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JPH0652415B2 - 一連の連続の容器を開放ステーシヨンに運ぶ装置 - Google Patents

一連の連続の容器を開放ステーシヨンに運ぶ装置

Info

Publication number
JPH0652415B2
JPH0652415B2 JP60222891A JP22289185A JPH0652415B2 JP H0652415 B2 JPH0652415 B2 JP H0652415B2 JP 60222891 A JP60222891 A JP 60222891A JP 22289185 A JP22289185 A JP 22289185A JP H0652415 B2 JPH0652415 B2 JP H0652415B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
duct
gate
container
shell
inlet
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP60222891A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS61107246A (ja
Inventor
ヘルムート・ツアンゲンフアイント
ギユンター・デムゲス
ラインハルト・ブユルフエル
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Agfa Gevaert AG
Original Assignee
Agfa Gevaert AG
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Agfa Gevaert AG filed Critical Agfa Gevaert AG
Publication of JPS61107246A publication Critical patent/JPS61107246A/ja
Publication of JPH0652415B2 publication Critical patent/JPH0652415B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

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Classifications

    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03DAPPARATUS FOR PROCESSING EXPOSED PHOTOGRAPHIC MATERIALS; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03D13/00Processing apparatus or accessories therefor, not covered by groups G11B3/00 - G11B11/00
    • G03D13/001Cassette breaking apparatus

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Photographic Developing Apparatuses (AREA)
  • Chutes (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は露光された写真ロールフイルムのための連続す
る容器を運ぶ装置の改良に関する。更に詳細には、本発
明は、フイルムが回旋状の(convoluted)フイルムを側面
で支える対のフランジを有している円筒状のリールのコ
ア(core)に回旋状に巻かれ、且つ円筒状のシエル内に閉
じ込められており、そのシエルの端部分が端部壁を保持
しており、且つそのシエルが軸線方向に平行な口を備え
ていて、そこを通りフイルムが、容器が写真装置のハウ
ジング内に閉じ込められながら、動かされることができ
る型式の写真ロールフイルムのための容器を運ぶ装置の
改良に関する。なお更に詳細には、本発明は、それぞれ
のコアからフイルムの巻きもどしに先立って、露光され
た写真フイルムのロール及びそれぞれのリールがそれ等
のシエルから排出される開放ステーションへ露光された
写真ロールフイルムのカートリッジ又は同様な容器を運
ぶための装置に関する。
従来の技術 ドイツ特許第2335453号は露光された写真フイル
ムを含んでいるカートリッジのシエルの口が弾性のシー
ル(sheel)金属より成る把持器(gripper)上に滑動され、
そして把持器がそれからリールがそれぞれのカートリッ
ジから引き出される装置の内部内に旋回される装置を開
示している。装置内への導入の前にカートリッジのこの
ような取付は、口がリール除去器具に対する所定の方位
に不変に保たれる。しかし乍ら、このような装置はまた
多数の重大な欠点を有している。第1にこの装置は単位
時間当り比較的少数のカートリッジを処理することがで
きる。第2に、カートリッジが不適当な方位に把持器上
に挿入されることがある(正しい方位に対して180度
の角度で)、そしてリール排出作動が規定の方法で行な
われないとき、フイルムは多分破損される。
発明が解決しようとする問題点 本発明の目的は、各々の容器が不変に開放手段に対して
最適の方位に、且つ最適な角度位置で開放ステーション
に達するように露光された写真ロールフイルムのための
一連の連続する容器を開放位置に運ぶことができる新規
な、且つ改良された装置を提供することである。
本発明の他の目的は単位時間当り多数のフイルム容器を
処理できる装置を提供することである。
本発明の更に他の目的は閉じ込められた露光された写真
ロールフイルムの完全性に全く影響を与えることなく単
位時間当り多数のフイルム容器を処理できる装置を提供
することである。
本発明のなお他の目的は、選択されたフイルムフレーム
のプリントを作る目的のために露光された写真ロールフ
イルムを処理する現在ある製造ラインに使用されること
ができる装置を提供することである。
本発明の更に他の目的は、連続するフイルム容器を容器
開放ステーションに供給するための新規な、且つ改良さ
れた手段を有する装置を提供することである。
本発明の更に他の目的は、露光されたロールフイルムを
有するリールが対応する容器から排出される開放ステー
ションに移送中、連続するフイルム容器を扱う新規な、
且つ改良された方法を提供することである。
本発明の他の目的は、容器がステーションからステーシ
ョンに自動的に前進され、且つ不適当に挿入された容器
が、その方位又は角度位置が規定の方位及び/又は角度
位置に一致するように変えられない限り次のステーショ
ンに前進できない装置を提供することである。
本発明のその他の目的は、少い場所を占めており、作動
が未経験な又は未熟練の操作員に対して委かせられるこ
とができ、且つ自動的に開放ステーションへ容器の不適
当な移送を防止し、従って開放ステーションが不変にリ
ール上の露光された写真フイルムと共にリールの自動排
出のために正しい位置に容器を収容する装置を提供する
ことである。
問題点を解決するための手段 本発明は、実質的に円筒状のシエルが実質的に接線方向
に延びている口を有しており、そしてシエルの端部部分
が開口した端部壁とシーリング係合しており、その端部
壁がリールの1部を形成しているコアのそれぞれの端部
部分に接近を与えており、リールがシエルの内部内に閉
じ込められていて、且つ回旋状の露光された写真フイル
ムのロールの側面を支える間隔をへだてた1対のフラン
ジを有している型式の露光された写真ロールフイルムの
ための一連の連続する容器(例えば、カートリッジ)を
開放ステーションに運ぶための装置により具体化され
る。本装置は連続する容器を入れるための入口を備えた
上部端部部分を有している下方に傾斜したダクトと、そ
れぞれのシエルの所定の角度位置に連続する容器の導入
を許容する手段と、開放位置の前のダクト内の連続する
容器を傾斜(tilting)する手段とを具備している。本装
置は更にダクト内に設けられた少くとも1つのゲート
と、このゲートをダクトの内部の作動位置とダクトの外
側の引っ込んだ位置との間に動かす手段とを具備してい
る。このゲートは入口と開放ステーションとの間に設け
られており、この開放ステーションは好ましくは入口の
下のレベルに配置されている。ダクトは下方に傾斜した
通路を規定しており、この通路は水平と少くとも45°
の角度をなしている。このような角度は好ましくは50
度と80度の間にあり、そして最も好ましくは55度の
領域にある。
傾斜手段(tilting means)は好ましくは1つのゲートの
下のレベルにおいて約90度の角度に亘り連続する容器
のシエルの方位を変化する手段を含む。
本装置は好ましくは更に、入口の領域においてダクトを
支持する実質的に直立な壁を含むハウジングを具備して
いる。入口は、不適当に挿入された容器を入口から抜き
出すのを許容するのに役立つ横に広がった漏斗形状の部
分を備えているのが好ましい。それぞれのシエルの所定
の方位に容器の導入を許容する手段は、好ましくは入口
に設けられた少くとも1つの面(facet)を含み、且つ正
しく挿入されたシエルの口によって係合可能である。ダ
クトは好ましくは約270度の弧に沿って入口を囲んで
いる実質的に円筒状の内面を含む。
容器は好ましくは、シエルがその外部にコード化されて
おり、且つそれぞれの容器内のフイルムの形式を表わす
情報を有する型式である。本装置は好ましくは更に、入
口における容器のシエルの情報を監視し、且つそれぞれ
の容器内のフイルムの選択された型式、即ち装置内で処
理される他のフイルムと両立する(compatible)フイルム
の型式を表わす情報の検出に応答して1つのゲートを動
かす手段を作動する手段を具備する。
一般に、本発明の装置内で処理される容器内のリールの
コアの1端部部分はそれぞれの端部壁を越えて延びてお
り、そしてゲートは、好ましくは容器の軸線方向の長さ
の半分に近い距離だけダクトの入口から間隔をへだてて
いる。このようなゲートは、入口内に挿入される容器に
おけるシエルのコアの1端部部分によって係合されるべ
き部分を有しており、そして1つのゲートを動かす手段
は、好ましくはゲートの前述の部分がコアの1端部部分
によって係合されないときのみゲートをダクトから外に
動かすように配置される。換言すれば、運動手段は、1
つのゲートの前述の部分がダクトの入口内に挿入される
容器のシエルのコアの1端部部分によって係合されない
時のみ1つのゲートをダクトの内部から抜き取ることが
できる。1つのゲートのこのような部分は不適当に挿入
された容器のコアの1端部部分を収容するへこみを備え
ることができる。本装置は更に、ゲートの上述の部分が
コアの1端部部分によって係合されている間に運動手段
の作動に応答して信号を発生する手段を具備することが
できる。
ダクトは、好ましくは1つのゲートの下のレベルに配置
されている多角形の部分を備えており、そして傾斜手段
は、好ましくは1つのゲートの下方であって、容器の長
さの少くとも約1.2倍のレベルにおいてダクト内に配
置されている。このような傾斜手段は好ましくは、ゲー
トのレベルからダクトの多角形の部分内に重力によって
下降する容器の軸線に対して偏心している要素を具備し
ている。例えば、傾斜要素は、ボルト又はスタッドの形
の実質的に円筒状の部材を含むことができる、そして円
筒状の部材のレベルにおけるダクトの多角形の部分の幅
は好ましくは容器の軸線方向の長さを越える。ダクトは
好ましくは更に、傾斜要素の下のレベルに配置されてお
り、且つ傾斜要素の作用下で容器の傾斜方向を考慮し
て、シエルの直径の約半分だけ多角形の部分に対して横
にオフセットされている第2の部分を具備している。こ
のような装置は好ましくは更に、傾斜手段の下のレベル
においてダクト内に設けられている第2の引っ込み可能
なゲートを具備しており、そして傾斜手段のレベルと第
2のゲートとの間の距離は少くともシエルの直径に適合
している。第2のゲートは好ましくは、水平な面に対し
て傾斜されている平面内に配置される。
本装置は好ましくは更に、傾斜手段によって連続する容
器の傾斜のタイミングを決定する手段を具備している。
このようなタイミング決定手段は、傾斜手段の上方のレ
ベルにおいてダクト内に取付けられており、且つ傾斜手
段に対して入口から容器の運動の通路に隣接しているバ
リアー(barrier)を具備することができる。本装置は更
に、傾斜手段上への容器のぶつかりにつづいて所定の遅
れをもってダクト内へ及びダクトからバリアーを動かす
手段を具備している。
ダクトの内面は好ましくは耐蝕性の材料から成ってい
る。例えば、ダクトの内面はラッカーの如き耐摩耗材料
でコートされることができる。
ダクトの下方端部部分は好ましくは、少くとも15度の
角度に亘り旋回可能である壁と、旋回可能な壁に隣接す
る追加の引っ込み可能なゲートとを含んでいる。旋回可
能な壁は、その上部端において実質的に水平な軸線の周
りに旋回可能である。
本発明の特性と考えられる新規な特徴は特定的に添付の
特許請求の範囲に述べられている。しかし乍ら、改良さ
れた装置自身は、その構成に関しても、その作動モード
に関しても、その追加の特徴及び利点と一緒に、添付図
面を参照してある特定の実施態様の以下の詳細な説明の
熟読により最もよく理解されるであろう。
実施例 第1図は細長い下方に傾斜しているダクト3を示してお
り、このダクト3は連続のフイルム容器又はカートリッ
ジ1をダクトの下方端における開放ステーション23に
供給する手段を構成している。各々のカートリッジ1は
実質的に円筒状のシエル1cと、2つの壁1a、1bと
を具備しており、これ等の端部壁1a、1bはシエエル
の対応する端部分に密封して収容されている。この目的
のために、シエル1cの端部分はそれぞれの端部壁の故
意でない排除又は除去を防ぐ適切な波形を設けられるこ
とができる。各々のカートリッジ1は更にコア4a上に
取付けられた又はコア4aと一体の2つの同軸心のフラ
ンジを有するリール4を具備しており、コア4aの1方
の端部部分はそれぞれの端部壁1aを越えて延びてい
る。第3図に示された如く、コア4aの1方の端部部分
は空洞であり、且つ2つの内部リブ又はウエブ4bを有
しており、これ等のリブ又はウエブ4bは相互に対角線
上に対向して配されており、且つマンドレル20(第2
図の下方部分に示された)のブレード状の端部部分20
aによって係合されることができるので、マンドレルは
その上の露出された回旋状のロールフイルムを巻く方向
にリール4を回転することができる。ロールフイルムは
2つのフランジ間に回旋状に巻かれる。
第1図の上方部分はダクト3の入口3aにおけるカート
リッジ1を例示している。このような入口は、改良され
た装置のハウジングの直立壁2に取付けられているダク
ト3のその部分に配置される。入口3aと境界をなす平
面の形状は、カートリッジのほぼ1/2がダクト3の上
方端の外方へ、且つそれを越えて延びており、そしてダ
クト内に不適当に挿入されたカートリッジの抜取りを可
能にするために2本の指でつかまれることができるよう
になっている。新たに挿入されたばかりのカートリッジ
1の下方部分は第1のゲート6上に静止し、このゲート
6は、往復動可能な電磁石のアーマチヤを形成する部分
の形の運動手段106によって、又は気体あるいは流体
作動モータによって第1図の作動、即ち延びた位置と引
っ込んだ位置との間に往復動可能である。ゲート6と運
動手段106との間に摩擦クラッチ106a等を設ける
のが好ましい。第3図で明らかな如く、入口3aは、挿
入されたカートリッジの上部部分と2本の指の好都合な
係合を可能にするように挿入されたカートリッジ1の両
側に対して横に放射状に広がっている。第3図は更に、
入口3aの領域においてダクト3によって規定されてい
る通路が、約270度の弧に沿って延びている円筒状の
表面3a″と、90度の角度をなし、且つ入口3a内の
カートリッジ1を正しく方向づけるのに役立つ2つの面
3a′によって境界をつけられている。カートリッジの
シエル1cは口1dを有しており、この口1dはシエル
の軸線と平行に延びており、且つシエル1cの内部にお
いてリール4上に回旋状に巻かれている写真フイルムの
ための通路を提供するために、フエルト等より成る内部
シーリング要素を備えている。口1dは入口3a内に正
しく方向づけされたカートリッジ1の挿入のとき面3
a′に対して当接する。
ゲート6の下のレベルに配置されているダクト3の部分
は正方形、長方形又は他の多角形の輪郭を有しており、
且つカートリッジ1の軸線方向の長さに少くとも等しい
が、好ましくは少くともカートリッジ1の軸線方向の長
さを僅かに越える幅を有している。これは第2図の上方
部分で容易に理解されるであろう。
ダクト3は、各カートリッジ1のシエル1cの外部にお
いてコード化されており、且つそれぞれのカートリッジ
に貯蔵されているフイルムの特性を表わす情報を読出す
ことができる監視装置5を支持している。監視装置5
は、入口3a内に挿入されたカートリッジ内のフイルム
が前に挿入されたフイルムと両立する(compatible)と
き、即ちこのようなフイルムが前に処理されたカートリ
ッジから引き出されたフイルムと一緒に現像され、且つ
更に処理加工されるとき、ダクト3の内部からゲートを
抜き出すようにゲート6のための運動手段106を作動
する信号を発生する。各々のシエル1cの外部における
コードは、普通のバーコードであり、且つフイルムが昼
光フイルムであるか、人工光フイルムであるか、カラー
フイルムか、白黒フイルムであるか等を表わすことがで
きる。ダクト3の入口3a内に挿入されたカートリッジ
1内のフイルムが前に処理したフイルムと両立しないと
きは、監視装置5は好ましくは可視の及び/又は可聴の
及び/又は他の検出できる信号を発生して、その信号
が、カートリッジ1が入口3aから引き出されなければ
ならないことを操作員に知らす。信号を発生するための
手段が概略的に105で示されている。
好ましい本実施態様によれば、運動手段106は回転電
磁石を具備しており、これがゲート6をそれ自身の平面
において第1図の延長した、即ち作動位置と引っ込んだ
位置との間を揺動することができ、この引っ込んだ位置
ではゲートは入口3aからダクト3の内部内により深く
入る連続するカートリッジ1の運動の通路の外側に配置
される。ゲート6の上方側は、コア4aの外方に延びて
いる部分の直径を僅かに越える直径を有している中央に
配置されたへこみ6aを有している。カートリッジ1が
不適当に挿入されて、コア4aの外方に突出する部分が
ゲート6のへこみ6a内に延びれば、運動手段106は
ゲート6をダクト3の内部から抜き出すことができな
い。このような時には、摩擦クラッチ106aが作動的
となって、運動手段106の回転電磁石をゲート6に対
して運動可能にし、従ってゲートは不適当に挿入された
カートリッジ1がダット3内により深く侵入するのを防
止する。これによって操作員はカートリッジ1が逆であ
ることを警報されるので、コア4aのより長い端部部分
は入口3aの上方に、且つそれを越えて延びている(第
1図の上方端部部分に実際に示された如く)。クラッチ
106aの作動は信号発生器106bによって可視及び
/又は可聴信号を伴ない、この信号発生器106bが操
作員に入口3aにおけるカートリッジ1が逆であること
を警報する。へこみ6aはカートリッジ1が入口3a内
に不適当に挿入されたときコア4aのより長い端部部分
の内部に侵入する突起に代えられることは明らかであ
る。つまり新しく挿入されたカートリッジ1の傾き、即
ち方向が不適当であれば、運動手段106がダクト3の
内部からゲート6を引き抜くことができないのを保証す
ることである。挿入されたカートリッジ1の角度位置(a
ngular position)は面3a′によって制御され、この面
3a′が口1dに閉じ込められ、且ついかなる他の角度
位置でもカートリッジ1の挿入を妨げるように設計され
ている。
監視装置5は反射型の光電管又は任意の他の装置で構成
されることができ、これは連続するカートリッジ1のシ
エル1c上のコード化された情報を読出すことができ、
且つ異なるカートリッジと取替えるため、又はダクト内
に再挿入する前に正しく方向づけするためにカートリッ
ジ1を入口3aから引き出さなければならないことを操
作員に警報するために、運動手段106の作動のための
及び/又は105aを経て可視又は可聴信号の発生のた
めの適切な信号を発生することができる。
上述の如く、ゲート6の下のダクトの部分は拡大されて
おり、且つ正方形、長方形、又は他の多角形の断面輪郭
を有している。このような部分の幅はカートリッジの直
径を僅かに越えており、そしてダクトのこのような部分
は傾斜要素(tilting element)7を収容しており、この
傾斜要素7は好ましくはゲート6のレベルの下方のカー
トリッジの約1/2の長さのレベルに配置された短い円
筒状ボルト又はピンである。傾斜要素7は、ゲート6が
運動手段106によって抜き出されたときゲート6のレ
ベルを越えて下降するカートリッジ1の軸線に対して偏
心的に取付けられている。傾斜要素7上に下降するカー
トリッジ1の即座の傾斜は引っ込み式のバリアー8によ
って防止され、この引込み式のバリアー8はコイルスプ
リング8bによってダクト3の内部からバイアスされて
おり、且つモータ、例えば気体又は流体シリンダー及び
ピストンによって第1図の延長された位置に保たれてい
る。バリアー8は好ましくはダクト3の内部からゲート
6の引っ込みに続いていくらか遅れて引っ込まされるの
で、傾斜要素7上に下降したカートリッジ1は、矢印2
2によって指示されている方向にダクト3の側壁3b
(第2図参照)に隣接している軸線の周りに回転するこ
とによってその方位を変え始める前に1回又はそれ以上
はね返える時間を有している。傾斜要素7の直径はカー
トリッジ1の直径の約1/3であることができ、そして
このような傾斜要素の軸線方向の長さはカートリッジの
直径に等しいか、又はその約1/5であることができ
る。
バリアー8は好ましくは傾斜要素7のレベルの上方にカ
ートリッジの長さの半分よりも僅かに多いレベルに配置
される。モータ8aはバリアー8をコイルスプリング8
bの抵抗に対して動かすための往復動可能な電磁石又は
任意の他の適切な手段であることができる。モータ8a
が電磁石であれば、電磁石の付勢はコイルプリング8b
の作用によりダクト3の内部からバリアー8の戻り運動
を伴ない、傾斜要素7上に既に静止しているカートリッ
ジ1は矢印22の方向に回転できるので、そのシエル1
cは第2図の破線によって示された如く実質的に水平な
位置をとる。傾斜要素7の上方のレベル及びそのレベル
におけるダクト3の幅はカートリッジ1の長さを僅かに
越えるのが好ましい。このような幅はカートリッジの長
さの約1.2倍であることができる。傾斜要素7のすぐ
下のダクト部分は第2図に示された如く、右の方向にオ
フセットされており、従って傾いたカートリッジ1は第
2の抜き出し可能なゲート9上の所定の位置をとり、こ
のゲート9は好ましくは水平面に対し傾斜されており
(第1図参照)、且つ電磁石、気体モータ等の形の運動
手段109によってダクト3に出入りすることができ
る。運動手段109はバリアー8の抜き取りに応答して
信号を受取ることができるので、この信号がある遅れを
もってゲート9を開く、この遅れは傾いたカートリッジ
1が傾斜要素7のレベルからゲート9上に降下し、且つ
ゲート9がダクト3の対応する位置から抜き出される前
にゲート9上に静止するのを保証するのに必要である。
傾斜要素7及びゲート9のレベル間の距離はシエル1c
の直径に等しいか又はそれを僅かに越える。傾斜要素7
のすぐ下方向に配置されている側壁3bのオフセット部
分は傾斜路103を規定しており、この傾斜路は、傾い
たカートリッジ1がダクト3の部分を形成している直立
仕切り3cのそれぞれの側に接近して移動するのを保証
する。運動手段109は好ましくは改良された装置のハ
ウジングの直立壁2のそれぞれの側の方向にゲート9を
引くように配置されることができる。
ダクト3の最下部は運動手段110によって延長した位
置と、引っ込んだ位置との間を可動である第3の往復動
可能なゲート10と、旋回可能な壁又はフラップ3dに
よって規定されており、このフラップ3dの上方端部は
装置のハウジングによって規定された水平な軸線の周り
に回転可能であり、且つその下方端部部分は第1図の破
線位置から実線位置にゲート10の上方の突出部又はシ
ーリング要素10aによって動かされることができる。
第1図に示された如く、ゲート10が右の方向に引っ込
められ、そしてフラップ3dが破線の位置に旋回される
と、カートリッジ1の空のシエル1c及び端壁1bは重
力によって図面に示されていない適切な集合容器内に下
降されることができる。ゲート10上に静止したカート
リッジ1は開放ステーション23に配置され、そしてこ
のようなカートリッジ内のリール4のコア4aは往復動
可能なプッシャー19及び往復動可能なマンドレル20
と軸線が整合している。
更に本装置は保持器12を具備しており、この保持器1
2は、シエルを第2図の下方部分に示されている開放ス
テーション23から巻きもどし位置11の方向に軸線方
向の運動に対して確実に保持するように、鋭い周辺に延
びている縁13aを有しており、且つ端部壁1bの領域
においてシエル1cの外表面に係合するのに役立つ遊び
ローラの形の好ましくは4つの等間隔の把持器(grippe
r)13を含んでいる。リール4及びそのコア4aのこの
ような運動は、第2図に示された如く、軸線方向に左の
方向に軸受21内でマンドレル20を動かすのに役立つ
モータ120の抵抗に打勝つことができる比較的大き
な、そして強力な流体作動(例えば気体の)モータ11
9の作用下で、第2図に示された如く、右の方向にプッ
シャー19の運動に応答して行なわれる。保持器12の
把持器13は第2図に示された引っ込んだ位置と、把持
器13の最内部部分が開放ステーション23においてシ
エル1cの隣接する端部部分の外表面に係合する延長し
た位置との間を動かされることができる。把持器13は
支持体15に取付けられており、この支持体15は電磁
石18によってロックされることができる半径方向外方
に突出している延長部分17aを有しているリング形状
のカム17の弧状のカム溝17b内に延びているカムフ
オロワー14を有しており、従って把持器13は開放ス
テーション23においてシエル1cの隣接端部分の方
へ、又はそれから離れる方に移動する。カム17は固定
ストップ16を囲んでおり、この固定ストップ16はプ
ッシャー19のための軸線方向の穴16aを有してお
り、且つ更にステーション23においてシエル1cの隣
接する端部部分に対するへこみ又はソケット16bを規
定している。ソケット16b内に侵入したシエル1cは
プッシャー19及びマンドレル20に対して正しく心合
わせされる。この装置は、カートリッジ1がゲート10
上に下降すると、モータ120が第2図に示された如
く、モータ120がスタートして、マンドレル20を左
の方向に動かすようになっており、これによってマンド
レル20の端部分20aがコア4aの隣接する端部部分
の内部のリブ4bに係合し、そしてそれぞれのフランジ
間のコア4a上にフイルムを巻く方向にカートリッジ内
のリール4を回転し始める。このようなとき、保持器1
2の把持器13はそれ等の引っ込んだ位置に保たれる。
マンドレル20は軸線方向に動かされて、シエル1cの
左側端部部分をソケット16b内に導入し、それから電
磁石18が作動されて、リングカム17を、把持器13
の鋭い縁部分13aがシエル1cの隣接する端部部分と
係合する方向に動くように回転し、従ってシエル1cは
それぞれのリール4に対して確実に軸線方向の運動に対
して保持される。次のステップにおいて、プッシャー1
9は、第2図に示された如く、右の方向に移動せしめら
れて、リール4をシエル1cから排除し(シエル1cが
把持器13によって保持されている間に)、これによっ
てリール4は右側端部壁1aをシエルの対応する端部部
分から排除し、そしてこのような端部壁、リール4及び
その上のフイルムを開口ステーション23から仕切り3
cの円形開口3eを通り巻きもどしステーション11に
移動せしめる。
把持器13の各々はその支持体15に対して回転するよ
うに取付けられることができる。あるいはまた、把持器
13の各々はねじ13bによって、又は他の適切なフア
スナー手段によって選択された角度位置に保たれること
ができる。そしてその角度位置はこのような把持器の縁
13aの鋭い部分を開放ステーション23における連続
するシエル1cと係合するための最適位置に配置するよ
うに時々変更されることができる。ロータリイカム17
内のカム溝17bの傾斜は、カム17が電磁石18によ
って回転されるとき、把持器13の各々がマンドレル2
0の半径方向に、同様にこのようなマンドレルの接線方
向に運動の成分を有するようになっている。
ダクト3の仕切り3cにおける円形の開口3eの直径は
リール4の直径に等しいか、又はそれを僅かに越えてい
る。開口3eは仕切り3cの円形の内表面によって境界
をつけられており、そしてこのような表面はリールが開
口ステーション23から巻きもどステーション11に移
される間にリール4からフイルムの巻きもどりを防止す
る。
マンドレル20はマンドレルのピニオン20bと噛合う
駆動歯車20cによって回転されることができる。ピニ
オン20bの軸線方向の長さはマンドレル20の各々の
及びあらゆる軸線方向の位置で歯車20cと噛合を保つ
ようになっている。歯車20cは、このようなリールを
開口ステーション23から巻きもどしステーション11
に移動中、フイルムをリール4上に巻く方向にマンドレ
ル20を駆動する。
上記の如く、マンドレル20は、フイルムをリール上に
巻く方向に開放ステーション23においてカートリッジ
1内のリールを回転するのに役立つのみならず、またプ
ッシャー19が前進行程を行なわしめられて、対応する
リール4及びその上のロールフイルムをステーション2
3からステーション11に移される前に、シエル1cの
対応する端部部分が保持器12の把持器13によって正
しく係合されることができるのを確かめるために、この
ようなカートリッジをストップ16のソケット16bの
方に及びその中の方に軸線方向に移動する手段としても
役立つ。このようなとき、プッシャー19はそれぞれの
モータ120の抵抗に抗してマンドレル20を動かす、
モータ120はモータ119よりもより弱くされること
ができる。マンドレル20が回転するに従って、マンド
レル20はフイルムロールの最外方の回旋をシエル1c
の内面に係合せしめ、これによってシエル内のフイルム
の回旋がコンパクトに、即ち圧縮され、そしてフイルム
はステーション23からステーション11に運動中に仕
切り3cの開口3eを容易に通過することができる。
把持器13は好ましくは、端部壁1aに接近して、即ち
シエルが周辺に延びている波形1c′を備えている領域
においてシエルに係合する、波形1c′は、シエルがプ
ッシャー19によって軸線方向の運動に対してしっかり
保持されていても、保持器13がシエルのいかなるかな
りの変形を生ずることができないのを保証するようにシ
エルを補強している。シエル1cの過度の変形は、第2
図に示された如く、プッシャー19の右方への運動に応
答してシエルからリール4の正しい排出を妨げるので望
ましくない。端部壁1a及び1bは異なる方法で、例え
ば、リベットによってシエル1cのそれぞれの端部部分
に保持されることができる。シエル1cに端部壁を確実
に取付ける方法に関係なく、プッシャー19は、本発明
の装置において扱われることができる各々の市場で入手
可能なカートリッジにおいて端部壁1aをシエル1cの
対応する端部部分から(シエル1cが把持器13によっ
て保持されている間に)排出するのに充分強い。
モータ119の作用下のプッシャー19の右方への行程
は、このプッシャーがリール4を開放ステーション23
から巻きもどしステーション11までずっと、即ち、第
2図に示された如く、仕切り3cの開口3cを通ってこ
のような仕切の1方から他方へ移すことができる。所望
により、プッシャー19はマンドレル20を回転するモ
ードと類似の方法で回転されることができる。しかし乍
ら、プッシャー19は標準的には開放ステーション23
において、並びにこのようなステーションから巻きもど
しステーション11にリールの移動中シエル1c内のリ
ール4上にフイルムを巻く目的のためにマンドレル20
を回転するのに充分である。前方に動くプッシャー19
はマンドレル20の端部部分20aに対してコア4aの
右端部分をバイアスし、これによって部分19及び20
は、リール4がステーション23からステーション11
に移動中確実に正しい方向に保たれるのを保証する。
ダクト3の傾斜は入口3aからゲート10の方へ及びそ
の上に、即ち開放ステーション23へ連続するカートリ
ッジの予測できる運動を保証するのに充分でなければな
らない。ダクト3の壁と下降するカートリッジ1との間
のいくらかの摩擦は、これがダクトの内部のステーショ
ンからステーションへ、即ちゲート6上へ、それから傾
斜要素7上へ、それからゲート9上へ、そして最後にゲ
ート10上へ予測できるカートリッジの前進を保証する
ので望ましい。ダクト3の内面仕上げによって、水平平
面に対するこのようなダクトの傾斜は45度と80度と
の間が好ましく、最も好ましいのは55度である。約5
5度の傾斜は処理されるカートリッジの型式に関係なく
受け入れ得ることが判った。ダクト3の内面は高度の研
磨に仕上げることができ、且つつや消しステンレススチ
ールで作られることができる。択一的に、又はこのよう
な仕上げに加えて、ダクト3の内面は適切なラッカーの
如き、高耐摩耗性の材料の1又はそれ以上の層でコート
されることができる。
改良された装置の作動は下記の如くである。
操作員が、コア4aの長い端部部分がダクトの上方、且
つその外に延びるように、新しいカートリッジ1をダク
ト3の入口3a内に挿入する。挿入されたカートリッジ
1の角度位置が第3図に示されている、即ち最下方のゲ
ート10の方へ、且つその上にずっと正しい方向に下降
するのを保証するように、口1dが2つの面3a′に対
して当接する。監視装置5が、新しく挿入されたカート
リッジ1のシエル1c上にコード化された情報を読出
し、そしてカートリッジ内のフイルムが前に処理したフ
イルムと両立(compatible)しなければ105を経て信号
を発生する。それから操作員は入口3aの広くなった横
の部分内に2本の指を挿入することによってカートリッ
ジを抜き出し、そして抜き出したカートリッジを異なる
カートリッジと取替える。挿入したカートリッジ1内の
フイルムが前に処理したフイルムと両立すれば、監視装
置5が信号を運動手段106に送り、これがダクト3の
内部からゲート6を抜き出そうとする。このような試み
はコア4aの長い端部部分が第1図の上方部分に示され
た如く上方に延びているときのみ成功する。しかし乍
ら、コア4aの長い端部部分がゲート6の上部側のへこ
み6a内に延びていれば、運動手段106はゲートを抜
き出すことができず、そして装置106bが信号を発生
し、この信号が操作員に入口3a内のカートリッジはゲ
ート6の開放を許容するために端と端を転倒しなければ
ならないことを警報する。一旦ゲート6がその開放位置
に動くと、カートリッジ1は入口3aから滑り、これに
よってカートリッジが傾斜要素7の方に前進し、且つ最
後にそれに対する衝撃によりはね返る間、下降するカー
トリッジの角度位置が不変のままであることを口1dが
保証する。このようなとき、バリアー8が第1図の延び
た位置に保たれているので、カートリッジは、それが傾
斜要素7に対して繰返し衝撃により1又はそれ以上のは
ね返り運動直後、しかもその運動後のみ傾斜することが
できない。モータ8aがダクト3の内部からバリアー8
を抜き出す遅れは、カートリッジがいかなる上下運動も
なく傾斜要素7上に静止し、且つバリアー8が引っ込む
や否や第2図の上部部分に示された矢印22の方向に自
由に回転するように選択される。傾斜要素7とシエル1
c及び/又は端部壁1bのそれぞれの端との接触面積
は、傾斜要素7が好ましくは短い軸線方向の長さの丸い
ボルトであるから小さく、又は極めて小さい。傾斜要素
7の軸線方向の長さは、キャリッジ1が矢印22の方向
に傾斜するよりも寧ろそれに沿って滑るのを防げば充分
である。例えば、傾斜要素7はシエル1cのそれぞれ軸
線方向の端において通常のへこみ内に延びるように形成
されることができる。このようなへこみはしばしばそれ
ぞれの端部壁1dの外側の周辺の完全な溝によって規定
される。
上記の如く、且つ第2図に示された如く、傾斜要素7の
領域及びその下方の領域のダクト3の形状は傾斜したカ
ートリッジ1が水平な位置をとり、且つ好ましくはその
口1dの1方側によって、ゲート9の上部側に対して、
静止するように強制されるようになっている。傾斜要素
7とゲート9との間のダクト部分の高さは傾斜ステーシ
ョンからゲート9の上部側と接触するまでのその途中の
カートリッジの望ましくない、且つ制御されない運動を
防止するようにシエル1cの直径よりも僅かに大きいの
が好ましい。しかし乍ら、カートリッジが傾斜要素7か
らゲート9へその途中転がることができるようにダクト
3を形成し、且つ大きさを定めることも可能である。必
要なすべてのことは、カートリッジの転がり運動が、カ
ートリッジが、仕切り9上に静止するときよりも遅くな
く所定の角度位置をとるように、制御されるのを保証す
ることである。これは、口1dの不適当な角度位置づけ
が保持器12の把持器13間で、第2図の開放ステーシ
ョン23においてシエル1cの左端部部分の正しい導入
を妨げるという理由で望ましい。従って、口1dの角度
位置は、把持器が電磁石18の付勢に応答して半径方向
内方に動かされ、且つシエル1cの隣接端部部分をゲー
ト10上に係合する前に、2つの隣りの把持器13間に
口1dが入るようにしなければならない。
ゲート9は、運動手段109の作動に応答して引っ込ま
されることができる、この運動手段109はバリアー8
を動かすための手段から信号を受取ることができる、従
ってゲート9はダクト3の内部からバリアー8の抜き取
りにつづいてある遅れをもって引き込まれる。それから
ゲート9はカートリッジ1をゲート10の上部側の方
へ、且つその上に側路を下降するのを許容する。次のス
テップでは、モータ120がマンドレル20を第2図に
示した如く左の方向に動かすので、シエル1cの左端部
部分が引っ込んだ把持器13間に動かされる、そしてモ
ータ119がプッシャー19に前進行程を行なわせて、
端部壁1aをシエル1cから排除して、並びにリール4
及びその上のフイルムをステーション23から開口3e
を通ってステーション11へ移す前に、電磁石18がそ
れから付勢されて、把持器をシエル1cと係合する。
ステーション23からレール4の排出が終ると、運動手
段110が作動されて、ゲート10が引っ込み、そして
フラップ3dを第1図の破線の位置に旋回する、従って
シエル1c及びその中の壁1bは、把持器13が第2図
の引っ込んだ位置に動かされるや否や集合容器内に下降
されることができる。次のカートリッジは、ゲート10
が引き込まれたとき、既にゲート9上に静止することが
できるので、このような次のカートリッジはゲート10
が第1図の延びた位置に戻るや否や、即ち空のシエル1
cが捨てられるや否や開放ステーション23内に降下す
ることができる。これは改良された装置の高生産高に貢
献する。
上記の如く、ダクト3内のカートリッジは好ましくは、
引っ込み可能なゲート10に達する各々のカートリッジ
が正しい角度位置に保たれて、その口1dによって、把
持器13がシエル1cの隣接端部部分に正しく係合する
のを妨げないのを保証するために、カートリッジのそれ
ぞれの軸線の周りにいかなる回転をもしないように保た
れるのが好ましい。しかし乍ら、上記の如く、転がり運
動が、開放ステーション23に到着のときよりも遅くな
い口1dの最適な角度の位置づけを保証するように、適
切に制御されている限り、各々のカートリッジ1が入口
3aから開放ステーション23の方へその運動の少くと
もある段階中転がることができるようにダクト3又は同
様なダクトを設計することが可能である。ダクト3の内
部のカートリッジの転がり運動はダクトの対応する部分
の適切な寸法によって、及びダクトの適切な内面仕上げ
によって制御されることができる。
改良された装置の重要な利点は、この装置が入口3aか
ら開放ステション23に亘ってずっと、連続するカート
リッジの最適の方向づけ及び正しい角度の位置づけによ
って、連続するカートリッジの予測できる前進を保証す
ることができ、従ってカートリッジが保持器12によっ
て正しく保たれること、及び対応するリール4が仕切り
3cを通り、そして巻きもどしステーション11へ排出
されることができることである。改良された装置の他の
主要な利点は、単位時間当り多数のカートリッジを扱う
ことができること、並びに特定のカートリッジ内のフイ
ルムが前の巻きもどしたフイルムと両立しなければ、本
装置は自動的に付帯事項(attendant)を知らせることで
ある。改良された装置の追加の重要な利点はダクト3の
中間部分における傾斜手段が極めて簡単であり、しかも
高い信頼性があるので、それがいかなる検査、保守及び
/又は修理を必要としないことである。ダクト3の対応
する部分の形状は、連続するカートリッジの傾斜が、開
放ステーション23に到着の際カートリッジの処理に悪
影響を与える方位又は角度位置のいかなる変化なく予想
し得る方法で行なわれるように容易に選択されることが
できる。改良された傾斜手段がダクトの比較的簡単な
(例えば、正方形又は長方形の)部分の限界内で連続す
るカートリッジの予測し得る傾斜を保証できることが判
った。更に、このようなカートリッジが傾斜要素7上へ
の繰返しはね返りの結果として任意の軸線方向の運動を
行なうのを止めた時のみ連続するカートリッジの傾斜が
始まるのを、バリヤー8の遅れた抜き取りが保証する。
これはまた傾斜作動のより大きな予測可能性(predictab
ility)に貢献する。
更にこれ以上分析しなくても、上記は本発明の精神を完
全に表わしており、その他は、従来技術の見地から、当
技術に対する前記の貢献の一般的及び特定の見地の本質
的特性をよく構成している特徴を無視することなく、現
在の知識を応用することによって、本発明を種々の応用
に容易に適応できる、従って、このような適応は添付の
特許請求の範囲と同等の意味及び範囲内に含まれる意図
を有している。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の1つの形式を具体化している装置の縦
断面図である; 第2図は第1図のII−II線から矢印の方向に見たときの
断面図である; 第3図は第1図の矢印IIIの方向に見たときの正面立面
図である;そして 第4図は第2図のIV−IV線から矢印の方向に見たときの
縦断面図である。 1……カートリッジ 3……ダクト 4a……コア 4b……ウエブ 5……監視装置 6,9,10……ゲート 6a……へこみ 7……傾斜要素 8……バリアー 12……保持器 13……把持器 17……カム 19……プッシャー 20……マンドレル 23……開放ステーション
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭52−47731(JP,A) 特開 昭51−50726(JP,A) 特開 昭52−47730(JP,A) 特開 昭48−55727(JP,A) 実開 昭53−118523(JP,U) 実公 昭55−36829(JP,Y2)

Claims (27)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】露光した写真ロールフイルムのための、一
    連の連続する容器を開放ステーションに運ぶ装置であっ
    て、 容器は、 実質的に円筒状のシエルが、実質的に接線方向に延びて
    いる口を有し、 該シエルの端部部分が、孔を有する端部壁とシーリング
    係合しており、 該端部壁が、リールのコアのそれぞれの端部部分を外部
    に露出せしめており、 該リールが、該シエル内に配置されており、 該リールが、写真ロールフイルムのロールの側面に位置
    する1対の間隔をへだてたフランジを有している型式で
    ある 容器を開放ステーションに運ぶ装置において、 単一の実質的に円筒状のシエルを有する容器のみを入れ
    るように形状付けられている入口を備えた上部端部部分
    を有している下方に傾斜しているダクトと、 それぞれのシエルの軸線が該ダクトの軸線と実質的に平
    行になり、且つそれぞれのシエルの口が所定の角度位置
    になったときに、該ダクトの該入口への、連続する容器
    の導入を可能にする導入手段と、 該開放ステーションの前に、連続する容器を傾斜せしめ
    る傾斜手段と を具備することを特徴とする装置。
  2. 【請求項2】該ダクト(3)内に、少なくとも1つのゲ
    ート(6)と、該ダクト内の作動位置と該ダクトの外の
    引っ込んだ位置との間において該ゲートを運動せしめる
    運動手段(106)とを備えており、 該ゲートが、該入口(3a)と上記開放ステーション
    (23)との間に配置されている 特許請求の範囲第1項記載の装置。
  3. 【請求項3】該ダクト(3)が、水平面に対して少なく
    とも45度の角度をなして下方に傾斜している通路を形
    成している特許請求の範囲第1項記載の装置。
  4. 【請求項4】該傾斜手段(7)が、容器の角度を約90
    度にわたり変更せしめる手段を含む特許請求の範囲第1
    項記載の装置。
  5. 【請求項5】該ダクト(3)が、水平面に対して50度
    と80度との間の角度をなして下方に傾斜している通路
    を形成している特許請求の範囲第1項記載の装置。
  6. 【請求項6】上記通路の角度が約55度である特許請求
    の範囲第5項記載の装置。
  7. 【請求項7】該ダクト(3)が、該入口(3a)の領域
    において、実質的に鉛直な壁を含むハウジングによって
    支持されており、 該入口が、不適当な容器を該入口から取り出すのを容易
    にする漏斗形状部分を有する特許請求の範囲第2項記載
    の装置。
  8. 【請求項8】該導入手段が、該入口(3a)に配置され
    且つ正しく導入されたシエル(1c)の口(1d)に係
    合可能である面(3a′)を含む特許請求の範囲第7項
    記載の装置。
  9. 【請求項9】該ダクト(3)が、約270度の角度の弧
    に沿って該入口(3a)を囲んでいる実質的に円筒状の
    内面(3a″)を含む特許請求の範囲第8項記載の装
    置。
  10. 【請求項10】該運動手段(106)が、該入口(3
    a)において、容器(1)のシエル(1c)上の情報を
    監視し且つ容器内のフイルムの選択された型式を表す情
    報の検出に応答する監視装置(5)によって作動せしめ
    られる コード化され且つそれぞれの容器内のフイルムの型式を
    表す情報をそれぞれのシエルに有する容器を開放ステー
    ションに運ぶ特許請求の範囲第2項記載の装置。
  11. 【請求項11】該ゲート(6)が、容器(1)の軸線方
    向の長さの約半分の距離だけ該入口(3a)から間隔を
    へだてられて位置し、 該ゲートが、該入口における容器のシエル(1c)内の
    コア(4a)の一端部部分に係合するように配置された
    部分(6a)を有しており、 該ゲートの該部分(6a)が、コアの一端部部分に係合
    していないときにのみに、該運動手段(106)が、該
    ゲートを該ダクトの外に動かすコアの一端部部分がそれ
    ぞれの端部壁を越えて延びている形式の容器を運ぶため
    の特許請求の範囲第2項記載の装置。
  12. 【請求項12】該ゲート(6)の該部分(6a)が、該
    入口(3a)における容器(1)のシエル(1c)内の
    コア(4a)の一端部部分のためのへこみを有する特許
    請求の範囲第11項記載の装置。
  13. 【請求項13】該ゲート(6)の該部分(6a)が、該
    コア(4a)の該一端部部分に係合しているときに、該
    運動手段(106)の作動に応答して信号を発生せしめ
    る手段(106b)を備えている特許請求の範囲第11
    項記載の装置。
  14. 【請求項14】該ダクト(3)が、該ゲート(6)の下
    の位置において多角形の部分を有し、 該傾斜手段(7)が、該ゲート(6)の下方の容器
    (1)の長さの約1.2倍の位置において該ダクト内の
    配置されている特許請求の範囲第2項記載の装置。
  15. 【請求項15】該傾斜手段(7)が、容器(1)の軸線
    に対して偏心している部分を有し、 容器(1)が、該ゲート(6)の位置から該ダクト
    (3)の該多角形の部分内に重力によって下降する特許
    請求の範囲第14項記載の装置。
  16. 【請求項16】該傾斜手段が、実質的に円筒状部分
    (7)を含み、 該円筒状部分(7)の高さにおける該ダクト(3)の部
    分の幅が、容器(1)の軸線方向長さより大きい特許請
    求の範囲第15項記載の容器。
  17. 【請求項17】該ダクト(3)が、該傾斜手段(7)の
    下の配置され且つ該傾斜手段(7)の作用を受ける容器
    (1)の傾斜方向に該シエル(1c)の直径の約半分だ
    け該多角形の部分に対して横にずれている部分を有する
    特許請求の範囲第16項記載の装置。
  18. 【請求項18】該傾斜手段(7)の下の該ダクト(3)
    内に配置された第2の引っ込み可能なゲート(9)を備
    えており、 該傾斜手段(7)と該第2のゲート(9)との間の距離
    が、該シエル(1c)の直径に少なくとも等しい特許請
    求の範囲第14項記載の装置。
  19. 【請求項19】該第2のゲート(9)が、水平面に傾斜
    している平面内に位置する特許請求の範囲第18項記載
    の装置。
  20. 【請求項20】該傾斜手段(7)によって、連続する容
    器を傾斜せしめるタイミングを決定する手段(8)を備
    えている特許請求の範囲第1項記載の装置。
  21. 【請求項21】該タイミングを決定する手段(8)が、
    該傾斜手段(7)の上方において該ダクト(3)内に取
    り付けられており、該傾斜手段に対抗して該入口(3
    a)から容器の移動路に隣接しているバリアー(8)
    と、 該バリアーを該ダクト内に出し入れする手段(8a,8
    b)と を備えている特許請求の範囲第20項記載の装置。
  22. 【請求項22】該ダクト(3)が、耐摩耗材料の内表面
    を有している特許請求の範囲第1項記載の装置。
  23. 【請求項23】該ダクト(3)が、内表面と、該内表面
    をコートしている耐摩耗材料の層とを有している特許請
    求の範囲第1項記載の装置。
  24. 【請求項24】該耐摩耗材料が、ラッカーである特許請
    求の範囲第23項記載の装置。
  25. 【請求項25】該ダクト(3)が、少なくとも15度の
    角度にわたり旋回可能である壁(3d)を含んでいる特
    許請求の範囲第1項記載の装置。
  26. 【請求項26】該ダクト(3)の下部端部部分が、該旋
    回可能である壁(3d)に隣接する付加的な引っ込み可
    能なゲート(10)を備えている特許請求の範囲第25
    項記載の装置。
  27. 【請求項27】該旋回可能な壁(3d)が、 該付加的な引っ込み可能なゲート(10)から離れてお
    り、実質的に水平な軸線の回りに旋回可能である上方端
    部分を 有している特許請求の範囲第26項記載の装置。
JP60222891A 1984-10-09 1985-10-08 一連の連続の容器を開放ステーシヨンに運ぶ装置 Expired - Lifetime JPH0652415B2 (ja)

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