JPH0652220U - Pll回路 - Google Patents
Pll回路Info
- Publication number
- JPH0652220U JPH0652220U JP8566592U JP8566592U JPH0652220U JP H0652220 U JPH0652220 U JP H0652220U JP 8566592 U JP8566592 U JP 8566592U JP 8566592 U JP8566592 U JP 8566592U JP H0652220 U JPH0652220 U JP H0652220U
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- signal
- electric field
- outputs
- field level
- frequency divider
- Prior art date
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- Pending
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- Stabilization Of Oscillater, Synchronisation, Frequency Synthesizers (AREA)
- Superheterodyne Receivers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 受信波の電界レベルの低下あるいはマルチパ
スひずみが生じても同期検波を高安定化させる。 【構成】 受信した変調波から原信号の同期信号を再生
するPLL回路。分周器1の出力する基準信号と入力信
号との位相差を位相比較手段2により検出する。位相比
較手段2は位相差に対応するパルス信号を出力する。電
界レベル判定手段4は、受信した変調波の電界レベル状
態を判定する。シーケンシャルループフィルタ3は、そ
れぞれがパルス信号のパルス数をカウントして設定数の
カウント時に分周器1への制御信号を生成出力するもの
で、設定数の異なる複数のカウンタを有し、それらのカ
ウンタ出力を電界レベル状態により切り替えて分周器1
に制御信号を出力する、ように構成する。
スひずみが生じても同期検波を高安定化させる。 【構成】 受信した変調波から原信号の同期信号を再生
するPLL回路。分周器1の出力する基準信号と入力信
号との位相差を位相比較手段2により検出する。位相比
較手段2は位相差に対応するパルス信号を出力する。電
界レベル判定手段4は、受信した変調波の電界レベル状
態を判定する。シーケンシャルループフィルタ3は、そ
れぞれがパルス信号のパルス数をカウントして設定数の
カウント時に分周器1への制御信号を生成出力するもの
で、設定数の異なる複数のカウンタを有し、それらのカ
ウンタ出力を電界レベル状態により切り替えて分周器1
に制御信号を出力する、ように構成する。
Description
【0001】
本考案は、PLL(Phase-Locked Loop )回路に関し、詳しくは、ディジタル ・データのメッセージを伝送するためのRDS(Radio Data System )信号等を 多重する多重データ放送の受信検波に好適なPLL回路に関する。
【0002】
従来より、FMラジオ放送における可聴帯域外の副搬送波を利用してディジタ ル・データを多重伝送する方式であるFM多重データ放送(RDS)が知られて いる。このRDS放送では、FMラジオ電波に57KHzの副搬送波を入れ、選 局用などのデータが多重される。多重されるRDSデータは、104ビットから 成るグループ単位に構成され、選局機能を主な目的とした様々なメッセージが規 格化されている。RDSデータの送信は、そのデータの伝送速度が1.1875 kビット/秒とされて差動エンコードされ、その信号で1.1875KHzのク ロックを2相PSK(Phase Shift Keying)変調する。さらにその2相PSK変 調信号によって副搬送波(57KHz)を搬送波抑圧型振幅変調し、その両測波 帯(DSB)信号が音声信号に多重されて送信される。
【0003】 ところで、RDS放送の受信機において再生処理されるRDS変調信号は、単 純なPLL回路では復調できない。というのも、受信したDBS信号はその包絡 線のゼロクロス点で副搬送波の位相が反転するため、副搬送波の周波数を抽出で きないからである。このため、RDS変調信号の復調回路におけるキャリア同期 用PLL回路として、コスタスループ型D(Digital )PLL回路が採用されて いる。
【0004】 図4に、コスタスループ型DPLL回路の構成図を示す。 図に示すようにコスタスループ型DPLL回路は、入力信号を、第1,第2の 乗算器51,52において分周器53の出力する第1の基準信号(0°)と第1 の基準信号と同じ周波数で90°の位相差を有する第2の基準信号(90°)と によりサンプリングする。そのサンプリング出力から位相比較器54では、入力 信号と第1の基準信号との位相差を検出する。そしてその検出出力である位相差 信号によりシーケンシャルループフィルタ55では、第1、第2の基準信号の出 力周波数を制御する信号を生成して分周器53に出力し、入力信号と第1の基準 信号との位相を同期(ロック)させるように構成されている。これによりロック した状態で第1の乗算器51から同相同期検波出力が、第2の乗算器52から直 交同期検波信号が出力される。
【0005】
ところで、RDS変調信号を復調するために構成されるDPLL回路は、かな りの高安定度が要求される。しかしながら、上述した従来のDPLL回路では、 受信したFM波の電界レベルが大きいときにはノイズが小さいため回路は安定す るが、電界レベルが下がりノイズが多くなってくると、ジッタの変動が活発にな って位相誤差が大きくなり、その位相誤差に対応してシーケンシャルループフィ ルタにおいて制御信号が生成されて出力されるため、安定した同期検波がなされ ないという課題を有していた。また、マルチパスひずみの有無によっても同様に 同期検波の安定性が阻害されていた。
【0006】 本考案は、このような課題によりなされたもので、受信波の電界レベルの低下 あるいはマルチパスひずみが生じても同期検波を高安定化させることのできるP LL回路を提供することを目的とする。
【0007】
図1に、本考案の原理構成図を示す。 図1に示すように、請求項1記載の考案は、受信した変調波から原信号の同期 信号を再生するPLL回路であって、基準信号を周波数可変に出力する分周器1 と、前記基準信号と入力信号との位相差を検出し、その位相差に対応するパルス 信号を出力する位相比較手段2と、前記パルス信号のパルス数をカウントして設 定数のカウント時に分周器1への制御信号を生成出力するカウンタを有するシー ケンシャルループフィルタ3と、前記受信した変調波の電界レベル状態を判定す る電界レベル判定手段4と、を備え、シーケンシャルループフィルタ3は、前記 設定数の異なる複数のカウンタを有し、それらのカウンタ出力を前記電界レベル 状態により切り替えて分周器1に制御信号を出力する、ように構成する。
【0008】 また、請求項2記載の考案は、請求項1記載のPLL回路における電界レベル 判定手段に変えて、受信した変調波のマルチパスひずみ状態を判定するマルチパ ス判定手段を備え、シーケンシャルループフィルタ3は、設定数の異なる複数の カウンタを有して、それらのカウンタ出力を前記マルチパスひずみ状態により切 り替えて分周器1に制御信号を出力する、ように構成する。
【0009】 さらには、電界レベル判定手段およびマルチパス判定手段とを両方備え、シー ケンシャルループフィルタ3は、電界レベル状態またはマルチパスひずみ状態に よりカウンタ出力を切り替えて制御信号を出力するように構成してもよい。
【0010】
本考案のPLL回路では、受信した変調波の状態を判定し、その判定結果によ りシーケンシャルループフィルタ3の出力する制御信号の時定数が制御される。 例えば、電界レベル判定手段4において、受信した変調波の電界レベルが所定レ ベル以上であるか否かを判定し、その判定信号によりカウンタ出力を切り替える 。切り替えられるカウンタのパルスカウント数の設定が異なるため、電界レベル が所定レベルを超えるときに設定数の少ないカウンタ出力に切り替えるようにす れば、シーケンシャルループフィルタ3の出力する制御信号の時定数は短くなり 制御応答を高くできる。
【0011】 逆に電界レベルが所定レベル以下のときに設定数の大きいカウンタ出力に切り 替えるようにすれば、出力する制御信号の時定数は長くなり制御応答を鈍くする ことができる。このようにすることにより、電界レベルが低くなったときのノイ ズの影響が、制御応答を鈍くすることにより低減され、安定した同期検波がなさ れる。また、マルチパス判定手段において、受信した変調波のマルチパスひずみ の有無を判定し、マルチパスひずみが無ければ時定数を短くして制御応答を高く し、逆にマルチパスひずみが有れば時定数を長くして制御応答を鈍くする。これ により、マルチパスひずみによるロックはずれが低減され、安定した同期検波が なされる。なお、電界レベルまたはマルチパスひずみを多段階に判定し、その判 定に対応してループフィルタにおいて多段階に時定数の切り替えを行うように構 成することもできる。
【0012】
以下、本考案の好適な実施例を説明する。 図2に、本考案のPLL回路を構成するFM多重データ放送受信機の概略構成 を示す。同図に示すFM多重データ放送受信機では、アンテナ11で受信された FM多重放送波が、フロントエンド12で希望の局が選択され、IF(中間周波 数)アンプ13、FM検波器(DET)14、マルチプレクサ(MPX)復調回 路15を介して、音声信号がステレオ放送の場合にはL(左),R(右)チャン ネルのオーディオ信号に分離されて出力される。また、FM検波器14の検波出 力がフィルタ16に供給され、57KHzの副搬送波のRDS変調信号が分離さ れる。分離されたRDS変調信号は、RDSデコード・クロック再生器17によ り、クロック再生がなされRDSデータが復調される。さらに、グループ・ブロ ック同期/エラー検出器18、エラー訂正回路19を介してコントローラ20に 供給されてコード情報が解析され、RAM等のメモリ21に記憶すると共に、操 作部22からの選局指令に基づいてフロントエンド22に対して選局動作を行な う。また、コントローラ20には、IFアンプ13の出力する電界レベル信号の レベルを検出するレベル検出器23、およびFM検波出力に基づいてマルチパス ひずみを検出するマルチパス検出器24の各検出出力が供給され、同時にIFア ンプ13の出力する電界レベル信号は、RDSデコード・クロック再生器17に 供給されている。
【0013】 図3に、本考案のPLL回路の一実施例の構成図を示す。同図に示すPLL回 路はコスタスループ型DPLL回路であり、上記RDSデコード・クロック再生 器17のRDS変調信号の復調回路に構成されるものである。本実施例のDPL L回路は、図に示すように、コンパレータ31、位相比較器32、シーケンシャ ルループフィルタ33、VCO回路34、および電界レベル判定器35を備えて 構成される。
【0014】 VCO回路34は、固定発振器34aと可変分周器34bとを備え、シーケン シャルループフィルタ14の出力信号に対応して固定発振器15aの出力する基 準クロックJを可変分周器15bにより分周し、入力信号の周波数同期用の第1 の基準信号Bと、その第1の基準信号Bと同じ周波数で90°の位相差を有する 第2の基準信号Cとを出力するようにされている。コンパレータ31では、基準 電圧31bを接続した演算増幅器31aにより入力信号をA/D変換して位相比 較器32に出力する。位相比較器32は、A/D変換された入力信号A、第1の 基準信号B、第2の基準信号C、および基準クロックJを入力し、入力信号Aと 第1の基準信号Bとの位相差を検出し、位相差に対応した基準クロックパルス列 を含む+側位相差信号Hと−側位相差信号Iとをシーケンシャルループフィルタ 33に出力する。
【0015】 位相比較器32では、入力信号AがDフリップフロップよりなる乗算器32a および第1のEx−OR(排他的論理輪)回路32bに入力される。乗算器32 aでは、D端子に入力信号Aを、クロック端子に第1の基準信号Bを入力し、入 力信号Aを第1の基準信号Bでサンプリングした信号を出力する。第1のEx− OR回路32bでは、入力信号Aと乗算器32aの出力信号とを入力し、入力信 号Aに位相方向を含ませた信号Dを生成して第2のEx−OR回路32cに出力 する。第2のEx−OR回路32cでは、第1のEx−OR回路12の出力信号 Dと第2の基準信号Cとを入力し、位相比較信号Eを第1のAND回路32dに 出力する。第1のAND回路32dでは、第2のEx−OR回路32cの出力す る位相比較信号Eと固定発振器15aの出力する基準クロックJとを入力し、位 相差情報が与えられた位相比較信号である位相比較パルス信号Fを第2、第3の AND回路32e、32fに出力する。位相比較パルス信号Fは、位相差に対応 したパルス数の基準クロックパルス列からなる信号として出力される。一方、第 3のEx−OR回路32gに第2の基準信号Cと基準クロックJとを入力し、位 相方向分離信号Gを生成する。第2のAND回路32eでは、位相比較パルス信 号Fと位相方向分離信号Gとを入力し、+側位相差信号Hを生成する。また、第 3のAND回路25では、同じく位相比較パルス信号Fとインバータ回路26を 介して反転された位相方向分離信号Gとを入力し、−側位相差信号Iを出力する ようにされている。
【0016】 シーケンシャルループフィルタ33は、+側位相差信号Hまたは−側位相差信 号Iにより、可変分周器34bに周波数のアップまたはダウンを指示する制御信 号を生成出力する。これにより、入力信号Aと第1の基準信号Bとを同期(ロッ ク)させるように制御され、ロック状態において乗算器32aの出力から同期検 波信号が出力される。
【0017】 本実施例におけるシーケンシャルループフィルタ33では、電界レベル判定器 35の出力する電界レベル判定信号Kにより、可変分周器34bに出力する制御 信号の時定数を切り替えるようにされている。電界レベル判定器35は、IFア ンプ13の出力する電界レベル信号を入力し、演算増幅器35aにより基準電圧 35bより電界レベルが高いか否かを判定し、電界レベルが基準電圧35bより 高い場合には“H”、低い場合には“L”の電界レベル判定信号Kを出力する。
【0018】 シーケンシャルループフィルタ33は、−側位相差信号Iを入力して制御信号 を生成する−側制御信号生成部33aと、+側位相差信号Hを入力して制御信号 を生成する+側制御信号生成部33bとを備える。それぞれの生成部33a,3 3bには、第1のカウンタ41,43と、第2のカウンタ42,44と、AND 回路45,47と、OR回路46,48とを有して構成されている。第1のカウ ンタ41,43と第2のカウンタ42,44のそれぞれは、入力パルスをカウン トし設定数に達すると制御信号を出力するようにされている。カウントの設定数 は、例えば第1のカウンタ41,43を「64」に、第2のカウンタ42,44 を「48」とするように、第1のカウンタ41,43の方が大きく設定される。 この構成において、−側制御信号生成部33aでは、第1のカウンタ41および 第2のカウンタ42が共に−側位相差信号Iのパルスをカウントし、それぞれ設 定されているカウント数に達すると、可変分周器34bへの周波数アップを指示 する制御信号を出力する。第2のカウンタ42の出力はAND回路45の一方に 入力され、第1のカウンタ41とAND回路45の出力がOR回路46に入力さ れて、OR回路46から最終的に制御信号が出力される。同様に+側制御信号生 成部33bでは、第1のカウンタ43および第2のカウンタ44が共に+側位相 差信号Hのパルスをカウントし、それぞれ設定されているカウント数に達すると 、可変分周器34bへの周波数ダウンを指示する制御信号を出力する。第2のカ ウンタ44の出力はAND回路47の一方に入力され、第1のカウンタ43とA ND回路47の出力がOR回路48に入力されて、OR回路48から最終的に制 御信号が出力される。それぞれのAND回路45,47の他方には電界レベル判 定信号Kが入力される。
【0019】 したがって、電界レベル判定信号Kが“H”のとき、すなわち電界レベル信号 が基準電圧35bより高い場合には、カウント数の少ない第2のカウンタ42, 44の出力が制御信号として出力されるため、制御信号の時定数が短くなる。逆 に、電界レベル判定信号Kが“L”のときには、第2のカウンタ42,44の出 力は制御信号として出力されず、カウント数の多い第1のカウンタ41,43の 出力が制御信号として出力され、制御信号の時定数が長くなる。
【0020】 このように本実施例のDPLL回路では、受信波の電界レベル信号が所定のレ ベルを超えているときには、シーケンシャルループフィルタの出力する制御信号 の時定数を短くして同期制御の応答特性を高め、受信波の電界レベル信号が所定 のレベル以下になると制御信号の時定数を長くするように切り替えられて、同期 制御の応答特性を低くするようにしている。これにより、受信波の電界レベル低 下時のノイズによるジッタの変動が吸収され、同期検波が安定化される。
【0021】 なお、上記実施例では、受信波の電界レベル判定信号によりシーケンシャルル ープフィルタの時定数を切り替えるようにしているが、マルチパス検出信号をシ ーケンシャルループフィルタに入力するようにして、マルチパスひずみの検出に より切り替えるようにして、マルチパスひずみによる影響を減少させるように構 成してもよい。また、電界レベル判定信号およびマルチパス検出信号をOR回路 を介して入力するようにして、それぞれの信号により切り替えるようにしてもよ い。
【0022】 また、上記実施例のシーケンシャルループフィルタでは、2段階に時定数を切 り替えるように構成しているが、カウンタを増やして受信波の状態により多段階 に切り替えるようにしてもよい。例えば、電界レベルの低下およびマルチパスひ ずみの両方が検出されたときには最も長い時定数に、いずれか一方が検出された ときには中程度の時定数に、そしていずれも検出されないときには最も短い時定 数に切り替えるように構成することもできる。
【0023】
以上説明したように、本考案のPLL回路によれば、電界レベルの低下あるい はマルチパスひずみなどの受信した変調波の状態により、シーケンシャルループ フィルタの有する設定数の異なるカウンタの出力が切り替えられて、出力する制 御信号の時定数が切り替えられるため、電界レベルの低下時のノイズあるいはマ ルチパスひずみの影響が排除され、より安定した同期検波がなされる。
【図1】本考案の原理構成図である。
【図2】本考案のPLL回路を構成するFM多重データ
放送受信機の概略構成図である。
放送受信機の概略構成図である。
【図3】本考案の一実施例であるコスタスループ型DP
LL回路の構成図である。
LL回路の構成図である。
【図4】従来のコスタスループ型DPLL回路の構成図
である。
である。
1…分周器 2…位相比較手段 3…シーケンシャルループフィルタ 4…信号レベル判定手段 11…アンテナ 12…フロントエンド 13…IF(中間周波数)アンプ 14…FM検波器(DET) 15…マルチプレクサ(MPX)復調回路 16…フィルタ 17…RDSデコーダ・クロック再生器 18…グループ・ブロック同期/エラー検出器 19…エラー訂正回路 20…コントローラ 24…マルチパス検出器 31…コンパレータ 32…位相比較器 33…シーケンシャルループフィルタ 33a…−側制御信号生成部 33b…+側制御信号生成部 34…VCO回路 34a…固定発振器 34b…可変分周器 35…電界レベル判定器 35a…演算増幅器 35b…基準電圧 41,43…第1のカウンタ 42,44…第2のカウンタ 45,47…AND回路 46,48…OR回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04N 5/455
Claims (2)
- 【請求項1】 受信した変調波から原信号の同期信号を
再生するPLL回路であって、 基準信号を周波数可変に出力する分周器と、 前記基準信号と入力信号との位相差を検出し、その位相
差に対応するパルス信号を出力する位相比較手段と、 前記パルス信号のパルス数をカウントして設定数のカウ
ント時に前記分周器への制御信号を生成出力するカウン
タを有するシーケンシャルループフィルタと、 前記受信した変調波の電界レベル状態を判定する電界レ
ベル判定手段と、を備え、 前記シーケンシャルループフィルタは、前記設定数の異
なる複数のカウンタを有し、それらのカウンタ出力を前
記電界レベル状態により切り替えて前記分周器に制御信
号を出力する、 ことを特徴とするPLL回路。 - 【請求項2】 受信した変調波から原信号の同期信号を
再生するPLL回路であって、 基準信号を周波数可変に出力する分周器と、 前記基準信号と入力信号との位相差を検出し、その位相
差に対応するパルス信号を出力する位相比較手段と、 前記パルス信号のパルス数をカウントして設定数のカウ
ント時に前記分周器への制御信号を生成出力するカウン
タを有するシーケンシャルループフィルタと、 前記受信した変調波のマルチパスひずみ状態を判定する
マルチパス判定手段と、を備え、 前記シーケンシャルループフィルタは、前記設定数の異
なる複数のカウンタを有し、それらのカウンタ出力を前
記マルチパスひずみ状態により切り替えて前記分周器に
制御信号を出力する、 ことを特徴とするPLL回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8566592U JPH0652220U (ja) | 1992-12-14 | 1992-12-14 | Pll回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8566592U JPH0652220U (ja) | 1992-12-14 | 1992-12-14 | Pll回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0652220U true JPH0652220U (ja) | 1994-07-15 |
Family
ID=13865123
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8566592U Pending JPH0652220U (ja) | 1992-12-14 | 1992-12-14 | Pll回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0652220U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002198943A (ja) * | 2000-12-27 | 2002-07-12 | Uniden Corp | クロック再生装置及び方法 |
-
1992
- 1992-12-14 JP JP8566592U patent/JPH0652220U/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002198943A (ja) * | 2000-12-27 | 2002-07-12 | Uniden Corp | クロック再生装置及び方法 |
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