JPH0798152A - 流体加熱装置 - Google Patents
流体加熱装置Info
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- JPH0798152A JPH0798152A JP24479393A JP24479393A JPH0798152A JP H0798152 A JPH0798152 A JP H0798152A JP 24479393 A JP24479393 A JP 24479393A JP 24479393 A JP24479393 A JP 24479393A JP H0798152 A JPH0798152 A JP H0798152A
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- Instantaneous Water Boilers, Portable Hot-Water Supply Apparatuses, And Control Of Portable Hot-Water Supply Apparatuses (AREA)
Abstract
複数本用いた場合において、高出力、高効率、コンパク
ト化、長寿命にすることができる。 【構成】 加熱部2と流体供給調整部3とからなり、か
つ加熱部2は、両端を側板5,5にて閉じた筒状の外管
6内に、側板5,5を貫通して内管7を設け、さらに外
管6に流入管8と流出管9とを設け、かつ石英ガラスか
らなる加熱容器2aの上記内管7内にランプヒータを挿
入した構成にした流体加熱装置において、加熱容器2a
の各隣接する内管相互の対向面管距離L1 及びL2 を1
5〜30mmに、加熱容器2aの内面と内管7との対向
面管距離L3 を7.5〜15mmにした。
Description
調装置、薬液温調装置、メッキ液温調装置さらに食品製
造用液温調整装置等に適用されて、主として純水や薬液
の加熱に用いられる流体加熱装置に関するものである。
うになっている。図中1は流体加熱装置の箱体であり、
この箱体1内に、この箱体1の横方向一方側に、複数の
加熱容器2a,2aを上下方向に直列に接続してなる加
熱部2があり、他方側に、この加熱部2の加熱容器2
a,2aに流体を供給循環させるための流体供給調整部
3が配列してある。そしてこの両者間に遮熱板4が介装
してある。またこれと箱体との間にも別の遮熱板4aが
介装してある。
4に示すようになっており、両端を側板5,5で閉じた
円筒状に形成された外管6と、この外管6の両側板5,
5を貫通して外管6内に、これと軸方向平行に複数本配
設した内管7と、外管6の下側下面に連設した流入管8
と、外管6の外側上面に連設した流出管9とからなって
いる。この加熱容器2aの全ての構成部材は透明の石英
ガラスにて構成され、かつ溶接にてそれぞれが接合され
ている。内管7の本数は外管6の径によって適宜選択さ
れ、かつ各内管7を覆う流体厚が略同一になるように配
置されている。
ランプを用いたランプヒータ10が挿入支持される。こ
のランプヒータ10の支持構造は図5に示すようになっ
ていて、ヒータ10の両端のシール部11が内管7より
完全に露出されるようになっており、そのシール部11
の近傍の管壁がばね状支持具12にて内管7の軸心部に
支持されている。ばね状支持具12は例えば板ばねが用
いられ、折り曲げ中間部にヒータ10の管壁を挟持する
ヒータ支持部12aが設けられ、折り曲げ基端部と両先
端部が内管7の内面に当接する形状になっており、一方
の先端部に内管7に設けた切欠7aに係合する突起12
bが設けられている。
加熱装置における流体加熱器では、(1)ヒータ10の
配置が密である場合は、ランプヒータ相互の加熱により
各ヒータ10の過熱及びランプヒータ10の寿命が低下
し、(2)ランプヒータ10の配置が疎である場合は光
の届く範囲外での加熱効率が低く、(3)特に大出力ヒ
ータ(ハロゲンランプ)を使用して高出力、高効率、コ
ンパクト、長寿命な流体加熱器を実現する場合に、加熱
容器2aでのヒータ配置に関する最適形状が重要にな
る。
ので、ハロゲンランプ等の大出力のランプヒータを複数
本用いた場合において、高出力、高効率、コンパクト
化、長寿命にすることができる流体加熱装置を提供する
ことを目的とするものである。
に、本発明に係る流体加熱装置は、加熱部2と流体供給
調整部3とからなり、かつ加熱部2は、両端を側板5,
5にて閉じた筒状の外管6内に、側板5,5を貫通して
内管7を設け、さらに外管6に流入管8と流出管9とを
設け、かつ石英ガラスからなる加熱容器2aの上記内管
7内にランプヒータを挿入した構成にした流体加熱装置
において、加熱容器2aの各隣接する内管相互の対向面
間距離L1 及びL2 を15〜30mmに、加熱容器2a
の内面との内管7との対向面間距離L3 を7.5〜15
mmにした構成となっている。
れたランプヒータにて加熱される。このとき、ランプヒ
ータからの発光波長帯は流体によって効率よく吸収され
る帯域を持つ。
(b)、図7に基づいて説明する。出力が3〜4KWの
ハロゲンランプを加熱容器2aの各内管7内に挿入配置
する場合、その本数と加熱効率3とランプ端子温度Tの
関係は図7に示すようになる。この場合加熱容器2aの
外径は一定にしてハロゲンランプの本数を3,4,6本
で実験を行なった。
本、b,b′は4本、c,c′は6本の場合の加熱効率
ηと端子温度Tをそれぞれ示す。またReは加熱容器2
aを流れる流体の流速を示す。加熱効率ηは、ランプヒ
ータの本数が多い方が、各ランプ間(内管7間)の水の
層の厚さが薄くなることから高くなるが、6本以上では
ランプ端子温度が350℃の許容温度を超えるため、ハ
ロゲンランプの寿命が低下してしまうため好ましくな
い。このことからこの実施例では、図7に示すように、
ハロゲンランプの本数を3,4,6本としている。
(a),(b)に示すように、隣り合う内管7相互の対
向壁面間の距離L1 ,L2 を15〜30mmの範囲に
し、また外管6と内管7相互の対向壁面間の距離L3 を
7.5〜15mmの範囲にした。その結果、図7にて明
らかなように、95%以上の高い加熱効率が達成され
た。
7相互の対向壁面間の距離L1 ,L2 及びL3 を15〜
30mm及び7.5〜15mmにした理由は、光源の波
長が1.3μm以上のランプヒータを使用する場合の水
の層の厚さが7.5〜10mm程度では、光源からの熱
放射は全て水に吸収されることがわかったからで、1個
の熱源による水の層の厚さを7.5〜15mm程度が適
当であることによる。
において、内管7の本数を3,4,6にすることにより
それぞれの対向壁面間の各距離L1 ,L2 及びL3 が変
化するがいずれも7.5mm以上で、また30mmより
大きくない。なお、内管7の本数は外管6の大きさを変
えることにより、変化される。また図6(b)に示す実
施例では、4本の内管7の内側の対向面管距離L1 ′
は、この配置上30mm程度と大きくなる。
出力のランプヒータを複数本用いて流体を加熱するとき
に、高出力、高効率、コンパクト化、長寿命を得ること
ができる。
側面図である。
側面図である。
正面図である。
る。
本、4本配置した例を示す実施例を示す断面図である。
3,4,5本に変化した場合の流体の流速に対する加熱
効率と端子温度を示す線図である。
体供給調整部、4…遮熱板、5…側板、6…外管、7…
内管、7a…切欠、8…流入管、9…流出管、10…ラ
ンプヒータ、11…シール部、12…ばね状支持具、1
2a…ヒータ支持部、12b…突起部。
Claims (1)
- 【請求項1】 加熱部2と流体供給調整部3とからな
り、かつ加熱部2は、両端を側板5,5にて閉じた筒状
の外管6内に、側板5,5を貫通して内管7を設け、さ
らに外管6に流入管8と流出管9とを設け、かつ石英ガ
ラスからなる加熱容器2aの上記内管7内にランプヒー
タを挿入した構成にした流体加熱装置において、加熱容
器2aの各隣接する内管相互の対向間距離L1 及びL2
を15〜30mmに、加熱容器2aの内面と内管7との
対向面距離L3 を7.5〜15mmにしたことを特徴と
した流体加熱装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24479393A JP3322322B2 (ja) | 1993-09-30 | 1993-09-30 | 流体加熱装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24479393A JP3322322B2 (ja) | 1993-09-30 | 1993-09-30 | 流体加熱装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0798152A true JPH0798152A (ja) | 1995-04-11 |
JP3322322B2 JP3322322B2 (ja) | 2002-09-09 |
Family
ID=17124020
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP24479393A Expired - Fee Related JP3322322B2 (ja) | 1993-09-30 | 1993-09-30 | 流体加熱装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3322322B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2004079275A1 (ja) * | 2003-03-05 | 2004-09-16 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | 加熱装置およびそれを用いた衛生洗浄装置 |
-
1993
- 1993-09-30 JP JP24479393A patent/JP3322322B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2004079275A1 (ja) * | 2003-03-05 | 2004-09-16 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | 加熱装置およびそれを用いた衛生洗浄装置 |
JPWO2004079275A1 (ja) * | 2003-03-05 | 2006-06-08 | 松下電器産業株式会社 | 加熱装置およびそれを用いた衛生洗浄装置 |
US7834294B2 (en) | 2003-03-05 | 2010-11-16 | Panasonic Corporation | Heating device and sanitary washing device using the same |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3322322B2 (ja) | 2002-09-09 |
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