JPH0659605A - 粉体回収装置 - Google Patents
粉体回収装置Info
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- JPH0659605A JPH0659605A JP4208873A JP20887392A JPH0659605A JP H0659605 A JPH0659605 A JP H0659605A JP 4208873 A JP4208873 A JP 4208873A JP 20887392 A JP20887392 A JP 20887392A JP H0659605 A JPH0659605 A JP H0659605A
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Landscapes
- Cleaning In Electrography (AREA)
- Electrophotography Configuration And Component (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 パイプの先端と廃トナー収納部の開口部の位
置関係が厳密に一致していなくても、接合時に、接合部
に対して余分な負荷をかけず破損する恐れがなく、粉体
収納部の着脱動作時において開口より粉体が飛散するこ
とのない粉体回収装置を提供する。 【構成】 フランジ17を、粉体収納容器30の粉体受
入口34の周辺に設けられたガイド32に係合させると
き、両者の位置関係の狂いを蛇腹部で吸収する。廃トナ
ー搬送装置の中空の搬送路内を搬送路内に備えられた搬
送オーガー14によって送られたトナーは、排出口シャ
ッタ29が閉じた状態になっているとこぼれない。ま
た、排出口シャッタ20が開いた状態になっているとト
ナーは搬送路の開口から外部に排出される。粉体収納容
器内の粉体は、受入口シャッタ36が閉じた状態になっ
ていると外部にはこぼれない。また、受入口シャッタ3
6が開いた状態になっているとトナーを受入される。
置関係が厳密に一致していなくても、接合時に、接合部
に対して余分な負荷をかけず破損する恐れがなく、粉体
収納部の着脱動作時において開口より粉体が飛散するこ
とのない粉体回収装置を提供する。 【構成】 フランジ17を、粉体収納容器30の粉体受
入口34の周辺に設けられたガイド32に係合させると
き、両者の位置関係の狂いを蛇腹部で吸収する。廃トナ
ー搬送装置の中空の搬送路内を搬送路内に備えられた搬
送オーガー14によって送られたトナーは、排出口シャ
ッタ29が閉じた状態になっているとこぼれない。ま
た、排出口シャッタ20が開いた状態になっているとト
ナーは搬送路の開口から外部に排出される。粉体収納容
器内の粉体は、受入口シャッタ36が閉じた状態になっ
ていると外部にはこぼれない。また、受入口シャッタ3
6が開いた状態になっているとトナーを受入される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子写真装置等に使用
されるトナー等の粉体を回収する粉体回収装置に関す
る。
されるトナー等の粉体を回収する粉体回収装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば電子写真装置に用いられる
廃トナーを回収して廃トナー容器に収納する粉体回収装
置には、特公昭63−10424号公報に開示されてい
るものがある。すなわち、一般に電子写真装置50は図
6に示すように導電性ドラム基体上に光導電層を設けた
感光ドラム52を有し、このドラム52の周囲にはドラ
ムの回転方向にしたがって、帯電器54、露光装置5
6、現像器58、転写器60およびクリーニング器62
が配設されている。
廃トナーを回収して廃トナー容器に収納する粉体回収装
置には、特公昭63−10424号公報に開示されてい
るものがある。すなわち、一般に電子写真装置50は図
6に示すように導電性ドラム基体上に光導電層を設けた
感光ドラム52を有し、このドラム52の周囲にはドラ
ムの回転方向にしたがって、帯電器54、露光装置5
6、現像器58、転写器60およびクリーニング器62
が配設されている。
【0003】前記現像器58はその上部にトナーを収納
するホッパ64aとクリーニング器から排出される廃ト
ナーを収納する廃トナー収納部64cを備え、その下部
にはトナー感光ドラム52に供給するための回転体64
bを有している。前記回転体64bは、内部に磁気ロー
ラを有し、その周面に沿うように非磁性のスリーブが設
けられている。また、クリーニング器62は、感光ドラ
ム52面からトナーを除去する部材としてウレタンゴム
などで形成されたブレード板またはファーブラシを有し
ている。
するホッパ64aとクリーニング器から排出される廃ト
ナーを収納する廃トナー収納部64cを備え、その下部
にはトナー感光ドラム52に供給するための回転体64
bを有している。前記回転体64bは、内部に磁気ロー
ラを有し、その周面に沿うように非磁性のスリーブが設
けられている。また、クリーニング器62は、感光ドラ
ム52面からトナーを除去する部材としてウレタンゴム
などで形成されたブレード板またはファーブラシを有し
ている。
【0004】このような構成を備えた電子写真装置50
においては、帯電器54で感光ドラム52の表面を均一
に帯電し、ついで露光装置56により画像情報に基づい
た信号によるレーザ露光が行われて感光ドラム52表面
に静電潜像を形成する。形成された潜像は現像器58に
より現像され、その現像された画像は転写器60により
用紙66上に転写される。このとき転写されずに感光ド
ラム52上に残留したトナーはクリーニング器62によ
り回収され、感光ドラム52は再び帯電器54により所
定の電位に帯電され、上記のプロセスを繰り返す。
においては、帯電器54で感光ドラム52の表面を均一
に帯電し、ついで露光装置56により画像情報に基づい
た信号によるレーザ露光が行われて感光ドラム52表面
に静電潜像を形成する。形成された潜像は現像器58に
より現像され、その現像された画像は転写器60により
用紙66上に転写される。このとき転写されずに感光ド
ラム52上に残留したトナーはクリーニング器62によ
り回収され、感光ドラム52は再び帯電器54により所
定の電位に帯電され、上記のプロセスを繰り返す。
【0005】前記廃トナー収納部64cとクリーニング
器62とは、図7に示すようにパイプ68で接続されて
おり、クリーニング器62内部にあるスクリュー70に
よってパイプ68内に押し出された廃トナーは廃トナー
収納部64cに収納される。
器62とは、図7に示すようにパイプ68で接続されて
おり、クリーニング器62内部にあるスクリュー70に
よってパイプ68内に押し出された廃トナーは廃トナー
収納部64cに収納される。
【0006】前記現像器58は装置本体に着脱自在にな
っており、パイプ68の先端と廃トナー収納部64cと
は接離可能であり、かつ両者が離れたときにそれぞれの
開口部にはトナーのもれを防止する手段を備えている。
すなわち、図8に示すように、廃トナー収納部64cの
開口部72は蓋74で閉じられ、この蓋74は、軸76
を中心軸として回転開閉可能である。また、クリーニン
グ器62からのパイプ68の先端部77は絞りこんで先
を細くした形状をなしており、その中の弁78がばね8
0によって先端を閉じるように押し付けられている。両
者が接続されるときは図9に示すように図示しない突き
当て部材によって蓋74が開き廃トナー収納部64cの
内部にあるピン82が弁78を押すことによりパイプ6
8の先端が開き同時にパイプ68が廃トナー収納部64
cの開口部72に装填される。
っており、パイプ68の先端と廃トナー収納部64cと
は接離可能であり、かつ両者が離れたときにそれぞれの
開口部にはトナーのもれを防止する手段を備えている。
すなわち、図8に示すように、廃トナー収納部64cの
開口部72は蓋74で閉じられ、この蓋74は、軸76
を中心軸として回転開閉可能である。また、クリーニン
グ器62からのパイプ68の先端部77は絞りこんで先
を細くした形状をなしており、その中の弁78がばね8
0によって先端を閉じるように押し付けられている。両
者が接続されるときは図9に示すように図示しない突き
当て部材によって蓋74が開き廃トナー収納部64cの
内部にあるピン82が弁78を押すことによりパイプ6
8の先端が開き同時にパイプ68が廃トナー収納部64
cの開口部72に装填される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
たような電子写真装置等に使用される粉体回収装置に
は、以下のような欠点があった。
たような電子写真装置等に使用される粉体回収装置に
は、以下のような欠点があった。
【0008】すなわち、接離可能であるパイプ68の先
端と廃トナー収納部64cの開口部72は、部品精度、
組立精度の狂いからその位置関係を厳密に一致させるの
は難しい。そのような状態でパイプ68の先端と廃トナ
ー収納部64cの開口部72を接合しようとすれば、パ
イプ68、もしくは廃トナー収納部64cの開口部72
に余分な負荷がかかり、スムーズに接合できないばかり
か、破損させる恐れがある。さらに、クリーニング器6
2で回収された廃トナーはパイプ68の内部を通り廃ト
ナー収納部64cに送られるが、装置の使用中は図9に
示しているパイプ68の絞り込まれた形状をなしている
先端部77には常に廃トナーが存在しているので、パイ
プ68と廃トナー収納部64cが離れたときには弁78
がパイプ68の先端にばね80によって押し付けられる
動作によって、先端部77にある廃トナーがパイプ68
の開口から押し出されてしまい、その結果周囲をトナー
で汚してしまうことになる。
端と廃トナー収納部64cの開口部72は、部品精度、
組立精度の狂いからその位置関係を厳密に一致させるの
は難しい。そのような状態でパイプ68の先端と廃トナ
ー収納部64cの開口部72を接合しようとすれば、パ
イプ68、もしくは廃トナー収納部64cの開口部72
に余分な負荷がかかり、スムーズに接合できないばかり
か、破損させる恐れがある。さらに、クリーニング器6
2で回収された廃トナーはパイプ68の内部を通り廃ト
ナー収納部64cに送られるが、装置の使用中は図9に
示しているパイプ68の絞り込まれた形状をなしている
先端部77には常に廃トナーが存在しているので、パイ
プ68と廃トナー収納部64cが離れたときには弁78
がパイプ68の先端にばね80によって押し付けられる
動作によって、先端部77にある廃トナーがパイプ68
の開口から押し出されてしまい、その結果周囲をトナー
で汚してしまうことになる。
【0009】本発明は、上述した問題点を解決するため
になされたものであり、パイプの先端と廃トナー収納部
の開口部の位置関係が厳密に一致していなくても、接合
時に、接合部に対して余分な負荷をかけず破損する恐れ
がなく、粉体収納部の着脱動作時において開口より粉体
が飛散することのない粉体回収装置を提供することを目
的とする。
になされたものであり、パイプの先端と廃トナー収納部
の開口部の位置関係が厳密に一致していなくても、接合
時に、接合部に対して余分な負荷をかけず破損する恐れ
がなく、粉体収納部の着脱動作時において開口より粉体
が飛散することのない粉体回収装置を提供することを目
的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、中空の搬送筒
内に粉体送り部材を設けて、前記搬送筒の先端を粉体収
納容器のシャッタによって開閉される受入口に接続して
粉体を粉体収納容器内に回収するようにした粉体回収装
置において、前記搬送筒の先端に、排出口を開閉する排
出シャッタを備えた排出口体を取付けるとともに前記粉
体収納容器の受入口に沿って前記排出口体を受入口の横
方向からスライドさせて受入口にガイドするガイド部を
設け、前記排出口体は受入シャッタに当接してそれを開
放しながらガイド部に沿って受入口上にガイドされ、前
記排出シャッタは前記排出口体がガイド部材によってガ
イドされるときにガイド部に係止されて開放されるよう
に構成した。
内に粉体送り部材を設けて、前記搬送筒の先端を粉体収
納容器のシャッタによって開閉される受入口に接続して
粉体を粉体収納容器内に回収するようにした粉体回収装
置において、前記搬送筒の先端に、排出口を開閉する排
出シャッタを備えた排出口体を取付けるとともに前記粉
体収納容器の受入口に沿って前記排出口体を受入口の横
方向からスライドさせて受入口にガイドするガイド部を
設け、前記排出口体は受入シャッタに当接してそれを開
放しながらガイド部に沿って受入口上にガイドされ、前
記排出シャッタは前記排出口体がガイド部材によってガ
イドされるときにガイド部に係止されて開放されるよう
に構成した。
【0011】
【作用】粉体を粉体収納容器内に回収するときには、前
記搬送等の先端に設けた排出口体を前記粉体収納容器の
受入口が形成された面に沿って横方向からガイド部材に
ガイドされつつスライドさせる。このとき前記粉体収納
容器の受入口を閉鎖している受入シャッタを前記排出口
体は当接しつつ次第に受入口を開けながらガイド部材に
沿ってガイドされる。一方、前記排出口体がガイド部材
に沿って受入口上にガイドされるときに、排出口を閉塞
している排出シャッタは前記ガイド部に当接し、その位
置が固定されるので前記排出口体が移動とともに排出口
が開放されることとなる。このように構成すれば、前記
排出口体の排出口を前記粉体収納容器の受入口上に正確
に導くことができるとともに、前記排出口体の前記粉体
収納容器の受入口への着脱動作時において粉体が飛散す
ることがなくなる。
記搬送等の先端に設けた排出口体を前記粉体収納容器の
受入口が形成された面に沿って横方向からガイド部材に
ガイドされつつスライドさせる。このとき前記粉体収納
容器の受入口を閉鎖している受入シャッタを前記排出口
体は当接しつつ次第に受入口を開けながらガイド部材に
沿ってガイドされる。一方、前記排出口体がガイド部材
に沿って受入口上にガイドされるときに、排出口を閉塞
している排出シャッタは前記ガイド部に当接し、その位
置が固定されるので前記排出口体が移動とともに排出口
が開放されることとなる。このように構成すれば、前記
排出口体の排出口を前記粉体収納容器の受入口上に正確
に導くことができるとともに、前記排出口体の前記粉体
収納容器の受入口への着脱動作時において粉体が飛散す
ることがなくなる。
【0012】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の一実施例につ
いて説明する。図1及び図2において、本発明の粉体回
収装置Mは廃トナー等の粉体を搬送するための搬送装置
10を有し、この搬送装置10によって粉体収納容器3
0内に供給される。前記搬送装置10は中空の搬送筒1
2を有し、この搬送筒12内には粉体送り部材としての
搬送オーガ14が設けられている。前記搬送装置10の
先端には蛇腹部13を介して排出口体15が垂直方向に
取付けられている。この排出口体15の先端には排出口
16が形成され、この排出口16の周囲にはフランジ部
17が形成されている。前記排出口体15はほぼ角筒を
なし、前記フランジ17はほぼ正方形の形をなしてい
る。前記排出口16は排出シャッタ20によって開閉さ
れ、この排出シャッタ20は、その一端部に取付耳20
bを有し、この取付耳20bと排出口体間には引張りス
プリング22が設けられ、この引張りスプリング22に
よって前記排出シャッタ20は排出口16を閉塞する方
向に付勢されている。
いて説明する。図1及び図2において、本発明の粉体回
収装置Mは廃トナー等の粉体を搬送するための搬送装置
10を有し、この搬送装置10によって粉体収納容器3
0内に供給される。前記搬送装置10は中空の搬送筒1
2を有し、この搬送筒12内には粉体送り部材としての
搬送オーガ14が設けられている。前記搬送装置10の
先端には蛇腹部13を介して排出口体15が垂直方向に
取付けられている。この排出口体15の先端には排出口
16が形成され、この排出口16の周囲にはフランジ部
17が形成されている。前記排出口体15はほぼ角筒を
なし、前記フランジ17はほぼ正方形の形をなしてい
る。前記排出口16は排出シャッタ20によって開閉さ
れ、この排出シャッタ20は、その一端部に取付耳20
bを有し、この取付耳20bと排出口体間には引張りス
プリング22が設けられ、この引張りスプリング22に
よって前記排出シャッタ20は排出口16を閉塞する方
向に付勢されている。
【0013】前記排出シャッタ20はその両側にガイド
部20a、20aを有し、このガイド部20aは前記フ
ランジ部17の両端部に係合している。前記一方のガイ
ド部20aの先端には作動片21が外方に張出して形成
され、この作動片21は後述するように排出シャッタ2
0を自動的に前記排出口16を開放するように移動させ
る作用をする。
部20a、20aを有し、このガイド部20aは前記フ
ランジ部17の両端部に係合している。前記一方のガイ
ド部20aの先端には作動片21が外方に張出して形成
され、この作動片21は後述するように排出シャッタ2
0を自動的に前記排出口16を開放するように移動させ
る作用をする。
【0014】前記粉体収納容器30の上面中央には受入
口34が形成され、この受入口34に沿って左右に間隔
を配してガイド枠32,32が形成されている。このガ
イド枠32の前方は水平方向及び垂直方向に次第に拡開
した拡開部32aを有し、この拡開部32aは前記排出
口体のフランジ部17をガイドするためにそのガイド口
を大きく開く作用をする。
口34が形成され、この受入口34に沿って左右に間隔
を配してガイド枠32,32が形成されている。このガ
イド枠32の前方は水平方向及び垂直方向に次第に拡開
した拡開部32aを有し、この拡開部32aは前記排出
口体のフランジ部17をガイドするためにそのガイド口
を大きく開く作用をする。
【0015】一方前記受入口34は受入シャッタ36に
よって開閉自在とされ、この受入シャッタ36の後端部
には立上り片36aが形成され、この立上り片36aの
両側と前記ガイド枠32,32間には引張りスプリング
38,38が設けられ、この引張りスプリング38は前
記排出シャッタ36を前記受入口を閉じる方向に付勢し
ている。前記排出シャッタ36の立上り片36aとは反
対側の端部には当接片37が立上り、この当接片37は
前記排出口体15がガイド枠32内にガイドされるとき
にフランジ部17の側壁が当接する。なお、前記排出口
体15のフランジ部17の前方隅部には面取り部17
a,17aが形成されている。
よって開閉自在とされ、この受入シャッタ36の後端部
には立上り片36aが形成され、この立上り片36aの
両側と前記ガイド枠32,32間には引張りスプリング
38,38が設けられ、この引張りスプリング38は前
記排出シャッタ36を前記受入口を閉じる方向に付勢し
ている。前記排出シャッタ36の立上り片36aとは反
対側の端部には当接片37が立上り、この当接片37は
前記排出口体15がガイド枠32内にガイドされるとき
にフランジ部17の側壁が当接する。なお、前記排出口
体15のフランジ部17の前方隅部には面取り部17
a,17aが形成されている。
【0016】次に、本発明の粉体回収装置の作用につい
て説明する。廃トナー等の粉体収納容器内30を収納す
るときには、前記搬送装置10の先端部分を前記粉体収
納容器30の側方に導き、前記排出口体15を前記粉体
収納容器30の上面に沿ってC方向に移動させる。即
ち、図1に示すように排出口体15のフランジ部17を
前記ガイド枠32のガイド口gに導く。このガイド口g
は前記ガイド枠の前方に拡開して形成されているので、
前記フランジ部17はスムーズにガイド枠32内に導か
れることとなる。前記排出口体15のフランジ部17が
ガイド枠のガイド口gに導かれると、図4に示すように
フランジ部17の前縁が前記排出シャッタ36の当接片
37に当接する。図4に示す位置からさらにC方向に前
記排出口体を移動させると、前記受入シャッタ36もC
方向に移動して受入口34が次第に開放される。このと
き、前記フランジ部17に係合している排出シャッタの
ガイド部20aの作動片21は前記ガイド枠32の拡開
部に当接して前記排出口体15のC方向の移動に伴って
次第に排出口16が開放することとなる。
て説明する。廃トナー等の粉体収納容器内30を収納す
るときには、前記搬送装置10の先端部分を前記粉体収
納容器30の側方に導き、前記排出口体15を前記粉体
収納容器30の上面に沿ってC方向に移動させる。即
ち、図1に示すように排出口体15のフランジ部17を
前記ガイド枠32のガイド口gに導く。このガイド口g
は前記ガイド枠の前方に拡開して形成されているので、
前記フランジ部17はスムーズにガイド枠32内に導か
れることとなる。前記排出口体15のフランジ部17が
ガイド枠のガイド口gに導かれると、図4に示すように
フランジ部17の前縁が前記排出シャッタ36の当接片
37に当接する。図4に示す位置からさらにC方向に前
記排出口体を移動させると、前記受入シャッタ36もC
方向に移動して受入口34が次第に開放される。このと
き、前記フランジ部17に係合している排出シャッタの
ガイド部20aの作動片21は前記ガイド枠32の拡開
部に当接して前記排出口体15のC方向の移動に伴って
次第に排出口16が開放することとなる。
【0017】そして、前記排出口体15のフランジ部の
先端部分がガイド枠後端に当接した位置において、前記
排出口16と受入口34が完全に整合し、この位置にお
いて排出口体15は固定される。その後、前記搬送オー
ガ14が回転して廃トナー等の粉体が排出口16および
受入口34を通過して粉体収納容器30内に収納され
る。このようにして粉体の回収作業が終了したならば、
前記排出口体15を受入口から前述のC方向とは逆方向
に移動する。この排出口体15の逆方向の移動に伴って
前記引張りスプリング38の作用によって受入シャッタ
36は受入口を次第に閉じるとともに前記排出シャッタ
20は引張りスプリング20の作用によって次第にその
排出口を閉じていく。したがって受入口34および排出
口16は相関関係を持って開閉し、前記排出口体15の
着脱時に外部に廃トナー等の粉体が漏れることがない。
先端部分がガイド枠後端に当接した位置において、前記
排出口16と受入口34が完全に整合し、この位置にお
いて排出口体15は固定される。その後、前記搬送オー
ガ14が回転して廃トナー等の粉体が排出口16および
受入口34を通過して粉体収納容器30内に収納され
る。このようにして粉体の回収作業が終了したならば、
前記排出口体15を受入口から前述のC方向とは逆方向
に移動する。この排出口体15の逆方向の移動に伴って
前記引張りスプリング38の作用によって受入シャッタ
36は受入口を次第に閉じるとともに前記排出シャッタ
20は引張りスプリング20の作用によって次第にその
排出口を閉じていく。したがって受入口34および排出
口16は相関関係を持って開閉し、前記排出口体15の
着脱時に外部に廃トナー等の粉体が漏れることがない。
【0018】前記搬送筒、蛇腹部13、搬送オーガ1
4、排出シャッタ20、粉体収納容器30、ガイド枠3
2および受入シャッタ36は熱可塑性樹脂の成形品であ
り、その材料としてはABS(アクリルロ=ニトリルブ
タジエンスチレン樹脂)、ポリアセタール樹脂、MPP
O(変性ポリフォエニルオキサイド)、POM(ポリア
セタール樹脂)などがあげられ、特に搬送オーガ15の
ように強度を必要とする部分には樹脂材料にガラス繊維
を混入してもよい。
4、排出シャッタ20、粉体収納容器30、ガイド枠3
2および受入シャッタ36は熱可塑性樹脂の成形品であ
り、その材料としてはABS(アクリルロ=ニトリルブ
タジエンスチレン樹脂)、ポリアセタール樹脂、MPP
O(変性ポリフォエニルオキサイド)、POM(ポリア
セタール樹脂)などがあげられ、特に搬送オーガ15の
ように強度を必要とする部分には樹脂材料にガラス繊維
を混入してもよい。
【0019】なお、前記排出口体15は搬送等12に対
して蛇腹部13を介して接続されているので、前記排出
口体のフランジ部17を前記収納容器30のガイド枠に
係合させるときあるいはガイド枠から取外すときにも自
由に前後左右上下に動くことができ、その脱着時に前記
排出口体を自由に移動させることができる。
して蛇腹部13を介して接続されているので、前記排出
口体のフランジ部17を前記収納容器30のガイド枠に
係合させるときあるいはガイド枠から取外すときにも自
由に前後左右上下に動くことができ、その脱着時に前記
排出口体を自由に移動させることができる。
【0020】
【発明の効果】本発明は、以上のように構成したので、
前記排出口体15を受入口に正確に導くことができ、排
出口体15の受入口への着脱時において、スムーズに排
出口体を移動することができるとともに、排出口体の着
脱動作時においては粉体が飛散することがないという効
果を奏する。
前記排出口体15を受入口に正確に導くことができ、排
出口体15の受入口への着脱時において、スムーズに排
出口体を移動することができるとともに、排出口体の着
脱動作時においては粉体が飛散することがないという効
果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】廃トナー搬送装置を廃トナー収納容器に接続し
ようとする状態を示す断面図である。
ようとする状態を示す断面図である。
【図2】廃トナー搬送装置と廃トナー収納容器に接続し
ようとする状態を示す斜視図である。
ようとする状態を示す斜視図である。
【図3】廃トナー収納容器のガイド部の平面図である。
【図4】廃トナー搬送装置のフランジを廃トナー収納容
器のガイドに当接させた状態を示す断面図である。
器のガイドに当接させた状態を示す断面図である。
【図5】廃トナー搬送装置と廃トナー収納容器が接続し
た状態を示した断面図である。
た状態を示した断面図である。
【図6】従来の電子写真装置の構成を説明する断面図で
ある。
ある。
【図7】従来の電子写真装置の平面図である。
【図8】従来の廃トナー搬送装置の先端部と廃トナー収
納容器の開口部の構成を示した断面図である。
納容器の開口部の構成を示した断面図である。
【図9】従来の廃トナー搬送装置が廃トナー収納容器に
接続された状態を示した断面図である。
接続された状態を示した断面図である。
10…搬送措置 13…蛇腹部 15…排出口体 16…排出口 17…フランジ部 20…排出シャッタ 30…粉体収納容器 32…ガイド枠 32a…拡開部 34…受入口 36…受入シャッタ
Claims (1)
- 【請求項1】 中空の搬送筒内に粉体送り部材を設け、
前記搬送筒の先端を粉体収納容器のシャッタによって開
閉される受入口に接続して粉体を粉体収納容器内に回収
するようにした粉体回収装置において、前記搬送筒の先
端に、排出口を開閉する排出シャッタを備えた排出口体
を取付けるとともに前記粉体収納容器の受入口に沿って
前記排出口体を受入口の横方向からスライドさせて受入
口にガイドするガイド部を設け、前記排出口体は受入シ
ャッタに当接してそれを開放しながらガイド部に沿って
受入口上にガイドされ、前記排出シャッタは前記排出口
体がガイド部材によってガイドされるときにガイド部に
係止されて開放されることを特徴とする粉体回収装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4208873A JPH0659605A (ja) | 1992-08-05 | 1992-08-05 | 粉体回収装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4208873A JPH0659605A (ja) | 1992-08-05 | 1992-08-05 | 粉体回収装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0659605A true JPH0659605A (ja) | 1994-03-04 |
Family
ID=16563536
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4208873A Pending JPH0659605A (ja) | 1992-08-05 | 1992-08-05 | 粉体回収装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0659605A (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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-
1992
- 1992-08-05 JP JP4208873A patent/JPH0659605A/ja active Pending
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