JP7031106B2 - タイヤ内面形状測定装置およびタイヤ内面形状測定方法 - Google Patents
タイヤ内面形状測定装置およびタイヤ内面形状測定方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP7031106B2 JP7031106B2 JP2017183124A JP2017183124A JP7031106B2 JP 7031106 B2 JP7031106 B2 JP 7031106B2 JP 2017183124 A JP2017183124 A JP 2017183124A JP 2017183124 A JP2017183124 A JP 2017183124A JP 7031106 B2 JP7031106 B2 JP 7031106B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tire
- surface shape
- measuring
- tire inner
- shape measuring
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01B—MEASURING LENGTH, THICKNESS OR SIMILAR LINEAR DIMENSIONS; MEASURING ANGLES; MEASURING AREAS; MEASURING IRREGULARITIES OF SURFACES OR CONTOURS
- G01B7/00—Measuring arrangements characterised by the use of electric or magnetic techniques
- G01B7/28—Measuring arrangements characterised by the use of electric or magnetic techniques for measuring contours or curvatures
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Measurement Of Length, Angles, Or The Like Using Electric Or Magnetic Means (AREA)
- Tires In General (AREA)
- Length Measuring Devices With Unspecified Measuring Means (AREA)
- A Measuring Device Byusing Mechanical Method (AREA)
Description
横置き状態で搬送されてきたスチールコードを有する空気入りタイヤの内面形状を測定するタイヤ内面形状測定装置であって、
搬送されてきた前記空気入りタイヤを、測定台の所定の位置に固定して載置するタイヤ固定手段と、
載置された前記空気入りタイヤを、等角度に配置された3本以上のバーローラーを用いて、外周側から内周側に押し付けることによりセンタリングするタイヤセンタリング手段と、
センタリングされた前記空気入りタイヤを回転させながら、前記空気入りタイヤの内面形状を測定するタイヤ内面形状測定手段とを備えており、
前記タイヤ内面形状測定手段が、タイヤ内面検出センサーとして渦電流センサーを用いて、前記タイヤ内面検出センサーを前記空気入りタイヤの内腔部に挿入してタイヤ表面に押し付け、前記空気入りタイヤの内周面に対する上下角度を変更させながら、前記空気入りタイヤの内表面から前記スチールコードまでの距離を測定することにより、タイヤ内面形状を測定するように構成されており、
前記タイヤセンタリング手段は、前記測定台の上方に設置され、
前記バーローラーは、それぞれセンタリングされたタイヤを測定する際の測定中心Cを中心とする円の円周上に等間隔に位置し、測定中心Cを中心として内外方に拡縮し、
センタリングされた前記空気入りタイヤは、測定中心Cを中心として回転し、
前記タイヤ内面形状測定手段は、前記測定台の載置面の下方に設置され、前記タイヤ内面検出センサーを備える測定ヘッドと、前記測定ヘッドを支持する測定ヘッド支持機構を備えており、前記測定ヘッド支持機構は、前記測定中心Cに配置され、
前記タイヤ内面検出センサーが、タイヤ内面形状の測定時には、前記測定台の上方まで上昇するように構成されていることを特徴とするタイヤ内面形状測定装置である。
前記タイヤセンタリング手段が、載置された前記空気入りタイヤを前記測定台の下方から上昇するフリーボールベアリングによって下支えして保持するタイヤ下支え機構を有していることを特徴とする請求項1に記載のタイヤ内面形状測定装置である。
前記タイヤ内面形状測定手段が、前記測定台に配置されたコンベアローラーを用いて前記空気入りタイヤを回転させるタイヤ回転機構を有していることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のタイヤ内面形状測定装置である。
前記タイヤ内面検出センサーが、センタリングされた前記タイヤの中心位置で、前記測定台の下方に配置されており、タイヤ内面形状の測定時には、前記測定台の上方まで上昇するように構成されていることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載のタイヤ内面形状測定装置である。
前記タイヤ内面形状測定手段が、
前記タイヤ内面検出センサーを備えた測定ヘッドと、
前記測定ヘッドを前記空気入りタイヤの内周面まで水平方向に移動させて、上下180°可変に支持する測定ヘッド支持機構とを備えていることを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれか1項に記載のタイヤ内面形状測定装置である。
前記測定ヘッドが、
前記空気入りタイヤの内周面に沿って回転走行させるためのローラーと、
前記ローラーに内蔵されている渦電流センサーとを備えており、
前記渦電流センサーは先端が一定方向に向くように前記ローラーの回転走行とは独立して固定されており、
前記タイヤ内面形状の測定時には、前記渦電流センサーの先端を前記空気入りタイヤの内周面に対向させた状態で、前記ローラーを前記空気入りタイヤの内周面に沿って走行させることにより、前記渦電流センサーにより前記空気入りタイヤの内面形状の測定を行うように構成されていることを特徴とする請求項5に記載のタイヤ内面形状測定装置である。
前記測定ヘッドが、前記ローラーを支持する回転軸を備えており、
前記渦電流センサーが前記ローラーの回転軸に取り付けられて、前記渦電流センサーが前記ローラーの回転走行とは独立して固定されていることを特徴とする請求項6に記載のタイヤ内面形状測定装置である。
前記測定ヘッドが、前記ローラーの内部の幅方向の中央部に、前記ローラーの外表面に向けて凹んだ溝が設けられており、
前記渦電流センサーが前記溝に収容されて、前記ローラーに内蔵されていることを特徴とする請求項6または請求項7に記載のタイヤ内面形状測定装置である。
前記ローラーが、非金属製であることを特徴とする請求項6ないし請求項8のいずれか1項に記載のタイヤ内面形状測定装置である。
前記ローラーが、ポリアセタール樹脂製、ポリカーボネート樹脂製、ポリエチレン樹脂製のいずれかであることを特徴とする請求項9に記載のタイヤ内面形状測定装置である。
トラックバス用タイヤの内面形状を測定する装置であることを特徴とする請求項1ないし請求項10のいずれか1項に記載のタイヤ内面形状測定装置である。
請求項1ないし請求項11のいずれか1項に記載のタイヤ内面形状測定装置を用いて、横置き状態で搬送されてきたスチールコードを有する空気入りタイヤの内面形状を測定するタイヤ内面形状測定方法であって、
搬送されてきた前記空気入りタイヤを、測定台の所定の位置に固定して載置するタイヤ固定工程と、
載置された前記空気入りタイヤを、等角度に配置された3本以上のバーローラーを用いて、外周側から内周側に押し付けることによりセンタリングするタイヤセンタリング工程と、
センタリングされた前記空気入りタイヤを回転させながら、前記空気入りタイヤの内面形状を測定するタイヤ内面形状測定工程とを備えており、
前記タイヤ内面形状測定工程が、タイヤ内面検出センサーとして渦電流センサーを用いて、前記タイヤ内面検出センサーを前記空気入りタイヤの内腔部に挿入してタイヤ表面に押し付け、前記空気入りタイヤの内周面に対する上下角度を変更させながら、前記空気入りタイヤの内表面から前記スチールコードまでの距離を測定することにより、タイヤ内面形状を測定することを特徴とするタイヤ内面形状測定方法である。
前記タイヤセンタリング工程において、載置された前記空気入りタイヤを前記測定台の下方から上昇するフリーボールベアリングによって下支えして保持することを特徴とする請求項12に記載のタイヤ内面形状測定方法である。
前記タイヤ内面形状測定工程において、前記測定台に配置されたコンベアローラーを用いて前記空気入りタイヤを回転させることを特徴とする請求項12または請求項13に記載のタイヤ内面形状測定方法である。
前記タイヤ内面形状測定工程において、センタリングされた前記タイヤの中心位置で、前記測定台の下方に配置されていた前記タイヤ内面検出センサーを、タイヤ内面形状の測定時には、前記測定台の上方まで上昇させることを特徴とする請求項12ないし請求項14のいずれか1項に記載のタイヤ内面形状測定方法である。
前記タイヤ内面形状測定工程が、
前記タイヤ内面検出センサーの先端部分に取り付けられた測定ヘッドを前記空気入りタイヤの内周面まで水平方向に移動させて、上下180°可変に支持する測定ヘッド支持機構とを備えていることを特徴とする請求項12ないし請求項15のいずれか1項に記載のタイヤ内面形状測定方法である。
前記空気入りタイヤが、トラックバス用タイヤであることを特徴とする請求項12ないし請求項16のいずれか1項に記載のタイヤ内面形状測定方法である。
本発明に係るタイヤ内面形状測定装置は、横置き状態で搬送されてきたスチールコードを有する空気入りタイヤの内面形状を測定する装置であって、ベルトコンベアなどの搬送手段によって搬送されてきたタイヤを測定台に載置して、タイヤセンタリング手段により当該装置の中心にセンタリングした後、タイヤ内面検出センサー(渦電流センサー)をタイヤの内腔部に挿入して、タイヤを回転させながら、スチールコードまでの距離を測定することを、上下角度を変更させながら繰り返すことにより、タイヤ内面形状を自動で測定するように構成されている。
以下、本発明の実施の形態に基づき、図面を参照しながら、本発明を具体的に説明する。
1.装置の基本的な構成
図1Aはタイヤ内面形状測定装置の側面図、図1Bは正面図である。図において、1はタイヤ内面形状測定装置であり、2は測定台であり、3aはセンタリング機構であり、3bはタイヤ下支え機構、4はタイヤ内面形状測定手段である。図1Aの白抜き太矢印はタイヤの搬送方向を示す。測定台2の上面にはコンベアローラー21が、測定台2の下方にはタイヤ下支え機構3bが設けられている。また、測定台2の上方にはセンタリング機構3aが設けられている。
図1Cは、本実施の形態に係るタイヤ内面形状測定装置の測定台の平面図である。図1Cに示すように、測定台2は、水平に且つ矢印で示すタイヤ搬送方向に対して垂直に所定の隙間を隔てて並設された複数本のコンベアローラー21で水平な載置面を構成している。そして、載置面の幅方向及び長手方向の中央は、センタリングされたタイヤを測定する際の中心(測定中心)Cと一致している。
タイヤセンタリング手段3は、センタリング機構3aとタイヤ下支え機構3bから構成されている。センタリング機構3aとタイヤ下支え機構3bが協働することにより、載置されたタイヤを速やかにセンタリングさせることができる。
図1Dは、本実施の形態に係るタイヤ内面形状測定装置のセンタリング機構の平面図である。前記したように、センタリング機構3aは、測定台2の上方に設置されておりハウジング36の天井に取り付けられている(図1A、B参照)。図1Dに示すように、このセンタリング機構3aは、水平方向を十字状に延びるフレーム32を備えている。このとき、十字の中心は測定中心Cの直上に位置しており、十字の各先端はタイヤの搬送方向に対して45°の角度を形成するように延びている。そして、十字の各先端にはそれぞれ1本、合計4本のバーローラー34が各先端に沿って摺動可能、且つ回転可能に取り付けられている。それぞれのバーローラー34はフレーム32から下向きに、垂下されている。
タイヤ下支え機構3bは、センタリングされるタイヤを下方から保持するために設けられており、図1Cに示すように、4個に分割された測定台2の載置面のそれぞれの区画にコンベアローラー21と平行に設置された多数のボールベアリングが直線状に一列に配置されたフリーボールベアリングを備えている。
本実施の形態のタイヤ内面形状測定手段は、タイヤ内面検出センサーをタイヤの内腔部に挿入してタイヤの内周面に沿わせた後、タイヤを回転させて、タイヤの内表面からスチールコードまでの距離を測定することを、上下角度を変更させながら繰り返すことにより、タイヤ内面形状を測定するように構成されている。
制御手段には、予め、タイヤサイズ毎に、内面の高さ方向の位置データ、測定中心Cからの距離、および水平面とのなす角度等、内面形状の測定において必要な各パラメーターが記憶されており、タイヤサイズに対応する各パラメーターを選択して、タイヤ内面形状測定手段の動作を制御する。
本実施の形態のタイヤ内面形状測定装置を用いた測定方法は、搬入されたタイヤのタイヤセンタリング工程、およびそれに続くタイヤ内面形状測定工程の2工程で行われる。なお、以下の説明においてタイヤ内面形状測定装置はタイヤ製造ラインに組み込まれたものを説明している。それぞれの工程について以下に詳述する。
図5、図6はセンタリング機構の動作を示す図であって、図5(1)は拡径状態のセンタリング機構の平面図、図5(2)は(1)のA-A矢視図である。一方、図6(1)は縮径状態のセンタリング機構の平面図、図6(2)は(1)のA-A矢視図である。最大径と最小径の大きさはそれぞれ多種多様なタイヤの外径の大きさを考慮して、いずれのサイズのタイヤでもセンタリングが可能な大きさに設定されている。
タイヤのセンタリングが終了すると、続いてタイヤ内面形状測定工程が行われる。図7はタイヤ内面形状測定ヘッドの位置調整を説明する模式図である。タイヤTはセンタリングされ、バーローラー34により回転可能に支持されている。先ず、タイヤ回転機構である測定台2上の一方側と他方側のコンベアローラーが逆回転に回転を開始し、タイヤTが所定の速度で回転する。それと並行して測定ヘッド43が所定の高さまで上昇する。
2 測定台
3 タイヤセンタリング手段
3a センタリング機構
3b タイヤ下支え機構
4 タイヤ内面形状測定手段
21 コンベアローラー
22 モーター
31 アーム
31a 先端端部
31b 後端端部
32、33 フレーム
34 バーローラー
35 拡縮径駆動装置
36 ハウジング
37 フリーボールベアリング
38 昇降装置
39 支持バー
41 昇降部材
42 水平バー
43 測定ヘッド
43a 渦電流センサー
43b ローラー
43c 円盤状回転部
43d 回転軸
43e 支持部材
44 測定ヘッド支持アーム
45 配線
46 測定部
C 測定中心
CP カーカスプライ
IL インナーライナー
SC スチールコード
T タイヤ
Claims (17)
- 横置き状態で搬送されてきたスチールコードを有する空気入りタイヤの内面形状を測定するタイヤ内面形状測定装置であって、
搬送されてきた前記空気入りタイヤを、測定台の所定の位置に固定して載置するタイヤ固定手段と、
載置された前記空気入りタイヤを、等角度に配置された3本以上のバーローラーを用いて、外周側から内周側に押し付けることによりセンタリングするタイヤセンタリング手段と、
センタリングされた前記空気入りタイヤを回転させながら、前記空気入りタイヤの内面形状を測定するタイヤ内面形状測定手段とを備えており、
前記タイヤ内面形状測定手段が、タイヤ内面検出センサーとして渦電流センサーを用いて、前記タイヤ内面検出センサーを前記空気入りタイヤの内腔部に挿入してタイヤ表面に押し付け、前記空気入りタイヤの内周面に対する上下角度を変更させながら、前記空気入りタイヤの内表面から前記スチールコードまでの距離を測定することにより、タイヤ内面形状を測定するように構成されており、
前記タイヤセンタリング手段は、前記測定台の上方に設置され、
前記バーローラーは、それぞれセンタリングされたタイヤを測定する際の測定中心Cを中心とする円の円周上に等間隔に位置し、測定中心Cを中心として内外方に拡縮し、
センタリングされた前記空気入りタイヤは、測定中心Cを中心として回転し、
前記タイヤ内面形状測定手段は、前記測定台の載置面の下方に設置され、前記タイヤ内面検出センサーを備える測定ヘッドと、前記測定ヘッドを支持する測定ヘッド支持機構を備えており、前記測定ヘッド支持機構は、前記測定中心Cに配置され、
前記タイヤ内面検出センサーが、タイヤ内面形状の測定時には、前記測定台の上方まで上昇するように構成されていることを特徴とするタイヤ内面形状測定装置。 - 前記タイヤセンタリング手段が、載置された前記空気入りタイヤを前記測定台の下方から上昇するフリーボールベアリングによって下支えして保持するタイヤ下支え機構を有していることを特徴とする請求項1に記載のタイヤ内面形状測定装置。
- 前記タイヤ内面形状測定手段が、前記測定台に配置されたコンベアローラーを用いて前記空気入りタイヤを回転させるタイヤ回転機構を有していることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のタイヤ内面形状測定装置。
- 前記タイヤ内面検出センサーが、センタリングされた前記タイヤの中心位置で、前記測定台の下方に配置されており、タイヤ内面形状の測定時には、前記測定台の上方まで上昇するように構成されていることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載のタイヤ内面形状測定装置。
- 前記タイヤ内面形状測定手段が、
前記タイヤ内面検出センサーを備えた測定ヘッドと、
前記測定ヘッドを前記空気入りタイヤの内周面まで水平方向に移動させて、上下180°可変に支持する測定ヘッド支持機構とを備えていることを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれか1項に記載のタイヤ内面形状測定装置。 - 前記測定ヘッドが、
前記空気入りタイヤの内周面に沿って回転走行させるためのローラーと、
前記ローラーに内蔵されている渦電流センサーとを備えており、
前記渦電流センサーは先端が一定方向に向くように前記ローラーの回転走行とは独立して固定されており、
前記タイヤ内面形状の測定時には、前記渦電流センサーの先端を前記空気入りタイヤの内周面に対向させた状態で、前記ローラーを前記空気入りタイヤの内周面に沿って走行させることにより、前記渦電流センサーにより前記空気入りタイヤの内面形状の測定を行うように構成されていることを特徴とする請求項5に記載のタイヤ内面形状測定装置。 - 前記測定ヘッドが、前記ローラーを支持する回転軸を備えており、
前記渦電流センサーが前記ローラーの回転軸に取り付けられて、前記渦電流センサーが前記ローラーの回転走行とは独立して固定されていることを特徴とする請求項6に記載のタイヤ内面形状測定装置。 - 前記測定ヘッドが、前記ローラーの内部の幅方向の中央部に、前記ローラーの外表面に向けて凹んだ溝が設けられており、
前記渦電流センサーが前記溝に収容されて、前記ローラーに内蔵されていることを特徴とする請求項6または請求項7に記載のタイヤ内面形状測定装置。 - 前記ローラーが、非金属製であることを特徴とする請求項6ないし請求項8のいずれか1項に記載のタイヤ内面形状測定装置。
- 前記ローラーが、ポリアセタール樹脂製、ポリカーボネート樹脂製、ポリエチレン樹脂製のいずれかであることを特徴とする請求項9に記載のタイヤ内面形状測定装置。
- トラックバス用タイヤの内面形状を測定する装置であることを特徴とする請求項1ないし請求項10のいずれか1項に記載のタイヤ内面形状測定装置。
- 請求項1ないし請求項11のいずれか1項に記載のタイヤ内面形状測定装置を用いて、横置き状態で搬送されてきたスチールコードを有する空気入りタイヤの内面形状を測定するタイヤ内面形状測定方法であって、
搬送されてきた前記空気入りタイヤを、測定台の所定の位置に固定して載置するタイヤ固定工程と、
載置された前記空気入りタイヤを、等角度に配置された3本以上のバーローラーを用いて、外周側から内周側に押し付けることによりセンタリングするタイヤセンタリング工程と、
センタリングされた前記空気入りタイヤを回転させながら、前記空気入りタイヤの内面形状を測定するタイヤ内面形状測定工程とを備えており、
前記タイヤ内面形状測定工程が、タイヤ内面検出センサーとして渦電流センサーを用いて、前記タイヤ内面検出センサーを前記空気入りタイヤの内腔部に挿入してタイヤ表面に押し付け、前記空気入りタイヤの内周面に対する上下角度を変更させながら、前記空気入りタイヤの内表面から前記スチールコードまでの距離を測定することにより、タイヤ内面形状を測定することを特徴とするタイヤ内面形状測定方法。 - 前記タイヤセンタリング工程において、載置された前記空気入りタイヤを前記測定台の下方から上昇するフリーボールベアリングによって下支えして保持することを特徴とする請求項12に記載のタイヤ内面形状測定方法。
- 前記タイヤ内面形状測定工程において、前記測定台に配置されたコンベアローラーを用いて前記空気入りタイヤを回転させることを特徴とする請求項12または請求項13に記載のタイヤ内面形状測定方法。
- 前記タイヤ内面形状測定工程において、センタリングされた前記タイヤの中心位置で、前記測定台の下方に配置されていた前記タイヤ内面検出センサーを、タイヤ内面形状の測定時には、前記測定台の上方まで上昇させることを特徴とする請求項12ないし請求項14のいずれか1項に記載のタイヤ内面形状測定方法。
- 前記タイヤ内面形状測定工程が、
前記タイヤ内面検出センサーの先端部分に取り付けられた測定ヘッドを前記空気入りタイヤの内周面まで水平方向に移動させて、上下180°可変に支持する測定ヘッド支持機構とを備えていることを特徴とする請求項12ないし請求項15のいずれか1項に記載のタイヤ内面形状測定方法。 - 前記空気入りタイヤが、トラックバス用タイヤであることを特徴とする請求項12ないし請求項16のいずれか1項に記載のタイヤ内面形状測定方法。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017183124A JP7031106B2 (ja) | 2017-09-25 | 2017-09-25 | タイヤ内面形状測定装置およびタイヤ内面形状測定方法 |
CN201810965980.7A CN109556508B (zh) | 2017-09-25 | 2018-08-23 | 轮胎内表面形状测定装置以及轮胎内表面形状测定方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017183124A JP7031106B2 (ja) | 2017-09-25 | 2017-09-25 | タイヤ内面形状測定装置およびタイヤ内面形状測定方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2019060613A JP2019060613A (ja) | 2019-04-18 |
JP7031106B2 true JP7031106B2 (ja) | 2022-03-08 |
Family
ID=65864414
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2017183124A Active JP7031106B2 (ja) | 2017-09-25 | 2017-09-25 | タイヤ内面形状測定装置およびタイヤ内面形状測定方法 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7031106B2 (ja) |
CN (1) | CN109556508B (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7404843B2 (ja) * | 2019-12-16 | 2023-12-26 | 住友ゴム工業株式会社 | 測定システム、及び測定方法 |
CN111546553B (zh) * | 2020-04-23 | 2022-05-06 | 青岛旺裕橡胶制品有限公司 | 一种防爆轮胎及其加工方法与加工系统 |
CN113188403B (zh) * | 2021-05-08 | 2022-04-26 | 赛轮集团股份有限公司 | 一种轮胎断面测量工作台 |
CN118376165A (zh) * | 2024-06-24 | 2024-07-23 | 国珑智能科技(威海)有限公司 | 一种非金属附着层厚度缺陷非接触在线检测方法、装置和系统 |
Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000343915A (ja) | 1999-06-09 | 2000-12-12 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | タイヤの断面構造測定方法及び測定装置 |
JP2001159584A (ja) | 1999-09-22 | 2001-06-12 | Bridgestone Corp | タイヤ検査方法及び検査装置 |
JP2004198365A (ja) | 2002-12-20 | 2004-07-15 | Yokohama Rubber Co Ltd:The | 非導電体の厚さ測定装置 |
US20110188052A1 (en) | 2010-01-29 | 2011-08-04 | Snap-On Equipment Srl A Unico Socio | Apparatus and method of determining geometrical dimensions of a tyre by contact-less sensing |
JP2014142275A (ja) | 2013-01-24 | 2014-08-07 | Bridgestone Corp | タイヤの寸法測定方法および装置 |
US20160238488A1 (en) | 2013-09-26 | 2016-08-18 | Compagnie Generale Des Etablissements Michelin | Image acquisition device for the visual inspection of the inner surface of a tire, and associated method |
Family Cites Families (19)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3964303A (en) * | 1973-09-10 | 1976-06-22 | Ilya Volfovich Vexelman | Tire wear measuring arrangement |
JPS5811801A (ja) * | 1981-07-16 | 1983-01-22 | Yokohama Rubber Co Ltd:The | 加硫タイヤのライナーゲージ検査装置 |
JPH0540405Y2 (ja) * | 1986-09-05 | 1993-10-14 | ||
US4856199A (en) * | 1987-02-18 | 1989-08-15 | Merrill Engineering Laboratories, Inc. | Single contact point distance measuring for plane determination |
JPH01195309A (ja) * | 1988-01-29 | 1989-08-07 | Sumitomo Rubber Ind Ltd | 円筒体測定装置 |
IT1252413B (it) * | 1991-07-04 | 1995-06-14 | Marposs Spa | Apparecchiatura e metodo per il controllo di pezzi meccanici a simmetria di rotazione |
JP2957108B2 (ja) * | 1995-05-10 | 1999-10-04 | 住友ゴム工業株式会社 | タイヤ表面ゴム厚さ測定装置 |
JPH09280805A (ja) * | 1996-04-12 | 1997-10-31 | Topy Ind Ltd | 自動車用リム溶接部検出装置 |
US6092295A (en) * | 1996-09-05 | 2000-07-25 | The Goodyear Tire & Rubber Company | Method and apparatus for measuring the thickness of rubber over a metal reinforced layer |
JP3919372B2 (ja) * | 1999-02-22 | 2007-05-23 | 富士フイルム株式会社 | サーボ信号ベリファイ装置 |
WO2003014693A1 (fr) * | 2001-08-06 | 2003-02-20 | Societe De Technologie Michelin | Methode de determination de composantes d'efforts subis par un pneumatique et du couple d'auto-alignement |
ES2298567T3 (es) * | 2003-10-29 | 2008-05-16 | Pirelli Tyre S.P.A. | Procedimiento y planta para la fabricacion de un neumatico para ruedas de vehiculos. |
JP2006317380A (ja) * | 2005-05-16 | 2006-11-24 | Bridgestone Corp | タイヤ用電気抵抗測定装置及びその方法 |
CN101782363B (zh) * | 2010-02-01 | 2011-07-13 | 洛阳轴研科技股份有限公司 | 可用于测量高精度工件圆柱度的电感传感器 |
FR2957417B1 (fr) * | 2010-03-15 | 2013-01-04 | Michelin Soc Tech | Dispositif de maintien destine a l'inspection visuelle d'un pneumatique |
CN202057295U (zh) * | 2011-05-09 | 2011-11-30 | 长春工业大学 | 圆柱度误差测量方法所用的测量装置 |
CN103512486A (zh) * | 2012-06-28 | 2014-01-15 | 成都陵川特种工业有限责任公司 | 用于检测车轮圆度的圆度检测仪 |
JP5616931B2 (ja) * | 2012-08-02 | 2014-10-29 | 住友ゴム工業株式会社 | タイヤの台上試験装置及びこれを用いたタイヤ性能試験方法 |
JP6023130B2 (ja) * | 2014-08-22 | 2016-11-09 | 住友ゴム工業株式会社 | 金型内周面測定装置 |
-
2017
- 2017-09-25 JP JP2017183124A patent/JP7031106B2/ja active Active
-
2018
- 2018-08-23 CN CN201810965980.7A patent/CN109556508B/zh active Active
Patent Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000343915A (ja) | 1999-06-09 | 2000-12-12 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | タイヤの断面構造測定方法及び測定装置 |
JP2001159584A (ja) | 1999-09-22 | 2001-06-12 | Bridgestone Corp | タイヤ検査方法及び検査装置 |
JP2004198365A (ja) | 2002-12-20 | 2004-07-15 | Yokohama Rubber Co Ltd:The | 非導電体の厚さ測定装置 |
US20110188052A1 (en) | 2010-01-29 | 2011-08-04 | Snap-On Equipment Srl A Unico Socio | Apparatus and method of determining geometrical dimensions of a tyre by contact-less sensing |
JP2014142275A (ja) | 2013-01-24 | 2014-08-07 | Bridgestone Corp | タイヤの寸法測定方法および装置 |
US20160238488A1 (en) | 2013-09-26 | 2016-08-18 | Compagnie Generale Des Etablissements Michelin | Image acquisition device for the visual inspection of the inner surface of a tire, and associated method |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2019060613A (ja) | 2019-04-18 |
CN109556508B (zh) | 2022-08-19 |
CN109556508A (zh) | 2019-04-02 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP7031106B2 (ja) | タイヤ内面形状測定装置およびタイヤ内面形状測定方法 | |
JP6005276B2 (ja) | タイヤ搬送方法、タイヤ搬送固定装置、および、タイヤ検査システム | |
US9429498B2 (en) | Tire testing machine | |
AU720206B2 (en) | Tire uniformity testing system | |
US10073000B2 (en) | Rim replacing method for tire testing machine | |
US7240543B2 (en) | Tire positioning sensor | |
JP6865278B2 (ja) | タイヤ搬送装置、これを備えるタイヤ試験システム、及びタイヤ搬送方法 | |
JP5955476B1 (ja) | タイヤ検査システム | |
CN108603753B (zh) | 圆形构件的内周长测定装置 | |
JP4872811B2 (ja) | タイヤの検査装置および方法 | |
JP2000177832A (ja) | 環状部材のセンタリング方法および装置 | |
JP6728741B2 (ja) | ビード部検査装置及びビード部検査方法 | |
KR101967082B1 (ko) | 타이어 검사 장치, 및 타이어의 자세 검출 방법 | |
TWI564178B (zh) | 輪胎保持裝置、輪胎試驗系統 | |
JP2019174442A (ja) | タイヤ試験機 | |
CN111902709A (zh) | 轮胎试验机以及轮胎的标记方法 | |
WO2020195040A1 (ja) | センタリング装置、センタリング方法、検査システムおよび検査方法 | |
JP7568964B1 (ja) | 筒状のタイヤ部材の製造装置および方法 | |
JP7568963B1 (ja) | 筒状のタイヤ部材の製造装置および方法 | |
TWI660163B (zh) | 輪胎搬運裝置、具備其的輪胎試驗系統及輪胎搬運方法 | |
JP4369704B2 (ja) | コードプライの製造方法、及び製造装置 | |
KR100509778B1 (ko) | 가류기의 브라더 측정장치 | |
JP6795838B2 (ja) | バランスウェイト圧着装置 | |
JP2020152053A (ja) | センタリング装置、センタリング方法および検査システム | |
JP2020152052A (ja) | センタリング装置、センタリング方法および検査システム |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20200728 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20210624 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20210705 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20210823 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20220124 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20220206 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7031106 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |