JPH06102484A - 空間光変調素子を用いた映像表示方法及び映像表示装置 - Google Patents
空間光変調素子を用いた映像表示方法及び映像表示装置Info
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- JPH06102484A JPH06102484A JP24906792A JP24906792A JPH06102484A JP H06102484 A JPH06102484 A JP H06102484A JP 24906792 A JP24906792 A JP 24906792A JP 24906792 A JP24906792 A JP 24906792A JP H06102484 A JPH06102484 A JP H06102484A
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- G09G3/00—Control arrangements or circuits, of interest only in connection with visual indicators other than cathode-ray tubes
- G09G3/20—Control arrangements or circuits, of interest only in connection with visual indicators other than cathode-ray tubes for presentation of an assembly of a number of characters, e.g. a page, by composing the assembly by combination of individual elements arranged in a matrix no fixed position being assigned to or needed to be assigned to the individual characters or partial characters
- G09G3/34—Control arrangements or circuits, of interest only in connection with visual indicators other than cathode-ray tubes for presentation of an assembly of a number of characters, e.g. a page, by composing the assembly by combination of individual elements arranged in a matrix no fixed position being assigned to or needed to be assigned to the individual characters or partial characters by control of light from an independent source
- G09G3/3406—Control of illumination source
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- G—PHYSICS
- G09—EDUCATION; CRYPTOGRAPHY; DISPLAY; ADVERTISING; SEALS
- G09G—ARRANGEMENTS OR CIRCUITS FOR CONTROL OF INDICATING DEVICES USING STATIC MEANS TO PRESENT VARIABLE INFORMATION
- G09G2320/00—Control of display operating conditions
- G09G2320/02—Improving the quality of display appearance
- G09G2320/0238—Improving the black level
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- G—PHYSICS
- G09—EDUCATION; CRYPTOGRAPHY; DISPLAY; ADVERTISING; SEALS
- G09G—ARRANGEMENTS OR CIRCUITS FOR CONTROL OF INDICATING DEVICES USING STATIC MEANS TO PRESENT VARIABLE INFORMATION
- G09G2320/00—Control of display operating conditions
- G09G2320/06—Adjustment of display parameters
- G09G2320/0626—Adjustment of display parameters for control of overall brightness
- G09G2320/0646—Modulation of illumination source brightness and image signal correlated to each other
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- General Physics & Mathematics (AREA)
- Theoretical Computer Science (AREA)
- Transforming Electric Information Into Light Information (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 空間光変調素子を用いて、ダイナミックレン
ジが広く、暗い映像であっても階調表示特性に優れた、
明るい高画質の映像を呈示する映像表示方法と映像表示
装置を提供する。 【構成】 外部から供給される映像信号Vinの一定周期
毎に、ピークレベルV pを検出する。検出されたピーク
レベルVpからゲインGs=Vp/V0を算出する。ただ
し、基準ピークレベルV0は供給される映像信号の標準
的なピークレベルとして定義する。ゲインGsの算出後
に、映像信号レベルをVc=Vin/Gsとして変調する。
変調された映像信号Vcは、駆動信号に変換され空間光
変調素子を駆動する。同時に、発光部の光出力レベルL
outを、ゲインGsを用いてLout=Gs×L0とする。た
だし、L0は発光部の基準光出力レベルである。以上の
処理を一定周期ごとに繰り返すことで、従来より階調表
示特性と黒表示特性に優れた明るい映像を表示できる。
ジが広く、暗い映像であっても階調表示特性に優れた、
明るい高画質の映像を呈示する映像表示方法と映像表示
装置を提供する。 【構成】 外部から供給される映像信号Vinの一定周期
毎に、ピークレベルV pを検出する。検出されたピーク
レベルVpからゲインGs=Vp/V0を算出する。ただ
し、基準ピークレベルV0は供給される映像信号の標準
的なピークレベルとして定義する。ゲインGsの算出後
に、映像信号レベルをVc=Vin/Gsとして変調する。
変調された映像信号Vcは、駆動信号に変換され空間光
変調素子を駆動する。同時に、発光部の光出力レベルL
outを、ゲインGsを用いてLout=Gs×L0とする。た
だし、L0は発光部の基準光出力レベルである。以上の
処理を一定周期ごとに繰り返すことで、従来より階調表
示特性と黒表示特性に優れた明るい映像を表示できる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、主に液晶パネルなどの
空間光変調素子を用いて映像を表示する方法と装置に関
する。
空間光変調素子を用いて映像を表示する方法と装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来の映像表示素子は、自己発光型と受
光型に大別できる。自己発光型はCRTを用いるものに
代表され、受光型は液晶パネルといった空間光変調素子
を用いるものに代表される。
光型に大別できる。自己発光型はCRTを用いるものに
代表され、受光型は液晶パネルといった空間光変調素子
を用いるものに代表される。
【0003】一般に、前者の自己発光型はダイナミック
レンジの広い表示を得ることができる。CRTを例にと
れば、黒レベルを表示する場合、電子銃の出力を限りな
くゼロに近づけて、蛍光体の発光量を非常に小さくする
ことができる。反対に、白レベルを表示する場合、表示
領域が小さい程に電子銃の出力を大きくすることで、輝
き感のあるピーク輝度を得ることができる。
レンジの広い表示を得ることができる。CRTを例にと
れば、黒レベルを表示する場合、電子銃の出力を限りな
くゼロに近づけて、蛍光体の発光量を非常に小さくする
ことができる。反対に、白レベルを表示する場合、表示
領域が小さい程に電子銃の出力を大きくすることで、輝
き感のあるピーク輝度を得ることができる。
【0004】これに対し、空間光変調素子として例えば
液晶パネルを用いた直視型表示装置の構成例を(図9)
に示す。大別して、発光部101、液晶パネル102、
駆動回路103から構成される。発光部101には、例
えば冷陰極線管などを用い、液晶パネル102を背面か
ら照明する。駆動回路103は、外部から供給される映
像信号に応じた光学像を液晶パネル102上に形成し、
照明光104を変調する。
液晶パネルを用いた直視型表示装置の構成例を(図9)
に示す。大別して、発光部101、液晶パネル102、
駆動回路103から構成される。発光部101には、例
えば冷陰極線管などを用い、液晶パネル102を背面か
ら照明する。駆動回路103は、外部から供給される映
像信号に応じた光学像を液晶パネル102上に形成し、
照明光104を変調する。
【0005】更に、大画面映像を表示する方法として空
間光変調素子を用いた投写型表示装置が知られている。
特に、近年、液晶パネルを用いた投写型表示装置が開発
されており、(図10)に、このような投写型表示装置
の構成の一例を示す。発光部110、液晶パネル11
1、駆動回路112、投写レンズ113、スクリーン1
14から構成される。発光部110は、例えばメタルハ
ライドランプ115と凹面鏡116を組み合わせた光源
を用いる。発光部から出力された照明光117は液晶パ
ネル111を照明し、駆動回路112により形成された
光学像により変調されて、投写レンズ113によりスク
リーン114上に大画面映像が拡大表示される。
間光変調素子を用いた投写型表示装置が知られている。
特に、近年、液晶パネルを用いた投写型表示装置が開発
されており、(図10)に、このような投写型表示装置
の構成の一例を示す。発光部110、液晶パネル11
1、駆動回路112、投写レンズ113、スクリーン1
14から構成される。発光部110は、例えばメタルハ
ライドランプ115と凹面鏡116を組み合わせた光源
を用いる。発光部から出力された照明光117は液晶パ
ネル111を照明し、駆動回路112により形成された
光学像により変調されて、投写レンズ113によりスク
リーン114上に大画面映像が拡大表示される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】空間光変調素子を用い
た映像表示装置には、表示できる映像のダイナミックレ
ンジが比較的小さいという問題がある。
た映像表示装置には、表示できる映像のダイナミックレ
ンジが比較的小さいという問題がある。
【0007】得られる最大の白レベルは、空間光変調素
子の最大効率と照明光の明るさの積で決まる。ところ
が、空間光変調素子の最大効率は各素子の特性から決ま
るので、より明るくするには発光部としてより明るいも
のを用いなければならない。この場合、表示画面の全域
を明るくする必要があり、一部の領域をより明るくする
場合に比較して効率が低いため、発光部が大きくて消費
電力の大きなものになる。
子の最大効率と照明光の明るさの積で決まる。ところ
が、空間光変調素子の最大効率は各素子の特性から決ま
るので、より明るくするには発光部としてより明るいも
のを用いなければならない。この場合、表示画面の全域
を明るくする必要があり、一部の領域をより明るくする
場合に比較して効率が低いため、発光部が大きくて消費
電力の大きなものになる。
【0008】更に、白レベルの輝度を上げるために発光
部の明るさを明るくすればするほど黒の表示レベルも明
るくなり、画像の品位が著しく低下する。
部の明るさを明るくすればするほど黒の表示レベルも明
るくなり、画像の品位が著しく低下する。
【0009】つまり、表示できるダイナミックレンジは
空間光変調素子のコントラストで制約される。例えば、
アクティブマトリックス方式ツイストネマティック型液
晶パネルの場合、高いものでも500:1程度のコント
ラスト比であり、特に投写型表示装置に用いた場合など
は十分な特性とは言えない。
空間光変調素子のコントラストで制約される。例えば、
アクティブマトリックス方式ツイストネマティック型液
晶パネルの場合、高いものでも500:1程度のコント
ラスト比であり、特に投写型表示装置に用いた場合など
は十分な特性とは言えない。
【0010】同時に、黒表示の品位や発光部の大きさと
の兼ね合いから、あまりピーク輝度を明るくできないと
いう問題がある。
の兼ね合いから、あまりピーク輝度を明るくできないと
いう問題がある。
【0011】一方、例えば液晶パネルを用いた表示装置
の場合、黒表示の均一性があまり高くないという問題が
ある。液晶パネルのギャップむら等による各画素の特性
ばらつきによって表示むらが発生し、特に黒表示状態に
おいてそのむらが顕著となる。その結果、暗い信号の占
有領域が大きな映像を表示した場合、表示むらを発生し
てその品位を大きく低下させる。
の場合、黒表示の均一性があまり高くないという問題が
ある。液晶パネルのギャップむら等による各画素の特性
ばらつきによって表示むらが発生し、特に黒表示状態に
おいてそのむらが顕著となる。その結果、暗い信号の占
有領域が大きな映像を表示した場合、表示むらを発生し
てその品位を大きく低下させる。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに本発明の映像表示方法は、光出力レベルを変化させ
ることができる発光部と、前記発光部の出力光を変調す
る空間光変調部と、映像信号に応じて前記空間光変調部
を駆動する駆動部と、前記駆動部に入力する映像信号を
前置処理する映像信号処理部とを備え、前記映像信号処
理部は所定期間における前記映像信号のピークレベルV
pを検出し、前記ピークレベルVPが予め設定した基準ピ
ークレベルV0より大きい場合、前記発光部は光出力レ
ベルを大きくすると共に、前記映像信号処理部は前記映
像信号の振幅を小さくして前記駆動部に入力し、前記ピ
ークレベルVPが前記基準ピークレベルV0より小さい場
合、前記発光部は光出力レベルを小さくすると共に、前
記映像信号処理部は前記映像信号の振幅を大きくして前
記駆動部に入力する。
めに本発明の映像表示方法は、光出力レベルを変化させ
ることができる発光部と、前記発光部の出力光を変調す
る空間光変調部と、映像信号に応じて前記空間光変調部
を駆動する駆動部と、前記駆動部に入力する映像信号を
前置処理する映像信号処理部とを備え、前記映像信号処
理部は所定期間における前記映像信号のピークレベルV
pを検出し、前記ピークレベルVPが予め設定した基準ピ
ークレベルV0より大きい場合、前記発光部は光出力レ
ベルを大きくすると共に、前記映像信号処理部は前記映
像信号の振幅を小さくして前記駆動部に入力し、前記ピ
ークレベルVPが前記基準ピークレベルV0より小さい場
合、前記発光部は光出力レベルを小さくすると共に、前
記映像信号処理部は前記映像信号の振幅を大きくして前
記駆動部に入力する。
【0013】また、前記映像信号処理部は、1フレーム
期間毎に暗レベルの期間Sbを算出し、前記Sbの大きさ
が予め設定したしきい値S0より大きい場合、前記発光
部は光出力レベルを小さくするようにする。
期間毎に暗レベルの期間Sbを算出し、前記Sbの大きさ
が予め設定したしきい値S0より大きい場合、前記発光
部は光出力レベルを小さくするようにする。
【0014】
【作用】上記方法によれば、表示する映像信号のピーク
レベルを検出し、空間光変調素子を照明する光の明るさ
をそのピークレベルに比例して変化させるので、一表示
画面内の最も明るい表示部に対して、空間光変調素子を
最大効率で駆動することができる。その結果、常に空間
光変調素子のダイナミックレンジを最大限活用して駆動
することが可能となり、階調表示特性に優れた映像表示
方法をを提供できる。合わせて、空間光変調素子を透過
する照明光の効率が向上するので、より明るい表示画像
を実現でき、極めて大きな効果を得ることができる。
レベルを検出し、空間光変調素子を照明する光の明るさ
をそのピークレベルに比例して変化させるので、一表示
画面内の最も明るい表示部に対して、空間光変調素子を
最大効率で駆動することができる。その結果、常に空間
光変調素子のダイナミックレンジを最大限活用して駆動
することが可能となり、階調表示特性に優れた映像表示
方法をを提供できる。合わせて、空間光変調素子を透過
する照明光の効率が向上するので、より明るい表示画像
を実現でき、極めて大きな効果を得ることができる。
【0015】また、表示する映像信号の暗レベルの期間
を算出し、暗い映像を表示する領域がある程度大きい場
合には、発光部の光出力を低下させることにより、暗部
の表示むらを目立ちにくくすることができる。
を算出し、暗い映像を表示する領域がある程度大きい場
合には、発光部の光出力を低下させることにより、暗部
の表示むらを目立ちにくくすることができる。
【0016】
【実施例】以下、(図1)を参照しながら本発明の映像
表示方法の第一の実施例を述べる。尚、本発明の映像表
示方法は、(図9)及び(図10)に示したような、空
間光変調素子を用いた直視型及び投写型の表示装置に適
用できる。
表示方法の第一の実施例を述べる。尚、本発明の映像表
示方法は、(図9)及び(図10)に示したような、空
間光変調素子を用いた直視型及び投写型の表示装置に適
用できる。
【0017】表示装置に供給される映像信号の標準的な
ピークレベルを基準ピークレベルV 0とする。例えばN
TSCの様々な映像信号を考えた場合、100IREを
上回るピークレベルを持った映像信号も頻繁に出現す
る。反対に、暗い映像であれば、ピークレベルは100
IREを下回る。従って、この場合は基準ピークレベル
V0として例えば100IREの信号レベルを選択でき
る。
ピークレベルを基準ピークレベルV 0とする。例えばN
TSCの様々な映像信号を考えた場合、100IREを
上回るピークレベルを持った映像信号も頻繁に出現す
る。反対に、暗い映像であれば、ピークレベルは100
IREを下回る。従って、この場合は基準ピークレベル
V0として例えば100IREの信号レベルを選択でき
る。
【0018】また、発光部には光出力を変化させること
のできる光源を用いるとし、その基準となる光出力レベ
ルをL0とする。具体的に、光出力レベルとは空間光変
調素子を照明する光の明るさを表す。
のできる光源を用いるとし、その基準となる光出力レベ
ルをL0とする。具体的に、光出力レベルとは空間光変
調素子を照明する光の明るさを表す。
【0019】まず、外部から供給される映像信号Vinの
一定周期毎に、ピークレベルVpを検出する。一定周期
とは一画面表示に相当する期間であり、TV信号であれ
ば1フレーム期間に相当する。
一定周期毎に、ピークレベルVpを検出する。一定周期
とは一画面表示に相当する期間であり、TV信号であれ
ば1フレーム期間に相当する。
【0020】次に、検出されたピークレベルVpからゲ
インGs=Vp/V0を算出する。ゲインGsの可変範囲は
予め設定しておき、最大ゲインGmax、最小ゲインGmin
を用いて表した場合に、Gmax以上またはGmin以下のゲ
インが算出された場合には、これらをその値に制限す
る。
インGs=Vp/V0を算出する。ゲインGsの可変範囲は
予め設定しておき、最大ゲインGmax、最小ゲインGmin
を用いて表した場合に、Gmax以上またはGmin以下のゲ
インが算出された場合には、これらをその値に制限す
る。
【0021】ゲインGsを算出した後に、映像信号レベ
ルを、Vc=Vin/Gsとして変調する。ただし、Vinは
入力映像信号レベルである。変調された映像信号V
cは、適当な方式で駆動信号に変換されて空間光変調素
子を駆動する。
ルを、Vc=Vin/Gsとして変調する。ただし、Vinは
入力映像信号レベルである。変調された映像信号V
cは、適当な方式で駆動信号に変換されて空間光変調素
子を駆動する。
【0022】同時に、発光部の光出力レベルLoutを、
上記ゲインGsを用いてLout=Gs×L0とする。ただ
し、発光部に用いる光源は、基準光出力レベルL0に対
し、最小ゲインGminから最大ゲインGmaxの範囲内で光
出力レベルLoutを変化させることのできるものを用い
る。
上記ゲインGsを用いてLout=Gs×L0とする。ただ
し、発光部に用いる光源は、基準光出力レベルL0に対
し、最小ゲインGminから最大ゲインGmaxの範囲内で光
出力レベルLoutを変化させることのできるものを用い
る。
【0023】従って、最大及び最小ゲインGmax及びG
minは、例えば光源の光出力レベルの可変可能範囲から
決めれば良い。また、光源の制約範囲内で、例えば観察
者が違和感を認識するような急峻なゲインの変化を抑制
するように設定すれば良い。
minは、例えば光源の光出力レベルの可変可能範囲から
決めれば良い。また、光源の制約範囲内で、例えば観察
者が違和感を認識するような急峻なゲインの変化を抑制
するように設定すれば良い。
【0024】以上の処理を一定周期ごとに繰り返すこと
で、従来より階調表示特性と黒表示特性に優れた明るい
映像を表示できる。
で、従来より階調表示特性と黒表示特性に優れた明るい
映像を表示できる。
【0025】その理由を以下に補足説明する。(図2)
に示すようなピークレベルの異なる3種類の映像信号パ
ターンを考える。横軸の一周期T0は例えば1フレーム
周期に対応し、V0は基準ピークレベルである。
に示すようなピークレベルの異なる3種類の映像信号パ
ターンを考える。横軸の一周期T0は例えば1フレーム
周期に対応し、V0は基準ピークレベルである。
【0026】同図(a)に示した映像信号パターン11
のピークレベルをVp1、同図(b)に示した映像信号パ
ターン12のピークレベルをVp2、同図(c)に示した
映像信号パターン13のピークレベルをVp3として表
し、Vp1はV0より大きく、Vp 2はV0と一致し、Vp3は
V0より小さいとする。
のピークレベルをVp1、同図(b)に示した映像信号パ
ターン12のピークレベルをVp2、同図(c)に示した
映像信号パターン13のピークレベルをVp3として表
し、Vp1はV0より大きく、Vp 2はV0と一致し、Vp3は
V0より小さいとする。
【0027】(図3)を用いて、各映像信号パターン1
1、12、13が与えられた場合に空間光変調素子を駆
動する方法を説明する。(図3)は、映像信号レベルV
cと空間光変調素子の透過率Tの相関を表し、(a)は
従来方式の場合を、(b)は本発明の映像表示方法を適
用した場合を、それぞれ示している。(a)の従来方式
の場合は、入力映像信号レベルVinとVcは一致する。
いずれの場合も、映像信号レベルVcmaxの時に最大透過
率を、映像信号レベルVcminの時に最小透過率を得るも
のとする。
1、12、13が与えられた場合に空間光変調素子を駆
動する方法を説明する。(図3)は、映像信号レベルV
cと空間光変調素子の透過率Tの相関を表し、(a)は
従来方式の場合を、(b)は本発明の映像表示方法を適
用した場合を、それぞれ示している。(a)の従来方式
の場合は、入力映像信号レベルVinとVcは一致する。
いずれの場合も、映像信号レベルVcmaxの時に最大透過
率を、映像信号レベルVcminの時に最小透過率を得るも
のとする。
【0028】(a)の従来方式では、ピークレベルVp1
が入力映像信号の中で最大のピークレベルであるとし
て、ピークレベルVp1を映像信号レベルVcmaxに対応づ
ける必要がある。従って、ピークレベルVp2、Vp3は、
Vcmaxより低い信号レベルに対応づけられる。例えば、
Vp1より低いピークレベルをVcmaxに対応づけた場合、
Vp1のように高いピークレベルを持った信号が入力され
た場合に、白つぶれを生じるため問題がある。
が入力映像信号の中で最大のピークレベルであるとし
て、ピークレベルVp1を映像信号レベルVcmaxに対応づ
ける必要がある。従って、ピークレベルVp2、Vp3は、
Vcmaxより低い信号レベルに対応づけられる。例えば、
Vp1より低いピークレベルをVcmaxに対応づけた場合、
Vp1のように高いピークレベルを持った信号が入力され
た場合に、白つぶれを生じるため問題がある。
【0029】その結果、映像信号パターン11、12、
13に対応する表示は、D1、D2、D3で示される範
囲をダイナミックレンジとして表示され、ピークレベル
がV p3のように低くなるほど、細かな階調特性を得るこ
とが難しくなる。また、平均的な映像信号のピークレベ
ルをVp2として考えた場合に、最大透過率付近の特性が
あまり活用されず、表示画像の明るさの面でも効率が悪
い駆動となる。
13に対応する表示は、D1、D2、D3で示される範
囲をダイナミックレンジとして表示され、ピークレベル
がV p3のように低くなるほど、細かな階調特性を得るこ
とが難しくなる。また、平均的な映像信号のピークレベ
ルをVp2として考えた場合に、最大透過率付近の特性が
あまり活用されず、表示画像の明るさの面でも効率が悪
い駆動となる。
【0030】(b)の本発明の映像表示方法の場合、映
像信号レベルVcmaxと基準ピークレベルV0を対応づけ
る。その結果、ピークレベルがVP1、VP2、VP3のいず
れであっても、ゲインGsがこれを正規化し、各々のピ
ークレベルをVcmaxに対応づける。従って、一画面あた
りの表示を考えた場合、ピークレベルに依らず常にD'
で示すダイナミックレンジを活用して空間光変調素子を
駆動できる。
像信号レベルVcmaxと基準ピークレベルV0を対応づけ
る。その結果、ピークレベルがVP1、VP2、VP3のいず
れであっても、ゲインGsがこれを正規化し、各々のピ
ークレベルをVcmaxに対応づける。従って、一画面あた
りの表示を考えた場合、ピークレベルに依らず常にD'
で示すダイナミックレンジを活用して空間光変調素子を
駆動できる。
【0031】ところで、同時に発光部の光出力レベルL
outを、ゲインGsを用いてLout=L0×Gsとして変化
させているので、それぞれのピークレベルに対応する明
るさは信号レベルに正しく比例しており、画像は何ら問
題なく表示される。
outを、ゲインGsを用いてLout=L0×Gsとして変化
させているので、それぞれのピークレベルに対応する明
るさは信号レベルに正しく比例しており、画像は何ら問
題なく表示される。
【0032】以上の働きから、本発明の映像表示方法
は、映像信号のピークレベルに依らず、空間光変調素子
のダイナミックレンジを十分に活用する方法を提供し、
ピークレベルの低い映像パターンであってもより細かな
階調表示が可能となる。
は、映像信号のピークレベルに依らず、空間光変調素子
のダイナミックレンジを十分に活用する方法を提供し、
ピークレベルの低い映像パターンであってもより細かな
階調表示が可能となる。
【0033】また、ピークレベルに対応する明るさを、
常に空間光変調素子の最大透過率を利用して表示してい
るので、より明るい表示を実現する上で利点がある。つ
まり、同じ明るさを得る上では、光源の消費電力を低下
させることができ、また、同一消費電力の光源で比較し
た場合には、より明るい表示を実現できる。
常に空間光変調素子の最大透過率を利用して表示してい
るので、より明るい表示を実現する上で利点がある。つ
まり、同じ明るさを得る上では、光源の消費電力を低下
させることができ、また、同一消費電力の光源で比較し
た場合には、より明るい表示を実現できる。
【0034】次に、(図4)を用いて、本発明の映像表
示方法の第一の実施例を適用した表示装置の第一の実施
例を述べる。これは、透過型の液晶パネルを用いた直視
型表示装置の構成例を示す。
示方法の第一の実施例を適用した表示装置の第一の実施
例を述べる。これは、透過型の液晶パネルを用いた直視
型表示装置の構成例を示す。
【0035】ハロゲンランプ21と集光反射鏡22を組
み合わせた発光部23により液晶パネル24を背面から
照明する。駆動回路25は、映像信号Vcに応じて液晶
パネル24上に光学像を形成し、空間的に照明光27を
変調して画像を表示する。
み合わせた発光部23により液晶パネル24を背面から
照明する。駆動回路25は、映像信号Vcに応じて液晶
パネル24上に光学像を形成し、空間的に照明光27を
変調して画像を表示する。
【0036】ハロゲンランプ21は、直流電源からなる
点灯回路28により点灯され、光出力制御回路29は点
灯回路28の出力電圧を変化させて光出力レベルLout
を変化できる。
点灯回路28により点灯され、光出力制御回路29は点
灯回路28の出力電圧を変化させて光出力レベルLout
を変化できる。
【0037】映像信号処理回路30は、上述の映像表示
方法に沿って機能する。ピークレベル検出回路31が入
力映像信号VinのピークレベルVpを検出する。ゲイン
算出回路32がVpからゲインGsを算出する。振幅変調
回路33が、Gsを用いて映像信号Vinを変調し駆動回
路25に映像信号Vcを出力する。駆動回路25が映像
信号Vcに沿って液晶パネル24を駆動する。
方法に沿って機能する。ピークレベル検出回路31が入
力映像信号VinのピークレベルVpを検出する。ゲイン
算出回路32がVpからゲインGsを算出する。振幅変調
回路33が、Gsを用いて映像信号Vinを変調し駆動回
路25に映像信号Vcを出力する。駆動回路25が映像
信号Vcに沿って液晶パネル24を駆動する。
【0038】ゲイン算出回路32は、同時に光出力制御
回路29にもゲインGsを出力する。光出力制御回路2
9は、ゲインGsに合わせて発光部23の光出力レベル
Loutを変化させる。
回路29にもゲインGsを出力する。光出力制御回路2
9は、ゲインGsに合わせて発光部23の光出力レベル
Loutを変化させる。
【0039】このように、上記映像信号処理回路が上述
の映像表示方法に従って機能することで、(図4)に示
す構成の表示装置は、ダイナミックレンジが広く、暗い
部分の階調特性に優れた、明るい高画質映像を表示する
ことができる。
の映像表示方法に従って機能することで、(図4)に示
す構成の表示装置は、ダイナミックレンジが広く、暗い
部分の階調特性に優れた、明るい高画質映像を表示する
ことができる。
【0040】次に、(図5)を用いて、本発明の映像表
示方法の第一の実施例を適用した表示装置の第二の実施
例を述べる。これは、透過型の液晶パネルを用いた投写
型表示装置の構成例を示す。
示方法の第一の実施例を適用した表示装置の第二の実施
例を述べる。これは、透過型の液晶パネルを用いた投写
型表示装置の構成例を示す。
【0041】ハロゲンランプ51と集光反射鏡52を組
み合わせた発光部53により液晶パネル54を背面から
照明する。駆動回路55は、映像信号Vcに応じて液晶
パネル54上に光学像を形成し、空間的に照明光57を
変調する。液晶パネル54上の光学像は投写レンズ58
により拡大投影され、スクリーン59上に大画面映像が
表示される。映像信号処理回路60、点灯回路61、光
出力制御回路62は(図4)で述べたものと同様のもの
である。
み合わせた発光部53により液晶パネル54を背面から
照明する。駆動回路55は、映像信号Vcに応じて液晶
パネル54上に光学像を形成し、空間的に照明光57を
変調する。液晶パネル54上の光学像は投写レンズ58
により拡大投影され、スクリーン59上に大画面映像が
表示される。映像信号処理回路60、点灯回路61、光
出力制御回路62は(図4)で述べたものと同様のもの
である。
【0042】(図5)に示す構成の投写型表示装置も、
本発明の映像表示方法に基づく効果により、ダイナミッ
クレンジが広く、暗い部分の階調特性に優れた、明るい
高画質映像を表示することができる。
本発明の映像表示方法に基づく効果により、ダイナミッ
クレンジが広く、暗い部分の階調特性に優れた、明るい
高画質映像を表示することができる。
【0043】特に、(図5)に示すような投写型表示装
置は、ピークの明るさが不足するという問題と、暗い映
像を表示する場合に特に階調特性において十分な表示品
位が得られないという問題がある。従来の定光出力レベ
ルの発光部を用いた場合、この2つの問題を同時に解決
することは困難であった。
置は、ピークの明るさが不足するという問題と、暗い映
像を表示する場合に特に階調特性において十分な表示品
位が得られないという問題がある。従来の定光出力レベ
ルの発光部を用いた場合、この2つの問題を同時に解決
することは困難であった。
【0044】ところが本発明の映像表示方法は、ピーク
レベルの明るい映像に対して発光部の光出力を定常状態
より大きくし、より明るい映像を表示できる。また、ピ
ークレベルの暗い映像に対して発光部の光出力を小さく
し、空間光変調素子のダイナミックレンジを十分に活用
して駆動することを可能としている。従って、暗い映像
の表示品位を大きく高めると共に、低消費電力の光源を
用いて効率よく明るい投写画像を得ることができ、極め
て大きな効果が得られる。
レベルの明るい映像に対して発光部の光出力を定常状態
より大きくし、より明るい映像を表示できる。また、ピ
ークレベルの暗い映像に対して発光部の光出力を小さく
し、空間光変調素子のダイナミックレンジを十分に活用
して駆動することを可能としている。従って、暗い映像
の表示品位を大きく高めると共に、低消費電力の光源を
用いて効率よく明るい投写画像を得ることができ、極め
て大きな効果が得られる。
【0045】以下、本発明の映像表示方法について第二
の実施例を述べる。空間光変調素子として例えばあまり
コントラストの高くない液晶パネルを用いた場合、暗い
表示領域が大面積にわたると黒浮きの影響により画像品
位が著しく低下する。特に黒ラスター表示時には、諸特
性の面内ばらつきの影響により表示むらが発生する。以
下に述べる映像表示方法は、このような問題に有効であ
る。
の実施例を述べる。空間光変調素子として例えばあまり
コントラストの高くない液晶パネルを用いた場合、暗い
表示領域が大面積にわたると黒浮きの影響により画像品
位が著しく低下する。特に黒ラスター表示時には、諸特
性の面内ばらつきの影響により表示むらが発生する。以
下に述べる映像表示方法は、このような問題に有効であ
る。
【0046】(図6)を参照しながらその手順を説明す
る。ただし、(図6)は1フレームあたりの処理手順を
示す。Vin(t)を入力映像信号レベルとする。ただし、
時刻tについては1フレーム毎に考えて、t=0を1フ
レームの映像信号の開始時刻とし、t=tfにおいて、
1フレームの映像信号が終わるとする。また、説明を簡
単にするために、映像信号を特定クロックでサンプリン
グした離散的なデータについて考える。
る。ただし、(図6)は1フレームあたりの処理手順を
示す。Vin(t)を入力映像信号レベルとする。ただし、
時刻tについては1フレーム毎に考えて、t=0を1フ
レームの映像信号の開始時刻とし、t=tfにおいて、
1フレームの映像信号が終わるとする。また、説明を簡
単にするために、映像信号を特定クロックでサンプリン
グした離散的なデータについて考える。
【0047】まず、一画面の中から暗レベルの期間Sb
を検出する。暗レベルの期間とは、一画面内において暗
い映像が表示されている領域を表す。例えば、ある設定
した暗信号レベルVbより暗い信号レベルとなる期間を
1フレーム内について積算して求めることができる。従
って、t=0〜tfの1フレーム期間について、入力映
像信号レベルVin(t)とVbを比較し、Vin(t)がVbより
暗ければSbを加算してその期間を算出する。
を検出する。暗レベルの期間とは、一画面内において暗
い映像が表示されている領域を表す。例えば、ある設定
した暗信号レベルVbより暗い信号レベルとなる期間を
1フレーム内について積算して求めることができる。従
って、t=0〜tfの1フレーム期間について、入力映
像信号レベルVin(t)とVbを比較し、Vin(t)がVbより
暗ければSbを加算してその期間を算出する。
【0048】次に、暗レベルの期間について予めしきい
値S0を設定しておき、算出した暗レベルの期間SbがS
0より大きいかどうかを判定する。SbがS0より大きい
場合には、ゲインGbに対しある1より小さい値G0を与
える。それ以外の場合には、ゲインGb=1とする。こ
のゲインGbを用いて、映像信号レベルVcをVc=Vin
/Gbとして変調すると共に、発光部の光出力レベルL
outをLout=Gb×L0とする。ただし、Vinは入力映像
信号レベル、L0は基準光出力レベルである。変調され
た映像信号Vcは、適当な方式で駆動信号に変換されて
空間光変調素子を駆動する。
値S0を設定しておき、算出した暗レベルの期間SbがS
0より大きいかどうかを判定する。SbがS0より大きい
場合には、ゲインGbに対しある1より小さい値G0を与
える。それ以外の場合には、ゲインGb=1とする。こ
のゲインGbを用いて、映像信号レベルVcをVc=Vin
/Gbとして変調すると共に、発光部の光出力レベルL
outをLout=Gb×L0とする。ただし、Vinは入力映像
信号レベル、L0は基準光出力レベルである。変調され
た映像信号Vcは、適当な方式で駆動信号に変換されて
空間光変調素子を駆動する。
【0049】すなわち、暗レベルの期間Sbがしきい値
S0を超えた場合には、黒浮きや表示むらが目立つと判
断し、瞬時に発光部の明るさを1より小さいゲインGb
で以て低下させる。同時に、駆動信号レベルはゲインG
bの逆数で以て変調する。これにより、明レベルの表示
にはあまり影響を与えることなく、暗レベル表示部の黒
浮きや表示むらを目立たちにくくできる。
S0を超えた場合には、黒浮きや表示むらが目立つと判
断し、瞬時に発光部の明るさを1より小さいゲインGb
で以て低下させる。同時に、駆動信号レベルはゲインG
bの逆数で以て変調する。これにより、明レベルの表示
にはあまり影響を与えることなく、暗レベル表示部の黒
浮きや表示むらを目立たちにくくできる。
【0050】特に、黒ラスター表示について考えた場
合、映像信号をゲインGbで変調する必要はない。黒ラ
スターの映像信号が入力されたと検知した瞬間に、発光
部の光出力レベルのみを所定の明るさまで低下させれば
良い。
合、映像信号をゲインGbで変調する必要はない。黒ラ
スターの映像信号が入力されたと検知した瞬間に、発光
部の光出力レベルのみを所定の明るさまで低下させれば
良い。
【0051】次に、(図7)を用いて、本発明の映像表
示方法の第二の実施例を適用した表示装置の第一の実施
例を述べる。これは、映像信号処理回路71以外は、
(図4)に示した透過型の液晶パネルを用いた直視型表
示装置と同じ構成である。
示方法の第二の実施例を適用した表示装置の第一の実施
例を述べる。これは、映像信号処理回路71以外は、
(図4)に示した透過型の液晶パネルを用いた直視型表
示装置と同じ構成である。
【0052】特に、映像信号処理回路71の働きについ
て説明する。映像信号処理回路は、上述の映像表示方法
に沿って機能する。暗レベル期間算出回路72は、暗信
号レベルVbが与えられ、入力映像信号VinとVbを比較
して1フレーム毎に暗レベル期間Sbを出力する。暗レ
ベル期間比較回路73は、暗レベル期間しきい値S0が
与えられ、SbがS0より小さければゲインGs=1を、
SbがS0より大きければ1より小さいゲインGsを出力
する。このゲインGsを受け、振幅変調回路74が入力
映像信号Vinを変調し、映像信号Vcを出力して、駆動
回路25が適宜、液晶パネル24を駆動する。同時に光
出力制御回路29にもゲインGsが出力されて、ゲイン
Gsに合わせて発光部23の光出力レベルLoutを変化さ
せる。
て説明する。映像信号処理回路は、上述の映像表示方法
に沿って機能する。暗レベル期間算出回路72は、暗信
号レベルVbが与えられ、入力映像信号VinとVbを比較
して1フレーム毎に暗レベル期間Sbを出力する。暗レ
ベル期間比較回路73は、暗レベル期間しきい値S0が
与えられ、SbがS0より小さければゲインGs=1を、
SbがS0より大きければ1より小さいゲインGsを出力
する。このゲインGsを受け、振幅変調回路74が入力
映像信号Vinを変調し、映像信号Vcを出力して、駆動
回路25が適宜、液晶パネル24を駆動する。同時に光
出力制御回路29にもゲインGsが出力されて、ゲイン
Gsに合わせて発光部23の光出力レベルLoutを変化さ
せる。
【0053】このように、上記映像信号処理回路71が
上述の映像表示方法に従って機能することで、(図7)
に示す構成の表示装置は、暗い映像、または、黒ラスタ
ーが表示された場合に、黒浮きや表示むらをあまり目立
たせることなく、品位の優れた映像を表示することがで
きる。
上述の映像表示方法に従って機能することで、(図7)
に示す構成の表示装置は、暗い映像、または、黒ラスタ
ーが表示された場合に、黒浮きや表示むらをあまり目立
たせることなく、品位の優れた映像を表示することがで
きる。
【0054】次に、(図8)を用いて、本発明の映像表
示方法の第二の実施例を適用した表示装置の第二の実施
例を述べる。これは、映像信号処理回路81以外は、
(図5)に示した透過型の液晶パネルを用いた投写型表
示装置と同様の構成である。
示方法の第二の実施例を適用した表示装置の第二の実施
例を述べる。これは、映像信号処理回路81以外は、
(図5)に示した透過型の液晶パネルを用いた投写型表
示装置と同様の構成である。
【0055】映像信号処理回路81は(図7)で述べた
直視型表示装置に用いているものと同じ働きをする。従
って、(図7)に示す構成の投写型表示装置は、本発明
の映像表示方法に基づく効果により、暗い映像、また
は、黒ラスターが表示された場合に、黒浮きや表示むら
をあまり目立たせることなく、品位の優れた映像を表示
することができる。これは、特に強力な光で液晶パネル
を照明する投写型表示装置に適用した場合に、より大き
な効果を得ることができる。
直視型表示装置に用いているものと同じ働きをする。従
って、(図7)に示す構成の投写型表示装置は、本発明
の映像表示方法に基づく効果により、暗い映像、また
は、黒ラスターが表示された場合に、黒浮きや表示むら
をあまり目立たせることなく、品位の優れた映像を表示
することができる。これは、特に強力な光で液晶パネル
を照明する投写型表示装置に適用した場合に、より大き
な効果を得ることができる。
【0056】ところで、(図1)及び(図6)を参照し
て述べた本発明の映像表示方法は、映像信号の連続性を
考慮して、常に1フレームあたりの映像信号に関する情
報を検出してから、映像信号の変調と光源の出力光の制
御を行うように説明した。従って、一連の映像信号の処
理過程と発光部の光出力レベルの制御との間には、厳密
には時間遅れを生じている。
て述べた本発明の映像表示方法は、映像信号の連続性を
考慮して、常に1フレームあたりの映像信号に関する情
報を検出してから、映像信号の変調と光源の出力光の制
御を行うように説明した。従って、一連の映像信号の処
理過程と発光部の光出力レベルの制御との間には、厳密
には時間遅れを生じている。
【0057】そこで、もしこの時間遅れが問題になる場
合には、フレームメモリを採用することで、上記時間遅
れを解消することができる。すなわち、映像信号のピー
クレベル検出、または、暗レベル期間の算出、を行いな
がら映像信号をフレームメモリに格納し、ゲインを算出
した後に、フレームメモリに格納した映像信号の変調と
発光部の光出力の制御を同時に行って、映像を表示すれ
ば良い。
合には、フレームメモリを採用することで、上記時間遅
れを解消することができる。すなわち、映像信号のピー
クレベル検出、または、暗レベル期間の算出、を行いな
がら映像信号をフレームメモリに格納し、ゲインを算出
した後に、フレームメモリに格納した映像信号の変調と
発光部の光出力の制御を同時に行って、映像を表示すれ
ば良い。
【0058】また、(図1)を参照して述べた本発明の
映像表示方法の第一の実施例において、ゲインGsは連
続的に変化させなくてもよい。離散的にGsの値を取り
得るように制御することで、Gsが常に変動することが
なくなり、ピークレベルのレンジに合わせたより安定し
た高画質映像を表示できる。
映像表示方法の第一の実施例において、ゲインGsは連
続的に変化させなくてもよい。離散的にGsの値を取り
得るように制御することで、Gsが常に変動することが
なくなり、ピークレベルのレンジに合わせたより安定し
た高画質映像を表示できる。
【0059】また、(図4)、(図5)、(図7)、
(図8)に示した映像表示装置の各実施例では、発光部
にハロゲンランプを用いた例を説明したが、光源として
特にこれに限定されない。比較的、瞬時に容易に調光可
能な光源であればそれを用いれば良い。特に、メタルハ
ライドランプは、他のランプと比較して効率と色再現性
に優れているので、これを用いても構わない。この場
合、ランプ電力を制御できる点灯回路を用いることで、
光出力レベルを変化させることができる。
(図8)に示した映像表示装置の各実施例では、発光部
にハロゲンランプを用いた例を説明したが、光源として
特にこれに限定されない。比較的、瞬時に容易に調光可
能な光源であればそれを用いれば良い。特に、メタルハ
ライドランプは、他のランプと比較して効率と色再現性
に優れているので、これを用いても構わない。この場
合、ランプ電力を制御できる点灯回路を用いることで、
光出力レベルを変化させることができる。
【0060】また、空間光変調素子についても液晶パネ
ルを用いた実施例について説明したが、他の空間光変調
素子を用いた場合であっても、同様の効果を得ることが
できる。
ルを用いた実施例について説明したが、他の空間光変調
素子を用いた場合であっても、同様の効果を得ることが
できる。
【0061】
【発明の効果】以上述べたように、本発明は、入力され
る映像信号のピークレベルにあわせて、映像信号の制御
と発光部の光出力の制御を行うことにより、空間光変調
素子のダイナミックレンジを十分に活かした高画質表示
を実現できる。また、入力される映像信号の暗レベル期
間に合わせて同様の制御を行うことで、暗い映像を表示
した場合の黒浮きや表示むらを低減させ、表示品位の高
い映像を提供することができる。
る映像信号のピークレベルにあわせて、映像信号の制御
と発光部の光出力の制御を行うことにより、空間光変調
素子のダイナミックレンジを十分に活かした高画質表示
を実現できる。また、入力される映像信号の暗レベル期
間に合わせて同様の制御を行うことで、暗い映像を表示
した場合の黒浮きや表示むらを低減させ、表示品位の高
い映像を提供することができる。
【0062】また、本発明の映像表示方法を空間光変調
素子を用いた直視型や投写型の表示装置に適用すること
により、階調特性や暗レベル表示の品位の優れた明るい
高画質の映像表示装置を提供することができる。
素子を用いた直視型や投写型の表示装置に適用すること
により、階調特性や暗レベル表示の品位の優れた明るい
高画質の映像表示装置を提供することができる。
【図1】本発明の映像表示方法の一実施例を説明するた
めの流れ図
めの流れ図
【図2】ピークレベルの異なる3種の映像信号の時間対
振幅分布を示す略線図
振幅分布を示す略線図
【図3】空間光変調素子の映像信号レベル対透過率特性
を示す略線図
を示す略線図
【図4】本発明の映像表示装置の一実施例を示す概略構
成図
成図
【図5】本発明の映像表示装置の他の実施例を示す概略
構成図
構成図
【図6】本発明の映像表示方法の他の実施例を説明する
ための流れ図
ための流れ図
【図7】本発明の映像表示装置の他の実施例を示す概略
構成図
構成図
【図8】本発明の映像表示装置の他の実施例を示す概略
構成図
構成図
【図9】従来の映像表示装置の一実施例を示す概略構成
図
図
【図10】従来の映像表示装置の他の実施例を示す概略
構成図
構成図
21 ハロゲンランプ 22 集光反射鏡 23 発光部 24 液晶パネル 25 駆動回路 28 点灯回路 29 光出力制御回路 30 映像信号処理回路 31 ピークレベル検出回路 32 ゲイン算出回路 33 振幅変調回路 58 投写レンズ 59 スクリーン
Claims (16)
- 【請求項1】光出力レベルを変化させることができる発
光部と、前記発光部の出力光を変調する空間光変調部
と、映像信号に応じて前記空間光変調部を駆動する駆動
部と、前記駆動部に入力する映像信号を前置処理する映
像信号処理部とを備え、前記映像信号処理部は所定期間
における前記映像信号のピークレベルVpを検出し、前
記ピークレベルVPが予め設定した基準ピークレベルV0
より大きい場合、前記発光部は光出力レベルを大きくす
ると共に、前記映像信号処理部は前記映像信号の振幅を
小さくして前記駆動部に入力し、前記ピークレベルVP
が前記基準ピークレベルV0より小さい場合、前記発光
部は光出力レベルを小さくすると共に、前記映像信号処
理部は前記映像信号の振幅を大きくして前記駆動部に入
力することを特徴とする映像表示方法。 - 【請求項2】発光部の基準光出力レベルをL0とした場
合に、検出したピークレベルVp及び基準ピークレベル
V0を用いて、略Gs=Vp/V0なるゲインGsを求め、
映像信号処理部は略Vc=Vin/Gsなる映像信号を駆動
部に出力し、発光部は光出力レベルLoutを略Lout=L
0×Gsとなるよう変化させる請求項1記載の映像表示方
法。 - 【請求項3】発光部の基準光出力レベルをL0とした場
合に、検出したピークレベルVpの大きさに応じて離散
的に定まるゲインGsを選択し、映像信号処理部は略Vc
=Vin/Gsなる映像信号を駆動部に出力し、発光部は
光出力レベルLou tを略Lout=L0×Gsとなるよう変化
させる請求項1記載の映像表示方法。 - 【請求項4】ピークレベルVPを検出しながら所定期間
にわたる映像信号を保持し、前記ピークレベルVpの検
出後に、発光部の光出力レベルの制御と保持した前記映
像信号の振幅変調及び当該映像信号による空間光変調素
子の駆動を行う請求項1記載の映像表示方法。 - 【請求項5】光出力レベルを変化させることができる発
光手段と、前記発光手段の出力光を変調する空間光変調
手段と、映像信号に応じて前記空間光変調手段を駆動す
る駆動手段と、前記駆動手段に入力する映像信号を前置
処理する映像信号処理手段とを備え、前記映像信号処理
手段は所定期間における前記映像信号のピークレベルV
pを検出し、前記ピークレベルVPが予め設定した基準ピ
ークレベルV0より大きい場合、前記発光手段は光出力
レベルを大きくすると共に、前記映像信号処理手段は前
記映像信号の振幅を小さくして前記駆動手段に入力し、
前記ピークレベルVPが前記基準ピークレベルV0より小
さい場合、前記発光手段は光出力レベルを小さくすると
共に、前記映像信号処理手段は前記映像信号の振幅を大
きくして前記駆動手段に入力することを特徴とする映像
表示装置。 - 【請求項6】発光手段の基準光出力レベルをL0とした
場合に、映像信号処理手段は、検出したピークレベルV
p及び基準ピークレベルV0を用い、略Gs=Vp/V0な
るゲインGsを求めて、前記ゲインGsを前記発光手段に
出力すると共に、略Vc=Vin/Gsなる映像信号を駆動
手段に出力し、前記発光手段は光出力レベルLoutを略
Lout=L0×Gsとなるよう変化させる請求項5記載の
映像表示装置。 - 【請求項7】発光手段の基準光出力レベルをL0とした
場合に、映像信号処理手段は、検出したピークレベルV
pの大きさに応じて離散的に定まるゲインGsを選択し、
前記ゲインGsを前記発光手段に出力すると共に、略Vc
=Vin/Gsなる映像信号を駆動手段に出力し、前記発
光手段は光出力レベルLoutを略Lout=L0×Gsとなる
よう変化させる請求項5記載の映像表示装置。 - 【請求項8】映像信号処理手段は映像信号保持手段を備
え、入力映像信号をピークレベルを検出しながら前記映
像信号保持手段に格納し、前記ピークレベルの検出後
に、発光手段の光出力レベルの制御と前記映像信号保持
手段に格納した映像信号の振幅変調及び当該映像信号に
よる空間光変調素子の駆動を行う請求項5記載の映像表
示装置。 - 【請求項9】空間光変調手段の表示画像をスクリーン上
に拡大投写する画像拡大手段を備えた請求項5記載の映
像表示装置。 - 【請求項10】光出力レベルを変化させることができる
発光部と、前記発光部の出力光を変調する空間光変調部
と、映像信号に応じて前記空間光変調部を駆動する駆動
部と、前記駆動部に入力する映像信号を前置処理する映
像信号処理部とを備え、前記映像信号処理部は、1フレ
ーム期間毎に暗レベルの期間Sbを算出し、前記Sbの大
きさが予め設定したしきい値S0より大きい場合、前記
発光部は光出力レベルを小さくすることを特徴とする映
像表示方法。 - 【請求項11】発光部の基準光出力レベルをL0とした
場合に、予め1より小さいゲインGbを設定し、暗レベ
ルの期間Sbが予め設定したしきい値S0より大きい場
合、映像信号処理部は略Vc=Vin/Gsなる映像信号を
駆動部に出力し、前記発光部は光出力レベルLoutを略
Lout=L0×Gsとなるよう変化させる請求項10記載
の映像表示方法。 - 【請求項12】暗レベルの期間Sbを算出しながら所定
期間にわたる映像信号を保持し、前記暗レベルの期間S
bの算出後に、発光部の光出力レベルの制御と保持した
前記映像信号による空間光変調素子の駆動を行う請求項
10記載の映像表示方法。 - 【請求項13】光出力レベルを変化させることができる
発光手段と、前記発光手段の出力光を変調する空間光変
調手段と、映像信号に応じて前記空間光変調手段を駆動
する駆動手段と、前記駆動手段に入力する映像信号を前
置処理する映像信号処理手段とを備え、前記映像信号処
理手段は、1フレーム期間毎に暗レベルの期間Sbを算
出し、前記Sbの大きさが予め設定したしきい値S0より
大きい場合、前記発光手段は光出力レベルを小さくする
ことを特徴とする映像表示装置。 - 【請求項14】発光手段の基準光出力レベルをL0とし
た場合に、予め1より小さいゲインGbを設定し、暗レ
ベルの期間Sbが予め設定したしきい値S0より大きい場
合、映像信号処理手段は前記ゲインGsを前記発光手段
に出力すると共に、略Vc=Vin/Gsなる映像信号を駆
動手段に出力し、前記発光手段は光出力レベルLoutを
略Lout=L0×Gsとなるよう変化させる請求項13記
載の映像表示装置。 - 【請求項15】映像信号処理手段は映像信号保持手段を
備え、入力映像信号を暗レベルの期間Sbを算出しなが
ら前記映像信号保持手段に格納し、前記暗レベルの期間
Sbの算出後に、発光手段の光出力レベルの制御と前記
映像信号保持手段に格納した映像信号による空間光変調
素子の駆動を行う請求項13記載の映像表示装置。 - 【請求項16】空間光変調手段の表示画像をスクリーン
上に拡大投写する画像拡大手段を備えた請求項13記載
の映像表示装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24906792A JPH06102484A (ja) | 1992-09-18 | 1992-09-18 | 空間光変調素子を用いた映像表示方法及び映像表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24906792A JPH06102484A (ja) | 1992-09-18 | 1992-09-18 | 空間光変調素子を用いた映像表示方法及び映像表示装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06102484A true JPH06102484A (ja) | 1994-04-15 |
Family
ID=17187517
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