JPH0475444B2 - - Google Patents
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- JPH0475444B2 JPH0475444B2 JP56110052A JP11005281A JPH0475444B2 JP H0475444 B2 JPH0475444 B2 JP H0475444B2 JP 56110052 A JP56110052 A JP 56110052A JP 11005281 A JP11005281 A JP 11005281A JP H0475444 B2 JPH0475444 B2 JP H0475444B2
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- Japan
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- tire
- liner
- inspection head
- cylinder
- holder
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- 238000007689 inspection Methods 0.000 claims description 54
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 6
- 239000010959 steel Substances 0.000 description 6
- 238000000034 method Methods 0.000 description 4
- 239000011324 bead Substances 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 2
- 230000005855 radiation Effects 0.000 description 2
- 238000011179 visual inspection Methods 0.000 description 2
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01B—MEASURING LENGTH, THICKNESS OR SIMILAR LINEAR DIMENSIONS; MEASURING ANGLES; MEASURING AREAS; MEASURING IRREGULARITIES OF SURFACES OR CONTOURS
- G01B5/00—Measuring arrangements characterised by the use of mechanical techniques
- G01B5/02—Measuring arrangements characterised by the use of mechanical techniques for measuring length, width or thickness
- G01B5/06—Measuring arrangements characterised by the use of mechanical techniques for measuring length, width or thickness for measuring thickness
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- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Tyre Moulding (AREA)
- A Measuring Device Byusing Mechanical Method (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は、加硫タイヤのライナーゲージ検査
装置に係わり、更に詳しくはスチールカーカス構
造の加硫タイヤに於けるインナーライナーの肉厚
をタイヤの全内周面にわたつて自動的に検査する
ライナーゲージ検査装置に関するものである。
装置に係わり、更に詳しくはスチールカーカス構
造の加硫タイヤに於けるインナーライナーの肉厚
をタイヤの全内周面にわたつて自動的に検査する
ライナーゲージ検査装置に関するものである。
スチールカーカス構造のタイヤを加硫後におい
て、そのインナーライナーの肉厚を検査する場
合、従来は目視により行なつていた。
て、そのインナーライナーの肉厚を検査する場
合、従来は目視により行なつていた。
しかしながら目視による検査では、ライナーの
肉厚すなわちライナーゲージが極端に薄い場合ス
チールカーカスが露出したり、スチールコードに
沿つて凹凸状態になつているので見分けることが
できるが、ライナーゲージが0.5〜1.0mm程度では
タイヤ性能に悪影響をおよぼすにもかかわらず、
目視検査では発見することが困難であつた。
肉厚すなわちライナーゲージが極端に薄い場合ス
チールカーカスが露出したり、スチールコードに
沿つて凹凸状態になつているので見分けることが
できるが、ライナーゲージが0.5〜1.0mm程度では
タイヤ性能に悪影響をおよぼすにもかかわらず、
目視検査では発見することが困難であつた。
そこで触感検査も併用されているが、上述した
目視検査による場合とほぼ同様の結果しか得られ
ないのが現状である。
目視検査による場合とほぼ同様の結果しか得られ
ないのが現状である。
また最近では放射線を使つた検査装置も出現し
ているが、装置が大がかりで高価であるばかりで
なく、その操作やメンテナンスが煩雑である等の
問題がある。
ているが、装置が大がかりで高価であるばかりで
なく、その操作やメンテナンスが煩雑である等の
問題がある。
この発明は、かかる従来の問題点に着目して案
出されたもので、加硫タイヤの全内周面にわたつ
て自動的にライナーの肉厚を検査できる優れた加
硫タイヤのライナーゲージ検査装置を提供するこ
とを目的とするものである。
出されたもので、加硫タイヤの全内周面にわたつ
て自動的にライナーの肉厚を検査できる優れた加
硫タイヤのライナーゲージ検査装置を提供するこ
とを目的とするものである。
この発明は上記目的を達成するため、フレーム
に設置されたタイヤ回転装置上に、タイヤを走行
姿勢で保持するタイヤ保持装置を配設すると共
に、このタイヤ保持装置の側部に、前記タイヤ回
転装置上に保持されたタイヤのインナーライナー
の肉厚を検査するライナーゲージ検査ヘツドを昇
降、旋回、及び水平移動自在に駆動する検査ヘツ
ド駆動装置を設置し、前記ライナーゲージ検査ヘ
ツドは、前記検査ヘツド駆動装置に連結されたア
ームの先端に連結された2本のジヨイントと、こ
のジヨイントの先端に連結された2本のアーム
と、このアームの先端間に連結されたホルダとか
らなるリンク機構を有し、このリンク機構のジヨ
イントの先端に、このジヨイントと共に移動可能
で、かつジヨイントの先端と逆方向に付勢された
ガイドロツドを介してタイヤ内面と当接可能なホ
ルダを設けると共に、このホルダに、タイヤのイ
ンナーライナーの肉厚を検知するライナーゲージ
感応部を設け、前記リンク機構のホルダに、前記
アームの降下に伴つてタイヤ内面と当接する当接
部材を設けたことを要旨とするものである。
に設置されたタイヤ回転装置上に、タイヤを走行
姿勢で保持するタイヤ保持装置を配設すると共
に、このタイヤ保持装置の側部に、前記タイヤ回
転装置上に保持されたタイヤのインナーライナー
の肉厚を検査するライナーゲージ検査ヘツドを昇
降、旋回、及び水平移動自在に駆動する検査ヘツ
ド駆動装置を設置し、前記ライナーゲージ検査ヘ
ツドは、前記検査ヘツド駆動装置に連結されたア
ームの先端に連結された2本のジヨイントと、こ
のジヨイントの先端に連結された2本のアーム
と、このアームの先端間に連結されたホルダとか
らなるリンク機構を有し、このリンク機構のジヨ
イントの先端に、このジヨイントと共に移動可能
で、かつジヨイントの先端と逆方向に付勢された
ガイドロツドを介してタイヤ内面と当接可能なホ
ルダを設けると共に、このホルダに、タイヤのイ
ンナーライナーの肉厚を検知するライナーゲージ
感応部を設け、前記リンク機構のホルダに、前記
アームの降下に伴つてタイヤ内面と当接する当接
部材を設けたことを要旨とするものである。
この発明は、上記のように構成され、タイヤを
走行姿勢で保持した後、このタイヤ内にビード部
からライナーゲージ検査ヘツドを挿入すると共
に、この検査ヘツドの先端をタイヤ内面中央部に
当接し、しかる後、タイヤを回転しつつ前記検査
ヘツドを下降し、この下降に伴つて検査ヘツドの
ライナーゲージ感応部をタイヤの内面に沿つて上
方に移動せしめることにより、タイヤのライナー
ゲージすなわちライナーの肉厚をタイヤの全内周
面にわたつて自動的に検出するようにしたもので
ある。
走行姿勢で保持した後、このタイヤ内にビード部
からライナーゲージ検査ヘツドを挿入すると共
に、この検査ヘツドの先端をタイヤ内面中央部に
当接し、しかる後、タイヤを回転しつつ前記検査
ヘツドを下降し、この下降に伴つて検査ヘツドの
ライナーゲージ感応部をタイヤの内面に沿つて上
方に移動せしめることにより、タイヤのライナー
ゲージすなわちライナーの肉厚をタイヤの全内周
面にわたつて自動的に検出するようにしたもので
ある。
以下、添付図面に基づき、この考案の実施例を
説明する。
説明する。
まずこの発明に係る方法の実施に直接使用する
装置について説明する。
装置について説明する。
第1図は、この発明の実施例からなる加硫タイ
ヤのライナーゲージ検査装置を示す一部切断した
正面図、第2図は同上側面図、第3図は同上要部
を示す拡大正面図、第4図は同上側面図、第5図
はライナー肉厚センサー部分の拡大正面図、第6
図は同上側面図である。
ヤのライナーゲージ検査装置を示す一部切断した
正面図、第2図は同上側面図、第3図は同上要部
を示す拡大正面図、第4図は同上側面図、第5図
はライナー肉厚センサー部分の拡大正面図、第6
図は同上側面図である。
図においてKはこの発明の実施例からなる加硫
タイヤのライナーゲージ検査装置であつて、フレ
ーム19の一側19aに設けられたタイヤ回転装
置Kaと、このタイヤ回転装置Ka上にタイヤTを
走行姿勢で保持するタイヤ保持装置Kbと、前記
フレーム19の他側19bに設けられ、前記タイ
ヤ回転装置Ka上に保持されたタイヤT内に、ラ
イナーゲージ検査ヘツドKcを出入及び昇降する
検査ヘツド駆動装置Kdとからなり、前記ライナ
ーゲージ検査ヘツドKcはその先端の圧下に伴つ
てライナーゲージ感応部がタイヤTの内面に沿つ
て上方に移動するよう構成されている。
タイヤのライナーゲージ検査装置であつて、フレ
ーム19の一側19aに設けられたタイヤ回転装
置Kaと、このタイヤ回転装置Ka上にタイヤTを
走行姿勢で保持するタイヤ保持装置Kbと、前記
フレーム19の他側19bに設けられ、前記タイ
ヤ回転装置Ka上に保持されたタイヤT内に、ラ
イナーゲージ検査ヘツドKcを出入及び昇降する
検査ヘツド駆動装置Kdとからなり、前記ライナ
ーゲージ検査ヘツドKcはその先端の圧下に伴つ
てライナーゲージ感応部がタイヤTの内面に沿つ
て上方に移動するよう構成されている。
更にこの構造を説明すると、前記タイヤ回転装
置Kaは、駆動モータ(図示しない)により所定
の方向に回転される駆動ロール13とフリーロー
ル15とを第2図に示すようにフレーム19の一
側19aの左右に軸受14a,14b及び16
a,16bを介して取り付けることにより構成さ
れており、この各ロール13,15上に後述する
タイヤ保持装置Kbにより走行姿勢で保持された
タイヤTを検査時において回転すると共に、左右
の各ロール13,15によつてタイヤTのセンタ
リングを自動的に行なうことができるようになつ
ている。また、このタイヤ回転装置Kaの下方に
は、第2図に示すように検査後のタイヤTを本装
置Kから蹴り出す蹴り出し装置Keが設けられて
いる。この蹴り出し装置Keは、前述したタイヤ
回転装置Kaの各ロール13,15間に位置せし
めてフレームの一側19a上に軸受を介して起伏
自在に軸着されたL字状の蹴り出しアーム17
と、基部を前記フレーム19に軸着し、ロツド1
8aを前記アーム17の基部17aに軸着したエ
アシリンダ18とから構成されており、このエア
シリンダ18を作動することにより蹴り出しアー
ム17を作動して検査ずみタイヤTを機外に蹴り
出し得るようになつている。
置Kaは、駆動モータ(図示しない)により所定
の方向に回転される駆動ロール13とフリーロー
ル15とを第2図に示すようにフレーム19の一
側19aの左右に軸受14a,14b及び16
a,16bを介して取り付けることにより構成さ
れており、この各ロール13,15上に後述する
タイヤ保持装置Kbにより走行姿勢で保持された
タイヤTを検査時において回転すると共に、左右
の各ロール13,15によつてタイヤTのセンタ
リングを自動的に行なうことができるようになつ
ている。また、このタイヤ回転装置Kaの下方に
は、第2図に示すように検査後のタイヤTを本装
置Kから蹴り出す蹴り出し装置Keが設けられて
いる。この蹴り出し装置Keは、前述したタイヤ
回転装置Kaの各ロール13,15間に位置せし
めてフレームの一側19a上に軸受を介して起伏
自在に軸着されたL字状の蹴り出しアーム17
と、基部を前記フレーム19に軸着し、ロツド1
8aを前記アーム17の基部17aに軸着したエ
アシリンダ18とから構成されており、このエア
シリンダ18を作動することにより蹴り出しアー
ム17を作動して検査ずみタイヤTを機外に蹴り
出し得るようになつている。
前記タイヤ保持装置Kbは、第1図及び第2図
に示すように前記タイヤ回転装置Kaの上方に位
置せしめ、フレーム(図示しない)に前記ライナ
ーゲージ検査ヘツドKcを側方から出し入れでき
るよう左右各2本の下部ガイドロール11a,1
1b,11c,11dと上部ガイドロール12
a,12b,12c,12dとから構成されてお
り、この各ガイドロールによつてタイヤ回転装置
Ka上に搬入されたタイヤTを走行姿勢で回転可
能に保持できるようになつている。なお、上述し
た左右のガイドロールは、それぞれタイヤのサイ
ズに対応せしめてその間隔を調節できるようにな
つている。
に示すように前記タイヤ回転装置Kaの上方に位
置せしめ、フレーム(図示しない)に前記ライナ
ーゲージ検査ヘツドKcを側方から出し入れでき
るよう左右各2本の下部ガイドロール11a,1
1b,11c,11dと上部ガイドロール12
a,12b,12c,12dとから構成されてお
り、この各ガイドロールによつてタイヤ回転装置
Ka上に搬入されたタイヤTを走行姿勢で回転可
能に保持できるようになつている。なお、上述し
た左右のガイドロールは、それぞれタイヤのサイ
ズに対応せしめてその間隔を調節できるようにな
つている。
次に前述した検査ヘツド駆動装置Kdとこれに
取り付けられているライナーゲージ検査ヘツド
Kcの構造について詳細に説明する。
取り付けられているライナーゲージ検査ヘツド
Kcの構造について詳細に説明する。
前記検査ヘツド駆動装置Kdを構成する角パイ
プ34及び9は、第1図に示すように前記フレー
ム19の他側19bに立設されたフレーム19c
に固定されたリニアウエイ4a,4bに軸受5
a,5b及び8a,8bを介して昇降自在に設け
られており、前記角パイプ34にはエアシリンダ
1が取り付けられ、そのシリンダロツド1aは、
この角パイプ34に設けられた貫通孔を通つて前
記角パイプ9に連結されている。またこの角パイ
プ9には電動シリンダ10のロツド10aが連結
される一方電動シリンダ10はフレーム19cに
連結されている。従つて、電動シリンダ10のシ
リンダロツド10aが作動しなければ角パイプ9
は上下に移動することはできない。電動シリンダ
10のシリンダロツド10aが作動すればシリン
ダロツド10aが上方向又は下方向に動くから、
すなわち角パイプ9と角パイプ34は同時に作動
する。一方、角パイプ34に固定されたシリンダ
1を作動すると、そのシリンダロツド1aが出の
状態ではロツドとピンで連結された角パイプ9が
電動シリンダ10を介してフレーム19に固定さ
れたような状態になつているから、シリンダ1が
角パイプ34を押し上げる。シリンダ1のエアー
圧を切換えるとシリンダ1が角パイプ34を下降
する。
プ34及び9は、第1図に示すように前記フレー
ム19の他側19bに立設されたフレーム19c
に固定されたリニアウエイ4a,4bに軸受5
a,5b及び8a,8bを介して昇降自在に設け
られており、前記角パイプ34にはエアシリンダ
1が取り付けられ、そのシリンダロツド1aは、
この角パイプ34に設けられた貫通孔を通つて前
記角パイプ9に連結されている。またこの角パイ
プ9には電動シリンダ10のロツド10aが連結
される一方電動シリンダ10はフレーム19cに
連結されている。従つて、電動シリンダ10のシ
リンダロツド10aが作動しなければ角パイプ9
は上下に移動することはできない。電動シリンダ
10のシリンダロツド10aが作動すればシリン
ダロツド10aが上方向又は下方向に動くから、
すなわち角パイプ9と角パイプ34は同時に作動
する。一方、角パイプ34に固定されたシリンダ
1を作動すると、そのシリンダロツド1aが出の
状態ではロツドとピンで連結された角パイプ9が
電動シリンダ10を介してフレーム19に固定さ
れたような状態になつているから、シリンダ1が
角パイプ34を押し上げる。シリンダ1のエアー
圧を切換えるとシリンダ1が角パイプ34を下降
する。
このような構造になつている為、シリンダ1の
作動により角パイプ34を下降し、次に電動シリ
ンダ10により角パイプ34を更に下降(又は上
昇)することができる。逆に、電動シリンダ10
のロツド10aを上昇すれば角パイプ9,34が
上昇し、次にエアーシリンダ1を作動し、シリン
ダロツド1aを出の状態では角パイプ34は更に
上昇し、ストロークエンドまで移動する。
作動により角パイプ34を下降し、次に電動シリ
ンダ10により角パイプ34を更に下降(又は上
昇)することができる。逆に、電動シリンダ10
のロツド10aを上昇すれば角パイプ9,34が
上昇し、次にエアーシリンダ1を作動し、シリン
ダロツド1aを出の状態では角パイプ34は更に
上昇し、ストロークエンドまで移動する。
また上述したシリンダ1と共に検査ヘツド駆動
装置Kdを構成するシリンダ2は、シリンダ取付
板35を介して角パイプ34に固定されており、
そのシリンダロツド2aはピンを介して角パイプ
7に固定されている。角パイプ34には軸受6
a,6bが固定されており、角パイプ7に固定さ
れたリニアウエイ49が軸受上を滑る。従つて、
シリンダ2を作動すると角パイプ7は左右に移動
する。
装置Kdを構成するシリンダ2は、シリンダ取付
板35を介して角パイプ34に固定されており、
そのシリンダロツド2aはピンを介して角パイプ
7に固定されている。角パイプ34には軸受6
a,6bが固定されており、角パイプ7に固定さ
れたリニアウエイ49が軸受上を滑る。従つて、
シリンダ2を作動すると角パイプ7は左右に移動
する。
更に角パイプ7には、前述したシリンダ1及び
2と共に検査ヘツド駆動装置Kdを構成するシリ
ンダ3がピンで連結し固定されている。そしてそ
のシリンダロツド3aはアーム40とピンで連結
されている。角パイプ7の先端には軸受36が一
体物となつており、ベアリング37,38を介し
て前記ライナーゲージ検査ヘツドKcを構成する
軸39が回転し得るようになつている。この軸3
9とアーム40は固定されており、シリンダ3の
ロツド3aが出、戻限の時、アーム40は90°旋
回するようにシリンダ3のストロークを設定す
る。更に前記軸39には前記ライナーゲージ検査
ヘツドKcを構成するアーム20が固定されてい
る。このアーム20には軸受21a,21bが固
定されており、ホルダ43に固定されたガイドロ
ツド22a,22bが上下移動する。ガイドロツ
ド22a,22bの上側端近くに止め輪45a,
45bが取り付けてある。前記ガイドロツド22
a,22bが軸受21a,21b上を滑り下降
し、軸受21a,21bに止め輪45a,45b
が当りストツパーとなる。ホルダ43の下側に
は、アーム20の降下に伴つてタイヤ内面と当接
して回転可能な当接部材41が軸42で固定され
ている。ボルト44は、ホルダ43に取り付けて
あり、アーム20が下降時そのストッパーとな
る。
2と共に検査ヘツド駆動装置Kdを構成するシリ
ンダ3がピンで連結し固定されている。そしてそ
のシリンダロツド3aはアーム40とピンで連結
されている。角パイプ7の先端には軸受36が一
体物となつており、ベアリング37,38を介し
て前記ライナーゲージ検査ヘツドKcを構成する
軸39が回転し得るようになつている。この軸3
9とアーム40は固定されており、シリンダ3の
ロツド3aが出、戻限の時、アーム40は90°旋
回するようにシリンダ3のストロークを設定す
る。更に前記軸39には前記ライナーゲージ検査
ヘツドKcを構成するアーム20が固定されてい
る。このアーム20には軸受21a,21bが固
定されており、ホルダ43に固定されたガイドロ
ツド22a,22bが上下移動する。ガイドロツ
ド22a,22bの上側端近くに止め輪45a,
45bが取り付けてある。前記ガイドロツド22
a,22bが軸受21a,21b上を滑り下降
し、軸受21a,21bに止め輪45a,45b
が当りストツパーとなる。ホルダ43の下側に
は、アーム20の降下に伴つてタイヤ内面と当接
して回転可能な当接部材41が軸42で固定され
ている。ボルト44は、ホルダ43に取り付けて
あり、アーム20が下降時そのストッパーとな
る。
次にアーム20の先端に配設されたリンク機構
の構成、及びランナーゲージ感応部との係合関係
について説明する。アーム20とジヨイント26
a,26bはピン23a,23bで連結されてお
り、ホルダ43とアーム25a,25bは止めね
じ24a,24bで連結され、アーム25a,2
5bとジヨイント26a,26bはピン46a,
46bで連結されている。ここでピン23a,2
3b、ピン46a,46b、止めねじ24a,2
4bの各軸芯は同一平面に対して垂直であり、同
一平面上でのピン23a〜23b、止めねじ24
a〜24bの軸芯は平行であり、ピン23aと2
3b、止めねじ24aと24bの軸芯の中間点を
結んだ線は、ピン23a〜23bを結んだ軸芯を
結んだ線に対して垂直となる位置関係にある。
又、ピン23a〜ピン46a、ピン23b〜ピン
46bの軸芯間隔は等しく、又、ピン46a〜止
めねじ24a、ピン46b〜止めねじ24bの軸
芯間隔が等しく設定する。
の構成、及びランナーゲージ感応部との係合関係
について説明する。アーム20とジヨイント26
a,26bはピン23a,23bで連結されてお
り、ホルダ43とアーム25a,25bは止めね
じ24a,24bで連結され、アーム25a,2
5bとジヨイント26a,26bはピン46a,
46bで連結されている。ここでピン23a,2
3b、ピン46a,46b、止めねじ24a,2
4bの各軸芯は同一平面に対して垂直であり、同
一平面上でのピン23a〜23b、止めねじ24
a〜24bの軸芯は平行であり、ピン23aと2
3b、止めねじ24aと24bの軸芯の中間点を
結んだ線は、ピン23a〜23bを結んだ軸芯を
結んだ線に対して垂直となる位置関係にある。
又、ピン23a〜ピン46a、ピン23b〜ピン
46bの軸芯間隔は等しく、又、ピン46a〜止
めねじ24a、ピン46b〜止めねじ24bの軸
芯間隔が等しく設定する。
従つてピン23aと23b、ピン46aと46
b、止めねじ24aと24bの軸芯の中間点を結
んだ線に対し対称となつている。またガイドロツ
ド22a,22bの軸芯もこの線と平行に設けて
おくのでホルダ43を固定し、アーム20を下降
するとアーム25a,25bは止めねじ24a,
24bを中心に旋回し、ジヨイント26a,26
bは上記リンク機構を介してピン23a,23b
を中心として旋回する(第3図の中心から右側の
図はアーム20を下降した状態を示す)。
b、止めねじ24aと24bの軸芯の中間点を結
んだ線に対し対称となつている。またガイドロツ
ド22a,22bの軸芯もこの線と平行に設けて
おくのでホルダ43を固定し、アーム20を下降
するとアーム25a,25bは止めねじ24a,
24bを中心に旋回し、ジヨイント26a,26
bは上記リンク機構を介してピン23a,23b
を中心として旋回する(第3図の中心から右側の
図はアーム20を下降した状態を示す)。
またライナーゲージ感応部すなわちセンサ32
は、ジヨイント26a,26bに軸受27a,2
7b,27c,27d、ガイドロツド28a,2
8b,28c,28d、ジヨイント33a,33
bを介して設けられたホルダ30a,30bに、
それぞれ取付けられているため、アーム20を圧
下した場合、リンク機構を介して、図7に示すよ
うに、ピン23a,23bを中心として扇状運動
(旋回)可能である(図7中のハッチング部はラ
イナーゲージ感応部32の稼動範囲を示し、線L
はホルダ30aの最大稼動軌跡、線Mはホルダ3
0aの最小稼動軌跡を示す)。
は、ジヨイント26a,26bに軸受27a,2
7b,27c,27d、ガイドロツド28a,2
8b,28c,28d、ジヨイント33a,33
bを介して設けられたホルダ30a,30bに、
それぞれ取付けられているため、アーム20を圧
下した場合、リンク機構を介して、図7に示すよ
うに、ピン23a,23bを中心として扇状運動
(旋回)可能である(図7中のハッチング部はラ
イナーゲージ感応部32の稼動範囲を示し、線L
はホルダ30aの最大稼動軌跡、線Mはホルダ3
0aの最小稼動軌跡を示す)。
次に、上記ジヨイント26a,26b、軸受2
7a,27b,27c,27d、ガイドロツド2
8a,28b,28c,28d、ジヨイント33
a,33b、ホルダ30a,30b、センサ32
の係合関係について詳細に説明する。ジヨイント
26aと26bには軸受27a,27bと軸受2
7c,27dが固定されている。各軸受にはガイ
ドロツド28a,28bと28c,28dが取り
付けられており、軸芯28aと28b,28cと
28dが平行に設けられている。ガイドロツドは
ジヨイント33a,33bに固定されている(第
5図及び第6図参照)。ガイドロツド28a,2
8b,28c,28dの上端部には止め輪が取り
付けてあり、軸受27a,27b,27c,27
dに対し前記各ガイドロツドが抜けて落ちない様
になつている(ガイドロツド22の止め輪45
a,45bと同様)。ジヨイント33a,33b
と軸受27a,27b,27c,27d間でガイ
ドロツド28a,28b,28c,28dの外側
にバネ29a,29b,29c,29dが入つて
いる。ジヨイント33a,33bはバネの力でガ
イドロツドの軸芯方向で軸受27a,27b,2
7c,27dの下側(ジヨイント33側)に押さ
れている。ジヨイント33を上側に押すとバネ2
9a,29b,29c,29dが密着するまで移
動できる。ジヨイント33a,33bにはねじ3
1a,31b,31c,31dが取り付けられ、
各ねじと同一物で先端のピン部でホルダ30a,
30bが固定されている。各ホルダ30a,30
bはねじ31a,31b、ねじ31cと31dを
結んだ軸芯に対して摺動できるようになつてい
る。ホルダ30a,30bにはライナーゲージ感
応部、すなわちセンサ32がWナツト47で固定
されている。センサ32とホルダ30の間には〓
間があり、ホルダ30にねじを切つておき、また
エアーホース48より供給されたエアーでセンサ
32を空冷することができるようになつている。
ホルダ30のタイヤ内面に当る部分は、タイヤ断
面(第3図参照)の曲率にほぼ近似した半径にす
ることが好ましい(第6図に半径Rを示す)。又、
第6図のホルダ30のR部の両エツジ部は小さな
面取りをしてタイヤ内面を滑り易くする。ホルダ
30を止めているネジ31a,31b,31c,
31dの支点はできるだけ下側(タイヤTの内面
とホルダが接触する面の方向)にし、タイヤ内面
の曲率に対してホルダ30a,30bの下面の曲
率Rが自動的に合い易くすることが好ましい。ホ
ルダ30a,30bの下面から数mm上側にセンサ
32の下面がくる様に固定されている為、タイヤ
Tの内面に対しホルダ30a,30bが接触し、
センサ32は接触しない。以上の構成によりライ
ナーゲージ感応部32は、図7に示した例の如く
リンク機構を介してアーム20を圧下させること
によりタイヤTの内壁面に沿つて移動することが
可能である。
7a,27b,27c,27d、ガイドロツド2
8a,28b,28c,28d、ジヨイント33
a,33b、ホルダ30a,30b、センサ32
の係合関係について詳細に説明する。ジヨイント
26aと26bには軸受27a,27bと軸受2
7c,27dが固定されている。各軸受にはガイ
ドロツド28a,28bと28c,28dが取り
付けられており、軸芯28aと28b,28cと
28dが平行に設けられている。ガイドロツドは
ジヨイント33a,33bに固定されている(第
5図及び第6図参照)。ガイドロツド28a,2
8b,28c,28dの上端部には止め輪が取り
付けてあり、軸受27a,27b,27c,27
dに対し前記各ガイドロツドが抜けて落ちない様
になつている(ガイドロツド22の止め輪45
a,45bと同様)。ジヨイント33a,33b
と軸受27a,27b,27c,27d間でガイ
ドロツド28a,28b,28c,28dの外側
にバネ29a,29b,29c,29dが入つて
いる。ジヨイント33a,33bはバネの力でガ
イドロツドの軸芯方向で軸受27a,27b,2
7c,27dの下側(ジヨイント33側)に押さ
れている。ジヨイント33を上側に押すとバネ2
9a,29b,29c,29dが密着するまで移
動できる。ジヨイント33a,33bにはねじ3
1a,31b,31c,31dが取り付けられ、
各ねじと同一物で先端のピン部でホルダ30a,
30bが固定されている。各ホルダ30a,30
bはねじ31a,31b、ねじ31cと31dを
結んだ軸芯に対して摺動できるようになつてい
る。ホルダ30a,30bにはライナーゲージ感
応部、すなわちセンサ32がWナツト47で固定
されている。センサ32とホルダ30の間には〓
間があり、ホルダ30にねじを切つておき、また
エアーホース48より供給されたエアーでセンサ
32を空冷することができるようになつている。
ホルダ30のタイヤ内面に当る部分は、タイヤ断
面(第3図参照)の曲率にほぼ近似した半径にす
ることが好ましい(第6図に半径Rを示す)。又、
第6図のホルダ30のR部の両エツジ部は小さな
面取りをしてタイヤ内面を滑り易くする。ホルダ
30を止めているネジ31a,31b,31c,
31dの支点はできるだけ下側(タイヤTの内面
とホルダが接触する面の方向)にし、タイヤ内面
の曲率に対してホルダ30a,30bの下面の曲
率Rが自動的に合い易くすることが好ましい。ホ
ルダ30a,30bの下面から数mm上側にセンサ
32の下面がくる様に固定されている為、タイヤ
Tの内面に対しホルダ30a,30bが接触し、
センサ32は接触しない。以上の構成によりライ
ナーゲージ感応部32は、図7に示した例の如く
リンク機構を介してアーム20を圧下させること
によりタイヤTの内壁面に沿つて移動することが
可能である。
次に、上述したライナーゲージ検査ヘツドKc
及び検査ヘツド駆動装置Kdの動作について説明
する。
及び検査ヘツド駆動装置Kdの動作について説明
する。
第1図のE,F,Gの記号は軸受36の各位置
を示しており、Eの状態はタイヤTが前工程から
本装置Kの駆動ロール13、ロール15上に移
動、又は本装置Kの蹴り出しアーム17で検査が
終つたタイヤTを次工程に送る場合である。Eほ
状態は前記検査ヘツド駆動装置Kdのシリンダ1
のシリンダロツドが出限、シリンダ2のシリンダ
ロツドが戻限、シリンダ3のシリンダロツドが戻
限(第1図のセンサ部Aが90°回転し、丁度第4
図の向きになつている)、電動シリンダ10のシ
リンダロツドが戻限となつている。次にタイヤT
が本装置の駆動ロール13、ロール15上に入
り、タイヤTはタイヤ回転装置Kaにより回転さ
れ、前記タイヤ保持装置Kbを構成するガイドロ
ール12a,12b,12c,12dとガイドロ
ール11a,11b,11c,11dで両側から
センターリングされる。第1図のF部を通る平面
から各ガイドロールへの垂直に引いた間隔が常に
等しくなるようガイドロール12a,12cと1
2b,12d、ガイドロール11a,11cと1
1b,11dが連動する。従つて各ガイドロール
でセンターリングされたタイヤTの幅方向の中心
はタイヤ幅に関係なく常に一定で、第1図のF部
の垂直面上に有る。
を示しており、Eの状態はタイヤTが前工程から
本装置Kの駆動ロール13、ロール15上に移
動、又は本装置Kの蹴り出しアーム17で検査が
終つたタイヤTを次工程に送る場合である。Eほ
状態は前記検査ヘツド駆動装置Kdのシリンダ1
のシリンダロツドが出限、シリンダ2のシリンダ
ロツドが戻限、シリンダ3のシリンダロツドが戻
限(第1図のセンサ部Aが90°回転し、丁度第4
図の向きになつている)、電動シリンダ10のシ
リンダロツドが戻限となつている。次にタイヤT
が本装置の駆動ロール13、ロール15上に入
り、タイヤTはタイヤ回転装置Kaにより回転さ
れ、前記タイヤ保持装置Kbを構成するガイドロ
ール12a,12b,12c,12dとガイドロ
ール11a,11b,11c,11dで両側から
センターリングされる。第1図のF部を通る平面
から各ガイドロールへの垂直に引いた間隔が常に
等しくなるようガイドロール12a,12cと1
2b,12d、ガイドロール11a,11cと1
1b,11dが連動する。従つて各ガイドロール
でセンターリングされたタイヤTの幅方向の中心
はタイヤ幅に関係なく常に一定で、第1図のF部
の垂直面上に有る。
次に、シリンダ2により、E部かF部に移動す
る。タイヤTの両ビードの中間にライナーゲージ
検査ヘツドKcが入る。Fの状態ではシリンダ2
のシリンダロツドが出限、その他はE部の状態の
ままである。
る。タイヤTの両ビードの中間にライナーゲージ
検査ヘツドKcが入る。Fの状態ではシリンダ2
のシリンダロツドが出限、その他はE部の状態の
ままである。
次に、ライナーゲージ検査ヘツドKcがタイヤ
Tの内面に入るか、シリンダ1のシリンダロツド
が戻限となる。この時はまだタイヤ内面とライナ
ーゲージ検査ヘツドKcの先端部すなわち当接部
材41はタイヤ内面に接触してない。シリンダ3
によりライナーゲージ検査ヘツドKcが90°回転し
第1図又は第3図の向きとなる。次に電動シリン
ダ10のシリンダロツドが下降しライナーゲージ
検査ヘツドKcのホルダ30a,30bがタイヤ
T内面に接触する。更に電動シリンダ10のシリ
ンダロツドを下降すると、前記当接部材41がタ
イヤTの内面と当接してタイヤ内面上を転動す
る。更に電動シリンダ10のシリンダロツド10
aを下降するとアーム20が下降し、ホルダ30
a,30bはタイヤ内面を滑りシヨルダー部から
サイド部へと移動する。タイヤは回転しているた
め電動シリンダ10の下降速度を遅くすればほぼ
タイヤTの全内面をライナーゲージ検査ヘツド
Kcのホルダ30がトレースできる。電動シリン
ダ10を任意の位置で停止すれば、その時にホル
ダ30がタイヤTの内面に接触している部分を検
査できる。従つて、タイヤTの回転速度と電動シ
リンダ10の速度の相対的な関係によりタイヤT
の内面をスパイラル状、リング状又は全面にホル
ダ30がトレースし、ライナーゲージすなわちラ
イナーの肉厚の局部的な不均一性を検査出来る。
Tの内面に入るか、シリンダ1のシリンダロツド
が戻限となる。この時はまだタイヤ内面とライナ
ーゲージ検査ヘツドKcの先端部すなわち当接部
材41はタイヤ内面に接触してない。シリンダ3
によりライナーゲージ検査ヘツドKcが90°回転し
第1図又は第3図の向きとなる。次に電動シリン
ダ10のシリンダロツドが下降しライナーゲージ
検査ヘツドKcのホルダ30a,30bがタイヤ
T内面に接触する。更に電動シリンダ10のシリ
ンダロツドを下降すると、前記当接部材41がタ
イヤTの内面と当接してタイヤ内面上を転動す
る。更に電動シリンダ10のシリンダロツド10
aを下降するとアーム20が下降し、ホルダ30
a,30bはタイヤ内面を滑りシヨルダー部から
サイド部へと移動する。タイヤは回転しているた
め電動シリンダ10の下降速度を遅くすればほぼ
タイヤTの全内面をライナーゲージ検査ヘツド
Kcのホルダ30がトレースできる。電動シリン
ダ10を任意の位置で停止すれば、その時にホル
ダ30がタイヤTの内面に接触している部分を検
査できる。従つて、タイヤTの回転速度と電動シ
リンダ10の速度の相対的な関係によりタイヤT
の内面をスパイラル状、リング状又は全面にホル
ダ30がトレースし、ライナーゲージすなわちラ
イナーの肉厚の局部的な不均一性を検査出来る。
次に、電動シリンダ10のシリンダロツド10
aが上昇し元の位置まで戻る。するとライナーゲ
ージ検査ヘツドKcの感応部はタイヤTの内面か
ら離れる。次にシリンダ3のシリンダロツド3a
が戻限となり、ライナーゲージ検査ヘツドKcは
90°回転する。次にシリンダ1のシリンダロツド
が出限となり、G部よりF部に移動する。次にシ
リンダ2のシリンダロツド2aが戻限となり、F
部がE部に移動し最初の状態に戻る。
aが上昇し元の位置まで戻る。するとライナーゲ
ージ検査ヘツドKcの感応部はタイヤTの内面か
ら離れる。次にシリンダ3のシリンダロツド3a
が戻限となり、ライナーゲージ検査ヘツドKcは
90°回転する。次にシリンダ1のシリンダロツド
が出限となり、G部よりF部に移動する。次にシ
リンダ2のシリンダロツド2aが戻限となり、F
部がE部に移動し最初の状態に戻る。
タイヤTが駆動フリーロール13とフリーロー
ル15に置かれた時、タイヤ外径の最大、最小の
各中心点の延長線上をライナーゲージ検査ヘツド
Kcの芯が移動することが好ましい。これは、各
タイヤサイズを共通して使用する場合、タイヤビ
ード部の上下方向の空間が最大となり、ライナー
ゲージ検査ヘツドKcがタイヤTの内径部を楽に
出し入れできることと、ホルダ30がタイヤ内面
に密着した時、ねじ31a,31bの軸芯を結ぶ
方向のホルダ30とタイヤ内面とが常に均一に当
るようにするため必要となる。又、タイヤの大、
小時、内面のプロフアイルの相違に対して、ホル
ダ30a,30bは常にバネ29a,29b,2
9c,29dでタイヤTの内面に押されているよ
うにする。
ル15に置かれた時、タイヤ外径の最大、最小の
各中心点の延長線上をライナーゲージ検査ヘツド
Kcの芯が移動することが好ましい。これは、各
タイヤサイズを共通して使用する場合、タイヤビ
ード部の上下方向の空間が最大となり、ライナー
ゲージ検査ヘツドKcがタイヤTの内径部を楽に
出し入れできることと、ホルダ30がタイヤ内面
に密着した時、ねじ31a,31bの軸芯を結ぶ
方向のホルダ30とタイヤ内面とが常に均一に当
るようにするため必要となる。又、タイヤの大、
小時、内面のプロフアイルの相違に対して、ホル
ダ30a,30bは常にバネ29a,29b,2
9c,29dでタイヤTの内面に押されているよ
うにする。
ライナーゲージ感応部、すなわちセンサ32は
最内層のスチールカーカスの金属までの距離を検
知できるセンサを使用し、予めタイヤライナーゲ
ージの最小(又は最大)ゲージ、すなわち必要な
ライナーの肉厚を設定し、タイヤ内面からスチー
ルカーカス層までの厚さをセンサ32で検出し、
設定値より薄ければ(厚ければ)このタイヤを次
工程に流さずリジエツトするのである。
最内層のスチールカーカスの金属までの距離を検
知できるセンサを使用し、予めタイヤライナーゲ
ージの最小(又は最大)ゲージ、すなわち必要な
ライナーの肉厚を設定し、タイヤ内面からスチー
ルカーカス層までの厚さをセンサ32で検出し、
設定値より薄ければ(厚ければ)このタイヤを次
工程に流さずリジエツトするのである。
フレームに設置されたタイヤ回転装置上に、タ
イヤを走行姿勢で保持するタイヤ保持装置を配設
すると共に、このタイヤ保持装置の側部に、前記
タイヤ回転装置上に保持されたタイヤのインナー
ライナーの肉厚を検査するライナーゲージ検査ヘ
ツドを昇降、旋回、及び水平移動自在に駆動する
検査ヘツド駆動装置を設置し、前記ライナーゲー
ジ検査ヘツドは、前記検査ヘツド駆動装置に連結
されたアームの先端に連結された2本のジヨイン
トと、このジヨイントの先端に連結された2本の
アームと、このアームの先端間に連結されたホル
ダとからなるリンク機構を有し、このリンク機構
のジヨイントの先端に、このジヨイントと共に移
動可能で、かつジヨイントの先端と逆方向に付勢
されたガイドロツドを介してタイヤ内面と当接可
能なホルダを設けると共に、このホルダに、タイ
ヤのインナーライナーの肉厚を検知するライナー
ゲージ感応部を設け、前記リンク機構のホルダ
に、前記アームの降下に伴つてタイヤ内面と当接
する当接部材を設けたので、タイヤのライナーゲ
ージすなわちライナーの肉厚をタイヤの全内周面
にわたつて自動的に検出することができ、従つ
て、加硫タイヤのライナーゲージの検査を極めて
高能率に行なうことができるのは勿論のこと、従
来のように放射線を用いた装置と比較して、設備
費、ランニングコスト、安全性、設備スペース等
の各点で優れている。
イヤを走行姿勢で保持するタイヤ保持装置を配設
すると共に、このタイヤ保持装置の側部に、前記
タイヤ回転装置上に保持されたタイヤのインナー
ライナーの肉厚を検査するライナーゲージ検査ヘ
ツドを昇降、旋回、及び水平移動自在に駆動する
検査ヘツド駆動装置を設置し、前記ライナーゲー
ジ検査ヘツドは、前記検査ヘツド駆動装置に連結
されたアームの先端に連結された2本のジヨイン
トと、このジヨイントの先端に連結された2本の
アームと、このアームの先端間に連結されたホル
ダとからなるリンク機構を有し、このリンク機構
のジヨイントの先端に、このジヨイントと共に移
動可能で、かつジヨイントの先端と逆方向に付勢
されたガイドロツドを介してタイヤ内面と当接可
能なホルダを設けると共に、このホルダに、タイ
ヤのインナーライナーの肉厚を検知するライナー
ゲージ感応部を設け、前記リンク機構のホルダ
に、前記アームの降下に伴つてタイヤ内面と当接
する当接部材を設けたので、タイヤのライナーゲ
ージすなわちライナーの肉厚をタイヤの全内周面
にわたつて自動的に検出することができ、従つ
て、加硫タイヤのライナーゲージの検査を極めて
高能率に行なうことができるのは勿論のこと、従
来のように放射線を用いた装置と比較して、設備
費、ランニングコスト、安全性、設備スペース等
の各点で優れている。
第1図はこの発明の実施例からなる加硫タイヤ
のライナーゲージ検査装置を示す一部切断した正
面図、第2図は同上側面図、第3図は同上要部を
示す拡大正面図、第4図は同上側面図、第5図は
ライナー肉厚センサ部分の拡大正面図、第6図は
同上側面図、第7図はライナーゲージ感応部の稼
動範囲の説明図である。 19……フレーム、20……アーム、25a,
25b……アーム、26a,26b……ジヨイン
ト、28a,28b,28c,28d……ガイド
ロツド、32……ライナーゲージ感応部、41…
…当接部材、43……ホルダ、Ka……タイヤ回
転装置、Kb……タイヤ保持装置、Kc……ライナ
ーゲージ検査ヘツド、Kd……検査ヘツド駆動装
置。
のライナーゲージ検査装置を示す一部切断した正
面図、第2図は同上側面図、第3図は同上要部を
示す拡大正面図、第4図は同上側面図、第5図は
ライナー肉厚センサ部分の拡大正面図、第6図は
同上側面図、第7図はライナーゲージ感応部の稼
動範囲の説明図である。 19……フレーム、20……アーム、25a,
25b……アーム、26a,26b……ジヨイン
ト、28a,28b,28c,28d……ガイド
ロツド、32……ライナーゲージ感応部、41…
…当接部材、43……ホルダ、Ka……タイヤ回
転装置、Kb……タイヤ保持装置、Kc……ライナ
ーゲージ検査ヘツド、Kd……検査ヘツド駆動装
置。
Claims (1)
- 1 フレームに配置されたタイヤ回転装置上に、
タイヤを走行姿勢で保持するタイヤ保持装置を配
設すると共に、このタイヤ保持装置の側部に、前
記タイヤ回転装置上に保持されたタイヤのインナ
ーライナーの肉厚を検査するライナーゲージ検査
ヘツドを昇降、旋回、及び水平移動自在に駆動す
る検査ヘツド駆動装置を配置し、前記ライナーゲ
ージ検査ヘツドは、前記検査ヘツド駆動装置に連
結されたアームの先端に連結された2本のジヨイ
ントと、このジヨイントの先端に連結された2本
のアームと、このアームの先端間に連結されたホ
ルダとからなるリンク機構を有し、このリンク機
構のジヨイントの先端に、このジヨイントと共に
移動可能で、かつジヨイントの先端と逆方向に付
勢されたガイドロツドを介してタイヤ内面と当接
可能なホルダを設けると共に、このホルダに、タ
イヤのインナーライナーの肉厚を検知するライナ
ーゲージ感応部を設け、前記リンク機構のホルダ
に、前記アームの降下に伴つてタイヤ内面と当接
する当接部材を設けたことを特徴とする加硫タイ
ヤのライナーゲージ検査装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP56110052A JPS5811801A (ja) | 1981-07-16 | 1981-07-16 | 加硫タイヤのライナーゲージ検査装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP56110052A JPS5811801A (ja) | 1981-07-16 | 1981-07-16 | 加硫タイヤのライナーゲージ検査装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5811801A JPS5811801A (ja) | 1983-01-22 |
JPH0475444B2 true JPH0475444B2 (ja) | 1992-11-30 |
Family
ID=14525871
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP56110052A Granted JPS5811801A (ja) | 1981-07-16 | 1981-07-16 | 加硫タイヤのライナーゲージ検査装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5811801A (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2507906Y2 (ja) * | 1990-02-02 | 1996-08-21 | 横浜ゴム株式会社 | 加硫タイヤのライナ―ゲ―ジ検査装置 |
JP4956069B2 (ja) * | 2006-06-30 | 2012-06-20 | パナソニック株式会社 | 照明階段 |
JP5646983B2 (ja) * | 2010-12-22 | 2014-12-24 | 株式会社ブリヂストン | インナーライナー、その製造方法及び空気入りタイヤ |
JP7031106B2 (ja) * | 2017-09-25 | 2022-03-08 | 住友ゴム工業株式会社 | タイヤ内面形状測定装置およびタイヤ内面形状測定方法 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4874887A (ja) * | 1971-12-29 | 1973-10-09 | ||
JPS5269659A (en) * | 1975-12-09 | 1977-06-09 | Yokohama Rubber Co Ltd | Apparatus for detecting bumpiness of tire |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5366989U (ja) * | 1976-11-09 | 1978-06-05 |
-
1981
- 1981-07-16 JP JP56110052A patent/JPS5811801A/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4874887A (ja) * | 1971-12-29 | 1973-10-09 | ||
JPS5269659A (en) * | 1975-12-09 | 1977-06-09 | Yokohama Rubber Co Ltd | Apparatus for detecting bumpiness of tire |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5811801A (ja) | 1983-01-22 |
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