JP3378991B2 - フレキシブル基板用コネクタ - Google Patents
フレキシブル基板用コネクタInfo
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Description
ible printed circuit)などのフ
レキシブル基板を接続するのに使用されるフレキシブル
基板用コネクタに関する。
ウジング内部に出し入れすることで、ハウジングに保持
されたコンタクトの接触部にFPCを接離させるように
構成したものがある。その場合、スライダの移動距離が
大きくなると、コネクタの小型化に支障を来す。そこ
で、スライダの移動距離を短縮するために様々な構造が
提案されている。
ては、スライダのFPCに対向する面に段差を設け、ス
ライダを移動させる際にこの段差によりFPCをコンタ
クトの接触部に圧接させるように構成している。これに
よれば、コネクタの小型化が可能である。
報では、ハウジングの内面に段差を設け、スライダをハ
ウジングに挿入する際にこの段差によりスライダを挿入
方向と垂直な方向に動かし、このスライダの動きにより
FPCをコンタクトの接触部に圧接させるように構成し
ている。これによっても、コネクタの小型化が可能であ
る。
6−35415号公報の場合には、FPCの接続状態で
段差がFPCに圧接されるため、FPCが曲がり、傷ん
でしまうという問題がある。
報の場合は、コンタクトの反力を、スライダの両サイド
に設けたアーム部のみで受ける為、強度上の問題があ
る。特に、多数のコンタクトを有するコネクタの場合に
は、強度上、実用に供し得ない虞がある。
板を傷めたり強度上の問題を引き起こすことなく小型化
を可能にしたフレキシブル基板用コネクタを提供するこ
とにある。
クトと前記コンタクトにフレキシブル基板を圧接させる
ためのスライダとを含むフレキシブル基板用コネクタに
おいて、前記コンタクトは、前記フレキシブル基板の表
面に接触するための接触部をもつ接触片と、前記フレキ
シブル基板の裏面に間隔をもって対向する受け片とを一
体に有し、前記スライダは、前記間隔に挿入され前記フ
レキシブル基板を前記接触部に圧接させるための押え片
を有し、前記受け片には、基板挿入側より奥部側が前記
接触片に近づくように段部が形成され、これにより前記
受け片は前記奥部側が前記基板挿入側より太く形成され
ており、前記段部は、前記スライダを嵌合方向に挿入し
た際、前記押え片を嵌合方向と直交する方向で前記接触
片へ向けて移送するものであり、前記押え片は、前記受
け片に当接する当接面と、前記フレキシブル基板に対向
する押圧面とを有し、前記当接面には前記受け片の段部
と係合する段部が形成され、前記押圧面は平面であり、
これにより前記押え片は前記間隔に挿入される挿入端よ
りも根元部分が太く形成されていることを特徴とするフ
レキシブル基板用コネクタが得られる。
部を有する複数の第1のコンタクトと奥部側に接触部を
有する複数の第2のコンタクトとを含み、第1のコンタ
クトと第2のコンタクトとで前記接触部を交互に千鳥足
状に配設してもよい。
の実施の形態に係るフレキシブル基板用コネクタは、開
口部1をもつ絶縁性のハウジング2と、このハウジング
2の内部に配列されて保持された導電性の多数の第1及
び第2のコンタクト3,4と、ハウジング2に対し挿抜
可能な絶縁性のスライダ5とを含んでいる。ハウジング
2の開口部1は、図4に示すように、スライダ5の他に
フレキシブル基板6も挿入可能な形状及び寸法に作られ
ている。フレキシブル基板6はFPC等として公知のも
のであり、表面に露出した導体を有する。なお、このフ
レキシブル基板用コネクタはプリント基板に垂直に設置
され、第1及び第2のコンタクト3,4のハウジング2
から露出した部分をそのプリント基板の電気回路に電気
的に接続される。
部1に挿入されたフレキシブル基板6の表面側に位置す
る接触片7,8と、開口部1に挿入されたフレキシブル
基板6の裏面側に位置する受け片11,12とを、それ
ぞれ一体に有している。図2及び図3を比較参照すれば
明らかなように、第1のコンタクト3の接触片7は比較
的長く作られ、第2のコンタクト4の接触片8は比較的
短く作れらている。これらの接触片7,8は先端部に、
開口部1に挿入されたフレキシブル基板6の導体に接触
するための接触部13,14を、それぞれ有している。
したがって接触部13,14は、ハウジング2の内部に
二列にしかも千鳥足状に配列されている。
裏面に間隔をもって対向するものであり、基板挿入側部
分よりも奥部側部分が接触片7,8に近づくように、段
部15,16が形成されている。したがって第1及び第
2のコンタクト3,4の接触片7,8と受け片11,1
2は段部15,16を境としてハウジング2の開口部1
側での間隔が比較的広くなっている。これらの段部1
5,16は、第1のコンタクト3の接触部13の列と第
2のコンタクト4の接触部14の列との間に対応して一
列に配列されている。
ダ5は、挿抜時にハウジング2内部を移動する押え片1
7と、ハウジング2と係合するアーム部18と、スライ
ダ5の挿抜操作のための操作部19とを備えている。押
え片17は、第1及び第2のコンタクト3,4の接触片
7,8と受け片11,12との間に挿入される部分であ
り、接触片7,8に対向するための押圧面21と受け片
11,12に対向するための当接面22とを有してい
る。押圧面21は平面であり、当接面22は段部15,
16に対応した段部23を有している。
と、図6から分かるように押え片17と接触部13,1
4との間隔が十分に広がる。したがって、第1及び第2
のコンタクト3,4の接触部13,14及びスライダ5
の押え片17に干渉することなく、フレキシブル基板6
をハウジング2内に容易に挿入及び離脱させることがで
きる。
ダ5をハウジング2に挿入すると、押え片17がハウジ
ング2の開口部1を通して第1及び第2のコンタクト
3,4の接触片7,8と受け片11,12との間に挿入
される。この押え片17の挿入が進行すると、当接面2
2が段部15,16に押される。この結果、押え片17
が接触片7,8に向けて動かされ、図4に示すように押
圧面21がフレキシブル基板6を第1及び第2のコンタ
クト3,4の接触部13,14に押圧させる。したがっ
て、フレキシブル基板6の導体は第1及び第2のコンタ
クト3,4に電気的に接続される。
入された状態では、当接面22の段部23が受け片1
1,12の段部15,16に係合する。したがって押え
片17はフレキシブル基板6を曲げることなく第1及び
第2のコンタクト3,4の接触部13,14に圧接させ
る。
に配置した場合を説明したが、接触部は一列に配置され
てもよいし、三列以上に配列させることも可能である。
ダを動かしているが、プリント基板に対して水平にスラ
イダを動かす様にも実施できる。
ダの操作に伴い発生する力をコンタクトで受けるのでコ
ンタクトの芯数に応じてその力が大きくなっても十分に
対処できる。また、コンタクトの受け片に段部を設け、
スライダをハウジングの開口部の入口まで引き出す必要
をなくしているので、ハウジングからの引き出し止めの
役割を果たすスライダのアーム部を短くでき、したがっ
て小型ながら強固なものにできる。これにより、フレキ
シブル基板を傷めたり強度上の問題を引き起こすことな
く小型化を可能にしたフレキシブル基板用コネクタを提
供することができる。
コネクタの外観斜視図である。
る。
状態を示す図2と同様な断面図である。
状態を示す外観斜視図である。
る。
た斜視図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 コンタクトと前記コンタクトにフレキシ
ブル基板を圧接させるためのスライダとを含むフレキシ
ブル基板用コネクタにおいて、前記コンタクトは、前記
フレキシブル基板の表面に接触するための接触部をもつ
接触片と、前記フレキシブル基板の裏面に間隔をもって
対向する受け片とを一体に有し、前記スライダは、前記
間隔に挿入され前記フレキシブル基板を前記接触部に圧
接させるための押え片を有し、前記受け片には、基板挿
入側より奥部側が前記接触片に近づくように段部が形成
され、これにより前記受け片は前記奥部側が前記基板挿
入側より太く形成されており、前記段部は、前記スライ
ダを嵌合方向に挿入した際、前記押え片を嵌合方向と直
交する方向で前記接触片へ向けて移送するものであり、
前記押え片は、前記受け片に当接する当接面と、前記フ
レキシブル基板に対向する押圧面とを有し、前記当接面
には前記受け片の段部と係合する段部が形成され、前記
押圧面は平面であり、これにより前記押え片は前記間隔
に挿入される挿入端よりも根元部分が太く形成されてい
ることを特徴とするフレキシブル基板用コネクタ。 - 【請求項2】 前記コンタクトとして、基板挿入側に接
触部を有する複数の第1のコンタクトと奥部側に接触部
を有する複数の第2のコンタクトとを含み、第1のコン
タクトと第2のコンタクトとで前記接触部を交互に千鳥
足状に配設した請求項1に記載のフレキシブル基板用コ
ネクタ。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2000042454A JP3378991B2 (ja) | 2000-02-21 | 2000-02-21 | フレキシブル基板用コネクタ |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JP2001230033A JP2001230033A (ja) | 2001-08-24 |
JP3378991B2 true JP3378991B2 (ja) | 2003-02-17 |
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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Country | Link |
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JP (1) | JP3378991B2 (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009104812A (ja) * | 2007-10-19 | 2009-05-14 | Yamaichi Electronics Co Ltd | ケーブル用コネクタ |
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2000
- 2000-02-21 JP JP2000042454A patent/JP3378991B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JP2001230033A (ja) | 2001-08-24 |
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