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JP2556999B2 - 油圧回路 - Google Patents

油圧回路

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JP2556999B2
JP2556999B2 JP2122956A JP12295690A JP2556999B2 JP 2556999 B2 JP2556999 B2 JP 2556999B2 JP 2122956 A JP2122956 A JP 2122956A JP 12295690 A JP12295690 A JP 12295690A JP 2556999 B2 JP2556999 B2 JP 2556999B2
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Japan
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pressure
valve
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hydraulic
inlet side
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照夫 秋山
清 白井
直樹 石崎
光治 山下
晋一 篠崎
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Komatsu Ltd
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Komatsu Ltd
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    • E02HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
    • E02FDREDGING; SOIL-SHIFTING
    • E02F9/00Component parts of dredgers or soil-shifting machines, not restricted to one of the kinds covered by groups E02F3/00 - E02F7/00
    • E02F9/20Drives; Control devices
    • E02F9/22Hydraulic or pneumatic drives
    • E02F9/2221Control of flow rate; Load sensing arrangements
    • E02F9/2225Control of flow rate; Load sensing arrangements using pressure-compensating valves

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Fluid Mechanics (AREA)
  • Mining & Mineral Resources (AREA)
  • Civil Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Structural Engineering (AREA)
  • Fluid-Pressure Circuits (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、1つの油圧ポンプあるいは複数であるが、
操作弁の上流側にポンプの吐出回路が接続されていて実
質的に1つと見なせる油圧ポンプの吐出圧油を複数の油
圧アクチュエータに供給する油圧回路に関する。
〔従来の技術〕
1つの油圧ポンプあるいは複数であるが、操作弁の上
流側にポンプの吐出回路が接続されていて実質的に1つ
と見なせる油圧ポンプの吐出圧油を複数の油圧アクチュ
エータに供給するには、油圧ポンプの吐出路に複数の操
作弁を設け、その操作弁を切換えることで各油圧アクチ
ュエータに圧油を供給すれば良いが、このようにすると
複数の油圧アクチュエータに圧油を同時に供給する際
に、負荷の小さな油圧アクチュエータにのみ圧油が供給
されて負荷の大きな油圧アクチュエータに圧油が供給さ
れなくなってしまう。
そこで複数の油圧アクチュエータを有する油圧ショベ
ルの油圧回路においては、前述のような場合、オペレー
タが負荷の小さな油圧アクチュエータ側の操作弁の操作
量を減少させて開口面積を小さくし、圧油を流れにくく
することによって、負荷の大きな油圧アクチュエータに
も圧油を供給できるようにして負荷の異なる複数の油圧
アクチュエータを同時に駆動できるようにしていた。つ
まりオペレータがいつも負荷のバランスをとりながら、
複数の操作弁の操作量を異ならせて複数の油圧アクチュ
エータを同時に駆動するという繁雑なことを行ってい
た。
このことを解消する油圧回路としては、例えば特開昭
59−197603号公報に示すものが提案されている。
かかる油圧回路を模式的に示すと第2図に示すように
なる。
つまり、油圧ポンプ1の吐出路1aに複数の操作弁2を
設け、各操作弁2と各油圧アクチュエータ3を接続する
回路4に圧力補償弁5をそれぞれ設けると共に、各回路
4の圧力、つまり負荷圧における最も高い圧力をシャト
ル弁6で検出し、その検出した負荷圧を各圧力補償弁5
の第1の受圧部5aに作用し、操作弁2の出口側圧力を圧
力補償弁5の第2の受圧部5bに作用してその負荷圧に見
合う圧力にセットしている。ここでセットするとは、複
数の油圧アクチュエータの中の最も高い負荷圧で、他の
油圧アクチュエータに接続されている圧力補償弁の開口
面積を小さくし、その上流圧(つまり操作弁2の出口
圧)を最も高い負荷圧と同一の圧力にすることである。
このようにすることで、操作弁2の出口側圧力を等し
くして各操作弁2を同時操作した時に各操作弁2の出口
側圧力(下流圧)は、最も高い負荷圧と同じ圧力とな
り、また操作弁2の入口側圧力は、共通の油圧ポンプ1
のポンプ圧であるから各操作弁2の開口面積の前後差圧
は、等しくなるので、各操作弁の開口面積に比例した分
流比で各油圧アクチュエータ3に圧油を供給できる。
〔発明が解決しようとする課題〕
第2図に示した従来技術は、複数の油圧アクチュエー
タ3を有する油圧回路において、油圧アクチュエータ3
に作用する負荷の大きさによらず、操作弁2の操作量に
比例した圧油を、複数の油圧アクチュエータ3に供給し
ようとすることを目的とするものであるが、第2図の構
成では、以下の問題点がある。
第2図において、右に油圧アクチュエータ(シリン
ダ)3を高負荷側、左の油圧アクチュエータ(モータ)
3を低負荷側であるとすると、右の油圧アクチュエータ
3の負荷圧がシャトル弁6で選択されて油圧ポンプ1の
制御装置に導入されるとともに、自らの圧力補償弁(右
側)5と低負荷側の圧力補償弁(左側)5に作用する。
自らの圧力補償弁(右側)5には、圧力補償弁5の開
口を絞る側に、自らの負荷圧P3と弱いバネ力(番号を指
示せず)が作用し、開口を開く側に圧力補償弁5の入口
側圧力P2が作用する。圧力補償弁5には若干の通路抵抗
が存在するため入口側圧力P2と出口側圧力(負荷圧)P3
の関係はP2>P3であるから自らの圧力補償弁5は、 (P2による開き方向の力)=(P3による閉じ開き方向の
力)+(弱いバネ力)+(フローフォース) というバランス状態となり、ほぼ全開に近い状態で流量
Q1の圧油を右の油圧アクチュエータ3(シリンダ)に供
給する。
一方、低負荷側の圧力補償弁5には、開口を絞る側に
高負荷側の負荷圧P3が作用するため、圧力補償弁5の開
口は絞られて、その入口側圧P2は結果としてP3の圧力ま
で昇圧する。(より正確には、弱いバネのバネ力分もプ
ラスされる) つまり高負荷側の圧油の流量Q1(Cは常数、a1は操作弁2の開口面積、P1は油圧ポンプ
1の吐出圧力) 低負荷側の圧油の流量Q2は、 (Cは常数、a2は操作弁2の開口面積、P1は油圧ポンプ
1の吐出圧力) となり開口面積a1=a2としても、それぞれの油圧アクチ
ュエータ3への供給流量は、Q1=Q2とならない。
すなわち、低負荷側の操作弁2の出口圧力(圧力補償
弁5の入口側圧力)P2は、高負荷側の操作弁2の出口圧
力(圧力補償弁5の入口側圧力)P2とならず、それより
低い高負荷側の圧力補償弁5の出口側圧力(負荷圧)P3
となるため、操作弁2の開口面積が同じでも低負荷側の
油圧アクチュエータ3への供給流量の方が多くなってし
まう。
この問題を解決するため、負荷圧を圧力補償弁5の出
口側の回路4ではなく、圧力補償弁5の入口側(P2部)
で検出するという案もあるが、こうすると自ら(高圧
側)の圧力補償弁5には、開口を開く方向に入口側圧力
P2が、また閉じる方向に入口側圧力P2が作用するため、
自らの圧力補償弁5は開弁できなくなってしまう。
あるいは、負荷圧として検出する圧力を操作弁2と圧
力補償弁5の間で入口側圧力P2を検出する位置より、圧
力補償弁5に近い側で検出(すなわち負荷圧P3を入口側
圧力P2よりわずかに低い圧力P′として検出)し、自
らの圧力補償弁5が開弁するようにしたとしても、圧力
補償弁5には圧油の通過によるフローフォースが作用す
るため、自らの圧力補償弁5はより開口が絞られる位置
に動いてしまい、その結果P2,P′はより上昇してしま
う。
するとP2,P′と負荷圧P3の圧力差は大きくなり、フ
ローフォースは圧力差に応じて大きくなるので圧力補償
弁5はさらに絞られてP2,P′はさらに上昇してしまう
結果となり、高圧側の圧力補償弁5は、本来若干の通過
抵抗で全開に近い状態でいるべきものが絞られて、大き
な圧力差を発生してしまい、アパワーロスを生じてしま
うためこの方式も採用できない。
そこで、本発明は前述の課題を解決できるようにした
油圧回路を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段及び作用〕
本発明は、油圧ポンプ10の吐出路10aに複数の操作弁1
5を設け、各操作弁15と各油圧アクチュエータ16の接続
回路に圧力補償弁18をそれぞれ設け各圧力補償弁18を第
1受圧部19の圧油で開口面積大方向に押され、第2受圧
部20の圧油で開口面積小方向に押されるものとし、 前記各圧力補償弁18の入口側と出口側を第1負荷圧導
入路29でそれぞれ接続し、この各第1負荷圧導入路29に
おける前記入口側寄りに入口側から出口側への圧油流れ
を阻止するチェック弁28をそれぞれ設け、前記第1負荷
圧導入路29におけるチェック弁28よりも入口側寄りに第
1絞り26の第2絞り27をそれぞれ設け、前記各第1負荷
圧導入路29における第1絞り26と第2絞り27との間を第
2シャトル弁22の入口側に接続し、その第2シャフト弁
22の出口側に回路32を接続し、前記各圧力補償弁18の出
口側にアクチュエータ保持導入路33をそれぞれ接続し、
その各アクチュエータ保持導入路33と前記回路32を各第
1シャトル弁21の入口側にそれぞれ接続すると共に、そ
の各第1シャトル弁21の出口側を各圧力補償弁18の第2
受圧部20にそれぞれ接続し、各圧力補償弁18の第1受圧
部19を各操作弁15の出力側にそれぞれ接続したことを特
徴とする油圧回路である。
本発明の油圧回路においては、圧力補償弁18の入口側
圧力と出口側圧力との中間圧力を負荷圧として検出して
いることにより、低負荷側の圧力補償弁18の第1受圧部
19の圧力と第2受圧部20の圧力との差圧は小さくなって
低負荷側の油圧アクチュエータ16の流量と高負荷側の油
圧アクチュエータ16の流量との差が小さくなり、高負荷
側の圧力補償弁18の第1受圧部19の圧力は第2受圧部の
圧力よりも必ず高くなり、その圧力補償弁18がほぼ全開
に近い状態に開弁する。
また、油圧アクチュエータ16のアクチュエータ保持圧
と負荷圧が第1シャトル弁21で比較されて高い方の圧力
が圧力補償弁18の第2受圧部20に供給することから、操
作弁15を中立位置とした圧力補償弁18の第2受圧部20に
はそのアクチュエータ保持圧が供給されるので、その操
作弁15を操作して油圧アクチュエータ16に圧油を供給す
る時に圧力補償弁18の開口面積が小さく、油圧ポンプ10
の圧力が速く昇圧する。
〔実 施 例〕
第1図に示すように、油圧ポンプ10は斜板11の角度を
変更することで容量、つまり1回転当たり吐出流量が変
化する可変容量型の油圧ポンプとなり、その斜板11は大
径ピストン12で容量減方向に傾動し、小径ピストン13で
容量増方向に傾動する。
前記大径ピストン12の受圧室12aは切換弁14で油圧ポ
ンプ10の吐出路10aに連通・遮断され、小径ピストン13
の受圧室13aは前記吐出路10aに接続している。
前記油圧ポンプ10の吐出路10aには複数の操作弁15が
設けてあり、各操作弁15と油圧アクチュエータ16を接続
する回路17に圧力補償弁18がそれぞれ設けてあり、該圧
力補償弁18は第1受圧弁19の圧油で開口面積が大きくな
る方向に押され第2受圧部20の圧油で開口面積が小さく
なる方向に押される構成としてあり、第1受圧部19は圧
力補償弁18の入口側に接続されて入口側圧力が供給さ
れ、第2受圧部20は第1・第2シャトル弁21,22を経て
各負荷圧導入路23に接続されて最も高い負荷圧又は後述
するアクチュエータ保持圧導入路33によりアクチュエー
タ保持圧が供給される。
前記切換弁14は吐出路10a内の圧力で連通方向に押さ
れ、バネ24と前記負荷圧でドレーン方向に押されて、吐
出圧力P1と負荷圧力PLSの差圧(P1−PLS)がバネ22で設
定したバネ力よりも大きくなると、切換弁14は連通位置
に切換わり大径ピストン12の受圧室12aに吐出圧を供給
して斜板11を容量減方向に傾動し、吐出圧力P1と負荷圧
PLSの差圧(P1−PLS)がバネ22で設定したバネ力よりも
小さくなると、切換弁14はドレーン位置に切換わり大径
ピストン12の受圧室12aをタンク側に流出して斜板11を
容量増方向に傾動する。
前記操作弁15はパイロット制御弁25よりのパイロット
圧油に比例して開口面積が増大する方向に操作され、そ
のパイロット圧油はレバー25aの操作ストロークに比例
する。
前記負荷圧導入路23は圧力補償弁18の入口側と出口側
を接続し、かつ第1・第2絞り26,27とチェック弁28を
有する第1負荷圧導入路29と、この第1負荷圧導入路29
における第1絞り26と第2絞り27との間を操作弁15の負
荷圧ポート15aに連通する第2負荷圧導入路30と、操作
弁15の負荷圧ポート15aと前記第2シャトル弁22を接続
する第3負荷圧導入路31より成り、第2シャトル弁22の
出口側が回路32で第1シャトル弁21の一方の入口側に接
続し、かつ他方の入口側がアクチュエータ保持圧導入路
33で圧力補償弁18の出口側に接続していると共に、その
第1シャトル弁21の出口側が第2受圧部20に接続してい
る。
前記操作弁15の負荷圧ポート15aは中立位置Nの時に
タンクに連通し、第1・第2圧油供給位置I,IIの時にタ
ンクと遮断して第2負荷圧導入路30と第3負荷圧導入路
31を連通する。
次に作動を説明する。
複数の操作弁15を第1圧油供給位置Iに切換えて複数
の油圧アクチュエータ16に圧油を供給する時を例として
説明する。
操作弁15の負荷圧ポート15aがタンクと遮断して第2
負荷圧導入路30と第3負荷圧導入路31を連通するので、
圧力補償弁18の入口側圧力と出口側圧力との中間圧が負
荷圧PLSとして第2シャトル弁22の入口側に流入し、複
数の油圧アクチュエータ16の各負荷圧を比較して最高負
荷圧を回路32に出力し、その最高負荷圧が第1シャトル
弁21より各圧力補償弁18の第2受圧部20に供給される。
このようであるから、右の油圧アクチュエータ(シリ
ンダ)16を高負荷側、左の油圧アクチュエータ(モー
タ)16を低負荷側であるとすると、右の圧力補償弁18の
入口側圧力P2と出口側圧力P3の中間の圧力P4が負荷圧と
して検出され、この中間の圧力P4は左右の圧力補償弁18
の第2受圧部20にそれぞれ作用する。
このために、高負荷側(右側)の圧油の流量Q1は、 (Cは常数、a1は操作弁2の開口面積、P1は油圧ポンプ
1の吐出圧力) 低負荷側(左側)の圧油の流量Q2は、 (Cは常数、a2は操作弁2の開口面積、P1は油圧ポンプ
1の吐出圧力) となる。
ここで、前記の中間の圧力P4は入口側圧力P2より低く
出口側圧力P3より高いので(P1−P4)は(P1−P3)より
も小さくなり、低負荷側の流量Q2は従来よりも少ないか
ら、左右の操作弁2の開口面積が同じ場合に高負荷側の
流量Q1と低負荷側の流量Q2との差が従来よりも小さくな
る。
また、高負荷側の圧力補償弁18の第1受圧部19には入
口側圧力P2が作用し、第2受圧部20には中間の圧力P4
作用し、P2>P4であるから圧力補償弁5は開弁できる。
また、高負荷側の圧力補償弁5がフローフォースによ
り開口を絞られる位置に動くと、入口側圧力P2は若干高
くなるが、出口側圧力P3は一定であるために、中間の圧
力P4が若干高くなる程度であり、結局高負荷側の圧力補
償弁5はほぼ全開に近い状態なり、パワーロスが発生し
ない。
各操作弁15が中立位置Nで油圧アクチュエータ16に保
持圧がある時。
操作弁15の負荷ポート15aがタンクに連通するが、第
1負荷圧導入路29におけるチェック弁28より上流側には
油圧アクチュエータ16の保持圧が発生し、その油圧アク
チュエータ16の保持圧はアクチュエータ保持圧導入路33
より第1シャトル弁21に流入し、この時の負荷圧導入路
23の負荷圧はゼロであるからアクチュエータ保持圧が圧
力補償弁18の第2受圧部20に供給され、圧力補償弁18の
開口面積は小さくなっている。
このようであるから、操作弁2を操作して油圧アクチ
ュエータ16に圧油を供給する際には、その圧力補償弁18
の開口面積が小さく、油圧ポンプ10の圧力が速く昇圧す
るから応答性が優れたものとなる。
〔発明の効果〕
圧力補償弁18の入口側圧力と出口側圧力の中間の圧力
を油圧アクチュエータ16の負荷圧として検出し、各油圧
アクチュエータの最も高い負荷圧を各圧力補償弁18の第
2受圧部20に供給するので、複数の油圧アクチュエータ
16を同時に操作した時に低負荷側の圧力補償弁18の入口
側圧力と油圧ポンプの吐出圧力との差圧は小さくなる
し、高負荷側の圧力補償弁18の第1受圧部19の圧力は第
2受圧部20の圧力よりも必ず高くなる。
したがって、複数の油圧アクチュエータを同時に操作
した時に高負荷側の油圧アクチュエータの流量と低負荷
側の油圧アクチュエータの流量の差が小さくなるし、高
負荷圧側の圧力補償弁18がほぼ全開に近い状態に開弁し
てパワーロスが生じることもない。
また、油圧アクチュエータ16のアクチュエータ保持圧
と負荷圧が第1シャトル弁21で比較されて高い方の圧力
が圧力補償弁18の第2受圧部20に供給されるから、操作
弁15を中立位置とした時に圧力補償弁18の第2受圧部20
にはそのアクチュエータ保持圧が供給されるので、その
操作弁15を操作して油圧アクチュエータ16に圧油を供給
する時に圧力補償弁18の開口面積が小さく、油圧ポンプ
10の圧力が速く昇圧し、応答性が向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例を示す油圧回路図、第2図は従
来例の油圧回路図である。 10は油圧ポンプ、10aは吐出路、15は操作弁、16は油圧
アクチュエータ、17は回路、18は圧力補償弁、19,20は
第1・第2受圧部、21,23は第1・第2シャトル弁、23
は負荷圧導入路、26,27は第1・第2絞り、28はチェッ
ク弁、29は第1負荷圧導入路、30は第2負荷圧導入路、
31は第3負荷圧導入路、32は回路、33はアクチュエータ
保持圧導入路。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山下 光治 神奈川県川崎市川崎区中瀬3―20―1 株式会社小松製作所川崎工場内 (72)発明者 篠崎 晋一 神奈川県川崎市川崎区中瀬3―20―1 株式会社小松製作所川崎工場内 (56)参考文献 特開 昭59−197603(JP,A) 特開 昭63−9703(JP,A)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】油圧ポンプ10の吐出路10aに複数の操作弁1
    5を設け、各操作弁15と各油圧アクチュエータ16の接続
    回路に圧力補償弁18をそれぞれ設け、各圧力補償弁18を
    第1受圧部19の圧油で開口面積大方向に押され、第2受
    圧部20の圧油で開口面積小方向に押されるものとし、 前記各圧力補償弁18の入口側と出口側を第1負荷圧導入
    路29でそれぞれ接続し、この各第1負荷圧導入路29にお
    ける前記入口側寄りに入口側から出口側への圧油流れを
    阻止するチェック弁28をそれぞれ設け、前記各第1負荷
    圧導入路29におけるチェック弁28よりも入口側寄りに第
    1絞り26と第2絞り27をそれぞれ設け、前記各第1負荷
    圧導入路29における第1絞り26と第2絞り27との間を第
    2シャトル弁22の入口側に接続し、その第2シャトル弁
    22の出口側に回路32を接続し、前記各圧力補償弁18の出
    口側にアクチュエータ保持圧導入路33をそれぞれ接続
    し、その各アクチュエータ保持圧導入路33と前記回路32
    を各第1シャトル弁21の入口側にそれぞれ接続すると共
    に、その各第1シャトル弁21の出口側を各圧力補償弁18
    の第2受圧部20にそれぞれ接続し、各圧力補償弁18の第
    1受圧部19を各操作弁15の出力側にそれぞれ接続したこ
    とを特徴とする油圧回路。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2579202Y2 (ja) * 1992-04-10 1998-08-20 株式会社小松製作所 圧力補償弁を備えた操作弁

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