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JPH0553726B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0553726B2
JPH0553726B2 JP63080167A JP8016788A JPH0553726B2 JP H0553726 B2 JPH0553726 B2 JP H0553726B2 JP 63080167 A JP63080167 A JP 63080167A JP 8016788 A JP8016788 A JP 8016788A JP H0553726 B2 JPH0553726 B2 JP H0553726B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
graphite
water
tank
sieve
slurry
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP63080167A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH01249615A (ja
Inventor
Tokio Uemura
Haruyuki Matsuo
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
MATSUO KASEI KOGYO KK
Nippon Steel Corp
Original Assignee
MATSUO KASEI KOGYO KK
Sumitomo Metal Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by MATSUO KASEI KOGYO KK, Sumitomo Metal Industries Ltd filed Critical MATSUO KASEI KOGYO KK
Priority to JP63080167A priority Critical patent/JPH01249615A/ja
Publication of JPH01249615A publication Critical patent/JPH01249615A/ja
Publication of JPH0553726B2 publication Critical patent/JPH0553726B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C01INORGANIC CHEMISTRY
    • C01BNON-METALLIC ELEMENTS; COMPOUNDS THEREOF; METALLOIDS OR COMPOUNDS THEREOF NOT COVERED BY SUBCLASS C01C
    • C01B32/00Carbon; Compounds thereof
    • C01B32/20Graphite
    • C01B32/21After-treatment
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C01INORGANIC CHEMISTRY
    • C01PINDEXING SCHEME RELATING TO STRUCTURAL AND PHYSICAL ASPECTS OF SOLID INORGANIC COMPOUNDS
    • C01P2006/00Physical properties of inorganic compounds
    • C01P2006/80Compositional purity

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • General Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Geology (AREA)
  • Inorganic Chemistry (AREA)
  • Carbon And Carbon Compounds (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕 本発明は天然産の黒鉛含有物または製鉄業等で
発生する副生黒鉛含有物からの黒鉛回収方法に関
する。 〔従来の技術〕 黒鉛は天然に産する他、製鉄業での副生物とし
て発生する。すなわち、製鉄業においては、製鋼
工場の脱硫工程で多量の黒鉛含有物が生じ、有効
利用されないまま産業廃棄物として投棄されるこ
とが多い。近年、高純度黒鉛は潤滑剤、炭素パツ
キン等の原材料として需要が増大してきた。ま
た、黒鉛含有物を投棄する際の発塵は公害の原因
となる。このようなことから、製鉄業では黒鉛含
有物の回収、有効利用が望まれている。 ところで、天然産又は製鉄業発生等の粒状黒鉛
含有物は黒鉛純度が低く、利用価値のある高純度
黒鉛を得るためには、粒状黒鉛含有物より高純度
黒鉛を分離、精製する黒鉛回収方法が必要とな
る。 従来の黒鉛回収方法としては浮遊選鉱による方
法がよく知られている。これは、例えば特開昭58
−223610号公報に示される如く、黒鉛含有ダスト
を水中に懸濁させ、そこへ気泡を注入し、ダスト
−水−空気の3相間に働く表面張力を利用するこ
とにより、水に濡れがたい疏水生物を気泡に付着
させ、その浮力により表面に浮かび上がらせて黒
鉛を回収する方法である。 〔発明が解決しようとする課題〕 この方法では、純度97〜98%の黒鉛を回収率90
%以上で回収できる利点があるが、次の問題点が
ある。 (イ) 気泡剤としてパイン油等の油脂類を使用する
必要があり、処理コストを高める。 (ロ) 浮遊選鉱の下工程で水処理する必要があり、
作業工程が煩雑で処理コストを一層高める。 本発明は斯かる問題点を解決して、黒鉛含有物
より黒鉛を従来法に匹敵する純度および回収率
で、しかも経済性よく回収する方法を提供するこ
とを目的とする。 〔課題を解決するための手段〕 本発明の方法は、粉塵状の黒鉛含有物に水を加
えてスラリー化した後、該スラリーを傾斜を有す
る筒状で軸まわりに回転する篩に通して、その篩
上に前記スラリーより所定の粒径以上の粗粒黒鉛
含有物のみを分離する湿式篩に供し、次で分離さ
れた粗粒黒鉛含有物に対して脱水を行い、不純物
除去のための塩酸添加による酸洗を行つた後、さ
らに脱水、アルカリ洗浄、乾燥を施すことによ
り、前記黒鉛含有物から高純度の黒鉛を回収する
ものである。 本発明の方法を第1図を参照して工程順に説明
する。 Γスラリー化 製鋼工場にて産する補集ダスト等は粉塵状態
の成分を多く含む。それ故、本発明では先ず、
補集ダスト等の黒鉛含有物に注水を行つて粉塵
状態黒鉛分を水中に懸濁させてスラリー化状態
にする。 Γ湿式篩 製鋼工場にて産する代表的な補集ダストの粒
度別成分分布を第1表に示す。
〔作用〕
本発明法では、従来の浮遊選鋼法で必要とされ
る油脂類を使用することがなく、しかも湿式篩下
に落ちる篩分水は還流、再使用できるため、全体
の水使用量は僅少であり、そのため低コストであ
る。また、湿式篩を使うことによつてスラリー中
の粒状黒鉛含有物のうち黒鉛物の多い粗粒分を選
別して取り出すことができ、次工程の負担を軽減
する。次工程においても酸洗に塩酸を使い、粗粒
黒鉛含有物より、Fe、CaO、MgO等の不純物を
効率よく除去することができ、最終的には純度98
%の黒鉛が回収できる。 〔実施例〕 次に、本発明法を実プラントで実施するときの
態様を第4図に説明する。 黒鉛含有物はスラリー槽1に入り、注入された
水と混合して濃度(10〜50%)の調整される。調
整のための機構は熊手式またはエアー吹込式が適
切である。スラリー槽1で生成されたスラリーは
ポンプ付配管3を通り第1段湿式篩2に入る。 湿式篩2は第1段、湿式篩4は第2段である。 第1段湿式篩2の篩スラリーは配管5を通つて
第2段湿式篩4に入る。第1段、第2段の篩上の
黒鉛含有物は配管6を通つて脱水器7に入る。第
2段の篩下の黒鉛を除去されたスラリーは配管8
を通り還流槽9に戻される。 第1段、第2段湿式篩2,4は例えば回転速度
20〜50rpm、傾斜角6〜10°で運転される。篩の
網目は黒鉛含有物の粒径を配慮して80〜100メツ
シユである。篩の段数は粒度の大小によるが2〜
3段で十分に分級する。回転速度、傾斜角、網
目、段数は黒鉛の粒度、性状に応じて黒鉛回収率
が高く、かつ設備コストを高めないように適当に
変更される。 還流槽9では、上澄水は水槽10に入り、沈澱
物は配管11を通つて鉄源として排出回収され
る。水槽10の中の水は吸上げられ配管12を通
つて第1段、第2段湿式篩へ篩の目詰まり防止の
ための洗浄水として供給される。 脱水器7は遠心分離器であり黒鉛含有物より水
分を除く。脱水された黒鉛含有物は取上げられ経
路14を経て酸洗槽13に入る。 酸洗槽13は耐酸性容器内に塩酸を入れ空気と
の接触を防止しながら、ボイラー15によつて加
温される装置であり、黒鉛含有物中の不純物は酸
の中に溶解除去される。酸洗槽内の塩酸での不純
物除去をより推進するため、酸洗槽13に撹拌機
を挿入することもできる。 酸洗により分離された黒鉛は配管16を経てア
ルカリ洗浄槽17に入る。アルカリ洗浄槽17は
槽の内部に回転式孔付円筒21を設け、黒鉛をそ
の中に入れて遠心力によつて脱水させ、アルカリ
水をその中に注入することによりアルカリ洗浄さ
せ、更に水をその中に注入して回転させることよ
つて水洗、脱水する構造である。廃液は出口18
より排出される。回転式円筒内部より高純度の含
水黒鉛が回収される。 アルカリ洗浄槽7の代わりに耐酸性遠心分離器
および耐酸性プレスフイルターまたはオリバーフ
イルターの使用も可能である。 回収された含水黒鉛は経路19を経て乾燥装置
20に入り乾燥される。乾燥装置20を第5図
イ,ロの模式図にて次に説明する。 スチーム加熱二重器構造のドラム21内に前記
含水黒鉛を投入口22より入れる。ドラム21の
中心には回転する撹拌羽根26があり、これは回
収黒鉛の乾燥のばらつきを防止する。ドラム内で
発生する水蒸気を排出するためアスピレーター2
4が吸引口25に取付けれる。吸引口25配置内
のフイルター27は黒鉛の飛散を防止する。水蒸
気排出には真空ポンプ方式、圧縮空気利用方式等
が用いれる。ドラム外周二重器に加えられる熱源
は重油燃焼による高温空気を使うことができる。 前記実プラントにおいて本発明法を実際に実施
した結果を次に説明する。 原料ダストは第1表に示す粒度分布、品位分布
のものを使用した。そして下記条件で本発明法を
実施した。 スラリー濃度……35% 回転篩……ドラム直径:50cm ドラム回転速度:35rpm 篩目:80メツシユ 段数:2段 酸 洗……塩酸濃度:20% 加熱温度:80℃ 加熱時間:5時間 得られた回収黒鉛の工程別成分は第2表の通り
であり、最終黒鉛含有量は97.8%に達している。
〔発明の効果〕
以上の説明から明らかなように、本発明は高純
度の黒鉛を簡単な工程で経済性よく回収し、従来
放棄されていた製鋼ダスト等を炭素パツキン、炭
素潤滑剤等の高価値用途の原料として活用させる
とともに、粉塵飛散防止により公害防止にも寄与
するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の方法を示す工程図、第2図は
塩酸濃度と黒鉛純度との関係を示した線図、第3
図は硫酸と黒鉛純度との関係を示した線図、第4
図は本発明の実施に通した装置を示す模式図、第
5図イ,ロは第4図装置に用いられる乾燥装置の
説明図で、イは斜視図、ロはA−A断面矢視図で
ある。第6図は湿式篩を模式的に説明する図で、
イは縦断側面図、ロはイのA−A断面図である。 図中、1:スラリー槽、2,4:湿式篩、7:
脱水器、9:還流槽、10:水槽、13:酸洗
槽、17:アルカリ洗浄槽、20:乾燥装置、2
1:回転式孔付円筒。
【特許請求の範囲】
1 (i) ハロゲンシランと (ii) 周期律表第〜族遷移元素金属のハロゲン
化物と有機マグネシウム化合物から成る触媒も
しくは周期律表第〜族遷移元素金属のハロ
ゲン化物と水素化マグネシウムから成る触媒の
存在下で、マグネシウムと水素を反応させるこ
とによつて得られる水素化マグネシウムとを、 触媒も活性化剤も使用することなく溶媒中で反応
させることを特徴とする珪素水素化合物の製造方
法。 2 珪素水素化合物がシラン(SiH4)である第
1項記載の方法。 3 ハロゲンシランがテトラクロルシランである
第1項記載の方法。 4 溶媒として鎖状もしくは環状のモノエーテル
もしくはポリエーテルを使用する第1項〜第3項
いずれかに記載の方法。 5 溶媒がテトラヒドロフランまたはグリコール
ジメチルエーテルである第4項記載の方法。 6 ハロゲンシランと水素化マグネシウムの反応
を0〜150℃でおこなう第1項〜第5項いずれか
JP63080167A 1988-03-30 1988-03-30 黒鉛含有物からの黒鉛回収方法 Granted JPH01249615A (ja)

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