JPS59205531A - 長波長赤外線放射装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は液体燃料又は気体燃料の燃焼による長波長赤外
線放射装置に関するものである。

波長が３μ〜１５０μ程度の長波長赤外線は、大部分の
プラスチック材料、塗料２食品。

水、油脂等に対して共振的に吸収され、加熱及び乾燥に
驚異的効果を上げうろことは周知のことであり２種々の
放射装置が開発されている。

現在発表されている長波長赤外線放射装置は、第１図、
第２図に示すごとく電気加熱によるものと、第３図、第
４図に示すごとく液体燃料又は気体燃料を燃焼せしめる
ものとがある。いづれもセラミック管又はセラミックを
溶射した鋼管を加熱して、長波長赤外線を放射するもの
である。

併し、電気加熱によるものは熱源として電気を使用して
いるためにその燃費は、液体燃料、ガス燃料を使用して
いるものに比べて２〜３倍と高い。

又、現在発表されている液体燃料、気体燃料を使用して
いるものは、−万よりＪＲ管に燃焼ガスを送入して加熱
を終ったガスを他端より放出している。第３図における
赤外線放射管のガス入口点Ａよりガス放出点り及び、放
射管の各部Ｂ、Ｏ点についてのガス温度の一例を次の第
５図にグラフにて示している。此にて明なごとく、ガス
入口より放出口までの放射管の温度は各部において大き
く異っている。

叉図において、入口と出口のガス温度差２５０Ｃは赤外
線放射に使用された奮効承であるが、外部にそのま〜放
出される２００Ｃに相当する熱量は全くの損失となり此
の場合の熱効率は約５５％程度である。

一方、熱効率を上げるために入口、出口の温度差を大に
採れば放射管各部の温度差は大となる。

次に第６図に示すごとく、放射管より放射される赤外線
は温度によりその波長、放射エネルギーが異なる。

このために、現在発表されている液体燃料又は気体燃料
燃焼式の長波長赤外線放射装置は。

装置全体として各部に温度差、乾燥効率の差が生ずる。

又、熱効率は極めて低い。

本発明は２以上に示された現在発表されている放射装置
の欠陥を除去した長波長赤外線放射装置を提供するもの
である。

次に２本発明の実施例を図面を谷照として説明する。

第７図、第８図、第９図に加熱室が１個の場合の実施例
を示す。第７図は上部より見た平面図、第８図はｆ部よ
りみた平面図、第９図は第７図におけるＥ−Ｅの方向に
切断した場合の断面を示す。

本発明は２図に示すごとく加熱室（１１）、長波長赤外
線放射用同心円波型穿孔金属板（１２）。

液体燃料又は気体燃料の燃焼室（１６）、邪魔板（１４
）、拡散板（１８）、金属板穿孔と邪魔板との間隔調整
装置Ｆとより構成されている。

液体燃料又は気体燃料燃焼式＠（１３）、燃焼室（１６
）より発生した燃焼ガスは（１７）より外式を採り入れ
て７００Ｃ程度のガスとなり、／ＪＯ熱室（１１）に吹
込まれて波型穿孔板（１２）を４５０　′Ｃ程度に加熱
してその表面より長波長赤外線を放出する。（１２）の
表面にはセラｊツクが溶射されている。（１８）は多孔
板である。加熱の終ったガスは穿孔より放出されてその
有する残存熱酸により被加熱物を加熱すると共に、被加
熱物の部分的飽和を除去して加熱効率を目土する。

第（１０）図は、穿孔金属板と邪魔板との間隔調整装置
Ｆの詳細を示す。（１４）は邪魔板、　　（２０）はそ
の支持板である。（２１）は支持板を保持するロッドで
あり、バネ（２２）によりたえず上方に押し上げられる
状態である。（２３）は調整ロッドでありネジにより間
隔ｆを調整しうる構造である。（１５）は小型のチェン
鎮車であり。

第７図に示すごと（加熱室の４角に配置されておりチェ
ノ（１９）により［１１される。

次に第１１図に、金属板の穿孔と邪魔板との関係の詳細
を示す。穿孔（２６）は波型のＦに凸の部分に計算され
た間隔と直径にてあけられている。予め、調整ロッド（
２３）によりｆを調整することにより穿孔と邪魔板との
間隔ｅは４角共に一定に設定される。一方、鎖車（１５
）は≠ラケット（２４）により定位置に保持され。

ロッド（２５）とねじにより接合されている。

故に鎖車（１５）を回転すると、ロッド（２５）はねじ
により上下に移動する。このとき、チェノ（１９）によ
り加熱室の４角の＃車は同じ動をするから４角に配置さ
れた４個のロッド（２５）も又、同一の動をする。かく
して、穿孔と邪魔板との４角の間隔ｅは常に指定された
値に保持される。

かくして、赤外線放射板の表面温度−赤外線波長を加熱
目的のために最も好ましい条件に撰択することができる
。何故なれば、斌棟の燃焼量又は採入れ外気の量を変動
して穿孔より放出されるガス量が増減しても、邪魔板と
穿孔との間隔ｅを調整することにより放出カス抵抗を調
整して燃焼室（１６）内の圧力を最も好ましい状態に保
持することができるからである。燃焼室（１６）内の圧
力が高すぎると燃焼が不完全となり、又低すぎると燃焼
量が加熱室に吹き出して好ましくない。

第７図、第８図に示したものはＪＪＩＩ熱室が１個の場
合の実施例であったが２次に第１２図に７１’Ｍすもの
は、前に示したものと同一の加熱室を４側梁合せしめて
１＠とじ、さらに此を多数組に組合せて大型装置とした
場合の実施例を示す。

（２７）は燃焼装置、　　（２８）は外気採入れ装置を
示す。

いずれも４室共通である。（２８）より採り入れられた
外気はダクト（２９）により各室に分配される。一方、
燃焼ガスはダクト（３０）により各室に分配される。か
くして、単位加熱装置を多数組み合せることにより大容
量の放射装置を構成することができる。

かくして本発明は、現在発表されている放射装置の欠陥
を除去すると共に２次に示すように大１（る特徴と利点
を有する。

１、竜気叩熱による長波長赤外線放射装置と比較すると
、液体燃料又は気体燃料を使用しているために燃費は１
／〜１／３である。

２、現在＠表されている液体燃料又は気体燃料を使用し
ている長波長赤外線放射装置と比較すると次のごとき特
徴と利点を有する。

（１）　　加熱室に直接熱風を吹込んでいるために、赤
外線放射面の全面にわたって温度は一定であり同一波長
の赤外線を放射する。

（２）赤外線放射板を加熱した後の排ガスを穿孔より放
出することにより、その排カスが加熱に寄与し又、被刀
口熱物の部分的飽和をなくする。

故に、熱効率は１００％に近く又乾燥条件を改善するこ
とができる。

（３）赤外線放射板が波型にプレスされている。このた
めに放射の実効面積が平板に比較して４０％程度大とな
り多量の熱量を吸収できるだけでなく、波型により赤外
線が乱反射され輻射密度を大幅に増大する。又、放射板
の機械的強度が大となる。

（４）邪魔板と穿孔の間隔を任意に調整することにより
、燃焼室の圧力を常に最適の状態に保持することができ
る。このために、燃料の燃焼砥、採入る外気城をある範
囲にわたって自由に調整しうる。かくして、加熱条件に
最適の放射板の温度−長波長赤外線の波長を撰択するこ
とができる。

（５）　　単位の加熱量（加熱装置１ｌｌ）を４個にて
１組とし、さらに任意の組数を組合せることができる。

かくして、小容量から大容量まで必要とする加熱量の放
射装置会構成することができる。

【図面の簡単な説明】

第１）は、ニクロム線加熱による長波長赤外線放射装置
を示す。 ■、・・・・・・・・・ニクロム線　　　　　２・・・
・・・・・・絶縁物３・・・・・・・・セラミンク管　
　　　４・・・・・・・・・電気取入れ端子 第２図は、第１図記載の装置の側面図を示す。 ５・−・・・・・・・赤外線反射板 第３図は、現在発表されている液体燃＃４又は気体燃料
燃焼による長波長赤外線放射装置を示す。 ６・・・・・・・・・放射−Ｉｔ７・・・・−・・・・
燃焼室１０・・・・・・液体又は気体燃料燃焼装置Ａ・
・・・・・・・・燃焼ガス出口点 Ｂ、　　Ｃ・・・・・−放射管の中途の点Ｄ・・・・・
・・・・燃焼ガス排出点 第４図は、第３図記載の装置のｎ面図を示す。 第５図は、第３図、第４図記載の装置における各部の温
度の一例を示すグラフである。 第６図は、長波長赤外線放射管の表向温度と放射される
赤外線の波長との関係を示すグラフである。 第７図は２本発明の実施例のうち加熱室が１個の場合に
ついて、上から見た平面図をボす。 第８図は、第７図記載の装置を丁から見た平面図である
。 第９図は、第７因記載の装置におけるＥ　−Ｅ断面を示
す。 第１０図は、第７〜第９図記載の装置について、穿孔と
邪魔板との間隔ｅを調整する装置の詳細を示す。 第１１図は、穿孔と邪魔板との関係の詳細を示す。 ｄ・・・・・・・・・穿孔の直径　　　　　ｅ・・・・
・・・・・穿孔と邪魔板との間隔 第１２図は９本発明の実施例のうち、単位加熱室４個を
もって１組とし、さらに此を２組以上組合せて大型の放
射装置を構成した場合を示す。 Ｇ・・・・・・・−・単位加組室４個を集合させて１組
としたものを示す。 ｉ ＋１ＥＩ　　　　　　第２　図 」１主」Ｌ −組一未一刀＝

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 円錐台又は角錐台型をした断熱材よりなる加熱室におい
   て、上部狭小部分に球型をした穿孔金属板を下に凸に配
   置し上部よりｉ体燃料又は気体燃料燃焼による熱風を吹
   き込む。 又、下部広大部分に波型の穿孔金属板を配置する。該波
   型穿孔金属板の外面には長波長赤外線を放射するセラミ
   ックを溶射せしめる。 又、該穿孔に近接して邪魔板を配置し、穿孔と邪魔板と
   の間隔を任意に調整し、うる構造とする。 以上を特徴とする長波長赤外線放射装置。