JP3963291B2 - 船外機 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、モーターボート、ヨットや漁船などの小型船舶に取り付けられる船外機に関し、特に、カウリング内への吸気構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、船外機では、カウリングの内部が隔壁でエンジン室と空気導入室とに分けられ、外部の空気は、この空気導入室を介してエンジン室内に供給されている。そして、エンジンに流入する空気量を調整するスロットルボディーが、エンジンの横側に配されている。また、エンジンの上方にはフライホイルカバーが設けられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、船外機に水しぶきがかかり、カウリング内に流入する空気に、水滴が混入し、この水滴がスロットルボディーなどに付着して、スロットルボディーなどの作動が不良となることがある。そこで、スロットルボディーに水がかからないように、フライホイルカバーにリブを形成することが検討されている。しかしながら、フライホイルカバーと空気導入室との間の隙間が狭い場合には、このフライホイルカバーのリブだけでは、スロットルボディーに水がかかることを防止する効果が不十分である。
【0004】
また、フライホイルカバーの上面に溜まった水が、船外機が傾いた際などに、スロットルボディー側に流れ、スロットルボディーにかかることがある。
【0005】
本発明は、以上のような課題を解決するためのもので、スロットルボディーに水がかかることを極力防止することができる船外機を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明の船外機は、クランクシャフト(17)が略上下方向に延在しているエンジン(16)と、クランクシャフトの上端部に取り付けられているフライホイル(42)と、このフライホイルおよびエンジンの上方を覆うフライホイルカバー(71)と、エンジンに供給される空気量を調整するとともにエンジンの横側に配置されているスロットルボディー(53)と、フライホイルカバー、フライホイル、スロットルボディーおよびエンジンをカバーしているカウリング(1,2)と、このカウリングの内部を、フライホイルカバー、フライホイル、スロットルボディーおよびエンジンが配置されるエンジン室(57)とエンジン室の後部上側に配置されている空気導入室(56)とに分ける隔壁(58)と、カウリングに形成されているとともに空気導入室とカウリング外部とを連通させる空気流入口(59)と、空気導入室とエンジン室とを連通させるとともに隔壁から上方に突出して形成されている空気導入筒部(61)とを備えている。そして、空気導入筒部は、スロットルボディー配置側とは左右方向の反対側に偏って配置されている。また、フライホイルカバーの上面には、空気導入筒部よりも前方においてカバー前側リブ(73)が上方に突出し、かつ、空気導入筒部よりもスロットルボディー配置側においてカバーサイドリブ(74)が上方に突出している。
【0007】
さらに、隔壁の下面に、空気導入筒部よりも前方において隔壁前側リブ(63)が下方に突出し、また、空気導入筒部よりもスロットルボディー配置側において隔壁サイドリブ(64)が下方に突出している場合がある。
【0008】
そして、フライホイルカバーの上面には、カバーサイドリブよりもスロットルボディー配置側において、前後方向に延在している排水溝(76)がフライホイルカバーの略後端部まで形成されている場合がある。
【0009】
【発明の実施の形態】
次に、本発明における船外機の実施の第1の形態を図1ないし図7を用いて説明する。図1は本発明における船外機の側面図である。図2は図1の船外機の上部の内部の左側面図である。図3は図1の船外機の上部の内部の右側面図である。図4は船外機内部の平面図である。図5はフライホイルカバーの一部切欠き断面図である。図6は図4の VI-VIにおけるカウリングおよびフライホイルカバーの断面図である。図7はフライホイルカバーの平面図である。なお、図3において、フライホイルカバーは断面図で図示され、かつ、空気導入筒部は二点鎖線で図示されている。また、図5は図4の V-V断面で一部が切り欠かれている。さらに、図7において、カムシャフトのプーリ、タイミングベルト、テンショナーおよびクランクシャフトのプーリが二点鎖線で図示されている。
【0010】
まず初めに、船外機の全体構造を説明する。
図1において、船外機は、上側から順番にアッパーカウリング1、ロワーカウリング2、アッパーケーシング3およびロワーケーシング4からなるハウジングで覆われている。カウリング1,2の詳細については後述する。そして、ロワーカウリング2内部のガイドエキゾースト6およびアッパーケーシング3に、ピボット軸などを介して取り付けブラケット7が設けられている。この取り付けブラケット7を、モーターボートなどの小型船舶の船尾8に固定することにより、船外機は小型船舶に対して左右方向および上下方向に回動可能に取り付けられている。そして、図1において左側が、船外機の前側となる。
【0011】
そして、カウリング1,2内にエンジン16が設けられ、エンジン16のクランクシャフト17は、ドライブシャフト19に連結されている。ドライブシャフト19はアッパーケーシング3の内部を上下方向に貫通し、その下端はロワーケーシング4の下部に達しており、傘歯車などの伝達機構21を介して、後端部にプロペラ22が取り付けられているプロペラシャフト24を回転駆動している。
【0012】
前記エンジン16は、アルミ合金製のガイドエキゾースト6上に載置固定され、L型の4サイクル4気筒であり、略水平なシリンダー31が上下方向に4個設けられており、各シリンダー31にはピストン32が摺動可能に配置されている。このピストン32には、コンロッド33の一端が連結され、コンロッド33の他端は、略上下方向に延在するクランクシャフト17に連結されている。
【0013】
このクランクシャフト17の上端部はエンジンケース36から突出しており、図3に図示するようにプーリ41が圧入して固定されている。このプーリ41の上側には、フライホイル42がナット43で取り付けられている。クランクシャフト17のプーリ41は、吸気用や排気用の弁45を駆動するカムシャフト46のプーリ47との間にタイミングベルト48が掛けられている。タイミングベルト48のテンションは、図7に図示するテンショナー49で調整されている。
【0014】
また、エンジン16の前側(図4においては下側)には、サイレンサー51が設けられ、このサイレンサー51には、吸気管52、キャブレターなどのスロットルボディー53、および吸気マニホールド54が順次接続されており、この吸気マニホールド54がエンジンケース36内の吸気流路を介してシリンダー31に連通している。そして、サイレンサー51の吸込口51aから吸い込まれた空気は、吸気管52を通り、スロットルボディー53で空気流量を調整された後に、吸気マニホールド54などを通ってシリンダー31内に流入している。スロットルボディー53は、エンジン16の左側すなわち左舷側(図4においては右側)に配置されている。
【0015】
次に、カウリング1,2について説明する。
前述のように、カウリング1,2はアッパーカウリング1とロワーカウリング2とで構成され、アッパーカウリング1は、アッパーカウリング本体1aと、このアッパーカウリング本体1aの後部の上側を覆うカバー体であるモールディングエアーダクト1bとから構成されている。このアッパーカウリング本体1aとモールディングエアーダクト1bとの間の空間が空気導入室56で、一方、アッパーカウリング本体1a内がエンジン室57である。そして、アッパーカウリング本体1aの上部は、後側の部分が前側の部分よりも一段低く構成され、隔壁58となっている。この隔壁58がカウリング1,2内を空気導入室56とエンジン室57とに分けている。モールディングエアーダクト1bの後端部は、アッパーカウリング本体1aとの間に間隔を有しており、空気流入口59が形成されている。この空気流入口59が、カウリング1,2外部と空気導入室56とを連通させている。
【0016】
また、アッパーカウリング本体1aの隔壁58には、右側すなわち右舷側(図4においては左側)に偏って、筒状の空気導入筒部61が上方に突出して形成されている。この空気導入筒部61が、空気導入室56とエンジン室57とを連通させている。そして、隔壁58の下面には、空気導入筒部61の前側に隔壁前側リブ63が、また、空気導入筒部61の左サイドに隔壁サイドリブ64が下方に突出して形成されている。
【0017】
エンジン16、フライホイル42およびタイミングベルト48の上方をフライホイルカバー71が覆っている。このフライホイルカバー71は、前部71aがフライホイル42を覆っており、後部71bがエンジン16の後部を覆っている。このフライホイルカバー71の後部71bの上方には、前述の隔壁58が配置されており、フライホイルカバー71の上面には、隔壁58の空気導入筒部61よりも前方においてカバー前側リブ73が、また、空気導入筒部61よりも左側にカバーサイドリブ74が上方に突出して形成されている。このカバー前側リブ73の左端部とカバーサイドリブ74の前端部とは連続的に形成されて一体となっている。さらに、フライホイルカバー71には、カバーサイドリブ74の左側に、サイドの排水溝76が前後方向に延在して形成されている。この排水溝76はフライホイルカバー71の後部71bに形成されているとともに、後端部はフライホイルカバー71の略後端に達している。サイドの排水溝76の前端部から前側の排水溝77が右側に向かって延在し、フライホイルカバー71の略右端部に達している。なお、隔壁前側リブ63とカバー前側リブ73とは、前後にズレて配置されており、隔壁前側リブ63が前側に配置されている。また、隔壁サイドリブ64とカバーサイドリブ74とは、左右にズレて配置されており、隔壁サイドリブ64がスロットルボディー53側に配置されている。
【0018】
そして、カウリング1,2の空気流入口59から空気導入室56内に流入した空気は、図2、図3および図6の矢印で図示するように、空気導入筒部61を通って、エンジン室57内に導かれ、サイレンサー51の吸込口51aから吸い込まれ、前述の様に、エンジン16のシリンダー31内に流入している。
【0019】
ところで、カウリング1,2外から空気導入室56内に流入する空気には、水滴が混入していることがある。この水滴は、隔壁58から立ち上がっている空気導入筒部61でできる限り、エンジン室57に流入することを防止されている。しかしながら、空気導入筒部61を通って水滴がエンジン室57に流入することがある。この空気導入筒部61を通って侵入した水滴は、リブ63,64,73,74で、スロットルボディー53側に流れることを極力阻止されている。リブ63,64,73,74は、隔壁58下面およびフライホイルカバー71上面に形成され、迷路状となっており、水滴の侵入を効率よく阻止することができる。また、前側リブ63,73が設けられているので、サイドリブ64,74の前方から回り込んで、スロットルボディー53側に流れることを防止することができる。さらに、フライホイルカバー71上の水は、サイドの排水溝76や前側の排水溝77で導かれてフライホイルカバー71の後端部や右端部から落下しており、スロットルボディー53に流れ落ちることは極力阻止されている。
【0020】
次に、本発明における船外機の実施の第2の形態について図8を用いて説明する。図8は実施の第2の形態の船外機内部の平面図である。なお、この実施の第2の形態の説明において、前記実施の第1の形態の構成要素に対応する構成要素には同一符号を付して、その詳細な説明は省略する。
【0021】
図8は、実施の第1の形態の図4に対応する図であり、隔壁前側リブ63の左端部が隔壁サイドリブ64まで延在し、隔壁サイドリブ64と連続的に形成されて一体となっている。
【0022】
以上、本発明の実施の形態を詳述したが、本発明は、前記実施の形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内で、種々の変更を行うことが可能である。本発明の変更例を下記に例示する。
(1)実施の形態においては、エンジン16はL型4気筒であるが、その形式や気筒数は適宜変更可能である。
【0023】
(2)実施の形態においては、スロットルボディー53が左側に、空気導入筒部61は右側に設けられているが、この実施の形態における左右位置は反転させることも可能である。
(3)実施の形態においては、隔壁58はアッパーカウリング本体1aと一体に形成されているが、その構造は適宜変更可能である。たとえば、モールディングエアーダクト1bをアッパーカウリング本体1aと一体に形成するとともに、隔壁58をアッパーカウリング本体1aとは別体に形成することも可能である。
(4)隔壁前側リブ63とカバー前側リブ73との前後関係、および、隔壁サイドリブ64とカバーサイドリブ74との左右関係は、適宜変更可能である。
【0024】
【発明の効果】
本発明によれば、空気導入室とエンジン室とを連通させる空気導入筒部が、スロットルボディー配置側とは左右方向の反対側に偏って配置されているので、空気導入筒部とスロットルボディーとの距離を確保することができる。したがって、空気導入筒部から流入する空気にのって流れてくる水滴が、スロットルボディーにかかることを極力防止することができる。そして、フライホイルカバーに、カバー前側リブおよびカバーサイドリブが上方に突出して形成されており、このフライホイルカバーのリブがスロットルボディーに水滴がかかることをより確実に防止している。特に、カバー前側リブが設けられているので、カバーサイドリブの前方から回り込んでスロットルボディー側に流れることを極力防止することができる。
【0025】
さらに、隔壁の下面に、隔壁前側リブおよび隔壁サイドリブが下方に突出している場合がある。この様な場合には、隔壁前側リブおよび隔壁サイドリブが、フライホイルカバーのリブとで迷路状となっており、より効果的に、スロットルボディーに水滴がかかることを防止することができる。
【0026】
また、フライホイルカバーの上面には、カバーサイドリブよりもスロットルボディー配置側において、前後方向に延在している排水溝がフライホイルカバーの略後端部まで形成されている場合がある。この場合には、フライホイルカバー上に溜まった水は、排水溝に導かれてフライホイルカバーの後端部へ流れている。したがって、フライホイルカバーの横側に配置されているスロットルボディーに、フライホイルカバー上の水が流れ落ちることを極力防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は本発明における船外機の側面図である。
【図2】 図2は図1の船外機の上部の内部の左側面図である。
【図3】 図3は図1の船外機の上部の内部の右側面図である。
【図4】 図4は船外機内部の平面図である。
【図5】 図5はフライホイルカバーの一部切欠き断面図である。
【図6】 図6は図4の VI-VIにおけるカウリングおよびフライホイルカバーの断面図である。
【図7】 図7はフライホイルカバーの平面図である。
【図8】 図8は実施の第2の形態の船外機内部の平面図である。
【符号の説明】
1 アッパーカウリング
2 ロワーカウリング
16 エンジン
17 クランクシャフト
42 フライホイル
53 スロットルボディー
56 空気導入室
57 エンジン室
58 隔壁
59 空気流入口
61 空気導入筒部
63 隔壁前側リブ
64 隔壁サイドリブ
71 フライホイルカバー
73 カバー前側リブ
74 カバーサイドリブ
76 サイドの排水溝
Claims (3)
- クランクシャフトが略上下方向に延在しているエンジンと、
クランクシャフトの上端部に取り付けられているフライホイルと、
このフライホイルおよびエンジンの上方を覆うフライホイルカバーと、
前記エンジンに供給される空気量を調整するとともに、エンジンの横側に配置されているスロットルボディーと、
フライホイルカバー、フライホイル、スロットルボディーおよびエンジンをカバーしているカウリングと、
このカウリングの内部を、フライホイルカバー、フライホイル、スロットルボディーおよびエンジンが配置されるエンジン室と、エンジン室の後部上側に配置されている空気導入室とに分ける隔壁と、
カウリングに形成されているとともに、空気導入室とカウリング外部とを連通させる空気流入口と、
空気導入室とエンジン室とを連通させるとともに、隔壁から上方に突出して形成されている空気導入筒部とを備え、
前記空気導入筒部は、スロットルボディー配置側とは左右方向の反対側に偏って配置され、
フライホイルカバーの上面には、空気導入筒部よりも前方においてカバー前側リブが上方に突出し、また、空気導入筒部よりもスロットルボディー配置側においてカバーサイドリブが上方に突出していることを特徴とする船外機。 - 前記隔壁の下面には、空気導入筒部よりも前方において隔壁前側リブが下方に突出し、また、空気導入筒部よりもスロットルボディー配置側において隔壁サイドリブが下方に突出していることを特徴とする請求項1記載の船外機。
- フライホイルカバーの上面には、カバーサイドリブよりもスロットルボディー配置側において、前後方向に延在している排水溝がフライホイルカバーの略後端部まで形成されていることを特徴とする請求項1または2記載の船外機。
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