JPH0518469B2 - - Google Patents
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- JPH0518469B2 JPH0518469B2 JP60211419A JP21141985A JPH0518469B2 JP H0518469 B2 JPH0518469 B2 JP H0518469B2 JP 60211419 A JP60211419 A JP 60211419A JP 21141985 A JP21141985 A JP 21141985A JP H0518469 B2 JPH0518469 B2 JP H0518469B2
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Classifications
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- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01L—SEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
- H01L29/00—Semiconductor devices specially adapted for rectifying, amplifying, oscillating or switching and having potential barriers; Capacitors or resistors having potential barriers, e.g. a PN-junction depletion layer or carrier concentration layer; Details of semiconductor bodies or of electrodes thereof ; Multistep manufacturing processes therefor
- H01L29/66—Types of semiconductor device ; Multistep manufacturing processes therefor
- H01L29/86—Types of semiconductor device ; Multistep manufacturing processes therefor controllable only by variation of the electric current supplied, or only the electric potential applied, to one or more of the electrodes carrying the current to be rectified, amplified, oscillated or switched
- H01L29/92—Capacitors having potential barriers
- H01L29/94—Metal-insulator-semiconductors, e.g. MOS
-
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- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01L—SEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
- H01L27/00—Devices consisting of a plurality of semiconductor or other solid-state components formed in or on a common substrate
- H01L27/02—Devices consisting of a plurality of semiconductor or other solid-state components formed in or on a common substrate including semiconductor components specially adapted for rectifying, oscillating, amplifying or switching and having potential barriers; including integrated passive circuit elements having potential barriers
- H01L27/0203—Particular design considerations for integrated circuits
- H01L27/0248—Particular design considerations for integrated circuits for electrical or thermal protection, e.g. electrostatic discharge [ESD] protection
- H01L27/0251—Particular design considerations for integrated circuits for electrical or thermal protection, e.g. electrostatic discharge [ESD] protection for MOS devices
-
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- H01L29/66—Types of semiconductor device ; Multistep manufacturing processes therefor
- H01L29/68—Types of semiconductor device ; Multistep manufacturing processes therefor controllable by only the electric current supplied, or only the electric potential applied, to an electrode which does not carry the current to be rectified, amplified or switched
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- H01L29/78—Field effect transistors with field effect produced by an insulated gate
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Description
【発明の詳細な説明】
[発明の技術分野]
この発明は絶縁ゲート型電界効果トランジスタ
によつて構成された半導体集積回路に係り、入力
端子に印加されるサージ電圧から入力トランジス
タのゲートを保護するための入力保護回路が設け
られた半導体集積回路に関する。
によつて構成された半導体集積回路に係り、入力
端子に印加されるサージ電圧から入力トランジス
タのゲートを保護するための入力保護回路が設け
られた半導体集積回路に関する。
[発明の技術的背景]
絶縁ゲート型電界効果トランジスタ、例えば
MOSトランジスタを用いて構成されている半導
体集積回路では、入力端子に印加されるサージ電
圧による内部回路、特に入力トランジスタのゲー
トの絶縁層破壊を防止するために入力保護回路が
内蔵されている。
MOSトランジスタを用いて構成されている半導
体集積回路では、入力端子に印加されるサージ電
圧による内部回路、特に入力トランジスタのゲー
トの絶縁層破壊を防止するために入力保護回路が
内蔵されている。
第7図は従来の半導体集積回路に内蔵されてい
る入力保護回路を示す。第7図において、入力端
子51と入力トランジスタ52のゲートとの間に
は入力保護抵抗53が挿入されている。この抵抗
53は例えば半導体基板上にフイールド酸化膜を
介して設けられた多結晶シリコン層または半導体
基板内に形成された拡散層等で構成されている。
上記抵抗53の一端および入力トランジスタ52
のゲートが接続されているノード54には保護素
子としてのトランジスタ55のソース、ドレイン
の一端が接続されている。このトランジスタ55
のソース、ドレインの他端およびゲートは共にア
ース(基準電位Vss)に接続されている。
る入力保護回路を示す。第7図において、入力端
子51と入力トランジスタ52のゲートとの間に
は入力保護抵抗53が挿入されている。この抵抗
53は例えば半導体基板上にフイールド酸化膜を
介して設けられた多結晶シリコン層または半導体
基板内に形成された拡散層等で構成されている。
上記抵抗53の一端および入力トランジスタ52
のゲートが接続されているノード54には保護素
子としてのトランジスタ55のソース、ドレイン
の一端が接続されている。このトランジスタ55
のソース、ドレインの他端およびゲートは共にア
ース(基準電位Vss)に接続されている。
このような保護回路では、入力端子51にサー
ジ電圧が印加されたとき、ノード54に存在する
寄生容量Cと抵抗53の抵抗値Rとで決まる時定
数τ=C・Rによつて入力サージのピーク電圧が
下げられる。また、トランジスタ55のパンチス
ル−またはサーフエイスブレークダウン特性を利
用してサージの電荷がアースに逃がされる。これ
により、ノード54の電圧が低下し、入力トラン
ジスタ52のゲートと基板等との間に加わる電界
強度が小さくされ、入力トランジスタ52のゲー
ト酸化膜の絶縁破壊等が防止される。
ジ電圧が印加されたとき、ノード54に存在する
寄生容量Cと抵抗53の抵抗値Rとで決まる時定
数τ=C・Rによつて入力サージのピーク電圧が
下げられる。また、トランジスタ55のパンチス
ル−またはサーフエイスブレークダウン特性を利
用してサージの電荷がアースに逃がされる。これ
により、ノード54の電圧が低下し、入力トラン
ジスタ52のゲートと基板等との間に加わる電界
強度が小さくされ、入力トランジスタ52のゲー
ト酸化膜の絶縁破壊等が防止される。
[背景技術の問題点]
第7図のような構成の入力保護回路の等価回路
図は第8図で示される。第8図中の抵抗56は基
板における広がり抵抗であり、その抵抗値Rbは
通常の集積回路では50Ω程度である。ここで第8
図の等価回路において、入力端子51にVoのサ
ージが印加されたとき、ノード54すなわち入力
トランジスタ52のゲートに加わる電圧Vcは次
式で表わされる。
図は第8図で示される。第8図中の抵抗56は基
板における広がり抵抗であり、その抵抗値Rbは
通常の集積回路では50Ω程度である。ここで第8
図の等価回路において、入力端子51にVoのサ
ージが印加されたとき、ノード54すなわち入力
トランジスタ52のゲートに加わる電圧Vcは次
式で表わされる。
Vc=Rb/R+RbVo ……1
通常のMOSトランジスタのゲート酸化膜は7
ないし8(MV/cm)の電界強度で破壊すること
が知られている。この電界強度の値は入力トラン
ジスタ52のゲート絶縁膜の膜厚とノード54の
電圧に依存する。そこで、入力トランジスタ52
のゲート絶縁膜が破壊されないようにするため、
抵抗53の値Rを調整してノード54の電圧を低
く調整する必要がある。
ないし8(MV/cm)の電界強度で破壊すること
が知られている。この電界強度の値は入力トラン
ジスタ52のゲート絶縁膜の膜厚とノード54の
電圧に依存する。そこで、入力トランジスタ52
のゲート絶縁膜が破壊されないようにするため、
抵抗53の値Rを調整してノード54の電圧を低
く調整する必要がある。
ところで、今日では集積回路の微細化が進み、
MOSトランジスタのゲート絶縁膜の厚みが急速
に薄くなつてきている。そこで、このように薄い
ゲート絶縁膜が破壊されないようにするにはゲー
ト電圧を例えば30V以下に設定しなければならな
い。基板における広がり抵抗値Rbは基板固有の
値であり、これを変化させることはできない。こ
のため、ノード54の電圧を低くするには、前記
第1式により、入力保護抵抗53の値Rを大きく
設定する必要がある。ところが、この抵抗値を大
きくすると、この抵抗53を多結晶シリコン層で
構成した場合にはその下のフイールド酸化膜の絶
縁破壊が、またこの抵抗53を拡散層で構成した
場合には基板との間の接合破壊がそれぞれ生じる
恐れがある。例えば、製造工程等で集積回路のパ
ツケージに帯電する静電気は2000Vないし3000V
にも達する。このとき、上記のような入力保護回
路のノード54に加わる電圧を計算してみる。い
ま入力端子51に3000Vのサージ電圧が印加され
た場合に、基板における広がり抵抗値Rbの値を
50Ωとし、かつノード54の電圧Vcが20V以下
となるようなRの値を第1式から計算すると
7.45KΩ以上となる。
MOSトランジスタのゲート絶縁膜の厚みが急速
に薄くなつてきている。そこで、このように薄い
ゲート絶縁膜が破壊されないようにするにはゲー
ト電圧を例えば30V以下に設定しなければならな
い。基板における広がり抵抗値Rbは基板固有の
値であり、これを変化させることはできない。こ
のため、ノード54の電圧を低くするには、前記
第1式により、入力保護抵抗53の値Rを大きく
設定する必要がある。ところが、この抵抗値を大
きくすると、この抵抗53を多結晶シリコン層で
構成した場合にはその下のフイールド酸化膜の絶
縁破壊が、またこの抵抗53を拡散層で構成した
場合には基板との間の接合破壊がそれぞれ生じる
恐れがある。例えば、製造工程等で集積回路のパ
ツケージに帯電する静電気は2000Vないし3000V
にも達する。このとき、上記のような入力保護回
路のノード54に加わる電圧を計算してみる。い
ま入力端子51に3000Vのサージ電圧が印加され
た場合に、基板における広がり抵抗値Rbの値を
50Ωとし、かつノード54の電圧Vcが20V以下
となるようなRの値を第1式から計算すると
7.45KΩ以上となる。
他方、この種のミル(MIL)規格である入力
抵抗が1.5KΩ、入力容量が100pFの条件下におけ
る試験法において、サージ耐量が1200V以上あれ
ば集積回路として問題がないといわれている。
抵抗が1.5KΩ、入力容量が100pFの条件下におけ
る試験法において、サージ耐量が1200V以上あれ
ば集積回路として問題がないといわれている。
このミル規格で上記第7図の入力保護回路を試
験する場合の試験回路の等価回路図を第9図に示
す。第9図において抵抗57および容量58はそ
れぞれ1.5KΩ、100pFの入力抵抗および入力容量
である。この試験回路で入力保護抵抗53が絶縁
破壊を起こさないRの値の上限を、膜厚6000Åの
フイールド酸化膜の耐圧から求める。すなわち、
膜厚が6000Åのフイールド酸化膜の電界強度を7
(MV/cm)以下にするためには、フイールド酸
化膜の印加電圧は400V以下に設定する必要があ
る。この場合のRの値の上限は1KΩとなる。と
ころが、ノード54の電圧Vcを20V以下にする
ためには上記のようにRの値を7.45KΩ以上にす
る必要があり、このような値では入力保護抵抗5
3の下部のフイールド酸化膜には絶縁破壊が生じ
てしまう。またこの抵抗値Rを上記のような理由
で大きくしなければならないので、前記時定数τ
が増大し、通常動作時における入力信号の波形が
なまつて高速化等の障害ともなる。従つて、抵抗
53の値Rを限りなく大きくすることができない
ので、ノード54の電圧が高くなり、入力トラン
ジスタ52のみならず、入力保護用トランジスタ
55のサージ耐量も低下することになる。
験する場合の試験回路の等価回路図を第9図に示
す。第9図において抵抗57および容量58はそ
れぞれ1.5KΩ、100pFの入力抵抗および入力容量
である。この試験回路で入力保護抵抗53が絶縁
破壊を起こさないRの値の上限を、膜厚6000Åの
フイールド酸化膜の耐圧から求める。すなわち、
膜厚が6000Åのフイールド酸化膜の電界強度を7
(MV/cm)以下にするためには、フイールド酸
化膜の印加電圧は400V以下に設定する必要があ
る。この場合のRの値の上限は1KΩとなる。と
ころが、ノード54の電圧Vcを20V以下にする
ためには上記のようにRの値を7.45KΩ以上にす
る必要があり、このような値では入力保護抵抗5
3の下部のフイールド酸化膜には絶縁破壊が生じ
てしまう。またこの抵抗値Rを上記のような理由
で大きくしなければならないので、前記時定数τ
が増大し、通常動作時における入力信号の波形が
なまつて高速化等の障害ともなる。従つて、抵抗
53の値Rを限りなく大きくすることができない
ので、ノード54の電圧が高くなり、入力トラン
ジスタ52のみならず、入力保護用トランジスタ
55のサージ耐量も低下することになる。
[発明の目的]
この発明は上記のような事情を考慮してなされ
たものでありその目的は、入力保護回路が設けら
れた半導体集積回路において、入力端子にサージ
電圧が印加されたとき、入力保護回路自体の破壊
を伴わずに、この端子に接続された入力トランジ
スタのゲートに加わる電圧の低減化を図ることが
でき、もつてサージ耐量の向上を実現することが
できる半導体集積回路を提供することにある。
たものでありその目的は、入力保護回路が設けら
れた半導体集積回路において、入力端子にサージ
電圧が印加されたとき、入力保護回路自体の破壊
を伴わずに、この端子に接続された入力トランジ
スタのゲートに加わる電圧の低減化を図ることが
でき、もつてサージ耐量の向上を実現することが
できる半導体集積回路を提供することにある。
[発明の概要]
上記目的を達成するためこの発明にあつては、
多結晶シリコンで構成された第1の抵抗素子を入
力端子と第1のノードとの間に接続し、第1のノ
ードと第2のノードとの間に第2の抵抗素子を接
続し、上記第2のノードには入力トランジスタの
ゲートを結合し、上記入力トランジスタのソース
もしくはドレイン領域の拡散深さよりも深い拡散
領域を持つPN接合素子の一端を上記第1のノー
ドに接続し、さらに上記第2のノードと基準電位
点との間にトランジスタもしくはゲートコントロ
ールダイオードからなる保護素子を挿入するよう
にしている。
多結晶シリコンで構成された第1の抵抗素子を入
力端子と第1のノードとの間に接続し、第1のノ
ードと第2のノードとの間に第2の抵抗素子を接
続し、上記第2のノードには入力トランジスタの
ゲートを結合し、上記入力トランジスタのソース
もしくはドレイン領域の拡散深さよりも深い拡散
領域を持つPN接合素子の一端を上記第1のノー
ドに接続し、さらに上記第2のノードと基準電位
点との間にトランジスタもしくはゲートコントロ
ールダイオードからなる保護素子を挿入するよう
にしている。
[発明の実施例]
以下、図面を参照してこの発明の一実施例を説
明する。
明する。
第1図はこの発明の一実施例に係る半導体集積
回路の入力保護回路部分の構成を示す回路図であ
る。入力端子11と第1のノード12との間には
抵抗13が挿入されている。この抵抗13は半導
体基板上にフイールド酸化膜を介して設けられた
多結晶シリコン層で構成され、その抵抗値は500
Ωから1.5KΩの範囲の例えば1KΩに設定されて
いる。また上記第1のノード12と第2のノード
14との間には、半導体基板上にフイールド酸化
膜を介して設けられた多結晶シリコン層で構成さ
れ、抵抗値が100Ωから300Ωの範囲の例えば250
Ωに設定された抵抗15が挿入されている。さら
に上記第2のノード14と、入力トランジスタ1
6のゲートが接続されている第3のノード17と
の間には、半導体基板上にフイールド酸化膜を介
して設けられた多結晶シリコン層で構成され、抵
抗値が例えば100Ωから200Ωの範囲に設定された
抵抗18が挿入されている。
回路の入力保護回路部分の構成を示す回路図であ
る。入力端子11と第1のノード12との間には
抵抗13が挿入されている。この抵抗13は半導
体基板上にフイールド酸化膜を介して設けられた
多結晶シリコン層で構成され、その抵抗値は500
Ωから1.5KΩの範囲の例えば1KΩに設定されて
いる。また上記第1のノード12と第2のノード
14との間には、半導体基板上にフイールド酸化
膜を介して設けられた多結晶シリコン層で構成さ
れ、抵抗値が100Ωから300Ωの範囲の例えば250
Ωに設定された抵抗15が挿入されている。さら
に上記第2のノード14と、入力トランジスタ1
6のゲートが接続されている第3のノード17と
の間には、半導体基板上にフイールド酸化膜を介
して設けられた多結晶シリコン層で構成され、抵
抗値が例えば100Ωから200Ωの範囲に設定された
抵抗18が挿入されている。
上記第1のノード12には、例えば0.3μm程度
の深さに調整されている上記入力トランジスタ1
6のソース、ドレインの拡散領域よりも深い、例
えば0.5μmないし2.0μmの範囲の深さに拡散され
たn型拡散領域を持つPN接合ダイオード19の
カソードが接続されている。このダイオード19
のp型領域として例えばp型基板が使用されてお
り、その接合面積は例えば2000μm2ないし3000μ
m2程度にされている。そしてこの基板はアース
(Vss)に接続されている。上記第2のノード1
4にはMOSトランジスタ20のドレインが接続
されている。このトランジスタ20のソースおよ
びゲートは共にアースに接続されている。
の深さに調整されている上記入力トランジスタ1
6のソース、ドレインの拡散領域よりも深い、例
えば0.5μmないし2.0μmの範囲の深さに拡散され
たn型拡散領域を持つPN接合ダイオード19の
カソードが接続されている。このダイオード19
のp型領域として例えばp型基板が使用されてお
り、その接合面積は例えば2000μm2ないし3000μ
m2程度にされている。そしてこの基板はアース
(Vss)に接続されている。上記第2のノード1
4にはMOSトランジスタ20のドレインが接続
されている。このトランジスタ20のソースおよ
びゲートは共にアースに接続されている。
第2図は上記実施例回路で各保護素子がブレー
クダウンした後の等価回路図である。上記第1の
ノード12および第2のノード14には基板にお
ける広がり抵抗21,22それぞれの一端が接続
されている。そして上記両抵抗21,22の他端
はアース(基板)に接続されている。
クダウンした後の等価回路図である。上記第1の
ノード12および第2のノード14には基板にお
ける広がり抵抗21,22それぞれの一端が接続
されている。そして上記両抵抗21,22の他端
はアース(基板)に接続されている。
このような構成において、入力端子11にサー
ジ電圧Voが印加されたときに第2のノード14
には、このサージ電圧Voが第1、第2の抵抗1
3,15および基板の広がり抵抗21,22によ
つて分割された電圧Vcが印加される。ここで第
2図において、サージ電圧Voが印加された際に
抵抗13に流れる電流をI、抵抗21に流れる電
流をI1および抵抗22に流れる電流をI2とし、抵
抗13,15の値をR1、R2、抵抗21と22の
値をRbとしたときに第2のノード14に印加さ
れる電圧Vcを計算する。
ジ電圧Voが印加されたときに第2のノード14
には、このサージ電圧Voが第1、第2の抵抗1
3,15および基板の広がり抵抗21,22によ
つて分割された電圧Vcが印加される。ここで第
2図において、サージ電圧Voが印加された際に
抵抗13に流れる電流をI、抵抗21に流れる電
流をI1および抵抗22に流れる電流をI2とし、抵
抗13,15の値をR1、R2、抵抗21と22の
値をRbとしたときに第2のノード14に印加さ
れる電圧Vcを計算する。
抵抗22に流れる電流12はノード14の電圧
Vcをその抵抗値Rbで割つたものとなるので、電
流I2は次式で与えられる。
Vcをその抵抗値Rbで割つたものとなるので、電
流I2は次式で与えられる。
I2=Vc/Rb ……2
また、電流I1が流れる抵抗21の両端における
電圧降下は、直列接続された抵抗15および22
における電圧降下と等しいので次式が成立する。
電圧降下は、直列接続された抵抗15および22
における電圧降下と等しいので次式が成立する。
Ib・I1=(R2+Rb)I2 ……3
また抵抗13に流れる電流Iは抵抗13,1
5,21,22の合成抵抗値でサージ電圧Voを
割つたものとなるので、次式が成立する。
5,21,22の合成抵抗値でサージ電圧Voを
割つたものとなるので、次式が成立する。
I=Vo/R1+Rb(R2+Rb)/Rb+(R2+Rb) ……4
また、電流Iは電流I1とI2とに分流されている
ので、次式が成立する。
ので、次式が成立する。
I=I1+I2 ……5
いま、第1の抵抗13の値は1KΩに設定され
ており、サージ電圧Voが3000V、基板の広がり
抵抗21および22の値がそれぞれ50Ωである場
合に、ノード14の電圧Vcが入力トランジスタ
16のゲート絶縁膜が破壊されない程度の20Vに
される抵抗15の値R2を求めてみる。
ており、サージ電圧Voが3000V、基板の広がり
抵抗21および22の値がそれぞれ50Ωである場
合に、ノード14の電圧Vcが入力トランジスタ
16のゲート絶縁膜が破壊されない程度の20Vに
される抵抗15の値R2を求めてみる。
上記2式にRbの値50Ωとノード14の電圧Vc
の値20Vを代入すると次の式が得られる。
の値20Vを代入すると次の式が得られる。
I2=20/50=0.4(A) ……6
さらに上記6式で得られた電流I2の値0.4Aと
Rbの値50Ωとを代入し、これをI1につてまとめ
ると次の式が得られる。
Rbの値50Ωとを代入し、これをI1につてまとめ
ると次の式が得られる。
I1=0.4/50(R2+50) ……7
次に上記第7式で表わされるI1と、前記第4式
で与えられるIとを前記第5式に代入すると次の
第8式が得られる。
で与えられるIとを前記第5式に代入すると次の
第8式が得られる。
0.4/50(R2+50)+0.4=3000/1000+50(R2+50)/
50+(R2+50) ……8 ここで、R2+50=γとすると、上記第8式は
次式のように書き改められる。
50+(R2+50) ……8 ここで、R2+50=γとすると、上記第8式は
次式のように書き改められる。
0.4/50γ+0.4=3000/1000+50γ/50γ……9
そして、上記第9式をまとめると、次のような
2次方程式が得られる。
2次方程式が得られる。
8.4γ2−2180γ−13000=0 ……10
これをγについて解くと、γは約309.5となる。
R2の値はこの値から50を差し引いたものとなる
ので、R2は最終的には259.5Ω、つまり約250Ω
となる。
R2の値はこの値から50を差し引いたものとなる
ので、R2は最終的には259.5Ω、つまり約250Ω
となる。
このように、抵抗13の値R1が1KΩ、抵抗1
5の値R2が250Ωに設定されているときに入力端
子11に3000Vのサージ電圧Voが印加された場
合、ノード14の電圧Vcは入力トランジスタ1
6のゲート絶縁膜が破壊しない20V程度の低い値
にされる。従つて、サージ電圧印加時に入力トラ
ンジスタ16のゲート絶縁膜は破壊から保護され
る。
5の値R2が250Ωに設定されているときに入力端
子11に3000Vのサージ電圧Voが印加された場
合、ノード14の電圧Vcは入力トランジスタ1
6のゲート絶縁膜が破壊しない20V程度の低い値
にされる。従つて、サージ電圧印加時に入力トラ
ンジスタ16のゲート絶縁膜は破壊から保護され
る。
第3図は上記実施例回路で各保護素子がブレー
クダウンする前の等価回路図である。図おいて容
量23はノード12に存在している寄生容量であ
り、主にダイオード19の拡散領域による接合容
量である。また、容量24はノード14に存在し
ている寄生容量、25はノード17に存在してい
る寄生容量であり、この容量25は主に入力トラ
ンジスタ16のゲート容量である。
クダウンする前の等価回路図である。図おいて容
量23はノード12に存在している寄生容量であ
り、主にダイオード19の拡散領域による接合容
量である。また、容量24はノード14に存在し
ている寄生容量、25はノード17に存在してい
る寄生容量であり、この容量25は主に入力トラ
ンジスタ16のゲート容量である。
サージ印加時、ノード12については上記ノー
ド14よりも高い電圧となる。ところが、このノ
ード12には通常のMOSトランジスタにおける
拡散領域よりも深い拡散領域を持つダイオード1
9が接続されている。このように深い拡散領域を
持つダイオードは接合破壊を起こしにくいので、
容易に破壊されることはない。またこのダイオー
ド19は接合面積が十分大きくされているために
上記寄生容量23の値は大きなものとなつてい
る。このため、サージ印加時、ノード12では抵
抗13と容量23によつてピーク電圧を低下させ
ることができる。しかも抵抗13の値R1を小さ
くすることができるので、この場合の時定数を小
さくすることができ、従来のように時定数の増大
による通常動作時における入力信号の波形のなま
りは発生しない。従つて、高速化等の障害は発生
しない。
ド14よりも高い電圧となる。ところが、このノ
ード12には通常のMOSトランジスタにおける
拡散領域よりも深い拡散領域を持つダイオード1
9が接続されている。このように深い拡散領域を
持つダイオードは接合破壊を起こしにくいので、
容易に破壊されることはない。またこのダイオー
ド19は接合面積が十分大きくされているために
上記寄生容量23の値は大きなものとなつてい
る。このため、サージ印加時、ノード12では抵
抗13と容量23によつてピーク電圧を低下させ
ることができる。しかも抵抗13の値R1を小さ
くすることができるので、この場合の時定数を小
さくすることができ、従来のように時定数の増大
による通常動作時における入力信号の波形のなま
りは発生しない。従つて、高速化等の障害は発生
しない。
同様に、ノード14における電圧は抵抗15と
容量24とに応じた時時定数で、ノード17にお
ける電圧は抵抗18と容量25とに応じた時定数
でピーク電圧をそれぞれ低下させることができ、
これにより保護用のトランジスタ20と入力トラ
ンジスタ16を保護することができる。
容量24とに応じた時時定数で、ノード17にお
ける電圧は抵抗18と容量25とに応じた時定数
でピーク電圧をそれぞれ低下させることができ、
これにより保護用のトランジスタ20と入力トラ
ンジスタ16を保護することができる。
また、上記実施例回路によれば、一端が入力端
子11に接続されている抵抗13を拡散層ではな
く、半導体基板上にフイールド酸化膜を介して設
けられた多結晶シリコン層で構成するようにして
いる。この抵抗13を多結晶シリコン層で構成す
る理由は次の通りである。すなわち、この抵抗1
3の一端には入力端子11に印加されるサージ電
圧がそのまま印加される。一般にPN接合の耐圧
は低い。このため、抵抗13を拡散層で構成する
と、サージ電圧印加時に入力端子11と拡散層の
接合部が最初にブレークダウンし、電流が接後部
に集中するため、基板との間で接合破壊が生じ易
くなり、一度、破壊が生じるとその後は使用する
ことができなくなる。これに対し、基板との間に
膜厚の厚いフイールド酸化膜が介在している多結
晶シリコン層で構成された抵抗は耐圧が十分に高
く、破壊されにくい。
子11に接続されている抵抗13を拡散層ではな
く、半導体基板上にフイールド酸化膜を介して設
けられた多結晶シリコン層で構成するようにして
いる。この抵抗13を多結晶シリコン層で構成す
る理由は次の通りである。すなわち、この抵抗1
3の一端には入力端子11に印加されるサージ電
圧がそのまま印加される。一般にPN接合の耐圧
は低い。このため、抵抗13を拡散層で構成する
と、サージ電圧印加時に入力端子11と拡散層の
接合部が最初にブレークダウンし、電流が接後部
に集中するため、基板との間で接合破壊が生じ易
くなり、一度、破壊が生じるとその後は使用する
ことができなくなる。これに対し、基板との間に
膜厚の厚いフイールド酸化膜が介在している多結
晶シリコン層で構成された抵抗は耐圧が十分に高
く、破壊されにくい。
第4図は上記実施例におけるダイオード19の
平面形状を示すパターン平面図であり、第5図は
その断面図である。このダイオード19はp型の
半導体基板31内にn型拡散領域32を形成する
ことにより構成されている。そして、n型拡散領
域32上に多結晶シリコン層33を堆積形成し、
これをパターニングし、さらに不純物を所定の濃
度に導入して抵抗値を調整を行なうことによつて
前記抵抗13,15およびn型拡散領域32に対
するダイレクト・コンタクトを形成している。
平面形状を示すパターン平面図であり、第5図は
その断面図である。このダイオード19はp型の
半導体基板31内にn型拡散領域32を形成する
ことにより構成されている。そして、n型拡散領
域32上に多結晶シリコン層33を堆積形成し、
これをパターニングし、さらに不純物を所定の濃
度に導入して抵抗値を調整を行なうことによつて
前記抵抗13,15およびn型拡散領域32に対
するダイレクト・コンタクトを形成している。
ここで、このダイオードにおける拡散領域32
の平面形状は略方形にされ、このダイオードにお
いて電流が流れる方向と平行な方向(図中、X方
向)の辺の長さをLとし、これと直交する方向
(図中、Y方向)の辺の長さをWとすると、L<
Wとなるように辺の長さLとWが設定されてい
る。このように電流が流れる方向と直交する方向
の辺の長さWを長くすることにより、ダイオード
における電界の集中が緩和され、破壊に対して強
くすることができる。
の平面形状は略方形にされ、このダイオードにお
いて電流が流れる方向と平行な方向(図中、X方
向)の辺の長さをLとし、これと直交する方向
(図中、Y方向)の辺の長さをWとすると、L<
Wとなるように辺の長さLとWが設定されてい
る。このように電流が流れる方向と直交する方向
の辺の長さWを長くすることにより、ダイオード
における電界の集中が緩和され、破壊に対して強
くすることができる。
第6図は上記実施例におけるダイオード19の
異なる平面形状を示すパターン平面図である。こ
のダイオードではX方向の辺の長さLと、これと
直交するY方向の辺の長さをWとの間で、L≧W
となるように辺の長さを設定している。このよう
に辺の長さLを長くすることにより、ダイオード
のPN接合による寄生容量と寄生抵抗を分布定数
的に設け、これによつてピーク電圧を順次低下さ
せるとともにサージの電荷をアースに放電させる
ようにしたものである。
異なる平面形状を示すパターン平面図である。こ
のダイオードではX方向の辺の長さLと、これと
直交するY方向の辺の長さをWとの間で、L≧W
となるように辺の長さを設定している。このよう
に辺の長さLを長くすることにより、ダイオード
のPN接合による寄生容量と寄生抵抗を分布定数
的に設け、これによつてピーク電圧を順次低下さ
せるとともにサージの電荷をアースに放電させる
ようにしたものである。
このように上記実施例回路によれば、入力端子
にサージ電圧が印加されたとき、入力保護回路自
体の破壊を伴わずに、この端子に接続された入力
トランジスタのゲートに加わる電圧の低減化を図
ることができ、もつてサージ耐量の向上を実現す
ることができる。さらに通常動作時における高速
化の妨げることなしに高電圧の入力サージを十分
抑制することができる。
にサージ電圧が印加されたとき、入力保護回路自
体の破壊を伴わずに、この端子に接続された入力
トランジスタのゲートに加わる電圧の低減化を図
ることができ、もつてサージ耐量の向上を実現す
ることができる。さらに通常動作時における高速
化の妨げることなしに高電圧の入力サージを十分
抑制することができる。
なお、この発明は上記実施例に限定されるもの
ではなく種々の変形が可能であることはいうまで
もない。例えば上記実施例では保護素子として
MOSトランジスタ20を使用する場合について
説明したが、これはMOSトランジスタのソース
もしくはドレインがないようなゲートコントロー
ルダイオードを使用するようにしてもよい。
ではなく種々の変形が可能であることはいうまで
もない。例えば上記実施例では保護素子として
MOSトランジスタ20を使用する場合について
説明したが、これはMOSトランジスタのソース
もしくはドレインがないようなゲートコントロー
ルダイオードを使用するようにしてもよい。
[発明の効果]
以上説明したようにこの発明によれば、入力保
護回路が設けられた半導体集積回路において、入
力端子にサージ電圧が印加されたとき、入力保護
回路自体の破壊を伴わずに、この端子に接続され
た入力トランジスタのゲートに加わる電圧の低減
化を図ることができ、もつてサージ耐量の向上を
実現することができる半導体集積回路を提供する
ことができる。
護回路が設けられた半導体集積回路において、入
力端子にサージ電圧が印加されたとき、入力保護
回路自体の破壊を伴わずに、この端子に接続され
た入力トランジスタのゲートに加わる電圧の低減
化を図ることができ、もつてサージ耐量の向上を
実現することができる半導体集積回路を提供する
ことができる。
第1図はこの発明の一実施例に係る構成を示す
回路図、第2図および第3図はそれぞれ上記実施
例回路の等価回路図、第4図は上記実施例回路の
一部分のパターン平面図、第5図は第4図の回路
部分の断面図、第6図は上記実施例回路の一部分
の異なるパターン平面図、第7図は従来回路の回
路図、第8図はその等価回路図、第9図は上記従
来回路を試験する場合の試験回路の回路図であ
る。 11……入力端子、12……第1のノード、1
3,15,18……抵抗、14……第2のノー
ド、16……入力トランジスタ、19……ダイオ
ード、20……MOSトランジスタ、21,22
……基板の広がり抵抗、23,24,25……寄
生容量、31……p型の半導体基板、32……n
型拡散領域、33……多結晶シリコン層。
回路図、第2図および第3図はそれぞれ上記実施
例回路の等価回路図、第4図は上記実施例回路の
一部分のパターン平面図、第5図は第4図の回路
部分の断面図、第6図は上記実施例回路の一部分
の異なるパターン平面図、第7図は従来回路の回
路図、第8図はその等価回路図、第9図は上記従
来回路を試験する場合の試験回路の回路図であ
る。 11……入力端子、12……第1のノード、1
3,15,18……抵抗、14……第2のノー
ド、16……入力トランジスタ、19……ダイオ
ード、20……MOSトランジスタ、21,22
……基板の広がり抵抗、23,24,25……寄
生容量、31……p型の半導体基板、32……n
型拡散領域、33……多結晶シリコン層。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 入力端子と、 この入力端子に一端が接続され他端が第1のノ
ードに接続され、多結晶シリコンで構成された第
1の抵抗素子と、 一端が上記第1のノードに接続され他端が第2
のノードに接続された第2の抵抗素子と、 上記第2のノードにゲートが接続された入力ト
ランジスタと、 カソード側が上記第1のノードに接続され、ア
ノード側が基準電位点に接続され、上記入力トラ
ンジスタのソースもしくはドレイン領域の拡散深
さよりも深い拡散領域を持つPN接合素子と、 上記第2のノードと基準電位点との間に挿入さ
れた保護素子と を具備したことを特徴とする半導体集積回路。 2 前記第2のノードと前記入力トランジスタの
ゲートとの間に第3の抵抗素子が挿入されている
特許請求の範囲第1項に記載の半導体集積回路。 3 前記保護素子がMOSトランジスタで構成さ
れている特許請求の範囲第1項に記載の半導体集
積回路。 4 前記保護素子がゲートコントロールダイオー
ドで構成されている特許請求の範囲第1項に記載
の半導体集積回路。 5 前記第1の抵抗素子の値が500Ωないし1.5K
Ωの範囲に設定され、前記第2の抵抗素子の値が
100Ωないし300Ωの範囲に設定されており、前記
PN接合素子の拡散領域の深さが0.5μmないし
2.0μmの範囲に設定されかつこの拡散領域の接合
面積が2000μm2以上に設定されている特許請求の
範囲第1項に記載の半導体集積回路。 6 前記PN接合素子の拡散領域の平面形状が略
方形をなし、この拡散領域において電流が流れる
方向と平行な方向の辺の長さをL、これと直交す
る方向の辺の長さをWとしたときに、L<Wなる
関係を満たすように各辺の長さが設定されている
特許請求の範囲第1項に記載の半導体集積回路。 7 前記PN接合素子の拡散領域の平面形状が略
方形をなし、この拡散領域において電流が流れる
方向と平行な方向の辺の長さをL、これと直交す
る方向の辺の長さをWとしたときに、L≧Wなる
関係を満たすように各辺の長さが設定されている
特許請求の範囲第1項に記載の半導体集積回路。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60211419A JPS6271275A (ja) | 1985-09-25 | 1985-09-25 | 半導体集積回路 |
EP86113189A EP0215493B1 (en) | 1985-09-25 | 1986-09-25 | Protected mos transistor circuit |
DE8686113189T DE3676259D1 (de) | 1985-09-25 | 1986-09-25 | Geschuetzte mos-transistorschaltung. |
KR1019860008018A KR910003834B1 (ko) | 1985-09-25 | 1986-09-25 | Mos트랜지스터회로 |
US07/219,805 US4893159A (en) | 1985-09-25 | 1988-07-13 | Protected MOS transistor circuit |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60211419A JPS6271275A (ja) | 1985-09-25 | 1985-09-25 | 半導体集積回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6271275A JPS6271275A (ja) | 1987-04-01 |
JPH0518469B2 true JPH0518469B2 (ja) | 1993-03-12 |
Family
ID=16605642
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60211419A Granted JPS6271275A (ja) | 1985-09-25 | 1985-09-25 | 半導体集積回路 |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4893159A (ja) |
EP (1) | EP0215493B1 (ja) |
JP (1) | JPS6271275A (ja) |
KR (1) | KR910003834B1 (ja) |
DE (1) | DE3676259D1 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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KR101493035B1 (ko) * | 2014-07-24 | 2015-02-17 | 주식회사 우심시스템 | 사용자가 스스로 잉크 충전 가능한 잉크젯 프린터용 잉크 카트리지 |
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-
1985
- 1985-09-25 JP JP60211419A patent/JPS6271275A/ja active Granted
-
1986
- 1986-09-25 KR KR1019860008018A patent/KR910003834B1/ko not_active IP Right Cessation
- 1986-09-25 DE DE8686113189T patent/DE3676259D1/de not_active Expired - Lifetime
- 1986-09-25 EP EP86113189A patent/EP0215493B1/en not_active Expired - Lifetime
-
1988
- 1988-07-13 US US07/219,805 patent/US4893159A/en not_active Expired - Lifetime
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Also Published As
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