JPH0640943B2 - 圧縮空気源装置 - Google Patents
圧縮空気源装置Info
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- JPH0640943B2 JPH0640943B2 JP60290836A JP29083685A JPH0640943B2 JP H0640943 B2 JPH0640943 B2 JP H0640943B2 JP 60290836 A JP60290836 A JP 60290836A JP 29083685 A JP29083685 A JP 29083685A JP H0640943 B2 JPH0640943 B2 JP H0640943B2
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- valve
- pressure
- air
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04B—POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS
- F04B39/00—Component parts, details, or accessories, of pumps or pumping systems specially adapted for elastic fluids, not otherwise provided for in, or of interest apart from, groups F04B25/00 - F04B37/00
- F04B39/16—Filtration; Moisture separation
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- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Valves And Accessory Devices For Braking Systems (AREA)
- Compressor (AREA)
- Compressors, Vaccum Pumps And Other Relevant Systems (AREA)
- Drying Of Gases (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、圧縮空気乾燥装置を備えた圧縮空気源装置に
関し、特に、車両用として好適なものである。
関し、特に、車両用として好適なものである。
この種の装置としては、従来、実開昭59−17173
2号公報に記載されたものがある。
2号公報に記載されたものがある。
ここに開示されている圧縮空気源装置は、例えば、車両
のブレーキ系統におけるマスタシリンダに連結される空
圧式倍力装置、或いは、エアーブレーキ装置等の空圧回
路の圧力源として利用されるもので、内部に再生可能な
吸着剤を収納してなる圧縮空気乾燥装置を有し、空気圧
縮装置が吐出する圧縮空気を上記圧縮空気乾燥装置内に
導入して吸着剤の層を通過させることにより乾燥させ
る。乾燥した圧縮空気は、一旦、圧縮空気貯槽装置に貯
溜され、必要に応じて上記空圧回路により消費される。
のブレーキ系統におけるマスタシリンダに連結される空
圧式倍力装置、或いは、エアーブレーキ装置等の空圧回
路の圧力源として利用されるもので、内部に再生可能な
吸着剤を収納してなる圧縮空気乾燥装置を有し、空気圧
縮装置が吐出する圧縮空気を上記圧縮空気乾燥装置内に
導入して吸着剤の層を通過させることにより乾燥させ
る。乾燥した圧縮空気は、一旦、圧縮空気貯槽装置に貯
溜され、必要に応じて上記空圧回路により消費される。
ところで、圧縮空気乾燥装置が収納する上記吸着剤は吸
湿によりその能力が低下するので、通常は、再生用圧縮
空気貯槽(パージタンク)を設けて、空気圧縮装置のロ
ード時、該再生用圧縮空気貯槽に、圧縮空気乾燥装置を
通過した乾燥圧縮空気の一部を貯溜しておき、指令によ
り、圧縮空気乾燥装置の底部に設けた放出弁を開弁して
再生用圧縮空気貯槽から圧縮空気乾燥装置内に乾燥した
圧縮空気を逆流させて吸着剤を再生するようにしてい
る。
湿によりその能力が低下するので、通常は、再生用圧縮
空気貯槽(パージタンク)を設けて、空気圧縮装置のロ
ード時、該再生用圧縮空気貯槽に、圧縮空気乾燥装置を
通過した乾燥圧縮空気の一部を貯溜しておき、指令によ
り、圧縮空気乾燥装置の底部に設けた放出弁を開弁して
再生用圧縮空気貯槽から圧縮空気乾燥装置内に乾燥した
圧縮空気を逆流させて吸着剤を再生するようにしてい
る。
ところが、上記従来のものでは、再生サイクル(パージ
サイクルもしくはアンロードサイクル)の終了後のロー
ドサイクル開始時、空気圧縮装置が吐出する圧縮空気
が、内圧が大気圧レベルとなつている圧縮空気乾燥装置
に流入するためのその流速が極めて高く、このため、流
入した圧縮空気中のオイル分等は、圧縮空気乾燥装置内
の吸着剤層の前段に配置されているフイルター装置によ
り一旦は除去されても直に吹き飛ばされて吸着剤層中に
侵入して吸着剤の能力を低下させるという問題があつ
た。特に、ロードサイクル再開直後では、アンロード時
の空気圧縮装置のオイルアツプによつて一時的に多量の
オイルが侵入してくるため著しい問題となる。
サイクルもしくはアンロードサイクル)の終了後のロー
ドサイクル開始時、空気圧縮装置が吐出する圧縮空気
が、内圧が大気圧レベルとなつている圧縮空気乾燥装置
に流入するためのその流速が極めて高く、このため、流
入した圧縮空気中のオイル分等は、圧縮空気乾燥装置内
の吸着剤層の前段に配置されているフイルター装置によ
り一旦は除去されても直に吹き飛ばされて吸着剤層中に
侵入して吸着剤の能力を低下させるという問題があつ
た。特に、ロードサイクル再開直後では、アンロード時
の空気圧縮装置のオイルアツプによつて一時的に多量の
オイルが侵入してくるため著しい問題となる。
本発明は上記した従来の問題を解消するためになされた
もので、圧縮空気乾燥装置内のフイルター装置に付着し
た圧縮空気中のオイル分等が圧縮空気により吹き飛ばさ
れて吸着剤層に侵入する恐れがなく、上記オイル分等に
よる吸着剤の劣化を防止することができる圧縮空気源装
置を得ることを目的とする。
もので、圧縮空気乾燥装置内のフイルター装置に付着し
た圧縮空気中のオイル分等が圧縮空気により吹き飛ばさ
れて吸着剤層に侵入する恐れがなく、上記オイル分等に
よる吸着剤の劣化を防止することができる圧縮空気源装
置を得ることを目的とする。
本発明は上記目的を達成するため、圧縮空気乾燥装置の
内部と圧縮空気貯槽装置の内部とを、該圧縮空気貯槽装
置内圧を許容レベル範囲に制御するための制御装置の指
令により切換わる弁装置を介在して連絡し、前記空気圧
縮装置の再作動開始時に前記圧縮空気乾燥装置の内部に
前記圧縮空気貯槽装置から圧縮空気を供給するようにし
たものである。
内部と圧縮空気貯槽装置の内部とを、該圧縮空気貯槽装
置内圧を許容レベル範囲に制御するための制御装置の指
令により切換わる弁装置を介在して連絡し、前記空気圧
縮装置の再作動開始時に前記圧縮空気乾燥装置の内部に
前記圧縮空気貯槽装置から圧縮空気を供給するようにし
たものである。
図において、1は圧縮空気乾燥装置であつて、本体2と
該本体2にボルト3で連絡された上蓋4からなる外部容
器5を備えており、この外部容器5の上に該上蓋4上面
を底とする再生タンク6がボルト3により連絡されてい
る。上記本体2の周壁上部には圧縮空気の入口7と8
が、また、周壁底部には制御ポート9が形成され、上記
上蓋4には再生タンク6内に向つて開口し絞り通路10
と逆止弁11を通して内部と連通する出口12が形成さ
れている。また、再生タンク6の周壁部分上部に出口1
3が設けられている。外部容器5はその内部空間に乾燥
筒14とフイルター装置15及び16を収納している。
乾燥筒14は再生可能な吸着剤17を収納して底部中央
から外に突出する突部18を本体2の底中央に隆起する
ボス部19に嵌入するとともに上端開口部分を上蓋4の
内面凹所20に嵌合することにより外部容器5内に固定
され、該外部容器5の内周面および内底面との間に圧縮
空気通路21を画成している。吸着剤17は乾燥筒14
の底内面に突出形成された複数の座部22上に載置され
多孔仕切板23を覆うフイルター部材24上に所定高さ
まで充填され、層上面にはフイルター部材25を介して
多孔押圧板26が載置され、該多孔押圧板26と上記内
面凹所20との間に介装されたばね27による押力を受
けている。フイルター装置15は乾燥筒14の底外面を
覆うように乾燥筒14の底と外部容器5の底部との間に
固定されており、上記圧縮空気通路21はフイルター装
置15が外部容器5の内周面との間に作る空間を経由し
てフィルター装置15の下面に圧縮空気を導く筒状通路
となつている。フイルター装置16は乾燥筒14の底部
を取巻くようにして圧縮空気通路21に介装されてい
る。
該本体2にボルト3で連絡された上蓋4からなる外部容
器5を備えており、この外部容器5の上に該上蓋4上面
を底とする再生タンク6がボルト3により連絡されてい
る。上記本体2の周壁上部には圧縮空気の入口7と8
が、また、周壁底部には制御ポート9が形成され、上記
上蓋4には再生タンク6内に向つて開口し絞り通路10
と逆止弁11を通して内部と連通する出口12が形成さ
れている。また、再生タンク6の周壁部分上部に出口1
3が設けられている。外部容器5はその内部空間に乾燥
筒14とフイルター装置15及び16を収納している。
乾燥筒14は再生可能な吸着剤17を収納して底部中央
から外に突出する突部18を本体2の底中央に隆起する
ボス部19に嵌入するとともに上端開口部分を上蓋4の
内面凹所20に嵌合することにより外部容器5内に固定
され、該外部容器5の内周面および内底面との間に圧縮
空気通路21を画成している。吸着剤17は乾燥筒14
の底内面に突出形成された複数の座部22上に載置され
多孔仕切板23を覆うフイルター部材24上に所定高さ
まで充填され、層上面にはフイルター部材25を介して
多孔押圧板26が載置され、該多孔押圧板26と上記内
面凹所20との間に介装されたばね27による押力を受
けている。フイルター装置15は乾燥筒14の底外面を
覆うように乾燥筒14の底と外部容器5の底部との間に
固定されており、上記圧縮空気通路21はフイルター装
置15が外部容器5の内周面との間に作る空間を経由し
てフィルター装置15の下面に圧縮空気を導く筒状通路
となつている。フイルター装置16は乾燥筒14の底部
を取巻くようにして圧縮空気通路21に介装されてい
る。
外部容器5の底中央部に前記ボス部19を形成して隆起
する隆起部28の周囲には圧縮空気通路21に向かって
開口する縦方向の通路29が形成され、該隆起部28の
内部には外部容器5の下面に突出する排出筒部30に通
ずる筒状空間31が形成されている。
する隆起部28の周囲には圧縮空気通路21に向かって
開口する縦方向の通路29が形成され、該隆起部28の
内部には外部容器5の下面に突出する排出筒部30に通
ずる筒状空間31が形成されている。
この筒状空間31には放出弁32の制御ピストン33を
収納するプラグ34が密に嵌入されており、該プラグ3
4は縦方向通路29の下端に連続する半径方向通路35
を有し、この通路35より下部にテーパ内底面を有する
下向き凹部36が形成され、該テーパ内底面36aの中
央に通路35の内端が臨む弁孔37が開口している。コ
ントロールピストン33はプラグ34と摺動する上端の
受圧部38で筒状空間31の上底部との間に制御ポート
9と連通する制御室Aを画成し、下端には、テーパ内底
面36aを弁座とする弁部材39がボルト40により取
着されており、弁ばね41により上方に付勢されて、常
時は、弁部材39がテーパ内底面36aに着座する位置
にある。
収納するプラグ34が密に嵌入されており、該プラグ3
4は縦方向通路29の下端に連続する半径方向通路35
を有し、この通路35より下部にテーパ内底面を有する
下向き凹部36が形成され、該テーパ内底面36aの中
央に通路35の内端が臨む弁孔37が開口している。コ
ントロールピストン33はプラグ34と摺動する上端の
受圧部38で筒状空間31の上底部との間に制御ポート
9と連通する制御室Aを画成し、下端には、テーパ内底
面36aを弁座とする弁部材39がボルト40により取
着されており、弁ばね41により上方に付勢されて、常
時は、弁部材39がテーパ内底面36aに着座する位置
にある。
上記構成になる圧縮空気乾燥装置1の入口7は管路50
を通して空気圧縮装置51の吐出口に接続され、再生タ
ンク6の出口13は該出口方向を逆止方向とする逆止弁
52が介装された管路53を通して圧縮空気貯槽装置5
4に接続されている。また、制御ポート9には逆止弁装
置55がその一つのポートを螺入することにより連結さ
れている。この逆止弁装置55は管路57を通して制御
装置(以下、ガバナという)58の圧力信号が導入され
る入力ポート55aと、該入力ポート55aと逆止弁5
6を介して連通する出力ポート55bの他に、入力ポー
ト55aと通路55cを通して連通する出力ポート55
d、55eを有し、出力ポート55bは管路59を通し
て空気圧縮装置が内蔵するアンローダ装置(図示しな
い)のアンローダポート51aに、出力ポート55dは
直接制御ポート9に、出力ポート55eは管路60を通
して空気作動弁装置62に連絡されている。逆止弁56
の弁体56aは絞り孔56bを有し、弁ばね56cによ
り付勢されて、常時は、弁孔56dを閉鎖している。ガ
バナ58は管路61を通して圧縮空気貯槽装置54に連
結されており、該圧縮空気貯槽装置54内の圧力を監視
して該内圧が第一の設定圧力P1に達すると信号圧力
(アンロード指令となる)を発生し、第2の設定圧力P
2(<P1)に降下すると信号圧力の送出を停止し、送
出していた圧縮空気を排気する。
を通して空気圧縮装置51の吐出口に接続され、再生タ
ンク6の出口13は該出口方向を逆止方向とする逆止弁
52が介装された管路53を通して圧縮空気貯槽装置5
4に接続されている。また、制御ポート9には逆止弁装
置55がその一つのポートを螺入することにより連結さ
れている。この逆止弁装置55は管路57を通して制御
装置(以下、ガバナという)58の圧力信号が導入され
る入力ポート55aと、該入力ポート55aと逆止弁5
6を介して連通する出力ポート55bの他に、入力ポー
ト55aと通路55cを通して連通する出力ポート55
d、55eを有し、出力ポート55bは管路59を通し
て空気圧縮装置が内蔵するアンローダ装置(図示しな
い)のアンローダポート51aに、出力ポート55dは
直接制御ポート9に、出力ポート55eは管路60を通
して空気作動弁装置62に連絡されている。逆止弁56
の弁体56aは絞り孔56bを有し、弁ばね56cによ
り付勢されて、常時は、弁孔56dを閉鎖している。ガ
バナ58は管路61を通して圧縮空気貯槽装置54に連
結されており、該圧縮空気貯槽装置54内の圧力を監視
して該内圧が第一の設定圧力P1に達すると信号圧力
(アンロード指令となる)を発生し、第2の設定圧力P
2(<P1)に降下すると信号圧力の送出を停止し、送
出していた圧縮空気を排気する。
空気作動弁装置62の筒状をなす本体63の内部空間6
4には弁ピストン65が摺動自在に収納されており、両
端部(上端部と下端部)にそれぞれ入力ポート66Aと
制御ポート66Bが、又、側部には圧縮空気乾燥装置1
の入口8内に螺入連結される出力ポート67が形成さ
れ、この出口ポート67内に逆止弁68の弁体68aと
該弁体68aを弁孔68cに向つて付勢する弁ばね68
bが収納されている。弁ピストン65は入力ポート66
Aの内面側周面部を弁座69とする弁部材70を一端側
に有し、他端側の受圧部65aを制御ポート66B側に
して本体63内に収納されており、弁ばね71により制
御ポート66B側に付勢されて、常時は、弁部材70が
弁座69から離座する位置にある。この空気弁装置62
の入力ポート66Aは管路72を通して圧縮空気貯槽装
置54に連絡され、制御ポート66Bが管路60を通し
て逆止弁装置55の出力ポート55eに連絡されてい
る。なお、図において、73〜76は密封部材である。
4には弁ピストン65が摺動自在に収納されており、両
端部(上端部と下端部)にそれぞれ入力ポート66Aと
制御ポート66Bが、又、側部には圧縮空気乾燥装置1
の入口8内に螺入連結される出力ポート67が形成さ
れ、この出口ポート67内に逆止弁68の弁体68aと
該弁体68aを弁孔68cに向つて付勢する弁ばね68
bが収納されている。弁ピストン65は入力ポート66
Aの内面側周面部を弁座69とする弁部材70を一端側
に有し、他端側の受圧部65aを制御ポート66B側に
して本体63内に収納されており、弁ばね71により制
御ポート66B側に付勢されて、常時は、弁部材70が
弁座69から離座する位置にある。この空気弁装置62
の入力ポート66Aは管路72を通して圧縮空気貯槽装
置54に連絡され、制御ポート66Bが管路60を通し
て逆止弁装置55の出力ポート55eに連絡されてい
る。なお、図において、73〜76は密封部材である。
次に、この実施例の装置の動作について説明する。
ガバナ58が信号圧力を発生していない定常時(ガバナ
排気時)は、空気作動弁装置62の入力ポート66Aは
圧縮空気貯槽装置54の内圧が加わり、制御ポート66
Bは無圧状態にあつて、弁ピストン65は図示の位置に
あり、逆止弁68は閉弁している。空気圧縮装置51が
吐出する圧縮空気は管路50、圧縮空気乾燥装置1の入
口7を経て外部容器5内に導入される。外部容器5内へ
導入された圧縮空気は圧縮空気通路21を流下してフイ
ルター装置16により、続いてフイルター装置15によ
りろ過作用を受けた後、乾燥筒14内に入つて吸着剤1
7の層中を上昇し、この間に水分等が除去されて乾燥圧
縮空気となり、逆止弁11を経て出口12に達し、一部
は再生圧縮空気貯槽6内に充満し、他は管路53により
空気貯槽装置54に導入されてここに貯溜される。
排気時)は、空気作動弁装置62の入力ポート66Aは
圧縮空気貯槽装置54の内圧が加わり、制御ポート66
Bは無圧状態にあつて、弁ピストン65は図示の位置に
あり、逆止弁68は閉弁している。空気圧縮装置51が
吐出する圧縮空気は管路50、圧縮空気乾燥装置1の入
口7を経て外部容器5内に導入される。外部容器5内へ
導入された圧縮空気は圧縮空気通路21を流下してフイ
ルター装置16により、続いてフイルター装置15によ
りろ過作用を受けた後、乾燥筒14内に入つて吸着剤1
7の層中を上昇し、この間に水分等が除去されて乾燥圧
縮空気となり、逆止弁11を経て出口12に達し、一部
は再生圧縮空気貯槽6内に充満し、他は管路53により
空気貯槽装置54に導入されてここに貯溜される。
圧縮空気貯槽装置54の内圧(以下、タンク圧という)
が上昇して第一の設定圧力P1に達すると、ガバナ58
が信号圧力を発生し、この信号圧力は逆止弁装置55の
逆止弁56を開弁してアンローダポート51aに結合さ
れるとともに圧縮空気乾燥装置1の制御ポート9および
空気作動弁装置62の制御ポート66Bに供給され、再
生サイクル(パージサイクル)が開始される。
が上昇して第一の設定圧力P1に達すると、ガバナ58
が信号圧力を発生し、この信号圧力は逆止弁装置55の
逆止弁56を開弁してアンローダポート51aに結合さ
れるとともに圧縮空気乾燥装置1の制御ポート9および
空気作動弁装置62の制御ポート66Bに供給され、再
生サイクル(パージサイクル)が開始される。
制御ポート9に供給された信号圧力は制御室Aに導入さ
れて制御ピストン33を弁ばね41のばね力に抗して押
下げ、放出弁32を開弁させる。この時、空気作動弁装
置62の制御ポート66Bにはタンク圧が加わつて弁ピ
ストン65が図において上昇し入力ポート66Aが閉鎖
される。この時、逆止弁68は閉弁したままである。
れて制御ピストン33を弁ばね41のばね力に抗して押
下げ、放出弁32を開弁させる。この時、空気作動弁装
置62の制御ポート66Bにはタンク圧が加わつて弁ピ
ストン65が図において上昇し入力ポート66Aが閉鎖
される。この時、逆止弁68は閉弁したままである。
従つて、放出弁32が開弁すると、従来と同様、乾燥筒
14内の圧縮空気がドレンとともに排出筒30から爆発
的に排出され、ついで、再生タンク6内の乾燥圧縮空気
が出口12、絞り通路10を通して乾燥筒14内に逆流
する。乾燥筒14内に逆流した乾燥圧縮空気は吸着剤1
7の層を流下し、この間に該吸着剤17を再生し、フイ
ルター装置15を経て弁孔37を通り排出筒14から大
気中に流出する。
14内の圧縮空気がドレンとともに排出筒30から爆発
的に排出され、ついで、再生タンク6内の乾燥圧縮空気
が出口12、絞り通路10を通して乾燥筒14内に逆流
する。乾燥筒14内に逆流した乾燥圧縮空気は吸着剤1
7の層を流下し、この間に該吸着剤17を再生し、フイ
ルター装置15を経て弁孔37を通り排出筒14から大
気中に流出する。
圧縮空気貯槽装置54のタンク圧が下り第二の設定圧力
P2に降下すると、ガバナ58は排気動作に切換つて前
記信号圧力が消滅するので、放出弁32は閉弁し、他
方、空気作動弁装置62の弁ピストン65は図示位置に
復帰して入力ポート66Aを通して本体63内に圧縮空
気貯槽装置54のタンク圧が導入される。この時、逆止
弁装置55の逆止弁56も閉弁するが、該逆止弁55は
絞り孔56b有しているので、図示しないアンローダ装
置に供給さていた圧力は該絞り孔56bを通しゆつくり
と排気されるので、空気圧縮装置51のロード開始が上
記信号圧の消滅時点より遅れ、圧縮空気乾燥装置内は大
気圧レベルにある。
P2に降下すると、ガバナ58は排気動作に切換つて前
記信号圧力が消滅するので、放出弁32は閉弁し、他
方、空気作動弁装置62の弁ピストン65は図示位置に
復帰して入力ポート66Aを通して本体63内に圧縮空
気貯槽装置54のタンク圧が導入される。この時、逆止
弁装置55の逆止弁56も閉弁するが、該逆止弁55は
絞り孔56b有しているので、図示しないアンローダ装
置に供給さていた圧力は該絞り孔56bを通しゆつくり
と排気されるので、空気圧縮装置51のロード開始が上
記信号圧の消滅時点より遅れ、圧縮空気乾燥装置内は大
気圧レベルにある。
従つて、空気作動弁装置62の逆止弁68は圧縮空気貯
槽装置54から導入されたタンク圧により開弁し、圧縮
空気貯槽装置54から空気作動弁装置62を経由して圧
縮空気乾燥装置1内に乾燥圧縮空気が流入し該圧縮空気
乾燥装置1内の圧力が急速にほぼタンク圧まで上昇す
る。
槽装置54から導入されたタンク圧により開弁し、圧縮
空気貯槽装置54から空気作動弁装置62を経由して圧
縮空気乾燥装置1内に乾燥圧縮空気が流入し該圧縮空気
乾燥装置1内の圧力が急速にほぼタンク圧まで上昇す
る。
上記したように、空気圧縮装置51のロードは遅れるの
で、圧縮空気乾燥装置1内の圧力が上昇したのち空気圧
縮装置51から入口7を通して圧縮空気乾燥装置1内に
圧縮空気が圧入されることになり、このため、圧縮空気
は低い流速で圧縮空気乾燥装置1内に給気されてゆく。
で、圧縮空気乾燥装置1内の圧力が上昇したのち空気圧
縮装置51から入口7を通して圧縮空気乾燥装置1内に
圧縮空気が圧入されることになり、このため、圧縮空気
は低い流速で圧縮空気乾燥装置1内に給気されてゆく。
このように、本実施例では、再生サイクル終了後、空気
圧縮装置51の再動作が逆止弁56の絞り効果によつて
遅延され、その間に、空気作動弁装置62の作用によつ
て圧縮空気乾燥装置1内の内圧がほぼ圧縮空気貯槽装置
54のタンク圧レベルに高められ、この内圧を有する圧
縮空気乾燥装置1内に空気圧縮装置51から圧縮空気が
供給されるので、大気圧レベルに低下した圧縮空気乾燥
装置1内に再ロードした空気圧縮装置から圧縮空気が突
入状に流入する従来の場合に比し、圧縮空気流は大きな
抵抗を受ける。この為、圧縮空気乾燥装置1内の圧縮空
気通路21を流下する圧縮空気はゆつくりした速度でフ
イルター装置16、15を順次通過するので、この圧縮
空気流によりフイルター装置16、15に付着している
オイル分等が吹き飛ばされるような事態は防止される。
圧縮装置51の再動作が逆止弁56の絞り効果によつて
遅延され、その間に、空気作動弁装置62の作用によつ
て圧縮空気乾燥装置1内の内圧がほぼ圧縮空気貯槽装置
54のタンク圧レベルに高められ、この内圧を有する圧
縮空気乾燥装置1内に空気圧縮装置51から圧縮空気が
供給されるので、大気圧レベルに低下した圧縮空気乾燥
装置1内に再ロードした空気圧縮装置から圧縮空気が突
入状に流入する従来の場合に比し、圧縮空気流は大きな
抵抗を受ける。この為、圧縮空気乾燥装置1内の圧縮空
気通路21を流下する圧縮空気はゆつくりした速度でフ
イルター装置16、15を順次通過するので、この圧縮
空気流によりフイルター装置16、15に付着している
オイル分等が吹き飛ばされるような事態は防止される。
本発明は以上説明した通り、再生サイクル終了後空気圧
縮装置の再動作を遅延させてその間に圧縮空気貯槽装置
から乾燥圧縮空気を圧縮空気乾燥装置内に逆流させて該
圧縮空気乾燥装置内の圧力を高めておく構成としたこと
により、上記再動作開始後空気圧縮装置から圧縮空気乾
燥装置内に流入する圧縮空気の流速を従来に比して大幅
に低減することができるので、フィルター装置に付着し
ていたオイル分等が上記再動作開始後に流入する圧縮空
気によつて吹き飛ばされて吸着剤層側へ飛散する恐れが
なくなり、オイル分等による劣化を防止することができ
る。
縮装置の再動作を遅延させてその間に圧縮空気貯槽装置
から乾燥圧縮空気を圧縮空気乾燥装置内に逆流させて該
圧縮空気乾燥装置内の圧力を高めておく構成としたこと
により、上記再動作開始後空気圧縮装置から圧縮空気乾
燥装置内に流入する圧縮空気の流速を従来に比して大幅
に低減することができるので、フィルター装置に付着し
ていたオイル分等が上記再動作開始後に流入する圧縮空
気によつて吹き飛ばされて吸着剤層側へ飛散する恐れが
なくなり、オイル分等による劣化を防止することができ
る。
図は本発明の一実施例を示す縦断面図である。 1……圧縮空気乾燥装置、17……吸着剤、32……放
出弁、51……空気圧縮装置、54……圧縮空気貯槽装
置、58……制御装置、62……弁装置。
出弁、51……空気圧縮装置、54……圧縮空気貯槽装
置、58……制御装置、62……弁装置。
Claims (1)
- 【請求項1】空気を圧縮する空気圧縮装置と、該空気圧
縮装置からの圧縮空気を貯える圧縮空気貯槽装置と、該
圧縮空気貯槽装置と前記空気圧縮装置との間に配置され
内部に再生可能な吸着剤を収容した圧縮空気乾燥装置
と、前記圧縮空気貯槽装置内の圧力が比較的高い第一の
設定圧力に達すると指令を発し比較的低い第二の設定圧
力に低下すると指令を解除する制御装置と、該制御装置
からの指令に応じて前記空気圧縮装置の作動を無効化す
るアンローダ装置と、前記制御装置からの指令に応じて
前記圧縮空気乾燥装置内の前記吸着剤の前記空気圧縮装
置側を外部に連絡し前記圧縮空気貯槽装置内の圧縮空気
の一部を逆流させる放出弁とを備えた圧縮空気源装置に
おいて、前記圧縮空気乾燥装置の内部と前記圧縮空気貯
槽装置の内部とを、前記制御装置の指令の解除時に切換
わる弁装置を介在して連絡し、前記空気圧縮装置の再作
動開始時に前記圧縮空気乾燥装置の内部に前記圧縮空気
貯槽装置から圧縮空気を供給するようにした圧縮空気源
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60290836A JPH0640943B2 (ja) | 1985-12-25 | 1985-12-25 | 圧縮空気源装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60290836A JPH0640943B2 (ja) | 1985-12-25 | 1985-12-25 | 圧縮空気源装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62149321A JPS62149321A (ja) | 1987-07-03 |
JPH0640943B2 true JPH0640943B2 (ja) | 1994-06-01 |
Family
ID=17761113
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60290836A Expired - Lifetime JPH0640943B2 (ja) | 1985-12-25 | 1985-12-25 | 圧縮空気源装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0640943B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102247745A (zh) * | 2011-07-19 | 2011-11-23 | 瑞立集团瑞安汽车零部件有限公司 | 一种机电双控空气干燥器、车辆气压制动系统及车辆 |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4892569A (en) * | 1987-02-23 | 1990-01-09 | Nippon Air Brake Co., Ltd. | Compressed air pressure supply system |
DE10329401B4 (de) * | 2003-06-30 | 2016-02-11 | Knorr-Bremse Systeme für Nutzfahrzeuge GmbH | Lufttrockner |
-
1985
- 1985-12-25 JP JP60290836A patent/JPH0640943B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102247745A (zh) * | 2011-07-19 | 2011-11-23 | 瑞立集团瑞安汽车零部件有限公司 | 一种机电双控空气干燥器、车辆气压制动系统及车辆 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62149321A (ja) | 1987-07-03 |
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