JPH0666076B2 - 紙幣検査方法 - Google Patents
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- JPH0666076B2 JPH0666076B2 JP60504636A JP50463685A JPH0666076B2 JP H0666076 B2 JPH0666076 B2 JP H0666076B2 JP 60504636 A JP60504636 A JP 60504636A JP 50463685 A JP50463685 A JP 50463685A JP H0666076 B2 JPH0666076 B2 JP H0666076B2
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G07—CHECKING-DEVICES
- G07D—HANDLING OF COINS OR VALUABLE PAPERS, e.g. TESTING, SORTING BY DENOMINATIONS, COUNTING, DISPENSING, CHANGING OR DEPOSITING
- G07D7/00—Testing specially adapted to determine the identity or genuineness of valuable papers or for segregating those which are unacceptable, e.g. banknotes that are alien to a currency
- G07D7/06—Testing specially adapted to determine the identity or genuineness of valuable papers or for segregating those which are unacceptable, e.g. banknotes that are alien to a currency using wave or particle radiation
- G07D7/12—Visible light, infrared or ultraviolet radiation
-
- G—PHYSICS
- G07—CHECKING-DEVICES
- G07D—HANDLING OF COINS OR VALUABLE PAPERS, e.g. TESTING, SORTING BY DENOMINATIONS, COUNTING, DISPENSING, CHANGING OR DEPOSITING
- G07D7/00—Testing specially adapted to determine the identity or genuineness of valuable papers or for segregating those which are unacceptable, e.g. banknotes that are alien to a currency
- G07D7/04—Testing magnetic properties of the materials thereof, e.g. by detection of magnetic imprint
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Description
【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は紙幣、紙幣の真偽と額面を確認するような紙幣
検査方法に関する。
検査方法に関する。
背景技術 今まで紙幣いろいろの額面を確認する多数の装置が提案
されたが、これらの装置のどれも完全には満足されるも
のではなかった。例えば米国紙幣は、この紙幣を本物と
して確認するとともに又いろいろの額面を区別するため
に使用することができるいろいろの印刷模様を含んでい
る。
されたが、これらの装置のどれも完全には満足されるも
のではなかった。例えば米国紙幣は、この紙幣を本物と
して確認するとともに又いろいろの額面を区別するため
に使用することができるいろいろの印刷模様を含んでい
る。
一つの模様として、米国紙幣の特定の区域が磁気性のイ
ンクで印刷されているということである。例えば、全て
の米国紙幣の中央に現れる肖像は本物の紙幣では完全に
磁気性のインクで印刷されている。又、肖像の右に現れ
てその紙幣の額面を確認する大きな文字(即ちONE、TW
O、FIVEなど)又は大きな数字(即ち「1」、「2」、
「5」など)も同様に、完全に磁気性インクで構成され
ている。これとは対照的に額面文字の下に存在している
縁の財務省のシール並びに肖像の左側に現れている黒の
連邦基準銀行のシールは両方とも非磁性インクで印刷さ
れている。
ンクで印刷されているということである。例えば、全て
の米国紙幣の中央に現れる肖像は本物の紙幣では完全に
磁気性のインクで印刷されている。又、肖像の右に現れ
てその紙幣の額面を確認する大きな文字(即ちONE、TW
O、FIVEなど)又は大きな数字(即ち「1」、「2」、
「5」など)も同様に、完全に磁気性インクで構成され
ている。これとは対照的に額面文字の下に存在している
縁の財務省のシール並びに肖像の左側に現れている黒の
連邦基準銀行のシールは両方とも非磁性インクで印刷さ
れている。
各額面の米国紙幣は、同様に、肖像範囲の背景を構成す
る格子線間の距離によって特徴づけられる。例えば、1
ドル紙幣では、垂直の格子線間の間隔は0.020cmに等し
い。2ドル及び5ドル紙幣の場合、格子線間隔はそれぞ
れ0.025cm及び0.028cmに等しい。
る格子線間の距離によって特徴づけられる。例えば、1
ドル紙幣では、垂直の格子線間の間隔は0.020cmに等し
い。2ドル及び5ドル紙幣の場合、格子線間隔はそれぞ
れ0.025cm及び0.028cmに等しい。
紙幣の肖像区域内の垂直の格子線間の平均間隔を測定す
ることによって本物の米国紙幣を確認しいろいろの単位
の紙幣どうしを区別する紙幣確認装置が従来提案されて
いる。この1つの装置は米国特許第4,349,111号に開示
されている。しかし、平均格子線間隔に基づく紙幣の確
認は、格子間隔の差が比較的小さい紙幣を区別する場合
失敗し易い。例えば、平均間隔技術を利用するいくつか
の市販の紙幣確認装置は2ドル紙幣及び5ドル紙幣の両
方の場合には使用することができない。これは平均格子
線間隔があまりに似ているからである。
ることによって本物の米国紙幣を確認しいろいろの単位
の紙幣どうしを区別する紙幣確認装置が従来提案されて
いる。この1つの装置は米国特許第4,349,111号に開示
されている。しかし、平均格子線間隔に基づく紙幣の確
認は、格子間隔の差が比較的小さい紙幣を区別する場合
失敗し易い。例えば、平均間隔技術を利用するいくつか
の市販の紙幣確認装置は2ドル紙幣及び5ドル紙幣の両
方の場合には使用することができない。これは平均格子
線間隔があまりに似ているからである。
発明の概要 真偽及び単位の両方を示す情報は上述の印刷区域(これ
は以下「肖像区域」、「境界区域」、「黒シール区域」
及び「額面区域」と以下呼ぶことにする)の各々の水平
幅により提供される。更に、これらの範囲の各々の間の
区域又は「空間」の水平幅は又紙幣の真偽及び額面を決
定する場合に有用である。
は以下「肖像区域」、「境界区域」、「黒シール区域」
及び「額面区域」と以下呼ぶことにする)の各々の水平
幅により提供される。更に、これらの範囲の各々の間の
区域又は「空間」の水平幅は又紙幣の真偽及び額面を決
定する場合に有用である。
それらの各区域内においては、線の数、隣接する線の間
の水平空間、及び累加の非磁性区域に対する範囲の全サ
イズの比は、異なる単位の紙幣を更に確認し区別するた
めに全て使用することができる。
の水平空間、及び累加の非磁性区域に対する範囲の全サ
イズの比は、異なる単位の紙幣を更に確認し区別するた
めに全て使用することができる。
磁気センサにより発生された信号は検査中の紙幣の境界
範囲の幅及びその中に現れる線の数を決定するために、
ならびに、これらの値を本物の紙幣に関する公知の値と
比較するために利用される。
範囲の幅及びその中に現れる線の数を決定するために、
ならびに、これらの値を本物の紙幣に関する公知の値と
比較するために利用される。
本発明に従うと、磁気センサにより発生された信号は検
査中の紙幣の磁気性インクの線の間の間隔の大きさを決
定するために利用される。肖像区域は複数の規則正しく
離れた線を有している。これらの格子間隔は検出され、
そして、これらの測定された格子間隔は大きさにしたが
って群別に組織化されて、この明細書で「ヒストグラ
ム」と呼ぶものを形成する。群の間の空間の数の差は次
に分析されて格子間隔の似た異なる額面間の紙幣の真偽
及び額面の決定に役立つ。
査中の紙幣の磁気性インクの線の間の間隔の大きさを決
定するために利用される。肖像区域は複数の規則正しく
離れた線を有している。これらの格子間隔は検出され、
そして、これらの測定された格子間隔は大きさにしたが
って群別に組織化されて、この明細書で「ヒストグラ
ム」と呼ぶものを形成する。群の間の空間の数の差は次
に分析されて格子間隔の似た異なる額面間の紙幣の真偽
及び額面の決定に役立つ。
実施例の説明 図1と図2はハウジング2を備えた紙幣確認装置1を示
し、このハウジング2内には入口6と出口8を備えた紙
幣通路4が含まれている。紙幣通路4の両側には2本の
連続するトラクタ・ベルト10が配置されていてこれらの
トラクタ・ベルトは平行なローラ12によって支持されて
いる。ローラ12は一連のギア(図示せず)を介してモー
タ14に動作可能に連結されている。このモータにより制
御されるトラクタ・ベルト10は前方へ(図1の左から右
へ)紙幣通路4を介して紙幣を前進させるように動作す
る。モータ14はトラクタ・ベルト10を逆方向に駆動して
紙幣の移動方向を逆転させることができるように逆転可
能なものである。各トラクタ・ベルト10のすぐ上には1
組のホイール16が位置決めされていて、挿入された紙幣
が紙幣通路4を介して進められるのを助ける。入口6の
近くには、紙幣通路4の対向側に配置された光送信機20
と光受信機22からなる透過センサ18がある。光送信機20
から光受信機22へ移動する光ビームの遮断により光受信
機22は紙幣通路4の入口6に物体が存在することを示す
電気信号を発生する。
し、このハウジング2内には入口6と出口8を備えた紙
幣通路4が含まれている。紙幣通路4の両側には2本の
連続するトラクタ・ベルト10が配置されていてこれらの
トラクタ・ベルトは平行なローラ12によって支持されて
いる。ローラ12は一連のギア(図示せず)を介してモー
タ14に動作可能に連結されている。このモータにより制
御されるトラクタ・ベルト10は前方へ(図1の左から右
へ)紙幣通路4を介して紙幣を前進させるように動作す
る。モータ14はトラクタ・ベルト10を逆方向に駆動して
紙幣の移動方向を逆転させることができるように逆転可
能なものである。各トラクタ・ベルト10のすぐ上には1
組のホイール16が位置決めされていて、挿入された紙幣
が紙幣通路4を介して進められるのを助ける。入口6の
近くには、紙幣通路4の対向側に配置された光送信機20
と光受信機22からなる透過センサ18がある。光送信機20
から光受信機22へ移動する光ビームの遮断により光受信
機22は紙幣通路4の入口6に物体が存在することを示す
電気信号を発生する。
紙幣通路4のほぼ中心のすぐ上には、反射センサ24が配
置されている。この反射センサ24は紙幣通路4の同じ側
において比較的接近して配置された第2の光送信機26と
第2の光受信機28からなる。反射センサ24は紙幣通路4
に置かれた(紙幣のような)物体の光学的情報の有無を
検出しこの有無に応答するよう位置決めされている。反
射センサ24のすぐ下の物体の表面が(米国紙幣の未印刷
区域)のように比較的反射性のものである場合、光送信
機26によって放出された光はその物体の表面により光受
信機28へ反射される。その表面が(米国紙幣の印刷区域
のように)比較的比反射性である場合、又は紙幣通路4
に物体が存在しない場合は、光送信機26によって放射さ
れた光は光受信機28へは反射されない。
置されている。この反射センサ24は紙幣通路4の同じ側
において比較的接近して配置された第2の光送信機26と
第2の光受信機28からなる。反射センサ24は紙幣通路4
に置かれた(紙幣のような)物体の光学的情報の有無を
検出しこの有無に応答するよう位置決めされている。反
射センサ24のすぐ下の物体の表面が(米国紙幣の未印刷
区域)のように比較的反射性のものである場合、光送信
機26によって放出された光はその物体の表面により光受
信機28へ反射される。その表面が(米国紙幣の印刷区域
のように)比較的比反射性である場合、又は紙幣通路4
に物体が存在しない場合は、光送信機26によって放射さ
れた光は光受信機28へは反射されない。
反射センサ24の近くには磁気ヘッドセンサ30がある。こ
の磁気センサ30はこのすぐ下に供給される紙幣の表面の
磁気情報の存在に応答して電気信号を発生する。磁気セ
ンサ30のすぐ下には軸34に回転可能に連結されたローラ
・ホイール32がある。次に、軸34はばね支持部36により
支持されており、このばね支持部36はローラ・ホイール
32を磁気センサ30の方へ変位させるように作用してい
る。ばね変位を受けるローラ・ホイール32は、これによ
って、磁気センサ30に対してしっかりと、挿入された紙
幣を押圧するよう動作し、それにより紙幣の磁気情報の
正確な検出が確実となる。
の磁気センサ30はこのすぐ下に供給される紙幣の表面の
磁気情報の存在に応答して電気信号を発生する。磁気セ
ンサ30のすぐ下には軸34に回転可能に連結されたローラ
・ホイール32がある。次に、軸34はばね支持部36により
支持されており、このばね支持部36はローラ・ホイール
32を磁気センサ30の方へ変位させるように作用してい
る。ばね変位を受けるローラ・ホイール32は、これによ
って、磁気センサ30に対してしっかりと、挿入された紙
幣を押圧するよう動作し、それにより紙幣の磁気情報の
正確な検出が確実となる。
永久磁石29は入口6と磁気センサ30の間の紙幣通路4の
上に配置されている。この永久磁石29は検査される紙幣
上で磁性インクを変位させることによって磁気センサ30
により発生される信号を増大させる。反射センサ24、磁
気センサ30及び永久磁石29は、これらの各々が紙幣通路
4を通過する任意の紙幣の中央部分を走査するように紙
幣通路4に沿って位置決めされている。
上に配置されている。この永久磁石29は検査される紙幣
上で磁性インクを変位させることによって磁気センサ30
により発生される信号を増大させる。反射センサ24、磁
気センサ30及び永久磁石29は、これらの各々が紙幣通路
4を通過する任意の紙幣の中央部分を走査するように紙
幣通路4に沿って位置決めされている。
出口8の近くで紙幣通路4の中央部の下にはジヤム・セ
ンサ38が位置決めされている。ジヤム・センサ38は軸連
結ローラ12に回転可能連結されている。ジヤム・センサ
38は、図1の実線により示された第1の垂直位置から同
図において破線より示された第2の水平位置まで少なく
とも90度の角度にわたって軸の周りに回転することがで
きる。ジヤム・センサ38の複数のまた40は、それらの通
常の位置においては、図1に実線で示したように、垂直
方向に向いていて紙幣通路4の平面を通って上方へ突出
するようにばね変位されている。
ンサ38が位置決めされている。ジヤム・センサ38は軸連
結ローラ12に回転可能連結されている。ジヤム・センサ
38は、図1の実線により示された第1の垂直位置から同
図において破線より示された第2の水平位置まで少なく
とも90度の角度にわたって軸の周りに回転することがで
きる。ジヤム・センサ38の複数のまた40は、それらの通
常の位置においては、図1に実線で示したように、垂直
方向に向いていて紙幣通路4の平面を通って上方へ突出
するようにばね変位されている。
紙幣通路4を通って前進する物体の先端はまた40に遭遇
して、このまた40を図1に破線で示した水平位置へ押し
やる。また40は、その物体が紙幣通路4から出口8また
は入口6のいずれかを通って取り除かれるまで出口8か
ら離れてこの水平位置に留まる。いずれの方向において
も紙幣通路4から物体を取り除くと、また40はその初期
の垂直位置へ復帰することができる。ジヤム・センサ38
のその元の位置への復帰は光センサ44により検出され、
この光センサ44は電気信号を発生する。
して、このまた40を図1に破線で示した水平位置へ押し
やる。また40は、その物体が紙幣通路4から出口8また
は入口6のいずれかを通って取り除かれるまで出口8か
ら離れてこの水平位置に留まる。いずれの方向において
も紙幣通路4から物体を取り除くと、また40はその初期
の垂直位置へ復帰することができる。ジヤム・センサ38
のその元の位置への復帰は光センサ44により検出され、
この光センサ44は電気信号を発生する。
出口8を通って紙幣通路4から物体が取り除かれる場
合、また40は紙幣通路4を介してその物体が無傷で回収
されるのを防止する。ジヤム・センサ38は、「紐付紙幣
(bill-on-a-string)」詐取モードと呼ばれるものを打
ち破るように特に設計されている。
合、また40は紙幣通路4を介してその物体が無傷で回収
されるのを防止する。ジヤム・センサ38は、「紐付紙幣
(bill-on-a-string)」詐取モードと呼ばれるものを打
ち破るように特に設計されている。
前述の紙幣確認装置はプリント回路板の形をした3つの
主な電子的な組立体を有している。これらの主な機能を
挙げると、電源盤、制御盤、及び前置増幅器盤である。
これらの盤の回路はそれぞれ図3〜図5に大体示されて
いる。いろいろの他の機能は物理的な場所及び利用でき
る空間に基づいて制御盤の間で分割されている。上記の
先駆的な紙幣確認装置では、電源盤は紙幣通路4の下に
配置され、前置増幅器盤は紙幣通路4の上に配置され、
そして、制御盤は紙幣確認装置の他の部品と並んで配置
されている。
主な電子的な組立体を有している。これらの主な機能を
挙げると、電源盤、制御盤、及び前置増幅器盤である。
これらの盤の回路はそれぞれ図3〜図5に大体示されて
いる。いろいろの他の機能は物理的な場所及び利用でき
る空間に基づいて制御盤の間で分割されている。上記の
先駆的な紙幣確認装置では、電源盤は紙幣通路4の下に
配置され、前置増幅器盤は紙幣通路4の上に配置され、
そして、制御盤は紙幣確認装置の他の部品と並んで配置
されている。
図3は、電源46、スプラク(Sprague)型2952B直流モー
タ・ドライバ・チップ49を含むモータ駆動回路48、紙幣
確認装置駆動モータM、透過センサ18の光送信機LED2
0、及び、光送信機LED41及び、ジヤムを示す信号をマイ
クロプロセッサ102へ送るジヤム・センサ38の光センサ4
0を示す。
タ・ドライバ・チップ49を含むモータ駆動回路48、紙幣
確認装置駆動モータM、透過センサ18の光送信機LED2
0、及び、光送信機LED41及び、ジヤムを示す信号をマイ
クロプロセッサ102へ送るジヤム・センサ38の光センサ4
0を示す。
図4は制御盤を示し、この制御盤はマイクロプロセッサ
102とこれに直接関連する回路の大部分を有している。
本発明のこの好適な実施例では、マイクロプロセッサ10
2は、カリフォルニア州サンタクララのインテル社(Int
el Corporation)により製造された8049マイクロプロセ
ッサからなる。マイクロプロセッサ102は固定記憶装置
(ROM)と、この実施例ではランダム・アクセス・メモ
リ(RAM)を有している。このRAMは動作中にデータを記
憶するために使用することができ、そして、確認過程中
に書き込み及び読み出しをすることができる。
102とこれに直接関連する回路の大部分を有している。
本発明のこの好適な実施例では、マイクロプロセッサ10
2は、カリフォルニア州サンタクララのインテル社(Int
el Corporation)により製造された8049マイクロプロセ
ッサからなる。マイクロプロセッサ102は固定記憶装置
(ROM)と、この実施例ではランダム・アクセス・メモ
リ(RAM)を有している。このRAMは動作中にデータを記
憶するために使用することができ、そして、確認過程中
に書き込み及び読み出しをすることができる。
図5に示した透過センサ18の光応答部22からの出力は比
較器回路100に接続される。この比較器回路100はその出
力を図4に示したマイクロプロセッサ102の第2のI/
Oポートのピン6に接続している。図4に示した第2の
比較器回路104は図5に示した反射センサ24の出力点に
接続されている。比較器回路104はその出力をマイクロ
プロセッサ102の入力ピンTOに接続している。反射セン
サ24と組み合わされたLED部分26も図5に示してある。L
ED部分26はマイクロプロセッサ102の第1のI/Oポー
トのピン31またピン33からの信号によって制御される。
較器回路100に接続される。この比較器回路100はその出
力を図4に示したマイクロプロセッサ102の第2のI/
Oポートのピン6に接続している。図4に示した第2の
比較器回路104は図5に示した反射センサ24の出力点に
接続されている。比較器回路104はその出力をマイクロ
プロセッサ102の入力ピンTOに接続している。反射セン
サ24と組み合わされたLED部分26も図5に示してある。L
ED部分26はマイクロプロセッサ102の第1のI/Oポー
トのピン31またピン33からの信号によって制御される。
第3の増幅回路106は磁気センサ30の出力点に接続され
ており、これらは両方とも図5に示してある。図4に示
したフリップフロップ回路108は増幅回路106の出力点に
接続してある。フリップフロップ回路108はマイクロプ
ロセッサ102の割り込み要求入力点INTに接続された一方
の出力線と、マイクロプロセッサ102が「割り込み」要
求に基づいて動作した時リセット信号を受けるようにマ
イクロプロセッサ102の第2のI/Oのピン25に接続さ
れた他方の出力線を有している。
ており、これらは両方とも図5に示してある。図4に示
したフリップフロップ回路108は増幅回路106の出力点に
接続してある。フリップフロップ回路108はマイクロプ
ロセッサ102の割り込み要求入力点INTに接続された一方
の出力線と、マイクロプロセッサ102が「割り込み」要
求に基づいて動作した時リセット信号を受けるようにマ
イクロプロセッサ102の第2のI/Oのピン25に接続さ
れた他方の出力線を有している。
「デットマン タイマ」兼リセット回路116はプログラ
ムの制御下に発生される連続的な一連のパルスについて
マイクロプロセッサ102のREAD線RDの出力を監視してマ
イクロプロセッサ102が正常に動作しているということ
を示す。前述のアルスが受信されている限り、コンデン
サC3は放電モードに維持される。マイクロパロセッサ10
2内のプログラムの故障を示すパルスの発生が停止する
と、コンデンサC3は充電され、これにより比較器117は
マイクロプロセッサ102のリセット入力点RSTにリセット
信号を送る。紙幣確認装置への電圧を通常増大する場合
には、コンデンサC4の充電によりマイクロプロセッサ10
2はリセットされる。
ムの制御下に発生される連続的な一連のパルスについて
マイクロプロセッサ102のREAD線RDの出力を監視してマ
イクロプロセッサ102が正常に動作しているということ
を示す。前述のアルスが受信されている限り、コンデン
サC3は放電モードに維持される。マイクロパロセッサ10
2内のプログラムの故障を示すパルスの発生が停止する
と、コンデンサC3は充電され、これにより比較器117は
マイクロプロセッサ102のリセット入力点RSTにリセット
信号を送る。紙幣確認装置への電圧を通常増大する場合
には、コンデンサC4の充電によりマイクロプロセッサ10
2はリセットされる。
水晶または共振器Y1を含むクロック回路112は動作周波
数を固定し、そして、マイクロプロセッサ102の中にま
たは固定記憶装置(ROM)のような外部プログラム・メ
モリに記憶された命令に基づく一連の動作によりマイク
ロプロセッサ102を制御する。クロック回路112により発
生された周波数はマイクロプロセッサ102で15分の1に
分周され、この分周された周波数信号はマイクロプロセ
ッサ102のピン11にALEと呼ばれる周期論理信号として現
れる。この信号は更に分周回路114によって周波数が4
分の1となり、そしてマイクロプロセッサ102の入力ポ
ートT1に供給される。このクロックより得られた信号は
マイクロプロセッサ102の8ビットの内部カウンタを駆
動するために使用される。この内部カウンタCTR1(図示
せず)のオーバフローを見ることにより、そして、2つ
の内部のランダム・アクセス・メモリの場所(RAM)を
使用することにより、マイクロプロセッサ102内に正確
な時間ベースが形成される。マイクロプロセッサ102は
また2つのRAM拡張レジスタCTR2及びCTR3(図示せず)
を有している。ともに、カウンタCTR1とこれらの2つの
拡張レジスタCTR2及びCTR3は時間ベースカウンタ(TB
C)を形成する。
数を固定し、そして、マイクロプロセッサ102の中にま
たは固定記憶装置(ROM)のような外部プログラム・メ
モリに記憶された命令に基づく一連の動作によりマイク
ロプロセッサ102を制御する。クロック回路112により発
生された周波数はマイクロプロセッサ102で15分の1に
分周され、この分周された周波数信号はマイクロプロセ
ッサ102のピン11にALEと呼ばれる周期論理信号として現
れる。この信号は更に分周回路114によって周波数が4
分の1となり、そしてマイクロプロセッサ102の入力ポ
ートT1に供給される。このクロックより得られた信号は
マイクロプロセッサ102の8ビットの内部カウンタを駆
動するために使用される。この内部カウンタCTR1(図示
せず)のオーバフローを見ることにより、そして、2つ
の内部のランダム・アクセス・メモリの場所(RAM)を
使用することにより、マイクロプロセッサ102内に正確
な時間ベースが形成される。マイクロプロセッサ102は
また2つのRAM拡張レジスタCTR2及びCTR3(図示せず)
を有している。ともに、カウンタCTR1とこれらの2つの
拡張レジスタCTR2及びCTR3は時間ベースカウンタ(TB
C)を形成する。
透過センサ18、反射センサ24、磁気センサ30または光セ
ンサ44により発生されたどの個々の信号も、マイクロプ
ロセッサ102によって確認される時に時間ベースカウン
タTBC内に含まれる時間値(カウント値)と関連づけら
れることができる。上記の4つのセンサ18、24、30及び
44の1つにより発生された信号間隔は、第1番目の信号
の発生に関連する時間ベースカウンタTBCに含まれたカ
ウントと第2番目の信号の発生に関連するTBCに含まれ
るカウントとの差によって決定することができる。記憶
されるのは1つの事象に関連する時間値のみであって、
事象そのものではない。
ンサ44により発生されたどの個々の信号も、マイクロプ
ロセッサ102によって確認される時に時間ベースカウン
タTBC内に含まれる時間値(カウント値)と関連づけら
れることができる。上記の4つのセンサ18、24、30及び
44の1つにより発生された信号間隔は、第1番目の信号
の発生に関連する時間ベースカウンタTBCに含まれたカ
ウントと第2番目の信号の発生に関連するTBCに含まれ
るカウントとの差によって決定することができる。記憶
されるのは1つの事象に関連する時間値のみであって、
事象そのものではない。
紙幣確認装置の動作を開始するためには、検査される紙
幣の先端を紙幣通路4の入口6に挿入する。挿入された
この紙幣により透過センサ18の光送信機20と光受信機22
の間の光ビームの遮断により信号が発生され、この信号
はモータ14を前方へ移動し始める。その挿入された紙幣
は、次に、ホイール16と移動するトラクタ・ベルト10と
の間に保持され、それにより紙幣通路4を通して前進さ
れ、図1及び図2に示したように左から右へ移動する。
したがって、紙幣の上方へ向く面の各点は先ず反射セン
サ24に遭遇し、それから磁気センサ30に会う。
幣の先端を紙幣通路4の入口6に挿入する。挿入された
この紙幣により透過センサ18の光送信機20と光受信機22
の間の光ビームの遮断により信号が発生され、この信号
はモータ14を前方へ移動し始める。その挿入された紙幣
は、次に、ホイール16と移動するトラクタ・ベルト10と
の間に保持され、それにより紙幣通路4を通して前進さ
れ、図1及び図2に示したように左から右へ移動する。
したがって、紙幣の上方へ向く面の各点は先ず反射セン
サ24に遭遇し、それから磁気センサ30に会う。
透過センサ18の遮断により、また、時間ベースカウンタ
TBCに記憶されたカウントの開始点が設定される。透過
センサ18の遮断の後、所定時間内に磁気センサ30は2つ
の磁性インク線の検出を示す信号を発生しなければなら
ない。1つの磁気信号では紙幣上のスプリアスな磁性線
の存在またはシステム内の他のスプリアスな電気信号に
原因する可能性があるので2本の磁気性の線の検出が必
要となる。
TBCに記憶されたカウントの開始点が設定される。透過
センサ18の遮断の後、所定時間内に磁気センサ30は2つ
の磁性インク線の検出を示す信号を発生しなければなら
ない。1つの磁気信号では紙幣上のスプリアスな磁性線
の存在またはシステム内の他のスプリアスな電気信号に
原因する可能性があるので2本の磁気性の線の検出が必
要となる。
これらの磁気信号は、紙幣に印刷された磁気材料を磁化
させるため永久磁石29の下を通され、そして次その磁化
された磁気材料の検出により電気信号を発生する磁気セ
ンサ30を通過させられる。磁気センサ30からの信号は図
5に示した前置増幅器101により増幅されてその出力点
にアナログ信号を発生する。このアナログ信号は、図4
に示した制御盤上に配置された比較器回路106による処
理で適当な論理レベルに変換される。これらの論理レベ
ルにより論理素子であるフリップフロップ108はセット
され、その出力状態は次にマイクロプロセッサ102によ
り検出される。
させるため永久磁石29の下を通され、そして次その磁化
された磁気材料の検出により電気信号を発生する磁気セ
ンサ30を通過させられる。磁気センサ30からの信号は図
5に示した前置増幅器101により増幅されてその出力点
にアナログ信号を発生する。このアナログ信号は、図4
に示した制御盤上に配置された比較器回路106による処
理で適当な論理レベルに変換される。これらの論理レベ
ルにより論理素子であるフリップフロップ108はセット
され、その出力状態は次にマイクロプロセッサ102によ
り検出される。
第1番目の磁気信号とその後に続く所定の時間長内の第
2番目の磁気信号により時間ベースカウンタTBCの内容
はRAMに記憶される。本物の紙幣においては、この第1
番目の磁気信号は第1の磁気区域即ち境界区域の縁を検
出したことを示すものである。この境界区域縁における
磁気パルスによりRAMの場所はインクリメントされる。
これにより、その境界磁気区域中の磁気パルスの全カウ
ンタがインクリメントされたRAMの場所に記憶され保持
される。
2番目の磁気信号により時間ベースカウンタTBCの内容
はRAMに記憶される。本物の紙幣においては、この第1
番目の磁気信号は第1の磁気区域即ち境界区域の縁を検
出したことを示すものである。この境界区域縁における
磁気パルスによりRAMの場所はインクリメントされる。
これにより、その境界磁気区域中の磁気パルスの全カウ
ンタがインクリメントされたRAMの場所に記憶され保持
される。
磁気センサ30により発生される全ての引き続く磁気信号
に関連する時間ベースカウンタの内容は同様に記憶され
るが、これらの引き続き記憶された値はこれらが更に引
き続く値を所定の短時間内に伴う場合はただちに捨てら
れる。この記憶及び最新の磁気信号の時間ベースカウン
タ値をメモリ内で直ちに置き換えることは、磁気信号が
所定の短時間内に引き続く信号を伴わなくなるまで続
く。この記憶及び置き換えは、所定の幅の境界区域が存
在し且つRAMに記憶された磁気パルスの全カウントがROM
内に記憶された所定のカウントに等しくなるか、それよ
り大きくなる迄続く。本物の紙幣では最後に記憶された
時間ベースカウンタの値は第1の磁気区域の終わり即ち
第1の非磁気空間又は間隙の始めを表す。第1の磁気区
域が検出されたという事実は、認識状態レジスタと呼ば
れるRAMの場所にフラグビットとして記憶される。
に関連する時間ベースカウンタの内容は同様に記憶され
るが、これらの引き続き記憶された値はこれらが更に引
き続く値を所定の短時間内に伴う場合はただちに捨てら
れる。この記憶及び最新の磁気信号の時間ベースカウン
タ値をメモリ内で直ちに置き換えることは、磁気信号が
所定の短時間内に引き続く信号を伴わなくなるまで続
く。この記憶及び置き換えは、所定の幅の境界区域が存
在し且つRAMに記憶された磁気パルスの全カウントがROM
内に記憶された所定のカウントに等しくなるか、それよ
り大きくなる迄続く。本物の紙幣では最後に記憶された
時間ベースカウンタの値は第1の磁気区域の終わり即ち
第1の非磁気空間又は間隙の始めを表す。第1の磁気区
域が検出されたという事実は、認識状態レジスタと呼ば
れるRAMの場所にフラグビットとして記憶される。
境界区域の後で磁気センサ30により検出される第2の磁
気区域は、紙幣が紙幣通路4に入れられた時の紙幣の向
きに依存して肖像区域であるか額面区域であるかのいず
れかとなる。本発明は、次のごとく紙幣の向きを決定す
るために第1の磁気区域即ち境界区域の最終信号と第2
の磁気区域の最終信号との間の間隔を利用する。第1の
磁気区域の検出が完了した信号に、第2の磁気区域の最
初の磁力線が磁気センサ30によって検出されるまで紙幣
は磁気センサ30を通って前進され続ける。この事象の時
のタイムベースカウンタTBCのカウント値はRAMに記憶さ
れる。(第1の磁気区域の最初の線の検出のように、第
2の磁気区域の最初の磁力線はそれとして認識され、そ
して、所定の短い時間内に他の磁力線を伴う場合にのみ
記憶される。) 第2の磁気区域の最初の磁力線と第1の磁気区域の最後
の磁力線との間の間隔は計算され、その値はROM内に記
憶された所定値と比較される。もしもその計算された間
隔がROMに記憶された第1の値より大きい場合には、紙
幣は「肖像区域が最初」の向きにある。(即ち、額面範
囲が磁気センサ30によって走査される前に肖像区域が磁
気センサ30によって走査されるように紙幣が紙幣通路4
に挿入された)ということが決定される。もしも計算さ
れた間隔がROMに記憶された第1の値より小さい場合に
は、紙幣は「額面区域が最初」の向きにある(肖像区域
より前に額面区域が磁気センサ30によって走査されると
いうことを意味する。)ということが決定される。
気区域は、紙幣が紙幣通路4に入れられた時の紙幣の向
きに依存して肖像区域であるか額面区域であるかのいず
れかとなる。本発明は、次のごとく紙幣の向きを決定す
るために第1の磁気区域即ち境界区域の最終信号と第2
の磁気区域の最終信号との間の間隔を利用する。第1の
磁気区域の検出が完了した信号に、第2の磁気区域の最
初の磁力線が磁気センサ30によって検出されるまで紙幣
は磁気センサ30を通って前進され続ける。この事象の時
のタイムベースカウンタTBCのカウント値はRAMに記憶さ
れる。(第1の磁気区域の最初の線の検出のように、第
2の磁気区域の最初の磁力線はそれとして認識され、そ
して、所定の短い時間内に他の磁力線を伴う場合にのみ
記憶される。) 第2の磁気区域の最初の磁力線と第1の磁気区域の最後
の磁力線との間の間隔は計算され、その値はROM内に記
憶された所定値と比較される。もしもその計算された間
隔がROMに記憶された第1の値より大きい場合には、紙
幣は「肖像区域が最初」の向きにある。(即ち、額面範
囲が磁気センサ30によって走査される前に肖像区域が磁
気センサ30によって走査されるように紙幣が紙幣通路4
に挿入された)ということが決定される。もしも計算さ
れた間隔がROMに記憶された第1の値より小さい場合に
は、紙幣は「額面区域が最初」の向きにある(肖像区域
より前に額面区域が磁気センサ30によって走査されると
いうことを意味する。)ということが決定される。
第1と第2の磁気区域間の間隔が、本物の米国紙幣に見
られる範囲より大きい値であるROM内に記憶された第2
の値より大きい場合には、モータは逆転されて紙幣は拒
絶される。
られる範囲より大きい値であるROM内に記憶された第2
の値より大きい場合には、モータは逆転されて紙幣は拒
絶される。
紙幣が肖像区域を最初にして挿入されたとすると、磁気
センサ30によって検出されるべき次のものは肖像区域と
なる。磁気センサ30の下を通る肖像区域の最初の磁力線
により磁気センサ30は信号を発生させられる。磁気セン
サ30の下の肖像区域の存在によって発生された最初の信
号は検出され、この最初の信号により時間ベースカウン
タTBCに記憶されたカウントは境界範囲の最初の信号に
ついて上に述べたと同じ仕方でRAMに記憶される。更
に、RAM内の場所は肖像区域の磁気パルスの全カウント
を保持するために使用される。
センサ30によって検出されるべき次のものは肖像区域と
なる。磁気センサ30の下を通る肖像区域の最初の磁力線
により磁気センサ30は信号を発生させられる。磁気セン
サ30の下の肖像区域の存在によって発生された最初の信
号は検出され、この最初の信号により時間ベースカウン
タTBCに記憶されたカウントは境界範囲の最初の信号に
ついて上に述べたと同じ仕方でRAMに記憶される。更
に、RAM内の場所は肖像区域の磁気パルスの全カウント
を保持するために使用される。
磁気センサ30の下を通る肖像区域内の引き続き各々の磁
力線により磁気センサ30は電気信号を発生する。最初の
信号とそれに続く次の16個の信号の各々により時間ベー
スカウンタに記憶されたカウントはRAMに記憶される。
なお、これらの17個のカウント即ち時間値は肖像区域の
左側又は右側にある(紙幣の向きに依存する)垂直の格
子線の磁気センサ30による検出に対応する。即ちこれら
17個の信号の組は肖像区域の前部分における17個の垂直
格子線からのものである。
力線により磁気センサ30は電気信号を発生する。最初の
信号とそれに続く次の16個の信号の各々により時間ベー
スカウンタに記憶されたカウントはRAMに記憶される。
なお、これらの17個のカウント即ち時間値は肖像区域の
左側又は右側にある(紙幣の向きに依存する)垂直の格
子線の磁気センサ30による検出に対応する。即ちこれら
17個の信号の組は肖像区域の前部分における17個の垂直
格子線からのものである。
肖像の走査中に発生される次の17個の信号の組に対応す
る時間ベースカウンタTBCのカウント又は時間は同様にR
AMに記憶される。更に発生された信号により時間ベース
カウンタ内に記憶されたカウント又は時間はRAMに記憶
され第2の組の17個の値に加えられるが、この時それ迄
の17個の値の内の「最も古い」値はRAMから廃棄され
る。こうして、17個の最も新しい値がRAMに維持され
る。これらの値は肖像範囲の後部分に現れる垂直格子線
の検出に対応する。
る時間ベースカウンタTBCのカウント又は時間は同様にR
AMに記憶される。更に発生された信号により時間ベース
カウンタ内に記憶されたカウント又は時間はRAMに記憶
され第2の組の17個の値に加えられるが、この時それ迄
の17個の値の内の「最も古い」値はRAMから廃棄され
る。こうして、17個の最も新しい値がRAMに維持され
る。これらの値は肖像範囲の後部分に現れる垂直格子線
の検出に対応する。
肖像区域の終わりは次の3つの条件が満足された時に起
こり得る。即ち、ROMに記憶された所定値より大きい
時間の間磁気信号が存在しない(本実施例では26ms);
ROMに記憶された所定値より肖像範囲の磁気パルスの
全カウント数大きい(本実施例では40);及びROMに
記憶された所定値より肖像区域の幅が大きい(本実施例
では160ms)。肖像区域の幅は肖像区域の終わりのカウ
ント又は終わりの時間から肖像範囲の始まりのカウント
又は開始の時間を引くことによって得られる。この幅は
RAMに記憶されて、モータが停止された後にデータを正
規化し、又は調整するために使用される。磁気センサ30
の下を通る肖像範囲の最後の磁力線は信号を発生する。
この信号により時間ベースカウンタに記憶されたカウン
トまたは時間は、RAMに記憶される。
こり得る。即ち、ROMに記憶された所定値より大きい
時間の間磁気信号が存在しない(本実施例では26ms);
ROMに記憶された所定値より肖像範囲の磁気パルスの
全カウント数大きい(本実施例では40);及びROMに
記憶された所定値より肖像区域の幅が大きい(本実施例
では160ms)。肖像区域の幅は肖像区域の終わりのカウ
ント又は終わりの時間から肖像範囲の始まりのカウント
又は開始の時間を引くことによって得られる。この幅は
RAMに記憶されて、モータが停止された後にデータを正
規化し、又は調整するために使用される。磁気センサ30
の下を通る肖像範囲の最後の磁力線は信号を発生する。
この信号により時間ベースカウンタに記憶されたカウン
トまたは時間は、RAMに記憶される。
メモリに記憶された上記の2組の17個の値の各々の隣接
値間の間隔も計算されて記憶される。なお、これらの計
算された間隔は肖像区域の左側部分及び右側部分の両方
の垂直格子線の間隔に対応する。これらの計算された間
隔は紙幣の真偽及び額面を以下に記載する仕方で決定す
るために使用される。
値間の間隔も計算されて記憶される。なお、これらの計
算された間隔は肖像区域の左側部分及び右側部分の両方
の垂直格子線の間隔に対応する。これらの計算された間
隔は紙幣の真偽及び額面を以下に記載する仕方で決定す
るために使用される。
一方、紙幣の額面区域を最初に入れると、磁気センサ30
によって走査される間次のものは額面区域となる。
によって走査される間次のものは額面区域となる。
磁気センサ30の下を通過する額面区域内の各々の垂直格
子線である磁力線により磁気センサ30は磁気信号を発生
する。この発生事象に対応する各電気信号により時間ベ
ースカウンタTBCのカウントはRAMに記憶される。
子線である磁力線により磁気センサ30は磁気信号を発生
する。この発生事象に対応する各電気信号により時間ベ
ースカウンタTBCのカウントはRAMに記憶される。
画面区域内における連続する電気信号間の間隔は計算さ
れて所定定数と比較される。その連続する電気信号間の
計算された間隔がROMに記憶された所定定数より大きい
場合のみ、その計算された間隔の値はRAMに記憶された
間隔値の累積された中のに加えられる。それによってRA
Mに記憶された累積値は額面区域内の「間隙」の累積さ
れたものを表す。
れて所定定数と比較される。その連続する電気信号間の
計算された間隔がROMに記憶された所定定数より大きい
場合のみ、その計算された間隔の値はRAMに記憶された
間隔値の累積された中のに加えられる。それによってRA
Mに記憶された累積値は額面区域内の「間隙」の累積さ
れたものを表す。
額面区域の終わりは、ROM内の所定値の時間(本実施例
では41ms)より大きな時間の間磁気信号がなくなったこ
と及びその区域幅がROM内の所定値(本実施例では100m
s)より大きくなった後で発生することができるだけで
ある。
では41ms)より大きな時間の間磁気信号がなくなったこ
と及びその区域幅がROM内の所定値(本実施例では100m
s)より大きくなった後で発生することができるだけで
ある。
磁気センサ30の下を通る額面区域の最後の磁力線により
信号が発生されるが、この信号は検出され時間ベースカ
ウンタTBCに記憶されたカウントは、RAMに記憶される。
そして額面区域を調べていたことを示すフラグビットが
認識状態レジスタに設定される。
信号が発生されるが、この信号は検出され時間ベースカ
ウンタTBCに記憶されたカウントは、RAMに記憶される。
そして額面区域を調べていたことを示すフラグビットが
認識状態レジスタに設定される。
額面区域と肖像区域との間隔は計算されてメモリに記憶
される。額面区域が最初の向きでは、この間隔は額面区
域の最終信号と肖像区域の最初の信号との間隔から成
る。肖像区域が最初の向きでは、この間隔は肖像区域の
最終信号と額面区域の最初の信号との間隔から成る。
される。額面区域が最初の向きでは、この間隔は額面区
域の最終信号と肖像区域の最初の信号との間隔から成
る。肖像区域が最初の向きでは、この間隔は肖像区域の
最終信号と額面区域の最初の信号との間隔から成る。
いずれの向きでも、肖像区域と額面区域の間隔はメモリ
に記憶された所定値と比較される。その計算された間隔
が、肖像区域と額面区域との間の空間が本物の米国紙幣
のものより大きいことを示す所定値より大きい場合、上
記モータは逆転され紙幣は拒絶される。
に記憶された所定値と比較される。その計算された間隔
が、肖像区域と額面区域との間の空間が本物の米国紙幣
のものより大きいことを示す所定値より大きい場合、上
記モータは逆転され紙幣は拒絶される。
磁気センサ30の他に、反射センサ24は紙幣が移送されて
いる間活動状態にある。その動作は次に記載する。
いる間活動状態にある。その動作は次に記載する。
反射センサ24により検出される紙幣の暗色区域により比
較器回路104の出力は低レベルになる。このレベルはマ
イクロプロセッサ102によってピン1で検出される。も
しも比較回路104の出力が(ROMに記憶されている)なん
らかの最少時間を超えて低レベルのままである場合即ち
ある程度大きい暗色区域を検出したとき、光検出フラグ
ビットがRAMの認識状態レジスタに設定される。即ち、
反射センサ24の下約0.159cmのところを紙幣が移動して
いる時に反射センサ24から特定の数値Nに対応する期間
以上の連続的な低レベル出力を発生させる暗色対象は認
識状態レジスタの光検出フラグビットを設定させる。そ
の光検出フラグビットが設定されると、光タイマーの値
はRAMに格納される。紙幣確認装置ではこの値は48で、
公称の紙幣移動速度とすると暗色対象の幅が1.52cmであ
ることを表す。紙幣が紙幣通路4に沿って移動するにし
たがって、RAMの光タイマー値はデイクリメントされ
る。任意の磁気パルスが検出されると光検出フラグビッ
トはクリアされて光タイマー値は無視される。なかなか
磁気パルスが生せずに光検出フラグビットがクリアされ
ずに光タイマーの値が0に減少されると、認識状態レジ
スタのシール検出フラグビットが設定される。なお、実
施例では、光検出フラグビットが設定された時からシー
ル検出フラグビットが設定できる迄の紙幣移動距離は約
1.52cmである。この値は、反射センサと磁気センサの間
の間隔(この間隔は本紙幣確認装置の実施例では約1.27
cmである)に依存する。
較器回路104の出力は低レベルになる。このレベルはマ
イクロプロセッサ102によってピン1で検出される。も
しも比較回路104の出力が(ROMに記憶されている)なん
らかの最少時間を超えて低レベルのままである場合即ち
ある程度大きい暗色区域を検出したとき、光検出フラグ
ビットがRAMの認識状態レジスタに設定される。即ち、
反射センサ24の下約0.159cmのところを紙幣が移動して
いる時に反射センサ24から特定の数値Nに対応する期間
以上の連続的な低レベル出力を発生させる暗色対象は認
識状態レジスタの光検出フラグビットを設定させる。そ
の光検出フラグビットが設定されると、光タイマーの値
はRAMに格納される。紙幣確認装置ではこの値は48で、
公称の紙幣移動速度とすると暗色対象の幅が1.52cmであ
ることを表す。紙幣が紙幣通路4に沿って移動するにし
たがって、RAMの光タイマー値はデイクリメントされ
る。任意の磁気パルスが検出されると光検出フラグビッ
トはクリアされて光タイマー値は無視される。なかなか
磁気パルスが生せずに光検出フラグビットがクリアされ
ずに光タイマーの値が0に減少されると、認識状態レジ
スタのシール検出フラグビットが設定される。なお、実
施例では、光検出フラグビットが設定された時からシー
ル検出フラグビットが設定できる迄の紙幣移動距離は約
1.52cmである。この値は、反射センサと磁気センサの間
の間隔(この間隔は本紙幣確認装置の実施例では約1.27
cmである)に依存する。
紙幣が暗色のシールのある側から挿入されて、この紙幣
が本物であると、最初の境界範囲の後の暗色のシール区
域の光信号の存在と磁気信号の不存在によりシール検出
ビットは認識状態レジスタに設定される。
が本物であると、最初の境界範囲の後の暗色のシール区
域の光信号の存在と磁気信号の不存在によりシール検出
ビットは認識状態レジスタに設定される。
貨幣が額面区域を最初とする方向に挿入された場合、反
射センサ24は最初の境界区域の後の額面区域の光学情報
に応答する。しかしながら、磁気センサ30によるこの区
域における磁気的事象の検出により光検出フラグビット
はクリアされてシール検出フラグビットが設定されるの
を防止する。なお、光検出フラグビットをクリアしシー
ル検出フラグビットの設定を防止する磁気的事象の検出
は、また肖像区域及び最初の境界区域で生ずる。本物の
紙幣の場合、黒シール区域における光学的と磁気的事象
の不存在とによりシール検出フラグビットはセットされ
る。認識状態レジスタのシール検出フラグビットがひと
たび設定されると、このフラグビットは紙幣処理の残り
の期間中設定されたままとなる。
射センサ24は最初の境界区域の後の額面区域の光学情報
に応答する。しかしながら、磁気センサ30によるこの区
域における磁気的事象の検出により光検出フラグビット
はクリアされてシール検出フラグビットが設定されるの
を防止する。なお、光検出フラグビットをクリアしシー
ル検出フラグビットの設定を防止する磁気的事象の検出
は、また肖像区域及び最初の境界区域で生ずる。本物の
紙幣の場合、黒シール区域における光学的と磁気的事象
の不存在とによりシール検出フラグビットはセットされ
る。認識状態レジスタのシール検出フラグビットがひと
たび設定されると、このフラグビットは紙幣処理の残り
の期間中設定されたままとなる。
データの収集はモータ14が停止されるまで続く。このモ
ータの停止は透過センサ18が覆われなくなった後の一定
期間に又は十分な数の磁気信号が検出されて第4番目の
後の境界区域の存在を示す時のいずれかに生ずる。モー
タ14が停止された後に紙幣は紙幣通路4に保持され、集
められたデータは分析される。
ータの停止は透過センサ18が覆われなくなった後の一定
期間に又は十分な数の磁気信号が検出されて第4番目の
後の境界区域の存在を示す時のいずれかに生ずる。モー
タ14が停止された後に紙幣は紙幣通路4に保持され、集
められたデータは分析される。
紙幣の表面から集められたデータの分析における最初の
段階は「正規化定数」と呼ばれるものの計算である。こ
の正規化定数は、肖像区域の全体幅(即ち、肖像区域に
おける最初の信号の検出と最後の信号の検出との間の測
定した間隔)に対する本物の米国紙幣の公知の肖像区域
の幅の比に等しい値である。肖像区域の幅は額面に共通
して同じであるので、その計算された正規化定数は額面
に関係なくモータ速度又は紙幣の状態の変化による検出
データの変化を補正するために使用される値である。こ
の正規化定数の使用により速度制御及びそれに関連する
センサ又は電子装置の必要がなくなる。
段階は「正規化定数」と呼ばれるものの計算である。こ
の正規化定数は、肖像区域の全体幅(即ち、肖像区域に
おける最初の信号の検出と最後の信号の検出との間の測
定した間隔)に対する本物の米国紙幣の公知の肖像区域
の幅の比に等しい値である。肖像区域の幅は額面に共通
して同じであるので、その計算された正規化定数は額面
に関係なくモータ速度又は紙幣の状態の変化による検出
データの変化を補正するために使用される値である。こ
の正規化定数の使用により速度制御及びそれに関連する
センサ又は電子装置の必要がなくなる。
マイクロプロセッサ102は、パーセント額面空間と呼ば
れる値を計算する。この値は、額面区域の複数の磁気間
隙に対応してセンサにより得られた信号間隙の中で所定
の値より大きいものを計算した和と、額面区域の幅に対
応する間隙との比である。この磁気間隙は磁気インクで
印刷された額面数字例えば1ドルにおけるONEという数
字上を水平方向に走査することで検出される。従って、
文字固有の磁気間隙を有し、この磁気間隙が累積的に加
算される。パーセント額面空間の計算により額面区域を
センサで走査する際、必ずしも一定の速度で走査しなく
とも(走査速度の非線形性)、非線形の影響は最小化さ
れる。
れる値を計算する。この値は、額面区域の複数の磁気間
隙に対応してセンサにより得られた信号間隙の中で所定
の値より大きいものを計算した和と、額面区域の幅に対
応する間隙との比である。この磁気間隙は磁気インクで
印刷された額面数字例えば1ドルにおけるONEという数
字上を水平方向に走査することで検出される。従って、
文字固有の磁気間隙を有し、この磁気間隙が累積的に加
算される。パーセント額面空間の計算により額面区域を
センサで走査する際、必ずしも一定の速度で走査しなく
とも(走査速度の非線形性)、非線形の影響は最小化さ
れる。
マイクロプロセッサ102が磁気区域の1つの始め及び終
わりのために必要な条件を検出したとマイクロプロセッ
サ102が決定するたびに、その区域に関連するフラグビ
ットは認識状態レジスタに設定される。装置が暗色の非
磁性の連邦準備シールを検出したという事実、即ち装置
が光学的区域の存在及び磁気区域の不存在を検出したと
いう事実は、又フラグビットとして認識状態レジスタに
記憶される。
わりのために必要な条件を検出したとマイクロプロセッ
サ102が決定するたびに、その区域に関連するフラグビ
ットは認識状態レジスタに設定される。装置が暗色の非
磁性の連邦準備シールを検出したという事実、即ち装置
が光学的区域の存在及び磁気区域の不存在を検出したと
いう事実は、又フラグビットとして認識状態レジスタに
記憶される。
紙幣が停止された後に、マイクロプロセッサ102は、認
識状態レジスタの最初の3つの区域フラグビットがシー
ル検出フラグビットと同じ様に設定されたという事を確
認するチェックを行う。後に続く境界フラグビットはこ
の検査では無視される。装置がこれらの4つのフラグビ
ットの全てがセットされていないということを発見する
と、紙幣は拒絶される。
識状態レジスタの最初の3つの区域フラグビットがシー
ル検出フラグビットと同じ様に設定されたという事を確
認するチェックを行う。後に続く境界フラグビットはこ
の検査では無視される。装置がこれらの4つのフラグビ
ットの全てがセットされていないということを発見する
と、紙幣は拒絶される。
他の検査においては、以前計算された肖像区域の幅(即
ち、肖像区域の最初の信号とこの肖像区域の最後の信号
との間の間隔)はROMに記憶された最小及び最大の許容
可能な肖像区域の間隔値の両方と比較される。この計算
された肖像区域の間隔はこれらの所定の最小値と最大値
(これらは公知の肖像画の区域の幅から約プラス又はマ
イナス20%変化する)の範囲外にある場合に紙幣は拒絶
される。
ち、肖像区域の最初の信号とこの肖像区域の最後の信号
との間の間隔)はROMに記憶された最小及び最大の許容
可能な肖像区域の間隔値の両方と比較される。この計算
された肖像区域の間隔はこれらの所定の最小値と最大値
(これらは公知の肖像画の区域の幅から約プラス又はマ
イナス20%変化する)の範囲外にある場合に紙幣は拒絶
される。
他の検査では、肖像区域の垂直の格子線により発生され
た隣接信号間の間隔の各々はROMに記憶された所定の最
大間隔値と比較される。この計算された間隔値のどれも
がこの所定の最大値を越える場合、紙幣は拒絶される。
た隣接信号間の間隔の各々はROMに記憶された所定の最
大間隔値と比較される。この計算された間隔値のどれも
がこの所定の最大値を越える場合、紙幣は拒絶される。
他の検査では、以前計算された額面区域の幅(即ち、額
面区域の最初の磁気パルスとこの額面区域の最後の磁気
パルスとの間の間隔)はROMに記憶された所定の最大値
と比較される。もしもこの計算された額面区域の幅がこ
の所定の最大値を越える場合、紙幣は拒絶される。
面区域の最初の磁気パルスとこの額面区域の最後の磁気
パルスとの間の間隔)はROMに記憶された所定の最大値
と比較される。もしもこの計算された額面区域の幅がこ
の所定の最大値を越える場合、紙幣は拒絶される。
上記の基準の全てが満足されると、肖像区域から発生し
たデータの詳細な分析が行われる。
たデータの詳細な分析が行われる。
前述のように、米国紙幣の肖像範囲区域の垂直の格子線
間の水平距離はその紙幣の額面を示す。1ドル、2ドル
及び5ドルの紙幣は互いに、0.020cm、0.025cm及び0.02
8cmのそれぞれの格子線の間隔値によって独特に識別さ
れる。これら3つの格子線間隔値の各々は、「種」値と
呼ばれてROMに記憶される。更に、第4の格子線間隔種
値(本発明のこの好適な実施例では、0.018cmに等し
い)もROMに記憶される。この値は、「0.018拒絶基準」
と呼ばれて、以下に記す仕方で2ドル紙幣と100ドル紙
幣との区別に使用される。
間の水平距離はその紙幣の額面を示す。1ドル、2ドル
及び5ドルの紙幣は互いに、0.020cm、0.025cm及び0.02
8cmのそれぞれの格子線の間隔値によって独特に識別さ
れる。これら3つの格子線間隔値の各々は、「種」値と
呼ばれてROMに記憶される。更に、第4の格子線間隔種
値(本発明のこの好適な実施例では、0.018cmに等し
い)もROMに記憶される。この値は、「0.018拒絶基準」
と呼ばれて、以下に記す仕方で2ドル紙幣と100ドル紙
幣との区別に使用される。
本物の1ドル、2ドル及び5ドルの紙幣でもその実際の
格子線間隔は上に確認された3つの種値の1つに必ずし
も正確に等しいという訳ではない。その実際の値は各種
値を中心として小さい範囲にわたって変化する。したが
って、各種値と関連して、この種値に等価であるとして
受け入れることができる最大値及び最小値の「窓」があ
る。各種値に関連する最大及び最小の窓値もROMに定数
として記憶されている。
格子線間隔は上に確認された3つの種値の1つに必ずし
も正確に等しいという訳ではない。その実際の値は各種
値を中心として小さい範囲にわたって変化する。したが
って、各種値と関連して、この種値に等価であるとして
受け入れることができる最大値及び最小値の「窓」があ
る。各種値に関連する最大及び最小の窓値もROMに定数
として記憶されている。
各種値及びこれに関連する窓は、測定された格子線間隔
を大きさにしたがって分類して入れることができる
「箱」として考えることもできる。図6に示されたその
4つの箱は文字A、B、C、及びDによって識別され
て、それぞれ0.018cmの拒絶規準、1ドル紙幣、2ドル
紙幣及び5ドル紙幣の種値に対応する。
を大きさにしたがって分類して入れることができる
「箱」として考えることもできる。図6に示されたその
4つの箱は文字A、B、C、及びDによって識別され
て、それぞれ0.018cmの拒絶規準、1ドル紙幣、2ドル
紙幣及び5ドル紙幣の種値に対応する。
紙幣の実際の格子線間隔は測定され大きさに従ってこれ
ら4つの箱に分類することができ、それにより測定され
た格子線間隔のヒストグラムを形成することができる。
格子線間隔の最大数は、測定された紙幣が本物の1ドル
紙幣の場合はBの箱に分類され、その測定された紙幣が
本物の2ドル紙幣の場合はCの箱に分類され、そして、
測定された紙幣が本物の5ドル紙幣の場合はDの箱に分
類される。更に、測定された紙幣が本物の100ドル紙幣
の場合はAの箱に分類されるいくつかの間隙がある。本
物の1ドル紙幣について測定された格子線間隔の代表的
な分布は図6に示してある。
ら4つの箱に分類することができ、それにより測定され
た格子線間隔のヒストグラムを形成することができる。
格子線間隔の最大数は、測定された紙幣が本物の1ドル
紙幣の場合はBの箱に分類され、その測定された紙幣が
本物の2ドル紙幣の場合はCの箱に分類され、そして、
測定された紙幣が本物の5ドル紙幣の場合はDの箱に分
類される。更に、測定された紙幣が本物の100ドル紙幣
の場合はAの箱に分類されるいくつかの間隙がある。本
物の1ドル紙幣について測定された格子線間隔の代表的
な分布は図6に示してある。
したがって、箱内の数即ちカウントの最大数を含むB、
C又はDの箱は紙幣の額面の有用な表示となる。各箱内
に入るカウントの絶対数は本物の紙幣を確認しいろいろ
の額面の紙幣を区別する場合に有用である。カウントの
最大数を含む箱と残りの箱との間のカウント数の差も紙
幣の真偽及び額面の有用な表示並びに測定の信頼レベル
の表示となる。
C又はDの箱は紙幣の額面の有用な表示となる。各箱内
に入るカウントの絶対数は本物の紙幣を確認しいろいろ
の額面の紙幣を区別する場合に有用である。カウントの
最大数を含む箱と残りの箱との間のカウント数の差も紙
幣の真偽及び額面の有用な表示並びに測定の信頼レベル
の表示となる。
最初に、前に計算された正規化定数はROMに記憶された
4つの種値の各々を調整(即ち「正規化」)して、紙幣
を走査する際の受動を補正するために使用される。この
正規化した種値はROMに記憶された窓とともに使用され
て、上記の計算された34個の肖像区域格子間隔の各々を
カウントして入れる4つの箱A、B、C及びDを形成す
る。34個の計算された肖像区域格子間隔の1つ以上が箱
A、B、C及びDのうち任意の1つの中に記憶できない
ような大きさである場合、その間隔は全く数えられな
い。
4つの種値の各々を調整(即ち「正規化」)して、紙幣
を走査する際の受動を補正するために使用される。この
正規化した種値はROMに記憶された窓とともに使用され
て、上記の計算された34個の肖像区域格子間隔の各々を
カウントして入れる4つの箱A、B、C及びDを形成す
る。34個の計算された肖像区域格子間隔の1つ以上が箱
A、B、C及びDのうち任意の1つの中に記憶できない
ような大きさである場合、その間隔は全く数えられな
い。
そのヒストグラムが形成された後に上記の検査のどれも
が本物でない紙幣の存在を示さなかった場合に、その紙
幣の本物であることとその額面は図7に示した決定のツ
リー(木)に示した段階にしたがって決められる。
が本物でない紙幣の存在を示さなかった場合に、その紙
幣の本物であることとその額面は図7に示した決定のツ
リー(木)に示した段階にしたがって決められる。
前述のように、米国の1ドル、2ドル及び5ドル紙幣の
肖像区域内の垂直の格子線間の水平距離により、これら
の紙幣は互いに独特に区別される。1ドル、2ドル及び
5ドル紙幣はそれぞれ0.020cm、0.025cm及び0.028cmの
格子線間隔によって互いに独特に確認することができ
る。しかしながら、米国紙幣の10ドル、20ドル、50ドル
及び100ドルの肖像区域は、0.025cm及び0.028cm又はこ
れらの混合のいずれかの格子間隔を備えた垂直格子線を
含んでいる。1ドル、2ドル、及び5ドル額面の紙幣の
確認は互いの格子間隔の確認に依存して独特に決定する
ことができるが、これらの値は7つの値である1ドル、
2ドル、5ドル、10ドル、20ドル、50ドル及び100ドル
のより大きな紙幣の組から独特に確認できるほど十分な
ものではない。1ドル、2ドル、又は5ドルの紙幣をそ
れらの7枚の紙幣の組から独特に識別するためには、格
子線間隔の他に10ドル、20ドル、50ドル及び100ドル額
面を除外する規準が使用されなければならない。
肖像区域内の垂直の格子線間の水平距離により、これら
の紙幣は互いに独特に区別される。1ドル、2ドル及び
5ドル紙幣はそれぞれ0.020cm、0.025cm及び0.028cmの
格子線間隔によって互いに独特に確認することができ
る。しかしながら、米国紙幣の10ドル、20ドル、50ドル
及び100ドルの肖像区域は、0.025cm及び0.028cm又はこ
れらの混合のいずれかの格子間隔を備えた垂直格子線を
含んでいる。1ドル、2ドル、及び5ドル額面の紙幣の
確認は互いの格子間隔の確認に依存して独特に決定する
ことができるが、これらの値は7つの値である1ドル、
2ドル、5ドル、10ドル、20ドル、50ドル及び100ドル
のより大きな紙幣の組から独特に確認できるほど十分な
ものではない。1ドル、2ドル、又は5ドルの紙幣をそ
れらの7枚の紙幣の組から独特に識別するためには、格
子線間隔の他に10ドル、20ドル、50ドル及び100ドル額
面を除外する規準が使用されなければならない。
大部分のカウントがBの箱内に入る場合には、Bの箱と
Cの箱の間のカウント数の差及びBの箱とDの箱との間
のカウント数の差が計算される。その計算された差のい
ずれも所定定数K1(これは、本発明の好適な実施例で
は、8に等しい)より少ない場合はモータを逆方向に再
始動させる信号が発生されて紙幣は拒絶される。
Cの箱の間のカウント数の差及びBの箱とDの箱との間
のカウント数の差が計算される。その計算された差のい
ずれも所定定数K1(これは、本発明の好適な実施例で
は、8に等しい)より少ない場合はモータを逆方向に再
始動させる信号が発生されて紙幣は拒絶される。
なお、その計算された値がK1を越える度合が大きくなれ
ばなるほど、その測定の信頼度はそれだけ高くなる。計
算された値がK1よりかなり大きい場合は、K1よりほんの
わずかしか大きくない値よりもさらに完全な測定が行わ
れたということを示す。この計算された値は異なる紙幣
の種類を表す特徴間の差に基づいているので、計算され
た値が大きいということは1枚の紙幣を表す特徴の存在
が強いことを示し、そして、他の紙幣を表す特徴の存在
が弱いということを示す。更に、計算された値が大きい
ということは、測定を劣化させる可能性のあるシステム
雑音及び他の要因の存在が強くないということを意味す
る。
ばなるほど、その測定の信頼度はそれだけ高くなる。計
算された値がK1よりかなり大きい場合は、K1よりほんの
わずかしか大きくない値よりもさらに完全な測定が行わ
れたということを示す。この計算された値は異なる紙幣
の種類を表す特徴間の差に基づいているので、計算され
た値が大きいということは1枚の紙幣を表す特徴の存在
が強いことを示し、そして、他の紙幣を表す特徴の存在
が弱いということを示す。更に、計算された値が大きい
ということは、測定を劣化させる可能性のあるシステム
雑音及び他の要因の存在が強くないということを意味す
る。
K1は外部から制御又は設定して人が額面決定の精度及び
紙幣の受け入れ/拒絶の比を調整することができるよう
にもできる。もしも非常に正確な額面の確認を行うこと
に興味があるなら、K1はより大きく設定し、同時に紙幣
の拒絶をより高度に良好にすることができよう。もしも
拒絶の度会いを少なくして受け入れの度会いを高くする
ことが重要ならば、K1は小さくすることができる。
紙幣の受け入れ/拒絶の比を調整することができるよう
にもできる。もしも非常に正確な額面の確認を行うこと
に興味があるなら、K1はより大きく設定し、同時に紙幣
の拒絶をより高度に良好にすることができよう。もしも
拒絶の度会いを少なくして受け入れの度会いを高くする
ことが重要ならば、K1は小さくすることができる。
計算された各差がK1より大きいか又は等しい場合、前述
したパーセント額面空間比は1ドル紙幣に関する所定の
許容可能な最大のパーセント額面空間比に比較され、そ
して、又、1ドル紙幣に関する所定の許容可能な最小の
パーセント額面空間比で比較される。もしも、その計算
されたパーセント額面空間比がその許容可能な最大のパ
ーセント額面空間比を越えるか、又は、その許容可能な
最小のパーセント額面空間比より少ないということをそ
の比較が示す場合、モータを逆転する信号が発生されて
紙幣は拒絶される。この特定のパーセント額面空間比検
査は、本物の米国1ドル紙幣と「クローネ」(これは、
貨幣確認装置を騙そうとして時々使用される、法定通貨
のフォトコピーである)を区別する場合に有用である。
したパーセント額面空間比は1ドル紙幣に関する所定の
許容可能な最大のパーセント額面空間比に比較され、そ
して、又、1ドル紙幣に関する所定の許容可能な最小の
パーセント額面空間比で比較される。もしも、その計算
されたパーセント額面空間比がその許容可能な最大のパ
ーセント額面空間比を越えるか、又は、その許容可能な
最小のパーセント額面空間比より少ないということをそ
の比較が示す場合、モータを逆転する信号が発生されて
紙幣は拒絶される。この特定のパーセント額面空間比検
査は、本物の米国1ドル紙幣と「クローネ」(これは、
貨幣確認装置を騙そうとして時々使用される、法定通貨
のフォトコピーである)を区別する場合に有用である。
もしもその計算された額面空間比がその許容可能な最小
と最大のパーセント額面空間比の間に入る場合、紙幣は
本物の米国1ドル紙幣として認識される。
と最大のパーセント額面空間比の間に入る場合、紙幣は
本物の米国1ドル紙幣として認識される。
カウントの最大数がDの箱に入る場合、Dの箱とBの箱
間のカウント数の差、並びに、Dの箱とCの箱とのカウ
ント数の差が計算される。これらの計算された値の各々
は、次に、メモリに記憶された所定の定数K5と比較され
る。本発明の好適な実施例では、K5は12に等しい。その
計算された差のいずれもがK5より少ない場合、紙幣は拒
絶される。
間のカウント数の差、並びに、Dの箱とCの箱とのカウ
ント数の差が計算される。これらの計算された値の各々
は、次に、メモリに記憶された所定の定数K5と比較され
る。本発明の好適な実施例では、K5は12に等しい。その
計算された差のいずれもがK5より少ない場合、紙幣は拒
絶される。
なお、この値K5は外部から制御又は増大させて検査の信
頼性を増大し(しかし、より完全な試験を要求する結果
として拒絶される良好な紙幣を増大させることになる)
又は減少されて(望ましくない紙幣の数がなんらかの任
意の規準を越えなかった場合には)拒絶される良好な紙
幣の数を減少させることができる。
頼性を増大し(しかし、より完全な試験を要求する結果
として拒絶される良好な紙幣を増大させることになる)
又は減少されて(望ましくない紙幣の数がなんらかの任
意の規準を越えなかった場合には)拒絶される良好な紙
幣の数を減少させることができる。
これらの両方の計算された差がK5より大きいか又は等し
い場合、前に計算された境界区域のカウントは所定の境
界区域のカウントと比較される(この所定の境界区域の
カウントは、本発明の実施例では、40に等しい)。もし
もその計算された境界区域のカウントがその所定の境界
区域のカウントより大きい場合、紙幣は拒絶される。こ
の比較は5ドル紙幣と10ドル紙幣とを区別する場合に有
用である。
い場合、前に計算された境界区域のカウントは所定の境
界区域のカウントと比較される(この所定の境界区域の
カウントは、本発明の実施例では、40に等しい)。もし
もその計算された境界区域のカウントがその所定の境界
区域のカウントより大きい場合、紙幣は拒絶される。こ
の比較は5ドル紙幣と10ドル紙幣とを区別する場合に有
用である。
その計算された境界区域のカウントが所定の境界区域の
カウントより少ない場合は、5ドル紙幣に関する所定の
許容可能な最大のパーセント額面空間比並びに5ドル紙
幣の所定の許容可能な最小のパーセント額面空間比に比
較される。もしもその計算されたパーセント額面空間比
が許容可能な最大のパーセント額面空間比を超えるか又
はその許容可能な最小のパーセント額面空間比より少な
いかのいずれかであるということをその比較が示す場
合、紙幣は拒絶される。その計算された額面空間比が許
容可能なその最小及び最大のパーセント額面空間比の間
に入る場合、紙幣は本物の米国5ドル紙幣として認識さ
れる。
カウントより少ない場合は、5ドル紙幣に関する所定の
許容可能な最大のパーセント額面空間比並びに5ドル紙
幣の所定の許容可能な最小のパーセント額面空間比に比
較される。もしもその計算されたパーセント額面空間比
が許容可能な最大のパーセント額面空間比を超えるか又
はその許容可能な最小のパーセント額面空間比より少な
いかのいずれかであるということをその比較が示す場
合、紙幣は拒絶される。その計算された額面空間比が許
容可能なその最小及び最大のパーセント額面空間比の間
に入る場合、紙幣は本物の米国5ドル紙幣として認識さ
れる。
カウントの最大数がCの箱内に入る場合、Cの大箱とB
の大箱とのカウント数の差並びにCの大箱とDの大箱の
カウント数の差が計算される。これらの計算された差の
各々は、次に、メモリに記憶された所定の定数K2と比較
される。本発明の好適な実施例では、K2は10に等しい。
の大箱とのカウント数の差並びにCの大箱とDの大箱の
カウント数の差が計算される。これらの計算された差の
各々は、次に、メモリに記憶された所定の定数K2と比較
される。本発明の好適な実施例では、K2は10に等しい。
(なおこの値K2は外部から制御又は増大して検査の信頼
度を増大するか(より正確な検査を要求する結果として
拒絶される良好な紙幣の数を増加させることになる)又
は、減少されて(望ましくない紙幣の数がなんらかの任
意の規準を超えなかった場合に)拒絶される良好な紙幣
の数を減少させることができる。) その計算された大箱のカウントの差のいずれもがK2より
少ない場合、紙幣は拒絶される。その計算された箱のカ
ウント差の両方がK2より大きいか又は等しい場合、Aの
箱に入るカウント数はメモリに記憶された所定のAカウ
ント値と比較される。本発明の好適な実施例では、所定
のAのカウント値は4に等しい。この検査は2ドル紙幣
と100ドル紙幣とを区別する場合に有用である。
度を増大するか(より正確な検査を要求する結果として
拒絶される良好な紙幣の数を増加させることになる)又
は、減少されて(望ましくない紙幣の数がなんらかの任
意の規準を超えなかった場合に)拒絶される良好な紙幣
の数を減少させることができる。) その計算された大箱のカウントの差のいずれもがK2より
少ない場合、紙幣は拒絶される。その計算された箱のカ
ウント差の両方がK2より大きいか又は等しい場合、Aの
箱に入るカウント数はメモリに記憶された所定のAカウ
ント値と比較される。本発明の好適な実施例では、所定
のAのカウント値は4に等しい。この検査は2ドル紙幣
と100ドル紙幣とを区別する場合に有用である。
Aの箱に入るカウント数が所定のAのカウント値より大
きいか等しい場合、紙幣は拒絶される。もしもAの箱内
に入るカウント数が所定のAのカウント値より少ない場
合、前に計算された境界区域のカウントはROMに記憶さ
れた所定の境界区域のカウント定数と比較される。本発
明の好適な実施例では、この所定の境界区域のカウント
定数は48に等しい。この比較は2ドル紙幣と50ドル紙幣
どうしを区別する場合に有用である。
きいか等しい場合、紙幣は拒絶される。もしもAの箱内
に入るカウント数が所定のAのカウント値より少ない場
合、前に計算された境界区域のカウントはROMに記憶さ
れた所定の境界区域のカウント定数と比較される。本発
明の好適な実施例では、この所定の境界区域のカウント
定数は48に等しい。この比較は2ドル紙幣と50ドル紙幣
どうしを区別する場合に有用である。
もしもその計算された境界区域のカウントが、その所定
の境界区域のカウント定数より大きい場合、紙幣は拒絶
される。その計算された境界区域のカウントがその所定
の境界区域のカウント定数より少ないか等しい場合、前
に計算された額面区域幅は正規化定数を用いて正規化さ
れ、そして、第1の所定の正規化額面区域幅定数に比較
される。この好適な実施例では、この第1の所定正規化
額面区域幅定数は153msに等しい。この比較は2ドル紙
幣と10ドル紙幣の区別並びに2ドル紙幣と50ドル紙幣の
区別に有用である。
の境界区域のカウント定数より大きい場合、紙幣は拒絶
される。その計算された境界区域のカウントがその所定
の境界区域のカウント定数より少ないか等しい場合、前
に計算された額面区域幅は正規化定数を用いて正規化さ
れ、そして、第1の所定の正規化額面区域幅定数に比較
される。この好適な実施例では、この第1の所定正規化
額面区域幅定数は153msに等しい。この比較は2ドル紙
幣と10ドル紙幣の区別並びに2ドル紙幣と50ドル紙幣の
区別に有用である。
もしも計算された規準化額面区域幅が第1の所定の正規
化額面区域幅定数より少ない場合、紙幣は拒絶される。
その計算された正規化額面区域幅が第1の所定正規化額
面区域幅定数より大きいか等しい場合、その計算された
正規化額面区域幅は第2の所定正規化額面区域幅定数と
比較される。本発明の好適な実施例では、この第2の所
定正規化額面区域幅定数は173.4msに等しい。
化額面区域幅定数より少ない場合、紙幣は拒絶される。
その計算された正規化額面区域幅が第1の所定正規化額
面区域幅定数より大きいか等しい場合、その計算された
正規化額面区域幅は第2の所定正規化額面区域幅定数と
比較される。本発明の好適な実施例では、この第2の所
定正規化額面区域幅定数は173.4msに等しい。
もしもその計算された額面区域幅がその第2の所定正規
化額面区域幅定数より少ないか等しいということをその
比較が示す場合、プログラムは以下に記載する「Dの箱
のカウント検査」に分岐する。その計算された額面区域
幅が第2の所定正規化額面区域幅定数より大きいという
ことをその比較が示す場合、肖像区域と額面区域との前
に計算された正規化間隔は肖像区域と額面区域との間の
所定の区域間隔定数に比較される。この好適な実施例で
は、この所定の区域間隔定数は58.6msに等しい。その計
算された間隔と所定の区域間隔定数とのこの比較は2ド
ル紙幣を10ドル紙幣から区別する場合に有用である。
化額面区域幅定数より少ないか等しいということをその
比較が示す場合、プログラムは以下に記載する「Dの箱
のカウント検査」に分岐する。その計算された額面区域
幅が第2の所定正規化額面区域幅定数より大きいという
ことをその比較が示す場合、肖像区域と額面区域との前
に計算された正規化間隔は肖像区域と額面区域との間の
所定の区域間隔定数に比較される。この好適な実施例で
は、この所定の区域間隔定数は58.6msに等しい。その計
算された間隔と所定の区域間隔定数とのこの比較は2ド
ル紙幣を10ドル紙幣から区別する場合に有用である。
もしもそれらの区域間の計算された間隔が所定の区域間
隔定数より大きいか等しい場合、紙幣は拒絶される。そ
れらの区域間の計算された間隔が所定の区域間隔定数よ
り少ない場合、Dの箱内のカウント数はメモリに記憶さ
れた所定のD箱カウントと比較される。この好適な実施
例では、この所定のD箱カウントは8に等しい。この検
査は2ドル紙幣と10ドル紙幣どうしを区別する場合に有
用である。
隔定数より大きいか等しい場合、紙幣は拒絶される。そ
れらの区域間の計算された間隔が所定の区域間隔定数よ
り少ない場合、Dの箱内のカウント数はメモリに記憶さ
れた所定のD箱カウントと比較される。この好適な実施
例では、この所定のD箱カウントは8に等しい。この検
査は2ドル紙幣と10ドル紙幣どうしを区別する場合に有
用である。
もしも計算されたD箱のカウントがD箱定数より大きい
か等しいということを計算されたD箱カウントと所定の
D箱カウント定数との比較が示す場合、紙幣は拒絶され
る。その計算されたD箱カウントが所定のD箱カウント
定数より少ないということをその比較が示す場合、以前
に計算されたパーセント額面空間比は2ドル紙幣に関す
る所定の許容可能な最大のパーセント額面空間比並びに
2ドル紙幣に関する所定の許容可能な最小の額面空間比
に比較される。
か等しいということを計算されたD箱カウントと所定の
D箱カウント定数との比較が示す場合、紙幣は拒絶され
る。その計算されたD箱カウントが所定のD箱カウント
定数より少ないということをその比較が示す場合、以前
に計算されたパーセント額面空間比は2ドル紙幣に関す
る所定の許容可能な最大のパーセント額面空間比並びに
2ドル紙幣に関する所定の許容可能な最小の額面空間比
に比較される。
その計算された額面空間比がその許容可能な最大の額面
空間比を越えるか又はその許容可能な最小の額面空間比
より少ないかのいずれかであるということをその比較が
示す場合、紙幣は拒絶される。もしもその計算された額
面空間比が許容可能なその最小及び最大の額面空間比の
間に入る場合、紙幣は本物の米国2ドル紙幣として認識
される。
空間比を越えるか又はその許容可能な最小の額面空間比
より少ないかのいずれかであるということをその比較が
示す場合、紙幣は拒絶される。もしもその計算された額
面空間比が許容可能なその最小及び最大の額面空間比の
間に入る場合、紙幣は本物の米国2ドル紙幣として認識
される。
この点で、もしも紙幣が前述の検査によって本物として
且つ正しい額面のものとして確認された場合、信号が発
生されてモータ14を前方へ再始動する。このモータ14の
再始動に続いて、確認された紙幣が紙幣通路4及び出口
8を通って正しく前進させられるということを保証する
ためにいくつかの別の検査が行われる。
且つ正しい額面のものとして確認された場合、信号が発
生されてモータ14を前方へ再始動する。このモータ14の
再始動に続いて、確認された紙幣が紙幣通路4及び出口
8を通って正しく前進させられるということを保証する
ためにいくつかの別の検査が行われる。
モータ14の再始動の後、所定の時間内に、光ジヤム・セ
ンサ44はジヤム・センサ38の水平位置からの開放及び
(図1において実線で示された)ジヤム・センサ38の垂
直位置への復帰を検出しなければならない。モータ14の
再始動の後の所定時間内にジヤム・センサ38が非開放で
あることは、紙幣が紙幣通路4に保持されているか又は
入口6を通して除去されつつあるかのいずれかであると
いうことを示す。もしも光ジヤム・センサ44がその要求
された時間内にジヤム・センサ38の開放を検出しない場
合、モータ14と逆転されて紙幣は拒絶される。この検査
は「紐付き紙幣(bill-on-a-string)」詐取モードと呼
ばれるものを防ぐ場合に有用である。
ンサ44はジヤム・センサ38の水平位置からの開放及び
(図1において実線で示された)ジヤム・センサ38の垂
直位置への復帰を検出しなければならない。モータ14の
再始動の後の所定時間内にジヤム・センサ38が非開放で
あることは、紙幣が紙幣通路4に保持されているか又は
入口6を通して除去されつつあるかのいずれかであると
いうことを示す。もしも光ジヤム・センサ44がその要求
された時間内にジヤム・センサ38の開放を検出しない場
合、モータ14と逆転されて紙幣は拒絶される。この検査
は「紐付き紙幣(bill-on-a-string)」詐取モードと呼
ばれるものを防ぐ場合に有用である。
更にモータ14がオフの間、且つ、モータ14の再始動の後
に、反射センサ24により発生された信号の数はある特定
の所定定数の数以下に留まらなければならない。もしも
反射センサ24により発生された信号の数がこの所定定数
の数を超えると、モータ14は逆転されて紙幣は拒絶され
る。モータ14がオフの間及びモータの再始動の後、反射
センサ24により発生された余分な数の信号は、紙幣が入
り口6を通って通路4から引き抜かれているということ
を示す。この検査は「仮空の紙幣(bill-on-paper)」
詐取モードと呼ばれるものを防ぐのに有用である。
に、反射センサ24により発生された信号の数はある特定
の所定定数の数以下に留まらなければならない。もしも
反射センサ24により発生された信号の数がこの所定定数
の数を超えると、モータ14は逆転されて紙幣は拒絶され
る。モータ14がオフの間及びモータの再始動の後、反射
センサ24により発生された余分な数の信号は、紙幣が入
り口6を通って通路4から引き抜かれているということ
を示す。この検査は「仮空の紙幣(bill-on-paper)」
詐取モードと呼ばれるものを防ぐのに有用である。
上述のことから本発明は、米国紙幣の肖像区域の垂直格
子線間の平均間隔を計算せずにこれらの紙幣の真偽及び
額面を決定するためにこれらの格子線間の間隔を利用す
るということが理解されよう。そのような計算の代わり
に、本発明は紙幣の真偽及び額面を確認するために格子
間隔データのヒストグラムを利用する。検査の結果、こ
のヒストグラム技術は従来技術に比較して価値ある前進
を提供するものだということが示された。
子線間の平均間隔を計算せずにこれらの紙幣の真偽及び
額面を決定するためにこれらの格子線間の間隔を利用す
るということが理解されよう。そのような計算の代わり
に、本発明は紙幣の真偽及び額面を確認するために格子
間隔データのヒストグラムを利用する。検査の結果、こ
のヒストグラム技術は従来技術に比較して価値ある前進
を提供するものだということが示された。
例えば、試験により、本発明を用いて本物の1ドル紙
幣、2ドル紙幣及び5ドル紙幣に関する実質的により高
い受け入れ率が示された。更に、本発明は従来技術の確
認装置よりも高い精度でいろいろの単位のこれらの紙幣
どうしを区別することができる。
幣、2ドル紙幣及び5ドル紙幣に関する実質的により高
い受け入れ率が示された。更に、本発明は従来技術の確
認装置よりも高い精度でいろいろの単位のこれらの紙幣
どうしを区別することができる。
紙幣確認装置1は「教示」及び「学習」モードの両方で
動作するようプログラムすることができる。教示モード
は、ROM内に記憶された動作定数の全てを有するとは限
らない確認装置で使用される。この確認装置への教示は
既に知られている紙幣の種類が挿入されるということを
確認装置に知らせることによってなされる。次にマイク
ロプロセッサ102はある種の変更可能なメモリ内にこの
種の紙幣に適切な定数を推測して記憶する。学習モード
は変更可能なメモリ内に1つもしくはより多くの動作定
数を記憶する紙幣確認装置で使用される。この学習モー
ドでは、マイクロプロセッサ102は受け入れ可能な紙幣
での経験に基づいて、プログラム制御下である時間長期
にわたってこれらの記憶された定数を改変する。使用す
ることができる適当な変更可能なメモリにはEEPROM、電
池により保護されるRAM、シヤドウRAM又はマイクロプロ
セッサ102により変更できる他のメモリがあるが、その
定数は紙幣確認装置への電力の減少によっては影響を受
けない。
動作するようプログラムすることができる。教示モード
は、ROM内に記憶された動作定数の全てを有するとは限
らない確認装置で使用される。この確認装置への教示は
既に知られている紙幣の種類が挿入されるということを
確認装置に知らせることによってなされる。次にマイク
ロプロセッサ102はある種の変更可能なメモリ内にこの
種の紙幣に適切な定数を推測して記憶する。学習モード
は変更可能なメモリ内に1つもしくはより多くの動作定
数を記憶する紙幣確認装置で使用される。この学習モー
ドでは、マイクロプロセッサ102は受け入れ可能な紙幣
での経験に基づいて、プログラム制御下である時間長期
にわたってこれらの記憶された定数を改変する。使用す
ることができる適当な変更可能なメモリにはEEPROM、電
池により保護されるRAM、シヤドウRAM又はマイクロプロ
セッサ102により変更できる他のメモリがあるが、その
定数は紙幣確認装置への電力の減少によっては影響を受
けない。
本発明は本発明の意図又はその重要な特徴から逸脱せず
に他の具体的な形状で実施することができる。例えば、
ここに開示した好適な実施例は本物の米国1ドル、2ド
ル及び5ドル間の確認及び区別のために設計されたが、
本発明の原理は又より大きな額面の紙幣及び米国以外の
他の国の紙幣間の確認及び区別に利用することもでき
る。ここに開示した本発明の好適な実施例は米国紙幣の
肖像区域から集められた磁気データを分析するための
「ヒストグラム」技術を利用しているが、この同じヒス
トグラム技術は、又、紙幣の他の部分からのデータを分
析するため、及び、紙幣の表面から集められた光学情報
を分析するために使用することもできる。
に他の具体的な形状で実施することができる。例えば、
ここに開示した好適な実施例は本物の米国1ドル、2ド
ル及び5ドル間の確認及び区別のために設計されたが、
本発明の原理は又より大きな額面の紙幣及び米国以外の
他の国の紙幣間の確認及び区別に利用することもでき
る。ここに開示した本発明の好適な実施例は米国紙幣の
肖像区域から集められた磁気データを分析するための
「ヒストグラム」技術を利用しているが、この同じヒス
トグラム技術は、又、紙幣の他の部分からのデータを分
析するため、及び、紙幣の表面から集められた光学情報
を分析するために使用することもできる。
ここに開示した実施例は、したがって、全ての点で例示
的なものであって限定的なものではないと考えられるべ
きであり、本発明の範囲は前述の記載よりもむしろ添付
の請求の範囲により示され、そしてこの請求の範囲に等
価な意味及び範囲内に入る全ての変更は、したがって、
この請求の範囲に含められるべきである。
的なものであって限定的なものではないと考えられるべ
きであり、本発明の範囲は前述の記載よりもむしろ添付
の請求の範囲により示され、そしてこの請求の範囲に等
価な意味及び範囲内に入る全ての変更は、したがって、
この請求の範囲に含められるべきである。
図面の簡単な説明 図1は本発明による装置の断面図である。
図2は、図1の線A−Aに沿って得た装置の平面図であ
り、 図3は、本発明の1実施例のために使用される電源を示
す回路図を示し、 図4は、本発明の1実施例のために使用される制御盤を
示す回路図を示し、 図5は、本発明の1実施例のために使用される前置増幅
器盤を示す回路図を示し、 図6は、本発明により実施されたデータの分析の一部を
示すヒストグラムのグラフを示し、そして、 図7は、米国紙幣の真偽及び額面を決定するために用い
られるデータを分析する場合に使用される段階を表すフ
ローチャートを示す。
り、 図3は、本発明の1実施例のために使用される電源を示
す回路図を示し、 図4は、本発明の1実施例のために使用される制御盤を
示す回路図を示し、 図5は、本発明の1実施例のために使用される前置増幅
器盤を示す回路図を示し、 図6は、本発明により実施されたデータの分析の一部を
示すヒストグラムのグラフを示し、そして、 図7は、米国紙幣の真偽及び額面を決定するために用い
られるデータを分析する場合に使用される段階を表すフ
ローチャートを示す。
1……紙幣確認装置 2……ハウジング 4……紙幣通路
フロントページの続き (72)発明者 バーンズ,エルウツド イー アメリカ合衆国.19365 ペンシルヴアニ ア,パーケンスブルグ,スター ルーツ (番地なし) (56)参考文献 特開 昭52−65497(JP,A) 特開 昭48−60996(JP,A) 特開 昭53−5696(JP,A) 特開 昭53−57898(JP,A) 特開 昭57−196394(JP,A) 米国特許4349111(US,A)
Claims (7)
- 【請求項1】紙幣を確認する模様区域を有する紙幣の真
偽及び額面を決定するための紙幣検査方法であって、 電気信号を発生するセンサで前記区域を走査し、それに
よりその走査した区域内で前記センサにより検出された
紙幣を確認する模様に応答して一連の電気信号を発生す
る過程、 その発生された電気信号間の間隔を測定し、測定された
間隔の各々をその測定された間隔の長さに応じて複数の
組の1つに分類する過程、そして 前記複数の組への測定された間隔の分類状態に依存して
紙幣の真偽及び額面を決定する過程とからなる紙幣検査
方法。 - 【請求項2】請求項1の方法であって、前記決定する過
程は前記組の一に分類された間隔の数と前記組の他に分
類された間隔の数との差を調べるものである紙幣検査方
法。 - 【請求項3】請求項2の方法であって、前記決定する過
程は前記差を所定の定数(K1)と比較しているものであ
る紙幣検査方法。 - 【請求項4】請求項3の方法であって、前記決定する過
程において用いられる前記所定の定数(K1)は紙幣検査
精度を変えるために調整されるものである紙幣検査方
法。 - 【請求項5】請求項2の方法であって、前記差は間隔の
最大数を含む組の間隔の数と間隔の第2の最大数を含む
組の間隔の数との間で決定される紙幣検査方法。 - 【請求項6】請求項1の方法であって、前記測定された
間隔は分類の際前記一連の電気信号中の情報によって正
規化される紙幣検査方法。 - 【請求項7】請求項6の方法であって、前記正規化は前
記一連の電気信号の最初と最後の信号との間隔と許容紙
幣の対応する標準間隔との比として行なわれる紙幣検査
方法。
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US659411 | 1984-10-10 | ||
US06/659,411 US4628194A (en) | 1984-10-10 | 1984-10-10 | Method and apparatus for currency validation |
PCT/US1985/001967 WO1986002476A1 (en) | 1984-10-10 | 1985-10-09 | Method and apparatus for currency validation |
Related Child Applications (2)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1096291A Division JP2534802B2 (ja) | 1984-10-10 | 1991-01-31 | 通貨認識のための方法 |
JP35263191A Division JP2527869B2 (ja) | 1984-10-10 | 1991-11-13 | 通貨確認のための方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62500406A JPS62500406A (ja) | 1987-02-19 |
JPH0666076B2 true JPH0666076B2 (ja) | 1994-08-24 |
Family
ID=24645305
Family Applications (4)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60504636A Expired - Lifetime JPH0666076B2 (ja) | 1984-10-10 | 1985-10-09 | 紙幣検査方法 |
JP1096191A Pending JPH05128343A (ja) | 1984-10-10 | 1991-01-31 | 通貨確認のための方法及び装置 |
JP1096291A Expired - Lifetime JP2534802B2 (ja) | 1984-10-10 | 1991-01-31 | 通貨認識のための方法 |
JP35263191A Expired - Lifetime JP2527869B2 (ja) | 1984-10-10 | 1991-11-13 | 通貨確認のための方法 |
Family Applications After (3)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1096191A Pending JPH05128343A (ja) | 1984-10-10 | 1991-01-31 | 通貨確認のための方法及び装置 |
JP1096291A Expired - Lifetime JP2534802B2 (ja) | 1984-10-10 | 1991-01-31 | 通貨認識のための方法 |
JP35263191A Expired - Lifetime JP2527869B2 (ja) | 1984-10-10 | 1991-11-13 | 通貨確認のための方法 |
Country Status (12)
Country | Link |
---|---|
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EP (2) | EP0178132B2 (ja) |
JP (4) | JPH0666076B2 (ja) |
AT (2) | ATE55500T1 (ja) |
AU (1) | AU594312B2 (ja) |
BR (1) | BR8506950A (ja) |
CA (1) | CA1240059A (ja) |
DE (2) | DE3579094D1 (ja) |
DK (1) | DK273886A (ja) |
ES (1) | ES8703654A1 (ja) |
MX (1) | MX166501B (ja) |
WO (1) | WO1986002476A1 (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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GB8514391D0 (en) * | 1985-06-07 | 1985-07-10 | De La Rue Thomas & Co Ltd | Authenticity sensing |
US4722519A (en) * | 1986-09-05 | 1988-02-02 | Mars, Inc. | Stacker apparatus |
US4775824A (en) * | 1986-10-08 | 1988-10-04 | Mars, Incorporated | Motor control for banknote handing apparatus |
JPH01295391A (ja) * | 1987-06-24 | 1989-11-29 | I M Denshi Kk | 印刷物の識別装置 |
US5014324A (en) * | 1987-12-21 | 1991-05-07 | Ncr Corporation | MICR character reader using magnetic peaks to update timing clocks |
EP0382549B1 (en) * | 1989-02-10 | 1995-11-29 | Canon Kabushiki Kaisha | Apparatus for image reading or processing |
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US5237620A (en) * | 1989-05-01 | 1993-08-17 | Credit Verification Corporation | Check reader method and system for reading check MICR code |
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US8700458B2 (en) | 1989-05-01 | 2014-04-15 | Catalina Marketing Corporation | System, method, and database for processing transactions |
US5201010A (en) * | 1989-05-01 | 1993-04-06 | Credit Verification Corporation | Method and system for building a database and performing marketing based upon prior shopping history |
US5649114A (en) | 1989-05-01 | 1997-07-15 | Credit Verification Corporation | Method and system for selective incentive point-of-sale marketing in response to customer shopping histories |
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