JPH0738539B2 - 音声信号増幅回路 - Google Patents
音声信号増幅回路Info
- Publication number
- JPH0738539B2 JPH0738539B2 JP62107831A JP10783187A JPH0738539B2 JP H0738539 B2 JPH0738539 B2 JP H0738539B2 JP 62107831 A JP62107831 A JP 62107831A JP 10783187 A JP10783187 A JP 10783187A JP H0738539 B2 JPH0738539 B2 JP H0738539B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- preamplifier
- amplifier
- audio signal
- power amplifier
- circuit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Amplifiers (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は音声信号増幅回路に係り、プリアンプ及びパワ
ーアンプで音声信号を増幅する回路に関する。
ーアンプで音声信号を増幅する回路に関する。
従来の技術 第3図は従来の音声信号増幅回路の一例の回路図を示
す。同図中、1A,1B夫々は再生ヘッドであり、磁気テー
プ(図示せず)より音声信号を再生する。再生ヘッド1
A,1B夫々の再生音声信号は結合コンデンサ2A,2B夫々を
介して、イコライズ素子3A,3B夫々を有するプリアンプ4
A,4B夫々に供給される。プリアンプ4A,4B夫々より出力
される音声信号は結合コンデンサ5A,5B夫々を介してパ
ワーアンプ6A,6Bに供給され、ここで増幅された後結合
コンデンサ7A,7B夫々を介してスピーカ8A,8B夫々に供給
され、発音される。
す。同図中、1A,1B夫々は再生ヘッドであり、磁気テー
プ(図示せず)より音声信号を再生する。再生ヘッド1
A,1B夫々の再生音声信号は結合コンデンサ2A,2B夫々を
介して、イコライズ素子3A,3B夫々を有するプリアンプ4
A,4B夫々に供給される。プリアンプ4A,4B夫々より出力
される音声信号は結合コンデンサ5A,5B夫々を介してパ
ワーアンプ6A,6Bに供給され、ここで増幅された後結合
コンデンサ7A,7B夫々を介してスピーカ8A,8B夫々に供給
され、発音される。
発明が解決しようとする問題点 従来回路は第3図に示す如く、結合コンデンサ2A,2B,5
A,5B,7A,7Bを用いて、磁気ヘッド1A,1Bとプリアンプ4A,
4B、パワーアンプ6A,6B、スピーカ8A,8Bを直流的に分離
している。
A,5B,7A,7Bを用いて、磁気ヘッド1A,1Bとプリアンプ4A,
4B、パワーアンプ6A,6B、スピーカ8A,8Bを直流的に分離
している。
近年、プリアンプ4A,4B、パワーアンプ6A,6Bを直結化し
てコストダウンする方向にあるが、この場合、プリアン
プ4A,4Bとパワーアンプ6A,6Bとの基準電位を共通にする
必要がある。
てコストダウンする方向にあるが、この場合、プリアン
プ4A,4Bとパワーアンプ6A,6Bとの基準電位を共通にする
必要がある。
ここで、プリアンプ4A,4B、パワーアンプ6A,6Bは有限の
値の同相成分抑圧比(CMR)を有している。また、スピ
ーカ8A,8Bは大負荷であるため、スピーカ8A,8Bの駆動に
より基準電位が多少変化してノイズ及びクロストークを
発生する。例えばスピーカ8の駆動による基準電圧の変
化は、プリアンプ4A及びパワーアンプ6Aで増幅され、ノ
イズを発生し、またプリアンプ4B及びパワーアンプ6Bで
増幅されてクロストークを生じるという問題点があっ
た。
値の同相成分抑圧比(CMR)を有している。また、スピ
ーカ8A,8Bは大負荷であるため、スピーカ8A,8Bの駆動に
より基準電位が多少変化してノイズ及びクロストークを
発生する。例えばスピーカ8の駆動による基準電圧の変
化は、プリアンプ4A及びパワーアンプ6Aで増幅され、ノ
イズを発生し、またプリアンプ4B及びパワーアンプ6Bで
増幅されてクロストークを生じるという問題点があっ
た。
本発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、ノイズ
及びクロストークの発生を防止した音声信号増幅回路を
提供することを目的とする。
及びクロストークの発生を防止した音声信号増幅回路を
提供することを目的とする。
問題点を解決するための手段 本発明において、第1のバッファアンプは、電源の電圧
を分圧して得た基準電位を低インピーダンスとしてパワ
ーアンプ及び負荷に供給する。
を分圧して得た基準電位を低インピーダンスとしてパワ
ーアンプ及び負荷に供給する。
電流ドライブ回路は、基準電位を基準として電圧増幅さ
れたプリアンプの出力信号を電流形態に変換して該パワ
ーアンプに供給する。
れたプリアンプの出力信号を電流形態に変換して該パワ
ーアンプに供給する。
第2のバッファアンプは基準電圧をプリアンプ及び電流
ドライブ回路に供給する。
ドライブ回路に供給する。
作用 本発明において、基準電位はパワーアンプ及び負荷と、
プリアンプ及び電流ドライブ回路との間で、第1,第2の
バッファアンプにより分離されており、パワーアンプ及
び負荷側の基準電位の変動がプリアンプ側に伝搬するこ
とがない。また、パワーアンプに供給される信号は電流
形態であるため、上記パワーアンプ及び負荷の基準電位
の変動によるパワーアンプにノイズ及びクロストークの
発生を防止できる。
プリアンプ及び電流ドライブ回路との間で、第1,第2の
バッファアンプにより分離されており、パワーアンプ及
び負荷側の基準電位の変動がプリアンプ側に伝搬するこ
とがない。また、パワーアンプに供給される信号は電流
形態であるため、上記パワーアンプ及び負荷の基準電位
の変動によるパワーアンプにノイズ及びクロストークの
発生を防止できる。
実施例 第1図は本発明回路の一実施例の回路構成図を示す。
同図中、端子10a,10b間には電源電圧Vccが印加される。
抵抗R1,R2は同一の抵抗値を有し、抵抗R1,R2の接続点11
の電位はVcc/2とされている。接続点11にはバッファア
ンプ12,13夫々の入力端子が接続され、バッファアンプ1
2,13は基準電位Vcc/2を出力する。
抵抗R1,R2は同一の抵抗値を有し、抵抗R1,R2の接続点11
の電位はVcc/2とされている。接続点11にはバッファア
ンプ12,13夫々の入力端子が接続され、バッファアンプ1
2,13は基準電位Vcc/2を出力する。
バッファアンプ12の出力端子は磁気ヘッド14A,14B及び
コンデンサC1,C2夫々の一端が接続されている。磁気ヘ
ッド14A,14B夫々の他端はプリアンプ15A,15B夫々の非反
転入力端子に接続され、コンデンサC1,C2夫々の他端は
抵抗R3,R4夫々を介してプリアンプ15A,15B夫々の反転入
力端子に接続されている。プリアンプ15A,15B夫々の出
力端子と反転入力端子との間にはイコライズ素子16A,16
B夫々が接続されており、磁気ヘッド14A,14B夫々で再生
された音声信号はプリアンプ15A,15Bで所定のイコライ
ズ特性によって増幅され、電流ドライブ回路17A,17B夫
々に供給される。
コンデンサC1,C2夫々の一端が接続されている。磁気ヘ
ッド14A,14B夫々の他端はプリアンプ15A,15B夫々の非反
転入力端子に接続され、コンデンサC1,C2夫々の他端は
抵抗R3,R4夫々を介してプリアンプ15A,15B夫々の反転入
力端子に接続されている。プリアンプ15A,15B夫々の出
力端子と反転入力端子との間にはイコライズ素子16A,16
B夫々が接続されており、磁気ヘッド14A,14B夫々で再生
された音声信号はプリアンプ15A,15Bで所定のイコライ
ズ特性によって増幅され、電流ドライブ回路17A,17B夫
々に供給される。
電流ドライブ回路17A,17B夫々は第2図に示す回路構成
である。第2図中、端子20aにはイコライズアンプ15A,1
5Bの出力する電圧形態の信号が入来する。端子20bはバ
ッファアンプ12の出力端子に接続され、基準電位Vcc/2
とされている。端子21a,21b間には電源電圧が印加され
る。トランジスタQ1,Q2は上記の端子20a,20b間に入来す
る信号を差動増幅し、電流形態の信号に変換し、端子22
より出力する。
である。第2図中、端子20aにはイコライズアンプ15A,1
5Bの出力する電圧形態の信号が入来する。端子20bはバ
ッファアンプ12の出力端子に接続され、基準電位Vcc/2
とされている。端子21a,21b間には電源電圧が印加され
る。トランジスタQ1,Q2は上記の端子20a,20b間に入来す
る信号を差動増幅し、電流形態の信号に変換し、端子22
より出力する。
電流ドライブ回路17A,17B夫々の出力する電流形態の信
号はパワーアンプ18A,18B夫々の反転入力端子に供給さ
れる。パワーアンプ18A,18B夫々の非反転入力端子には
バッファアンプ13の出力端子が接続され、またパワーア
ンプ18A,18B夫々の反転入力端子と出力端子との間には
抵抗R5,R6夫々が接続されている。パワーアンプ18A,18B
夫々は、電流形態の信号が抵抗R5,R6夫々を流れること
により電圧形態とされた信号を増幅して出力する。
号はパワーアンプ18A,18B夫々の反転入力端子に供給さ
れる。パワーアンプ18A,18B夫々の非反転入力端子には
バッファアンプ13の出力端子が接続され、またパワーア
ンプ18A,18B夫々の反転入力端子と出力端子との間には
抵抗R5,R6夫々が接続されている。パワーアンプ18A,18B
夫々は、電流形態の信号が抵抗R5,R6夫々を流れること
により電圧形態とされた信号を増幅して出力する。
上記パワーアンプ18A,18B夫々の出力端子にはスピーカ1
9A,19B夫々の一端が接続され、スピーカ19A,19B夫々の
他端は低出力インピーダンスのバッファアンプ13の出力
端子に接続されており、パワーアンプ18A,18B夫々の出
力信号によりスピーカ19A,19B夫々が発音を行なう。
9A,19B夫々の一端が接続され、スピーカ19A,19B夫々の
他端は低出力インピーダンスのバッファアンプ13の出力
端子に接続されており、パワーアンプ18A,18B夫々の出
力信号によりスピーカ19A,19B夫々が発音を行なう。
ここで、バッファアンプ13は低インピーダンスであるが
スピーカ19A,19Bが大負荷であるため、バッファアンプ1
3の出力端子の電位は多少変動する。しかし、上記の電
位変動はバッファアンプ13により遮断され、接続点11の
電位が変動することはなく、このためプリアンプ15A,15
Bにノイズが生じることが防止される。
スピーカ19A,19Bが大負荷であるため、バッファアンプ1
3の出力端子の電位は多少変動する。しかし、上記の電
位変動はバッファアンプ13により遮断され、接続点11の
電位が変動することはなく、このためプリアンプ15A,15
Bにノイズが生じることが防止される。
なお、バッファアンプ12は低インピーダンス出力である
必要がないため、抵抗に置き換えることも可能である。
必要がないため、抵抗に置き換えることも可能である。
また、パワーアンプ18A,18B夫々は電流形態の信号で駆
動されるために、基準電位Vcc/2が多少変動してもノイ
ズ及びクロストークが発生しない。
動されるために、基準電位Vcc/2が多少変動してもノイ
ズ及びクロストークが発生しない。
発明の効果 上述の如く、本発明の音声信号増幅回路によれば、パワ
ーアンプ及び負荷の基準電位の変動によりプリアンプと
パワーアンプとに生じるノイズ及びパワーアンプに生じ
るクロストークを防止でき、実用上きわめて有用であ
る。
ーアンプ及び負荷の基準電位の変動によりプリアンプと
パワーアンプとに生じるノイズ及びパワーアンプに生じ
るクロストークを防止でき、実用上きわめて有用であ
る。
第1図は本発明回路の一実施例の回路構成図を示す。第
2図は電流ドライブ回路の一実施例の回路図、第3図は
従来回路の一例の回路構成図である。 12,13……バッファアンプ、14A,14B……磁気ヘッド、15
A,15B……イコライザアンプ、17A,17B……電流ドライブ
回路、18A,18B……パワーアンプ、19A,19B……スピー
カ。
2図は電流ドライブ回路の一実施例の回路図、第3図は
従来回路の一例の回路構成図である。 12,13……バッファアンプ、14A,14B……磁気ヘッド、15
A,15B……イコライザアンプ、17A,17B……電流ドライブ
回路、18A,18B……パワーアンプ、19A,19B……スピー
カ。
Claims (1)
- 【請求項1】プリアンプと、該プリアンプで電圧増幅さ
れた音声信号を増幅して負荷に供給するパワーアンプに
よりなり、単一の電源で駆動される音声信号増幅回路に
おいて、 該電源の電圧を分圧して得た基準電位を低インピーダン
スとして該パワーアンプ及び負荷に供給する第1のバッ
ファアップと、 該基準電位を基準として電圧増幅された該プリアンプの
出力信号を電流形態に変換して該パワーアンプに供給す
る電流ドライブ回路と、 上記基準電圧を該プリアンプ及び電流ドライブ回路に供
給する第2のバッファアンプとを設けたことを特徴とす
る音声信号増幅回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62107831A JPH0738539B2 (ja) | 1987-04-30 | 1987-04-30 | 音声信号増幅回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62107831A JPH0738539B2 (ja) | 1987-04-30 | 1987-04-30 | 音声信号増幅回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63272208A JPS63272208A (ja) | 1988-11-09 |
JPH0738539B2 true JPH0738539B2 (ja) | 1995-04-26 |
Family
ID=14469140
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62107831A Expired - Fee Related JPH0738539B2 (ja) | 1987-04-30 | 1987-04-30 | 音声信号増幅回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0738539B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE4203353A1 (de) * | 1992-02-06 | 1993-08-12 | Philips Patentverwaltung | Tonsignal-verstaerker |
US8081785B2 (en) * | 2006-03-21 | 2011-12-20 | Fairchild Semiconductor Corporation | High efficiency converter providing switching amplifier bias |
US8081777B2 (en) | 2006-03-21 | 2011-12-20 | Fairchild Semiconductor Corporation | Volume-based adaptive biasing |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0612856B2 (ja) * | 1985-09-30 | 1994-02-16 | 株式会社東芝 | 増幅回路 |
JPS6278707A (ja) * | 1985-10-02 | 1987-04-11 | Murata Mfg Co Ltd | 並列信号処理回路 |
-
1987
- 1987-04-30 JP JP62107831A patent/JPH0738539B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63272208A (ja) | 1988-11-09 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US3959817A (en) | Switching circuit for connecting a magnetic head in a magnetic recording and reproducing apparatus | |
JPH06139525A (ja) | 磁気抵抗効果型ヘッド用再生装置 | |
US5610555A (en) | Low-voltage driven, audio signal amplifying apparatus and a portable acoustic system using said apparatus | |
JPH0738539B2 (ja) | 音声信号増幅回路 | |
US3267386A (en) | Two stage direct-coupled transistor amplifier utilizing d. c. positive feedback and d. c.-a. c. negative feedback | |
JP3410146B2 (ja) | 電力増幅器 | |
US5787182A (en) | Audio signal amplifier circuit and a portable audio equipment using the same | |
JP2709984B2 (ja) | オーディオ増幅回路およびオーディオシステム | |
JP3439253B2 (ja) | 記録増幅回路及び磁気記録装置 | |
JPS6342638Y2 (ja) | ||
JPS581855Y2 (ja) | クロスト−クを改善した入力回路 | |
JPH0321057Y2 (ja) | ||
JPS6339965B2 (ja) | ||
JP2000152368A (ja) | 圧電スピーカを駆動する増幅器 | |
JPH0135534B2 (ja) | ||
JPH0427726B2 (ja) | ||
JP2770291B2 (ja) | 磁気抵抗効果素子の抵抗値変化検出回路 | |
JPS6211047Y2 (ja) | ||
JPH0574123B2 (ja) | ||
JP2900394B2 (ja) | アイソレーション回路 | |
JPH0528902Y2 (ja) | ||
JPH11186857A (ja) | 低電力出力装置 | |
JPH0559606B2 (ja) | ||
JP2000341058A (ja) | オーディオアンプシステム | |
JP2770292B2 (ja) | 磁気抵抗効果素子の抵抗値変化検出回路 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |