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JPH06126533A - タレットパンチプレス - Google Patents

タレットパンチプレス

Info

Publication number
JPH06126533A
JPH06126533A JP30765292A JP30765292A JPH06126533A JP H06126533 A JPH06126533 A JP H06126533A JP 30765292 A JP30765292 A JP 30765292A JP 30765292 A JP30765292 A JP 30765292A JP H06126533 A JPH06126533 A JP H06126533A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tap
indexing
ram
tool
rotary
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP30765292A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Kawai
浩 川合
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Murata Machinery Ltd
Original Assignee
Murata Machinery Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Murata Machinery Ltd filed Critical Murata Machinery Ltd
Priority to JP30765292A priority Critical patent/JPH06126533A/ja
Publication of JPH06126533A publication Critical patent/JPH06126533A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Punching Or Piercing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 簡単な構成でタップ加工を可能とする。 【構成】 複数本の各々独立して昇降可能なタップ工具
26を有するタップ装置10を、タレット1の工具ステ
ーションSの一つに設置する。そのタップ工具26の選
択を、ロータリラム9の割出回転と、ラム9による押圧
保持によって行うものとする。ロータリラム9は、マル
チツールにおける単位パンチ工具を選択的に加圧可能と
するために回転可能とし、かつ偏心位置に加圧突部9b
を設けたものであり、ラム割出回転機構15で回転させ
られる。ロータリラム9の昇降機構には油圧シリンダ8
を用いる。タップ装置10のタップ工具26の回転駆動
源には、タレット1に装備されるマルチツールやインデ
ックスツール等の回転金型の割出回転用の駆動源21を
兼用する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、タップ装置を備えた
タレットパンチプレスに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、タレットパンチプレスにおいて、
パンチ加工された下孔にねじ溝加工を施すために、タッ
プ装置を付設したものがある。このタップ装置は、複数
本のタップ工具を選択的に使用可能に設けたものであ
り、パンチ位置の近傍で、パンチフレームに取付けられ
る。このように、タップ装置を付設することにより、パ
ンチプレス機の板材送り機構がタップ加工に兼用でき、
またタップ加工に際して板材を再度位置決めして持ち替
える必要がなく、作業能率が向上する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のパンチ
プレス機に付設のタップ装置は、タップ工具の選択に専
用の駆動源を備え、またタップ工具の回転駆動に専用の
モータを用いているため、構成が複雑で高価なものにな
っている。
【0004】この発明の目的は、簡単な構成でタップ加
工が行えるタレットパンチプレスを提供することであ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明のタレットパン
チプレスは、タレットの工具ステーションの一つにタッ
プ装置を設け、ロータリラムの割出回転と、このラムに
よる押圧保持によって使用タップを選択するように構成
したものである。タップ装置は、複数本の各々独立して
昇降可能なタップ工具を有するものとする。ロータリラ
ムは、パンチ駆動用のものであり昇降駆動させる。この
ロータリラムの偏心位置に、前記タップ工具を個別に押
圧可能な加圧突部を設ける。また、前記ロータリラムを
割出回転させるラム割出回転機構を設ける。
【0006】タップ装置の回転用の駆動源は、回転金型
の割出回転用の駆動源を兼用させても良い。すなわち、
回転金型はタレットの金型取付ステーションに回転可能
に設けられるものであり、その金型割出駆動機構の駆動
源からタップ工具に回転伝達するタップ回転伝達機構を
設ける。
【0007】
【作用】タップ加工を行うときは、タレットのタップ工
具が装着された金型取付ステーションをロータリラムに
よるパンチ位置に割出し、かつロータリラムを回転させ
てその加圧突部を希望のタップ工具の位置に割り出す。
この状態で、ロータリラムの下降によりタップ工具を下
降させ、加圧保持状態でタップ工具を回転させる。これ
によりタップ加工が行われる。
【0008】前記のタップ回転伝達機構を設けた場合
は、金型割出駆動機構の駆動源からタップ工具に回転伝
達される。
【0009】
【実施例】この発明の一実施例を図1ないし図4に基づ
いて説明する。上下のタレット1,2は共通の回転軸3
に取付けられ、軸受4を介してフレーム5の下フレーム
部5aに回転自在に設置されている。回転軸3は、タレ
ット割出用モータ(図示せず)に連結してある。上下の
タレット1,2は、外周部の円周上に多数の金型取付ス
テーションSが設けられ、各金型取付ステーションSに
各種のパンチ金型6およびダイ金型7が各々取付けられ
る。上タレット1の1箇所の金型取付ステーションSに
は、後に説明するタップ装置10が設置してある。ま
た、パンチ金型6およびダイ金型7のうち、一部のもの
は、図4と共に後述するマルチツール形式の回転金型6
a,7aとされ、あるいは単独ツール形式の回転金型
(図示せず)とされる。
【0010】フレーム5の上フレーム部5bには、パン
チ駆動用の油圧シリンダ8が下向きに設置され、そのピ
ストンロッド8aにロータリラム9が回転自在に連結さ
れている。ロータリラム9は、下端にパンチ金型加圧面
9aと、偏心位置の加圧突部9bとを有するものであ
る。ロータリラム9は、上フレーム部5bに設けたガイ
ド筒(図示せず)に昇降および回転自在に支持され、か
つ外周にウォームホイル11がキー部材(図示せず)を
介して回転伝達可能に係合している。ウォームホイル1
1は定位置に回転自在に設置したものであり、ウォーム
12に噛合い、ラム割出用モータ13からタイミングベ
ルト14を介してウォーム12に回転伝達される。これ
らモータ13およびウォームホイル11等で、ラム割出
回転機構15が構成される。
【0011】図4のマルチツール形式のパンチ側回転金
型6aは、複数本の独立して昇降自在な単位パンチ工具
16を円周上に並べて設けたものであり、上タレット1
の金型取付ステーションSに回転自在に設置され、外周
にウォームホイル17が形成されている。そのダイ側回
転金型7aは、各単位パンチ工具16と対応する孔部を
有するものであり、下タレット2の金型取付ステーショ
ンSに回転自在に取付けられ、外周にウォームホイル1
8が形成されている。これらパンチ金型6aおよびダイ
金型7aは、各ウォームホイル17,18に噛み合うウ
ォーム(図示せず)を各々備えたパンチ側およびダイ側
の金型割出駆動機構19,20により希望の角度に割出
回転させられる。
【0012】このパンチ側回転金型6aおよびダイ側回
転金型7aの割出回転と、ロータリラム9の割出回転と
の組合せで、任意の単位パンチ工具16が任意角度でロ
ータリラム9の加圧突部9bにより加圧され、パンチ加
工が行われる。各単位パンチ工具16は、長方形等の非
円形の孔加工用のものであり、したがって前記のように
任意の単位パンチ工具16を任意角度でパンチ動作させ
ることにより、非常に多種類の形状および方向のパンチ
孔加工が行える。
【0013】単独ツール形式の回転金型(図示せず)
は、マルチツール形式のパンチ金型6aおよびダイ金型
7aと同様にウォームホイルを外周に設け、1個の大き
なパンチ工具およびダイ孔を設けたものであり、前記の
金型割出駆動機構19,20による割出回転で、任意角
度の大きなパンチ孔加工が行われる。
【0014】金型割出駆動機構19,20は、各回転金
型6a,7a等の設けられた金型取付ステーションS毎
に上下タレット1,2に設けたタレット側機構部19
a,20aと、上フレーム部5bの1箇所に設けたフレ
ーム側機構部19b,20b(図1)とからなる。フレ
ーム側機構部19b,20bは、割出モータ21,22
およびカップリング係脱用シリンダを備えており、パン
チ位置に割り出されたタレット側機構部19a,20a
に噛合いカップリング23を介して回転伝達する。
【0015】タップ装置10は、上側の金型割出駆動機
構19におけるフレーム側機構部19bから噛合いカッ
プリング23を介して回転伝達されるギヤボックス24
を有し、ギヤボックス24を介してタップ装置本体25
内の各タップ工具26に回転伝達される。これらギヤボ
ックス24およびカップリング23により、タップ回転
伝達機構44が構成される。
【0016】図2および図3に示すように、タップ装置
10は、上タレット1の金型取付ステーションSに設置
されたタップ装置本体25に複数本のタップ工具26を
円周上に配列して設けたものである。タッ装置本体25
の中心部には、前記ギヤボックス24から伝達軸27お
よび傘歯車28,29を介して回転伝達される中央駆動
ギヤ30が軸受30aで回転自在に支持され、その周囲
に各タップ工具26のタップ工具ホルダ31が配置され
ている。中央駆動ギヤ30の上方には、このギヤ30と
同径で同じ歯数の固定ギヤ45が設けられ、隣合うタッ
プ工具ホルダ31,31間の隙間に位置する支持腕46
を介してタップ装置本体25に固定されている。
【0017】タップ工具ホルダ31は、タップ装置本体
25のガイド孔32内にスリーブ33を介して昇降自在
に設置され、復帰ばね34により持上げ付勢されてい
る。また、タップ工具ホルダ31には、従動ギヤ35の
上方に位置してロータリラム9の加圧突部9bの加圧力
を受ける加圧受け板36が設けてある。
【0018】従動ギヤ35は、常時は固定ギヤ45に噛
み合っていて、下降時に中央駆動ギヤ30に噛み合って
回転伝達されるギヤであり、タップ工具ホルダ31の内
径孔内に軸受37を介して軸部38が回転自在に支持さ
れている。軸部38は、内径孔が角孔の中空軸に形成さ
れ、送りねじ39の上端の角軸部40が上下動自在に嵌
合している。送りねじ39は、下端にチャック41を介
してタップ工具26を取付けたものであり、タップ工具
ホルダ31内に固定された固定ナット42に螺合してい
る。なお、タップ工具ホルダ31の下面にはゴム製押え
部材43が固定してある。
【0019】上記構成によるタップ加工動作を説明す
る。タップ加工に際しては、タップ装置10がロータリ
ラム9の下方に来るように上下タレット1,2の割出を
行う。ロータリラム9は、希望のタップ工具26の上方
に加圧突部9bが位置するように回転割出を行い、その
後、油圧シリンダ8を低速で下降させる。これにより、
その希望のタップ工具26の工具ホルダ31がロータリ
ラム9の加圧突部9bで押されてタップ工具26と共に
下降し、従動ギヤ35が中央駆動ギヤ30に噛み合う。
【0020】この後、金型割出駆動機構19の噛合いカ
ップリング23を結合し、割出モータ21の回転をタッ
プ装置10における中央駆動ギヤ30に伝達する。これ
により、中央駆動ギヤ30に従動ギヤ35で噛み合った
タップ工具ホルダ31が回転状態になる。なお、カップ
リング23の結合は先に行っておき、従動ギヤ35が中
央駆動ギヤ30に噛み合ったときに割出モータ21を回
転させても良い。この状態でタップ工具26の下降を続
けることにより、ゴム製押え部材43がワークW(図
1)に押え付け状態になる。
【0021】タップ工具ホルダ31内では、送りねじ3
9の角軸部40が従動ギヤ35の軸部38内の角孔に係
合することにより、従動ギヤ35と共に回転しており、
そのため固定ナット42と送りねじ39との噛合いによ
って、タップ工具26は回転しながら下降することにな
る。このタップ工具26の回転および下降により、ワー
クWのパンチ加工された下孔(図示せず)にタップ加工
が施される。タップ加工が終わると、タップ工具26を
割出モータ21によって逆回転させてワークWから抜き
出すと共に、ロータリラム9を上昇させる。
【0022】このタレットパンチプレスによると、この
ようにロータリラム9の回転とこのラム9による押圧保
持によってタップ工具26を選択するように構成したた
め、タップ選択用の駆動源が、パンチ加工のための油圧
シリンダ8およびラム割出用モータ13で兼用される。
そのため、簡単な構成でタップ加工が行える。また、タ
ップ加工のための回転用駆動源が、金型割出回転用のモ
ータ21で兼用されるため、より一層構造が簡易なもの
となる。
【0023】なお、前記実施例ではラム9を昇降させる
駆動源として油圧シリンダ8を使用したが、機械式スラ
イド駆動装置をラム9の昇降駆動に用いた場合にもこの
発明を適用することができる。また、前記実施例ではタ
ップ加工のための駆動源に金型割出回転用モータ21を
兼用させたが、タップ加工専用の駆動装置を設けてても
良い。
【0024】
【発明の効果】この発明のタレットパンチプレスは、タ
レットの工具ステーションの一つにタップ装置を設け、
ロータリラムの割出回転と、ラムによる押圧保持によっ
て使用タップを選択するように構成したため、タップ選
択用の駆動源が、パンチ加工のためのスライド駆動装置
およびラム割出回転用の駆動源で兼用される。そのた
め、簡単な構成でタップ加工が行える。
【0025】請求項2の構成の場合は、タップ装置の回
転用の駆動源を、回転金型の割出回転用の駆動源で兼用
させたため、より一層構造が簡易なものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例の破断側面図である。
【図2】そのタップ装置の平面図である。
【図3】同じくそのタップ装置の破断側面図である。
【図4】ロータリラムと回転金型との関係を示す破断側
面図である。
【符号の説明】
1,2…タレット、5…フレーム、6…パンチ金型、7
…ダイ金型、6a,7a…回転金型、8…油圧シリン
ダ、9…ロータリラム、9a…パンチ金型加圧面、9b
…加圧突部、10…タップ装置、13…ラム割出用モー
タ、15…ラム割出回転機構、16…単位パンチ工具、
19,20…金型割出駆動機構、19a,20a…タレ
ット側機構部、19b,20b…フレーム側機構部、2
1,22…割出モータ、23…噛合いカップリング、2
5…タップ装置本体、26…タップ工具、30…中央駆
動ギヤ、31…タップ工具ホルダ、35…従動ギヤ、3
6…加圧受け板、39…送りねじ、40…角軸部、42
…固定ナット、44…タップ回転伝達機構、S…金型取
付ステーション

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数本の各々独立して昇降可能なタップ
    工具を有するタップ装置をタレットの金型取付ステーシ
    ョンの何れかに設け、昇降駆動されるパンチ駆動用のラ
    ムを回転可能なロータリラムとし、このロータリラムの
    偏心位置に前記タップ工具を個別に押圧可能な加圧突部
    を設け、前記ロータリラムを割出回転させるラム割出回
    転機構を設けたタレットパンチプレス。
  2. 【請求項2】 請求項1において、タレットの金型取付
    ステーションの何れかに回転可能な金型を設け、この回
    転金型を割出回転させる金型割出駆動機構を設け、この
    金型割出駆動機構の駆動源から回転伝達されてタップ装
    置のタップに回転伝達するタップ回転伝達機構を設けた
    タレットパンチプレス。
JP30765292A 1992-10-20 1992-10-20 タレットパンチプレス Pending JPH06126533A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30765292A JPH06126533A (ja) 1992-10-20 1992-10-20 タレットパンチプレス

Applications Claiming Priority (1)

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JP30765292A JPH06126533A (ja) 1992-10-20 1992-10-20 タレットパンチプレス

Publications (1)

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JPH06126533A true JPH06126533A (ja) 1994-05-10

Family

ID=17971623

Family Applications (1)

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JP30765292A Pending JPH06126533A (ja) 1992-10-20 1992-10-20 タレットパンチプレス

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