JPH0658557U - 導電端子 - Google Patents
導電端子Info
- Publication number
- JPH0658557U JPH0658557U JP372293U JP372293U JPH0658557U JP H0658557 U JPH0658557 U JP H0658557U JP 372293 U JP372293 U JP 372293U JP 372293 U JP372293 U JP 372293U JP H0658557 U JPH0658557 U JP H0658557U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- conductive terminal
- pedestals
- pair
- bridge portion
- bridge
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
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- Resistance Heating (AREA)
- Connections Effected By Soldering, Adhesion, Or Permanent Deformation (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】ブリッジ部3の高さをA、一対の台座2、2間
の距離をB、一対の台座2、2間の距離からブリッジ部
3の両傾斜部10を除いた水平部の長さDを引いた長さ
の1/2をCとしたとき、A/C≧0.667および/
またはA/B≧0.083であることを特徴とする導電
端子。 【効果】(1)の部分に集中していた応力を2つの台座
全体に分散させることができ、これによって剥離を防止
できる。
の距離をB、一対の台座2、2間の距離からブリッジ部
3の両傾斜部10を除いた水平部の長さDを引いた長さ
の1/2をCとしたとき、A/C≧0.667および/
またはA/B≧0.083であることを特徴とする導電
端子。 【効果】(1)の部分に集中していた応力を2つの台座
全体に分散させることができ、これによって剥離を防止
できる。
Description
【0001】
本考案は板ガラスの表面に形成された導電膜に接着される導電端子の構造に関 する。
【0002】
従来、端子の集中応力防止方法としては、実開昭64−27961号公報に示 されるように、主に立ち上げ部を工夫することにより行われていた。即ち、立ち 上げ部を台座の中央に持ってきて外力が加わった際、両方の台座で外力を吸収す る方法や、立ち上げ部を複雑に折り曲げる等の工夫をして外力が加わった際、立 ち上げ部で外力を吸収し、台座に直接外力を伝えない方法が知られている。
【0003】
しかしながら、従来の車両用防曇ガラスの導電端子6では、コネクター差し込 み時の外力(図7に示す矢印の方向P)に対しては弱く、図7の(1)部に集中 応力が発生し、黒色セラミックスカラー焼付け層7とガラス8の間に剥離が発生 するという問題点を有していた。
【0004】
本考案は、上述の問題点に基づき考案されたもので、ガラス表面に形成された 導電膜への導電端子であって、該導電端子は一対の台座と、この一対の台座を連 絡するブリッジ部と、前記台座の平面と前記ブリッジ部の平面と垂直、またはほ ぼ垂直にブリッジ部から立ち上がる立ち上げ部と、立ち上げ部から水平に延びる 端子部とを有することを特徴とするものである。
【0005】 また、ブリッジ部の高さをA、一対の台座間の距離をBとし、一対の台座間の 距離からブリッジ部の両傾斜部を除いた水平部の長さを引いた長さの1/2をC としたとき、A/B≧0.083および/またはA/C≧0.667であること が望ましい。
【0006】
以下、図面を参照しながら本考案を詳細に説明する。 図1は本考案による導電端子の側面図を表わす。図2、図3、図4は、本考案 の他の実施例に係る導電端子の斜視図、平面図、側面図を表わす。図5は車両用 防曇ガラスを車外側より見た平面図、図6は端子の接着部位拡大図で剥離が発生 した状態を表わしている。
【0007】 本考案の導電端子は、一対の台座2、2と、これらを連結するブリッジ部3と 、ブリッジ部3より立ち上がる立ち上げ部4と、立ち上げ部4に連接され、その 面をブリッジ部の平面と台座の平面と垂直に、即ち、板ガラス8面上に垂直にし て、しかも水平に延びる端子部5とからなる。
【0008】 この導電端子6は、ガラス8表面上に形成された導電膜、例えば、銀ペースト を焼付けて形成したバスバー用の導電膜9へ導電端子6の台座2、2を介してハ ンダ等により接着されて取り付けられる。
【0009】 図1に示した導電端子のブリッジ部3の高さをA、一対の台座2、2間の距離 をBとし、一対の台座間の距離からブリッジ部の両傾斜部10を除いた水平部の 長さDを引いた長さの1/2をCとしたとき、A/B=0.083および/また はA/C=0.667である。
【0010】 本考案の実施例で示される導電端子は、0.8mm厚さの黄銅板を打ち抜いて プレス加工したもので、一枚の板から構成されるものであるが、これに限定され るものではない。
【0011】
本考案においては、ブリッジ部の高さをA、一対の台座間の距離をB、一対の 台座間の距離からブリッジ部の両傾斜部を除いた水平部の長さを引いた長さの1 /2をCとしたとき、A/B≧0.083および/またはA/C≧0.667に なるようにしたことにより、端子部にコネクターを差し込んだ際、従来、図7の (1)の部分に集中していた応力を2つの台座全体に分散させることができ、こ れによって導電端子接着部の剥離を防止することができた。例えば、図5の多数 本の通電加熱ヒーター線12が形成された車両用防曇ガラス板13のバスバー部 14の導電端子のハンダ接着部Qに、図6に示すようなハンダの剥離、あるいは 黒色セラミックスカラー焼付け層の剥離が発生することを抑えられる。
【図1】本考案に係る導電端子を表わす側面図
【図2】導電端子を表わす斜視図
【図3】導電端子を表わす平面図
【図4】導電端子を表わす側面図
【図5】車両用防曇ガラスを表わす平面図
【図6】導電端子接着部位の拡大図
【図7】導電端子を装着した車両用防曇ガラスの端子接
着部位の断面図
着部位の断面図
2:台座 3:ブリッジ部 4:立ち上げ部 5:端子部 6:導電端子 7:黒色セラミックスカラー焼付け層 8:ガラス 9:導電膜 11:ハンダ
Claims (3)
- 【請求項1】ガラス表面に形成された導電膜への導電端
子であって、該導電端子は一対の台座と、この一対の台
座を連絡するブリッジ部と、前記台座の平面と前記ブリ
ッジ部の平面と垂直、またはほぼ垂直にブリッジ部から
立ち上がる立ち上げ部と、立ち上げ部から水平に延びる
端子部とを有することを特徴とする導電端子。 - 【請求項2】ブリッジ部の高さをA、一対の台座間の距
離をBとしたとき、A/B≧0.083であることを特
徴とする請求項1の導電端子。 - 【請求項3】ブリッジ部の高さをA、一対の台座間の距
離からブリッジ部の両傾斜部を除いた水平部の長さを引
いた長さの1/2をCとしたとき、A/C≧0.667
であることを特徴とする請求項1または2の導電端子。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP372293U JPH0658557U (ja) | 1993-01-14 | 1993-01-14 | 導電端子 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP372293U JPH0658557U (ja) | 1993-01-14 | 1993-01-14 | 導電端子 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0658557U true JPH0658557U (ja) | 1994-08-12 |
Family
ID=11565190
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP372293U Withdrawn JPH0658557U (ja) | 1993-01-14 | 1993-01-14 | 導電端子 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0658557U (ja) |
Cited By (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2003076239A1 (fr) * | 2002-03-11 | 2003-09-18 | Nippon Sheet Glass Company, Limited | Article de verre assemble au moyen d'une fixation metallique, et structure de joint utilisant ledit article |
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US10355378B2 (en) | 2011-05-10 | 2019-07-16 | Saint-Gobain Glass France | Pane having an electrical connection element |
US11217907B2 (en) | 2011-05-10 | 2022-01-04 | Saint-Gobain Glass France | Disk having an electric connecting element |
-
1993
- 1993-01-14 JP JP372293U patent/JPH0658557U/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19970508 |