JPH01163221A - 熱可塑性合成樹脂組成物成形体 - Google Patents
熱可塑性合成樹脂組成物成形体Info
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- JPH01163221A JPH01163221A JP32095887A JP32095887A JPH01163221A JP H01163221 A JPH01163221 A JP H01163221A JP 32095887 A JP32095887 A JP 32095887A JP 32095887 A JP32095887 A JP 32095887A JP H01163221 A JPH01163221 A JP H01163221A
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Landscapes
- Manufacture Of Macromolecular Shaped Articles (AREA)
- Reinforced Plastic Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は熱可塑性合成樹脂組成物成形体に関するもので
ある。詳しくは熱可塑性合成樹脂中に特許請求の範囲に
記載のウィスカー状炭酸カルシウムか強化材や機能材と
して含有されていることあるいは使用することによって
機能性を発揮することを特徴とする熱可塑性合成樹脂組
成物成形体に関する。
ある。詳しくは熱可塑性合成樹脂中に特許請求の範囲に
記載のウィスカー状炭酸カルシウムか強化材や機能材と
して含有されていることあるいは使用することによって
機能性を発揮することを特徴とする熱可塑性合成樹脂組
成物成形体に関する。
近来、自動車部品、一般機械、鯖密機械、光学製W及び
家電などのパーツに、耐熱性が高く経済性、量産性、機
能性および材料供給安定性の点で優れたプラチック材料
が求められている。
家電などのパーツに、耐熱性が高く経済性、量産性、機
能性および材料供給安定性の点で優れたプラチック材料
が求められている。
しかるに、従来の繊維強化熱可塑性合成樹脂組成形品は
人体有害性、機能性、経済性等に種々の欠点を有してい
る。
人体有害性、機能性、経済性等に種々の欠点を有してい
る。
例えばアスベストを強化材として使用する場合は、製造
工程中の作業環境を悪化させ、作業者の健康維持に大き
な問題があるし、又ガラス繊維を強化材として利用した
熱可塑性合成樹脂成形品は反りや寸法安定性に難点があ
り、さらに成形品表面に点在する補強用ガラス繊維のた
めに、表面特性が悪くなって商品価値が下がる要因にな
る。とくに成形品表面にガラス繊維があれば、その高い
硬度のために摺動特性が悪くなリ、さらには軸受や慴動
部品などの場合には相手側材を摩耗させたり、又、成形
機や金型に大きな損傷を与えたりもする。最近、種々の
炭素系繊維や繊維状チタン酸カリウムも開発され、1市
されているが、本発明の熱可塑性合成樹脂組成物に使用
されている安価なウィスカー状炭酸カルシウムに比較す
ればかなり高価であるため、経済的理由から工業的量産
普及は今−歩進展しない。
工程中の作業環境を悪化させ、作業者の健康維持に大き
な問題があるし、又ガラス繊維を強化材として利用した
熱可塑性合成樹脂成形品は反りや寸法安定性に難点があ
り、さらに成形品表面に点在する補強用ガラス繊維のた
めに、表面特性が悪くなって商品価値が下がる要因にな
る。とくに成形品表面にガラス繊維があれば、その高い
硬度のために摺動特性が悪くなリ、さらには軸受や慴動
部品などの場合には相手側材を摩耗させたり、又、成形
機や金型に大きな損傷を与えたりもする。最近、種々の
炭素系繊維や繊維状チタン酸カリウムも開発され、1市
されているが、本発明の熱可塑性合成樹脂組成物に使用
されている安価なウィスカー状炭酸カルシウムに比較す
ればかなり高価であるため、経済的理由から工業的量産
普及は今−歩進展しない。
本発明が提供しようとするものは、従来の問題点を解決
するためのものであって、安価で機械的強度も保持し、
特にすぐれた表面平滑性、光沢、慴動性をもち、しかも
使用材料による着色性の少ない熱可塑性合成樹脂組成物
成形体である。又本発明の樹脂組成物成形体は−様な平
滑面が得られるため、すぐれた塗装表面が結果として出
来る。
するためのものであって、安価で機械的強度も保持し、
特にすぐれた表面平滑性、光沢、慴動性をもち、しかも
使用材料による着色性の少ない熱可塑性合成樹脂組成物
成形体である。又本発明の樹脂組成物成形体は−様な平
滑面が得られるため、すぐれた塗装表面が結果として出
来る。
すなわち本発明の熱可塑性合成樹脂組成物成形体は熱可
塑性樹脂にウィスカー状炭酸カルシウムを使用して、混
合、混練なとして樹脂組成物とし、溶融成形すればでき
、特にむすかししA方法ではない。
塑性樹脂にウィスカー状炭酸カルシウムを使用して、混
合、混練なとして樹脂組成物とし、溶融成形すればでき
、特にむすかししA方法ではない。
即ち、ごく−数的な方法で出来る。
ウィスカー状炭酸カルシウムの添加使用量としては特に
限定されることなく、機能性、コストなどを考慮し決定
していけばよい。又木樹脂組成物成形体のフィラーが全
部ウィスカー状炭酸カルシウムである必要性もなく、こ
れ又、強度、機能性、コストなどを配慮し、他のフィラ
ーなどと併用してよい。
限定されることなく、機能性、コストなどを考慮し決定
していけばよい。又木樹脂組成物成形体のフィラーが全
部ウィスカー状炭酸カルシウムである必要性もなく、こ
れ又、強度、機能性、コストなどを配慮し、他のフィラ
ーなどと併用してよい。
本発明の熱可塑性合成樹脂組成物成形体は熱可塑性合成
樹脂と表−1に記載のようなウィスカー状炭酸カルシウ
ムが必須成分であり、必要に応じて他のフィラーを入れ
てもよく、又着色剤、帯電防止剤、難燃剤などの添加剤
を入れても勿論よい。
樹脂と表−1に記載のようなウィスカー状炭酸カルシウ
ムが必須成分であり、必要に応じて他のフィラーを入れ
てもよく、又着色剤、帯電防止剤、難燃剤などの添加剤
を入れても勿論よい。
本発明の熱可塑性合成樹脂組成物成形体の主成分の熱可
塑性樹脂は熱可塑性をもつほとんどの合成樹脂が適用出
来るが、ごく−数的なポリプロピレン、ポリエチレン、
ポリ塩化ビニール、ポリスチレンなどをはじめ、エンジ
ニアリングプラスチックスである6−ナイロン、6ロー
ナイロン、ポリアセタール、ポリブチレンテレフタレー
ト、変成ポリフェニレンエーテル、同オキサイド、ポリ
マーアロイなどが利用出来る。
塑性樹脂は熱可塑性をもつほとんどの合成樹脂が適用出
来るが、ごく−数的なポリプロピレン、ポリエチレン、
ポリ塩化ビニール、ポリスチレンなどをはじめ、エンジ
ニアリングプラスチックスである6−ナイロン、6ロー
ナイロン、ポリアセタール、ポリブチレンテレフタレー
ト、変成ポリフェニレンエーテル、同オキサイド、ポリ
マーアロイなどが利用出来る。
以下余白
〔発明の効果〕
本発明の熱可塑性合成樹脂組成物成形体は機能性に富み
、経済性にすぐれた物である。又本組成物に使用するウ
ィスカー状炭酸カルシウムは成分そのものは従来から人
体になじみのあるいわゆる炭酸カルシウムなので、有害
なものではない。
、経済性にすぐれた物である。又本組成物に使用するウ
ィスカー状炭酸カルシウムは成分そのものは従来から人
体になじみのあるいわゆる炭酸カルシウムなので、有害
なものではない。
本発明の熱可塑性組成物成形体は適当な補強性を保持し
なからすぐれた表面平滑性をもち、光沢性に富み、含存
されているウィスカー状炭酸カルシウムが硬度の低い物
であるので慴動特性もよい結果を生む。
なからすぐれた表面平滑性をもち、光沢性に富み、含存
されているウィスカー状炭酸カルシウムが硬度の低い物
であるので慴動特性もよい結果を生む。
そのほか、実施例2でも明らかのように、本発明の樹脂
組成物成形体は引張り強度試験において、降伏点があり
、伸度が非常に大きい。即ち切れにくい性質を持ってい
る。
組成物成形体は引張り強度試験において、降伏点があり
、伸度が非常に大きい。即ち切れにくい性質を持ってい
る。
さらに本発明の熱可塑性組成物成形体を例えば塩酸など
の酸で処理すれば、含有されているウィスカー状炭酸カ
ルシウムは溶出し、ポーラスなミクロン級の穴のある成
形体が出来る。その場合強度を必要とする物は酸に溶出
しない補強材を本組成物に混入させておけばよい。これ
は通気性、通水性、ミクロン級の篩、軽量化などに応用
出来る。したがって、自動車部品5一般機械、精密機械
、光学製品及び家電などに本発明の熱可塑性合成樹脂組
成物成形体を通用すれば、経済性、量産性、機能性、材
料安定性の点で優れた物を市場に提供出来る。
の酸で処理すれば、含有されているウィスカー状炭酸カ
ルシウムは溶出し、ポーラスなミクロン級の穴のある成
形体が出来る。その場合強度を必要とする物は酸に溶出
しない補強材を本組成物に混入させておけばよい。これ
は通気性、通水性、ミクロン級の篩、軽量化などに応用
出来る。したがって、自動車部品5一般機械、精密機械
、光学製品及び家電などに本発明の熱可塑性合成樹脂組
成物成形体を通用すれば、経済性、量産性、機能性、材
料安定性の点で優れた物を市場に提供出来る。
以下、本発明の熱可塑性合成樹脂組成物成形体及び比較
のためのウィスカー状炭酸カルシウムを使用しない熱可
塑性合成樹脂組成物成形体の構成や諸物性等を実施例に
もとすき具体的に説明する。
のためのウィスカー状炭酸カルシウムを使用しない熱可
塑性合成樹脂組成物成形体の構成や諸物性等を実施例に
もとすき具体的に説明する。
実施例1
ウィスカー状炭酸カルシウム〔商品名・CCW短径0.
2〜1.0 μm、長径lO〜30μm、矢橋工業(株
)製〕20重量部とポリプロピレン樹脂(市販品)80
重量部をミキサーにて混合し、本発明の熱可塑性合成樹
脂組成物(a)とした。
2〜1.0 μm、長径lO〜30μm、矢橋工業(株
)製〕20重量部とポリプロピレン樹脂(市販品)80
重量部をミキサーにて混合し、本発明の熱可塑性合成樹
脂組成物(a)とした。
同様にして、チタン酸カリウムウィスカー(市販品、短
径0.2〜0.7μm、長径10〜20μm〕を用いて
比較のための熱可塑性合成樹脂組成物(b)とし、さら
に天然物粉砕タルク(市販品、325メツシユバス)を
用いて比較のための熱可塑性合成樹脂組成物(C)とし
た。
径0.2〜0.7μm、長径10〜20μm〕を用いて
比較のための熱可塑性合成樹脂組成物(b)とし、さら
に天然物粉砕タルク(市販品、325メツシユバス)を
用いて比較のための熱可塑性合成樹脂組成物(C)とし
た。
なお、(b)も(C)も(a)と同じプロピレン樹脂を
用い、組成比も同重比で行なった。
用い、組成比も同重比で行なった。
このようにして得た(a) 、 (b)及び(c)の熱
可塑性合成樹脂組成物をスクリュー押出混練機で溶融混
練後、ペレタイザーにてペレット状にして、各々のベレ
ット状成形体を得た。次に各々のベレット状成形体をJ
ISにもとず〈寸法を持つ曲げ、衝軍等の試験片金型に
射出成形した。
可塑性合成樹脂組成物をスクリュー押出混練機で溶融混
練後、ペレタイザーにてペレット状にして、各々のベレ
ット状成形体を得た。次に各々のベレット状成形体をJ
ISにもとず〈寸法を持つ曲げ、衝軍等の試験片金型に
射出成形した。
なお、スクリュー押出混練機の温度制御はバレル温度、
ノズル温度220〜230 ’e’で、射出成形機の方
は射出温度230℃、金型温度40〜50℃、射出圧力
600にg/cta”、射出率30cc/sec、射出
保圧時間10secであった。
ノズル温度220〜230 ’e’で、射出成形機の方
は射出温度230℃、金型温度40〜50℃、射出圧力
600にg/cta”、射出率30cc/sec、射出
保圧時間10secであった。
各射出成形試験片の各種物性を表−2に示す。
表−2に於て、表面平滑性、外観、分散の項目の評価は
下記の記号で表示した。
下記の記号で表示した。
O・・・良い
△・・・普通
×・・・悪い
以下余白
実施例2
ウィスカー状炭酸カルシウム〔商品名CCVI、短径0
.2〜1.Opm 、長径10〜30μm、矢橋工業(
株)製〕30重量部と6−ナイロン樹脂(市販品)70
重量部をミキサーにて混合し、本発明の熱可塑性合成樹
脂組成物(a)とした。同様にしてミルドグラスファイ
バー(平均短径10μm、長径50μm、市販品)を用
いて比較のための熱可塑性合成樹脂組成物(b)とし、
層zo+s10□系セラミックファイバー(短径平均3
μI、長径最大25mm、ショット含有率約2.5%、
市販品)を用いて比較のための熱可塑性合成樹脂組成物
(C)とした。
.2〜1.Opm 、長径10〜30μm、矢橋工業(
株)製〕30重量部と6−ナイロン樹脂(市販品)70
重量部をミキサーにて混合し、本発明の熱可塑性合成樹
脂組成物(a)とした。同様にしてミルドグラスファイ
バー(平均短径10μm、長径50μm、市販品)を用
いて比較のための熱可塑性合成樹脂組成物(b)とし、
層zo+s10□系セラミックファイバー(短径平均3
μI、長径最大25mm、ショット含有率約2.5%、
市販品)を用いて比較のための熱可塑性合成樹脂組成物
(C)とした。
なお、(b)も(c)も(a)と同じ6−ナイロン樹脂
を用い、組成比も同重量比で行なった。
を用い、組成比も同重量比で行なった。
このようにして得た(a) 、 (b)及び(C)の熱
可塑性合成樹脂組成物をスクリュー押出混練機で溶融混
練後、ペレタイザーにてベレット状にして各々のベレッ
ト状成形体を得た。次に各々のベレット状成形体をJI
Sにもとずく寸法を持つ引張り、曲げ及び衝撃等の試験
片金型に射出成形した。なお、スクリュー押出混練機の
温度制御はバレル温度、ノズル温度250〜260℃で
、射出成形の方は射出温度260℃、金型温度80℃、
射出圧力600kg/cm”射出率30cc/sec、
射出保圧時間10secであった。
可塑性合成樹脂組成物をスクリュー押出混練機で溶融混
練後、ペレタイザーにてベレット状にして各々のベレッ
ト状成形体を得た。次に各々のベレット状成形体をJI
Sにもとずく寸法を持つ引張り、曲げ及び衝撃等の試験
片金型に射出成形した。なお、スクリュー押出混練機の
温度制御はバレル温度、ノズル温度250〜260℃で
、射出成形の方は射出温度260℃、金型温度80℃、
射出圧力600kg/cm”射出率30cc/sec、
射出保圧時間10secであった。
各射出成形試験片の各種物性を表−3に示す。
表−2に於て、表面平滑性、外銭、分散の項目の評価は
下記の記号で表示した。
下記の記号で表示した。
0・・・良い
△・・・苦通
X・・・悪い
以下余白
Claims (2)
- (1)ウィスカー状炭酸カルシウムを含有すること、あ
るいは使用することによって機能性を発揮することを特
徴とする熱可塑性合成樹脂組成物成形体。 - (2)長径1〜100μm、短径0.1〜10μmのウ
ィスカー状炭酸カルシウムをフィラーとして含有するこ
とを特徴とする特許請求の範囲第一項記載の熱可塑性合
成樹脂組成物成形体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32095887A JPH01163221A (ja) | 1987-12-18 | 1987-12-18 | 熱可塑性合成樹脂組成物成形体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32095887A JPH01163221A (ja) | 1987-12-18 | 1987-12-18 | 熱可塑性合成樹脂組成物成形体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01163221A true JPH01163221A (ja) | 1989-06-27 |
Family
ID=18127192
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP32095887A Pending JPH01163221A (ja) | 1987-12-18 | 1987-12-18 | 熱可塑性合成樹脂組成物成形体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01163221A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01216823A (ja) * | 1988-02-26 | 1989-08-30 | Adachi Shin Sangyo Kk | 樹脂成形用材料 |
JPH073246A (ja) * | 1993-06-17 | 1995-01-06 | Maruo Calcium Co Ltd | シール部材 |
DE4430474C1 (de) * | 1994-08-27 | 1996-03-28 | Glyco Metall Werke | Gleitlagerwerkstoff und dessen Verwendung zur Herstellung eines Verbundschichtwerkstoffes |
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-
1987
- 1987-12-18 JP JP32095887A patent/JPH01163221A/ja active Pending
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