JPH05288203A - 圧力補償弁を有する油圧回路における圧抜き装置 - Google Patents
圧力補償弁を有する油圧回路における圧抜き装置Info
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- JPH05288203A JPH05288203A JP11674392A JP11674392A JPH05288203A JP H05288203 A JPH05288203 A JP H05288203A JP 11674392 A JP11674392 A JP 11674392A JP 11674392 A JP11674392 A JP 11674392A JP H05288203 A JPH05288203 A JP H05288203A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 操作弁中立時に負荷圧導入路をタンクに連通
して圧抜きできるし、操作弁操作時には負荷圧導入路と
タンクを遮断して応答性と制御精度を向上できるように
する。 【構成】 左側の油圧ポンプ30の吐出路30aと右側
の油圧ポンプ30の吐出路30aを合流、分流する第1
合分流弁55と、左側の負荷圧導入路35と右側の負荷
圧導入路35を合流、分流する第2合分流弁56と、各
油圧ポンプ30の吐出路30aにそれぞれ設けたアンロ
ード弁42を備え、このアンロード弁42を負荷圧とバ
ネ力でオンロード位置、ポンプ吐出圧でアンロード位置
となり、かつアンロード位置の時に負荷圧導入路35を
絞り70を通してタンク71に接続する構成とする。
して圧抜きできるし、操作弁操作時には負荷圧導入路と
タンクを遮断して応答性と制御精度を向上できるように
する。 【構成】 左側の油圧ポンプ30の吐出路30aと右側
の油圧ポンプ30の吐出路30aを合流、分流する第1
合分流弁55と、左側の負荷圧導入路35と右側の負荷
圧導入路35を合流、分流する第2合分流弁56と、各
油圧ポンプ30の吐出路30aにそれぞれ設けたアンロ
ード弁42を備え、このアンロード弁42を負荷圧とバ
ネ力でオンロード位置、ポンプ吐出圧でアンロード位置
となり、かつアンロード位置の時に負荷圧導入路35を
絞り70を通してタンク71に接続する構成とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数のポンプの吐出圧
油を複数の操作弁によって複数のアクチュエータに供給
する圧力補償弁を有する油圧回路における負荷圧導入路
内の圧を抜く装置に関する。
油を複数の操作弁によって複数のアクチュエータに供給
する圧力補償弁を有する油圧回路における負荷圧導入路
内の圧を抜く装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図1に示すように、第1ポンプ1と第2
ポンプ2の吐出路1a,2aを接続し、その吐出路1
a,1bに複数のクローズドセンタ型式の操作弁3を配
設し、その操作弁3とアクチュエータの接続回路4に圧
力補償弁5を設け、各アクチュエータの負荷圧における
最高圧をチェック弁6で検出し、その負荷圧を各圧力補
償弁5のバネ室5aに供給して、その負荷圧に対応する
セット圧とする油圧回路が知られている。
ポンプ2の吐出路1a,2aを接続し、その吐出路1
a,1bに複数のクローズドセンタ型式の操作弁3を配
設し、その操作弁3とアクチュエータの接続回路4に圧
力補償弁5を設け、各アクチュエータの負荷圧における
最高圧をチェック弁6で検出し、その負荷圧を各圧力補
償弁5のバネ室5aに供給して、その負荷圧に対応する
セット圧とする油圧回路が知られている。
【0003】かかる油圧回路であれば、複数の操作弁3
を同時操作した時に複数のアクチュエータの負荷圧にお
ける最高圧によって圧力補償弁5がセットされ、複数の
アクチェータの負荷圧が異なっても操作弁3の開口面積
比によって複数のアクチュエータに流量分配できる。
を同時操作した時に複数のアクチュエータの負荷圧にお
ける最高圧によって圧力補償弁5がセットされ、複数の
アクチェータの負荷圧が異なっても操作弁3の開口面積
比によって複数のアクチュエータに流量分配できる。
【0004】かかる油圧回路であると、複数のアクチュ
エータを同時作動する場合に圧力補償弁は高い方の負荷
圧でセットされポンプ吐出圧力はそのセット圧より若干
高い高圧となるので、アクチュエータの負荷圧の差が大
きい場合には負荷圧の小さいアクチュエータ側の圧力補
償弁における圧力損失が大となり、第1・第2ポンプ
1,2を駆動する原動機の損失馬力が大となると共に、
作動油の温度が高くなって作動油の劣化を早めることに
なる。例えば、パワーショベルのブームシリンダと旋回
モータに圧油を供給してブーム下降、上部車体旋回する
場合に、ブームは自重降下するから負荷圧は低圧である
が、旋回モータは上部車体を起動・加速するため負荷圧
が高圧となり、その時のポンプ吐出圧はセット圧より若
干高い高圧となるので、ブームシリンダ側の圧力補償弁
では高圧−低圧の分が圧力損失となり、前述のように負
荷圧の差が大であるから圧力損失が大となってしまう。
このことは、アームシリンダでアームを上昇させバケッ
トシリンダでバケットをダンプして土砂を排出する場合
に、アームシリンダの負荷圧が高く、バケットシリンダ
の負荷圧が低くなるから同様である。
エータを同時作動する場合に圧力補償弁は高い方の負荷
圧でセットされポンプ吐出圧力はそのセット圧より若干
高い高圧となるので、アクチュエータの負荷圧の差が大
きい場合には負荷圧の小さいアクチュエータ側の圧力補
償弁における圧力損失が大となり、第1・第2ポンプ
1,2を駆動する原動機の損失馬力が大となると共に、
作動油の温度が高くなって作動油の劣化を早めることに
なる。例えば、パワーショベルのブームシリンダと旋回
モータに圧油を供給してブーム下降、上部車体旋回する
場合に、ブームは自重降下するから負荷圧は低圧である
が、旋回モータは上部車体を起動・加速するため負荷圧
が高圧となり、その時のポンプ吐出圧はセット圧より若
干高い高圧となるので、ブームシリンダ側の圧力補償弁
では高圧−低圧の分が圧力損失となり、前述のように負
荷圧の差が大であるから圧力損失が大となってしまう。
このことは、アームシリンダでアームを上昇させバケッ
トシリンダでバケットをダンプして土砂を排出する場合
に、アームシリンダの負荷圧が高く、バケットシリンダ
の負荷圧が低くなるから同様である。
【0005】このことを解消する油圧回路として図2に
示すものが知られている。すなわち、図2に示すように
第1ポンプ1の吐出路1aと第2ポンプ2の吐出路2a
を第1合分流弁7で接続し、第1ポンプ1の吐出路1a
に接続した操作弁3の圧力補償弁5の第1負荷圧導入路
18と第2ポンプ2の吐出路2aに接続した操作弁3の
圧力補償弁5の第2負荷圧導入路19を第2合分流弁1
0で接続した油圧回路であり、これによって、第1・第
2合分流弁7,10によって各吐出路1a,1b及び各
負荷圧導入路8,9をそれぞれ独立させ、一方の吐出路
1aに接続したアクチュエータ11と他方の吐出路2a
に接続したアクチュエータ12を同時操作した時に、そ
れぞれのアクチュエータの負荷圧で圧力補償弁をセット
して、圧力損失を低減できるようにできる。
示すものが知られている。すなわち、図2に示すように
第1ポンプ1の吐出路1aと第2ポンプ2の吐出路2a
を第1合分流弁7で接続し、第1ポンプ1の吐出路1a
に接続した操作弁3の圧力補償弁5の第1負荷圧導入路
18と第2ポンプ2の吐出路2aに接続した操作弁3の
圧力補償弁5の第2負荷圧導入路19を第2合分流弁1
0で接続した油圧回路であり、これによって、第1・第
2合分流弁7,10によって各吐出路1a,1b及び各
負荷圧導入路8,9をそれぞれ独立させ、一方の吐出路
1aに接続したアクチュエータ11と他方の吐出路2a
に接続したアクチュエータ12を同時操作した時に、そ
れぞれのアクチュエータの負荷圧で圧力補償弁をセット
して、圧力損失を低減できるようにできる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】かかる油圧回路におい
ては油圧ポンプ1の斜板13を、LS弁14から供給さ
れる圧油で作動する大径ピストン15とポンプ吐出圧で
作動する小径ピストン16で傾転して吐出量を制御して
おり、そのLS弁14をポンプ吐出圧と負荷圧で切換作
動することでポンプ吐出圧を負荷圧よりも若干高くなる
ようにしている。このために、LS弁14に負荷圧導入
路8,9を接続して負荷圧を作用させており、操作弁3
が中立位置の時に負荷圧導入路8,9に圧がこもるとL
S弁14に負荷圧が作用して油圧ポンプ1の吐出量が多
くなってポンプ吐出圧が高くなる。そこで、従来は各負
荷圧導入路8,9を絞り17を介してタンク18に接続
して操作弁3が中立位置の時に負荷圧導入路8,9の圧
を抜くことができるようにしている。
ては油圧ポンプ1の斜板13を、LS弁14から供給さ
れる圧油で作動する大径ピストン15とポンプ吐出圧で
作動する小径ピストン16で傾転して吐出量を制御して
おり、そのLS弁14をポンプ吐出圧と負荷圧で切換作
動することでポンプ吐出圧を負荷圧よりも若干高くなる
ようにしている。このために、LS弁14に負荷圧導入
路8,9を接続して負荷圧を作用させており、操作弁3
が中立位置の時に負荷圧導入路8,9に圧がこもるとL
S弁14に負荷圧が作用して油圧ポンプ1の吐出量が多
くなってポンプ吐出圧が高くなる。そこで、従来は各負
荷圧導入路8,9を絞り17を介してタンク18に接続
して操作弁3が中立位置の時に負荷圧導入路8,9の圧
を抜くことができるようにしている。
【0007】しかしながら前述のようにして負荷圧導入
路8,9の圧を抜くと操作弁3を操作した時に負荷圧導
入路8,9に流入した負荷圧の一部が絞り17を経てタ
ンク18に流出するためにLS弁14に作用する負荷圧
が低下し、操作弁3を急操作した時にLS弁14が作動
して油圧ポンプ1の吐出量が変化するまでの時間が長く
なって加速が遅く、つまり応答性が悪くなるばかりか、
ポンプ吐出圧と負荷圧の差圧に誤差が生じて制御精度が
劣る。なお絞り17の径を小さくすればこの問題を実用
上支障ないようにできるが、絞り17の径には限度があ
って実際上は小さくできない。また図3に示すように、
1つの負荷圧導入路8のみを絞り17を介してタンク1
8に接続すれば前述のことを解消して実用上問題がない
ようにできるが、このようにすると第1・第2合分流弁
7,10を遮断位置として分流した時には第2油圧ポン
プ2側の第2負荷圧導入路9の圧を抜けない。
路8,9の圧を抜くと操作弁3を操作した時に負荷圧導
入路8,9に流入した負荷圧の一部が絞り17を経てタ
ンク18に流出するためにLS弁14に作用する負荷圧
が低下し、操作弁3を急操作した時にLS弁14が作動
して油圧ポンプ1の吐出量が変化するまでの時間が長く
なって加速が遅く、つまり応答性が悪くなるばかりか、
ポンプ吐出圧と負荷圧の差圧に誤差が生じて制御精度が
劣る。なお絞り17の径を小さくすればこの問題を実用
上支障ないようにできるが、絞り17の径には限度があ
って実際上は小さくできない。また図3に示すように、
1つの負荷圧導入路8のみを絞り17を介してタンク1
8に接続すれば前述のことを解消して実用上問題がない
ようにできるが、このようにすると第1・第2合分流弁
7,10を遮断位置として分流した時には第2油圧ポン
プ2側の第2負荷圧導入路9の圧を抜けない。
【0008】そこで本発明は前述の課題を解決できるよ
うにした圧力補償弁を有する油圧回路における圧抜き装
置を提供することを目的とする。
うにした圧力補償弁を有する油圧回路における圧抜き装
置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】複数の油圧ポンプ30
と、圧力補償弁34を有する複数の操作弁31と、複数
の操作弁31の負荷圧を検出して圧力補償弁34にフィ
ードバックする複数の負荷圧導入路35と、複数の油圧
ポンプ30の吐出路30aを合流、分離させる第1合分
流弁55と、複数の負荷圧導入路35を合流、分離させ
る第2合分流弁56を有する圧力補償弁を有する油圧回
路において、前記各油圧ポンプ30の吐出路30aにア
ンロード弁42をそれぞれ設け、このアンロード弁42
を負荷圧とバネ力でオンロード位置となりポンプ吐出圧
でアンロード位置となるようにし、さらにアンロード弁
42がアンロード位置の時に負荷圧導入路35を絞り7
0でタンク71に連通するようにした圧力補償弁を有す
る油圧回路における圧抜き装置。
と、圧力補償弁34を有する複数の操作弁31と、複数
の操作弁31の負荷圧を検出して圧力補償弁34にフィ
ードバックする複数の負荷圧導入路35と、複数の油圧
ポンプ30の吐出路30aを合流、分離させる第1合分
流弁55と、複数の負荷圧導入路35を合流、分離させ
る第2合分流弁56を有する圧力補償弁を有する油圧回
路において、前記各油圧ポンプ30の吐出路30aにア
ンロード弁42をそれぞれ設け、このアンロード弁42
を負荷圧とバネ力でオンロード位置となりポンプ吐出圧
でアンロード位置となるようにし、さらにアンロード弁
42がアンロード位置の時に負荷圧導入路35を絞り7
0でタンク71に連通するようにした圧力補償弁を有す
る油圧回路における圧抜き装置。
【0010】
【作 用】操作弁31を中立位置とした時にはアンロ
ード弁42がアンロード位置となって負荷圧導入路35
の負荷圧をタンクに流出できるし、操作弁31を操作し
た時にはアンロード弁42がオンロード位置となって負
荷圧導入路35をタンク71と遮断できる。
ード弁42がアンロード位置となって負荷圧導入路35
の負荷圧をタンクに流出できるし、操作弁31を操作し
た時にはアンロード弁42がオンロード位置となって負
荷圧導入路35をタンク71と遮断できる。
【0011】
【実 施 例】図4に示すように、油圧ポンプ30の吐
出路30aには操作弁31が設けられ、この操作弁31
とアクチュエータ32を接続する回路33に圧力補償弁
34が設けてあり、そのアクチュエータ32の負荷圧は
操作弁30内の絞りを通して負荷圧導入路35に導入さ
れる。前記油圧ポンプ30の斜板36は小径ピストン3
7で容量大方向に傾転され、大径ピストン38で容量小
方向に傾転されると共に、その小径ピストン37の小径
受圧室37aは前記吐出路30aに接続してポンプ吐出
圧が供給され、前記大径ピストン38の大径受圧室38
aはLS弁39で吐出路30aとタンク40に連通制御
される。前記LS弁39は負荷圧とばね41でドレーン
位置Aに押され、ポンプ吐出圧で供給位置Bに押される
ようになって、ポンプ吐出圧を負荷圧よりも若干高い圧
力、例えば20kg/cm2 となるように斜板36を傾
転動作する。前記油圧ポンプ30の吐出路30aにはア
ンロード弁42が設けられ、このアンロード弁42はば
ねと第1受圧部43に供給される負荷圧でオンロード位
置42aに押され、第2受圧部44に供給されるポンプ
吐出圧でアンロード位置42bに押され、ポンプ吐出圧
と負荷圧の差圧が設定圧力、例えば30kg/cm2以
上となるとアンロード位置42bとなるもので、アンロ
ード位置42bの時に負荷圧導入路35を絞り70を経
てタンク71に連通する。このアンロード弁42は複数
の油圧ポンプの個別のポンプ吐出圧と負荷圧のみによっ
て作動する。
出路30aには操作弁31が設けられ、この操作弁31
とアクチュエータ32を接続する回路33に圧力補償弁
34が設けてあり、そのアクチュエータ32の負荷圧は
操作弁30内の絞りを通して負荷圧導入路35に導入さ
れる。前記油圧ポンプ30の斜板36は小径ピストン3
7で容量大方向に傾転され、大径ピストン38で容量小
方向に傾転されると共に、その小径ピストン37の小径
受圧室37aは前記吐出路30aに接続してポンプ吐出
圧が供給され、前記大径ピストン38の大径受圧室38
aはLS弁39で吐出路30aとタンク40に連通制御
される。前記LS弁39は負荷圧とばね41でドレーン
位置Aに押され、ポンプ吐出圧で供給位置Bに押される
ようになって、ポンプ吐出圧を負荷圧よりも若干高い圧
力、例えば20kg/cm2 となるように斜板36を傾
転動作する。前記油圧ポンプ30の吐出路30aにはア
ンロード弁42が設けられ、このアンロード弁42はば
ねと第1受圧部43に供給される負荷圧でオンロード位
置42aに押され、第2受圧部44に供給されるポンプ
吐出圧でアンロード位置42bに押され、ポンプ吐出圧
と負荷圧の差圧が設定圧力、例えば30kg/cm2以
上となるとアンロード位置42bとなるもので、アンロ
ード位置42bの時に負荷圧導入路35を絞り70を経
てタンク71に連通する。このアンロード弁42は複数
の油圧ポンプの個別のポンプ吐出圧と負荷圧のみによっ
て作動する。
【0012】前記アンロード弁42の具体構造を図5に
基づいて説明する。図5に示すように、操作弁本体72
の孔73にタンクポート74と負荷圧ポート75が形成
され、その孔73にスリーブ76が嵌合され、このスリ
ーブ76にはタンクポート74に開口する大径ポート7
7と小径ポート78及び負荷圧ポート75に開口する小
孔79が形成してあり、前記スリーブ76内にスプール
80が嵌挿され、このスプール80には軸孔81と軸孔
82が形成してあり、そのスプール80はバネ83とバ
ネ室84の負荷圧で図中左方に押されて大径ポート77
を閉じ、かつ小径ポート78と細孔82を遮断する位置
に保持されてオンロード状態となり、孔73に流出した
ポンプ吐出圧で図中右方に押されて大径ポート77を開
き、かつ細孔82を小径ポート78に連通する位置に移
動してアンロード状態となるように構成してある。
基づいて説明する。図5に示すように、操作弁本体72
の孔73にタンクポート74と負荷圧ポート75が形成
され、その孔73にスリーブ76が嵌合され、このスリ
ーブ76にはタンクポート74に開口する大径ポート7
7と小径ポート78及び負荷圧ポート75に開口する小
孔79が形成してあり、前記スリーブ76内にスプール
80が嵌挿され、このスプール80には軸孔81と軸孔
82が形成してあり、そのスプール80はバネ83とバ
ネ室84の負荷圧で図中左方に押されて大径ポート77
を閉じ、かつ小径ポート78と細孔82を遮断する位置
に保持されてオンロード状態となり、孔73に流出した
ポンプ吐出圧で図中右方に押されて大径ポート77を開
き、かつ細孔82を小径ポート78に連通する位置に移
動してアンロード状態となるように構成してある。
【0013】このようであるから、アンロード状態の時
に負荷圧ポート75の負荷圧が小孔79、バネ室84、
軸孔81、細孔82、小径ポート78よりタンクポート
74よりタンクに流出するし、オンロード状態の時には
負荷圧がタンクに流出しないから、操作弁31を中立位
置とした時には負荷圧導入路35の圧を抜くことができ
るし、操作弁31を操作した時には負荷圧導入路35内
の負荷圧が直ちに上昇して応答性が向上する。
に負荷圧ポート75の負荷圧が小孔79、バネ室84、
軸孔81、細孔82、小径ポート78よりタンクポート
74よりタンクに流出するし、オンロード状態の時には
負荷圧がタンクに流出しないから、操作弁31を中立位
置とした時には負荷圧導入路35の圧を抜くことができ
るし、操作弁31を操作した時には負荷圧導入路35内
の負荷圧が直ちに上昇して応答性が向上する。
【0014】次に他の部分の構成を図4に基づいて説明
する。パイロット油圧弁45はレバー46を操作するこ
とで補助ポンプ47の吐出圧油を第1・第2パイロット
管路48,49で操作弁31の第1・第2受圧部50,
51に供給して操作弁31を中立位置31aから第1位
置31b、第2位置31cに切換えるものであり、この
第1・第2パイロット管路48,49には第1・第2圧
力スイッチ52,53が設けられて圧力が発生すると電
気信号をコントローラ54に出力する。以上の説明は図
5において左側の油圧ポンプ30のみを示し、右側の油
圧ポンプ30も同様であるから符号を同一として説明を
省略する。
する。パイロット油圧弁45はレバー46を操作するこ
とで補助ポンプ47の吐出圧油を第1・第2パイロット
管路48,49で操作弁31の第1・第2受圧部50,
51に供給して操作弁31を中立位置31aから第1位
置31b、第2位置31cに切換えるものであり、この
第1・第2パイロット管路48,49には第1・第2圧
力スイッチ52,53が設けられて圧力が発生すると電
気信号をコントローラ54に出力する。以上の説明は図
5において左側の油圧ポンプ30のみを示し、右側の油
圧ポンプ30も同様であるから符号を同一として説明を
省略する。
【0015】前記左側の油圧ポンプ30の吐出路30a
と右側の油圧ポンプ30の吐出路30aは第1合分流弁
55で合流・分流可能となり、前記左側の負荷圧導入路
35と右側の負荷圧導入路35は第2合分流弁56で合
流・分流可能となり、その第1・第2合分流弁55,5
6はばね力で合流位置55a,56aに押され、受圧部
57,58に供給されるパイロット圧油で分流位置55
b,56bに切換える。前記補助ポンプ47の吐出圧油
は電磁弁59で受圧部57,58に供給制御され、その
電磁弁59はばね力でドレーン位置59aに保持され、
ソレノイド60に通電されると供給位置59bに切換わ
り、そのソレノイド60には前記コントローラ54によ
り通電制御される。
と右側の油圧ポンプ30の吐出路30aは第1合分流弁
55で合流・分流可能となり、前記左側の負荷圧導入路
35と右側の負荷圧導入路35は第2合分流弁56で合
流・分流可能となり、その第1・第2合分流弁55,5
6はばね力で合流位置55a,56aに押され、受圧部
57,58に供給されるパイロット圧油で分流位置55
b,56bに切換える。前記補助ポンプ47の吐出圧油
は電磁弁59で受圧部57,58に供給制御され、その
電磁弁59はばね力でドレーン位置59aに保持され、
ソレノイド60に通電されると供給位置59bに切換わ
り、そのソレノイド60には前記コントローラ54によ
り通電制御される。
【0016】前記左側の負荷圧導入路35と右側の負荷
圧導入路35は一対のチェック弁61,61を有する短
絡路62で連通し、この短絡路62にリリーフ弁63が
設けてあり、前記左側の油圧ポンプ30の吐出路30a
と右側の油圧ポンプ30の吐出路30aは一対のチェッ
ク弁64,64を有する短絡路65で連通し、この短絡
路65にアンロード弁66が接続してある。このアンロ
ード弁66はばね力と前記短絡路62の負荷圧によって
オンロード位置66aに保持され、前記短絡路65のポ
ンプ吐出圧でアンロード位置66bとなるもので、この
アンロード弁66のセット圧は前記個別のアンロード弁
42のセット圧よりも低くしてある。つまり、アンロー
ドする時のポンプ吐出圧と負荷圧の差圧が低くしてもあ
る。
圧導入路35は一対のチェック弁61,61を有する短
絡路62で連通し、この短絡路62にリリーフ弁63が
設けてあり、前記左側の油圧ポンプ30の吐出路30a
と右側の油圧ポンプ30の吐出路30aは一対のチェッ
ク弁64,64を有する短絡路65で連通し、この短絡
路65にアンロード弁66が接続してある。このアンロ
ード弁66はばね力と前記短絡路62の負荷圧によって
オンロード位置66aに保持され、前記短絡路65のポ
ンプ吐出圧でアンロード位置66bとなるもので、この
アンロード弁66のセット圧は前記個別のアンロード弁
42のセット圧よりも低くしてある。つまり、アンロー
ドする時のポンプ吐出圧と負荷圧の差圧が低くしてもあ
る。
【0017】次に作動を説明する。左側の操作レバー4
6でパイロット油圧弁45を操作して第1パイロット管
路48にパイロット圧油を供給すると操作弁31の第1
受圧部50にパイロット圧油が供給されて操作弁31は
第1位置31bとなり、左側の油圧ポンプ30の吐出圧
油が左側のアクチュエータ32に供給される。このアク
チュエータ32の負荷圧は操作弁31の第1位置31b
に設けた絞りを経て負荷圧導入路35に導入される。こ
の時アンロード弁42はオンロード位置42aとなって
負荷圧導入路35をタンク71に連通しない。これによ
り、第1圧力スイッチ52が電気信号をコントローラ5
4に入力してコントローラ54は左側の操作弁31が第
1位置31bとなったと判断し、それによって合流する
かしないかを予め設定したパターンに基づいて演算し、
合流する場合には電磁弁59のソレノイド60に操作せ
ずにドレーン位置59aとし、第1・第2合分流弁5
5,56を合流位置55a,56aとして左側と右側の
油圧ポンプ30の吐出圧を合流して左側のアクチュエー
タ32に供給する。分流する場合には電磁弁59のソレ
ノイド60に通電して供給位置59bとし、補助油圧ポ
ンプ47の吐出圧油を第1・第2合分流弁55,56の
受圧部57,58に供給して分流位置55b,56bと
し、左側の油圧ポンプ30の吐出圧油のみを左側のアク
チュエータ32に供給する。他方、負荷圧導入路35の
負荷圧はLS弁39に作用して油圧ポンプ30の斜板3
6を傾転しポンプ吐出圧と負荷圧の差圧を設定圧力とす
ると共に、その負荷圧は圧力補償弁34に作用して圧力
補償する。左側の操作レバー46を前述と反対に操作し
て第2パイロット管路49にパイロット圧油を供給した
場合及び、右側の操作レバー46を操作した場合も前述
と同様になる。
6でパイロット油圧弁45を操作して第1パイロット管
路48にパイロット圧油を供給すると操作弁31の第1
受圧部50にパイロット圧油が供給されて操作弁31は
第1位置31bとなり、左側の油圧ポンプ30の吐出圧
油が左側のアクチュエータ32に供給される。このアク
チュエータ32の負荷圧は操作弁31の第1位置31b
に設けた絞りを経て負荷圧導入路35に導入される。こ
の時アンロード弁42はオンロード位置42aとなって
負荷圧導入路35をタンク71に連通しない。これによ
り、第1圧力スイッチ52が電気信号をコントローラ5
4に入力してコントローラ54は左側の操作弁31が第
1位置31bとなったと判断し、それによって合流する
かしないかを予め設定したパターンに基づいて演算し、
合流する場合には電磁弁59のソレノイド60に操作せ
ずにドレーン位置59aとし、第1・第2合分流弁5
5,56を合流位置55a,56aとして左側と右側の
油圧ポンプ30の吐出圧を合流して左側のアクチュエー
タ32に供給する。分流する場合には電磁弁59のソレ
ノイド60に通電して供給位置59bとし、補助油圧ポ
ンプ47の吐出圧油を第1・第2合分流弁55,56の
受圧部57,58に供給して分流位置55b,56bと
し、左側の油圧ポンプ30の吐出圧油のみを左側のアク
チュエータ32に供給する。他方、負荷圧導入路35の
負荷圧はLS弁39に作用して油圧ポンプ30の斜板3
6を傾転しポンプ吐出圧と負荷圧の差圧を設定圧力とす
ると共に、その負荷圧は圧力補償弁34に作用して圧力
補償する。左側の操作レバー46を前述と反対に操作し
て第2パイロット管路49にパイロット圧油を供給した
場合及び、右側の操作レバー46を操作した場合も前述
と同様になる。
【0018】次に合流時のアンロード弁42のアンロー
ド動作(油圧ホンプの最高ポンプ吐出圧の制限動作)を
説明する。前述の状態で左側のアクチュエータ32がス
トロークエンドとなった時、又はアクチュエータ32の
負荷が非常に大きく、負荷圧が非常に高い時には、その
負荷圧はチェック弁61より短絡路62に流入してリリ
ーフ弁63よりリリーフする。左右側の油圧ポンプ3
0,30のポンプ吐出圧油はチェック弁64より短絡路
65に流入してアンロード弁66の入口側に流入すると
同時にアンロード弁66に作用する。これにより、アン
ロード弁66に作用する負荷圧がポンプ吐出圧よりも低
下してアンロード弁66がアンロード位置66bとなっ
て左右側の油圧ポンプ30の吐出圧の一部がアンロード
する。
ド動作(油圧ホンプの最高ポンプ吐出圧の制限動作)を
説明する。前述の状態で左側のアクチュエータ32がス
トロークエンドとなった時、又はアクチュエータ32の
負荷が非常に大きく、負荷圧が非常に高い時には、その
負荷圧はチェック弁61より短絡路62に流入してリリ
ーフ弁63よりリリーフする。左右側の油圧ポンプ3
0,30のポンプ吐出圧油はチェック弁64より短絡路
65に流入してアンロード弁66の入口側に流入すると
同時にアンロード弁66に作用する。これにより、アン
ロード弁66に作用する負荷圧がポンプ吐出圧よりも低
下してアンロード弁66がアンロード位置66bとなっ
て左右側の油圧ポンプ30の吐出圧の一部がアンロード
する。
【0019】次に分流時のアンロード弁42のアンロー
ド動作(油圧ポンプの最高ポンプ吐出圧の制限動作)を
説明する。左側の油圧ポンプ30の吐出路30aと右側
の油圧ポンプ30の吐出路30aとが分離すると同時に
左側の負荷圧導入路35と右側の負荷圧導入路35が分
離するので、前述の左側のアクチュエータ32の負荷圧
が非常に高くなると、その負荷圧は左側のチェック弁6
1より短絡路62に流入し右側のチェック弁61で右側
の負荷圧導入路35に流れることを阻止され、その負荷
圧は前述と同様にリリーフ弁63よりリリーフする。左
側の油圧ポンプ30の吐出圧は左側のチェック弁64よ
り短絡路65に流入して右側のチェック弁64で右側の
油圧ポンプ30の吐出路30aに流れることを阻止さ
れ、そのポンプ吐出圧はアンロード66の入口側に作用
する。これにより合流時と同様にしてアンロード弁66
がアンロード位置66bとなってポンプ吐出圧の一部を
アンロードする。以上の動作において、右側の操作弁3
1が中立位置31aであると右側の負荷圧導入路35は
操作弁31の中立位置31aを経てタンクに接続される
から、その負荷圧はほぼ0kg/cm2 であり、右側の
アンロード弁42の第1受圧部43に作用する負荷圧が
ほぼ0kg/cm2 となってそのアンロード弁42は第
2受圧部44に作用する低圧のポンプ吐出圧でアンロー
ド位置42bとなり、右側の油圧ポンプ30のポンプ吐
出圧はごく低圧となる。
ド動作(油圧ポンプの最高ポンプ吐出圧の制限動作)を
説明する。左側の油圧ポンプ30の吐出路30aと右側
の油圧ポンプ30の吐出路30aとが分離すると同時に
左側の負荷圧導入路35と右側の負荷圧導入路35が分
離するので、前述の左側のアクチュエータ32の負荷圧
が非常に高くなると、その負荷圧は左側のチェック弁6
1より短絡路62に流入し右側のチェック弁61で右側
の負荷圧導入路35に流れることを阻止され、その負荷
圧は前述と同様にリリーフ弁63よりリリーフする。左
側の油圧ポンプ30の吐出圧は左側のチェック弁64よ
り短絡路65に流入して右側のチェック弁64で右側の
油圧ポンプ30の吐出路30aに流れることを阻止さ
れ、そのポンプ吐出圧はアンロード66の入口側に作用
する。これにより合流時と同様にしてアンロード弁66
がアンロード位置66bとなってポンプ吐出圧の一部を
アンロードする。以上の動作において、右側の操作弁3
1が中立位置31aであると右側の負荷圧導入路35は
操作弁31の中立位置31aを経てタンクに接続される
から、その負荷圧はほぼ0kg/cm2 であり、右側の
アンロード弁42の第1受圧部43に作用する負荷圧が
ほぼ0kg/cm2 となってそのアンロード弁42は第
2受圧部44に作用する低圧のポンプ吐出圧でアンロー
ド位置42bとなり、右側の油圧ポンプ30のポンプ吐
出圧はごく低圧となる。
【0020】以上のように合流時でも分流時でも負荷圧
は1つのリリーフ弁63よりリリーフするから、アンロ
ード弁66がアンロードする差圧となるリリーフ流量が
リリーフ弁63のオーバライド特性により決定され、そ
の際の負荷圧が図6に示すように同一となり、最高ポン
プ吐出圧を合流時と分流時で同一にできる。また、図4
においてリリーフ弁63の流入側とタンクを小径のオリ
フィス67で連通してあるが、これは操作弁31を中立
位置31aとした時に一対のチェック弁61,61で遮
断されている短絡路62の負荷圧をすみやかにタンクに
流出するためである。
は1つのリリーフ弁63よりリリーフするから、アンロ
ード弁66がアンロードする差圧となるリリーフ流量が
リリーフ弁63のオーバライド特性により決定され、そ
の際の負荷圧が図6に示すように同一となり、最高ポン
プ吐出圧を合流時と分流時で同一にできる。また、図4
においてリリーフ弁63の流入側とタンクを小径のオリ
フィス67で連通してあるが、これは操作弁31を中立
位置31aとした時に一対のチェック弁61,61で遮
断されている短絡路62の負荷圧をすみやかにタンクに
流出するためである。
【0021】
【発明の効果】操作弁31を中立位置とした時にはアン
ロード弁42がアンロード位置となって負荷圧導入路3
5の負荷圧が絞り70を経てタンク71に流出するの
で、負荷圧導入路35の圧を抜くことができるし、操作
弁31を操作した時にはアンロード弁42がオンロード
位置となって負荷圧導入路35がタンク71に連通しな
くなって負荷圧が直ちに上昇してLS弁39が作動して
応答性が向上するばかりか、ポンプ吐出圧と負荷圧の差
圧に誤差が生じることがなく制御精度が向上する。ま
た、アンロード弁42は各油圧ポンプ30の吐出路30
aにそれぞれ設けてあるから合流時でも分流時でも圧抜
きをすることができる。合流時でも分流時でも1つのリ
リーフ弁63がリリーフし、それによって1つのアンロ
ード弁66がアンロードして最高ポンプ吐出圧を制限し
ているから、最高ポンプ吐出圧を合流時と分流時で同一
にできるから、操作弁31を中立位置とした時に第2の
短絡路62内の負荷圧をすみやかにタンクに流出して応
答性を向上できる。
ロード弁42がアンロード位置となって負荷圧導入路3
5の負荷圧が絞り70を経てタンク71に流出するの
で、負荷圧導入路35の圧を抜くことができるし、操作
弁31を操作した時にはアンロード弁42がオンロード
位置となって負荷圧導入路35がタンク71に連通しな
くなって負荷圧が直ちに上昇してLS弁39が作動して
応答性が向上するばかりか、ポンプ吐出圧と負荷圧の差
圧に誤差が生じることがなく制御精度が向上する。ま
た、アンロード弁42は各油圧ポンプ30の吐出路30
aにそれぞれ設けてあるから合流時でも分流時でも圧抜
きをすることができる。合流時でも分流時でも1つのリ
リーフ弁63がリリーフし、それによって1つのアンロ
ード弁66がアンロードして最高ポンプ吐出圧を制限し
ているから、最高ポンプ吐出圧を合流時と分流時で同一
にできるから、操作弁31を中立位置とした時に第2の
短絡路62内の負荷圧をすみやかにタンクに流出して応
答性を向上できる。
【図1】従来の油圧回路図である。
【図2】改良した従来の油圧回路図である。
【図3】絞りを1つとした改良した従来の油圧回路図で
ある。
ある。
【図4】本発明の実施例を示す油圧回路図である。
【図5】アンロード弁の断面図である。
【図6】リリーフ流量と負荷圧の関係を示す図表であ
る。
る。
30…油圧ポンプ、30a…吐出路、31…操作弁、3
2…アクチュエータ、34…圧力補償弁、35…負荷圧
導入路、42…アンロード弁、55…合分流弁、56…
合分流弁、61…チェック弁、62…第1の短絡路、6
3…リリーフ弁、64…チェック弁、65…第2の短絡
路、66…アンロード弁、67…オリフィス、70…絞
り、71…タンク。
2…アクチュエータ、34…圧力補償弁、35…負荷圧
導入路、42…アンロード弁、55…合分流弁、56…
合分流弁、61…チェック弁、62…第1の短絡路、6
3…リリーフ弁、64…チェック弁、65…第2の短絡
路、66…アンロード弁、67…オリフィス、70…絞
り、71…タンク。
Claims (2)
- 【請求項1】 複数の油圧ポンプ30と、圧力補償弁3
4を有する複数の操作弁31と、複数の操作弁31の負
荷圧を検出して圧力補償弁34にフィードバックする複
数の負荷圧導入路35と、負荷圧とポンプ吐出圧によっ
て作動するLS弁39で油圧ポンプ30の吐出量を制御
する手段と、複数の油圧ポンプ30の吐出路30aを合
流、分離させる第1合分流弁55と、複数の負荷圧導入
路35を合流、分離させる第2合分流弁56を有する圧
力補償弁を有する油圧回路において、 前記各油圧ポンプ30の吐出路30aにアンロード弁4
2をそれぞれ設け、このアンロード弁42を負荷圧とバ
ネ力でオンロード位置、ポンプ吐出圧でアンロード位置
となり、かつアンロード位置の時に負荷圧導入路35を
絞り70を経てタンク71に連通する構成としたことを
特徴とする圧力補償弁を有する油圧回路における圧抜き
装置。 - 【請求項2】 前記複数の油圧ポンプ30の吐出路30
aをチェック64を介して連通する第1の短絡路65
と、前記複数の負荷圧導入路35をチェック弁61を介
して連通する第2の短絡路62と、この第2の短絡路6
2に設けたリリーフ弁63と、前記第1の短絡路65に
設けられてそのポンプ吐出圧と前記第2の短絡路62の
負荷圧の差圧でアンロードするアンロード弁66を設
け、このアンロード弁66のセット圧を前記アンロード
弁42より低くした請求項1記載の圧力補償弁を有する
油圧回路における圧抜き装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP04116743A JP3142170B2 (ja) | 1992-04-10 | 1992-04-10 | 油圧回路における圧抜き装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP04116743A JP3142170B2 (ja) | 1992-04-10 | 1992-04-10 | 油圧回路における圧抜き装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05288203A true JPH05288203A (ja) | 1993-11-02 |
JP3142170B2 JP3142170B2 (ja) | 2001-03-07 |
Family
ID=14694685
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP04116743A Expired - Fee Related JP3142170B2 (ja) | 1992-04-10 | 1992-04-10 | 油圧回路における圧抜き装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3142170B2 (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000018204A (ja) * | 1998-06-17 | 2000-01-18 | Heilmeier & Weinlein Fab F Oel Hydraulik Gmbh & Co Kg | 流体制御装置 |
JP2002536599A (ja) * | 1999-02-05 | 2002-10-29 | マンネスマン レックスロート アクチエンゲゼルシヤフト | 少なくとも2つの液圧式の消費器用の制御ユニットおよび該制御ユニット用の差圧弁 |
US7059124B2 (en) | 2003-12-01 | 2006-06-13 | Komatsu Ltd. | Hydraulic control apparatus for work machines |
WO2006123704A1 (ja) * | 2005-05-18 | 2006-11-23 | Komatsu Ltd. | 建設機械の油圧制御装置 |
JP2011174592A (ja) * | 2010-02-25 | 2011-09-08 | Komatsu Ltd | 負荷圧感応型油圧回路 |
CN103717914A (zh) * | 2011-08-09 | 2014-04-09 | 沃尔沃建造设备有限公司 | 用于施工机械的液压控制系统 |
JP2017180809A (ja) * | 2016-03-31 | 2017-10-05 | 株式会社クボタ | 作業機の油圧システム |
-
1992
- 1992-04-10 JP JP04116743A patent/JP3142170B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000018204A (ja) * | 1998-06-17 | 2000-01-18 | Heilmeier & Weinlein Fab F Oel Hydraulik Gmbh & Co Kg | 流体制御装置 |
JP2002536599A (ja) * | 1999-02-05 | 2002-10-29 | マンネスマン レックスロート アクチエンゲゼルシヤフト | 少なくとも2つの液圧式の消費器用の制御ユニットおよび該制御ユニット用の差圧弁 |
JP4739529B2 (ja) * | 1999-02-05 | 2011-08-03 | マンネスマン レックスロート アクチエンゲゼルシヤフト | 少なくとも2つの液圧式の消費器用の制御ユニットおよび該制御ユニット用の差圧弁 |
US7059124B2 (en) | 2003-12-01 | 2006-06-13 | Komatsu Ltd. | Hydraulic control apparatus for work machines |
WO2006123704A1 (ja) * | 2005-05-18 | 2006-11-23 | Komatsu Ltd. | 建設機械の油圧制御装置 |
GB2441258A (en) * | 2005-05-18 | 2008-02-27 | Komatsu Mfg Co Ltd | Hydraulic controller of construction machinery |
GB2441258B (en) * | 2005-05-18 | 2010-01-27 | Komatsu Mfg Co Ltd | Hydraulic control device for construction machinery |
US7992384B2 (en) | 2005-05-18 | 2011-08-09 | Komatsu Ltd. | Hydraulic control device of construction machinery |
JP2011174592A (ja) * | 2010-02-25 | 2011-09-08 | Komatsu Ltd | 負荷圧感応型油圧回路 |
CN103717914A (zh) * | 2011-08-09 | 2014-04-09 | 沃尔沃建造设备有限公司 | 用于施工机械的液压控制系统 |
EP2743517A4 (en) * | 2011-08-09 | 2015-04-08 | Volvo Constr Equip Ab | HYDRAULIC CONTROL SYSTEM FOR CONSTRUCTION MACHINERY |
JP2017180809A (ja) * | 2016-03-31 | 2017-10-05 | 株式会社クボタ | 作業機の油圧システム |
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Publication number | Publication date |
---|---|
JP3142170B2 (ja) | 2001-03-07 |
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---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |