JPH0788882B2 - 油圧式伝動装置 - Google Patents
油圧式伝動装置Info
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- JPH0788882B2 JPH0788882B2 JP61227416A JP22741686A JPH0788882B2 JP H0788882 B2 JPH0788882 B2 JP H0788882B2 JP 61227416 A JP61227416 A JP 61227416A JP 22741686 A JP22741686 A JP 22741686A JP H0788882 B2 JPH0788882 B2 JP H0788882B2
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- pump
- hydraulic
- oil
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Description
【発明の詳細な説明】 A.発明の目的 (1)産業上の利用分野 本発明は、油圧ポンプと、モータシリンダに摺合された
多数のモータプランジャおよびそれらのモータプランジ
ャを受けるモータ斜板間の摺動面にこれを潤滑すべくモ
ータシリンダ内の油が供給される油圧モータとが、油圧
閉回路をなして連結される油圧式伝動装置に関する。
多数のモータプランジャおよびそれらのモータプランジ
ャを受けるモータ斜板間の摺動面にこれを潤滑すべくモ
ータシリンダ内の油が供給される油圧モータとが、油圧
閉回路をなして連結される油圧式伝動装置に関する。
(2)従来の技術 従来、かかる油室式伝動装置は、たとえば特開昭57−76
357号公報などにより公知である。
357号公報などにより公知である。
(3)発明が解決しようとする問題点 ところでかかる装置では、油圧モータの回転数が大きく
なると、モータ斜板およびモータシューの摺動面での発
熱量が大となり、モータ斜板およびモータシューに焼
付、摩耗等の不都合が生じる。
なると、モータ斜板およびモータシューの摺動面での発
熱量が大となり、モータ斜板およびモータシューに焼
付、摩耗等の不都合が生じる。
かかる不都合を解消するために、特開昭61−118566号公
報の特に第8図に開示されるように、シュー及び斜板の
摺動面を包囲する潤滑室を設け、その潤滑室に補給ポン
プから冷却油を圧送することが考えられている。
報の特に第8図に開示されるように、シュー及び斜板の
摺動面を包囲する潤滑室を設け、その潤滑室に補給ポン
プから冷却油を圧送することが考えられている。
ところで一般の油圧式伝動装置において従来より普通に
用いられる潤滑用補給ポンプは、油圧モータによって駆
動される被動体(例えば車両)の停止中でも伝動装置各
部に常に給油潤滑できるようにエンジンに直結されるか
又は油圧ポンプの入力軸に連動される構造になってお
り、このような構造のものを上記潤滑室への給油にその
まま転用すれば、次のような問題がある。即ち油圧式伝
動装置においては、その入力側の回転数が出力側に比し
て著しく大となる第1の作動状態(例えば自動車でいえ
ば加速走行時やエンジンブレーキ時)と、その入力側お
よび出力側の回転数の差が小となる第2の作動状態(例
えば自動車でいえば高速走行時)とを有しているが、そ
の入力側で駆動される上記補給ポンプのポンプ容量を定
めるに当たっては、特に該ポンプの運転条件が厳しくな
る上記第2の作動状態においてもなお十分な冷却効果が
得られるようポンプ容量を大きめに設定する必要があ
る。ところがそのようにしてポンプ容量を大きめに設定
すると、特に上記第一の作動状態においては、モータ斜
板及びモータシューの摺動面での発熱量が比較的小さい
にも拘わらず補給ポンプが高速駆動されるために上記摺
動面が過冷却となってしまい、該摺動面の温度が低下し
過ぎて油の粘度が増大するので、機械効率を低下させる
不都合がある。
用いられる潤滑用補給ポンプは、油圧モータによって駆
動される被動体(例えば車両)の停止中でも伝動装置各
部に常に給油潤滑できるようにエンジンに直結されるか
又は油圧ポンプの入力軸に連動される構造になってお
り、このような構造のものを上記潤滑室への給油にその
まま転用すれば、次のような問題がある。即ち油圧式伝
動装置においては、その入力側の回転数が出力側に比し
て著しく大となる第1の作動状態(例えば自動車でいえ
ば加速走行時やエンジンブレーキ時)と、その入力側お
よび出力側の回転数の差が小となる第2の作動状態(例
えば自動車でいえば高速走行時)とを有しているが、そ
の入力側で駆動される上記補給ポンプのポンプ容量を定
めるに当たっては、特に該ポンプの運転条件が厳しくな
る上記第2の作動状態においてもなお十分な冷却効果が
得られるようポンプ容量を大きめに設定する必要があ
る。ところがそのようにしてポンプ容量を大きめに設定
すると、特に上記第一の作動状態においては、モータ斜
板及びモータシューの摺動面での発熱量が比較的小さい
にも拘わらず補給ポンプが高速駆動されるために上記摺
動面が過冷却となってしまい、該摺動面の温度が低下し
過ぎて油の粘度が増大するので、機械効率を低下させる
不都合がある。
本発明は、斯かる事情に鑑みて提案されたもので、モー
タプランジャ及びモータ斜板間の摺動面の発熱に応じた
合理的な冷却及び潤滑を可能にした油圧式伝動装置を提
供することを目的としている。
タプランジャ及びモータ斜板間の摺動面の発熱に応じた
合理的な冷却及び潤滑を可能にした油圧式伝動装置を提
供することを目的としている。
B.発明の構成 (1)問題点を解決するための手段 上記目的を達成するために本発明によれば、モータ斜板
およびモータプランジャ間の摺動面を包囲するとともに
絞りを介して油タンクに開放される潤滑室が設けられ、
油圧モータの出力軸には、該出力軸の回転上昇に応じて
吐出油量を増大させる供給ポンプが潤滑、冷却用の油を
汲み上げるべく連動、連結され、該供給ポンプの吐出口
が潤滑室に接続される。
およびモータプランジャ間の摺動面を包囲するとともに
絞りを介して油タンクに開放される潤滑室が設けられ、
油圧モータの出力軸には、該出力軸の回転上昇に応じて
吐出油量を増大させる供給ポンプが潤滑、冷却用の油を
汲み上げるべく連動、連結され、該供給ポンプの吐出口
が潤滑室に接続される。
(2)作用 油圧モータの回転数が低い時には供給ポンプの吐出量が
少なくなって比較的少量の油が潤滑室に供給され、一
方、油圧モータの回転数が高い時には供給ポンプの吐出
量が多くなって比較的多量の油が潤滑室に供給される。
少なくなって比較的少量の油が潤滑室に供給され、一
方、油圧モータの回転数が高い時には供給ポンプの吐出
量が多くなって比較的多量の油が潤滑室に供給される。
(3)実施例 以下、図面により本発明を車両用油圧式無段変速機に適
用したときの実施例について説明すると、先ず本発明の
一実施例を示す第1図において、車両用油圧式無段変速
機CVTは、定容量型油圧ポンプPと、可変容量型油圧モ
ータMとが油圧閉回路をなして連結されて成り、2つの
ケース半体1a,1bを結合して成るミッションケース1内
に収容される。
用したときの実施例について説明すると、先ず本発明の
一実施例を示す第1図において、車両用油圧式無段変速
機CVTは、定容量型油圧ポンプPと、可変容量型油圧モ
ータMとが油圧閉回路をなして連結されて成り、2つの
ケース半体1a,1bを結合して成るミッションケース1内
に収容される。
油圧ポンプMは、入力軸2にスプライン3により結合さ
れたポンプシリンダ4と、該ポンプシリンダ4に入力軸
2を囲むように設けられた環状配列の多数のシリンダ孔
5,5…にそれぞれ摺合される多数のポンププランジャ6,6
…とを備える。入力軸2には、図示しないエンジンから
の動力がフライホイール7を介して伝達される。
れたポンプシリンダ4と、該ポンプシリンダ4に入力軸
2を囲むように設けられた環状配列の多数のシリンダ孔
5,5…にそれぞれ摺合される多数のポンププランジャ6,6
…とを備える。入力軸2には、図示しないエンジンから
の動力がフライホイール7を介して伝達される。
一方、油圧モータMは、前記油圧ポンプPのポンプシリ
ンダ4を同心に囲繞してそれと相対的に回転し得るよう
に配設されたモータシリンダ8と、該モータシリンダ8
にその回転中心を囲むように設けられた多数のシリンダ
孔9,9…にそれぞれ摺合した多数のモータプランジャ10,
10…とを備える。
ンダ4を同心に囲繞してそれと相対的に回転し得るよう
に配設されたモータシリンダ8と、該モータシリンダ8
にその回転中心を囲むように設けられた多数のシリンダ
孔9,9…にそれぞれ摺合した多数のモータプランジャ10,
10…とを備える。
モータシリンダ8の軸方向両端には、支軸11,12が同一
軸線上で突設されており、一方の支軸11はニードルベア
リング13を介して一方のケース半体1aの端壁に、また他
方の支軸12はボールベアリング14を介して他方のケース
半体1bの端壁にそれぞれ支承される。
軸線上で突設されており、一方の支軸11はニードルベア
リング13を介して一方のケース半体1aの端壁に、また他
方の支軸12はボールベアリング14を介して他方のケース
半体1bの端壁にそれぞれ支承される。
入力軸2は、一方のケース半体1aの端壁を油密に貫通
し、支軸11内に同心に配置される。しかも支軸11の内面
と入力軸2の外面との間には複数のニードルベアリング
15が介装されており、これにより入力軸2およびポンプ
シリンダ4と、支軸11およびモータシリンダ8とは相対
回転可能である。
し、支軸11内に同心に配置される。しかも支軸11の内面
と入力軸2の外面との間には複数のニードルベアリング
15が介装されており、これにより入力軸2およびポンプ
シリンダ4と、支軸11およびモータシリンダ8とは相対
回転可能である。
支軸11は、油圧モータMの出力軸として機能するもので
あり、この支軸11と平行にしてミッションケース1の両
端壁にローラベアリング16およびボールベアリング17を
介して回転自在に支承された副軸18と、前記支軸11との
間には、前,後進歯車装置Gが設けられる。
あり、この支軸11と平行にしてミッションケース1の両
端壁にローラベアリング16およびボールベアリング17を
介して回転自在に支承された副軸18と、前記支軸11との
間には、前,後進歯車装置Gが設けられる。
この前,後進歯車装置Gは、支軸11に固定された一対の
駆動歯車19,20と、一方の駆動歯車19に噛合して副軸18
に回転自在に支承される被動歯車21と、他方の駆動歯車
20に対応して副軸18に回転自在に支承される被動歯車22
と、駆動歯車20および被動歯車22に噛合する中間歯車23
と、両被動歯車21,22の対向部位にそれぞれ一体に設け
られた駆動クラッチ歯輪21a,22a間で副軸18に固定され
た被動クラッチ歯輪24と、被動クラッチ24および両駆動
クラッチ歯輪21a,22aを択一的に連結するためのクラッ
チ部材25とを有し、クラッチ部材25にはそれぞれ選択作
動せしめるべくシフトフォーク26が係合される。
駆動歯車19,20と、一方の駆動歯車19に噛合して副軸18
に回転自在に支承される被動歯車21と、他方の駆動歯車
20に対応して副軸18に回転自在に支承される被動歯車22
と、駆動歯車20および被動歯車22に噛合する中間歯車23
と、両被動歯車21,22の対向部位にそれぞれ一体に設け
られた駆動クラッチ歯輪21a,22a間で副軸18に固定され
た被動クラッチ歯輪24と、被動クラッチ24および両駆動
クラッチ歯輪21a,22aを択一的に連結するためのクラッ
チ部材25とを有し、クラッチ部材25にはそれぞれ選択作
動せしめるべくシフトフォーク26が係合される。
副軸18には、差動装置Dの入力歯車27に噛合した歯車28
が一体に設けられており、クラッチ部材25の作動に応じ
て差動装置Dが車両の前進方向および後進方向に切換え
て駆動される。
が一体に設けられており、クラッチ部材25の作動に応じ
て差動装置Dが車両の前進方向および後進方向に切換え
て駆動される。
第2図において、モータシリンダ8と、油圧ポンプPの
ポンプシリンダ4との間には、油密室31が画成され、こ
の油密室31内でモータシリンダ8の内側にはポンプシリ
ンダ4の端面に対向するポンプ斜板32が支承される。こ
のポンプ斜板32には、円環状一体のポンプシュー33が摺
接される。
ポンプシリンダ4との間には、油密室31が画成され、こ
の油密室31内でモータシリンダ8の内側にはポンプシリ
ンダ4の端面に対向するポンプ斜板32が支承される。こ
のポンプ斜板32には、円環状一体のポンプシュー33が摺
接される。
各ポンププランジャ6,6…と、前記ポンプシュー33とは
連接杆44を介して首振自在に連結されており、ポンプシ
ュー33の内周段部にはローラベアリング42を介してモー
タシリンダ8に支承された押え環34が当接されており、
さらに押え環34には、軸方向の移動を許容するとともに
槽体回転を阻止すべくスプライン36を介して入力軸2に
結合されたばね保持体35が当接する。またばね保持体35
およびポンプシリンダ4間には入力軸2を囲繞するコイ
ルばね37が介装されており、このコイルばね37のばね力
によりばね保持体35は押え環34を介してポンプシュー33
をポンプ斜板32に向けて弾発的に押圧する。しかもばね
保持体35と押え環34とは球面で接触しており、ばね保持
体35に押え環34に万遍なく接触してコイルばね37の弾発
力を押え環34に伝える。
連接杆44を介して首振自在に連結されており、ポンプシ
ュー33の内周段部にはローラベアリング42を介してモー
タシリンダ8に支承された押え環34が当接されており、
さらに押え環34には、軸方向の移動を許容するとともに
槽体回転を阻止すべくスプライン36を介して入力軸2に
結合されたばね保持体35が当接する。またばね保持体35
およびポンプシリンダ4間には入力軸2を囲繞するコイ
ルばね37が介装されており、このコイルばね37のばね力
によりばね保持体35は押え環34を介してポンプシュー33
をポンプ斜板32に向けて弾発的に押圧する。しかもばね
保持体35と押え環34とは球面で接触しており、ばね保持
体35に押え環34に万遍なく接触してコイルばね37の弾発
力を押え環34に伝える。
油密室31は、前記ポンプシュー33、押え環34およびばね
保持体35により、ポンプ斜板32側の第1室31aと、ポン
プシリンダ4側の第2室31bとに区画される。
保持体35により、ポンプ斜板32側の第1室31aと、ポン
プシリンダ4側の第2室31bとに区画される。
第1室31aには、ポンプ斜板32とポンプシュー33との摺
動面の内周側が臨んでおり、その摺動面から洩れた潤滑
油が第1室31aに流れ出る。ところで、ポンプ斜板32お
よびポンプシュー33間の潤滑を果すために、ポンプシュ
ー33の前面には環状の油圧ポケット38が設けられてお
り、この油圧ポケット38は、ポンプシュー33、連接杆44
およびポンププランジャ6に穿設された油孔39,40,41を
介して、各ポンププランジャ6およびポンプシリンダ4
間に画成されているポンプ室45に連通される。したがっ
て、ポンプ室45の圧油は、油孔41,40,39を通して油圧ポ
ケット38に供給される。これにより、ポンプシュー33お
よびポンプ斜板32の摺動面が潤滑される。しかもそれと
同時に油圧ポケット38の油圧は、ポンププランジャ6の
突出推力を受けるようにポンプシュー33に圧力を及ぼす
のでポンプシュー33とポンプ斜板32との接触圧力を低減
する。
動面の内周側が臨んでおり、その摺動面から洩れた潤滑
油が第1室31aに流れ出る。ところで、ポンプ斜板32お
よびポンプシュー33間の潤滑を果すために、ポンプシュ
ー33の前面には環状の油圧ポケット38が設けられてお
り、この油圧ポケット38は、ポンプシュー33、連接杆44
およびポンププランジャ6に穿設された油孔39,40,41を
介して、各ポンププランジャ6およびポンプシリンダ4
間に画成されているポンプ室45に連通される。したがっ
て、ポンプ室45の圧油は、油孔41,40,39を通して油圧ポ
ケット38に供給される。これにより、ポンプシュー33お
よびポンプ斜板32の摺動面が潤滑される。しかもそれと
同時に油圧ポケット38の油圧は、ポンププランジャ6の
突出推力を受けるようにポンプシュー33に圧力を及ぼす
のでポンプシュー33とポンプ斜板32との接触圧力を低減
する。
一方、ポンプ斜板32とポンプシュー33との摺動面の外周
側に臨むようにして、モータシリンダ8、ポンプ斜板3
2、ポンプシュー33およびローラベアリング42により、
前記摺動面を囲繞する円環状の潤滑室43が画成されてお
り、この潤滑室43は第2室31aの一部を構成する。
側に臨むようにして、モータシリンダ8、ポンプ斜板3
2、ポンプシュー33およびローラベアリング42により、
前記摺動面を囲繞する円環状の潤滑室43が画成されてお
り、この潤滑室43は第2室31aの一部を構成する。
潤滑室43には、油圧ポケット38内の圧油がポンプシュー
33およびポンプ斜板32間の摺動面を通して絶えず漏洩し
ており、その漏洩油は潤滑室43を満たした後、ローラベ
アリング42を通して第2室31b側に流れる。したがって
潤滑室43には常に新しい潤滑油が保持され、その油によ
ってポンプシュー33およびポンプ斜板32の摺動面をポン
プシュー33の外側からも確実に潤滑することができる。
33およびポンプ斜板32間の摺動面を通して絶えず漏洩し
ており、その漏洩油は潤滑室43を満たした後、ローラベ
アリング42を通して第2室31b側に流れる。したがって
潤滑室43には常に新しい潤滑油が保持され、その油によ
ってポンプシュー33およびポンプ斜板32の摺動面をポン
プシュー33の外側からも確実に潤滑することができる。
また、第2室31bには前記潤滑室43からの油の他に、ポ
ンププランジャ6およびシリンダ孔5の摺動面、ならび
にポンプシリンダ4および分配盤46の摺動面からの漏洩
油が流入する。
ンププランジャ6およびシリンダ孔5の摺動面、ならび
にポンプシリンダ4および分配盤46の摺動面からの漏洩
油が流入する。
ばね保持体35には、第1室31aおよび第2室31b間を連通
する連通路47が穿設される。またモータシリンダ8の支
軸11と入力軸22との間には、第1室31aに通じる第1排
出路48が形成され、この第1排出路48は、第2排出路4
9、圧力制御弁50を介して第3排出路51に接続される。
する連通路47が穿設される。またモータシリンダ8の支
軸11と入力軸22との間には、第1室31aに通じる第1排
出路48が形成され、この第1排出路48は、第2排出路4
9、圧力制御弁50を介して第3排出路51に接続される。
第3図において、圧力制御弁50は、第2および第3排出
路49,51間の連通、遮断を切換えるための有底円筒状ス
プール弁体52と、そのスプール弁体52を遮断方向に付勢
するばね53とを備える。ミッションケース1におけるケ
ース半体1aの端側には、入力軸2と平行な有底穴54が穿
設されており、スプール弁体52は有底穴54の閉塞端との
間に油室55を画成して有底穴54に摺合される。また有底
穴54の途中に嵌着された止め環56により有底穴54の開放
端側への移動を規制された支持部材57が有底穴54に挿入
されており、この支持部材57とスプール弁体52との間に
ばね53が介装される。したがってスプール弁体52は油室
55の油圧による開弁方向の力と、ばね53による閉弁方向
の力との釣合いにより摺動する。
路49,51間の連通、遮断を切換えるための有底円筒状ス
プール弁体52と、そのスプール弁体52を遮断方向に付勢
するばね53とを備える。ミッションケース1におけるケ
ース半体1aの端側には、入力軸2と平行な有底穴54が穿
設されており、スプール弁体52は有底穴54の閉塞端との
間に油室55を画成して有底穴54に摺合される。また有底
穴54の途中に嵌着された止め環56により有底穴54の開放
端側への移動を規制された支持部材57が有底穴54に挿入
されており、この支持部材57とスプール弁体52との間に
ばね53が介装される。したがってスプール弁体52は油室
55の油圧による開弁方向の力と、ばね53による閉弁方向
の力との釣合いにより摺動する。
油室55には、ケース半体1aの端壁に穿設された第2排出
路49が連通される。また有底穴54の途中には、油室55と
の連通、遮断状態をスプール弁体52によって切換えられ
る環状溝58が設けられており、前記端壁に穿設された第
3排出路51が環状溝58に連通される。
路49が連通される。また有底穴54の途中には、油室55と
の連通、遮断状態をスプール弁体52によって切換えられ
る環状溝58が設けられており、前記端壁に穿設された第
3排出路51が環状溝58に連通される。
したがって、圧力制御弁50は、油室55すなわち油密室31
の油圧がばね53で設定される値よりも大となったときに
開弁し、油密室31の油圧を所定値に調圧する。
の油圧がばね53で設定される値よりも大となったときに
開弁し、油密室31の油圧を所定値に調圧する。
ポンプシリンダ4およびポンプシュー33の対向端部に
は、相互に噛合する傘歯車61,62が固設される。これら
の傘歯車61,62は歯数を等しくした同期歯車に形成され
ており、入力軸2とともにポンプシリンダ4が回転する
と、ポンプシュー33が傘歯車61,62を介して同期的に回
転駆動される。これにより、ポンプ斜板32の傾斜面の上
り側を走るポンププランジャ6はポンプ斜板32から連接
杆44を介して吐出行程を与えられ、また、同傾斜面の下
り側を走るポンププランジャ6は吸入行程を与えられ
る。
は、相互に噛合する傘歯車61,62が固設される。これら
の傘歯車61,62は歯数を等しくした同期歯車に形成され
ており、入力軸2とともにポンプシリンダ4が回転する
と、ポンプシュー33が傘歯車61,62を介して同期的に回
転駆動される。これにより、ポンプ斜板32の傾斜面の上
り側を走るポンププランジャ6はポンプ斜板32から連接
杆44を介して吐出行程を与えられ、また、同傾斜面の下
り側を走るポンププランジャ6は吸入行程を与えられ
る。
油圧モータMにおいて、モータシリンダ8に対向する円
環状のモータ斜板63が、同じく円環状の斜板ホルダ64に
嵌着される。この斜板ホルダ64は、その両外側に突出す
る一対のトラニオン軸65を一体に備えており、それらの
トラニオン軸65がミッションケース1に枢支される。し
たがってモータ斜板63は斜板ホルダ64とともにトラニオ
ン軸65の軸線まわりいに傾動することができる。
環状のモータ斜板63が、同じく円環状の斜板ホルダ64に
嵌着される。この斜板ホルダ64は、その両外側に突出す
る一対のトラニオン軸65を一体に備えており、それらの
トラニオン軸65がミッションケース1に枢支される。し
たがってモータ斜板63は斜板ホルダ64とともにトラニオ
ン軸65の軸線まわりいに傾動することができる。
各モータプランジャ10の先端は、モータ斜板63に摺接す
る複数のモータシュー66に首振り自在に連結される。し
かも各モータシュー66のモータ斜板63への摺接状態を保
持するために、各モータシュー66の背面を押える押え板
67が、斜板ホルダ64にボルト68で固着されたリング69に
より回転自在に支持される。各モータシュー66と各モー
タプランジャ10との連結部は、周方向複数位置で押え板
67を貫通するものであり、したがって押え板67はモータ
シュー66とともに回転する。
る複数のモータシュー66に首振り自在に連結される。し
かも各モータシュー66のモータ斜板63への摺接状態を保
持するために、各モータシュー66の背面を押える押え板
67が、斜板ホルダ64にボルト68で固着されたリング69に
より回転自在に支持される。各モータシュー66と各モー
タプランジャ10との連結部は、周方向複数位置で押え板
67を貫通するものであり、したがって押え板67はモータ
シュー66とともに回転する。
各モータシュー66は、モータ斜板63に摺接する前面に油
圧ポケット70をそれぞれ備える。一方、各シリンダ孔9
の閉塞端と各モータプランジャ10との間に画成された油
圧室71は、モータプランジャ10およびモータシュー66に
穿設された一連の油孔72,73を介して油圧ポケット70に
連通される。したがって、油圧室71の圧油は、油孔72,7
3を通して油圧ポケット70に供給され、モータプランジ
ャ10の突出推力を受けるようにモータシュー66に圧力を
及ぼす。これによりモータシュー66およびモータ斜板63
間の接触圧力が低減されるとともに、モータシュー66お
よびモータ斜板63の摺動面が潤滑される。
圧ポケット70をそれぞれ備える。一方、各シリンダ孔9
の閉塞端と各モータプランジャ10との間に画成された油
圧室71は、モータプランジャ10およびモータシュー66に
穿設された一連の油孔72,73を介して油圧ポケット70に
連通される。したがって、油圧室71の圧油は、油孔72,7
3を通して油圧ポケット70に供給され、モータプランジ
ャ10の突出推力を受けるようにモータシュー66に圧力を
及ぼす。これによりモータシュー66およびモータ斜板63
間の接触圧力が低減されるとともに、モータシュー66お
よびモータ斜板63の摺動面が潤滑される。
斜板ホルダ64の内周面には、押え板67の内周面に小間隙
を存して対向する円筒状の隔壁体74が嵌着され、この隔
壁体74、斜板ホルダ64および押え板67により、モータシ
ュー66およびモータ斜板63の摺動面を包囲する潤滑室75
が画成される。而して押え板67まわりの各部の間隙は絞
り75aを形成し、潤滑室75は絞り75aを介して油タンクT
に開放されることになる。
を存して対向する円筒状の隔壁体74が嵌着され、この隔
壁体74、斜板ホルダ64および押え板67により、モータシ
ュー66およびモータ斜板63の摺動面を包囲する潤滑室75
が画成される。而して押え板67まわりの各部の間隙は絞
り75aを形成し、潤滑室75は絞り75aを介して油タンクT
に開放されることになる。
而して、各油圧ポケット70内の圧油は、モータシュー66
およびモータ斜板63の摺動面を通して絶えず漏洩してお
り、洩れた油は潤滑油として潤滑室75を満たした後、押
え板67まわりの絞り75aから漏出する。したがって、潤
滑室75には常に新しい潤滑油が保持され、その油によっ
てモータシュー66およびモータ斜板63の摺動面をモータ
シュー66の外側からも確実に潤滑することができる。
およびモータ斜板63の摺動面を通して絶えず漏洩してお
り、洩れた油は潤滑油として潤滑室75を満たした後、押
え板67まわりの絞り75aから漏出する。したがって、潤
滑室75には常に新しい潤滑油が保持され、その油によっ
てモータシュー66およびモータ斜板63の摺動面をモータ
シュー66の外側からも確実に潤滑することができる。
この場合、潤滑室75の圧力が油圧ポケット70の圧力に近
づくと、油圧ポケット70のモータシュー66に対する流体
支承機能が損なわれるので、潤滑室75が大気圧に近い圧
力状態を保ちつつ油を保持するように、油圧ポケット70
からの漏洩油量に応じて押え板67まわりの各部の隙間が
適当に選定される。
づくと、油圧ポケット70のモータシュー66に対する流体
支承機能が損なわれるので、潤滑室75が大気圧に近い圧
力状態を保ちつつ油を保持するように、油圧ポケット70
からの漏洩油量に応じて押え板67まわりの各部の隙間が
適当に選定される。
ミッションケース1には、斜板ホルダ64すなわちモータ
斜板63を傾動駆動するために、サーボモータ81が設けら
れる。このサーボモータ81は、ミッションケース1に固
定されるサーボシリンダ82と、サーボシリンダ82内を左
側油室83および右側油室84に区画すべくサーボシリンダ
82に摺合されるサーボピストン85と、サーボピストン85
に一体に設けられて左側油室83側のサーボシリンダ82の
端壁を油密にかつ移動自在に貫通するピストンロッド86
と、サーボピストン85およびピストンロッド86に穿設し
た弁孔87に先端部が摺合されるとともにサーボシリンダ
82の右側油室84側の端壁を油密にかつ移動自在に貫通す
るパイロット弁88とから構成される。
斜板63を傾動駆動するために、サーボモータ81が設けら
れる。このサーボモータ81は、ミッションケース1に固
定されるサーボシリンダ82と、サーボシリンダ82内を左
側油室83および右側油室84に区画すべくサーボシリンダ
82に摺合されるサーボピストン85と、サーボピストン85
に一体に設けられて左側油室83側のサーボシリンダ82の
端壁を油密にかつ移動自在に貫通するピストンロッド86
と、サーボピストン85およびピストンロッド86に穿設し
た弁孔87に先端部が摺合されるとともにサーボシリンダ
82の右側油室84側の端壁を油密にかつ移動自在に貫通す
るパイロット弁88とから構成される。
ピストンロッド86は、ピン89を介して斜板ホルダ64に連
結される。また左側油室83には、サーボシリンダ82に設
けた油路90が常時連通しており、この油路90から供給さ
れる油圧がサーボピストン85に作用する。サーボピスト
ン85およびピストンロッド86にはパイロット弁88の右動
に応じて右側油室84を弁孔87に連通させる通路91と、パ
イロット弁88の左動に応じて右側油室84を左側油室83に
連通させる通路92とが穿設される。さらに弁孔87は、還
流路93を介して、ミッションケース1内の底部の油タン
クに連通される。
結される。また左側油室83には、サーボシリンダ82に設
けた油路90が常時連通しており、この油路90から供給さ
れる油圧がサーボピストン85に作用する。サーボピスト
ン85およびピストンロッド86にはパイロット弁88の右動
に応じて右側油室84を弁孔87に連通させる通路91と、パ
イロット弁88の左動に応じて右側油室84を左側油室83に
連通させる通路92とが穿設される。さらに弁孔87は、還
流路93を介して、ミッションケース1内の底部の油タン
クに連通される。
サーボピストン85は、パイロット弁88の左動および右動
に追従するように、油路90から供給される油圧によって
増幅作動し、それにより斜板ホルダ64すなわちモータ斜
板63が図示の最大傾斜位置と、各モータプランジャ10に
対して直角となる直角位置との間で傾動される。この
際、モータ斜板63はモータシリンダ8の回動に伴って各
モータプランジャ10に往復動を与えて膨張、収縮を繰返
させるが、モータプランジャ10のストロークは、モータ
斜板63の傾きに応じて無段階に調節される。
に追従するように、油路90から供給される油圧によって
増幅作動し、それにより斜板ホルダ64すなわちモータ斜
板63が図示の最大傾斜位置と、各モータプランジャ10に
対して直角となる直角位置との間で傾動される。この
際、モータ斜板63はモータシリンダ8の回動に伴って各
モータプランジャ10に往復動を与えて膨張、収縮を繰返
させるが、モータプランジャ10のストロークは、モータ
斜板63の傾きに応じて無段階に調節される。
油圧ポンプPおよび油圧モータM間には、分配盤46およ
び分配環97を介して油圧閉回路が形成される。而して入
力軸2でポンプシリンダ4を回転したときに、吐出行程
のポンププランジャ6を収容したシリンダ5のポンプ室
45から吐出される高圧の作動油が膨張行程のモータプラ
ンジャ10を収容したシリンダ孔9の油圧室71に給送され
る。一方、収縮行程のモータプランジャ10を収容したシ
リンダ孔9の油圧室71から排出された作動油は、吸入行
程にあるポンププランジャ6を収容したシリンダ孔5の
ポンプ室45に還流する。この間、吐出行程のプランジャ
10がポンプ斜板32を介してモータシリンダ8に与える反
動トルクと、膨張行程のモータプランジャ10がモータ斜
板63から受ける反動トルクとの和によってモータシリン
ダ8すなわち支軸11が回転駆動される。
び分配環97を介して油圧閉回路が形成される。而して入
力軸2でポンプシリンダ4を回転したときに、吐出行程
のポンププランジャ6を収容したシリンダ5のポンプ室
45から吐出される高圧の作動油が膨張行程のモータプラ
ンジャ10を収容したシリンダ孔9の油圧室71に給送され
る。一方、収縮行程のモータプランジャ10を収容したシ
リンダ孔9の油圧室71から排出された作動油は、吸入行
程にあるポンププランジャ6を収容したシリンダ孔5の
ポンプ室45に還流する。この間、吐出行程のプランジャ
10がポンプ斜板32を介してモータシリンダ8に与える反
動トルクと、膨張行程のモータプランジャ10がモータ斜
板63から受ける反動トルクとの和によってモータシリン
ダ8すなわち支軸11が回転駆動される。
この場合、ポンプシリンダ4に対するモータシリンダ8
の変速比は次式によって与えられる。
の変速比は次式によって与えられる。
この式から明らかなように、モータプランジャ10のスト
ロークによって定まる油圧モータMの容量を零から或る
値に変えれば、変速比を1から或る必要な値まで変える
ことができる。
ロークによって定まる油圧モータMの容量を零から或る
値に変えれば、変速比を1から或る必要な値まで変える
ことができる。
モータシリンダ8は、その軸方向に分割された第1〜第
4部分8a〜8dから構成される。第1部分8aには、前記支
軸11が一体に設けられ、ポンプ斜板32は第1部分8aに設
けられる。また第2,第3および第4部分8b〜8dにシリン
ダ孔9が設けられる。第3部分8cは分配盤46を構成する
ものであり、第4部分8dには支軸12が一体に設けられ
る。
4部分8a〜8dから構成される。第1部分8aには、前記支
軸11が一体に設けられ、ポンプ斜板32は第1部分8aに設
けられる。また第2,第3および第4部分8b〜8dにシリン
ダ孔9が設けられる。第3部分8cは分配盤46を構成する
ものであり、第4部分8dには支軸12が一体に設けられ
る。
第1および第2部分8a,8bは複数のボルト98により結合
される。また第2,第3および第4部分8b〜8dはそれらの
各接合部にノックピン99,100を嵌入して相互に位置決め
した状態で複数のボルト101により一体的に結合され
る。
される。また第2,第3および第4部分8b〜8dはそれらの
各接合部にノックピン99,100を嵌入して相互に位置決め
した状態で複数のボルト101により一体的に結合され
る。
入力軸2の内端部はニードルベアリング105を介して分
配盤46の中心に支持されており、ポンプシリンダ4はば
ね37により分配盤46に弾発的に摺接される。
配盤46の中心に支持されており、ポンプシリンダ4はば
ね37により分配盤46に弾発的に摺接される。
ケース半体1bにおける端壁の外面側には、ボルト106に
より、支持板107が固着されており、この支持板107に
は、モータシリンダ8の支軸12内に突入する円筒状の固
定軸108が固定的に連結される。この固定軸108の内端に
は、分配盤46に摺接する分配環97が偏心的に支持されて
おり、分配環97により、モータシリンダ8の第4部分8d
に設けられている中空部109が内側室110と外側室111と
に区画される。一方、分配盤46には吐出および吸入ポー
ト112,113が穿設されており、その吐出ポート112により
吐出行程にあるポンププランジャ6のポンプ室45と内側
室110とが連通され、吸入ポート113により吸入行程にあ
るポンププランジャ6のポンプ室45と外側室111とが連
通される。また分配盤46には多数の連絡ポート114,114
…が穿設されており、これらの連絡ポート114,114…に
よりモータシリンダ8の各油圧室71が内側室110または
外側室111に連通される。
より、支持板107が固着されており、この支持板107に
は、モータシリンダ8の支軸12内に突入する円筒状の固
定軸108が固定的に連結される。この固定軸108の内端に
は、分配盤46に摺接する分配環97が偏心的に支持されて
おり、分配環97により、モータシリンダ8の第4部分8d
に設けられている中空部109が内側室110と外側室111と
に区画される。一方、分配盤46には吐出および吸入ポー
ト112,113が穿設されており、その吐出ポート112により
吐出行程にあるポンププランジャ6のポンプ室45と内側
室110とが連通され、吸入ポート113により吸入行程にあ
るポンププランジャ6のポンプ室45と外側室111とが連
通される。また分配盤46には多数の連絡ポート114,114
…が穿設されており、これらの連絡ポート114,114…に
よりモータシリンダ8の各油圧室71が内側室110または
外側室111に連通される。
したがって、ポンプシリンダ4の回転時には、ポンププ
ランジャ6の吐出行程により生成された高圧の作動油を
吐出ポート112から内側室110に流入させ、さらに内側室
110と連通状態にある連絡ポート114を経て膨張行程のモ
ータプランジャ10の油圧室71に流入させてモータプラン
ジャ10に推力を与える。一方、収縮行程のモータプラン
ジャ10により排出される作動油は、外側室111に連通す
る連絡ポート114および吸入ポート113を介して、吸入行
程にあるポンププランジャ6のポンプ室45に還入し、こ
のような作動油の潤滑により前述のような油圧ポンプP
から油圧モータMへの伝動が行なわれる。
ランジャ6の吐出行程により生成された高圧の作動油を
吐出ポート112から内側室110に流入させ、さらに内側室
110と連通状態にある連絡ポート114を経て膨張行程のモ
ータプランジャ10の油圧室71に流入させてモータプラン
ジャ10に推力を与える。一方、収縮行程のモータプラン
ジャ10により排出される作動油は、外側室111に連通す
る連絡ポート114および吸入ポート113を介して、吸入行
程にあるポンププランジャ6のポンプ室45に還入し、こ
のような作動油の潤滑により前述のような油圧ポンプP
から油圧モータMへの伝動が行なわれる。
固定軸108の側壁には、内側室110および外側室111間を
連通し得るたとえば2個の短絡ポート115が穿設され、
それらの短絡ポート115を開閉する円筒状のクラッチ弁1
16が固定軸108内に回転自在に嵌合される。このクラッ
チ弁116は、その先端寄り側壁に前記短絡ポート115に対
応した弁孔117を備え、また基端部には図示しないクラ
ッチ制御装置に連なる操作軸118が連結される操作連結
部119が設けられる。
連通し得るたとえば2個の短絡ポート115が穿設され、
それらの短絡ポート115を開閉する円筒状のクラッチ弁1
16が固定軸108内に回転自在に嵌合される。このクラッ
チ弁116は、その先端寄り側壁に前記短絡ポート115に対
応した弁孔117を備え、また基端部には図示しないクラ
ッチ制御装置に連なる操作軸118が連結される操作連結
部119が設けられる。
クラッチ弁116を回動操作させて弁孔117を短絡ポート11
5に合致させた全開時にはクラッチ・オフ状態、弁孔117
を短絡ポート115からずらせて全閉したときにはクラッ
チ・オン状態、弁孔117および短絡ポート115をわずかに
ずらせて半開状態にしたときには半クラッチ状態が得ら
れる。すなわち、クラッチ・オフ状態では吐出ポート11
2から内側室110に吐出される作動油が短絡ポート115を
通して外側室11および吸入ポート113に直ちに短絡して
油圧モータMが不作動となり、またクラッチ・オン状態
では上記のような作動油の短絡が阻止され、油圧ポンプ
Pから油圧モータMへの作動油の循環作用が生起し、通
常の伝動が行なわれる。
5に合致させた全開時にはクラッチ・オフ状態、弁孔117
を短絡ポート115からずらせて全閉したときにはクラッ
チ・オン状態、弁孔117および短絡ポート115をわずかに
ずらせて半開状態にしたときには半クラッチ状態が得ら
れる。すなわち、クラッチ・オフ状態では吐出ポート11
2から内側室110に吐出される作動油が短絡ポート115を
通して外側室11および吸入ポート113に直ちに短絡して
油圧モータMが不作動となり、またクラッチ・オン状態
では上記のような作動油の短絡が阻止され、油圧ポンプ
Pから油圧モータMへの作動油の循環作用が生起し、通
常の伝動が行なわれる。
クラッチ弁116には、パイロット弁120により操作される
油圧サーボモータ121が内蔵され、そのサーボピストン1
22の先端部には、クラッチ弁116の内径よりも小径の弁
杆123が設けられる。この弁杆123は内側室110に突入し
ており、その先端には吐出ポート112に対する閉塞弁124
が首振り自在に付設される。而して、サーボピストン12
2の左動により閉塞弁124を分配盤46に密着させれば吐出
ポート112を閉じることができる。この閉塞は、モータ
斜板73を直立状態にして変速比を1とするときに行なう
もので、これによりポンププランジャ6を油圧的にロッ
クしてポンプシリンダ4から各ポンププランジャ6およ
びポンプ斜板32を介してモータシリンダ8を機械的に駆
動することができ、その結果、モータプランジャ10のモ
ータ斜板63に対する推力が消失し、その推力による各部
ベアリングの負荷が取除かれる。
油圧サーボモータ121が内蔵され、そのサーボピストン1
22の先端部には、クラッチ弁116の内径よりも小径の弁
杆123が設けられる。この弁杆123は内側室110に突入し
ており、その先端には吐出ポート112に対する閉塞弁124
が首振り自在に付設される。而して、サーボピストン12
2の左動により閉塞弁124を分配盤46に密着させれば吐出
ポート112を閉じることができる。この閉塞は、モータ
斜板73を直立状態にして変速比を1とするときに行なう
もので、これによりポンププランジャ6を油圧的にロッ
クしてポンプシリンダ4から各ポンププランジャ6およ
びポンプ斜板32を介してモータシリンダ8を機械的に駆
動することができ、その結果、モータプランジャ10のモ
ータ斜板63に対する推力が消失し、その推力による各部
ベアリングの負荷が取除かれる。
固定軸108および支持板107には内側室10に連通する油路
139と、外側室111に連通する油路140とが穿設される。
また支持板107には、サーボモータ81に連なる油路90に
連通した油路141が穿設されるとともに、該油路141と前
記両油路139,140との連通状態を択一的に切換える切換
弁142が配設される。この切換弁142は、両油路139,140
の油圧が高い方を油路141に連通せしめるべく作動す
る。したがって、油圧モータMのモーター斜板63を傾動
するためのサーボモータ81には、内側室110および外側
室111の油圧が高い方から油圧が供給されることにな
る。
139と、外側室111に連通する油路140とが穿設される。
また支持板107には、サーボモータ81に連なる油路90に
連通した油路141が穿設されるとともに、該油路141と前
記両油路139,140との連通状態を択一的に切換える切換
弁142が配設される。この切換弁142は、両油路139,140
の油圧が高い方を油路141に連通せしめるべく作動す
る。したがって、油圧モータMのモーター斜板63を傾動
するためのサーボモータ81には、内側室110および外側
室111の油圧が高い方から油圧が供給されることにな
る。
両サーボモータ81,121のパイロット弁88,120には、リン
ク127,128の一端が連結されており、リンク127の他端は
図示しない操作手段により回動される回動軸129に連
動、連結される。また回動軸129には、カム130が設けら
れており、リンク128の他端にはカム130に摺接するカム
ホロア131が設けられる。これにより、モータ斜板63を
直立状態にすべくサーボモータ81を作動せしめたとき
に、サーボモータ121が閉塞弁124で吐出ポート112を閉
塞するように作動する。
ク127,128の一端が連結されており、リンク127の他端は
図示しない操作手段により回動される回動軸129に連
動、連結される。また回動軸129には、カム130が設けら
れており、リンク128の他端にはカム130に摺接するカム
ホロア131が設けられる。これにより、モータ斜板63を
直立状態にすべくサーボモータ81を作動せしめたとき
に、サーボモータ121が閉塞弁124で吐出ポート112を閉
塞するように作動する。
ケース半体1aにおける端壁の外側には、補給ポンプFが
装備される。この補給ポンプFは、入力軸2により駆動
されるものであり、ミッションケース1内底部の油タン
ク(図示せず)から油を汲み上げて一定圧力の作動油を
生成する。そしてこの補給ポンプFの吐出ポート136は
入力軸2内に設けられた油路137に連通し、油路137は逆
止弁138を介して内側室110に連通するとともに、図示し
ない逆止弁を介して外側室111に連通する。したがっ
て、油圧ポンプPおよび油圧モータM間の油圧閉回路か
ら作動油が漏洩したときに、その漏洩分を補給ポンプF
から自動的に補給することができる。
装備される。この補給ポンプFは、入力軸2により駆動
されるものであり、ミッションケース1内底部の油タン
ク(図示せず)から油を汲み上げて一定圧力の作動油を
生成する。そしてこの補給ポンプFの吐出ポート136は
入力軸2内に設けられた油路137に連通し、油路137は逆
止弁138を介して内側室110に連通するとともに、図示し
ない逆止弁を介して外側室111に連通する。したがっ
て、油圧ポンプPおよび油圧モータM間の油圧閉回路か
ら作動油が漏洩したときに、その漏洩分を補給ポンプF
から自動的に補給することができる。
ケース半体1bの端壁には、支持板107、リンク127,128お
よびカム130等を覆うカバー150が取付けられ、油圧モー
タMの出力軸11に連動、連結される供給ポンプ151が潤
滑および冷却用の油を汲み上げるべくそのカバー150に
付設される。
よびカム130等を覆うカバー150が取付けられ、油圧モー
タMの出力軸11に連動、連結される供給ポンプ151が潤
滑および冷却用の油を汲み上げるべくそのカバー150に
付設される。
供給ポンプ151は、たとえばトロコイドポンプであり、
カバー150と、そのカバー150の外面にシール部材152を
介して取付けられたハウジング153との間に画成された
ポンプ室154内に、そのポンプ室154の内面に摺接する内
歯歯車155が回転自在に収容されるとともに、内歯歯車1
55に噛合する外歯歯車156が偏心して収容される。一
方、ケース半体1bの端壁から突出した副軸18の先端に
は、カバー150を油密にかつ回転自在に貫通する軸157が
一体に設けられており、外歯歯車156は軸157に固着され
る。しかもハウジング153には、ポンプ室154に通じる2
つのポート158,159が設けられる。
カバー150と、そのカバー150の外面にシール部材152を
介して取付けられたハウジング153との間に画成された
ポンプ室154内に、そのポンプ室154の内面に摺接する内
歯歯車155が回転自在に収容されるとともに、内歯歯車1
55に噛合する外歯歯車156が偏心して収容される。一
方、ケース半体1bの端壁から突出した副軸18の先端に
は、カバー150を油密にかつ回転自在に貫通する軸157が
一体に設けられており、外歯歯車156は軸157に固着され
る。しかもハウジング153には、ポンプ室154に通じる2
つのポート158,159が設けられる。
副軸18は、車両の前進時と後進時とで回転方向が逆とな
るものであり、したがって両ポート158,159の一方が吸
入口として機能しているときには他方は吐出口として機
能とする。
るものであり、したがって両ポート158,159の一方が吸
入口として機能しているときには他方は吐出口として機
能とする。
両ポート158,159は、逆止弁160,161を介して油タンク16
2に接続される。各逆止弁160,161、は各ポート158,159
から油タンク162に向けての油の流通を阻止するもので
ある。また油タンク162は、ミッションケース1内の底
部に設けられるものであってもよいし、ミッションケー
ス1外に設けられるものであってもよい。
2に接続される。各逆止弁160,161、は各ポート158,159
から油タンク162に向けての油の流通を阻止するもので
ある。また油タンク162は、ミッションケース1内の底
部に設けられるものであってもよいし、ミッションケー
ス1外に設けられるものであってもよい。
ポート158および逆止弁160間と、ポート159および逆止
弁161間とは、シャトル弁163を介して油路164に接続さ
れる。このシャトル弁163は、ポート158,159のいずれか
油圧が高い方を油路164に連通せしめるように作動し、
したがって供給ポンプ151から吐出される油は油路164に
導かれる。
弁161間とは、シャトル弁163を介して油路164に接続さ
れる。このシャトル弁163は、ポート158,159のいずれか
油圧が高い方を油路164に連通せしめるように作動し、
したがって供給ポンプ151から吐出される油は油路164に
導かれる。
一方、油圧モータMにおいて、斜板ホルダ64のモータ斜
板63側内周縁には潤滑室75に通じる切欠き76が設けられ
ており、この切欠き76には前記油路164が接続される。
この油路164は、トラニオン軸65および該トラニオン軸6
5と一体の斜板ホルダ64を経て切欠き76に通じるように
配設されるものであり、供給ポンプ151からの油が油路1
64および切欠き76を介して潤滑室75に供給されることに
なる。
板63側内周縁には潤滑室75に通じる切欠き76が設けられ
ており、この切欠き76には前記油路164が接続される。
この油路164は、トラニオン軸65および該トラニオン軸6
5と一体の斜板ホルダ64を経て切欠き76に通じるように
配設されるものであり、供給ポンプ151からの油が油路1
64および切欠き76を介して潤滑室75に供給されることに
なる。
次にこの実施例の作用について説明すると、車両が高速
で走行しているとき、すなわち油圧モータの回転数が高
いときには、供給ポンプ151も高速で回転しており、比
較的多量の油が潤滑室75に供給される。したがって、モ
ータ斜板63およびモータシュー66間の摺動面における発
熱量が大きいときには、比較的多量の油で該摺動面の冷
却および潤滑が行なわれることになり、摩耗や焼付の発
生が極力抑えられる。
で走行しているとき、すなわち油圧モータの回転数が高
いときには、供給ポンプ151も高速で回転しており、比
較的多量の油が潤滑室75に供給される。したがって、モ
ータ斜板63およびモータシュー66間の摺動面における発
熱量が大きいときには、比較的多量の油で該摺動面の冷
却および潤滑が行なわれることになり、摩耗や焼付の発
生が極力抑えられる。
また車両の低速走行時すなわち油圧モータMの回転数が
低いときには、供給ポンプ151からの油の吐出量も少な
い。したがってモータ斜板63およびモータシュー66間の
摺動面が過度に冷却されることはない。
低いときには、供給ポンプ151からの油の吐出量も少な
い。したがってモータ斜板63およびモータシュー66間の
摺動面が過度に冷却されることはない。
このような作用は、車両の後進時にも同様であり、油圧
モータMの回転数に対応して摺動面の発熱量が変化する
のに応じた冷却および潤滑が可能となる。
モータMの回転数に対応して摺動面の発熱量が変化する
のに応じた冷却および潤滑が可能となる。
第4図は本発明の他の実施例を示すものであり、油路16
4の途中に冷却器165が設けられる。この冷却器165の容
量は、この冷却器165を通過する油の流量および温度
と、モータ斜板63およびモータシュー66の摺動面の適正
温度とにより設定されるものであり、該摺動面の適正温
度が低めのときに有効である。
4の途中に冷却器165が設けられる。この冷却器165の容
量は、この冷却器165を通過する油の流量および温度
と、モータ斜板63およびモータシュー66の摺動面の適正
温度とにより設定されるものであり、該摺動面の適正温
度が低めのときに有効である。
C.発明の効果 以上のように本発明によれば、モータ斜板およびモータ
プランジャ間の摺動面を包囲するとともに絞りを介して
油タンクに開放される潤滑室が設けられ、油圧モータの
出力軸には、該出力軸の回転上昇に応じて吐出油量を増
大させる供給ポンプが潤滑、冷却用の油を汲み上げるべ
く連動、連結され、該供給ポンプの吐出口が潤滑室に接
続されるので、油圧モータのモータ斜板及びモータプラ
ンジャの摺動面での発熱量が該モータの回転数の上昇に
応じて大きくなっても、その油圧モータの回転数に応じ
た量の油を潤滑室に供給することができ、従って該摺動
面での発熱量の変化に応じた合理的な冷却及び潤滑が可
能となり、機械効率低下の原因となる該摺動面の過冷却
が回避される。また油圧モータの停止状態では、たとえ
油圧ポンプが回転していても上記供給ポンプの作動を休
止させることができるから、それだけ動力損失を低減す
ることができる。
プランジャ間の摺動面を包囲するとともに絞りを介して
油タンクに開放される潤滑室が設けられ、油圧モータの
出力軸には、該出力軸の回転上昇に応じて吐出油量を増
大させる供給ポンプが潤滑、冷却用の油を汲み上げるべ
く連動、連結され、該供給ポンプの吐出口が潤滑室に接
続されるので、油圧モータのモータ斜板及びモータプラ
ンジャの摺動面での発熱量が該モータの回転数の上昇に
応じて大きくなっても、その油圧モータの回転数に応じ
た量の油を潤滑室に供給することができ、従って該摺動
面での発熱量の変化に応じた合理的な冷却及び潤滑が可
能となり、機械効率低下の原因となる該摺動面の過冷却
が回避される。また油圧モータの停止状態では、たとえ
油圧ポンプが回転していても上記供給ポンプの作動を休
止させることができるから、それだけ動力損失を低減す
ることができる。
第1図〜第3図は本発明の一実施例を示すもので、第1
図は本発明を適用した車両用油圧式無段変速機の縦断側
面図、第2図は第1図における油圧ポンプおよび油圧モ
ータの部分拡大図、第3図は第1図のIII部拡大図、第
4図は本発明の他の実施例の第1図に対応した縦断側面
図である。 8……モータシリンダ、10……モータプランジャ、11…
…出力軸、63……モータ斜板、75……潤滑室、75a……
絞り、151……供給ポンプ、M……油圧モータ、P……
油圧ポンプ
図は本発明を適用した車両用油圧式無段変速機の縦断側
面図、第2図は第1図における油圧ポンプおよび油圧モ
ータの部分拡大図、第3図は第1図のIII部拡大図、第
4図は本発明の他の実施例の第1図に対応した縦断側面
図である。 8……モータシリンダ、10……モータプランジャ、11…
…出力軸、63……モータ斜板、75……潤滑室、75a……
絞り、151……供給ポンプ、M……油圧モータ、P……
油圧ポンプ
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭61−118566(JP,A) 特開 昭54−134253(JP,A) 特開 昭54−141948(JP,A)
Claims (1)
- 【請求項1】油圧ポンプ(P)と、モータシリンダ
(8)に摺合された多数のモータプランジャ(10)およ
びそれらのモータプランジャ(10)を受けるモータ斜板
(63)間の摺動面にこれを潤滑すべくモータシリンダ
(8)内の油が供給される油圧モータ(M)とが、油圧
閉回路をなして連結される油圧式伝動装置において、モ
ータ斜板(63)およびモータプランジャ(10)間の摺動
面を包囲するとともに絞り(75a)を介して油タンク
(T)に開放される潤滑室(75)が設けられ、油圧モー
タ(M)の出力軸(11)には、該出力軸(11)の回転上
昇に応じて吐出油量を増大させる供給ポンプ(151)が
潤滑、冷却用の油を汲み上げるべく連動、連結され、該
供給ポンプ(151)の吐出口が潤滑室(75)に接続され
ることを特徴とする油圧式伝動装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61227416A JPH0788882B2 (ja) | 1986-09-26 | 1986-09-26 | 油圧式伝動装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61227416A JPH0788882B2 (ja) | 1986-09-26 | 1986-09-26 | 油圧式伝動装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6383454A JPS6383454A (ja) | 1988-04-14 |
JPH0788882B2 true JPH0788882B2 (ja) | 1995-09-27 |
Family
ID=16860499
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61227416A Expired - Lifetime JPH0788882B2 (ja) | 1986-09-26 | 1986-09-26 | 油圧式伝動装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0788882B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4973056B2 (ja) * | 2006-08-03 | 2012-07-11 | トヨタ自動車株式会社 | 無段変速機の油圧制御装置 |
JP4878305B2 (ja) | 2007-02-08 | 2012-02-15 | ヤンマー株式会社 | エンジン用egr装置 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6059463B2 (ja) * | 1978-04-27 | 1985-12-25 | 本田技研工業株式会社 | 油圧式無段変速機の給油装置 |
JPS54134253A (en) * | 1978-11-20 | 1979-10-18 | Honda Motor Co Ltd | Controller for hydraulic stepless transmission |
-
1986
- 1986-09-26 JP JP61227416A patent/JPH0788882B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6383454A (ja) | 1988-04-14 |
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