態で前記絶縁ハウジング4の開口した後
端5から端子受入れ空洞9に装着されている。
【0013】アクチュエータ6は、絶縁性のプラスチッ
クを図9乃至図11に示したような形状に成形したもの
で、絶縁ハウジング4の後端5から各端子3のコンタク
ト片17と対向片18の対向間隙に挿入可能とした幅広
の押さえ板19を備え、押さえ板19の基端部上側に操
作部20が形成されている。また、押さえ板19の両側
部分の上面に、先端側を下り斜面とした係止突起21が
設けられ、絶縁ハウジング4に挿入した際に、絶縁ハウ
ジング4の上壁15に形成した開口窓16と係合できる
ようにしてある。そして、押さえ板19の基端部下面
に、押さえ板19の幅方向に沿って突部22が形成して
ある。
クを図9乃至図11に示したような形状に成形したもの
で、絶縁ハウジング4の後端5から各端子3のコンタク
ト片17と対向片18の対向間隙に挿入可能とした幅広
の押さえ板19を備え、押さえ板19の基端部上側に操
作部20が形成されている。また、押さえ板19の両側
部分の上面に、先端側を下り斜面とした係止突起21が
設けられ、絶縁ハウジング4に挿入した際に、絶縁ハウ
ジング4の上壁15に形成した開口窓16と係合できる
ようにしてある。そして、押さえ板19の基端部下面
に、押さえ板19の幅方向に沿って突部22が形成して
ある。
【0014】前記平型柔軟ケーブル7の接続端部8は、
図12及び図13に示したように実施例の平型柔軟ケー
ブル用電気コネクタ1に適合させてあるもので、接続端
部8の表面8aには端子3の並列ピッチと同じピッチで
導体23が露出しており、接続端部8の裏面8bには露
出した導体23を裏打ちするように補強板24が貼りつ
けられている。前記アクチュエータ6に設けた突部22
は、このような平型柔軟ケーブル7の接続端部8の補強
板24に対応させて、補強板24の厚さに略等しい高さ
とされているもので、補強板24の端縁24aに係脱で
きるようにしてある。
図12及び図13に示したように実施例の平型柔軟ケー
ブル用電気コネクタ1に適合させてあるもので、接続端
部8の表面8aには端子3の並列ピッチと同じピッチで
導体23が露出しており、接続端部8の裏面8bには露
出した導体23を裏打ちするように補強板24が貼りつ
けられている。前記アクチュエータ6に設けた突部22
は、このような平型柔軟ケーブル7の接続端部8の補強
板24に対応させて、補強板24の厚さに略等しい高さ
とされているもので、補強板24の端縁24aに係脱で
きるようにしてある。
【0015】上記実施例の平型柔軟ケーブル用電気コネ
クタ1に平型柔軟ケーブル7を接続するには、アクチュ
エータ6を絶縁ハウジング4から取り外して絶縁ハウジ
ング4の後端5を開口し、先ず、平型柔軟ケーブル7の
接続端部8を、表面8a側を下にして端子3のコンタク
ト片17と対向片18の間に挿入する。次ぎに、アクチ
ュエータ6の押さえ板19を、挿入した接続端部8に沿
わせるようにして、アクチュエータ6を絶縁ハウジング
4内に挿入する。完全に挿入した所で、係止突起21が
絶縁ハウジング4の開口窓16に係止して、挿入状態が
保持される。この状態で、アクチュエータ6の押さえ板
19が各端子3の対向片18の反力を受けて、平型柔軟
ケーブル7が端子3のコンタクト片17側に押圧され、
各導体23が各コンタクト片17のコンタクト部17a
に1対1の関係でしっかりと係合する。また、アクチュ
エータ6に設けた突部22は、端子3のコンタクト片1
7より外側の位置で、平型柔軟ケーブル7の接続端部8
を構成した補強板24の端縁24aに全幅に亘って係合
することになる。
クタ1に平型柔軟ケーブル7を接続するには、アクチュ
エータ6を絶縁ハウジング4から取り外して絶縁ハウジ
ング4の後端5を開口し、先ず、平型柔軟ケーブル7の
接続端部8を、表面8a側を下にして端子3のコンタク
ト片17と対向片18の間に挿入する。次ぎに、アクチ
ュエータ6の押さえ板19を、挿入した接続端部8に沿
わせるようにして、アクチュエータ6を絶縁ハウジング
4内に挿入する。完全に挿入した所で、係止突起21が
絶縁ハウジング4の開口窓16に係止して、挿入状態が
保持される。この状態で、アクチュエータ6の押さえ板
19が各端子3の対向片18の反力を受けて、平型柔軟
ケーブル7が端子3のコンタクト片17側に押圧され、
各導体23が各コンタクト片17のコンタクト部17a
に1対1の関係でしっかりと係合する。また、アクチュ
エータ6に設けた突部22は、端子3のコンタクト片1
7より外側の位置で、平型柔軟ケーブル7の接続端部8
を構成した補強板24の端縁24aに全幅に亘って係合
することになる。
【0016】上記のような接続状態では、平型柔軟ケー
ブル7に対する引き抜き方向の外力に対して、アクチュ
エータ6の突部22が対抗し、平型柔軟ケーブル7の意
に反する引き抜きを防止する。アクチュエータ6の突部
22は、平型柔軟ケーブル7の略全幅において、補強板
24の端縁24aと係合しているので、引き抜き方向の
外力に局部的に対抗するのと異なり、平型柔軟ケーブル
7の意に反する引き抜きを確実に防止することができ
る。
ブル7に対する引き抜き方向の外力に対して、アクチュ
エータ6の突部22が対抗し、平型柔軟ケーブル7の意
に反する引き抜きを防止する。アクチュエータ6の突部
22は、平型柔軟ケーブル7の略全幅において、補強板
24の端縁24aと係合しているので、引き抜き方向の
外力に局部的に対抗するのと異なり、平型柔軟ケーブル
7の意に反する引き抜きを確実に防止することができ
る。
【0017】
【発明の効果】以上に説明の通り、本発明の平型柔軟ケ
ーブル用電気コネクタによれば、アクチュエータに平型
柔軟ケーブルの幅方向に沿って突部を設けて、平型柔軟
ケーブルの接続端部に添設されている補強板の端縁に全
幅に亘って係合するようにしたので、平型柔軟ケーブル
に作用する引き抜き方向の外力に確実に対抗することが
でき、平型柔軟ケーブル外に反して引き抜かれない信頼
性の高い電気コネクタを提供できる効果がある。
ーブル用電気コネクタによれば、アクチュエータに平型
柔軟ケーブルの幅方向に沿って突部を設けて、平型柔軟
ケーブルの接続端部に添設されている補強板の端縁に全
幅に亘って係合するようにしたので、平型柔軟ケーブル
に作用する引き抜き方向の外力に確実に対抗することが
でき、平型柔軟ケーブル外に反して引き抜かれない信頼
性の高い電気コネクタを提供できる効果がある。
【図1】 本発明の実施例の平型柔軟ケーブル用電気
コネクタを相手側の電気コネクタと嵌合した状態で示し
た拡大断面図である。
コネクタを相手側の電気コネクタと嵌合した状態で示し
た拡大断面図である。
【図2】 同じく実施例の平型柔軟ケーブル用電気コ
ネクタの側面図である。
ネクタの側面図である。
【図3】 同じく実施例の平型柔軟ケーブル用電気コ
ネクタの正面図である。
ネクタの正面図である。
【図4】 同じく実施例の平型柔軟ケーブル用電気コ
ネクタの断面図である。
ネクタの断面図である。
【図5】 同じく実施例の平型柔軟ケーブル用電気コ
ネクタを構成した絶縁ハウジングの平面図である。
ネクタを構成した絶縁ハウジングの平面図である。
【図6】 同じく実施例の平型柔軟ケーブル用電気コ
ネクタを構成した絶縁ハウジングの側面図である。
ネクタを構成した絶縁ハウジングの側面図である。
【図7】 同じく実施例の平型柔軟ケーブル用電気コ
ネクタを構成した絶縁ハウジングの正面図である。
ネクタを構成した絶縁ハウジングの正面図である。
【図8】 同じく実施例の平型柔軟ケーブル用電気コ
ネクタを構成した絶縁ハウジングの背面図である。
ネクタを構成した絶縁ハウジングの背面図である。
【図9】 同じく実施例の平型柔軟ケーブル用電気コ
ネクタを構成したアクチュエータの平面図である。
ネクタを構成したアクチュエータの平面図である。
【図10】 同じく実施例の平型柔軟ケーブル用電気コ
ネクタを構成したアクチュエータの正面図である。
ネクタを構成したアクチュエータの正面図である。
【図11】 同じく実施例の平型柔軟ケーブル用電気コ
ネクタを構成したアクチュエータの側面図である。
ネクタを構成したアクチュエータの側面図である。
【図12】 平型柔軟ケーブルの接続端部の平面図であ
る。
る。
【図13】 同じく接続端部の側面図である。
1 平型柔軟ケーブル用電気コネクタ 2 相手側の電気コネクタ 3 端子 4 絶縁ハウジング 5 絶縁ハウジングの後端 6 アクチュエータ 7 平型柔軟ケーブル 8 接続端部 8a 接続端部の表面 8b 接続端部の裏面 9 端子受入れ空洞 10 絶縁ハウジングの側壁 11 突条 12 絶縁ハウジングの前壁 13 相手側の電気コネクタの端子 14 導入窓 15 絶縁ハウジングの上壁 16 開口窓 17 端子のコンタクト片 17a コンタクト部 18 端子の対向片 19 アクチュエータの押さえ板 20 アクチュエータの操作部 21 アクチュエータの係止突起 22 突部 23 平型柔軟ケーブルの導体 24 接続端部の補強板 24a 補強板の端縁 25 端子のばねコンタクト片
Claims (3)
- 【請求項1】 複数の端子3が装着された絶縁ハウジ
ング4と、絶縁ハウジング4に挿抜可能のアクチュエー
タ6とからなり、アクチュエータ6が、絶縁ハウジング
4内に挿入される平型柔軟ケーブル7の接続端部8を前
記端子3のコンタクト部17aに押圧して、平型柔軟ケ
ーブル7の導体23とコンタクト部17aの接触を維持
する構成とされた平型柔軟ケーブル用電気コネクタ1に
おいて、前記アクチュエータ6に、平型柔軟ケーブル7
の接続端部8の裏面8bに添設された補強板24の端縁
24aと係合する突部22が平型柔軟ケーブル7の幅方
向に沿って形成されていることを特徴とする平型柔軟ケ
ーブル用電気コネクタ。 - 【請求項2】 複数の端子3の各々は、後端側に、コ
ンタクト片17と対向片18が対向して設けられてお
り、アクチュエータ6は、押さえ板19がコンタクト片
17と対向片18の対向間隙に挿入される構成とされ、
前記押さえ板19の基端部に平型柔軟ケーブル7の接続
端部8の補強板24の端縁24aに係合可能な突部22
が平型柔軟ケーブル7の幅方向に沿って形成されている
請求項1に記載の平型柔軟ケーブル用電気コネクタ。 - 【請求項3】 係脱可能な突部22は、端子3のコン
タクト片17より外側で平型柔軟ケーブル7の接続端部
8の裏面8bに添設された補強板24の端縁24aに係
合するようにしてある請求項2に記載の平型柔軟ケーブ
ル用電気コネクタ。
Priority Applications (8)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9070461A JPH10255927A (ja) | 1997-03-07 | 1997-03-07 | 平型柔軟ケーブル用電気コネクタ |
US08/993,913 US5928027A (en) | 1997-03-07 | 1997-12-18 | Electrical connector system for a flat flexible circuit |
SG1998000320A SG66432A1 (en) | 1997-03-07 | 1998-02-12 | Electrical connector system for a flat flexible circuit |
TW087212219U TW409997U (en) | 1997-03-07 | 1998-02-19 | Electrical connector |
EP98104040A EP0881711A1 (en) | 1997-03-07 | 1998-03-06 | Electrical connector system for a flat flexible circuit |
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