JPH0745457B2 - 新規な尿素又はチオ尿素誘導体、その製造法及びそれを含有する除草剤 - Google Patents
新規な尿素又はチオ尿素誘導体、その製造法及びそれを含有する除草剤Info
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- JPH0745457B2 JPH0745457B2 JP4283887A JP4283887A JPH0745457B2 JP H0745457 B2 JPH0745457 B2 JP H0745457B2 JP 4283887 A JP4283887 A JP 4283887A JP 4283887 A JP4283887 A JP 4283887A JP H0745457 B2 JPH0745457 B2 JP H0745457B2
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Description
【発明の詳細な説明】 本発明は、新規な尿素(又はチオ尿素)誘導体、その製
造法及びそれを有効成分として含有する除草剤に関す
る。
造法及びそれを有効成分として含有する除草剤に関す
る。
α,α−ジメチルベンジル尿素誘導体は、既に多数知ら
れている。例えば特公昭48-35454号公報には、一般式 (式中、X及びYは水素原子、低級アルキル基、低級ア
ルコキシ基、ニトロ基、ハロゲン原子又はトリフルオロ
メチル基を示す)で表わされる3−(2−フエニルイソ
プロピル)−尿素誘導体が、水田の雑草除草剤として有
効であることが記載されている。また特公昭57-29443号
公報には、N−(α,α−ジメチルベンジル)−N′−
メチル−N′−フエニル尿素が、芝生生長調節剤として
用いられることが記載されている。しかし、これまで1
位のN原子がアルキル基で置換されたN−アルキル−N
−(α,α−ジメチルベンジル)−N′−フエニル尿素
(又はチオ尿素)誘導体の除草活性については何も報告
されていない。
れている。例えば特公昭48-35454号公報には、一般式 (式中、X及びYは水素原子、低級アルキル基、低級ア
ルコキシ基、ニトロ基、ハロゲン原子又はトリフルオロ
メチル基を示す)で表わされる3−(2−フエニルイソ
プロピル)−尿素誘導体が、水田の雑草除草剤として有
効であることが記載されている。また特公昭57-29443号
公報には、N−(α,α−ジメチルベンジル)−N′−
メチル−N′−フエニル尿素が、芝生生長調節剤として
用いられることが記載されている。しかし、これまで1
位のN原子がアルキル基で置換されたN−アルキル−N
−(α,α−ジメチルベンジル)−N′−フエニル尿素
(又はチオ尿素)誘導体の除草活性については何も報告
されていない。
本発明者らは、この系統の化合物について各種の修飾を
試みながら新除草剤の創製を試みた結果、N−アルキル
−N−(αα−ジメチルベンジル)−N′−フエニル尿
素(又はチオ尿素)誘導体が、水稲及び畑作地の有用植
物と生育を競合する雑草に対して強い殺草作用及び生育
抑制作用を呈し、残効性に優れ、また人畜及び魚類に対
しても低毒性であることなど種々の改良効果をもたらす
ことを見出した。
試みながら新除草剤の創製を試みた結果、N−アルキル
−N−(αα−ジメチルベンジル)−N′−フエニル尿
素(又はチオ尿素)誘導体が、水稲及び畑作地の有用植
物と生育を競合する雑草に対して強い殺草作用及び生育
抑制作用を呈し、残効性に優れ、また人畜及び魚類に対
しても低毒性であることなど種々の改良効果をもたらす
ことを見出した。
本発明は、一般式 (式中、X及びYは水素原子、メチル基又はハロゲン原
子、Zは酸素原子又は硫黄原子、Rは的アルキル基、n
は1又は2を示す)で表わされるN−アルキル−N−
(α,α−ジメチルベンジル)−N′−フエニル尿素
(又はチオ尿素)誘導体である。
子、Zは酸素原子又は硫黄原子、Rは的アルキル基、n
は1又は2を示す)で表わされるN−アルキル−N−
(α,α−ジメチルベンジル)−N′−フエニル尿素
(又はチオ尿素)誘導体である。
本発明は、さらに式Iの化合物を有効成分として含有す
る除草剤である。
る除草剤である。
式Iの化合物は、水田雑草の発芽前の湛水土壌処理及び
生育期湛水土壌処理により、イネ科植物に対し優れた属
間選択性を有し、イネにはほとんど害を示さないが、ノ
ビエ、タマガヤツリ、ホタルイなどの雑草に対しては優
れた殺草作用及び生育抑制作用を示す。また本化合物
は、畑地の雑草であるメヒシバ、スベリヒユ、イヌビ
ユ、シロザ、ハコベ等のイネ科雑草及び一年生広葉雑草
に対して、発芽前土壌処理及び発芽後茎葉処理のいずれ
の場合においても優れた除草活性を示す。さらに本化合
物は、水田及び畑地の雑草に対し、後記の除草効果試験
例に示すように、既知化合物と比較して、低薬量できわ
めて強力な除草活性を示す。
生育期湛水土壌処理により、イネ科植物に対し優れた属
間選択性を有し、イネにはほとんど害を示さないが、ノ
ビエ、タマガヤツリ、ホタルイなどの雑草に対しては優
れた殺草作用及び生育抑制作用を示す。また本化合物
は、畑地の雑草であるメヒシバ、スベリヒユ、イヌビ
ユ、シロザ、ハコベ等のイネ科雑草及び一年生広葉雑草
に対して、発芽前土壌処理及び発芽後茎葉処理のいずれ
の場合においても優れた除草活性を示す。さらに本化合
物は、水田及び畑地の雑草に対し、後記の除草効果試験
例に示すように、既知化合物と比較して、低薬量できわ
めて強力な除草活性を示す。
式Iの化合物は、一般式 (式中、X及びRは前記の意味を有する)で表わされる
N−アルキル−N−α,α−ジメチルベンジルアミン誘
導体を一般式 (式中、Y、Z及びnは前記の意味を有する)で表わさ
れるフエニルイソ(チオ)シアナート誘導体と反応させ
ることにより製造することができる。
N−アルキル−N−α,α−ジメチルベンジルアミン誘
導体を一般式 (式中、Y、Z及びnは前記の意味を有する)で表わさ
れるフエニルイソ(チオ)シアナート誘導体と反応させ
ることにより製造することができる。
本反応は、溶媒中で必要に応じ触媒量の反応助剤を添加
して行うことが好ましい。溶媒としては、例えばn−ヘ
プタン、n−ヘキサン、シクロヘキサン等の脂肪族炭化
水素、ベンゼン、トルエン、キシレン等の芳香族炭化水
素、ジエチルエーテル、テトラヒドロフラン等のエーテ
ル類、酢酸エチル等のエステル類、アセトン、メチルエ
チルケトン等のケトン類、塩化メチレン、クロロホル
ム、四塩化炭素等のハロゲン化炭化水素等の不活性溶媒
が用いられる。反応助剤としては、トリメチルアミン、
ピリジン、4−ジメチルアミノピリジン、N,N−ジメチ
ルアニリン等の三級アミンが好ましい。
して行うことが好ましい。溶媒としては、例えばn−ヘ
プタン、n−ヘキサン、シクロヘキサン等の脂肪族炭化
水素、ベンゼン、トルエン、キシレン等の芳香族炭化水
素、ジエチルエーテル、テトラヒドロフラン等のエーテ
ル類、酢酸エチル等のエステル類、アセトン、メチルエ
チルケトン等のケトン類、塩化メチレン、クロロホル
ム、四塩化炭素等のハロゲン化炭化水素等の不活性溶媒
が用いられる。反応助剤としては、トリメチルアミン、
ピリジン、4−ジメチルアミノピリジン、N,N−ジメチ
ルアニリン等の三級アミンが好ましい。
反応に際しては、式IIとIIIの化合物を等モル量の割合
で用いることが好ましい。反応温度は、0℃ないし溶媒
の還流温度、好ましくは20〜40℃であり、反応は一般に
1〜10時間で終了する。
で用いることが好ましい。反応温度は、0℃ないし溶媒
の還流温度、好ましくは20〜40℃であり、反応は一般に
1〜10時間で終了する。
生成物は、過、再結晶、カラムクロマトグラフイなど
によつて単離、精製することができる。再結晶及びカラ
ムクロマトグラフイのための溶媒としては、例えばベン
ゼン、トルエン、メチルアルコール、エチルアルコー
ル、クロロホルム、n−ヘキサン、酢酸エチル等、ある
いはこれらの混合溶媒が用いられる。
によつて単離、精製することができる。再結晶及びカラ
ムクロマトグラフイのための溶媒としては、例えばベン
ゼン、トルエン、メチルアルコール、エチルアルコー
ル、クロロホルム、n−ヘキサン、酢酸エチル等、ある
いはこれらの混合溶媒が用いられる。
本発明の除草剤は、式Iの化合物をそのまま用いること
もできるが、通常は不活性固体担体又は液体担体と混合
し、場合により補助剤を用いて常法により、例えば水和
剤、乳剤、粒剤、粉剤などに製剤化して用いられる。そ
の他適宜の添加物、肥料、農薬例えば除草剤、殺虫剤、
殺菌剤などを添加してもよい。固体担体としては、例え
ばクレー、タルク、カオリン、ベントナイト、硅藻土、
炭酸カルシウムなど又はこれらの混合物、液体担体とし
ては、例えばベンゼン、キシレン、ケロシン、アルコー
ル、ジメチルホルムアミドなど又はこれらの混合物が挙
げられる。また薬剤の分散、懸濁、湿潤、乳化、付着な
どの性質向上を図るための補助剤として、界面活性剤、
例えばラウリル硫酸ナトリウム、アルキルジメチルベン
ジルアンモニウムクロライド、ポリオキシエチレンアル
キルアリールエーテル、ポリオキシエチレン脂肪酸エス
テル、アルキルジメチルベタインなど、高分子化合物、
例えばポリビニルアルコール、アルギン酸ナトリウムな
どを使用することができる。
もできるが、通常は不活性固体担体又は液体担体と混合
し、場合により補助剤を用いて常法により、例えば水和
剤、乳剤、粒剤、粉剤などに製剤化して用いられる。そ
の他適宜の添加物、肥料、農薬例えば除草剤、殺虫剤、
殺菌剤などを添加してもよい。固体担体としては、例え
ばクレー、タルク、カオリン、ベントナイト、硅藻土、
炭酸カルシウムなど又はこれらの混合物、液体担体とし
ては、例えばベンゼン、キシレン、ケロシン、アルコー
ル、ジメチルホルムアミドなど又はこれらの混合物が挙
げられる。また薬剤の分散、懸濁、湿潤、乳化、付着な
どの性質向上を図るための補助剤として、界面活性剤、
例えばラウリル硫酸ナトリウム、アルキルジメチルベン
ジルアンモニウムクロライド、ポリオキシエチレンアル
キルアリールエーテル、ポリオキシエチレン脂肪酸エス
テル、アルキルジメチルベタインなど、高分子化合物、
例えばポリビニルアルコール、アルギン酸ナトリウムな
どを使用することができる。
本発明の除草用製剤は、一般に有効成分を重量比0.5〜9
5%好ましくは1〜90%の割合で含有する。有効成分の
含有量は剤形によつて異なるが、例えば粒剤及び粉剤の
場合には1〜15%、水和剤の場合には10〜80%、また乳
剤の場合には1〜50%が好ましい。
5%好ましくは1〜90%の割合で含有する。有効成分の
含有量は剤形によつて異なるが、例えば粒剤及び粉剤の
場合には1〜15%、水和剤の場合には10〜80%、また乳
剤の場合には1〜50%が好ましい。
本発明の除草剤の使用量は剤形、気象条件、使用時期、
土壌条件、対象雑草の種類などにより異なるが、通常は
1アール当たり有効成分量として0.5〜50g好ましくは1
〜30gである。
土壌条件、対象雑草の種類などにより異なるが、通常は
1アール当たり有効成分量として0.5〜50g好ましくは1
〜30gである。
合成例1(化合物番号2) N−メチル−α,α−ジメチルベンジルアミン1.00g
(6.71ミリモル)を50mlのナス型フラスコにより、ヘキ
サン10mlを加え、室温(約23℃)で磁気攪拌子を用いて
撹拌した。この溶液にm−メチルフエニルイソシアナー
ト0.89g(6.69ミリモル)を滴下ロートを用いて滴加し
た。滴加終了後、室温で2時間撹拌し、析出した結晶を
n−ヘキサンと酢酸エチルの混合溶媒から再結晶する
と、N−メチル−N−(α,α−ジメチルベンジル)−
N′−(m−メチルフエニル)尿素の無色板状結晶1.56
gが得られた。収率:82.5%、融点:91.5〜93.0℃。
(6.71ミリモル)を50mlのナス型フラスコにより、ヘキ
サン10mlを加え、室温(約23℃)で磁気攪拌子を用いて
撹拌した。この溶液にm−メチルフエニルイソシアナー
ト0.89g(6.69ミリモル)を滴下ロートを用いて滴加し
た。滴加終了後、室温で2時間撹拌し、析出した結晶を
n−ヘキサンと酢酸エチルの混合溶媒から再結晶する
と、N−メチル−N−(α,α−ジメチルベンジル)−
N′−(m−メチルフエニル)尿素の無色板状結晶1.56
gが得られた。収率:82.5%、融点:91.5〜93.0℃。
合成例2(化合物番号11) N−メチル−p−クロロ−α,α−ジメチルベンジルア
ミン1.00g(5.45ミリモル)を50mlのナス型フラスコに
とり、ヘキサン10mlを加え、室温(約23℃)で磁気攪拌
子を用いて攪拌した。この溶液にp−クロロフエニルイ
ソシアナート0.83g(5.41ミリモル)を滴下ロートを用
いて滴加した。滴加終了後、室温で2時間攪拌し、析出
した結晶をn−ヘキサンとクロロホルムの混合溶媒から
再結晶すると、N−メチル−N−(p−クロロ−α,α
−ジメチルベンジル)−N′−(p−クロロフエニル)
尿素の無色綿状結晶1.54gが得られた。収率:82.1%、融
点:168.5〜169.5℃。
ミン1.00g(5.45ミリモル)を50mlのナス型フラスコに
とり、ヘキサン10mlを加え、室温(約23℃)で磁気攪拌
子を用いて攪拌した。この溶液にp−クロロフエニルイ
ソシアナート0.83g(5.41ミリモル)を滴下ロートを用
いて滴加した。滴加終了後、室温で2時間攪拌し、析出
した結晶をn−ヘキサンとクロロホルムの混合溶媒から
再結晶すると、N−メチル−N−(p−クロロ−α,α
−ジメチルベンジル)−N′−(p−クロロフエニル)
尿素の無色綿状結晶1.54gが得られた。収率:82.1%、融
点:168.5〜169.5℃。
合成例3(化合物番号32) N−エチル−α,α−ジメチルベンジルアミン0.82g
(5.03ミリモル)を50mlのナス型フラスコにとり、ヘキ
サン7ml及び触媒量のトリエチルアミンを加え、室温
(約23℃)で、磁気攪拌子を用いて攪拌した。この溶液
にp−クロロフエニルイソシアナート0.83g(5.41ミリ
モル)を滴下ロートを用いて滴加した。滴加終了後、室
温で2時間攪拌し、析出した結晶をn−ヘキサンと酢酸
エチルの混合溶媒から再結晶すると、N−エチル−N−
(α,α−ジメチルベンジル)−N′−フエニル尿素の
無色針状結晶1.25gが得られた。収率:89.4%、融点:66.
0〜69.0℃。
(5.03ミリモル)を50mlのナス型フラスコにとり、ヘキ
サン7ml及び触媒量のトリエチルアミンを加え、室温
(約23℃)で、磁気攪拌子を用いて攪拌した。この溶液
にp−クロロフエニルイソシアナート0.83g(5.41ミリ
モル)を滴下ロートを用いて滴加した。滴加終了後、室
温で2時間攪拌し、析出した結晶をn−ヘキサンと酢酸
エチルの混合溶媒から再結晶すると、N−エチル−N−
(α,α−ジメチルベンジル)−N′−フエニル尿素の
無色針状結晶1.25gが得られた。収率:89.4%、融点:66.
0〜69.0℃。
同様にして第1表に示す化合物が得られる。
製剤例1 粒剤 本発明の化合物(No.2)5部、ドデシルベンゼンスルホ
ン酸ソーダ3部、ラウリル硫酸ソーダ2部、ベントナイ
ト70部及びタルク20部を良く粉砕混合し、適量の水を加
えてよく練り合せ、造粒機を通して造粒し、乾燥、整粒
して粒剤を得る。
ン酸ソーダ3部、ラウリル硫酸ソーダ2部、ベントナイ
ト70部及びタルク20部を良く粉砕混合し、適量の水を加
えてよく練り合せ、造粒機を通して造粒し、乾燥、整粒
して粒剤を得る。
製剤例2 乳剤 本発明の化合物(No.13)20部、ポリオキシエチレンア
ルキルアリールエーテル10部及びキシレン70部を、よく
混合して乳剤を得る。
ルキルアリールエーテル10部及びキシレン70部を、よく
混合して乳剤を得る。
製剤例3 水和剤 本発明の化合物(No.27)50部、ドデシルベンゼンスル
ホン酸ソーダ2部、リグニンスルホン酸ソーダ2部及び
硅藻土46部を、粉砕混合して水和剤を得る。
ホン酸ソーダ2部、リグニンスルホン酸ソーダ2部及び
硅藻土46部を、粉砕混合して水和剤を得る。
試験例1 1/5000アールのポツトに水田土壌を充填し、2葉期の水
稲を移植し、ノビエ、タマガヤツリ及びホタルイの種子
を播種し、水深3cmになるように湛水した。雑草の発芽
後3日目に製剤例3に準じて製造した水和剤の所定量を
用いて、湛水土壌処理した。薬剤処理後3週間目に水稲
及び各雑草についての薬害及び除草効果の程度を観察し
た。その結果を第2表に示す。
稲を移植し、ノビエ、タマガヤツリ及びホタルイの種子
を播種し、水深3cmになるように湛水した。雑草の発芽
後3日目に製剤例3に準じて製造した水和剤の所定量を
用いて、湛水土壌処理した。薬剤処理後3週間目に水稲
及び各雑草についての薬害及び除草効果の程度を観察し
た。その結果を第2表に示す。
なお比較のため、下記式で表わされるN−(α,α−ジ
メチルベンジル)−N′−(p−トリル)尿素(化合物
A)及びN−(α,α−ジメチルベンジル)−N′−メ
チル−N′−フエニル尿素(化合物B)を使用した。
メチルベンジル)−N′−(p−トリル)尿素(化合物
A)及びN−(α,α−ジメチルベンジル)−N′−メ
チル−N′−フエニル尿素(化合物B)を使用した。
試験例2 1/1000アールのポツトに畑地土壌を充填し、各種雑草の
種子を播種し、覆土したのち、製剤例3に準じて製造し
た水和剤を水に希釈し所定量をハンドスプレーヤーで土
壌表面に散布し、平均気温25℃のガラス室内で育成し
た。処理後20日目に残存する雑草について除草効果の程
度を観察した。その結果を第3表に示す。なお比較とし
て化合物A及びBを使用した。
種子を播種し、覆土したのち、製剤例3に準じて製造し
た水和剤を水に希釈し所定量をハンドスプレーヤーで土
壌表面に散布し、平均気温25℃のガラス室内で育成し
た。処理後20日目に残存する雑草について除草効果の程
度を観察した。その結果を第3表に示す。なお比較とし
て化合物A及びBを使用した。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 矢野 哲也 長野県長野市大字富竹字弘誓173−2 八 洲化学工業株式会社内
Claims (3)
- 【請求項1】一般式 (式中、X及びYは水素原子、メチル基又はハロゲン原
子、Zは酸素原子又は硫黄原子、Rは低級アルキル基、
nは1又は2を示す)で表わされるN−アルキル−N−
(α,α−ジメチルベンジル)−N′−フエニル尿素
(又はチオ尿素)誘導体。 - 【請求項2】一般式 (式中、X及びRは後記の意味を有する)で表わされる
N−アルキル−N−α,α−ジメチルベンジルアミン誘
導体を、一般式 (式中、Y、Z及びnは後記の意味を有する)で表わさ
れるフエニルイソシアナート誘導体と反応させることを
特徴とする、一般式 (式中、X及びYは水素原子、メチル基又はハロゲン原
子、Zは酸素原子又は硫黄原子、Rは低級アルキル基、
nは1又は2を示す)で表わされるN−アルキル−N−
(α,α−ジメチルベンジル)−N′−フエニル尿素
(又はチオ尿素)誘導体の製造法。 - 【請求項3】一般式 (式中、X及びYは水素原子、メチル基又はハロゲン原
子、Zは酸素原子又は硫黄原子、Rは低級アルキル基、
nは1又は2を示す)で表わされるN−アルキル−N−
(α,α−ジメチルベンジル)−N′−フエニル尿素
(又はチオ尿素)誘導体を有効成分として含有すること
を特徴とする除草剤。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4283887A JPH0745457B2 (ja) | 1987-02-27 | 1987-02-27 | 新規な尿素又はチオ尿素誘導体、その製造法及びそれを含有する除草剤 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4283887A JPH0745457B2 (ja) | 1987-02-27 | 1987-02-27 | 新規な尿素又はチオ尿素誘導体、その製造法及びそれを含有する除草剤 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63211260A JPS63211260A (ja) | 1988-09-02 |
JPH0745457B2 true JPH0745457B2 (ja) | 1995-05-17 |
Family
ID=12647117
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4283887A Expired - Lifetime JPH0745457B2 (ja) | 1987-02-27 | 1987-02-27 | 新規な尿素又はチオ尿素誘導体、その製造法及びそれを含有する除草剤 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0745457B2 (ja) |
-
1987
- 1987-02-27 JP JP4283887A patent/JPH0745457B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63211260A (ja) | 1988-09-02 |
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