JPH0756174Y2 - 樹脂モールド装置 - Google Patents
樹脂モールド装置Info
- Publication number
- JPH0756174Y2 JPH0756174Y2 JP7760390U JP7760390U JPH0756174Y2 JP H0756174 Y2 JPH0756174 Y2 JP H0756174Y2 JP 7760390 U JP7760390 U JP 7760390U JP 7760390 U JP7760390 U JP 7760390U JP H0756174 Y2 JPH0756174 Y2 JP H0756174Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lead frame
- crushing block
- resin
- resin molding
- mold
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
- Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
- Encapsulation Of And Coatings For Semiconductor Or Solid State Devices (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は樹脂モールド装置に関し、特にリードフレーム
の長さ方向の寸法のばらつきあるいは機種の相違による
リードフレームの長さの相違に対応し得る樹脂モールド
装置に関する。
の長さ方向の寸法のばらつきあるいは機種の相違による
リードフレームの長さの相違に対応し得る樹脂モールド
装置に関する。
従来の技術 電子部品本体,例えば半導体ペレットをマウントするア
イランドと電子部品本体の電極と接続されるリードとを
吊ピンやタイバで連結一体化したリードフレームを用い
た電子部品は電子部品本体とリードの一部を樹脂にて被
覆外装し、樹脂から露出した吊ピンやタイバを切断除去
して製造される。
イランドと電子部品本体の電極と接続されるリードとを
吊ピンやタイバで連結一体化したリードフレームを用い
た電子部品は電子部品本体とリードの一部を樹脂にて被
覆外装し、樹脂から露出した吊ピンやタイバを切断除去
して製造される。
第3図は樹脂モールド装置の一例を示す要部側断面図
で、図において、1は上下動する可動ペースプレート、
2は上面にキャビティ2aを形成した下金型、3は下金型
2の側法に配置されたつぶしブロック、4は下金型2,つ
ぶしブロック3の周囲に配置され下金型2,つぶしブロッ
ク3をベースプレート1に位置決め固定するエンドプレ
ート、5は可動ベースプレート1上で固定されたベース
プレート、6は下面にキャビティ6aを形成した上金型、
7は上金型6を囲み上金型6を固定ベースプレート5に
位置決め固定するエンドプレートを示す。
で、図において、1は上下動する可動ペースプレート、
2は上面にキャビティ2aを形成した下金型、3は下金型
2の側法に配置されたつぶしブロック、4は下金型2,つ
ぶしブロック3の周囲に配置され下金型2,つぶしブロッ
ク3をベースプレート1に位置決め固定するエンドプレ
ート、5は可動ベースプレート1上で固定されたベース
プレート、6は下面にキャビティ6aを形成した上金型、
7は上金型6を囲み上金型6を固定ベースプレート5に
位置決め固定するエンドプレートを示す。
8はリードフレームで、図示例では電子部品本体やリー
ドと電気的接続をするワイヤなどは省略している。下金
型2はリードフレーム8の中間部を支持し、上下金型2,
6にて挟着される。またつぶしブロック3はリードフレ
ーム8の両端部を支持し、上金型6との間隔がリードフ
レーム8の厚さより薄く設定され、上下金型2,6の衝合
時にリードフレームの両端部を圧潰して端面方向に圧延
し図示空隙Aをなくしてリードフレーム8端面をつぶし
ブロック3の段部側壁に密着させる。
ドと電気的接続をするワイヤなどは省略している。下金
型2はリードフレーム8の中間部を支持し、上下金型2,
6にて挟着される。またつぶしブロック3はリードフレ
ーム8の両端部を支持し、上金型6との間隔がリードフ
レーム8の厚さより薄く設定され、上下金型2,6の衝合
時にリードフレームの両端部を圧潰して端面方向に圧延
し図示空隙Aをなくしてリードフレーム8端面をつぶし
ブロック3の段部側壁に密着させる。
これにより、図示しないがランナ,ゲートを介しキャビ
ティ2a,6aに注入された樹脂がリードフレーム8の両端
部に漏れるのを防止できる。
ティ2a,6aに注入された樹脂がリードフレーム8の両端
部に漏れるのを防止できる。
考案が解決しようとする課題 ところで、従来の樹脂モールド装置は、つぶしブロック
3が金型2に対して固定されているため、リードフレー
ム8の長さがばらつくと、リードフレーム両端のつぶし
ブロック3にかかる長さがばらついて、リードフレーム
8が短いと圧潰量が小さく空隙Aが残り樹脂もれ防止が
不十分となり、リードフレーム8が長すぎると、つぶし
ブロック3上にリードフレーム8が載り上がり型締めが
できないという問題があった。
3が金型2に対して固定されているため、リードフレー
ム8の長さがばらつくと、リードフレーム両端のつぶし
ブロック3にかかる長さがばらついて、リードフレーム
8が短いと圧潰量が小さく空隙Aが残り樹脂もれ防止が
不十分となり、リードフレーム8が長すぎると、つぶし
ブロック3上にリードフレーム8が載り上がり型締めが
できないという問題があった。
そのためリードフレーム8の寸法を厳密に管理しなけれ
ばならなかった。
ばならなかった。
またリードフレーム8の両端部の形状が異なるとリード
フレーム7の形状に対応したつぶしブロックに交換しな
ければならず、機種切換え毎に金型の改造が必要で作業
が煩雑であった。
フレーム7の形状に対応したつぶしブロックに交換しな
ければならず、機種切換え毎に金型の改造が必要で作業
が煩雑であった。
また、樹脂もれを生じたリードフレームは、樹脂中にシ
リカなどの硬度の高い充填材を混入している場合、切断
金型の摩耗が早く寿命が短いという問題もあった。
リカなどの硬度の高い充填材を混入している場合、切断
金型の摩耗が早く寿命が短いという問題もあった。
課題を解決するための手段 本考案は上記課題の解決を目的として提案されたもの
で、衝合面にキャビティを形成した上下一対の金型のキ
ャビティ部でリードフレームを挟持するとともに、リー
ドフレームの両端部分を一方の金型と隣接配置したつぶ
しブロックにて圧潰し、キャビティに注入した樹脂もれ
を防止してリードフレーム上の要部を樹脂被覆する樹脂
モールド装置において、上記つぶしブロックを隣接する
金型に対して近接離隔自在に配置したことを特徴とする
樹脂モールド装置を提供する。
で、衝合面にキャビティを形成した上下一対の金型のキ
ャビティ部でリードフレームを挟持するとともに、リー
ドフレームの両端部分を一方の金型と隣接配置したつぶ
しブロックにて圧潰し、キャビティに注入した樹脂もれ
を防止してリードフレーム上の要部を樹脂被覆する樹脂
モールド装置において、上記つぶしブロックを隣接する
金型に対して近接離隔自在に配置したことを特徴とする
樹脂モールド装置を提供する。
作用 上記構成により、つぶしブロックを金型に対して近接離
隔できるため、リードフレームに長さのばらつき,形状
の差異があっても、簡単な作業で短時間で対応させるこ
とができ、樹脂もれを防止できる。
隔できるため、リードフレームに長さのばらつき,形状
の差異があっても、簡単な作業で短時間で対応させるこ
とができ、樹脂もれを防止できる。
実施例 以下に本考案の実施例を第3図樹脂モールド装置に適用
して第1図から説明する。図において第3図と同一符号
は同一物を示し説明を省略する。
して第1図から説明する。図において第3図と同一符号
は同一物を示し説明を省略する。
本考案装置の特徴はつぶしブロック9にあり、隣接する
金型2に対して近接離隔自在,すなわちリードフレーム
8の長さ方向に位置調整可能に配置し、リードフレーム
8の長さのばらつきに対応して位置調整し空隙Aが残ら
ないようにしている。
金型2に対して近接離隔自在,すなわちリードフレーム
8の長さ方向に位置調整可能に配置し、リードフレーム
8の長さのばらつきに対応して位置調整し空隙Aが残ら
ないようにしている。
つぶしブロック9を可動とするために、図示例では下金
型2′の側端部につぶしブロック9をスライド可能に支
持する段部2c′を設け、この端面をエンドプレート4に
連結している。エンドプレート4には第2図に示すよう
に、回転によりつぶしブロック9を押圧して下金型2′
に近接させる第1のネジ10が螺着され、その両端に平行
に貫通した穴4a,4bに挿通された第2,第3のネジ11a,11b
の先端部ないし中間部をつぶしブロック9に螺着して回
転によりつぶしブロック9をエンドプレート4側に引き
寄せて下金型2′から離隔させる。第1,第2,第3のネジ
10,11a,11bによりつぶしブロック9は所望位置に位置決
めされる。
型2′の側端部につぶしブロック9をスライド可能に支
持する段部2c′を設け、この端面をエンドプレート4に
連結している。エンドプレート4には第2図に示すよう
に、回転によりつぶしブロック9を押圧して下金型2′
に近接させる第1のネジ10が螺着され、その両端に平行
に貫通した穴4a,4bに挿通された第2,第3のネジ11a,11b
の先端部ないし中間部をつぶしブロック9に螺着して回
転によりつぶしブロック9をエンドプレート4側に引き
寄せて下金型2′から離隔させる。第1,第2,第3のネジ
10,11a,11bによりつぶしブロック9は所望位置に位置決
めされる。
なお、本考案は上記実施例に限定されることなく、例え
ばつぶしブロック9とエンドプレート4または下金型
2′間にスペーサ(図示せず)を挿入することにより、
一組のネジでつぶしブロック9の位置決めができる。
ばつぶしブロック9とエンドプレート4または下金型
2′間にスペーサ(図示せず)を挿入することにより、
一組のネジでつぶしブロック9の位置決めができる。
また、つぶしブロック9にスライド方向に長穴を設け、
段部2c′にネジ穴を穿設してネジによりつぶしブロック
9をガイドするとともに固定するようにしてもよい。
段部2c′にネジ穴を穿設してネジによりつぶしブロック
9をガイドするとともに固定するようにしてもよい。
このように、本考案によれば、つぶしブロックの位置を
リードフレームの長さに対応して調整でき、樹脂もれを
確実に防止できる。
リードフレームの長さに対応して調整でき、樹脂もれを
確実に防止できる。
またつぶしブロックの交換も容易で両端部の形状の異な
るリードフレームにも適当な形状のつぶしブロックに簡
単な作業で短時間で交換できる。
るリードフレームにも適当な形状のつぶしブロックに簡
単な作業で短時間で交換できる。
考案の効果 以上のように、本考案によればリードフレームの長さの
ばらつきや形状のばらつきに容易に対応でき、樹脂もれ
のない良好な樹脂モールドが可能となる。
ばらつきや形状のばらつきに容易に対応でき、樹脂もれ
のない良好な樹脂モールドが可能となる。
第1図は本考案の実施例を示す要部側断面図、第2図は
第1図B−B面図、第3図は従来の樹脂モールド装置の
一例を示す要部側断面図である。 2′……下金型、2a′,6a……キャビティ、6……上金
型、8……リードフレーム、9……つぶしブロック。
第1図B−B面図、第3図は従来の樹脂モールド装置の
一例を示す要部側断面図である。 2′……下金型、2a′,6a……キャビティ、6……上金
型、8……リードフレーム、9……つぶしブロック。
Claims (1)
- 【請求項1】衝合面にキャビティを形成した上下一対の
金型のキャビティ部でリードフレームを挟持するととも
に、リードフレームの両端部分を一方の金型と隣接配置
したつぶしブロックにて圧潰し、キャビティに注入した
樹脂もれを防止してリードフレーム上の要部を樹脂被覆
する樹脂モールド装置において、 上記つぶしブロックを隣接する金型に対して近接離隔自
在に配置したことを特徴とする樹脂モールド装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7760390U JPH0756174Y2 (ja) | 1990-07-20 | 1990-07-20 | 樹脂モールド装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7760390U JPH0756174Y2 (ja) | 1990-07-20 | 1990-07-20 | 樹脂モールド装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0437313U JPH0437313U (ja) | 1992-03-30 |
JPH0756174Y2 true JPH0756174Y2 (ja) | 1995-12-25 |
Family
ID=31620146
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7760390U Expired - Lifetime JPH0756174Y2 (ja) | 1990-07-20 | 1990-07-20 | 樹脂モールド装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0756174Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6873008B2 (ja) * | 2017-08-18 | 2021-05-19 | ニチコン株式会社 | ケースレスフィルムコンデンサの製造方法 |
-
1990
- 1990-07-20 JP JP7760390U patent/JPH0756174Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0437313U (ja) | 1992-03-30 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR950004495A (ko) | 반도체장치, 리드프레임 및 반도체장치의 제조방법 | |
EP0910121A4 (en) | SEMICONDUCTOR DEVICE | |
JPH0774195A (ja) | 樹脂封止型半導体装置の製造方法 | |
JP3339602B2 (ja) | パワー用半導体装置の製造方法 | |
JPH0756174Y2 (ja) | 樹脂モールド装置 | |
JPS6146049B2 (ja) | ||
JP2581113B2 (ja) | 半導体装置のモールド方法および装置 | |
JP2535926Y2 (ja) | 樹脂モールド装置 | |
JPH0217652A (ja) | 半導体装置の成形装置 | |
JP3182302B2 (ja) | 樹脂封止型半導体装置の製造方法 | |
JP2925375B2 (ja) | 電子部品におけるモールド部の成形方法 | |
JP3112227B2 (ja) | 半導体装置の製造方法 | |
JPH0115181Y2 (ja) | ||
JPS63172623A (ja) | プラグ端子の射出成形方法 | |
JP2555733B2 (ja) | 樹脂封止型半導体装置 | |
JPH04348536A (ja) | 樹脂モールド金型 | |
JP2532421Y2 (ja) | 樹脂モールド装置 | |
JP3194769B2 (ja) | 樹脂成形金型装置 | |
JP2674172B2 (ja) | ホットランナ金型装置 | |
JPH0648698B2 (ja) | ボンディング装置 | |
JPH1027872A (ja) | リードフレームの成形装置 | |
KR0121648Y1 (ko) | 게이트가 없는 몰드다이 | |
JPS6213037A (ja) | 樹脂封止装置 | |
JPH0812877B2 (ja) | 樹脂封止型半導体装置の製造方法 | |
JP2517927B2 (ja) | 半導体装置の樹脂封止装置 |