JPH0214901Y2 - - Google Patents
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- JPH0214901Y2 JPH0214901Y2 JP406985U JP406985U JPH0214901Y2 JP H0214901 Y2 JPH0214901 Y2 JP H0214901Y2 JP 406985 U JP406985 U JP 406985U JP 406985 U JP406985 U JP 406985U JP H0214901 Y2 JPH0214901 Y2 JP H0214901Y2
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- JP
- Japan
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- tap
- piston rod
- tip
- tapping
- drive shaft
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- 238000000034 method Methods 0.000 description 3
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- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
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Landscapes
- Punching Or Piercing (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
a 産業上の利用分野
本考案はタツピング専用機あるいはパンチング
とタツピングとの複合機におけるタツピング装置
に関するものである。
とタツピングとの複合機におけるタツピング装置
に関するものである。
b 従来技術
従来、例えば第1図に示した数値制御のタレツ
トパンチプレス1で上部タレツト3にパンチ5を
装着する部分に破線で示したタツピング装置7を
取付けて上フレーム13に取付けた回転駆動装置
から適宜な手段で前記タツピング装置7を回転駆
動するものがあつた。
トパンチプレス1で上部タレツト3にパンチ5を
装着する部分に破線で示したタツピング装置7を
取付けて上フレーム13に取付けた回転駆動装置
から適宜な手段で前記タツピング装置7を回転駆
動するものがあつた。
しかし、上部タレツト3のパンチ5の装着穴の
内の1つにおいて、その中心に1本のタツプを設
けたタツピング装置であるがために、タツプの径
やピツチ毎に多数のパンチ取付穴を占領し、タツ
プホルダおよびタツプホルダを回転駆動する装置
を多数設ける必要があつた。
内の1つにおいて、その中心に1本のタツプを設
けたタツピング装置であるがために、タツプの径
やピツチ毎に多数のパンチ取付穴を占領し、タツ
プホルダおよびタツプホルダを回転駆動する装置
を多数設ける必要があつた。
c 考案が解決しようとする問題点
前述したタツプホルダおよびタツプホルダを回
転駆動する装置を多数設けるには、駆動装置の駆
動系統が複雑となるばかりでなく、当然製作コス
トも高くなる上、スペースもかなり広く取らなけ
ればならないという問題点がある。また、作業
性、操作性などにおいても今まで以上に不都合な
ことが生じる。
転駆動する装置を多数設けるには、駆動装置の駆
動系統が複雑となるばかりでなく、当然製作コス
トも高くなる上、スペースもかなり広く取らなけ
ればならないという問題点がある。また、作業
性、操作性などにおいても今まで以上に不都合な
ことが生じる。
本考案の目的は上記事情に鑑み問題点を解決す
るために提案されたものであつて、駆動装置の駆
動系統をかなり簡略化し、小スペースで製作コス
トも安価で、さらにタツプ加工の自動化を可能な
らしめるタツピング装置を提供するものである。
るために提案されたものであつて、駆動装置の駆
動系統をかなり簡略化し、小スペースで製作コス
トも安価で、さらにタツプ加工の自動化を可能な
らしめるタツピング装置を提供するものである。
d 問題を解決するための手段と作用
本考案は上記目的を達成するために、駆動軸に
駆動縦軸歯車を嵌着し、該駆動縦軸歯車に噛み合
い、かつ上下動可能な複数のタツプホルダを設
け、該タツプホルダ夫々の後端部には先端部に取
付けられる夫々のタツプのピツチと同一ピツチの
雌ねじを設け、さらに該雌ねじと螺合する雄ねじ
を先端部に備えた昇降装置を設けたことから構成
されている。
駆動縦軸歯車を嵌着し、該駆動縦軸歯車に噛み合
い、かつ上下動可能な複数のタツプホルダを設
け、該タツプホルダ夫々の後端部には先端部に取
付けられる夫々のタツプのピツチと同一ピツチの
雌ねじを設け、さらに該雌ねじと螺合する雄ねじ
を先端部に備えた昇降装置を設けたことから構成
されている。
前記タツプホルダのすべては正逆転するが、所
望のタツプホルダを昇降装置で下降させてタツプ
加工を行なうものである。したがつて面積効率が
高く、付属駆動装置などを共用としたコスト安の
装置である。
望のタツプホルダを昇降装置で下降させてタツプ
加工を行なうものである。したがつて面積効率が
高く、付属駆動装置などを共用としたコスト安の
装置である。
本考案の装置は例えば上記したタレツトパンチ
プレス1の上部タレツト3の場合には、1つのパ
ンチを装着する穴に3ないし6種類程度のタツプ
が装着できて、工具交換の迅速なタツピング装置
となる。
プレス1の上部タレツト3の場合には、1つのパ
ンチを装着する穴に3ないし6種類程度のタツプ
が装着できて、工具交換の迅速なタツピング装置
となる。
e 実施例
以下、本考案の一実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。
に説明する。
第1図は本考案のタツピング装置7を装着した
数値制御タレツトパンチプレス1の側面図であ
る。
数値制御タレツトパンチプレス1の側面図であ
る。
実施例としてのタレツトパンチプレス1は機枠
11が全体として門型をしていて上部機枠13か
らは軸9のまわりを水平姿勢で回動位置決め自在
な上部タレツト3が設けてある。下部機枠15に
は軸17のまわりを水平姿勢で回動位置決め自在
な下部タレツト19が設けてあり、上部タレツト
3と下部タレツト19とは図示されないチエンな
どで同時、同方向に回動位置決めされる。
11が全体として門型をしていて上部機枠13か
らは軸9のまわりを水平姿勢で回動位置決め自在
な上部タレツト3が設けてある。下部機枠15に
は軸17のまわりを水平姿勢で回動位置決め自在
な下部タレツト19が設けてあり、上部タレツト
3と下部タレツト19とは図示されないチエンな
どで同時、同方向に回動位置決めされる。
門型をなす機枠11のギヤツプ部21には、固
定テーブル23が設けてあり、固定テーブル23
の両側に設けたガイドレール25に案内されて第
1図の左右(Y軸方向)に移動する移動テーブル
27が設けてある。
定テーブル23が設けてあり、固定テーブル23
の両側に設けたガイドレール25に案内されて第
1図の左右(Y軸方向)に移動する移動テーブル
27が設けてある。
固定テーブル23の両側の移動テーブル27
は、キヤリツジベース29で連結されており、キ
ヤリツジベース29の中でキヤリツジ31が第1
図の表裏方向(X軸方向)に移動位置決め自在で
ある。
は、キヤリツジベース29で連結されており、キ
ヤリツジベース29の中でキヤリツジ31が第1
図の表裏方向(X軸方向)に移動位置決め自在で
ある。
キヤリツジ31には把持爪装置33が設けてあ
つて被加工材Wを把持し数値制御によつて固定テ
ーブル23上をX軸、Y軸方向に移動位置決めす
る。
つて被加工材Wを把持し数値制御によつて固定テ
ーブル23上をX軸、Y軸方向に移動位置決めす
る。
第1図のパンチ5の上に示したのが打撃子35
で、例えばプレスのクランク軸37で昇降するラ
ム39に連結されていてパンチ5のヘツドを打撃
して下部タレツト19上のダイ(図示省略)との
間で被加工材Wにパンチング加工をする。
で、例えばプレスのクランク軸37で昇降するラ
ム39に連結されていてパンチ5のヘツドを打撃
して下部タレツト19上のダイ(図示省略)との
間で被加工材Wにパンチング加工をする。
本考案のタツピング装置7は打撃子35の直下
から離れた位置で例えば軸9の方から伸びた歯車
装置41などの駆動力によつて数値制御的にタツ
ピング作業を行なうものである。
から離れた位置で例えば軸9の方から伸びた歯車
装置41などの駆動力によつて数値制御的にタツ
ピング作業を行なうものである。
この場合被加工材Wは下部タレツト19上のダ
イ挿入穴に後述する同一環状のドリルブツシユな
どの上に図示を省略した板押えなどで不動にする
のが普通である。
イ挿入穴に後述する同一環状のドリルブツシユな
どの上に図示を省略した板押えなどで不動にする
のが普通である。
本考案の装置は第2,3,4図に例示したよう
に構成してなるものである。
に構成してなるものである。
本考案のタツピング装置7は上部ハウジング4
3と下部ハウジング45とがボルト47,47で
螺着され、上部ハウジング43と下部ハウジング
45とで形成された内部はオイルバス49になつ
ている。さらに上部ハウジング43はヘツドプレ
ート51に覆われて、上部タレツト3にボルト5
3で取付けてある。
3と下部ハウジング45とがボルト47,47で
螺着され、上部ハウジング43と下部ハウジング
45とで形成された内部はオイルバス49になつ
ている。さらに上部ハウジング43はヘツドプレ
ート51に覆われて、上部タレツト3にボルト5
3で取付けてある。
図示を省略したサーボモータの如き制御駆動モ
ータで供給された動力はプーリ或いはギヤからキ
ー57を介して駆動軸55に伝えられる。該駆動
軸55はその両端をベアリング59,59で支持
され、数値制御的に正逆転駆動が可能となつてい
る。該ベアリング59は上部ハウジング43およ
び下部ハウジング45で固定されている。前記駆
動軸55の中央部には駆動縦軸歯車61が嵌着さ
れている。駆動軸55のまわりの同心環状位置に
は、第4図に示す如く3本のギヤー軸63が設け
られ、前記駆動軸55に嵌着された駆動縦軸歯車
61に噛み合つている。従つて、各ギヤー軸63
はすべて同一方向に正逆回転ができる。
ータで供給された動力はプーリ或いはギヤからキ
ー57を介して駆動軸55に伝えられる。該駆動
軸55はその両端をベアリング59,59で支持
され、数値制御的に正逆転駆動が可能となつてい
る。該ベアリング59は上部ハウジング43およ
び下部ハウジング45で固定されている。前記駆
動軸55の中央部には駆動縦軸歯車61が嵌着さ
れている。駆動軸55のまわりの同心環状位置に
は、第4図に示す如く3本のギヤー軸63が設け
られ、前記駆動軸55に嵌着された駆動縦軸歯車
61に噛み合つている。従つて、各ギヤー軸63
はすべて同一方向に正逆回転ができる。
各ギヤー軸63の先端部にはタツプホルダ69
が装着されて一体化される。そのため、タツプホ
ルダ69はギヤー軸63と一体で回転される。タ
ツプホルダ69の中心には各種サイズのタツプ6
5が固定されている。
が装着されて一体化される。そのため、タツプホ
ルダ69はギヤー軸63と一体で回転される。タ
ツプホルダ69の中心には各種サイズのタツプ6
5が固定されている。
各ギヤー軸63の後端部にあつて、その内部に
は夫々のタツプ65と同一ピツチの雌ねじ部67
を備えている。各ギヤー軸63上の上部ハウジン
グ43内には昇降装置である流体圧シリンダ71
が設けられていて、該流体圧シリンダ71のピス
トンロツド73が下方へ延在している。該ピスト
ンロツド73の先端部外周には雄ねじを有し、該
雄ねじが前記雌ねじ部67と螺合している。した
がつて、駆動軸55が回転すると駆動縦軸歯車6
1を介して各ギヤー軸63も回転する。各ギヤー
軸63の後端部内部に備えた雌ねじ部67とピス
トンロツド73の先端部に有した雄ねじが螺合し
ているから、各ギヤー軸63は回転しながら図示
を省略した駆動モータの回転数に応じた量だけ下
降する。
は夫々のタツプ65と同一ピツチの雌ねじ部67
を備えている。各ギヤー軸63上の上部ハウジン
グ43内には昇降装置である流体圧シリンダ71
が設けられていて、該流体圧シリンダ71のピス
トンロツド73が下方へ延在している。該ピスト
ンロツド73の先端部外周には雄ねじを有し、該
雄ねじが前記雌ねじ部67と螺合している。した
がつて、駆動軸55が回転すると駆動縦軸歯車6
1を介して各ギヤー軸63も回転する。各ギヤー
軸63の後端部内部に備えた雌ねじ部67とピス
トンロツド73の先端部に有した雄ねじが螺合し
ているから、各ギヤー軸63は回転しながら図示
を省略した駆動モータの回転数に応じた量だけ下
降する。
ピストンロツド73自体は上部ハウジング43
の下端部に装着されたピン77とピストンロツド
73に穿設さた溝75との係合によつて回動を規
制しているから上下動のみの動きとなつている。
の下端部に装着されたピン77とピストンロツド
73に穿設さた溝75との係合によつて回動を規
制しているから上下動のみの動きとなつている。
流体圧シリンダ71のピストン79の下方には
弾機81が設けてあつて、ピストン79を上向き
に付勢している。また、流体圧シリンダ71の底
部で弾機81のまわりには、ピストン79の下限
値を設定する係止部材であるストツパリング83
が交換自在に設けてある。したがつて、ピストン
ロツド73はヘツドプレート51に設けられた流
体圧導入口91から圧縮エアを送り込むことによ
つて、弾機81に抗してストツパリング83に当
接するまで下降する。ピストンロツド73が下降
すると、ピストンロツド73の先端部に設けた雄
ねじと各ギヤー軸63の下端部に設けた雌ねじ部
67とが螺合しているから、各ギヤー軸63も下
降される。その際、各ギヤー軸63と駆動縦軸歯
車61と噛み合つているから、駆動縦軸歯車61
はスプラインの役目を果たしている。また、圧縮
空気を図示を省略した排出口から排出すると、ピ
ストンロツド73は弾機81の付勢力により上昇
する。ピストンロツド73の上下位置によつて、
タツプホルダ69の昇降ストロークの作動位置が
上下に変えられるのである。
弾機81が設けてあつて、ピストン79を上向き
に付勢している。また、流体圧シリンダ71の底
部で弾機81のまわりには、ピストン79の下限
値を設定する係止部材であるストツパリング83
が交換自在に設けてある。したがつて、ピストン
ロツド73はヘツドプレート51に設けられた流
体圧導入口91から圧縮エアを送り込むことによ
つて、弾機81に抗してストツパリング83に当
接するまで下降する。ピストンロツド73が下降
すると、ピストンロツド73の先端部に設けた雄
ねじと各ギヤー軸63の下端部に設けた雌ねじ部
67とが螺合しているから、各ギヤー軸63も下
降される。その際、各ギヤー軸63と駆動縦軸歯
車61と噛み合つているから、駆動縦軸歯車61
はスプラインの役目を果たしている。また、圧縮
空気を図示を省略した排出口から排出すると、ピ
ストンロツド73は弾機81の付勢力により上昇
する。ピストンロツド73の上下位置によつて、
タツプホルダ69の昇降ストロークの作動位置が
上下に変えられるのである。
前述した流体導入口91は流体圧シリンダ71
の数と一致する数だけヘツドプレート51に設け
られているものである。
の数と一致する数だけヘツドプレート51に設け
られているものである。
また、前述した係止部材であるストツパリング
83は各タツプ65のサイズに応じてピストンロ
ツド73の下降量を決めるためのものであつて、
ピツチの小さいタツプの場合にはストツパリング
83の高さを小さくすることによりストロークを
大きくする。ピツチの大きいタツプの場合には、
ストツパリング83の高さを大きくすることによ
りストロークを小さくして各タツプの全ストロー
クを同じにする。
83は各タツプ65のサイズに応じてピストンロ
ツド73の下降量を決めるためのものであつて、
ピツチの小さいタツプの場合にはストツパリング
83の高さを小さくすることによりストロークを
大きくする。ピツチの大きいタツプの場合には、
ストツパリング83の高さを大きくすることによ
りストロークを小さくして各タツプの全ストロー
クを同じにする。
第2図に示されているように、下部ハウジング
45の中心線の下方には、切削油ノズル85が設
けており、各タツプ65の先端に切削油を吹き付
ける。
45の中心線の下方には、切削油ノズル85が設
けており、各タツプ65の先端に切削油を吹き付
ける。
さらに、第3図および第4図に示されているよ
うに上部タレツト3の下端面でタツピング装置7
のまわりには例えば投光器87と受光器89のセ
ツトが設けてある。この投光器87と受光器89
とはタツプ65が第3図に示した上昇位置に復帰
したときに先端の破損の有無を検知するものであ
る。なお、第3図の下方に示した2点鎖線は、被
加工材Wのパスライン93である。
うに上部タレツト3の下端面でタツピング装置7
のまわりには例えば投光器87と受光器89のセ
ツトが設けてある。この投光器87と受光器89
とはタツプ65が第3図に示した上昇位置に復帰
したときに先端の破損の有無を検知するものであ
る。なお、第3図の下方に示した2点鎖線は、被
加工材Wのパスライン93である。
さらに、前述したタツプホルダ69を保持する
各ギヤー軸63はオイルバス49中に設けてあつ
て上下の摺動移動が軽快に行なわれる。
各ギヤー軸63はオイルバス49中に設けてあつ
て上下の摺動移動が軽快に行なわれる。
本考案のタツピング装置7を用いてタツプ加工
を施す動作を説明すると、まず圧縮空気を流体圧
導入口91から供給し所定の流体圧シリンダ71
を作動せしめる。流体圧シリンダ71が作動する
と、所定のピストンロツド73のみを係止部材で
あるストツパリング83に当接するまで下降させ
る。ピストンロツド73がストツパリング83に
当接するまで下降すると、ギヤー軸63およびタ
ツプホルダ69を介してタツプ65先端をパスラ
イン93上にある被加工材Wの上面付近まで近付
ける。ここまでの動作をクイツクアプローチと呼
んでいる。この後、図示を省略した制御駆動モー
タが作動し駆動軸55を正転に回転させる。該駆
動軸55が回転すると、駆動縦軸歯車61を介し
て各ギヤー軸63が同一方向に回転する。各ギヤ
ー軸63の後端部に備えられた雌ねじ部67がピ
ストンロツド73の雄ねじと螺合しているから、
雌ねじ部67により制御駆動モータの回転数に応
じた量だけ各ギヤー軸63は下降する。加工に必
要なタツプ65の所定のギヤー軸63のみが、前
述したクイツクアプローチにより、その量だけ余
分に下降されているため、その所定のタツプ65
のみ被加工材Wに喰い付き、タツプ加工が行なわ
れる。他のタツプ65も雌ねじ部67の作用によ
り下降するが、被加工材Wには到達せず必要以外
の加工は行なわれないのである。
を施す動作を説明すると、まず圧縮空気を流体圧
導入口91から供給し所定の流体圧シリンダ71
を作動せしめる。流体圧シリンダ71が作動する
と、所定のピストンロツド73のみを係止部材で
あるストツパリング83に当接するまで下降させ
る。ピストンロツド73がストツパリング83に
当接するまで下降すると、ギヤー軸63およびタ
ツプホルダ69を介してタツプ65先端をパスラ
イン93上にある被加工材Wの上面付近まで近付
ける。ここまでの動作をクイツクアプローチと呼
んでいる。この後、図示を省略した制御駆動モー
タが作動し駆動軸55を正転に回転させる。該駆
動軸55が回転すると、駆動縦軸歯車61を介し
て各ギヤー軸63が同一方向に回転する。各ギヤ
ー軸63の後端部に備えられた雌ねじ部67がピ
ストンロツド73の雄ねじと螺合しているから、
雌ねじ部67により制御駆動モータの回転数に応
じた量だけ各ギヤー軸63は下降する。加工に必
要なタツプ65の所定のギヤー軸63のみが、前
述したクイツクアプローチにより、その量だけ余
分に下降されているため、その所定のタツプ65
のみ被加工材Wに喰い付き、タツプ加工が行なわ
れる。他のタツプ65も雌ねじ部67の作用によ
り下降するが、被加工材Wには到達せず必要以外
の加工は行なわれないのである。
タツプ加工後、制御駆動モータを逆転させる
と、タツプ65の回転も逆転し、被加工材Wから
タツプ65の先端が抜ける。次いで、流体圧シリ
ンダ71から圧縮エアを抜いてクイツクアプロー
チのピストンロツド73を上昇せしめることによ
りタツプ65も上昇してタツピング加工が終了す
る。
と、タツプ65の回転も逆転し、被加工材Wから
タツプ65の先端が抜ける。次いで、流体圧シリ
ンダ71から圧縮エアを抜いてクイツクアプロー
チのピストンロツド73を上昇せしめることによ
りタツプ65も上昇してタツピング加工が終了す
る。
以上の動作を繰り返すことによつて種々な必要
のタツピング加工が行なわれる。
のタツピング加工が行なわれる。
f 考案の効果
以上説明した実施例から理解されるように、本
考案のタツピング装置はスペースの狭い位置に複
数のタツプを設けるようにしたから、従来と比べ
てスペースが大巾に縮小されて小スペースで済
む。
考案のタツピング装置はスペースの狭い位置に複
数のタツプを設けるようにしたから、従来と比べ
てスペースが大巾に縮小されて小スペースで済
む。
本考案は1つの駆動縦軸歯車によつて正逆転さ
れるようにしてあるから、駆動系統部が大巾に簡
略化される効果を奏する。
れるようにしてあるから、駆動系統部が大巾に簡
略化される効果を奏する。
本考案は工具交換が迅速にできるスペース効率
が高くて、しかも付属駆動装置を共用としている
から、全体のコストが大巾に安価となる効果を有
する。
が高くて、しかも付属駆動装置を共用としている
から、全体のコストが大巾に安価となる効果を有
する。
本考案のタツピング装置を採用することによ
り、タツピング装置自体の交換に要する操作が不
要となるから、自動化、工程のライン化が容易と
なる。
り、タツピング装置自体の交換に要する操作が不
要となるから、自動化、工程のライン化が容易と
なる。
本考案のタツピング装置に同種のタツプをセツ
トすればタツプ折れの場合における代替が可能で
あり作業の中断がなくなるから、作業能率が向上
する。
トすればタツプ折れの場合における代替が可能で
あり作業の中断がなくなるから、作業能率が向上
する。
第1図は本考案のタツピング装置を装着した数
値制御タレツトパンチプレスの側面図である。第
2図は主として本考案装置のオイルバスを説明す
る説明図である。第3図は第4図における−
線に沿つた断面図である。第4図は本考案装置の
平面図である。 図面の主要部分を表わす符号の説明、1……タ
レツトパンチプレス、7……タツピング装置、4
9……オイルバス、55……駆動軸、61……駆
動縦軸歯車、65……タツプ、67……雌ねじ
部、69……タツプホルダ、83……ストツパリ
ング。
値制御タレツトパンチプレスの側面図である。第
2図は主として本考案装置のオイルバスを説明す
る説明図である。第3図は第4図における−
線に沿つた断面図である。第4図は本考案装置の
平面図である。 図面の主要部分を表わす符号の説明、1……タ
レツトパンチプレス、7……タツピング装置、4
9……オイルバス、55……駆動軸、61……駆
動縦軸歯車、65……タツプ、67……雌ねじ
部、69……タツプホルダ、83……ストツパリ
ング。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 駆動軸に駆動縦軸歯車を嵌着し、該駆動縦軸
歯車に噛み合い、かつ上下動可能な複数のタツ
プホルダを設け、該タツプホルダ夫々の後端部
には先端部に取付けられる夫々のタツプのピツ
チと同一ピツチの雌ねじを設け、さらに該雌ね
じと螺合する雄ねじを先端部に備える昇降装置
を設けたことを特徴とするタツピング装置。 (2) 前記昇降装置が流体圧シリンダからなり、該
流体圧シリンダのピストン下部にピストンロツ
ドの下限値を設定する係止部材を交換自在に設
けたことを特徴とする実用新案登録請求の範囲
第1項に記載のタツピング装置。 (3) 前記シリンダのピストンロツドの回動を規制
するピンを上部ハウジングの下端部に設けると
共に、前記ピンに係合する溝を前記ピストンロ
ツド外周部の一部に設けたことを特徴とする実
用新案登録請求の範囲第1項および第2項に記
載のタツピング装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP406985U JPH0214901Y2 (ja) | 1985-01-18 | 1985-01-18 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP406985U JPH0214901Y2 (ja) | 1985-01-18 | 1985-01-18 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61122031U JPS61122031U (ja) | 1986-08-01 |
JPH0214901Y2 true JPH0214901Y2 (ja) | 1990-04-23 |
Family
ID=30479284
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP406985U Expired JPH0214901Y2 (ja) | 1985-01-18 | 1985-01-18 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0214901Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0450984Y2 (ja) * | 1987-12-25 | 1992-12-01 | ||
DE102015005486A1 (de) * | 2014-10-21 | 2016-04-21 | Ehrt Maschinenbau Gmbh | Vorrichtung zur Ausbildung eines Gewindes in einem Werkstück |
-
1985
- 1985-01-18 JP JP406985U patent/JPH0214901Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61122031U (ja) | 1986-08-01 |
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