JPH09200903A - トロリー線の集電装置 - Google Patents
トロリー線の集電装置Info
- Publication number
- JPH09200903A JPH09200903A JP8024610A JP2461096A JPH09200903A JP H09200903 A JPH09200903 A JP H09200903A JP 8024610 A JP8024610 A JP 8024610A JP 2461096 A JP2461096 A JP 2461096A JP H09200903 A JPH09200903 A JP H09200903A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- arm
- swivel
- trolley wire
- spring
- piece
- Prior art date
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- Pending
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-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02T—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
- Y02T10/00—Road transport of goods or passengers
- Y02T10/60—Other road transportation technologies with climate change mitigation effect
- Y02T10/72—Electric energy management in electromobility
Landscapes
- Current-Collector Devices For Electrically Propelled Vehicles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 使用部品数を少なくして組み立ても簡易に、
迅速に行い、かつトロリー線への接触圧を必要以上に大
とならないようにしたトロリー線の集電装置を提供す
る。 【解決手段】 上部にばね係止部52を、下部に下方の
孔幅が狭小となる形状のアーム係止孔35とを形成した
スイベル3と、基端にスイベル3に形成したアーム係止
孔35内に挿入、係止される係止片を、先端部にばね係
止部52を形成する。また、先端にコレクタ10を備え
たアーム5と、スイベル3とアーム5のばね係止部52
間に配設し、アーム5の先端をスイベル3側に引き寄せ
るように付勢する引張コイルばね7とよりなることを特
徴とする。
迅速に行い、かつトロリー線への接触圧を必要以上に大
とならないようにしたトロリー線の集電装置を提供す
る。 【解決手段】 上部にばね係止部52を、下部に下方の
孔幅が狭小となる形状のアーム係止孔35とを形成した
スイベル3と、基端にスイベル3に形成したアーム係止
孔35内に挿入、係止される係止片を、先端部にばね係
止部52を形成する。また、先端にコレクタ10を備え
たアーム5と、スイベル3とアーム5のばね係止部52
間に配設し、アーム5の先端をスイベル3側に引き寄せ
るように付勢する引張コイルばね7とよりなることを特
徴とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、トロリー線又は絶
縁トロリー線(以下、単に「トロリー線」という)の集
電装置、特に部品数を少なくし組立を簡易にすると共
に、トロリー線へ最適な圧接力で接触するようにしたト
ロリー線の集電装置に関するものである。
縁トロリー線(以下、単に「トロリー線」という)の集
電装置、特に部品数を少なくし組立を簡易にすると共
に、トロリー線へ最適な圧接力で接触するようにしたト
ロリー線の集電装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、クレーン、ホイストへの給電を、
クレーン等の走行体の走行方向に沿って配設したトロリ
ー線又は絶縁トロリー線と接触してクレーン側に給電す
るものとして図7に示すような集電装置が採用されてい
る。この集電装置は、クレーンなどの走行体負荷側に固
定する本体フレームに縦軸を旋回可能にして備え、この
縦軸に俯仰自在にして引張ばねを有するアームを取り付
け、このアームの先端にコレクタを設けている。従って
張架されたトロリー線にコレクタが摺動して所望の集電
を行うようにしている。
クレーン等の走行体の走行方向に沿って配設したトロリ
ー線又は絶縁トロリー線と接触してクレーン側に給電す
るものとして図7に示すような集電装置が採用されてい
る。この集電装置は、クレーンなどの走行体負荷側に固
定する本体フレームに縦軸を旋回可能にして備え、この
縦軸に俯仰自在にして引張ばねを有するアームを取り付
け、このアームの先端にコレクタを設けている。従って
張架されたトロリー線にコレクタが摺動して所望の集電
を行うようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のトロリー線
の集電装置においては、縦軸にアームの基端側と縦軸、
アーム端部間に貫通するピン又は取付軸にてアームが俯
仰可能に取り付けているので、部品点数が多く、また組
立に手数を要するものとなっている。しかも、アーム端
と縦軸との係着はピンの挿通としているため、面接触で
アームが支持され、アームの揺動に摩擦抵抗が増す。こ
のため、アーム先端側を常に上方向に力が作用して、ト
ロリー線に対し所定の圧力で接触できるように設けたば
ねの引張力をこの摩擦抵抗を見込んで強くしている。従
ってトロリー線への接触圧が強くなり、トロリー線、集
電子の磨耗を高めるという問題点があった。本発明は、
上記従来のトロリー線の集電装置の有する問題点を解決
し、使用部品数を少なくして組み立ても簡易に、迅速に
行い、かつトロリー線への接触圧を必要以上に大となら
ないようにしたトロリー線の集電装置を提供することを
目的とする。
の集電装置においては、縦軸にアームの基端側と縦軸、
アーム端部間に貫通するピン又は取付軸にてアームが俯
仰可能に取り付けているので、部品点数が多く、また組
立に手数を要するものとなっている。しかも、アーム端
と縦軸との係着はピンの挿通としているため、面接触で
アームが支持され、アームの揺動に摩擦抵抗が増す。こ
のため、アーム先端側を常に上方向に力が作用して、ト
ロリー線に対し所定の圧力で接触できるように設けたば
ねの引張力をこの摩擦抵抗を見込んで強くしている。従
ってトロリー線への接触圧が強くなり、トロリー線、集
電子の磨耗を高めるという問題点があった。本発明は、
上記従来のトロリー線の集電装置の有する問題点を解決
し、使用部品数を少なくして組み立ても簡易に、迅速に
行い、かつトロリー線への接触圧を必要以上に大となら
ないようにしたトロリー線の集電装置を提供することを
目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明のトロリー線の集電装置は、上部にばね係止
部を、下部に下方の孔幅が狭小となる形状のアーム係止
孔とを形成したスイベルと、基端にスイベルに形成した
アーム係止孔内に挿入、係止される係止片を、先端部に
ばね係止部を形成し、かつ先端にコレクタを備えたアー
ムと、スイベルとアームのばね係止部間に配設し、アー
ムの先端をスイベル側に引き寄せるように付勢する引張
コイルばねとよりなることを特徴とする。
め、本発明のトロリー線の集電装置は、上部にばね係止
部を、下部に下方の孔幅が狭小となる形状のアーム係止
孔とを形成したスイベルと、基端にスイベルに形成した
アーム係止孔内に挿入、係止される係止片を、先端部に
ばね係止部を形成し、かつ先端にコレクタを備えたアー
ムと、スイベルとアームのばね係止部間に配設し、アー
ムの先端をスイベル側に引き寄せるように付勢する引張
コイルばねとよりなることを特徴とする。
【0005】上記の構成からなる本発明のトロリー線の
集電装置は、アーム基端の挿入係止片をスイベル側の台
形形状のアーム係止孔内に挿入するだけで、いっさいの
工具を用いることなくアームはスイベルと係止でき、し
かも引張コイルばねにてスイベル側に常に引き寄せられ
てるため、アームは揺動可能にしてスイベルに支持でき
るので、構成組立が簡易となり、しかもアームの揺動が
円滑に行えるので、トロリー線との圧接力を最適となる
ように調整してアームの支持ができるものとなる。
集電装置は、アーム基端の挿入係止片をスイベル側の台
形形状のアーム係止孔内に挿入するだけで、いっさいの
工具を用いることなくアームはスイベルと係止でき、し
かも引張コイルばねにてスイベル側に常に引き寄せられ
てるため、アームは揺動可能にしてスイベルに支持でき
るので、構成組立が簡易となり、しかもアームの揺動が
円滑に行えるので、トロリー線との圧接力を最適となる
ように調整してアームの支持ができるものとなる。
【0006】この場合において、アーム係止孔を台形に
形成すると共に、アームの基端の係止片を前記台形のア
ーム係止孔の広幅部において挿入可能とし、小幅部にて
係止される鏃形とすることができる。
形成すると共に、アームの基端の係止片を前記台形のア
ーム係止孔の広幅部において挿入可能とし、小幅部にて
係止される鏃形とすることができる。
【0007】上記の構成からなる本発明のトロリー線の
集電装置は、スイベル側に設けるアーム係止孔を上側を
広幅に下側を小幅となる台形としているので、このアー
ム係止孔にアーム基端の係止片を挿入し、このアームを
下側に位置をずらすだけでアームの係止片は台形のアー
ム係止孔に係止され、アームをスイベルに簡単に、迅速
に支持されると共に、このアーム係止孔の上縁と下縁と
の隙間内にてアーム基端側は上下方向に揺動できる。
集電装置は、スイベル側に設けるアーム係止孔を上側を
広幅に下側を小幅となる台形としているので、このアー
ム係止孔にアーム基端の係止片を挿入し、このアームを
下側に位置をずらすだけでアームの係止片は台形のアー
ム係止孔に係止され、アームをスイベルに簡単に、迅速
に支持されると共に、このアーム係止孔の上縁と下縁と
の隙間内にてアーム基端側は上下方向に揺動できる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明のトロリー線の集電
装置の実施の形態を図面に基づいて説明する。図におい
て1は、クレーンやホイストのクラブ、トロリー等の走
行体側に取付バンド2及び固定ボルト2Bを介して固定
する固定フレームで、この固定フレーム1には回動自在
に支持したスイベル軸4を介してスイベル3を取り付け
る。これは固定フレーム1に回動するが抜止状に設けた
スイベル軸4の上端をかしめるなどの方法でL字形をし
たスイベル3の水平片31を固定し、これによりスイベ
ル3はスイベル軸4を中心として固定フレーム1に対し
て回動揺動可能とする。
装置の実施の形態を図面に基づいて説明する。図におい
て1は、クレーンやホイストのクラブ、トロリー等の走
行体側に取付バンド2及び固定ボルト2Bを介して固定
する固定フレームで、この固定フレーム1には回動自在
に支持したスイベル軸4を介してスイベル3を取り付け
る。これは固定フレーム1に回動するが抜止状に設けた
スイベル軸4の上端をかしめるなどの方法でL字形をし
たスイベル3の水平片31を固定し、これによりスイベ
ル3はスイベル軸4を中心として固定フレーム1に対し
て回動揺動可能とする。
【0009】このスイベル3は、図5に詳示するよう
に、水平片31に屈曲して垂直片32を連接してL字形
とし、この水平片31にスイベル軸を貫通するスイベル
軸挿通穴3Hを穿孔すると共に、先端部をのぞいた水平
片31から垂直片32に亘って両側の側縁を折り曲げて
補強するためのリブ33を一対に形成し、水平片31と
垂直片32の屈曲部にばね係止孔34、34をそれぞれ
穿孔し、また垂直片32の下端にはアーム基端部を挿入
係止するための台形をしたアーム係止孔35を穿孔して
構成する。このアーム係止孔は上方の孔幅が大、下方の
孔幅が狭小となる形状、台形の他に、上方の孔幅が大、
下方の孔幅が狭小となるT字形とすることも可能であ
る。
に、水平片31に屈曲して垂直片32を連接してL字形
とし、この水平片31にスイベル軸を貫通するスイベル
軸挿通穴3Hを穿孔すると共に、先端部をのぞいた水平
片31から垂直片32に亘って両側の側縁を折り曲げて
補強するためのリブ33を一対に形成し、水平片31と
垂直片32の屈曲部にばね係止孔34、34をそれぞれ
穿孔し、また垂直片32の下端にはアーム基端部を挿入
係止するための台形をしたアーム係止孔35を穿孔して
構成する。このアーム係止孔は上方の孔幅が大、下方の
孔幅が狭小となる形状、台形の他に、上方の孔幅が大、
下方の孔幅が狭小となるT字形とすることも可能であ
る。
【0010】アーム5は図1及び図4に示すように下端
部分をのぞいてそのほぼ全長に亘ってその両側縁を屈曲
して側片51、51を一対に形成してコ字形断面とし、
このアーム本体は直線形の他に図示のように屈曲させる
こともあり、先端部分の一部にばね係止片52を一対に
形成すると共に、先端にはコレクタ取付孔53を穿孔
し、さらにアーム基端は前記スイベルのアーム係止孔3
5に挿入係止するように鏃形の係止片54を突設して構
成する。この係止片54は図4(a)に詳示するように
両側に突設する係片54a、54aの外幅をアーム係止
孔35の広幅部より小で小幅部よりも大としてその寸法
を定め、この係片に続く係止溝54b、54bの幅はア
ーム係止孔の小幅部よりも小とすると共に、必要に応じ
てこの挿入係片54に添って補強プレート6を配設一対
とする。
部分をのぞいてそのほぼ全長に亘ってその両側縁を屈曲
して側片51、51を一対に形成してコ字形断面とし、
このアーム本体は直線形の他に図示のように屈曲させる
こともあり、先端部分の一部にばね係止片52を一対に
形成すると共に、先端にはコレクタ取付孔53を穿孔
し、さらにアーム基端は前記スイベルのアーム係止孔3
5に挿入係止するように鏃形の係止片54を突設して構
成する。この係止片54は図4(a)に詳示するように
両側に突設する係片54a、54aの外幅をアーム係止
孔35の広幅部より小で小幅部よりも大としてその寸法
を定め、この係片に続く係止溝54b、54bの幅はア
ーム係止孔の小幅部よりも小とすると共に、必要に応じ
てこの挿入係片54に添って補強プレート6を配設一対
とする。
【0011】アーム5の先端部とスイベル3との間には
引張コイルばね7を配設する。この引張コイルばね7は
両先端にフック7a、7aを一対に形成し、この各フッ
ク7aをアームのばね係止片とスイベルのばね係止孔3
4とに引っかけて係止するもので、この時、引張コイル
ばねにてアームをスイベル側に引き寄せて、かつ予め定
めた上向きの力を作用させるものとする。
引張コイルばね7を配設する。この引張コイルばね7は
両先端にフック7a、7aを一対に形成し、この各フッ
ク7aをアームのばね係止片とスイベルのばね係止孔3
4とに引っかけて係止するもので、この時、引張コイル
ばねにてアームをスイベル側に引き寄せて、かつ予め定
めた上向きの力を作用させるものとする。
【0012】アーム5の先端のコレクタ取付孔53には
コレクタ支持軸8を回動自在に取り付け、このコレクタ
支持軸8にコレクタ取付台9を取り付け、このコレクタ
取付台に集電子11を備えたコレクタ10を揺動自在に
取り付けるものである。
コレクタ支持軸8を回動自在に取り付け、このコレクタ
支持軸8にコレクタ取付台9を取り付け、このコレクタ
取付台に集電子11を備えたコレクタ10を揺動自在に
取り付けるものである。
【0013】従って上述のごとく構成する各部品を組み
立てるには、スイベル3をスイベル軸4を介して本体フ
レーム1に走行体に取り付けると共に、アームにはコレ
クタ支軸を介してコレクタ取付台、コレクタを取り付
け、そしてこのアームの基端側の挿入片54をアーム係
止孔35内に挿入する。この時、アームの係止片はアー
ム係止孔の広幅部にて挿入後少し移動させて係止溝をア
ーム係止孔の小幅部に挿入すると、この小幅部に係片5
4aが係止して抜け止めとなるが、この係止片を支点と
して上下方向への揺動を許容する。
立てるには、スイベル3をスイベル軸4を介して本体フ
レーム1に走行体に取り付けると共に、アームにはコレ
クタ支軸を介してコレクタ取付台、コレクタを取り付
け、そしてこのアームの基端側の挿入片54をアーム係
止孔35内に挿入する。この時、アームの係止片はアー
ム係止孔の広幅部にて挿入後少し移動させて係止溝をア
ーム係止孔の小幅部に挿入すると、この小幅部に係片5
4aが係止して抜け止めとなるが、この係止片を支点と
して上下方向への揺動を許容する。
【0014】次にスイベルのばね係止孔34に引張コイ
ルばね7の一方のフック7aを引っかける。そししてこ
のコイルばねを引張して他方のフックをアーム側のばね
係止片52に引っかける。この時、コイルばねの引張力
はアームに作用しアームを常にスイベル側に引き寄せる
ようになってアームはスイベルから離脱しないようにな
ると共に、アームに上向きの揺動力が作用するようにな
る。この上向きの作用力はコレクタ内の集電子がトロリ
ー線に圧接する圧接力にて予め定められる。
ルばね7の一方のフック7aを引っかける。そししてこ
のコイルばねを引張して他方のフックをアーム側のばね
係止片52に引っかける。この時、コイルばねの引張力
はアームに作用しアームを常にスイベル側に引き寄せる
ようになってアームはスイベルから離脱しないようにな
ると共に、アームに上向きの揺動力が作用するようにな
る。この上向きの作用力はコレクタ内の集電子がトロリ
ー線に圧接する圧接力にて予め定められる。
【0015】
【発明の効果】本発明のトロリー線の集電装置によれ
ば、アーム基端の係止片をスイベル側の、下方の孔幅が
狭小となる形状、例えば台形形状のアーム係止孔内に挿
入した後、引張コイルばねを水部とアーム側にそれぞれ
係止するだけで、一切工具を用いることなくアームはス
イベルと簡単に係止でき、しかも引張コイルばねにてス
イベル側に常に引き寄せられてるため、アームは揺動可
能にしてスイベルに抜けることなく支持でき、さらに部
品数が少なくなりその構成及び組立が簡易となり、しか
もアームの揺動が円滑に行えるので、トロリー線との圧
接力を最適となるように調整してアームの支持ができる
利点がある。
ば、アーム基端の係止片をスイベル側の、下方の孔幅が
狭小となる形状、例えば台形形状のアーム係止孔内に挿
入した後、引張コイルばねを水部とアーム側にそれぞれ
係止するだけで、一切工具を用いることなくアームはス
イベルと簡単に係止でき、しかも引張コイルばねにてス
イベル側に常に引き寄せられてるため、アームは揺動可
能にしてスイベルに抜けることなく支持でき、さらに部
品数が少なくなりその構成及び組立が簡易となり、しか
もアームの揺動が円滑に行えるので、トロリー線との圧
接力を最適となるように調整してアームの支持ができる
利点がある。
【0016】また、本発明の請求項2に記載したトロリ
ー線の集電装置によれば、スイベル側に設けるアーム係
止孔を上側を広幅に下側を小幅となる形状としているの
で、このアーム係止孔にアーム基端側の係止片を挿入し
た後、このアームを下側に位置をずらすだけでアームは
スイベルに簡単に、迅速に支持されると共に、このアー
ム係止孔の上縁と下縁との隙間内にてアーム基端側は上
下方向に円滑に軽快に揺動できる利点がある。
ー線の集電装置によれば、スイベル側に設けるアーム係
止孔を上側を広幅に下側を小幅となる形状としているの
で、このアーム係止孔にアーム基端側の係止片を挿入し
た後、このアームを下側に位置をずらすだけでアームは
スイベルに簡単に、迅速に支持されると共に、このアー
ム係止孔の上縁と下縁との隙間内にてアーム基端側は上
下方向に円滑に軽快に揺動できる利点がある。
【図1】本発明のトロリー線の集電装置の一実施例を示
す正面図である。
す正面図である。
【図2】同平面図である。
【図3】同側面図である。
【図4】アームの説明図で、(A)は平面図、(b)は
縦断正面図である。
縦断正面図である。
【図5】スイベルの説明図で、(a)は一部破断した正
面図、(b)は側面図、(c)は平面図である。
面図、(b)は側面図、(c)は平面図である。
【図6】本発明トロリー線の集電装置の使用状態を示す
説明図で、(a)はトロリー線にて押し下げられた状態
を示し、(b)はトロリー線を押し上げた状態を示す。
説明図で、(a)はトロリー線にて押し下げられた状態
を示し、(b)はトロリー線を押し上げた状態を示す。
【図7】従来のトロリー線の集電装置の説明図である。
1 本体フレーム 2 取付バンド 3 スイベル 31 水平片 32 垂直片 33 リブ 34 ばね係止孔 35 アーム係止孔 4 スイベル軸 5 アーム 51 側片 52 ばね係止片 53 コレクタ取付孔 54 係止片 54a 係片 54b 係止溝 6 補強プレート 7 引張コイルばね 8 コレクタ支軸 9 コレクタ取付台 10 コレクタ 11 集電子 12 トロリー線
Claims (2)
- 【請求項1】 上部にばね係止部を、下部に下方の孔幅
が狭小となる形状のアーム係止孔とを形成したスイベル
と、基端にスイベルに形成したアーム係止孔内に挿入、
係止される係止片を、先端部にばね係止部を形成し、か
つ先端にコレクタを備えたアームと、スイベルとアーム
のばね係止部間に配設し、アームの先端をスイベル側に
引き寄せるように付勢する引張コイルばねとよりなるこ
とを特徴とするトロリー線の集電装置。 - 【請求項2】 アーム係止孔を台形に形成すると共に、
アームの基端の係止片を前記台形のアーム係止孔の広幅
部において挿入可能とし、小幅部にて係止される鏃形と
したことを特徴とする請求項1記載のトロリー線の集電
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8024610A JPH09200903A (ja) | 1996-01-18 | 1996-01-18 | トロリー線の集電装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8024610A JPH09200903A (ja) | 1996-01-18 | 1996-01-18 | トロリー線の集電装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09200903A true JPH09200903A (ja) | 1997-07-31 |
Family
ID=12142928
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8024610A Pending JPH09200903A (ja) | 1996-01-18 | 1996-01-18 | トロリー線の集電装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09200903A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6152273A (en) * | 1998-02-20 | 2000-11-28 | Magnetek, Inc. | Universal arm and mounting block for a current collector |
KR100506830B1 (ko) * | 2001-12-20 | 2005-08-10 | 주식회사 포스코 | 판타그라프 슈의 교환장치 |
CN103492307A (zh) * | 2011-03-31 | 2014-01-01 | 康达提斯-瓦普弗勒有限公司 | 集电系统、起重机设备和用于使集电滑架向接触轨进给的方法 |
-
1996
- 1996-01-18 JP JP8024610A patent/JPH09200903A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6152273A (en) * | 1998-02-20 | 2000-11-28 | Magnetek, Inc. | Universal arm and mounting block for a current collector |
KR100506830B1 (ko) * | 2001-12-20 | 2005-08-10 | 주식회사 포스코 | 판타그라프 슈의 교환장치 |
CN103492307A (zh) * | 2011-03-31 | 2014-01-01 | 康达提斯-瓦普弗勒有限公司 | 集电系统、起重机设备和用于使集电滑架向接触轨进给的方法 |
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