JPH0949435A - 船外機用4サイクルエンジン - Google Patents
船外機用4サイクルエンジンInfo
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Abstract
ことができる船外機用4サイクルエンジンを提供するこ
と。 【構成】 カウリング52内に収納され、クランク軸2
とカム軸7を上下方向に配し、クランク軸2の回転をベ
ルト伝動機構16によってカム軸7に伝達する船外機用
4サイクルエンジン1において、前記カウリング52の
上部にエアーインテーク通路21を形成し、該エアーイ
ンテーク通路21を経て新気を前記ベルト伝動機構16
に導くよう構成する。本発明によれば、新気がエアーイ
ンテーク通路21を経てベルト伝動機構16に導かれ、
該新気によってベルト伝動機構16のベルト18が冷却
されるため、該ベルト18の加熱が防がれてその耐久性
向上が図られる。
Description
軸を上下方向に配して成る船外機用4サイクルエンジン
に関する。
成る船外機用4サイクルエンジンはカウリング内に収納
されており、一般にはクランク軸の上端にフライホイー
ルが取り付けられ、該フライホイールに近接してこれの
下方に設けられるベルト伝動機構によってクランク軸の
回転がカム軸に伝達されて動弁機構が駆動される。
機用4サイクルエンジンにあっては、カウリング内の空
気がエンジン本体からの熱によって温められて高温とな
ると、ベルト伝動機構を構成するベルトが加熱されてそ
の耐久性が低下するという問題が発生する。
の加熱を防いでその耐久性向上を図ることができる船外
機用4サイクルエンジンを提供することにある。
は、カウリング内に吸引される新気がエンジン本体から
の熱によって温められてその密度が低下するため、エン
ジンの充填効率が下がってエンジン性能の低下を招く。
温度上昇を防いで性能向上を図ることができる船外機用
4サイクルエンジンを提供することにある。
め、請求項1記載の発明は、カウリング内に収納され、
クランク軸とカム軸を上下方向に配し、クランク軸の回
転をベルト伝動機構によってカム軸に伝達する船外機用
4サイクルエンジンにおいて、前記カウリングの上部に
エアーインテーク通路を形成し、該エアーインテーク通
路を経て新気を前記ベルト伝動機構に導くよう構成した
ことを特徴とする。
気がエアーインテーク通路を経てベルト伝動機構に導か
れ、該新気によってベルト伝動機構のベルトが冷却され
るため、該ベルトの加熱が防がれてその耐久性向上が図
られる。
明において、前記エアーインテーク通路をエンジン本体
に対して熱的に遮断するとともに、該エアーインテーク
通路を経て新気をエンジン吸気口に導くよう構成したこ
とを特徴とする。
気がエンジン本体に対して熱的に遮断されたエアーイン
テーク通路を経てエンジン吸気口に導かれるため、該新
気がエンジン本体からの熱によって温められてその密度
が低下することがなく、温度が低く密度の高い新気がエ
ンジンに吸引され、この結果、エンジンの充填効率が高
められてその性能向上が図られる。
明において、電装品をエンジン吸気口の近傍に配設した
ことを特徴とする。
装品はエアーインテーク通路を経てエンジン吸気口に導
かれる温度の低い新気によって冷却されるため、該電装
品の作動安定性が高められてその信頼性向上が図られ
る。
3記載の発明において、クランク軸上端に取り付けられ
たフライホイールをカバーで覆い、該フライホイールに
複数の羽根を設けてファンを構成し、該ファンによって
カバー内の熱気をカバー外に排出するようにしたことを
特徴とする。
ライホイールによって構成されるファンによってカバー
内の熱気がカバー外に強制的に排出されるため、自己発
熱するフライホイールの温度上昇が防がれる。
又は4記載の発明において、吸気マニホールドとエンジ
ン本体との間に遮熱板を介設したことを特徴とする。
気マニホールドが遮熱板によってエンジン本体に対して
熱的に遮断されるため、該吸気マニホールド及びこれを
流れる新気のエンジン本体からの熱による加熱が防が
れ、エンジンの充填効率が高められてエンジン性能の更
なる向上が図られる。
図面に基づいて説明する。
態1に係る4サイクルエンジンを搭載した船外機の破断
側面図、図2は同船外機の破断平面図である。
成を概説すると、該船外機50はクランプブラケット5
1によって船体60の船尾板60aに取り付けられてお
り、これはチルト軸56を中心として上下方向に揺動
し、その上部のカウリング52内には本発明に係る4サ
イクルエンジン1が収納されている。又、船外機50の
下部には推進装置53が設けられており、該推進装置5
3は前記エンジン1によって回転駆動されるプロペラ5
4,55を備えている。
いて説明する。
筒エンジンであって、そのクランク軸2は上下方向に長
く配されている。又、このエンジン1のシリンダブロッ
ク3には水平を成す4つのシリンダ(図示せず)が並設
されており、各シリンダには不図示のピストンが水平方
向に摺動自在に嵌装されている。そして、各ピストンは
不図示のコンロッドを介して前記フランク軸2に連結さ
れている。
60の進行方向に対して後方の部位)に被着されたシリ
ンダヘッド4には各気筒毎に不図示の吸気通路と排気通
路が形成されており、各吸気通路には吸気マニホールド
5がそれぞれ接続されるとともに、インジェクタ6が臨
んでいる。尚、排気通路はシリンダブロック3に縦設さ
れた不図示の排気通路に接続されている。
を構成するカム軸7がクランク軸2と平行に上下方向に
設けられており、該カム軸7の上端部には大径のプーリ
8が結着されている。
0の進行方向に対して前方(図1及び図2の右方))に
はサージタンク9が配設されており、該サージタンク9
からは4つの前記吸気マニホールド5が導出しており、
各吸気マニホールド5はシリンダブロック3の側部を後
方に向かって延出し、その端部が前記シリンダヘッド4
に接続されている。又、サージタンク9の上部にはスロ
ットルボディ10が配設されており、同サージタンク1
0の前面にはエンジン制御装置(以下、ECUと称す)
11が取り付けられている。
フライホイール12が取り付けられており、該フライホ
イール12はその上面外周部に複数の羽根(フィン)1
3が等角度ピッチで設けられることによってファンを構
成している。そして、このフライホイール12は、下面
が開口する矩形ボックス状のカバー14によって覆われ
ており、該カバー14の中心部にはカウリング52の上
面に開口する円筒状の換気ダクト15が立設されてい
る。
ルト伝動機構16がフライホイール12に近接して設け
られており、このベルト伝動機構16は、クランク軸2
の上部に結着された小径のプーリ17とカム軸7の上端
に結着された前記プーリ8との間に無端状のベルト18
を巻装して構成されている。
カバー19によって覆われており、該ベルトカバー19
の上面には開口部19aが形成され、下面には前記スロ
ットルボディ10の上方に開口する開口部19bが形成
されている。そして、ベルトカバー19の上面に開口す
る開口部19aには、カウリング52内の上部に設けら
れる吸気ダクト20のエアー出口20aが開口してお
り、該吸気ダクト20とベルトカバー19とはカウリン
グ52内に取り入れた新気をエンジン吸気口である前記
スロットルボディ10に導くエアーインテーク通路21
を構成している。
は、これの一部を構成するベルトカバー19の底壁によ
ってエンジン本体(シリンダブロック3及びシリンダヘ
ッド4)に対して熱的に遮断されている。尚、前記吸気
ダクト20は、カウリング52の後部上面に開口するル
ーバー状のエアー取入口(図示せず)を介して大気中に
連通している。
と、該エンジン1に発生する吸気負圧に引かれて新気が
図1に白抜き矢印にて示すようにカウリング52内に導
入される。そして、カウリング52内に導入された新気
は吸気ダクト20及びベルトカバー19で構成されるエ
アーインテーク通路21を通ってスロットルボディ10
に導かれるが、前述のようにエアーインテーク通路21
はエンジン本体に対して断熱されているため、該エアー
インテーク通路21を流れる新気はエンジン本体からの
熱によって温められてその密度が低下することがなく、
スロットルボディ10には温度が低く密度の高い新気が
吸引され、従って、エンジン1の充填効率が高められて
その性能向上が図られる。尚、スロットルボディ10に
吸引された新気はサージタンク9から各吸気マニホール
ド5を通って各気筒のシリンダ内に供給されるが、その
途中でインジェクタ6によって燃料が噴射され、これに
よって所定の空燃比の混合気が形成される。
9内を流れる新気によって冷却されるため、ベルト18
の加熱が防がれてその耐久性が高められる。
CU11をスロットルボディ10の近傍に配設したた
め、該ECU11はエアーインテーク通路21を経てス
ロットルボディ10に導かれる温度の低い新気によって
冷却され、その作動安定性が高められてより高い信頼性
が得られる。
伝達系を経て推進装置53のプロペラ54,55に伝達
されるとともに、ベルト伝動機構16によってカム軸7
に伝達され、プロペラ54,55が回転駆動されると同
時に、カム軸7を含む動弁機構が駆動されて各シリンダ
内で所要のガス交換がなされる。
ホイール12は前述のようにファンを構成し、カウリン
グ52内の熱気を図1に実線矢印にて示すように上方へ
吸い込んでこれをカバー14から換気ダクト15を経て
大気中に強制的に排出するため、カウリング52内の雰
囲気の温度上昇が防がれるとともに、自己発熱するフラ
イホイール12の温度上昇が防がれる。
態2を図3に基づいて説明する。尚、図3は実施の形態
2に係る4サイクルエンジンを搭載した船外機上部の側
断面図であり、本図においては図1に示したと同一要素
には同一符号を付している。
の上面にエアーダクト22を被着することによってカウ
リング52の上部にエアーインテーク通路21を構成し
ており、エアーダクト22の後面には複数のエアー取入
口22aが開口している。又、スロットルボディ10の
上方には、カウリング52の上面に一体に形成されたダ
クト部52aが開口している。
1に吸気負圧が発生すると、新気はエアーダクト22に
開口するエアー取入口22aからエアーインテーク通路
21内に吸引され、図3に白抜き矢印にて示すようにエ
アーインテーク通路21を前方(図3の右方)へ向かっ
て流れてスロットルボディ10に導かれるが、本実施の
形態においてもエアーインテーク通路21はカウリング
52の上面によってエンジン本体とは熱的に遮断されて
いるため、該エアーインテーク通路21を流れる新気は
エンジン本体からの熱によって温められてその密度が下
がることがない。従って、スロットルボディ10には温
度が低く密度が高い新気が吸引され、これによってエン
ジン1の充填効率が高められてその性能向上が図られ
る。
態3を図4及び図5に基づいて説明する。尚、図4は実
施の形態3に係る4サイクルエンジンを搭載した船外機
上部の側断面図、図5は図4のA−A線断面図であり、
これらの図においても図1に示したと同一要素には同一
符号を付している。
と、該カウリング52の上部に部分的に被着されたエア
ーダクト23及びベルトカバー19によってエアーイン
テーク通路21を構成しており、図5に示すように、ベ
ルトカバー19の上面に互いに平行に立設された隔壁1
9cとカウリング52の上壁内面に互いに平行に立設さ
れたリブ52bとをグロメット24によって連結するこ
とによって、これらの内側にエアーインテーク通路21
の一部を構成している。
入口23aが開口しており、図4に示すように、エアー
ダクト23内にはカウリング52の上面に一体に形成さ
れたダクト部52cが開口している。
リング52及びベルトカバー19によってエンジン本体
に対して熱的に遮断されているため、エアーインテーク
通路21を図4に白抜き矢印にて示すように流れる新気
がエンジン本体から熱によって温められることがなく、
従って、実施の形態2と同様の効果が得られる。
態4を図6に基づいて説明する。尚、図6は実施の形態
4に係る4サイクルエンジンを搭載した船外機上部の側
断面図であり、本図においても図1に示したと同一要素
には同一符号を付している。
12とベルト伝動機構16を下面が開口するカバー19
で覆い、フライホイール12に複数の羽根(フィン)1
3を設けて該フライホイール12でファンを構成すると
ともに、カバー19のフライホイール12を覆う部分の
一部に複数の換気口19dを形成している。
2と共に回転すると、これがファンとして機能し、カウ
リング52内の熱気を図6に実線矢印にて示すようにカ
バー19内に吸引してこれを換気口19dからカバー1
9外へ強制的に排出するため、カバー19内が熱気で満
たされることがなく、カバー19内のベルト18及びフ
ライホイール12の加熱が防がれる。
52内の上部には、カバー19によってエンジン本体か
ら熱的に遮断されたエアーインテーク通路21が形成さ
れている。
態を図7及び図8に基づいて説明する。尚、図7は実施
の形態5に係る4サイクルエンジンを搭載した船外機上
部の側断面図、図8は同船外機の平断面図であり、これ
らの図においても図1に示したと同一要素には同一符号
を付している。
及び吸気マニホールド5とエンジン本体との間に遮熱板
25が介設されている。又、カウリング52内の上部に
は、カバー19によってエンジン本体から熱的に遮断さ
れたエアーインテーク通路21が形成されている。
れたエアーインテーク通路21を経てスロットルボディ
10に吸引された温度の低い新気は、サージタンク9か
ら各吸気マニホールド5を経てエンジン本体に供給され
るが、サージタンク9と吸気マニホールド5は遮熱板2
5によってエンジン本体に対して熱的に遮断されている
ため、該サージタンク9と吸気マニホールド5及びこれ
らを流れる新気のエンジン本体からの熱による加熱が防
がれ、エンジン1の充填効率が更に高められてより一層
の性能向上が図られる。
記載の発明によれば、新気がエアーインテーク通路を経
てベルト伝動機構に導かれ、該新気によってベルト伝動
機構のベルトが冷却されるため、該ベルトの加熱が防が
れてその耐久性向上が図られるという効果が得られる。
ジン本体に対して熱的に遮断されたエアーインテーク通
路を経てエンジン吸気口に導かれるため、該新気がエン
ジン本体からの熱によって温められてその密度が低下す
ることがなく、温度が低く密度の高い新気がエンジンに
吸引され、この結果、エンジンの充填効率が高められて
その性能向上が図られるという効果が得られる。
アーインテーク通路を経てエンジン吸気口に導かれる温
度の低い新気によって冷却されるため、該電装品の作動
安定性が高められてその信頼性向上が図られるという効
果が得られる。
ールによって構成されるファンによってカバー内の熱気
がカバー外に強制的に排出されるため、自己発熱するフ
ライホイールの温度上昇が防がれるという効果が得られ
る。
ールドが遮熱板によってエンジン本体に対して熱的に遮
断されるため、該吸気マニホールド及びこれを流れる新
気のエンジン本体からの熱による加熱が防がれ、エンジ
ンの充填効率が高められてエンジン性能の更なる向上が
図られるという効果が得られる。
ンを搭載した船外機の破断側面図である。
ンを搭載した船外機の破断平面図である。
ルエンジンを搭載した船外機上部の側断面図である。
ルエンジンを搭載した船外機上部の側断面図である。
ンを搭載した船外機上部の側断面図である。
ンを搭載した船外機上部の側断面図である。
ンを搭載した船外機の平断面図である。
Claims (5)
- 【請求項1】 カウリング内に収納され、クランク軸と
カム軸を上下方向に配し、クランク軸の回転をベルト伝
動機構によってカム軸に伝達する船外機用4サイクルエ
ンジンにおいて、 前記カウリングの上部にエアーインテーク通路を形成
し、該エアーインテーク通路を経て新気を前記ベルト伝
動機構に導くよう構成したことを特徴とする船外機用4
サイクルエンジン。 - 【請求項2】 前記エアーインテーク通路をエンジン本
体に対して熱的に遮断するとともに、該エアーインテー
ク通路を経て新気をエンジン吸気口に導くよう構成した
ことを特徴とする請求項1記載の船外機用4サイクルエ
ンジン。 - 【請求項3】 電装品をエンジン吸気口の近傍に配設し
たことを特徴とする請求項2記載の船外機用4サイクル
エンジン。 - 【請求項4】 クランク軸上端に取り付けられたフライ
ホイールをカバーで覆い、該フライホイールに複数の羽
根を設けてファンを構成し、該ファンによってカバー内
の熱気をカバー外に排出するようにしたことを特徴とす
る請求項1,2又は3記載の船外機用4サイクルエンジ
ン。 - 【請求項5】 吸気マニホールドとエンジン本体との間
に遮熱板を介設したことを特徴とする請求項1,2,3
又は4記載の船外機用4サイクルエンジン。
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JP20068395A JP3470142B2 (ja) | 1995-08-07 | 1995-08-07 | 船外機用4サイクルエンジン |
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Applications Claiming Priority (1)
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JP20068395A JP3470142B2 (ja) | 1995-08-07 | 1995-08-07 | 船外機用4サイクルエンジン |
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Publication Number | Publication Date |
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JPH0949435A true JPH0949435A (ja) | 1997-02-18 |
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Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
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JP (1) | JP3470142B2 (ja) |
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