JP2000348233A - 紙幣識別方法および装置 - Google Patents
紙幣識別方法および装置Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】紙幣の搬送時に滑りが発生した場合に、その滑
りを検知するとともに、その紙幣の滑りに対応した識別
を行うことのできる紙幣識別方法および装置を提供す
る。 【解決手段】紙幣を搬送ベルト21−1に押圧する押圧
ローラ25−1の回転に同期したローラパルスをエンコ
ード板51とインタラプタ52により生成し、生成した
ローラパルスと、搬送ベルトを駆動するモータの回転に
同期したモータパルスのパルス幅を比較し、両者のパル
ス幅に差異が生じた場合に紙幣滑りが発生したものとし
て検知する。また、ローラパルスに同期して紙幣の特徴
量を検出し、検出した特徴量に基づいて紙幣の識別を行
う。
りを検知するとともに、その紙幣の滑りに対応した識別
を行うことのできる紙幣識別方法および装置を提供す
る。 【解決手段】紙幣を搬送ベルト21−1に押圧する押圧
ローラ25−1の回転に同期したローラパルスをエンコ
ード板51とインタラプタ52により生成し、生成した
ローラパルスと、搬送ベルトを駆動するモータの回転に
同期したモータパルスのパルス幅を比較し、両者のパル
ス幅に差異が生じた場合に紙幣滑りが発生したものとし
て検知する。また、ローラパルスに同期して紙幣の特徴
量を検出し、検出した特徴量に基づいて紙幣の識別を行
う。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、紙幣識別方法お
よび装置に関し、特に、紙幣搬送中の滑りを検知すると
ともに、その滑りに対応した紙幣の識別を行う紙幣識別
方法および装置に関する。
よび装置に関し、特に、紙幣搬送中の滑りを検知すると
ともに、その滑りに対応した紙幣の識別を行う紙幣識別
方法および装置に関する。
【0002】
【従来の技術】自動販売機等で使用される紙幣識別装置
は、挿入された紙幣の金種や真偽を識別し、受入可能な
金種の真券を受け入れるように構成されている。紙幣の
識別は、光センサや磁気センサ等により紙幣の特徴量を
検出し、その特徴量を予め設定した基準値と比較するこ
とにより行われる。紙幣の識別は、一般に、紙幣を搬送
する搬送路の近傍にセンサ類を固定配置することで、紙
幣の搬送に際して当該紙幣全体の特徴量を検出すること
で行っている。
は、挿入された紙幣の金種や真偽を識別し、受入可能な
金種の真券を受け入れるように構成されている。紙幣の
識別は、光センサや磁気センサ等により紙幣の特徴量を
検出し、その特徴量を予め設定した基準値と比較するこ
とにより行われる。紙幣の識別は、一般に、紙幣を搬送
する搬送路の近傍にセンサ類を固定配置することで、紙
幣の搬送に際して当該紙幣全体の特徴量を検出すること
で行っている。
【0003】図6は、紙幣搬送路の概略構成を示した側
面図である。同図に示すように、紙幣搬送路は、図示し
ないモータにより回転する搬送ローラ122および他の
搬送ローラ123、124により駆動する搬送ベルト1
21と、搬送ベルト121に対向する位置に配された押
圧ローラ125により構成される。紙幣搬送路に進入し
た紙幣100は、押圧ローラ125により搬送ベルト1
21へ押圧され、図示しないモータの回転により駆動す
る搬送ベルト121により搬送される。
面図である。同図に示すように、紙幣搬送路は、図示し
ないモータにより回転する搬送ローラ122および他の
搬送ローラ123、124により駆動する搬送ベルト1
21と、搬送ベルト121に対向する位置に配された押
圧ローラ125により構成される。紙幣搬送路に進入し
た紙幣100は、押圧ローラ125により搬送ベルト1
21へ押圧され、図示しないモータの回転により駆動す
る搬送ベルト121により搬送される。
【0004】また、紙幣搬送路には、紙幣100の特徴
量を検出する識別センサ(光センサ、磁気センサ等)1
61が配されており、紙幣100が搬送される際に、そ
の特徴量を検出している。
量を検出する識別センサ(光センサ、磁気センサ等)1
61が配されており、紙幣100が搬送される際に、そ
の特徴量を検出している。
【0005】特徴量を検出する際には、図7に示すよう
に、搬送ベルト121を駆動する図示しないモータに取
り付けられたエンコーダなどから出力されるモータの回
転に同期したパルスによって、紙幣100の搬送量を特
定し、識別センサ161の出力を紙幣100の搬送量に
応じた位置の基準値と比較している。
に、搬送ベルト121を駆動する図示しないモータに取
り付けられたエンコーダなどから出力されるモータの回
転に同期したパルスによって、紙幣100の搬送量を特
定し、識別センサ161の出力を紙幣100の搬送量に
応じた位置の基準値と比較している。
【0006】ところが、搬送中の紙幣100(と搬送ベ
ルト121の間)に滑りが生じた場合、モータの回転に
同期したパルスが示す紙幣100の搬送量は実際の搬送
量とは異なってしまい、図8に示すような滑り箇所で取
得した識別センサ161の出力は、比較対象となる基準
値とは異なる位置のものとなってしまう。つまり、紙幣
100の滑りにより、当該紙幣100は、偽券であると
判定されてしまうことになり、紙幣の受入率が低下して
しまうことになる。
ルト121の間)に滑りが生じた場合、モータの回転に
同期したパルスが示す紙幣100の搬送量は実際の搬送
量とは異なってしまい、図8に示すような滑り箇所で取
得した識別センサ161の出力は、比較対象となる基準
値とは異なる位置のものとなってしまう。つまり、紙幣
100の滑りにより、当該紙幣100は、偽券であると
判定されてしまうことになり、紙幣の受入率が低下して
しまうことになる。
【0007】このような紙幣の滑りによる紙幣の受入率
が低下を抑止するための技術としては、特開平6−84
043号公報記載の「紙幣識別装置」や特開平10−2
55098号公報記載の「紙幣識別装置」等が提案され
ている。
が低下を抑止するための技術としては、特開平6−84
043号公報記載の「紙幣識別装置」や特開平10−2
55098号公報記載の「紙幣識別装置」等が提案され
ている。
【0008】特開平6−84043号公報記載の「紙幣
識別装置」では、紙幣の特徴量を検出する測定区間を設
定し、測定区間内の最大値と最小値、平均値をを求める
ことにより、滑りによる誤差を吸収しているが、データ
の測定や演算のために処理が複雑になってしまう。
識別装置」では、紙幣の特徴量を検出する測定区間を設
定し、測定区間内の最大値と最小値、平均値をを求める
ことにより、滑りによる誤差を吸収しているが、データ
の測定や演算のために処理が複雑になってしまう。
【0009】また、特開平10−255098号公報記
載の「紙幣識別装置」では、取得した特徴量を紙幣の搬
送距離で正規化することにより、滑りによる誤差を補正
しているが、紙幣の搬送距離をモータに付されたパルス
エンコーダにより測定しているため、図8に示したよう
なパルスと実際の搬送距離にずれが生じた場合には、対
処することができない。
載の「紙幣識別装置」では、取得した特徴量を紙幣の搬
送距離で正規化することにより、滑りによる誤差を補正
しているが、紙幣の搬送距離をモータに付されたパルス
エンコーダにより測定しているため、図8に示したよう
なパルスと実際の搬送距離にずれが生じた場合には、対
処することができない。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、紙幣
の識別を行う際には、各種センサにより紙幣の特徴量を
検出しているが、紙幣の搬送時に滑りが生じた場合に
は、検出した特徴量と比較対象となる基準値は、紙幣の
異なった位置の特徴量を比較していることになり、当然
のことながら偽券と識別され、結果として紙幣の受入率
が低下してしまっていた。
の識別を行う際には、各種センサにより紙幣の特徴量を
検出しているが、紙幣の搬送時に滑りが生じた場合に
は、検出した特徴量と比較対象となる基準値は、紙幣の
異なった位置の特徴量を比較していることになり、当然
のことながら偽券と識別され、結果として紙幣の受入率
が低下してしまっていた。
【0011】また、紙幣の搬送時に滑りが生じた場合に
対応した技術も提案されているが処理が複雑であった
り、滑りが発生した状況によっては滑りを検出できない
場合があった。
対応した技術も提案されているが処理が複雑であった
り、滑りが発生した状況によっては滑りを検出できない
場合があった。
【0012】そこで、この発明は、紙幣の搬送時に滑り
が発生した場合に、その滑りを検知するとともに、その
紙幣の滑りに対応した識別を行うことのできる紙幣識別
方法および装置を提供することを目的とする。
が発生した場合に、その滑りを検知するとともに、その
紙幣の滑りに対応した識別を行うことのできる紙幣識別
方法および装置を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】上述した目的を達成する
ため、請求項1の発明では、挿入された紙幣を搬送ベル
トを用いて紙幣搬送路上を搬送するとともに該紙幣搬送
路上に設けられた紙幣識別センサにより該紙幣の識別デ
ータを読み取って紙幣判別を行う紙幣識別方法におい
て、前記搬送ベルトを搬送モータで駆動するとともに、
押圧ローラにより前記紙幣搬送路上を搬送される紙幣を
押圧し、前記搬送モータの回転に同期したモータ信号と
前記押圧ローラの回転に同期したローラ信号とに基づい
て紙幣の搬送ずれ個所を検知し、該検知した紙幣の搬送
ずれ個所に基づいて前記識別データを補正して紙幣の識
別判別を行うことを特徴とする。
ため、請求項1の発明では、挿入された紙幣を搬送ベル
トを用いて紙幣搬送路上を搬送するとともに該紙幣搬送
路上に設けられた紙幣識別センサにより該紙幣の識別デ
ータを読み取って紙幣判別を行う紙幣識別方法におい
て、前記搬送ベルトを搬送モータで駆動するとともに、
押圧ローラにより前記紙幣搬送路上を搬送される紙幣を
押圧し、前記搬送モータの回転に同期したモータ信号と
前記押圧ローラの回転に同期したローラ信号とに基づい
て紙幣の搬送ずれ個所を検知し、該検知した紙幣の搬送
ずれ個所に基づいて前記識別データを補正して紙幣の識
別判別を行うことを特徴とする。
【0014】また、請求項2の発明では、請求項1の発
明において、前記モータ信号および前記ローラ信号は、
パルス信号であり、前記検知は、前記モータ信号と前記
ローラ信号とのパルス幅を比較することにより行うこと
を特徴とする。
明において、前記モータ信号および前記ローラ信号は、
パルス信号であり、前記検知は、前記モータ信号と前記
ローラ信号とのパルス幅を比較することにより行うこと
を特徴とする。
【0015】また、請求項3の発明では、挿入された紙
幣を搬送ベルトを用いて紙幣搬送路上を搬送するととも
に該紙幣搬送路上に設けられた紙幣識別センサにより該
紙幣の識別データを読み取って紙幣判別を行う紙幣識別
方法において、前記搬送ベルトを搬送モータで駆動する
とともに、押圧ローラにより前記紙幣搬送路上を搬送さ
れる紙幣を押圧し、前記押圧ローラの回転に同期したロ
ーラ信号に基づいて前記識別データをサンプリングし、
該サンプリングした識別データに基づいて紙幣の識別判
別を行うことを特徴とする。
幣を搬送ベルトを用いて紙幣搬送路上を搬送するととも
に該紙幣搬送路上に設けられた紙幣識別センサにより該
紙幣の識別データを読み取って紙幣判別を行う紙幣識別
方法において、前記搬送ベルトを搬送モータで駆動する
とともに、押圧ローラにより前記紙幣搬送路上を搬送さ
れる紙幣を押圧し、前記押圧ローラの回転に同期したロ
ーラ信号に基づいて前記識別データをサンプリングし、
該サンプリングした識別データに基づいて紙幣の識別判
別を行うことを特徴とする。
【0016】また、請求項4の発明では、挿入された紙
幣を搬送ベルトを用いて紙幣搬送路上を搬送するととも
に該紙幣搬送路上に設けられた紙幣識別センサにより該
紙幣の識別データを読み取って紙幣判別を行う紙幣識別
装置において、前記搬送ベルトを駆動する搬送モータ
と、前記紙幣搬送路上を搬送される紙幣に当接して回転
する押圧ローラと、前記搬送モータの回転に同期したモ
ータ信号と前記押圧ローラの回転に同期したローラ信号
とに基づいて紙幣の搬送ずれ個所を検知する検知手段と
を具備し、前記識別データを前記検知手段の検知出力に
基づき補正して紙幣の識別判別を行うことを特徴とす
る。
幣を搬送ベルトを用いて紙幣搬送路上を搬送するととも
に該紙幣搬送路上に設けられた紙幣識別センサにより該
紙幣の識別データを読み取って紙幣判別を行う紙幣識別
装置において、前記搬送ベルトを駆動する搬送モータ
と、前記紙幣搬送路上を搬送される紙幣に当接して回転
する押圧ローラと、前記搬送モータの回転に同期したモ
ータ信号と前記押圧ローラの回転に同期したローラ信号
とに基づいて紙幣の搬送ずれ個所を検知する検知手段と
を具備し、前記識別データを前記検知手段の検知出力に
基づき補正して紙幣の識別判別を行うことを特徴とす
る。
【0017】また、請求項5の発明では、請求項4の発
明において、前記モータ信号および前記ローラ信号は、
パルス信号であり、前記検知手段は、前記モータ信号と
前記ローラ信号のパルス幅の差異を前記紙幣の搬送ずれ
として検知することを特徴とする。
明において、前記モータ信号および前記ローラ信号は、
パルス信号であり、前記検知手段は、前記モータ信号と
前記ローラ信号のパルス幅の差異を前記紙幣の搬送ずれ
として検知することを特徴とする。
【0018】また、請求項6の発明では、挿入された紙
幣を搬送ベルトを用いて紙幣搬送路上を搬送するととも
に該紙幣搬送路上に設けられた紙幣識別センサにより該
紙幣の識別データを読み取って紙幣判別を行う紙幣識別
装置において、前記搬送ベルトを駆動する搬送モータ
と、前記紙幣搬送路上を搬送される紙幣に当接して回転
する押圧ローラと、前記押圧ローラの回転に同期したロ
ーラ信号に基づいて前記識別データをサンプリングする
サンプリング手段とを具備し、前記サンプリング手段に
よりサンプリングされた識別データに基づき紙幣の識別
判別を行うことを特徴とする。
幣を搬送ベルトを用いて紙幣搬送路上を搬送するととも
に該紙幣搬送路上に設けられた紙幣識別センサにより該
紙幣の識別データを読み取って紙幣判別を行う紙幣識別
装置において、前記搬送ベルトを駆動する搬送モータ
と、前記紙幣搬送路上を搬送される紙幣に当接して回転
する押圧ローラと、前記押圧ローラの回転に同期したロ
ーラ信号に基づいて前記識別データをサンプリングする
サンプリング手段とを具備し、前記サンプリング手段に
よりサンプリングされた識別データに基づき紙幣の識別
判別を行うことを特徴とする。
【0019】また、請求項7の発明では、請求項6の発
明において、前記サンプリング手段は、前記押圧ローラ
の回転に同期したパルス信号を生成するエンコーダを具
備することを特徴とする。
明において、前記サンプリング手段は、前記押圧ローラ
の回転に同期したパルス信号を生成するエンコーダを具
備することを特徴とする。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、この発明に係る紙幣識別方
法および装置の一実施例について、添付図面を参照して
詳細に説明する。
法および装置の一実施例について、添付図面を参照して
詳細に説明する。
【0021】図1は、紙幣識別装置の概略構成を示すブ
ロック図である。同図に示すように、紙幣識別装置10
は、紙幣挿入部1と紙幣搬送部2、紙幣受入部3、駆動
部4、滑り検知部5、識別部6、判定・制御部7を具備
して構成される。紙幣挿入部1は、紙幣識別装置10へ
挿入される紙幣の挿入口であり、紙幣搬送部2は、紙幣
挿入部1から挿入された紙幣を紙幣受入部3へ搬送す
る。紙幣受入部3は、紙幣搬送部2により搬送された紙
幣を受入、貯蔵する。
ロック図である。同図に示すように、紙幣識別装置10
は、紙幣挿入部1と紙幣搬送部2、紙幣受入部3、駆動
部4、滑り検知部5、識別部6、判定・制御部7を具備
して構成される。紙幣挿入部1は、紙幣識別装置10へ
挿入される紙幣の挿入口であり、紙幣搬送部2は、紙幣
挿入部1から挿入された紙幣を紙幣受入部3へ搬送す
る。紙幣受入部3は、紙幣搬送部2により搬送された紙
幣を受入、貯蔵する。
【0022】また、駆動部4は、図示しないモータを具
備して構成され、判定・制御部7の制御に基づいて紙幣
搬送部2を駆動する。滑り検知部5は、駆動部4が具備
する図示しないモータの回転に同期したパルス信号と紙
幣搬送部2が出力するパルス信号(詳細は後述)に基づ
いて紙幣搬送時の滑りを検知し、識別部6は、紙幣搬送
部2により搬送される紙幣の特徴量を検出する。判定・
制御部7は、識別部6の識別結果に基づいて挿入された
紙幣の真偽を判定し、真券と判断した紙幣を紙幣受入部
3へ搬送し、偽券と判定した紙幣を紙幣挿入部1へ戻す
ように駆動部4を制御する。
備して構成され、判定・制御部7の制御に基づいて紙幣
搬送部2を駆動する。滑り検知部5は、駆動部4が具備
する図示しないモータの回転に同期したパルス信号と紙
幣搬送部2が出力するパルス信号(詳細は後述)に基づ
いて紙幣搬送時の滑りを検知し、識別部6は、紙幣搬送
部2により搬送される紙幣の特徴量を検出する。判定・
制御部7は、識別部6の識別結果に基づいて挿入された
紙幣の真偽を判定し、真券と判断した紙幣を紙幣受入部
3へ搬送し、偽券と判定した紙幣を紙幣挿入部1へ戻す
ように駆動部4を制御する。
【0023】ここで、紙幣搬送部2について説明する。
図2および図3は、それぞれ、紙幣搬送部2の概略構成
を示す上面図と側面図である。同図に示すように、紙幣
搬送部2は、搬送ローラ22−1、22−2、23−
1、23−2、24−1、24−2と、これらに巻かれ
た搬送ベルト21−1および21−2、押圧ローラ25
−1および25−2を具備して構成される。搬送ローラ
22−1および22−2は、駆動部4の図示しないモー
タにより回転され、搬送ベルト21−1および21−2
を移動させる。この紙幣搬送路2では、搬送ベルト21
−1および21−2の移動により紙幣を搬送するが、こ
のとき、紙幣は押圧ローラ25−1および25−2によ
り、搬送ベルト21−1および21−2に押圧される。
図2および図3は、それぞれ、紙幣搬送部2の概略構成
を示す上面図と側面図である。同図に示すように、紙幣
搬送部2は、搬送ローラ22−1、22−2、23−
1、23−2、24−1、24−2と、これらに巻かれ
た搬送ベルト21−1および21−2、押圧ローラ25
−1および25−2を具備して構成される。搬送ローラ
22−1および22−2は、駆動部4の図示しないモー
タにより回転され、搬送ベルト21−1および21−2
を移動させる。この紙幣搬送路2では、搬送ベルト21
−1および21−2の移動により紙幣を搬送するが、こ
のとき、紙幣は押圧ローラ25−1および25−2によ
り、搬送ベルト21−1および21−2に押圧される。
【0024】また、押圧ローラ25−1および25−2
の軸26には、エンコード板51が配設され、このエン
コード板51はインタラプタ52とともにエンコーダを
形成し、押圧ローラ25−1および25−2の回転に同
期したパルス信号を出力している。なお、エンコード板
51とインタラプタ52から形成されるエンコーダは、
滑り検知部5の一部である。
の軸26には、エンコード板51が配設され、このエン
コード板51はインタラプタ52とともにエンコーダを
形成し、押圧ローラ25−1および25−2の回転に同
期したパルス信号を出力している。なお、エンコード板
51とインタラプタ52から形成されるエンコーダは、
滑り検知部5の一部である。
【0025】また、搬送ベルト21−1および21−2
の近傍には、光センサや磁気センサ等から構成され、識
別部6の一部であるる識別センサ61が配設されてお
り、この識別センサ61が搬送ベルト21−1および2
1−2により搬送される紙幣の特徴量を検出する。
の近傍には、光センサや磁気センサ等から構成され、識
別部6の一部であるる識別センサ61が配設されてお
り、この識別センサ61が搬送ベルト21−1および2
1−2により搬送される紙幣の特徴量を検出する。
【0026】ここで、滑り検知部5による紙幣滑りの検
知について説明する。紙幣滑りの検知は、駆動部4の図
示しないモータのエンコーダが出力するパルス信号(以
下、モータパルスと称する)と、エンコード板51とイ
ンタラプタ52から形成されるエンコーダが出力するパ
ルス信号(以下、ローラパルスと称する)の比較により
行われる。紙幣滑りが発生した場合、モータパルスが示
す紙幣の位置と実際の紙幣の位置に誤差が生じてしまう
が、ローラパルスは紙幣を押圧している押圧ローラ25
−1および25−2の回転に同期しているため、ローラ
パルスが示す紙幣の位置と実際の紙幣の位置に誤差は生
じない。そのため、モータパルスとローラパルスのパル
ス幅を比較することで紙幣滑りを検知することができ
る。
知について説明する。紙幣滑りの検知は、駆動部4の図
示しないモータのエンコーダが出力するパルス信号(以
下、モータパルスと称する)と、エンコード板51とイ
ンタラプタ52から形成されるエンコーダが出力するパ
ルス信号(以下、ローラパルスと称する)の比較により
行われる。紙幣滑りが発生した場合、モータパルスが示
す紙幣の位置と実際の紙幣の位置に誤差が生じてしまう
が、ローラパルスは紙幣を押圧している押圧ローラ25
−1および25−2の回転に同期しているため、ローラ
パルスが示す紙幣の位置と実際の紙幣の位置に誤差は生
じない。そのため、モータパルスとローラパルスのパル
ス幅を比較することで紙幣滑りを検知することができ
る。
【0027】例えば、図4に示すように、モータパルス
は、紙幣滑りが生じなかった場合の紙幣の位置、つま
り、識別センサ61の出力(図中破線で示したもの)に
同期したパルス信号であるため、常に一定幅のパルス信
号となる。これに対して、ローラパルスは、紙幣の位置
に同期しているため、紙幣滑りが生じた場合には、その
位置つまり、識別センサ61の出力(図中実線で示した
もの)に同期したパルス信号であるため、紙幣滑りの発
生により、パルス幅は大きくなる。したがって、モータ
パルスとローラパルスのパルス幅に差異が生じた場合を
紙幣滑りの発生として検知することができる。
は、紙幣滑りが生じなかった場合の紙幣の位置、つま
り、識別センサ61の出力(図中破線で示したもの)に
同期したパルス信号であるため、常に一定幅のパルス信
号となる。これに対して、ローラパルスは、紙幣の位置
に同期しているため、紙幣滑りが生じた場合には、その
位置つまり、識別センサ61の出力(図中実線で示した
もの)に同期したパルス信号であるため、紙幣滑りの発
生により、パルス幅は大きくなる。したがって、モータ
パルスとローラパルスのパルス幅に差異が生じた場合を
紙幣滑りの発生として検知することができる。
【0028】また、図4から明らかなように、紙幣滑り
が発生した場合には、それ以降の識別データは、紙幣滑
りを発生していない場合を含めて、モータパルスを基準
に考えれば全てずれていることになる。そのため、滑り
検知部5が紙幣滑りを検知した場合には、識別部6が取
得した識別データを補正する必要がある。この識別デー
タの補正は、様々な方法で行うことができるが、例え
ば、紙幣滑りの滑り具合(モータパルスとローラパルス
のパルス幅の差)に応じて識別データと比較する基準値
を変更したり、紙幣滑りが生じた時間(紙幣の距離)が
所定時間以内の場合には、当該箇所の識別データを無視
する等といった方法で行う。
が発生した場合には、それ以降の識別データは、紙幣滑
りを発生していない場合を含めて、モータパルスを基準
に考えれば全てずれていることになる。そのため、滑り
検知部5が紙幣滑りを検知した場合には、識別部6が取
得した識別データを補正する必要がある。この識別デー
タの補正は、様々な方法で行うことができるが、例え
ば、紙幣滑りの滑り具合(モータパルスとローラパルス
のパルス幅の差)に応じて識別データと比較する基準値
を変更したり、紙幣滑りが生じた時間(紙幣の距離)が
所定時間以内の場合には、当該箇所の識別データを無視
する等といった方法で行う。
【0029】次に、紙幣滑りに対応した紙幣の識別方法
について説明する。上述したように、ローラパルスは、
押圧ローラ25−1および25−2の回転に同期した信
号である。つまり、ローラパルスは、紙幣の搬送量に対
応しているため、図5に示すように、ローラパルスに同
期して識別センサ61の出力(特徴量)を取得して、こ
れを判定・制御部7で予め設定した基準値と比較するこ
とにより(従来のモータパルスに同期して取得した識別
データに対する処理と同様)、紙幣滑りが生じた場合に
も紙幣の適切な位置の特徴量と基準値とを比較すること
ができる。
について説明する。上述したように、ローラパルスは、
押圧ローラ25−1および25−2の回転に同期した信
号である。つまり、ローラパルスは、紙幣の搬送量に対
応しているため、図5に示すように、ローラパルスに同
期して識別センサ61の出力(特徴量)を取得して、こ
れを判定・制御部7で予め設定した基準値と比較するこ
とにより(従来のモータパルスに同期して取得した識別
データに対する処理と同様)、紙幣滑りが生じた場合に
も紙幣の適切な位置の特徴量と基準値とを比較すること
ができる。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、搬送ベルトを駆動するモータの回転に同期したモー
タパルスと、紙幣を搬送ベルトに押圧する押圧ローラの
回転に同期したローラパルスのパルス幅を比較し、両者
のパルス幅に差異が生じた場合に紙幣滑りが発生したも
のとして検知するように構成したので、紙幣滑りを確実
に検知することができる。
ば、搬送ベルトを駆動するモータの回転に同期したモー
タパルスと、紙幣を搬送ベルトに押圧する押圧ローラの
回転に同期したローラパルスのパルス幅を比較し、両者
のパルス幅に差異が生じた場合に紙幣滑りが発生したも
のとして検知するように構成したので、紙幣滑りを確実
に検知することができる。
【0031】また、ローラパルスに同期して紙幣の特徴
量を検出し、検出した特徴量に基づいて紙幣の識別を行
うように構成したので、紙幣滑りが発生した場合にも紙
幣の所定の位置に対応した特徴量を検出することがで
き、紙幣滑りに起因する誤識別を低減させ、紙幣の受入
率を向上させることができる。
量を検出し、検出した特徴量に基づいて紙幣の識別を行
うように構成したので、紙幣滑りが発生した場合にも紙
幣の所定の位置に対応した特徴量を検出することがで
き、紙幣滑りに起因する誤識別を低減させ、紙幣の受入
率を向上させることができる。
【図1】紙幣識別装置の概略構成を示すブロック図。
【図2】紙幣搬送部2の概略構成を示す上面図。
【図3】紙幣搬送部2の概略構成を示す側面図。
【図4】紙幣滑りの検知方法を説明するための図。
【図5】紙幣滑りに対応した識別方法を説明するための
図。
図。
【図6】従来の紙幣識別装置の紙幣搬送路の概略構成を
示した側面図。
示した側面図。
【図7】従来の紙幣識別装置における特徴量の検出方法
を示した図。
を示した図。
【図8】紙幣滑りによる誤識別の発生原因を説明するた
めの図。
めの図。
1 紙幣挿入部 2 紙幣搬送部 3 紙幣受入部 4 駆動部 5 滑り検知部 6 識別部 7 判定・制御部 10 紙幣識別装置 21−1、21−2 搬送ベルト 22−1、22−2 搬送ローラ 23−1、23−2 搬送ローラ 24−1、24−2 搬送ローラ 25−1、25−2 押圧ローラ 26 軸 51 エンコード板 52 インタラプタ 61 識別センサ
Claims (7)
- 【請求項1】 挿入された紙幣を搬送ベルトを用いて紙
幣搬送路上を搬送するとともに該紙幣搬送路上に設けら
れた紙幣識別センサにより該紙幣の識別データを読み取
って紙幣判別を行う紙幣識別方法において、 前記搬送ベルトを搬送モータで駆動するとともに、押圧
ローラにより前記紙幣搬送路上を搬送される紙幣を押圧
し、 前記搬送モータの回転に同期したモータ信号と前記押圧
ローラの回転に同期したローラ信号とに基づいて紙幣の
搬送ずれ個所を検知し、 該検知した紙幣の搬送ずれ個所に基づいて前記識別デー
タを補正して紙幣の識別判別を行うことを特徴とする紙
幣識別方法。 - 【請求項2】 前記モータ信号および前記ローラ信号
は、パルス信号であり、 前記検知は、前記モータ信号と前記ローラ信号とのパル
ス幅を比較することにより行うことを特徴とする請求項
1記載の紙幣識別方法。 - 【請求項3】 挿入された紙幣を搬送ベルトを用いて紙
幣搬送路上を搬送するとともに該紙幣搬送路上に設けら
れた紙幣識別センサにより該紙幣の識別データを読み取
って紙幣判別を行う紙幣識別方法において、 前記搬送ベルトを搬送モータで駆動するとともに、押圧
ローラにより前記紙幣搬送路上を搬送される紙幣を押圧
し、 前記押圧ローラの回転に同期したローラ信号に基づいて
前記識別データをサンプリングし、 該サンプリングした識別データに基づいて紙幣の識別判
別を行うことを特徴とする紙幣識別方法。 - 【請求項4】 挿入された紙幣を搬送ベルトを用いて紙
幣搬送路上を搬送するとともに該紙幣搬送路上に設けら
れた紙幣識別センサにより該紙幣の識別データを読み取
って紙幣判別を行う紙幣識別装置において、 前記搬送ベルトを駆動する搬送モータと、 前記紙幣搬送路上を搬送される紙幣に当接して回転する
押圧ローラと、 前記搬送モータの回転に同期したモータ信号と前記押圧
ローラの回転に同期したローラ信号とに基づいて紙幣の
搬送ずれ個所を検知する検知手段とを具備し、前記識別
データを前記検知手段の検知出力に基づき補正して紙幣
の識別判別を行うことを特徴とする紙幣識別装置。 - 【請求項5】 前記モータ信号および前記ローラ信号
は、 パルス信号であり、 前記検知手段は、 前記モータ信号と前記ローラ信号のパルス幅の差異を前
記紙幣の搬送ずれとして検知することを特徴とする請求
項4記載の紙幣識別装置。 - 【請求項6】 挿入された紙幣を搬送ベルトを用いて紙
幣搬送路上を搬送するとともに該紙幣搬送路上に設けら
れた紙幣識別センサにより該紙幣の識別データを読み取
って紙幣判別を行う紙幣識別装置において、 前記搬送ベルトを駆動する搬送モータと、 前記紙幣搬送路上を搬送される紙幣に当接して回転する
押圧ローラと、 前記押圧ローラの回転に同期したローラ信号に基づいて
前記識別データをサンプリングするサンプリング手段と
を具備し、前記サンプリング手段によりサンプリングさ
れた識別データに基づき紙幣の識別判別を行うことを特
徴とする紙幣識別装置。 - 【請求項7】 前記サンプリング手段は、 前記押圧ローラの回転に同期したパルス信号を生成する
エンコーダを具備することを特徴とする請求項6記載の
紙幣識別装置。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11159600A JP2000348233A (ja) | 1999-06-07 | 1999-06-07 | 紙幣識別方法および装置 |
US09/587,237 US6681036B1 (en) | 1999-06-07 | 2000-06-02 | Paper money identification method and device |
KR1020000030810A KR100343387B1 (ko) | 1999-06-07 | 2000-06-05 | 지폐식별방법 및 장치 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11159600A JP2000348233A (ja) | 1999-06-07 | 1999-06-07 | 紙幣識別方法および装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000348233A true JP2000348233A (ja) | 2000-12-15 |
Family
ID=15697252
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11159600A Pending JP2000348233A (ja) | 1999-06-07 | 1999-06-07 | 紙幣識別方法および装置 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6681036B1 (ja) |
JP (1) | JP2000348233A (ja) |
KR (1) | KR100343387B1 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008139090A (ja) * | 2006-11-30 | 2008-06-19 | Shinko Electric Co Ltd | 車両衝突実験装置 |
CN115273319A (zh) * | 2022-05-19 | 2022-11-01 | 中国银行股份有限公司 | 一种现钞清点方法、装置及现钞清点设备 |
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KR100581426B1 (ko) * | 2004-06-29 | 2006-05-22 | 노틸러스효성 주식회사 | 무게를 이용한 지폐 잔량 감지기능을 갖춘 지폐류저장장치 및 지폐잔량감지 방법 |
JP5853687B2 (ja) * | 2011-12-28 | 2016-02-09 | 沖電気工業株式会社 | 媒体処理装置 |
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DE2717345C2 (de) * | 1977-04-19 | 1984-10-25 | Nixdorf Computer Ag, 4790 Paderborn | Wertscheingeber |
US4348656A (en) * | 1979-10-16 | 1982-09-07 | Ardac, Inc. | Security validator |
JPS5665291A (en) * | 1979-10-31 | 1981-06-02 | Tokyo Shibaura Electric Co | Discriminator for printed matter |
US4628194A (en) * | 1984-10-10 | 1986-12-09 | Mars, Inc. | Method and apparatus for currency validation |
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DE4024415A1 (de) | 1990-08-01 | 1992-02-06 | Hoechst Ag | Verfahren zur herstellung von 1-oxa-3,8-diaza-4-oxo-spiro-(4,5)decan- verbindungen |
JP3105725B2 (ja) * | 1993-12-27 | 2000-11-06 | 株式会社日本コンラックス | 紙幣識別装置 |
US5624017A (en) * | 1994-04-06 | 1997-04-29 | Gap Technologies, Inc. | Multi-purpose currency validator with compact low power cassette stacker |
JPH0952793A (ja) | 1995-08-11 | 1997-02-25 | Hoya Corp | 成膜方法 |
JP3747551B2 (ja) * | 1997-03-07 | 2006-02-22 | 松下電器産業株式会社 | 紙幣識別装置 |
JPH10334307A (ja) * | 1997-05-30 | 1998-12-18 | Sanden Corp | 紙幣受入れ装置 |
WO2000026861A1 (en) * | 1998-10-29 | 2000-05-11 | De La Rue International Limited | Method and system for recognition of currency by denomination |
-
1999
- 1999-06-07 JP JP11159600A patent/JP2000348233A/ja active Pending
-
2000
- 2000-06-02 US US09/587,237 patent/US6681036B1/en not_active Expired - Fee Related
- 2000-06-05 KR KR1020000030810A patent/KR100343387B1/ko not_active IP Right Cessation
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2008139090A (ja) * | 2006-11-30 | 2008-06-19 | Shinko Electric Co Ltd | 車両衝突実験装置 |
CN115273319A (zh) * | 2022-05-19 | 2022-11-01 | 中国银行股份有限公司 | 一种现钞清点方法、装置及现钞清点设备 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
KR20010007249A (ko) | 2001-01-26 |
KR100343387B1 (ko) | 2002-07-15 |
US6681036B1 (en) | 2004-01-20 |
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Legal Events
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A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20060220 |
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A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060228 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20060704 |