JPH07257387A - 台車の制御装置 - Google Patents
台車の制御装置Info
- Publication number
- JPH07257387A JPH07257387A JP6054096A JP5409694A JPH07257387A JP H07257387 A JPH07257387 A JP H07257387A JP 6054096 A JP6054096 A JP 6054096A JP 5409694 A JP5409694 A JP 5409694A JP H07257387 A JPH07257387 A JP H07257387A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wheels
- control device
- bogie
- frame
- vibration
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60G—VEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
- B60G17/00—Resilient suspensions having means for adjusting the spring or vibration-damper characteristics, for regulating the distance between a supporting surface and a sprung part of vehicle or for locking suspension during use to meet varying vehicular or surface conditions, e.g. due to speed or load
- B60G17/015—Resilient suspensions having means for adjusting the spring or vibration-damper characteristics, for regulating the distance between a supporting surface and a sprung part of vehicle or for locking suspension during use to meet varying vehicular or surface conditions, e.g. due to speed or load the regulating means comprising electric or electronic elements
- B60G17/016—Resilient suspensions having means for adjusting the spring or vibration-damper characteristics, for regulating the distance between a supporting surface and a sprung part of vehicle or for locking suspension during use to meet varying vehicular or surface conditions, e.g. due to speed or load the regulating means comprising electric or electronic elements characterised by their responsiveness, when the vehicle is travelling, to specific motion, a specific condition, or driver input
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60G—VEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
- B60G3/00—Resilient suspensions for a single wheel
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60G—VEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
- B60G2202/00—Indexing codes relating to the type of spring, damper or actuator
- B60G2202/10—Type of spring
- B60G2202/12—Wound spring
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60G—VEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
- B60G2202/00—Indexing codes relating to the type of spring, damper or actuator
- B60G2202/40—Type of actuator
- B60G2202/41—Fluid actuator
- B60G2202/413—Hydraulic actuator
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60G—VEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
- B60G2400/00—Indexing codes relating to detected, measured or calculated conditions or factors
- B60G2400/10—Acceleration; Deceleration
- B60G2400/106—Acceleration; Deceleration longitudinal with regard to vehicle, e.g. braking
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60G—VEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
- B60G2400/00—Indexing codes relating to detected, measured or calculated conditions or factors
- B60G2400/20—Speed
- B60G2400/204—Vehicle speed
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60G—VEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
- B60G2400/00—Indexing codes relating to detected, measured or calculated conditions or factors
- B60G2400/20—Speed
- B60G2400/208—Speed of wheel rotation
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60G—VEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
- B60G2400/00—Indexing codes relating to detected, measured or calculated conditions or factors
- B60G2400/60—Load
- B60G2400/61—Load distribution
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60G—VEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
- B60G2800/00—Indexing codes relating to the type of movement or to the condition of the vehicle and to the end result to be achieved by the control action
- B60G2800/01—Attitude or posture control
- B60G2800/014—Pitch; Nose dive
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60G—VEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
- B60G2800/00—Indexing codes relating to the type of movement or to the condition of the vehicle and to the end result to be achieved by the control action
- B60G2800/18—Starting, accelerating
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60G—VEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
- B60G2800/00—Indexing codes relating to the type of movement or to the condition of the vehicle and to the end result to be achieved by the control action
- B60G2800/22—Braking, stopping
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Handcart (AREA)
- Cage And Drive Apparatuses For Elevators (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 凹凸のある路面を安定して走行させる走行制
御装置を提供する。 【構成】 発進加速時、搬送台車の加速度が変化する時
刻以前に昇降部40により駆動輪21、22を上昇さ
せ、加速度が増減しない状態に達する時刻以後に上昇を
終了させることにより、駆動輪21、22のばね72の
伸び量を打消す。定常走行時、駆動輪21、22を降下
させることにより、キャスタ部90の負荷荷重が軽減さ
れ搬送台車全体が受ける振動が小さくなる。制動時、加
速度が変化する時刻以前に駆動輪21、22を降下さ
せ、加速度が増減しない状態に達する時刻以後に降下を
終了させることにより、駆動輪21、22のばね72の
縮み量を打消す。停止制動時、加速度が変化する時刻以
前に駆動輪21、22を上昇させ、搬送台車が停止する
時刻以後に上昇を終了させることにより、駆動輪21、
22のばね72の縮み量を打消す。
御装置を提供する。 【構成】 発進加速時、搬送台車の加速度が変化する時
刻以前に昇降部40により駆動輪21、22を上昇さ
せ、加速度が増減しない状態に達する時刻以後に上昇を
終了させることにより、駆動輪21、22のばね72の
伸び量を打消す。定常走行時、駆動輪21、22を降下
させることにより、キャスタ部90の負荷荷重が軽減さ
れ搬送台車全体が受ける振動が小さくなる。制動時、加
速度が変化する時刻以前に駆動輪21、22を降下さ
せ、加速度が増減しない状態に達する時刻以後に降下を
終了させることにより、駆動輪21、22のばね72の
縮み量を打消す。停止制動時、加速度が変化する時刻以
前に駆動輪21、22を上昇させ、搬送台車が停止する
時刻以後に上昇を終了させることにより、駆動輪21、
22のばね72の縮み量を打消す。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、駆動輪により走行する
搬送台車等の懸架装置に関するもので、詳細には、搬送
台車等の走行中の傾斜、振動等の抑制制御に関するもの
である。
搬送台車等の懸架装置に関するもので、詳細には、搬送
台車等の走行中の傾斜、振動等の抑制制御に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来の搬送台車の懸架装置として特開平
5−170102号公報に開示されているものがある。
この懸架装置の構成を図13に基づいて説明する。搬送
台車1の車台11には、遊輪13a、13b、13c、
13dと、搬送台車1の進行方向に対して左右に対向す
る遊輪13aと13bとを連結する連結板14と、同様
に遊輪13cと13dとを連結する連結板15と、遊輪
13a、13b、13c、13dおよび動輪12a、1
2bを支承する支承体131a、131b、131c、
131dと、各遊輪13a、13b、13c、13dに
対応して連結板14、15と車台11との間に設けられ
る防振手段16a、16b、16c、16dと、各遊輪
13a、13b、13c、13dに対応して連結板1
4、15から垂直上方に延び車台11の四隅との間に設
けられる上下スライド機構17a、17b、17c、1
7dとから構成される懸架装置が設けられている。この
懸架装置によると、搬送台車1の荷重による上下振動は
防振手段16a、16b、16c、16dと上下スライ
ド機構17a、17b、17c、17dとにより吸収さ
れ、また搬送台車1の前後左右方向の揺動や傾斜は連結
板14、15と上下スライド機構17a、17b、17
c、17dとの相乗作用により減少させることができ
る。
5−170102号公報に開示されているものがある。
この懸架装置の構成を図13に基づいて説明する。搬送
台車1の車台11には、遊輪13a、13b、13c、
13dと、搬送台車1の進行方向に対して左右に対向す
る遊輪13aと13bとを連結する連結板14と、同様
に遊輪13cと13dとを連結する連結板15と、遊輪
13a、13b、13c、13dおよび動輪12a、1
2bを支承する支承体131a、131b、131c、
131dと、各遊輪13a、13b、13c、13dに
対応して連結板14、15と車台11との間に設けられ
る防振手段16a、16b、16c、16dと、各遊輪
13a、13b、13c、13dに対応して連結板1
4、15から垂直上方に延び車台11の四隅との間に設
けられる上下スライド機構17a、17b、17c、1
7dとから構成される懸架装置が設けられている。この
懸架装置によると、搬送台車1の荷重による上下振動は
防振手段16a、16b、16c、16dと上下スライ
ド機構17a、17b、17c、17dとにより吸収さ
れ、また搬送台車1の前後左右方向の揺動や傾斜は連結
板14、15と上下スライド機構17a、17b、17
c、17dとの相乗作用により減少させることができ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の搬送台車によると、左右に対向する遊輪13
aと13bまたは遊輪13cと13dは連結板14、1
5により連結されているため、くぼみ等の凹凸のある路
面18を走行する場合、左右どちらか一方の遊輪が路面
から離れることがある。この場合、搬送台車の位置、姿
勢は不安定となり走行直進性が低下し、振動が増加する
というおそれがある。
うな従来の搬送台車によると、左右に対向する遊輪13
aと13bまたは遊輪13cと13dは連結板14、1
5により連結されているため、くぼみ等の凹凸のある路
面18を走行する場合、左右どちらか一方の遊輪が路面
から離れることがある。この場合、搬送台車の位置、姿
勢は不安定となり走行直進性が低下し、振動が増加する
というおそれがある。
【0004】また、一般に搬送能力の増加は生産効率の
向上に寄与するため、発進、停車位置の定まっている搬
送経路においては搬送台車の発進加速度、制動加速度を
増加させ高速かつ長時間走行させることが要求される。
しかし、発進時、制動時の加速度増加に伴い搬送台車の
路面に対する傾斜、振動が増大するというおそれがあ
る。
向上に寄与するため、発進、停車位置の定まっている搬
送経路においては搬送台車の発進加速度、制動加速度を
増加させ高速かつ長時間走行させることが要求される。
しかし、発進時、制動時の加速度増加に伴い搬送台車の
路面に対する傾斜、振動が増大するというおそれがあ
る。
【0005】本発明は、このような問題を解決するため
になされたもので、凹凸のある路面を安定して走行可能
な台車の制御装置を提供することを目的とする。
になされたもので、凹凸のある路面を安定して走行可能
な台車の制御装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記の課題を解決するた
めの本発明による請求項1記載の台車の制御装置は、走
行面を走行する台車において、前記台車の外形を形成す
るフレームと、前記フレームに回転可能に取り付けられ
る複数の車輪と、前記複数の車輪に含まれる少なくとも
一対の車輪に駆動力を伝達する駆動源と、走行状態に応
じて前記フレームに対して前記複数の車輪に含まれる少
なくとも1個の車輪を相対的に上下動させて姿勢を変化
させる姿勢制御手段とを備えたことを特徴とする。
めの本発明による請求項1記載の台車の制御装置は、走
行面を走行する台車において、前記台車の外形を形成す
るフレームと、前記フレームに回転可能に取り付けられ
る複数の車輪と、前記複数の車輪に含まれる少なくとも
一対の車輪に駆動力を伝達する駆動源と、走行状態に応
じて前記フレームに対して前記複数の車輪に含まれる少
なくとも1個の車輪を相対的に上下動させて姿勢を変化
させる姿勢制御手段とを備えたことを特徴とする。
【0007】本発明による請求項2記載の台車の制御装
置は、請求項1に記載の前記姿勢制御手段が、前記フレ
ームに設けられた防振手段と、前記フレームの下方中央
部に配設される少なくとも一対の車輪を昇降させる昇降
手段とを有することを特徴とする。本発明による請求項
3記載の台車の制御装置は、請求項2の台車の制御装置
において、前記昇降手段が、前記防振手段の変位を打ち
消す方向に昇降可能な前記車輪を昇降させることを特徴
とする。
置は、請求項1に記載の前記姿勢制御手段が、前記フレ
ームに設けられた防振手段と、前記フレームの下方中央
部に配設される少なくとも一対の車輪を昇降させる昇降
手段とを有することを特徴とする。本発明による請求項
3記載の台車の制御装置は、請求項2の台車の制御装置
において、前記昇降手段が、前記防振手段の変位を打ち
消す方向に昇降可能な前記車輪を昇降させることを特徴
とする。
【0008】本発明による請求項4記載の台車の制御装
置は、請求項3の台車の制御装置において、前記昇降手
段が、前記防振手段が変位する前に前記昇降可能な車輪
の昇降を開始させ、前記防振手段の変位が一定となった
後に前記昇降可能な車輪の昇降を停止させることを特徴
とする。本発明による請求項5記載の台車の制御装置
は、請求項2または請求項4記載の台車の制御装置にお
いて、前記昇降手段は、回転運動を直線運動に変換する
運動変更手段からなることを特徴とする。
置は、請求項3の台車の制御装置において、前記昇降手
段が、前記防振手段が変位する前に前記昇降可能な車輪
の昇降を開始させ、前記防振手段の変位が一定となった
後に前記昇降可能な車輪の昇降を停止させることを特徴
とする。本発明による請求項5記載の台車の制御装置
は、請求項2または請求項4記載の台車の制御装置にお
いて、前記昇降手段は、回転運動を直線運動に変換する
運動変更手段からなることを特徴とする。
【0009】本発明による請求項6記載の台車の制御装
置は、請求項5記載の台車の制御装置において、前記運
動変更手段は、ボールねじとナットからなることを特徴
とする。本発明による請求項7記載の台車の制御装置
は、請求項2または請求項4記載の台車の制御装置にお
いて、前記防振手段は、振動減衰作用を有する弾性体か
らなることを特徴とする。
置は、請求項5記載の台車の制御装置において、前記運
動変更手段は、ボールねじとナットからなることを特徴
とする。本発明による請求項7記載の台車の制御装置
は、請求項2または請求項4記載の台車の制御装置にお
いて、前記防振手段は、振動減衰作用を有する弾性体か
らなることを特徴とする。
【0010】本発明による請求項8記載の台車の制御装
置は、請求項2記載の台車の制御装置において、前記防
振手段は、振動減衰作用を有する磁性体からなることを
特徴とする。本発明による請求項9記載の台車の制御装
置は、請求項7記載の台車の制御装置において、前記弾
性体は、ばね、防振ゴムからなるグループから選択され
る1個また2個以上の組み合わせからなることを特徴と
する。
置は、請求項2記載の台車の制御装置において、前記防
振手段は、振動減衰作用を有する磁性体からなることを
特徴とする。本発明による請求項9記載の台車の制御装
置は、請求項7記載の台車の制御装置において、前記弾
性体は、ばね、防振ゴムからなるグループから選択され
る1個また2個以上の組み合わせからなることを特徴と
する。
【0011】本発明による請求項10記載の台車の制御
装置は、走行面を走行する台車において、前記台車の外
形を形成するフレームと、前記フレームに回転可能に取
り付けられる複数の車輪と、前記複数の車輪に含まれる
少なくとも一対の車輪に駆動力を伝達する駆動源と、走
行状態に応じて前記フレームに対して前記複数の車輪に
含まれる少なくとも1個の車輪を相対的に上下動させて
姿勢を変化させる姿勢制御手段と、定常走行時、前記フ
レームの下方中央部に配設される少なくとも一対の車輪
を降下させる昇降手段とを備えたことを特徴とする。
装置は、走行面を走行する台車において、前記台車の外
形を形成するフレームと、前記フレームに回転可能に取
り付けられる複数の車輪と、前記複数の車輪に含まれる
少なくとも一対の車輪に駆動力を伝達する駆動源と、走
行状態に応じて前記フレームに対して前記複数の車輪に
含まれる少なくとも1個の車輪を相対的に上下動させて
姿勢を変化させる姿勢制御手段と、定常走行時、前記フ
レームの下方中央部に配設される少なくとも一対の車輪
を降下させる昇降手段とを備えたことを特徴とする。
【0012】
【作用】本発明の台車の制御装置によると、台車の走行
時、姿勢制御手段が走行状態に応じてフレームに対して
少なくとも1個の車輪を相対的に上下動させるため、凹
凸のある路面から車輪が離れることなく安定して走行す
ることができる。例えば、発進時、制動時などに台車の
傾きを減少させて振動を抑えることができる。
時、姿勢制御手段が走行状態に応じてフレームに対して
少なくとも1個の車輪を相対的に上下動させるため、凹
凸のある路面から車輪が離れることなく安定して走行す
ることができる。例えば、発進時、制動時などに台車の
傾きを減少させて振動を抑えることができる。
【0013】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。本発明を搬送台車に適用した第1実施例を図1〜
図12に示す。図1および図2に示すように、搬送台車
10は、駆動部20と走行部42、42と昇降部40と
キャスタ部90と台車フレーム100とから構成され
る。台車フレーム100の下方中央には駆動部20が設
けられ、この駆動部20の下方両側には駆動部20によ
り駆動される一対の走行部42、42が設けられてい
る。また、駆動部20の上方には駆動部20および走行
部41、42の上昇降下に使用される昇降部40が設け
れる。台車フレーム100の下方四隅付近には各々独立
したキャスタ部90が設けられる。
する。本発明を搬送台車に適用した第1実施例を図1〜
図12に示す。図1および図2に示すように、搬送台車
10は、駆動部20と走行部42、42と昇降部40と
キャスタ部90と台車フレーム100とから構成され
る。台車フレーム100の下方中央には駆動部20が設
けられ、この駆動部20の下方両側には駆動部20によ
り駆動される一対の走行部42、42が設けられてい
る。また、駆動部20の上方には駆動部20および走行
部41、42の上昇降下に使用される昇降部40が設け
れる。台車フレーム100の下方四隅付近には各々独立
したキャスタ部90が設けられる。
【0014】まず、駆動部20と昇降部40の構造を説
明する。図3、図5および図6に示すように、駆動部2
0は、主に左右の走行部41、42と、大プーリ312
とから構成される。走行部41、42は、それぞれ走行
用サーボモータ23、24と、この走行用サーボモータ
23、24にそれぞれ結合された駆動輪21、22と、
この走行用サーボモータ23、24をそれぞれ覆うモー
タカバー25、26とからなる。走行用サーボモータ2
4を収納するモータカバー26の上部には、上カバーシ
ャフト262が形成され、またモータカバー25の下部
には、下カバーシャフト261が形成される。これら上
カバーシャフト262と下カバーシャフト261とは、
同軸上に配置されており、2枚の連結プレート302で
連結された上カバー301と下カバー300との間に軸
受を介して固定される。同様に走行用サーボモータ25
の周囲にはモータカバー25と上カバーシャフト252
と下カバーシャフト251とが形成され、上カバー30
1と下カバー300との間に軸受を介して固定される。
走行部41は、上カバーシャフト252と下カバーシャ
フト251とを軸に旋回し、また走行部42は、上カバ
ーシャフト262と下カバーシャフト261とを軸に旋
回する。
明する。図3、図5および図6に示すように、駆動部2
0は、主に左右の走行部41、42と、大プーリ312
とから構成される。走行部41、42は、それぞれ走行
用サーボモータ23、24と、この走行用サーボモータ
23、24にそれぞれ結合された駆動輪21、22と、
この走行用サーボモータ23、24をそれぞれ覆うモー
タカバー25、26とからなる。走行用サーボモータ2
4を収納するモータカバー26の上部には、上カバーシ
ャフト262が形成され、またモータカバー25の下部
には、下カバーシャフト261が形成される。これら上
カバーシャフト262と下カバーシャフト261とは、
同軸上に配置されており、2枚の連結プレート302で
連結された上カバー301と下カバー300との間に軸
受を介して固定される。同様に走行用サーボモータ25
の周囲にはモータカバー25と上カバーシャフト252
と下カバーシャフト251とが形成され、上カバー30
1と下カバー300との間に軸受を介して固定される。
走行部41は、上カバーシャフト252と下カバーシャ
フト251とを軸に旋回し、また走行部42は、上カバ
ーシャフト262と下カバーシャフト261とを軸に旋
回する。
【0015】一方、大プーリ312の中心にはプーリシ
ャフト310の上端が連結され、このプーリシャフト3
10の下端は上カバー301を貫通し、連結プレート3
02の中間部に連結固定された中カバー303に軸支さ
れる。また、上カバー301と中カバー303の間に位
置するプーリシャフト310には、中央歯車311が連
結される。上カバーシャフト252、262にはそれぞ
れ左右歯車253、263が連結されており、これら中
央歯車311、左右歯車253、263により走行部4
1、42を同位相で旋回させる。昇降部40に駆動部2
0を連結させるため、上カバー301にL字形プレート
304、305がそれぞれ取付けられる。
ャフト310の上端が連結され、このプーリシャフト3
10の下端は上カバー301を貫通し、連結プレート3
02の中間部に連結固定された中カバー303に軸支さ
れる。また、上カバー301と中カバー303の間に位
置するプーリシャフト310には、中央歯車311が連
結される。上カバーシャフト252、262にはそれぞ
れ左右歯車253、263が連結されており、これら中
央歯車311、左右歯車253、263により走行部4
1、42を同位相で旋回させる。昇降部40に駆動部2
0を連結させるため、上カバー301にL字形プレート
304、305がそれぞれ取付けられる。
【0016】図4および図5に示すように、昇降部40
は、主に負作動電磁ブレーキ50と昇降用サーボモータ
63と減速機62とボールねじ61とリニアシャフト7
0とばね72とから構成される。下部プレート43には
2つのL字形プレート432が固定され、このL字形プ
レート432には軸方向に伸縮する連結棒433が連結
される。この連結棒433の他端には幅が広いL字形プ
レート434が連結されており、連結棒433の伸縮を
調整することにより、L字形プレート434が下部プレ
ート43上を摺動する。また、昇降部40に駆動部20
を連結させるため、下部プレート43の下面にはL字形
プレート304、305が固定される。
は、主に負作動電磁ブレーキ50と昇降用サーボモータ
63と減速機62とボールねじ61とリニアシャフト7
0とばね72とから構成される。下部プレート43には
2つのL字形プレート432が固定され、このL字形プ
レート432には軸方向に伸縮する連結棒433が連結
される。この連結棒433の他端には幅が広いL字形プ
レート434が連結されており、連結棒433の伸縮を
調整することにより、L字形プレート434が下部プレ
ート43上を摺動する。また、昇降部40に駆動部20
を連結させるため、下部プレート43の下面にはL字形
プレート304、305が固定される。
【0017】下部プレート43の一辺端に形成された切
欠き431内に位置する負作動電磁ブレーキ50は、L
字形プレート434に固定される。また、負作動電磁ブ
レーキ50にはブレーキシャフト51が貫通し、このブ
レーキシャフト51の下端にはプーリベルト53で大プ
ーリ312に連結された小プーリ52が取付けられてい
る。また、ブレーキシャフト51の上端は、L字形プレ
ート434に固定されたプレート435を貫通して、プ
レート435に固定されたエンコーダ54に連結され
る。このエンコーダ54は、大プーリ312からプーリ
ベルト53を介して小プーリ52に伝達された走行部4
1、42の旋回角を検出するために使用される。
欠き431内に位置する負作動電磁ブレーキ50は、L
字形プレート434に固定される。また、負作動電磁ブ
レーキ50にはブレーキシャフト51が貫通し、このブ
レーキシャフト51の下端にはプーリベルト53で大プ
ーリ312に連結された小プーリ52が取付けられてい
る。また、ブレーキシャフト51の上端は、L字形プレ
ート434に固定されたプレート435を貫通して、プ
レート435に固定されたエンコーダ54に連結され
る。このエンコーダ54は、大プーリ312からプーリ
ベルト53を介して小プーリ52に伝達された走行部4
1、42の旋回角を検出するために使用される。
【0018】下部プレート43には連結ブロック436
が固定されており、この連結ブロック436にはナット
60が固定される。中間プレート44には連結ブロック
441が固定されており、この連結ブロック441には
昇降用エンコーダ64が上部に連結された昇降用サーボ
モータ63が固定される。また、この連結ブロック44
1には昇降用サーボモータ63に連結している減速機6
2が貫通し固定される。この減速機62の他端にはボー
ルねじ61が連結されており、このボールねじ61は軸
受を介して中間プレート44を貫通している。ボールね
じ61の下端は、ナット60と連結されており、昇降用
サーボモータ63が回転することからナット60が上下
する。ナット60の上下に従い昇降部40に連結された
駆動部20が昇降される。
が固定されており、この連結ブロック436にはナット
60が固定される。中間プレート44には連結ブロック
441が固定されており、この連結ブロック441には
昇降用エンコーダ64が上部に連結された昇降用サーボ
モータ63が固定される。また、この連結ブロック44
1には昇降用サーボモータ63に連結している減速機6
2が貫通し固定される。この減速機62の他端にはボー
ルねじ61が連結されており、このボールねじ61は軸
受を介して中間プレート44を貫通している。ボールね
じ61の下端は、ナット60と連結されており、昇降用
サーボモータ63が回転することからナット60が上下
する。ナット60の上下に従い昇降部40に連結された
駆動部20が昇降される。
【0019】昇降部40を両側から挟む2枚の昇降カバ
ー80は、互いに連結プレート83で連結されL字形プ
レート84を介して台車フレーム100に固定される。
また、上部プレート45はL字形プレート81を介して
昇降カバー80に固定される。下部プレート43の上面
には4本のリニアシャフト70が上方へ向かって垂直に
固定される。昇降カバー80に固定されたL字形プレー
ト82には、リニアシャフト70が上下直動摺動部71
を介して貫通し、この上下直動摺動部71の上方に位置
する高さ調節用のパイプカラー73にもリニアシャフト
70が貫通する。さらに、中間プレート44と上部プレ
ート45にもリニアシャフト70が上下直動摺動部71
を介して貫通し、中間プレート44と上部プレート45
にもリニアシャフト70が上下直動摺動部71を介して
貫通する。中間プレート44と上部プレート45との間
には、ばね72が位置しており、リニアシャフト70が
ばね72を貫通する。リニアシャフト70の上端には、
駆動部20の降下長さを調節するため止め輪74が固定
される。
ー80は、互いに連結プレート83で連結されL字形プ
レート84を介して台車フレーム100に固定される。
また、上部プレート45はL字形プレート81を介して
昇降カバー80に固定される。下部プレート43の上面
には4本のリニアシャフト70が上方へ向かって垂直に
固定される。昇降カバー80に固定されたL字形プレー
ト82には、リニアシャフト70が上下直動摺動部71
を介して貫通し、この上下直動摺動部71の上方に位置
する高さ調節用のパイプカラー73にもリニアシャフト
70が貫通する。さらに、中間プレート44と上部プレ
ート45にもリニアシャフト70が上下直動摺動部71
を介して貫通し、中間プレート44と上部プレート45
にもリニアシャフト70が上下直動摺動部71を介して
貫通する。中間プレート44と上部プレート45との間
には、ばね72が位置しており、リニアシャフト70が
ばね72を貫通する。リニアシャフト70の上端には、
駆動部20の降下長さを調節するため止め輪74が固定
される。
【0020】駆動部20が路面より受ける振動は、下部
プレート43からボールねじ61を介して中間プレート
44に伝達され、ばね72に吸収される。次に、キャス
タ部90の構造を説明する。図7および図8に示すよう
に、キャスタ部90は、主にキャスタ91とキャスタプ
レート92とリニアシャフト93とばね94とから構成
される。
プレート43からボールねじ61を介して中間プレート
44に伝達され、ばね72に吸収される。次に、キャス
タ部90の構造を説明する。図7および図8に示すよう
に、キャスタ部90は、主にキャスタ91とキャスタプ
レート92とリニアシャフト93とばね94とから構成
される。
【0021】キャスタプレート92の下面にはキャスタ
91が固定され、キャスタプレート92の上面には2本
のリニアシャフト93a、93bが上方へ向かって垂直
に固定される。一方のリニアシャフト93aは、上下を
2つのばねカバー95a、95bで覆われたばね94
と、このばね94の上方に位置する高さ調整用シム96
とを貫通し、上下直動摺動部97aを介して台車フレー
ム100に固定される。また、このリニアシャフト93
は、上下直動摺動部97を貫通後、さらに防振ゴム98
を貫通し、上端部をシャフト止め931aにより固定さ
れる。他方のリニアシャフト93bは、上下直動摺動部
97bを介して台車フレーム100に固定され、上端部
をシャフト止め931bにより固定される。
91が固定され、キャスタプレート92の上面には2本
のリニアシャフト93a、93bが上方へ向かって垂直
に固定される。一方のリニアシャフト93aは、上下を
2つのばねカバー95a、95bで覆われたばね94
と、このばね94の上方に位置する高さ調整用シム96
とを貫通し、上下直動摺動部97aを介して台車フレー
ム100に固定される。また、このリニアシャフト93
は、上下直動摺動部97を貫通後、さらに防振ゴム98
を貫通し、上端部をシャフト止め931aにより固定さ
れる。他方のリニアシャフト93bは、上下直動摺動部
97bを介して台車フレーム100に固定され、上端部
をシャフト止め931bにより固定される。
【0022】キャスタプレート92は回転することなく
上下方向にのみ作動し、路面から受ける振動をばね94
と防振ゴム98により吸収する。また、キャスタ部90
が各々独立して台車フレーム100に固定されため、路
面の凹凸に対応してキャスタ91は上下し路面から離れ
ることがない。次に、昇降部40を作動させる方法を図
9〜図12に基づいて説明する。ここでは、前記キャス
タ部90を説明の便宜上、前部キャスタ202と後部キ
ャスタ203とに区別する。
上下方向にのみ作動し、路面から受ける振動をばね94
と防振ゴム98により吸収する。また、キャスタ部90
が各々独立して台車フレーム100に固定されため、路
面の凹凸に対応してキャスタ91は上下し路面から離れ
ることがない。次に、昇降部40を作動させる方法を図
9〜図12に基づいて説明する。ここでは、前記キャス
タ部90を説明の便宜上、前部キャスタ202と後部キ
ャスタ203とに区別する。
【0023】図9(a)および(b)はそれぞれ搬送台
車の走行中の速度、加速度の時間的変化を示したもので
あり、搬送台車は時刻t2に発進して時刻t15に停止
する。この発進、制動時の加速度は図9(b)に実線で
示す台形状に変化させる。まず、昇降部40を作動させ
ない搬送台車の走行状態を説明する。図9(a)に示す
t2〜t6の発進加速時において、加速度がa1に到達
した状態では駆動輪21、22と路面200との摩擦抵
抗により図10(a)に示すように搬送台車の姿勢は重
心Gを中心に搬送台車の後部が沈み込む方向に角度αだ
け傾く。本実施例では搬送台車の重心Gに対し駆動輪2
1、22が前方に位置するため、前部キャスタ202の
ばねは長さL2だけ伸び、後部キャスタ203のばねは
長さL1だけ縮む。これにより、駆動輪21、22のば
ねは長さL3だけ伸びる。
車の走行中の速度、加速度の時間的変化を示したもので
あり、搬送台車は時刻t2に発進して時刻t15に停止
する。この発進、制動時の加速度は図9(b)に実線で
示す台形状に変化させる。まず、昇降部40を作動させ
ない搬送台車の走行状態を説明する。図9(a)に示す
t2〜t6の発進加速時において、加速度がa1に到達
した状態では駆動輪21、22と路面200との摩擦抵
抗により図10(a)に示すように搬送台車の姿勢は重
心Gを中心に搬送台車の後部が沈み込む方向に角度αだ
け傾く。本実施例では搬送台車の重心Gに対し駆動輪2
1、22が前方に位置するため、前部キャスタ202の
ばねは長さL2だけ伸び、後部キャスタ203のばねは
長さL1だけ縮む。これにより、駆動輪21、22のば
ねは長さL3だけ伸びる。
【0024】図9(a)に示すt7〜t10の定常走行
時において、加速度が0の状態では駆動輪21、22の
ばねとキャスタ202、203のばねはそれぞれ元の長
さに戻り搬送台車の傾きも0になる。図9(a)に示す
t10〜t14の制動加速時において、加速度がa2に
到達した状態では、駆動輪21、22とブレーキとの摩
擦抵抗により図10(b)に示すように搬送台車の姿勢
は重心Gを中心に搬送台車の前部が沈み込む方向に角度
βだけ傾く。前部キャスタ202のばねは長さL5だけ
縮み、後部キャスタ203のばねは長さL4だけ伸び
る。これにより、駆動輪21、22のばねは長さL6だ
け縮む。
時において、加速度が0の状態では駆動輪21、22の
ばねとキャスタ202、203のばねはそれぞれ元の長
さに戻り搬送台車の傾きも0になる。図9(a)に示す
t10〜t14の制動加速時において、加速度がa2に
到達した状態では、駆動輪21、22とブレーキとの摩
擦抵抗により図10(b)に示すように搬送台車の姿勢
は重心Gを中心に搬送台車の前部が沈み込む方向に角度
βだけ傾く。前部キャスタ202のばねは長さL5だけ
縮み、後部キャスタ203のばねは長さL4だけ伸び
る。これにより、駆動輪21、22のばねは長さL6だ
け縮む。
【0025】昇降部40を作動させないときの駆動輪2
1、22のばねの伸縮変位量L3、L6と搬送台車の傾
斜角α、βとをそれぞれ図9(c)、(d)に破線で示
す。次に、昇降部40を作動させたときの搬送台車の状
態を説明する。図9(a)に示すt2〜t7の発進加速
時において、駆動輪21、22のばねの伸び量L3を打
消すために、昇降部40により駆動輪21、22を長さ
L3だけ上昇させる。図9(c)の実線に示すように、
上昇を始める時刻t1は搬送台車の加速度が変化する時
刻t2より以前であり、上昇を終了する時刻t4は搬送
台車の加速度がa1に到達した時刻t3より後である。
定常走行に移行するときには駆動輪21、22を降下さ
せる時刻t5を加速度a1が減少する時刻t6より以前
であり、降下を終了する時刻t8を加速度が0となる時
刻t7より後である。
1、22のばねの伸縮変位量L3、L6と搬送台車の傾
斜角α、βとをそれぞれ図9(c)、(d)に破線で示
す。次に、昇降部40を作動させたときの搬送台車の状
態を説明する。図9(a)に示すt2〜t7の発進加速
時において、駆動輪21、22のばねの伸び量L3を打
消すために、昇降部40により駆動輪21、22を長さ
L3だけ上昇させる。図9(c)の実線に示すように、
上昇を始める時刻t1は搬送台車の加速度が変化する時
刻t2より以前であり、上昇を終了する時刻t4は搬送
台車の加速度がa1に到達した時刻t3より後である。
定常走行に移行するときには駆動輪21、22を降下さ
せる時刻t5を加速度a1が減少する時刻t6より以前
であり、降下を終了する時刻t8を加速度が0となる時
刻t7より後である。
【0026】図9(a)に示すt7〜t10の定常走行
時において、図9(c)の実線に示すように、駆動輪2
1、22を長さL7だけ降下させる。降下量L7はL3
およびL6より少なく、搬送台車の傾きは大きく変化し
ない。しかし、駆動輪21、22を降下させ駆動輪2
1、22とキャスタ202、203に分配される搬送台
車の荷重を変化させることにより、駆動輪21、22の
負荷荷重は増加し、キャスタ202、203の負荷荷重
は減少する。このためキャスタ202、203が路面2
00より受ける振動は減少し、駆動輪21、22が路面
200より受ける振動は増加することになる。ところ
が、搬送台車の重心Gからの距離はキャスタ202、2
03の方が長く駆動輪21、22は短いため、搬送台車
全体が受ける振動は小さくなる。
時において、図9(c)の実線に示すように、駆動輪2
1、22を長さL7だけ降下させる。降下量L7はL3
およびL6より少なく、搬送台車の傾きは大きく変化し
ない。しかし、駆動輪21、22を降下させ駆動輪2
1、22とキャスタ202、203に分配される搬送台
車の荷重を変化させることにより、駆動輪21、22の
負荷荷重は増加し、キャスタ202、203の負荷荷重
は減少する。このためキャスタ202、203が路面2
00より受ける振動は減少し、駆動輪21、22が路面
200より受ける振動は増加することになる。ところ
が、搬送台車の重心Gからの距離はキャスタ202、2
03の方が長く駆動輪21、22は短いため、搬送台車
全体が受ける振動は小さくなる。
【0027】図9(a)に示すt10〜t16の制動時
ににおいて、駆動輪21、22のばねの縮み量L6を打
消すため、昇降部40により駆動輪21、22を降下さ
せる。図9(c)の実線に示すように、降下を始める時
刻t9は加速度が変化し始める時刻t10より以前であ
り、降下が終了する時刻t12は加速度がa2に到達す
る時刻t11より後である。搬送台車が停止するときに
は駆動輪21、22を上昇させる時刻t13は加速度が
変化し始める時刻t14より以前であり、上昇が終了す
る時刻t16は搬送台車が停止した後である。
ににおいて、駆動輪21、22のばねの縮み量L6を打
消すため、昇降部40により駆動輪21、22を降下さ
せる。図9(c)の実線に示すように、降下を始める時
刻t9は加速度が変化し始める時刻t10より以前であ
り、降下が終了する時刻t12は加速度がa2に到達す
る時刻t11より後である。搬送台車が停止するときに
は駆動輪21、22を上昇させる時刻t13は加速度が
変化し始める時刻t14より以前であり、上昇が終了す
る時刻t16は搬送台車が停止した後である。
【0028】以上説明した昇降部40の作動は、図11
に示す制御部により制御される。図11に示すように、
制御部は、主に車輪エンコーダ501と演算装置502
と昇降用エンコーダ503とにより構成される。車輪エ
ンコーダ501は、駆動輪21、22の回転数を図示し
ない検出センサにより検出し、車輪エンコーダパルスに
変換後、演算装置502に出力する。
に示す制御部により制御される。図11に示すように、
制御部は、主に車輪エンコーダ501と演算装置502
と昇降用エンコーダ503とにより構成される。車輪エ
ンコーダ501は、駆動輪21、22の回転数を図示し
ない検出センサにより検出し、車輪エンコーダパルスに
変換後、演算装置502に出力する。
【0029】演算装置502は、10ms毎に車輪エン
コーダ501から入力される車輪エンコーダパルスを演
算し、昇降用エンコーダから得た現在の昇降部40の位
置と各種演算結果とから昇降用サーボモータ63を制御
する指令トルク出力を昇降用サーボモータ63に出力す
る。ここで、演算装置502の演算処理について図12
に示すフローチャートに基づいて説明する。
コーダ501から入力される車輪エンコーダパルスを演
算し、昇降用エンコーダから得た現在の昇降部40の位
置と各種演算結果とから昇降用サーボモータ63を制御
する指令トルク出力を昇降用サーボモータ63に出力す
る。ここで、演算装置502の演算処理について図12
に示すフローチャートに基づいて説明する。
【0030】演算装置502は、10ms毎に車輪エン
コーダ501から入力される車輪エンコーダパルス入力
処理602により車輪回転速度Vw演算処理603を実
行する。その後、車輪回転速度Vwから車輪回転加速度
Vwd演算処理604を実行し、続けてこの車輪回転加
速度Vwdから搬送台車加速度a演算処理605を実行
する。この処理結果である搬送台車加速度aと発明者の
実験により得られた実験データとのからばねのたわみ量
演算処理606を実行し、昇降部40の設定位置である
目標昇降位置L* 算出処理607を実行する。このとき
現在の昇降部40の位置を知るため昇降用エンコーダ5
03は、図示しない位置検出センサにより昇降部40の
位置を検出し、昇降用エンコーダパルスに変換後、演算
装置502に出力する。演算装置502は、昇降用エン
コーダパルス入力処理608により得た昇降部40の位
置Lと先に演算した目標昇降位置L* とから昇降位置誤
差計算処理609を実行し昇降部40の必要移動量(L
−L* )を得る。この昇降部40の必要移動量から、昇
降用サーボモータ63を制御するための指令トルク演算
処理610を実行する。これにより得た指令トルク結果
を指令トルクの出力処理611により昇降用サーボモー
タ63へ出力する。以上の一連の処理を開始601から
終了612まで10ms毎に繰返し実行することにより
昇降部40の位置を制御する。
コーダ501から入力される車輪エンコーダパルス入力
処理602により車輪回転速度Vw演算処理603を実
行する。その後、車輪回転速度Vwから車輪回転加速度
Vwd演算処理604を実行し、続けてこの車輪回転加
速度Vwdから搬送台車加速度a演算処理605を実行
する。この処理結果である搬送台車加速度aと発明者の
実験により得られた実験データとのからばねのたわみ量
演算処理606を実行し、昇降部40の設定位置である
目標昇降位置L* 算出処理607を実行する。このとき
現在の昇降部40の位置を知るため昇降用エンコーダ5
03は、図示しない位置検出センサにより昇降部40の
位置を検出し、昇降用エンコーダパルスに変換後、演算
装置502に出力する。演算装置502は、昇降用エン
コーダパルス入力処理608により得た昇降部40の位
置Lと先に演算した目標昇降位置L* とから昇降位置誤
差計算処理609を実行し昇降部40の必要移動量(L
−L* )を得る。この昇降部40の必要移動量から、昇
降用サーボモータ63を制御するための指令トルク演算
処理610を実行する。これにより得た指令トルク結果
を指令トルクの出力処理611により昇降用サーボモー
タ63へ出力する。以上の一連の処理を開始601から
終了612まで10ms毎に繰返し実行することにより
昇降部40の位置を制御する。
【0031】以上の制御により昇降部40を作動させた
ときの搬送台車の傾斜角α、βを図9(d)に実線で示
す。この傾斜角α、βは図9(c)の実線と破線との差
に対応する。走行時に昇降部40を作動させることによ
り搬送台車の傾斜角α、βの変化は小さくなり、走行時
の振動を抑えることができる。また、防振ゴム98はキ
ャスタ202、203のばねが発進時、制動時に伸びる
のを防止し、搬送台車の傾きを抑えると共に振動を減衰
させる働きをする。
ときの搬送台車の傾斜角α、βを図9(d)に実線で示
す。この傾斜角α、βは図9(c)の実線と破線との差
に対応する。走行時に昇降部40を作動させることによ
り搬送台車の傾斜角α、βの変化は小さくなり、走行時
の振動を抑えることができる。また、防振ゴム98はキ
ャスタ202、203のばねが発進時、制動時に伸びる
のを防止し、搬送台車の傾きを抑えると共に振動を減衰
させる働きをする。
【0032】ここで、本実施例では走行部41、42を
同位相で旋回させる方法として、中央歯車311、左右
歯車253、263を用いたが、本発明では、歯車によ
る機構に限られることなく例えばリンク機構、ベルト等
を用いても良い。また、本実施例では、駆動部の昇降手
段として、昇降用サーボモータ63と昇降用エンコーダ
64、ボールねじ61、ナット60を用いたが、本発明
では、駆動部の昇降手段として、昇降用サーボモータと
昇降用エンコーダ、ボールねじ、ナットによる機構に限
られることなく例えば直動モータ等を用いた直線運動機
構を用いても良い。さらに、本実施例では、旋回運動を
直線運動に変換する手段として、ボールねじ61とナッ
ト60を用いたが、本発明では、旋回運動を直線運動に
変換する手段として、例えばラックおよびピニオンを用
いても良い。
同位相で旋回させる方法として、中央歯車311、左右
歯車253、263を用いたが、本発明では、歯車によ
る機構に限られることなく例えばリンク機構、ベルト等
を用いても良い。また、本実施例では、駆動部の昇降手
段として、昇降用サーボモータ63と昇降用エンコーダ
64、ボールねじ61、ナット60を用いたが、本発明
では、駆動部の昇降手段として、昇降用サーボモータと
昇降用エンコーダ、ボールねじ、ナットによる機構に限
られることなく例えば直動モータ等を用いた直線運動機
構を用いても良い。さらに、本実施例では、旋回運動を
直線運動に変換する手段として、ボールねじ61とナッ
ト60を用いたが、本発明では、旋回運動を直線運動に
変換する手段として、例えばラックおよびピニオンを用
いても良い。
【0033】また、本実施例では昇降部40の防振手段
として、ばね72を用いたが、本発明では、ばねの代わ
りに振動を吸収するゴム等の弾性材料や磁石等の反発力
を利用した機構およびこれらを組み合わせた機構を用い
ても良い。また、本実施例ではキャスタ部90の防振手
段として、一方のリニアシャフト93aにのみ、ばね9
4とばねカバー95a、95b、高さ調整用シム96、
防振ゴム98を連結したが、同様に他方のリニアシャフ
ト93bにもばね、ばねカバー、高さ調整用シム、防振
ゴムを連結しても良く、さらにばね94と防振ゴム98
の位置の組合わせを変えても良い。
として、ばね72を用いたが、本発明では、ばねの代わ
りに振動を吸収するゴム等の弾性材料や磁石等の反発力
を利用した機構およびこれらを組み合わせた機構を用い
ても良い。また、本実施例ではキャスタ部90の防振手
段として、一方のリニアシャフト93aにのみ、ばね9
4とばねカバー95a、95b、高さ調整用シム96、
防振ゴム98を連結したが、同様に他方のリニアシャフ
ト93bにもばね、ばねカバー、高さ調整用シム、防振
ゴムを連結しても良く、さらにばね94と防振ゴム98
の位置の組合わせを変えても良い。
【0034】また、本実施例では搬送台車の重心Gに対
し駆動輪21、22の位置が前方にある場合を示した
が、搬送台車の重心Gに対し駆動輪21、22の位置が
後方にある場合、昇降部40の上昇、降下の動作が逆に
なり同様に制御可能である。また、本実施例では、昇降
位置検出手段として、昇降用エンコーダ64を用いた
が、本発明では、昇降位置検出手段として、例えば距離
センサを用いても良く、また、昇降量が一定であればリ
ミットスイッチで位置を検出しても良い。昇降量の時間
的変化は搬送台車の傾斜角の変化量ができるだけ小さく
なめらかであることが望ましく、さらに、搬送台車の振
動を検出する検出器とその出力に応じて駆動輪を昇降さ
せる制御装置を付加することにより、路面の凹凸による
振動を減少させることが可能である。
し駆動輪21、22の位置が前方にある場合を示した
が、搬送台車の重心Gに対し駆動輪21、22の位置が
後方にある場合、昇降部40の上昇、降下の動作が逆に
なり同様に制御可能である。また、本実施例では、昇降
位置検出手段として、昇降用エンコーダ64を用いた
が、本発明では、昇降位置検出手段として、例えば距離
センサを用いても良く、また、昇降量が一定であればリ
ミットスイッチで位置を検出しても良い。昇降量の時間
的変化は搬送台車の傾斜角の変化量ができるだけ小さく
なめらかであることが望ましく、さらに、搬送台車の振
動を検出する検出器とその出力に応じて駆動輪を昇降さ
せる制御装置を付加することにより、路面の凹凸による
振動を減少させることが可能である。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の台車の制
御装置によると、台車の発進時や制動時における台車の
傾きを抑え走行中の振動を減少させるため、走行を安定
させる効果があり、また台車の傾き、振動を抑制できる
ことから発進加速度および制動加速度を増大させること
ができる効果がある。さらには発進加速度、制動加速度
を増加させ高速かつ長時間走行させることができるた
め、台車の搬送能力が向上し生産効率を高める効果があ
る。
御装置によると、台車の発進時や制動時における台車の
傾きを抑え走行中の振動を減少させるため、走行を安定
させる効果があり、また台車の傾き、振動を抑制できる
ことから発進加速度および制動加速度を増大させること
ができる効果がある。さらには発進加速度、制動加速度
を増加させ高速かつ長時間走行させることができるた
め、台車の搬送能力が向上し生産効率を高める効果があ
る。
【図1】本発明の実施例による搬送台車の駆動部、昇降
部、キャスタ部の取付け位置を示す斜視図である。
部、キャスタ部の取付け位置を示す斜視図である。
【図2】本発明の実施例による搬送台車の模式的構成図
である。
である。
【図3】本発明の実施例による搬送台車の駆動部の斜視
図である。
図である。
【図4】本発明の実施例による搬送台車の昇降部の斜視
図である。
図である。
【図5】本発明の実施例による搬送台車の駆動部および
昇降部の正面部分断面図である。
昇降部の正面部分断面図である。
【図6】本発明の実施例による搬送台車の駆動部および
昇降部の側面部分断面図である。
昇降部の側面部分断面図である。
【図7】本発明の実施例による搬送台車のキャスタ部の
正面部分断面図である。
正面部分断面図である。
【図8】本発明の実施例による搬送台車のキャスタ部の
側面図である。
側面図である。
【図9】本発明の実施例による搬送台車の昇降部の作動
を示すタイムチャート図である。
を示すタイムチャート図である。
【図10】本発明の実施例による搬送台車の前後方向の
傾斜を示す模式図である。
傾斜を示す模式図である。
【図11】本発明の実施例による搬送台車の昇降部の制
御を示す機能ブロック図である。
御を示す機能ブロック図である。
【図12】本発明の実施例による搬送台車の昇降部の制
御を示すフローチャート図である。
御を示すフローチャート図である。
【図13】従来の搬送台車の概略構成図である。
1、10 搬送台車 20 駆動部 21、22 駆動輪 (複数の車輪) 23、24 走行用サーボモータ(駆動源) 40 昇降部 (姿勢制御手段) 41、42 走行部 60 ナット (姿勢制御手段) 61 ボールねじ(姿勢制御手段) 63 昇降用サーボモータ 71 上下直動摺動部 72 ばね (防振手段) 90 キャスタ部 91 キャスタ (複数の車輪) 94 ばね (防振手段) 98 防振ゴム (防振手段) 100 車フレーム(フレーム) 261 下カバーシャフト 262 上カバーシャフト
Claims (10)
- 【請求項1】 走行面を走行する台車において、 前記台車の外形を形成するフレームと、 前記フレームに回転可能に取り付けられる複数の車輪
と、 前記複数の車輪に含まれる少なくとも一対の車輪に駆動
力を伝達する駆動源と、 走行状態に応じて前記フレームに対して前記複数の車輪
に含まれる少なくとも1個の車輪を相対的に上下動させ
て姿勢を変化させる姿勢制御手段とを備えたことを特徴
とする台車の制御装置。 - 【請求項2】 前記姿勢制御手段は、前記フレームに設
けられた防振手段と、前記フレームの下方中央部に配設
される少なくとも一対の車輪を昇降させる昇降手段とを
有することを特徴とする請求項1記載の台車の制御装
置。 - 【請求項3】 前記昇降手段は、前記防振手段の変位を
打ち消す方向に昇降可能な前記車輪を昇降させることを
特徴とする請求項2記載の台車の制御装置。 - 【請求項4】 前記昇降手段は、前記防振手段が変位す
る前に前記昇降可能な車輪の昇降を開始させ、前記防振
手段の変位が一定となった後に前記昇降可能な車輪の昇
降を停止させることを特徴とする請求項3記載の台車の
制御装置。 - 【請求項5】 前記昇降手段は、回転運動を直線運動に
変換する運動変更手段からなることを特徴とする請求項
2または請求項4記載の台車の制御装置。 - 【請求項6】 前記運動変更手段は、ボールねじとナッ
トからなることを特徴とする請求項5の台車の制御装
置。 - 【請求項7】 前記防振手段は、振動減衰作用を有する
弾性体からなることを特徴とする請求項2または請求項
4記載の台車の制御装置。 - 【請求項8】 前記防振手段は、振動減衰作用を有する
磁性体からなることを特徴とする請求項2記載の台車の
制御装置。 - 【請求項9】 前記弾性体は、ばね、防振ゴムからなる
グループから選択される1個また2個以上の組み合わせ
からなることを特徴とする請求項7記載の台車の制御装
置。 - 【請求項10】 走行面を走行する台車において、 前記台車の外形を形成するフレームと、 前記フレームに回転可能に取り付けられる複数の車輪
と、 前記複数の車輪に含まれる少なくとも一対の車輪に駆動
力を伝達する駆動源と、 走行状態に応じて前記フレームに対して前記複数の車輪
に含まれる少なくとも1個の車輪を相対的に上下動させ
て姿勢を変化させる姿勢制御手段と、 定常走行時、前記フレームの下方中央部に配設される少
なくとも一対の車輪を降下させる昇降手段とを備えたこ
とを特徴とする台車の制御装置。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6054096A JPH07257387A (ja) | 1994-03-24 | 1994-03-24 | 台車の制御装置 |
US08/408,978 US5549175A (en) | 1994-03-24 | 1995-03-23 | Control system for carriage |
DE19510992A DE19510992A1 (de) | 1994-03-24 | 1995-03-24 | Steuerungssystem für einen Wagen |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6054096A JPH07257387A (ja) | 1994-03-24 | 1994-03-24 | 台車の制御装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07257387A true JPH07257387A (ja) | 1995-10-09 |
Family
ID=12961099
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6054096A Pending JPH07257387A (ja) | 1994-03-24 | 1994-03-24 | 台車の制御装置 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5549175A (ja) |
JP (1) | JPH07257387A (ja) |
DE (1) | DE19510992A1 (ja) |
Cited By (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH1111318A (ja) * | 1997-06-24 | 1999-01-19 | Murata Mach Ltd | 搬送車 |
JP2001287652A (ja) * | 2000-04-05 | 2001-10-16 | Meidensha Corp | 冷却ファン移動装置 |
JP2008521704A (ja) * | 2004-12-01 | 2008-06-26 | ボリンジア インダストリー アーゲー | 歩行する人によって操作されるようになされた種類の走行物体 |
JP2008254588A (ja) * | 2007-04-05 | 2008-10-23 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 走行装置および自走式ロボット |
JP2009284944A (ja) * | 2008-05-27 | 2009-12-10 | National Institute Of Advanced Industrial & Technology | 車いす駆動装置 |
KR101466906B1 (ko) * | 2013-05-16 | 2014-12-04 | 주식회사 이노텍 | 무인반송대차 |
KR101539288B1 (ko) * | 2013-05-16 | 2015-07-27 | 주식회사 이노텍 | 무인반송대차의 구동장치 |
KR20180062130A (ko) * | 2016-11-30 | 2018-06-08 | 주식회사 레인보우로보틱스 | 서비스 로봇 |
JP2021181295A (ja) * | 2020-05-20 | 2021-11-25 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 移動体、搬送装置、及び部品実装システム |
JP2021533035A (ja) * | 2019-08-15 | 2021-12-02 | 燕山大学Yanshan University | 主従動・差動が混在して接続される支持足、重力閉鎖に基づいて混在接続とされる支持足、及び、六自由度で姿勢を調整するロボットプラットフォーム |
WO2022161341A1 (zh) * | 2021-01-27 | 2022-08-04 | 杭州海康机器人技术有限公司 | 差速驱动装置以及自动引导运输车 |
Families Citing this family (18)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
AU699108B2 (en) * | 1995-04-28 | 1998-11-19 | Work Systems Technology Pty Ltd | Control wheel assembly for trolleys |
AUPN265895A0 (en) | 1995-04-28 | 1995-05-25 | Risk Management Resources Pty Ltd | Control wheel assembly for trolleys |
US6000486A (en) * | 1997-04-18 | 1999-12-14 | Medicart, L.L.C. | Apparatus for providing self-propelled motion to medication carts |
US6481515B1 (en) * | 2000-05-30 | 2002-11-19 | The Procter & Gamble Company | Autonomous mobile surface treating apparatus |
US6564890B2 (en) | 2001-03-12 | 2003-05-20 | Jervis B. Webb Company | Floating drive for vehicle |
US7090042B2 (en) * | 2001-03-12 | 2006-08-15 | Jervis B. Webb Company | Floating drive for vehicle |
JP4448759B2 (ja) * | 2004-11-09 | 2010-04-14 | 本田技研工業株式会社 | 自走台車の走行制御方法 |
EP2349776A1 (en) * | 2008-10-23 | 2011-08-03 | Jervis B. Webb International Company | Workpiece transport assembly and method of using same |
CN102490773B (zh) * | 2011-11-28 | 2013-11-06 | 浙江吉利汽车研究院有限公司 | 制动器带减震器总成的支撑装置及具有该支撑装置的小车 |
US9707143B2 (en) * | 2012-08-11 | 2017-07-18 | Hill-Rom Services, Inc. | Person support apparatus power drive system |
KR20140076351A (ko) * | 2012-12-12 | 2014-06-20 | 삼성테크윈 주식회사 | 주행 장치 |
DE102013002860B4 (de) * | 2013-02-20 | 2020-02-20 | Sew-Eurodrive Gmbh & Co Kg | Fahrzeug, insbesondere fahrerloses Transportsystem (FTS) oder automatisch geführtes Fahrzeug (AGV) |
US9376152B2 (en) * | 2014-03-05 | 2016-06-28 | Qualcomm Incorporated | Multi-axis motorized wheel |
DE102014017532B3 (de) | 2014-11-27 | 2016-01-21 | Kuka Roboter Gmbh | Modulares Niederflurtransportsystem |
CN106006466B (zh) * | 2016-06-07 | 2018-10-19 | 广州普华灵动机器人技术有限公司 | 一种超薄重载举升潜入全向移动式agv |
CN108000478B (zh) * | 2017-12-13 | 2023-08-08 | 北京极智嘉科技股份有限公司 | 柔性底座和搬运机器人 |
KR102197062B1 (ko) * | 2019-06-24 | 2020-12-30 | 네이버랩스 주식회사 | 이동 장치 |
WO2022055002A1 (ko) * | 2020-09-14 | 2022-03-17 | 엘지전자 주식회사 | 로봇 |
Family Cites Families (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
SE449482B (sv) * | 1985-07-08 | 1987-05-04 | Bygg Och Transportekonomie Ab | Anordning for okning av bromsformagan hos industritruckar |
US5159554A (en) * | 1987-07-06 | 1992-10-27 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Electronic controlled fluid suspension system |
JP2876335B2 (ja) * | 1990-05-10 | 1999-03-31 | 有限会社タクマ精工 | 自走式台車における駆動輪上下動装置 |
IT1250471B (it) * | 1991-02-12 | 1995-04-07 | Jobs Spa | Robot con carrello automotore. |
JP3055250B2 (ja) * | 1991-09-17 | 2000-06-26 | 神鋼電機株式会社 | 全方向移動台車 |
JP3066408B2 (ja) * | 1991-11-08 | 2000-07-17 | 株式会社椿本チエイン | 搬送車の走行制御方法 |
JPH05170102A (ja) * | 1991-12-18 | 1993-07-09 | Shinko Electric Co Ltd | 搬送台車の懸架装置 |
-
1994
- 1994-03-24 JP JP6054096A patent/JPH07257387A/ja active Pending
-
1995
- 1995-03-23 US US08/408,978 patent/US5549175A/en not_active Expired - Fee Related
- 1995-03-24 DE DE19510992A patent/DE19510992A1/de not_active Withdrawn
Cited By (13)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH1111318A (ja) * | 1997-06-24 | 1999-01-19 | Murata Mach Ltd | 搬送車 |
JP2001287652A (ja) * | 2000-04-05 | 2001-10-16 | Meidensha Corp | 冷却ファン移動装置 |
JP4884394B2 (ja) * | 2004-12-01 | 2012-02-29 | ボリンジア インダストリー アーゲー | 歩行する人によって操作されるようになされた種類の走行物体 |
JP2008521704A (ja) * | 2004-12-01 | 2008-06-26 | ボリンジア インダストリー アーゲー | 歩行する人によって操作されるようになされた種類の走行物体 |
US8720616B2 (en) | 2004-12-01 | 2014-05-13 | Borringia Industrie Ag | Wheeled object of the type adapted to be operated by a walking person |
JP2008254588A (ja) * | 2007-04-05 | 2008-10-23 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 走行装置および自走式ロボット |
JP2009284944A (ja) * | 2008-05-27 | 2009-12-10 | National Institute Of Advanced Industrial & Technology | 車いす駆動装置 |
KR101466906B1 (ko) * | 2013-05-16 | 2014-12-04 | 주식회사 이노텍 | 무인반송대차 |
KR101539288B1 (ko) * | 2013-05-16 | 2015-07-27 | 주식회사 이노텍 | 무인반송대차의 구동장치 |
KR20180062130A (ko) * | 2016-11-30 | 2018-06-08 | 주식회사 레인보우로보틱스 | 서비스 로봇 |
JP2021533035A (ja) * | 2019-08-15 | 2021-12-02 | 燕山大学Yanshan University | 主従動・差動が混在して接続される支持足、重力閉鎖に基づいて混在接続とされる支持足、及び、六自由度で姿勢を調整するロボットプラットフォーム |
JP2021181295A (ja) * | 2020-05-20 | 2021-11-25 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 移動体、搬送装置、及び部品実装システム |
WO2022161341A1 (zh) * | 2021-01-27 | 2022-08-04 | 杭州海康机器人技术有限公司 | 差速驱动装置以及自动引导运输车 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
DE19510992A1 (de) | 1995-09-28 |
US5549175A (en) | 1996-08-27 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH07257387A (ja) | 台車の制御装置 | |
JP3455999B2 (ja) | 走行台車 | |
JP5157305B2 (ja) | 車輪位置可変車両 | |
JP6220069B2 (ja) | 走行装置 | |
KR101211228B1 (ko) | 로봇 | |
US9193243B2 (en) | Vehicle suspension system | |
US11377003B2 (en) | Suspension system, preferably driver seat | |
JP5505483B2 (ja) | 車輪位置可変車両 | |
CN111789717B (zh) | 行驶装置 | |
JP2010000989A (ja) | 二輪自動車 | |
JP2010202052A (ja) | 車両の車輪位置変更装置 | |
JP4788412B2 (ja) | 倒立振子型移動体 | |
JP2009083754A (ja) | 車両 | |
JP2010081684A (ja) | 産業車両のピッチング抑制装置 | |
JP5561289B2 (ja) | 車両 | |
JP7111083B2 (ja) | 二輪車両 | |
JP5648825B2 (ja) | 平行二輪ビークル、その安定姿勢保持機構ならびに走行制御方法および荷台部姿勢制御方法 | |
JP4894707B2 (ja) | 車両 | |
JP5223265B2 (ja) | 車両 | |
CN219885581U (zh) | 无人搬运小车 | |
JP2009159784A (ja) | 車両 | |
JP2000168914A (ja) | 速度制御装置 | |
JP2012061889A (ja) | 搬送台車 | |
JP5186853B2 (ja) | 車両 | |
JP2018167736A (ja) | 車両用シート |