JPH0647606B2 - 粘着性重合体の製造方法 - Google Patents
粘着性重合体の製造方法Info
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Description
粘着性重合体の軟化温度を超える反応温度において気相
反応器において粘着性重合体を製造する方法に関する。
2,687号に開示されるような気相反応器を基にした新規
な重合方法を招来させた。これらの方法は、塊状単量体
スラリー法又は溶媒法よりも多くの利点を与える。それ
らは、多量の溶媒を取扱いかつ回収する必要を除くとと
もに低圧操作を有利に与えるという点で一層終済的であ
りかつ本来的に安全である。
入れを助けた。この種の反応器で製造されたα−オレフ
ィン重合体は、広範な密度、分子量分布及びメルトイン
デックスをカバーしている。事実、気相反応器の順応性
及び広範囲の運転条件への適応性のために気相反応器に
おいて新規で一層良好な生成物が合成された。
温度よりも低い温度で粒状であるが、粘着温度又は軟化
温度よりも高い温度では凝集する重合体と定義される。
また、本明細書の関連で、流動床における重合体粒子の
粘着温度に関する用語「粘着温度」とは、流動床におい
て粒子の過度の凝集のために流動化が終止する温度と定
義される。この凝集は自然発生的であろうし又は短い沈
降期間中に起るかもしれない。
着性であるか或るいは製造サイクル中に粘着相を通過す
るであろう。また、粘着性重合体は、それらが元の粒子
よりももっと大きい寸法の凝集体に固まる傾向があるた
め非自由流動性重合体ともいわれる。この種の重合体は
気相流動床反応器において許容された流動性を示す。し
かし、一度運動が終止すると、分配板を通過する流動ガ
スによって与えられる追加の機械的力は生成する凝集体
を破壊するには不十分であり、床は再流動化しない。こ
れらの重合体は、ゼロ貯蔵時間での自由流動のための2
ftの最小ビン開口及び5分間よりも長い貯蔵時間での
自由流動のための4〜8ft又はそれ以上の最小ビン開
口を有するものとして分類される。
って定義することができる。これは流れ関数と称され
る。ゼロから無限大までのスケール上では、乾燥した砂
のような自由流動性材料の流れ関数は無限大である。自
由流動性重合体の流れ関数は約4〜10であるが、非自
由流動性又は粘着性重合体の流れ関数は約1〜3であ
る。
が、それは主に樹脂の温度及び結晶化度によって支配さ
れる。樹脂の温度が高いほどその粘着性を増大させる
が、それほど結晶性でない物質、例えば非常に低密度の
ポリエチレン(VLDPE)、エチレン/プロピレン単
量体(EPM)、エチレン/プロピレン/ジエン単量体
(EPDM)及びポリプロピレン(PP)共重合体は、
通常、より大きい粒子を形成するように凝集する高い傾
向を示す。
も低い温度で重合体を製造することを試みてきた。これ
は、主として、軟化温度以上での操作が大きな凝集の問
題を引き起すという事実に基いている。事実、反応中に
0.005%〜0.2%の粉末状無機物質を使用するこ
とを開示するBPケミカルズ社のPCT出願W088/
02379号(1988年4月公開)は、それにもかかわら
ず、生成したポリオレフィンの軟化温度を超えた温度の
使用に対して注意を喚起している。さらに、この参照文
献は特に0.2重量%以上の量の粉末状無機物質を反応
器内で使用することを思いとどまらせている。なぜなら
ば、そこに記載のように、気相での重合又は共重合方法
にはそれ以上の改善はなく、また0.2%を超える量の
使用は生成する重合体又は共重合体の品質に悪影響を及
ぼすからである。
の重合を実施することは極めて有益である。なぜなら
ば、重合温度の上昇は一般に触媒に関して生成物の収率
を高めるからである。さらに、重合体生成物のパージは
より効率的となる。
器において粘着性重合体の軟化温度を超える重合反応温
度で該粘着性重合体を製造するにあたり、該重合反応を
該粘着性重合体の軟化温度よりも高い温度で約0.3〜
約80重量%、好ましくは約5%〜約75重量%(最終
生成物の重量を基にして)の平均粒度約0.01〜約1
0μの不活性粒状材料の存在下に実施し、それによって
該粘着性重合体の重合体凝集を該粘着性重合体を連続的
に製造するのに好適な寸法に保持することからなる粘着
性重合体の製造方法を提供する。
合には平均粒度は凝結体の平均粒度である。
であってよい。ただし、熱交換器は好ましくは圧縮器の
前に位置し、また不活性粒状材料の導入は反応器の底部
で又は反応器の底部に向けられた再循環路に対して行わ
れる。また、例えば、ポリエチレン又はエチレン共重合
体及び三元共重合体の気相製造用のその他の種類の慣用
反応器を使用することもできる。開始時においては、床
は通常ポリエチレン顆粒状樹脂よりなっている。重合の
途中では、床は、粒子を分離させかつ流動体として作用
せしめるのに十分な流量又は速度で導入される重合性及
び変性用ガス状成分により流動化された生成した重合体
粒子と、生長しつつある重合体粒子と触媒粒子とからな
る。流動化用ガスは初期供給物、補給供給物及び循環
(再循環)ガス、即ち単量体と所望ならば変性剤及び
(又は)不活性キャリアガスよりなる。また、流動化用
ガスはハロゲン又はその他のガスであってよい。代表的
な循環ガスは、エチレン、窒素、水素、プロピレン、又
はヘキセン単量体、ジエン単量体からなり、単独で又は
組合せてなるものである。
粘着性重合体の例は、エチレン/プロピレンゴム、エチ
レン/プロピレン/ジエン三元共重合体ゴム、ポリブタ
ジエンゴム、高エチレン含有量のプロピレン/エチレン
ブロック共重合体、ポリ(1−ブテン)(ある種の反応
条件で製造した場合)、非常に低密度の(低モジュラス
の)ポリエチレン、即ち、低密度のエチレンブテンゴム
又はヘキセン含有三元共重合体、エチレン/プロピレン
/エチリデンノルボルネン及びエチレン/プロピレン/
ヘキサジエン三元共重合体を包含する。
後者が好ましい。
脂の特性は以下の通りである。
を含有するエチレン/プロピレンゴムである。この物質
は20℃〜40℃の反応器温度で指触粘着性であり、2
〜5分以上の期間沈降させたときに凝集する傾向が大き
い。他のタイプの粘着性樹脂は、50℃〜80℃の反応
器温度で880〜905Kg/m3の密度レベル及び1〜2
0のメルトインデックスレベルで製造され、そして流動
床反応器で製造された後に塩素化又はクロルスルホン化
されるエチレン/ブテン共重合体である。
して化学的に不活性な材料である。不活性粒状材料の例
としては、カーボンブラック、シリカ、クレー及びその
他の類似物が含まれる。カーボンブラックが好ましい材
料である。使用されるカーボンブラック材料は、約10
〜100nmの一次粒度及び約0.1〜約10μの凝結
体(一次構造)平均粒度を有する。カーボンブラックの
比表面積は約30〜1,500m2/gであって、これは
約80〜約350cc/100gのフタル酸ジブチル(D
BP)吸収量を示す。
粒度及び約0.1〜約10μの凝結体平均粒度を有する
非晶質シリカである。シリカの凝結体平均粒度は約2〜
約120μである。使用されるシリカは約50〜500
m2/gの比表面積及び約100〜400cc/100gの
フタル酸ジブチル(DBP)吸収量を有する。
0μの平均粒度及び約3〜30m2/gの比表面積を有す
る。これらは約20〜約100g/100gの油吸収量
を示す。
類及び製造する重合体の種類に依存する。不活性材料と
してカーボンブラック又はシリカを使用するときは、そ
れらは、最終生成物の重量に対して約0.3〜約50重
量%、好ましくは約5〜約30重量%の量で使用するこ
とができる。クレーを不活性粒状材料として使用すると
きは、その量は最終生成物の重量を基にして約0.3〜
約80重量%、好ましくは約12〜75重量%の範囲で
ある。
向けられた再循環管路のいずれかで反応器に導入するこ
とができる。不活性粒状材料は反応器に入れる前に微量
の水分及び酸素を除去するように処理するのが好まし
い。これは、慣用の方法によって粒状材料を窒素ガスで
パージし、加熱することによって達成することができ
る。
るのに特に適した流動床反応系を図面で例示する。特
に、添付の第1図を参照するに、反応器10は反応帯域
12及び速度減少帯域14を含む。
5:1の範囲内で変えることができる。もちろん、この
範囲はそれよりも大きく又は小さい比に変動でき、所望
の生産能力に依存する。速度減少帯域14の横断面積
は、典型的には、反応帯域12の横断面積の約2.5〜
約2.9倍の範囲内である。
体の形の重合性及び変性用ガス状成分の連続流れによっ
て流動化された生長しつつある重合体粒子、生成した重
合体粒子及び小量の触媒の床を含む。活気のある流動床
を保持するためには、床を通る表面ガス速度(SGV)
は、流動化に要する最小流れ(これは、生成物の平均粒
度に応じて、典型的には約0.2〜約0.8ft/se
cである)を超えねばならない。好ましくはSGVは流
動化のための最小流れよりも少なくとも1.0ft/s
ec高く、約1.2〜約6.0ft/secである。普
通はSGVは6.0ft/secを超えず、通常はせい
ぜい5.5ft/secである。
止しかつ粒状触媒を捕捉してこれを反応帯域中に分布さ
せるのを助ける。したがって、始動時には、反応器に粒
状重合体粒子のベースが装入され、次いでガスの流れが
開始される。このような粒子は製造すべき重合体と同一
でも異なるものでもよい。異なる場合には、それらは所
望の新たに生成した重合体とともに第一生成物として引
出される。場合により、所望の重合体からなる流動床を
始動床に代えてもよい。
て流動床で重合体を製造するに使用される触媒は、好ま
しくは、貯蔵物質に不活性なガス、例えば窒素又はアル
ゴンガスでシールした溜め16に貯蔵される。
の約50〜約150倍程度の高速の流体を再循環させる
ことによって達成される。この高速の再循環は、流動床
を保持するのに必要な所要の表面ガス速度を与える。流
動床は、床にガスをパーコレーションすることによって
作られるような個々の運動粒子の緻密な物体の一般的外
観を有する。床を介する圧力降下は、横断面積で割った
床の重量に等しいか又はそれよりも僅かに大きい。した
がって、それは反応器の形状に依存する。
ことができるが、再循環管路22において熱交換器24
と速度減少帯域14との間で補給用流体を導入すること
もできる。再循環流れの組成はガス分析器21により測
定され、これに応じて補給用流れの組成及び量が反応帯
域内に本質的に定常状態のガス組成を保持するように調
節される。
の態様で作動しかつ供給物を調節するように適応された
慣用のガス分析器であって、いろいろな供給源から入手
できる。ガス分析器は、速度減少帯域14とディスペン
サー38との間の点、好ましくは圧縮器30の後に位置
させることができる。
ならば補給用流れの一部は、再循環管路22を介して床
より下の点26で反応器に戻される。そして、好ましく
は、この戻し点より上には床を物質に流下させるのを助
けるためにかつ始動前に又は系を停止するときに固体粒
子を支持するためにガス分配板28が存在する。床中を
上向きに動く流れは重合反応により発生した反応熱を吸
収する。
一部は再循環流れとなり、これは反応帯域12を去り、
床より上の速度減少帯域14に移動し、そこで連行され
た粒子の大部分は元に落し戻され、そのにより固形粒子
の排出が減少せしめられる。
26で戻され、それからガス分配板28を通して流動床
に戻される。好ましくは、反応器の入口には、連行され
た重合体粒子が沈降して固形塊状物に凝集しないように
するためかつ沈降し又は連行されなくなるかもしれない
液状又は固体状粒子を連行したまま保持し又は再連行さ
せるために流体流れ転向装置32が設置される。
口26の上に離隔距離で支持された環状円板を含み、流
入する再循環流れを中心上向き流れと反応器の低部側壁
に沿った上向き周辺環状流れとに分ける。これらの流れ
は混合し、次いで保護スクリーン27、分配板28の穴
又は口29並びに分配板の上部表面に固定された山形キ
ャップ36aを通り、最終的に流動床に通入する。
は混合室において液滴を連行すること及び反応器操作の
凝縮段階中に連行液体を流動床部分に運ぶことを助け
る。周辺流れは固体状粒子の堆積を最少限にするのを助
ける。なぜならば、それは反応器壁の内部表面を吹き払
うからである。また、周辺流れは、特に再循環流れ中の
高レベルの液体によって壁部で連行されなくなるか又は
ディフューザー混合室の低部に蓄積するかもしれないど
んな液体も再噴霧化又は再連行するのに寄与する。混合
室において中心上向き流れと外周辺流れの両者を与える
環状転向手段32は、反応器の底部に液体が一杯になっ
たり又は固形物が過剰に堆積したりする問題もなく反応
器を運転させるのを可能にさせる。
度とそれに付随する熱発生速度とを制御する触媒注入速
度、(2)ガス再循環流れの温度及び(3)流動床を通
る再循環流れの容積に依存する。もちろん、再循環流れ
によるか及び(又は)別個の導入によるかして床に導入
される液体の量も温度に影響する。なぜならば、この液
体は床内で蒸発して温度を低下させるからである。普通
は、触媒注入速度を使用して重合体生産速度を制御す
る。床の温度は、反応熱を絶えず除去することによって
定常状態条件下に本質的に一定の温度に制御される。こ
こで、「定常状態」とは、系に経時変化がない運転状態
を意味する。したがって、プロセスで発生した熱量は除
去される熱量と釣り合い、また系に入る物質の総量は除
去される物質の量と釣り合っている。その結果として、
系の任意の時点における温度、圧力及び組成は経時変化
しない。床の上方部分には著しい温度勾配は存在しない
ように思われる。また、入口の流体の温度と床の残部の
温度との差異の結果として分配板の上に伸びる層又は領
域、例えば約6〜12inの領域における床の底部には
温度勾配が存在しよう。しかしながら、この底部層より
上の上方部分又は領域においては床の温度は最高所望温
度で実質上一定である。
役割を果たす。流動床は成長しつつある粒状重合体粒
子、生成した粒状重合体粒子並びに触媒粒子を含有す
る。重合体粒子は熱く、活性であり得るので、これらは
沈降しないようにしなければならない。なぜならば、静
止物体を存在せしめると、存在するどんな活性触媒も反
応し続け、重合体粒子の融合を引き起す可能性があり、
その結果、極端な場合には、大きな困難と長い停止時間
を払ってのみ除去できるにすぎない固形塊状物を反応器
内に形成させることになるからである。典型的な商業的
規模の反応器における流動床は任意の所定の時間に数千
ポンドの固形物を含有し得るので、この規模の固形塊状
物の除去は相当な努力を要求しよう。したがって、床の
全体にわたって流動化を保持するのに十分な速度で床内
に再循環流体を拡散することが必須である。
は流動床内に存在する条件下で揮発するどんな流体の再
循環ガス中に存在させることができる。触媒活性剤化合
物のようなその他の物質は、使用する場合は、好ましく
は、圧縮器30の下流で反応系に添加される。しかし
て、これらの物質は、第1図に示すように、ディスペン
サー38から管路40を通して再循環系に供給すること
ができる。
度より高い温度で運転される。軟化温度は、第2図に示
すように樹脂密度の関数である。例えば、密度0.86
0g/cm3のEPRゴムは約30℃の軟化点を有するの
に対して、約0.90の密度では軟化点は約67℃であ
る。
ることができる。好ましくは、反応器は約250〜約5
00psigの圧力で運転される。圧力の増加はガスの
単位容積熱容量を増大させるので上記の範囲の高い方の
圧力での操作は熱移動を助ける。
も上の点42において所望の量で床に断続的に又は連続
的に注入される。好ましくは触媒は、重合体粒子との良
好な混合が起る床内の点で注入される。流動床重合反応
の満足できる運転を行うためには分配板よりも上の点で
触媒を注入することが重要な特色である。触媒は高活性
であるので、分配板より下の領域への触媒の注入は、そ
こで重合を開始させ、ついには分配板の閉塞を生じさせ
るかもしれない。流動床への注入は床の全体にわたって
触媒を分布させるのを助け、「ホットスポット」を形成
させる結果となり得る高触媒濃度の局在した点の形成を
排除する傾向がある。反応器への触媒の注入は、好まし
くは、均一な分布を行うようにかつ重合が始まり、つい
には再循環管路や熱交換器の閉塞が起るかもしれない再
循環管路への触媒のキャリーオーバーを最少限にするよ
うに流動床の下方部分で行われる。
性ガスと共に、或るいは管路31を介して再循環管路2
2と合流して反応器に導入される。
例えば窒素又はアルゴンが好ましくは使用される。
環流れ中の単量体の濃度に左右される。生産速度は、触
媒注入速度を調節するだけで具合よく制御される。
重合体生成物の形成速度で生成物として引出すことによ
って本質的に一定の高さに保持される。もちろん、運転
者が慣用の自動制御系のいずれかをして再循環流れの温
度の適当な調節を行わせ又は触媒注入速度を調節させる
ように床内のどんな温度変化をも検出させるためには流
動床と再循環流れ冷却系の双方の完全な計測が有用であ
る。
生成物から流体を分離しかつこの流体を再循環管路22
に戻すことが望ましく、そして好ましい。これを達成す
るには斯界で知られた多くの方法がある。一つの方式を
図面に示す。しかして、流体と生成物は点44で反応器
10を去り、弁48(これは開いたときに流れに対して
最少の制限を加えるように設計されている。例えばボー
ル弁)を通って生成物排出タンク46に入る。生成物排
出タンク46の上と下に位置しているは慣用の弁50及
び52であって、後者は生成物を生成物サージタンク5
4に通させるように適合されている。生成物サージタン
ク54は、管路56により例示されるガス抜き手段と管
路58により例示されるガス流入手段を有する。また、
生成物サージタンク54の基部に位置しているのは、排
出弁60であって、これは開放位置にあるときは生成物
を排出して貯蔵所に運ぶものである。弁50は開放位置
にあるときは流体をサージタンク62に放出する。生成
物排出タンク46からの流体はサージタンク62、フィ
ルター64、そして圧縮器66、管路68を通って再循
環管路22に流される。
び52は閉鎖位置にある。生成物と流体が生成物排出タ
ンク46に入る。弁48を閉じ、生成物を生成物排出タ
ンク46内で沈降させる。次いで弁50を閉じて流体を
生成物排出タンク46からサージタンク62に流れさ
せ、そしてこのタンクから再循環管路22に連続的に圧
送させる。次いで弁50を閉じ、弁52を開き、生成物
排出タンク46内の生成物は生成物サージタンク54に
流れる。次いで弁52を閉じる。生成物は不活性ガス、
好ましくは窒素でパージされる。このガスは管路58よ
り生成物サージタンク54に入り、管路56よりガス抜
きされる。次いで生成物は弁60を通して生成物サージ
タンク54から排出され、管路20を通して貯蔵所に送
られる。
化可能制御器を使用して達成される。弁は、ガスの流れ
を弁を通して反応器に戻すように周期的に流すための手
段を設けることによって凝集粒子を実質上含まないよう
に保つことができる。
軟化点は第2図に示すようにその密度によって決定し
た。重合体の軟化点はその密度の減少と共に低下する。
また、重合体のメルトインデックス及び顆粒状重合体樹
脂の表面上の粒状物質の存在はその軟化点に影響を与え
よう。種々のEPRの軟化点はジラトメーターを使用し
て測定し、その結果を第2図に示した。他方、エチレン
/プロピレン共重合体(EPM)及びエチレン/プロピ
レン/ジエン三元共重合体(EPDM)の密度は、第3
図に示すように、重合体中に加えられたプロピレンの量
の増加と共に減少する。したがって、EPR中のプロピ
レン含有量を測定すれば、重合体の軟化点はこれらの二
つの図面を使用して決定することができる。
施例に対しては、チーグラーナッタ触媒系を使用した。
このような触媒の一つはチタンを主体とした触媒であ
り、他はバナジウムを主体とした触媒であり、これらは
助触媒と促進剤も含有した。トリイソブチルアルミニウ
ム(TIBA)又はトリエチルアルミニウム(TEA
L)を助触媒として使用した。フレオン又はクロロホル
ムを促進剤として使用した。バナジウムを主体とした触
媒のみがこのような促進剤を要求する。重合反応にはこ
のような助触媒及び促進剤の少量のみが要求されるの
で、供給速度の制御を容易にするため、典型的にはイソ
ペンタンで5又は10重量%溶液を作り、反応器に供給
した。エチレンの分圧は、実施例において別に記載して
ない限り、典型的には、バナジウムを主体とした触媒に
ついては120psi、チタンを主体とした触媒につい
ては50psiであった。流動床反応器における表面ガ
ス速度は1.6〜2.7ft/secの範囲内であっ
た。主な運転可変因子は反応器の温度とプロピレンの分
圧である。
プロピレン(共単量体)の分布、特にプロピレン対エチ
レンのモル比(C3/C2)を制御することによって制
御した。反応器内のこの比が高いほど重合体の密度は低
く又は製造すべき重合体中のプロピレン含有量は高くな
る。したがって、各実験の開始時においては、C3/C
2比の値は、良好な重合反応と共に十分な床の反転転
動、特に3回の床の反転転動が達成されるまで低く保持
した。重合体の密度を低下させるためには、この比は、
プロピレンの分圧を徐々に増大させることによって次の
高いレベルにゆっくりと増大させた。所望の比で3回の
床の転動を再び達成してからプロピレンの分圧をさらに
上昇させた。プロピレンの分圧が増大するにつれて、重
合体の密度は低下し、したがって重合体の軟化点も低下
した。生成した重合体の軟化点が反応器の温度に近くな
り又はそれよりも高くなると、重合体樹脂の流動化は樹
脂の凝集のために直ちに終止して非常に望ましくないチ
ャンネル流れを生じた。
中へのプロピレンの編入は反応温度が上昇すると減少す
る。これはバナジウムを主体として触媒系とチタンを主
体とした触媒系の双方について観察される。高い反応器
温度で所定の密度及びプロピレン含有量を持つEPRを
製造するためには、プロピレン対エチレンモル比は低温
運転の場合よりも高く保持しなければならなかった。
素対エチレンモル比(H2/C2)を制御することによ
って制御した。反応器内のこのモル比が高いほど製造さ
れるEPRのメルトインデックスは高くなる。通常、流
動床反応器において、高いメルトインデックスのEPR
顆粒状樹脂は低メルトインデックスのものよりも製造す
るのが困難である。EPDMを製造するのに使用したジ
エンは5−エチリデン−2−ノルボルネン(ENB)で
あった。ガス組成物の残部は窒素であった。EPRに編
入されたプロピレン及びENBの量は赤外線分光計によ
り測定した。また、EPR中の粒状材料の量は熱重量分
析によって決定した。
加しないで行うEPMの製造 20℃の反応器温度でバナジウム触媒を使用してパイロ
ット流動床反応器(内径約14in)においてEPM顆
粒状樹脂の製造を試みた。第2図に示すように、この反
応器温度は問題とするEPR樹脂の全ての軟化点よりも
約10℃低い。TIBA及びクロロホルムをそれぞれ助
触媒及び促進剤として使用した。H2/C2比の典型的
な値は約0.003であった。表面ガス速度は典型的に
約1.8ft/secであった。反応器内に樹脂の凝集
は起こらずに、0.864g/ccの密度及び0.77d
g/10minのメルトインデックスを有するEPM顆
粒状樹脂を製造することができた。生成物中に編入され
たプロピレンの含有量は約35重量%であった。
なく軟化点付近で運転したときのよく知られた問題点を
説明する。
媒、促進剤、水素対エチレン比及び表面ガス速度を用い
て、30℃の反応器温度でEPM顆粒状樹脂の製造を試
みた。第2図に示すように、この温度は約0.860〜
0.865g/ccの密度範囲を有するEPM樹脂の軟化
点に近い。反応器は十分に運転されたが、C3/C2比
を0.325から0.376に増大させることによって
密度は0.870g/ccから0.868g/ccに低下し
た。編入されたプロピレンの含有量は0.325及び
0.326のC3/C2比でそれぞれ31.7重量%及
び34.1重量%であった。
るためにC3/C2比を0.376から0.403に上
昇させると、流動化は突然終止して、床を横切る圧力降
下の急激な低下によって証明されるようにチャンネル流
れが生成するに至った。反応器の運転を停止し、反応器
から大きな凝集体と固まりを取出した。この凝集体の分
析により、重合体の密度及びメルトインデックスがそれ
ぞれ0.867g/cc及び0.97dg/10minで
あることが示された。編入プロピレン含有量は約35重
量%であった。
転を説明する。
触媒及び水素対エチレン比によって、40℃の反応器温
度でEPM顆粒状樹脂の製造を試みた。第2図に示すよ
うに、この温度は、0.873g/cc未満の密度を有す
るEPMの軟化点よりも高い。プロピレン対エチレンモ
ル比を0.374に上昇させると、床の脱流動化、即
ち、例2に記載の同一の現象により証明されるチャンネ
ル流れの生成が反応器の運転停止を要求した。反応器か
ら多くの凝集体と固まりを取出した。これらを分析した
が、重合体の密度及びメルトインデックスはそれぞれ
0.866g/cc及び0.31dg/10minであっ
た。重合体中に編入されたプロピレンの含有量は34重
量%であった。
の軟化温度又はその付近では反応器を運転できないこと
を説明する。
付近の温度での反応器の運転軟化点よりも高い反応器温
度でバナジウム触媒によるEPMを製造する試みの全て
は反応器に凝集体及び固まりが形成するために失敗した
ので、軟化点より低い及び軟化点付近の反応器温度、即
ち20℃及び30℃でチタン触媒を使用した。この例は
例1に記載した同一の反応器で実施した。表面ガス速度
は各実験について約1.8ft/secであった。TI
BAを助触媒として使用した。チタン触媒系は促進剤を
要求しない。しかし、それは、同一の密度(又はプロピ
レン編入量)及びメルトインデックスのEPMを製造す
るためにはバナジウム触媒系よりも反応器において相当
に高いC3/C2及びH2/C2比を要求する。H2/
C2比を0.050に、エチレン分圧を約54psiに
保持しながら、二つの実験、即ち、一方は20℃、他方
は30℃の実験を行った。二つの実験の間中、C3/C
2比は、EPMの密度を0.875から0.865の目
的値まで低下させるために1.6から2.2の目的値ま
で徐々に増大させた。しかしながら、両反応器温度で密
度を0.870g/ccよりも低くしようと試みても流動
化は終止した。
/プロピレン/ジエン三元共重合体(EPDM)の製造 30℃の反応器温度でバナジウム触媒を使用して流動床
パイロットプラント反応器(内径約14in)でEPD
M顆粒状樹脂の製造を試みた。エチレンの分圧は約13
0psiであった。TIBA及びクロロホルムをそれぞ
れ助触媒及び促進剤として使用した。H2/C2の代表
的値は0.002であった。流動床内のENB濃度は約
4.5重量%であった。表面ガス速度は約1.8ft/
secであった。反応器の運転性の問題は何もなしに、
0.882g/ccよりも高い密度を有するEPDM顆粒
状樹脂を製造することができた。重合体中に編入された
プロピレン及びENBの含有量はそれぞれ約21重量%
及び1.5重量%であった。しかし、C3/C2比を増
大させることによって重合体の密度を0.880g/cc
よりも低くする試みは、流動化の終止のために反応器を
運転停止させる結果となった。反応器を開いて固まりと
凝集体を取出した。固まりの分析により、重合体の密
度、重合体中のプロピレン含有量及びEMB含有量はそ
れぞれ0.8775g/cc、28.0重量%及び2.1
重量%であった。
であるときに得られた結果を説明する。
触媒及び促進剤により、40℃の反応器温度でEPDM
の製造を試みた。反応器の条件は、流動床におけるEN
B濃度及びH2/O2比(両者とも例5のものよりもそ
れぞれ高い5.5重量%及び0.003である)を除い
て例5の条件と同一であった。重合体の密度を0.88
5g/ccよりも低くしようとしてC3/C2比を0.3
4に上昇させると、チャンネル流れの形成のために流動
化は終止した。反応器を停止し、固まりと凝集体を分析
した。重合体の密度及びメルトインデックスはそれぞれ
0.883g/cc及び0.15dg/10minであっ
た。重合体中に編入されたプロピレン及びENBの量は
それぞれ22.9重量%及び2.6重量%であった。
の利点を説明する。
を製造するときは、生成物はEPRと粒状材料との混合
物となる。通常、粒状材料の密度はEPR自体の密度と
異なる。したがって、混合物の密度は重合体自体の真密
度と異なろう。しかし、重合体の真密度は下記の関係式 Dt=(1−x)Dm/{1−(xDm/Dp)}
(1) (ここで、Dtは重合体の真密度であり、xは粒状材料
の重量分率であり、Dmは混合物の密度であり、Dpは
粒状材料の密度である) を使用して計算することができる。
種の不活性粒状材料の効果は無視できることがわかっ
た。前述したように、EPR中のプロピレン含有量の測
定はその真密度の間接的な測定である。したがって、反
応器から生成したときのEPRのエチレン含有量及び混
合物の密度を測定し、以下の例において示す。また、方
程式(1)で計算された各EPRの真密度を各例で示す。
なお、前記の例では、35重量%よりも高いプロピレン
含有量を有するEPRは不活性粒状材料なしでは製造で
きなかったことに注目すべきである。
を使用するEPMの製造を説明する。
アンケミカル社製のRAVEN−230)、44m2/g
の比表面積及び220cc/100gのDBPを有するカ
ーボンブラックを粒状材料として使用して、例1に記載
の同一の反応器を使用して30℃の反応器温度でチタン
触媒によりEPM顆粒状樹脂を製造する。カーボンブラ
ックの密度は1.8g/ccであった。カーボンブラック
を分配板の下の底部混合室を介して反応器に導入する前
に、それを同時に加熱しパージして、反応に対して毒で
ある吸蔵水及び水を除去した。パージは窒素で行った。
TIBAを助触媒として使用した。エチレンの分圧は約
20psiであった。H2/C2比は0.03〜0.0
4の範囲内にあった。C3/C2比は非晶質EPMを製
造するために2.30〜2.50の範囲内に保持した。
反応器内のカーボンブラックの濃度は実験中ずっと約
0.5〜1.2重量%に保持した。EPM重合体は、こ
の重合体の軟化点付近又はそれよりも高い温度で製造し
た。EPM試料の分析により、この重合体が本質上非晶
質であることが示された。生成物の密度は0.859〜
0.865g/ccの範囲内にあり、プロピレン含有量が
47〜53重量%であった。EPMの計算された真密度
は0.854〜0.863g/ccの範囲内にあった。
2g/ccの密度を有する疎水性フュームドシリカ(キャ
ボットコーポレーション社製「Cab−O−Sil T
S−720」)を不活性粒状材料として使用し、例1に
記載の同一の反応器を30℃の反応器温度で使用して非
晶質EPMを製造した。使用した触媒は例7におけるよ
うなチタンを主体とした触媒であった。シリカから毒を
除くため、カーボンブラックを処理したのと正に同じ方
法で処理した。エチレンの分圧は約30psiであり、
H2/C2比は約0.02であった。C3/C2比は非
晶質のEPMを製造するように2.30〜3.30の範
囲に保った。反応器内のシリカの濃度は、多量の試料の
製造を確保するように高く(0.6〜1.3重量%)保
持した。流動化が終止するようなシリカの臨界濃度は決
定しなかった。生成した試料の分析により、重合体が非
晶質であって、0.862〜0.867g/ccの混合物
密度及び47〜52重量%のプロピレン含有量を有する
ことが示された。この試料の灰分分析により、試料中の
シリカの量が0.3〜1.0重量%の間であることが示
された。EPMの計算された真密度は0.857〜0.
865cc/gの範囲内であった。
てカーボンブラックを使用するEPMの製造 例1と同一の反応器を使用し、50℃で運転した。ま
た、例1のバナジウム触媒も使用した。カーボンブラッ
クは、「RAVEN T−230」カーボンブラックで
あった。TIBA及びクロロホルムをそれぞれ助触媒及
び促進剤として使用した。エチレンの分圧は85psi
であった。C3/C2及びH2/C2比はそれぞれ0.
46及び0.0045であった。反応器内のカーボンブ
ラックの濃度を1.5〜1.8重量%付近に保持する
と、反応器は、カーボンブラックが配合したEPM顆粒
状樹脂を何の問題もなく製造した。カーボンブラックが
配合されたEPMの密度は0.870g/ccであった。
方程式(1)で計算されたEPMの真密度は約0.863
g/ccであった。第2図から、EPMの軟化点は34℃
であり、したがって、反応器温度は重合体の軟化点より
も約16℃高いことがわかる。しかし、実験の終了時
に、カーボンブラックの供給が適切に機能せず、反応器
内の炭素濃度が徐々に低下するに至った。その結果、反
応器は脱流動化のために停止し、固まりを反応器が取出
した。この固まり中のカーボンブラックの量は約0.6
重量%であると決定された。固まりの密度及びプロピレ
ン含有量はそれぞれ約0.870g/cc及び36重量%
であった。方程式(1)により計算された重合体の真密度
は約0.867g/ccである。
Mの製造 例9と同一のバナジウム触媒、TIBA、クロロホルム
及び「RAVEN T−230」カーボンブラックを使
用して例9と同一の反応器を60℃の反応器温度でまず
始動させた。その後、反応器温度を66℃に上昇させ
た。エチレンの分圧は約98psiであった。C3/C
2比は典型的に0.45〜0.50であった。反応器内
の「RAVEN T−230」カーボンブラックの濃度
を約5.0重量%に保持することによって、顆粒状EP
M樹脂が何ら反応器の操作上の困難もなく製造された。
樹脂の平均粒度は約0.081inであった。試料の分
析により、プロピレン含有量が30〜34重量%の範囲
内にあり、メルトインデックスが0.50〜0.63d
g/10min、密度が0.893〜0.895g/cc
の範囲にあることが示された。試料の熱重量分析によ
り、重合体中のカーボンブラックの濃度が約4.5重量
%であることが示された。方程式(1)により計算された
試料の真密度は約0.873g/ccである。第2図か
ら、EPMの軟化点は38℃であり、したがって反応器
温度はEPMの軟化点よりも約28℃高かったことがわ
かる。
及び反応器を使用した。TIBA及びクロロホルムをそ
れぞれ助触媒及び促進剤として使用した。TIBA及び
クロロホルムの双方については10%イソペンタン溶液
(重量)を作り100〜150cc/hrの代表的速度で
もって反応器に供給した。反応器の全圧は300psi
であった。エチレンの分圧は約60psiであった。水
素対エチレンのモル比は0.002〜0.004の範囲
内にあった。反応器内のプロピレンの分圧及び反応器へ
のENB供給速度が制御された二つの主な可変因子であ
った。「RAVEN T−230」カーボンブラック
は、反応器の運転を容易にするために使用した粒状材料
であった。反応器及びEPDM顆粒状樹脂中のカーボン
ブラックの濃度は、重合体の生産速度かカーボンブラッ
クの供給速度のいずれか又はその両者を制御することに
よって制御した。EPDM顆粒状樹脂の流動化と混合を
高めるために、反応器は高い表面ガス速度で、典型的に
は約2.2〜2.7ft/secで運転した。大部分の
反応期間中、カーボンブラックの供給速度を高く保持し
て適切な流動化を確保し、かつ、小さい凝集体の生成を
除去することにより樹脂の平均粒度を低下させた。典型
的には、生成物中のカーボンブラックの重量分率は5%
以上、特に10%以上であった。EPDM中のカーボン
ブラックが多量であるため、生成物の密度の測定はそれ
ほど意味がなくなった。各試料の真密度は、混合物の密
度を測定しかつ方程式(1)を使用する代りに、測定され
たプロピレン含有量及び第3図を使用して決定した。そ
れでも、各試料中のカーボンブラックは測定した。ま
た、各試料の結晶化度も測定した。
造した。
大な反応器運転上の問題に何ら出くわすことなく5〜8
lb/hrの割合で製造された。代表的な試料は下記の
性質を有した。
図から約0.86g/ccである。また、第2図から重合
体の軟化点は40℃であり、したがって反応器はそのよ
うな量のカーボンブラックが使用されたときの脱流動化
を受けることなく重合体の軟化点よりも約30℃高い温
度で運転されたことがわかる。
約300〜400g/hrに低下させると、反応器内で
小さい凝集体が生成し始め、顆粒状樹脂と共に生成物排
出弁及び生成物排出タンクを通って現われた。代表的な
試料を分析し、下記の性質を表わした。
ラック濃度を増加させるため生産速度を低下させた。顆
粒状EPDM樹脂が再び生産された。樹脂中のカーボン
ブラック含有量は20重量%よりも高く、樹脂の平均粒
度は典型的に0.061〜0.084inの範囲内であ
った。EPDMのその他の性質は次の通りであった。
チャンネル流れが形成されるために流動化は終止し、反
応器は運転停止した。凝集体を反応器から取り出し、分
析すると下記の性質を示した。
造した。
ると、顆粒状EPDM樹脂が生産された。代表的試料の
性質は次の通りである。
ccである。第2図から、樹脂の軟化点は30℃であり、
したがって反応器はこのようなカーボンブラックを使用
したときの脱流動化を受けることなくその樹脂の軟化点
よりも約40℃高い温度で運転されたことがわかる。
め、反応器内のカーボンブラック濃度を、反応器の運転
停止を要求する流動化が終止するまで徐々に低下させ
た。固まりを反応器から取り出し、分析すると下記の性
質を示した。
造した。
入されたEPDM樹脂が反応器操作上の問題を何ら生じ
ることなく4〜6lb/hrの速度で生産された。1.
8のC3/C2比で生産された典型的な試料は、下記の
性質を有した。
は、反応器系統と関連した若干の機械上の問題点のため
に早めに停止した。第3図から、曲線を外挿すると、こ
のEPDM試料の真密度は0.86g/cc以下である。
第2図から、この重合体の軟化点は30℃である。これ
は、反応器が指示したカーボンブラック量でもって重合
体の軟化点よりも約50℃高い温度で運転されたことを
意味している。
流動床反応系を例示する概略図である。 第2図は、種々の密度を有する重合体の軟化点を相関さ
せるグラフである。 第3図は、重合体の密度とプロピレン含有量との相関関
係を表わすグラフである。 第1図において、10は流動床反応器、12は反応帯
域、14は速度減少帯域。
Claims (5)
- 【請求項1】触媒の存在下に流動床反応器において粘着
性重合体をそれの軟化温度を超えた重合反応温度で製造
するにあたり、該重合反応を該粘着性重合体の軟化温度
よりも高い温度で、約0.3〜約80重量%(最終生成
物の重量を基にして)の平均粒度約0.01〜約10μ
の不活性粒状材料の存在下に実施し、それによって該粘
着性重合体の重合体凝集を該粘着性重合体を連続的に製
造するのに好適な寸法に保持することからなる粘着性重
合体の製造方法。 - 【請求項2】遷移金属触媒により触媒される流動床反応
器においてエチレン/プロピレン/エチリデンノルボル
ネン三元共重合体をそれの軟化温度を超えた重合反応温
度で製造するにあたり、該重合反応を該エチレン/プロ
ピレン/エチリデンノルボルネン三元共重合体の軟化温
度よりも高い温度で、約0.3〜約50重量%(最終生
成物の重量を基にして)のカーボンブラック(これは約
10〜約100nmの一次粒度、約0.1〜約10μの
凝結体平均粒度、約30〜約1,500m2/gの比表面
積及び約10〜約350cc/100gのフタル酸ジブチ
ル吸収量を有する)の存在下に実施し、それによって該
エチレン/プロピレン/エチリデンノルボルネン三元共
重合体の重合体凝集を該エチレン/プロピレン/エチリ
デンノルボルネン三元共重合体を連続的に製造するのに
好適な寸法に保持することからなるエチレン/プロピレ
ン/エチリデンノルボルネン三元共重合体の製造方法。 - 【請求項3】遷移金属触媒により触媒される流動床反応
器においてエチレンプロピレンゴムをそれの軟化温度を
超えた重合反応温度で製造するにあたり、該重合反応を
該エチレンプロピレン共重合体の軟化温度よりも高い温
度で、約0.3〜約50重量%(最終生成物の重量を基
にして)のカーボンブラック(これは約10〜約100
nmの一次粒度、約0.1〜約10μの凝結体平均粒
度、約30〜約1,500m2/gの比表面積及び約10
〜約350cc/100gのフタル酸ジブチル吸収量を有
する)の存在下に実施し、それによって該エチレンプロ
ピレンゴムの重合体凝集を該エチレンプロピレンゴムを
連続的に製造するのに好適な寸法に保持することからな
るエチレンプロピレンゴムの製造方法。 - 【請求項4】遷移金属触媒により触媒される流動床反応
器においてエチレン/プロピレン/エチリデンノルボル
ネン三元共重合体をそれの軟化温度を超えた重合反応温
度で製造するにあたり、該重合反応を該エチレン/プロ
ピレン/エチリデンノルボルネン三元共重合体の軟化温
度よりも高い温度で、約0.3〜約50重量%(最終生
成物の重量を基にして)のシリカ(これは約5〜約50
nmの一次粒度、約0.1〜約10μの凝結体平均粒
度、約50〜約500m2/gの比表面積及び約100〜
約400cc/100gのフタル酸ジブチル吸収量を有す
る)の存在下に実施し、それによって該エチレン/プロ
ピレン/エチリデンノルボルネン三元共重合体の重合体
凝集を該エチレン/プロピレン/エチリデンノルボルネ
ン三元共重合体を連続的に製造するのに好適な寸法に保
持することからなるエチレン/プロピレン/エチリデン
ノルボルネン三元共重合体の製造方法。 - 【請求項5】遷移金属触媒により触媒される流動床反応
器においてエチレンプロピレンゴムをそれの軟化温度を
超えた重合反応温度で製造するにあたり、該重合反応を
該エチレンプロピレンゴムの軟化温度よりも高い温度
で、約0.3〜約50重量%(最終生成物の重量を基に
して)のシリカ(これは約5〜約50nmの一次粒度、
約0.1〜約10μの凝結体平均粒度、約50〜約50
0m2/gの比表面積及び約100〜約400cc/100
gのフタル酸ジブチル吸収量を有する)の存在下に実施
し、それによって該エチレンプロピレンゴムの重合体凝
集を該エチレンプロピレンゴムを連続的に製造するのに
好適な寸法に保持することからなるエチレンプロピレン
ゴムの製造方法。
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