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JPH04258672A - 難燃性樹脂組成物 - Google Patents

難燃性樹脂組成物

Info

Publication number
JPH04258672A
JPH04258672A JP10223391A JP10223391A JPH04258672A JP H04258672 A JPH04258672 A JP H04258672A JP 10223391 A JP10223391 A JP 10223391A JP 10223391 A JP10223391 A JP 10223391A JP H04258672 A JPH04258672 A JP H04258672A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
flame
resin composition
flame retardant
pulp
retardant
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10223391A
Other languages
English (en)
Inventor
Keihachirou Nakajima
中嶋 慶八郎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
New Oji Paper Co Ltd
Original Assignee
Oji Paper Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Oji Paper Co Ltd filed Critical Oji Paper Co Ltd
Priority to JP10223391A priority Critical patent/JPH04258672A/ja
Publication of JPH04258672A publication Critical patent/JPH04258672A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、樹脂組成物に関するも
のである。さらに詳しく述べるならば、本発明は機械的
強度、耐熱性、難燃性において優れた、成形材料として
有用な樹脂組成に関するものである。
【0002】
【従来の技術】熱可塑性樹脂の多くは、炎に接触させる
などして加熱することにより燃焼する性質を持つ。この
熱可塑性の持つ欠点を改善するために、無機フィラーを
充填したり、難燃剤を添加したりする方法がとられるが
、無機フィラーを配合する方法では根本的な難燃化は困
難であり、また、難燃剤を添加する方法も充分な効果が
得られない場合がしばしばあり、また、時としては配合
された難燃剤が樹脂の性質を損なう場合もある。このよ
うに、熱可塑性樹脂の難燃化は多くの技術的課題を抱え
ている。
【0003】
【発明か解決しようとする課題】本発明は、熱可塑性樹
脂の持つ好ましい性質を損なうこと無く、難燃性を付与
する方法を提供するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の難燃性樹脂組成
物は、熱可塑性樹脂に難燃処理を施したリグノセルロー
ス材料を一成分として配合したことを特徴とする。
【0005】本発明の樹脂組成物を構成する熱可塑性樹
脂の種類には特に制限はない。即ち、ポリオレフィン類
、ビニル系樹脂類、ポリエステル類、ポリアミド類、ポ
リエーテル類、ポリオキシメチレン類、ポリカーボネー
ト類、ポリイミド類、セルロース誘導体など全ての樹脂
を用いることができる。難燃処理を施すリグノセルロー
ス材料の原材料の種類には特に制限はない。即ち、木材
繊維や、麻、絹糸、イネなとの草本を原料とする繊維や
リグノセルロース粉末などを用いることができる。これ
らの中で、本発明の目的に特に好適なものは木材から製
造されたパルプである。パルプの原料樹種は、広葉樹、
針葉樹の何れでもよく、晒パルプ、未晒パルプの何れも
が好適に使用できる。リグノセルロース材料の樹脂に対
する配合割合に、樹脂100部に対して、5〜300部
、特に好ましくは40〜250部である。
【0006】リグノセルロース材料に施す難燃処理には
特に制限はない。即ち、ホウ素化合物、重曹、水ガラス
、リン酸塩、硫酸アンモニウム、ポリリン酸塩、スルフ
ァミン酸塩、グアニジン塩などの難燃剤が使用できる。 これらの中で、本発明の目的に特に好適なものは、グア
ニジン塩、中でもスルファミン酸グアニジンを成分とし
て含む難燃剤である。これらの難燃剤をノグノセルロー
ス材料に付着させる方法には特に制限はないが、一般的
には、これらの難燃剤を水もしくは他の溶媒に溶解して
、リグノセルロース材料をその溶液に浸漬、あるいはそ
の溶液をリグノセルロース材料に塗布、噴霧するなどし
た後、乾燥させることにより達成される。リグノセルロ
ース材料に対する難燃剤の付着率にも特に制限はないが
、2〜80%が好適であり、5〜50%が特に好適であ
る。
【0007】難燃処理を施したリグノセルロース材料を
熱可塑性樹脂と混練する方法には特に制限はない。難燃
処理を施したリグノセルロース材料を、熱可塑性樹脂と
混練する際の温度は樹脂の溶融温度以上であることが必
要であるが、難燃剤,混練助剤の分解を招かないような
温度で行うことが望ましい。難燃処理を施したリグノセ
ルロース材料を熱可塑性樹脂と混練する際に種々の添加
剤(酸化防止剤、カップリング剤、可塑剤、難燃剤など
)や、填料などを添加することに差し支えない。
【0008】
【実施例】本発明を下記の実施例によりさらに説明する
。 実施例1 針葉樹晒クラフトパルプ120gを2倍に希釈したスル
ファミン酸−グアニジン系の市販難燃剤(三洋化成工業
(株)製、サンフレームP−365)に10分間浸漬し
、遠心脱水器で脱水後、60℃で6時間乾燥した。難燃
剤の付着率は19%であった。ポリオキシメチレン10
0gと上記難燃化処理パルプ150g、デカプロムジフ
ェニルオキサイド22.5g、三酸化アンチモン7.5
gとをニーダーに入れ、ジャケット温度180℃で10
分間混練した。混練を終了した試料をペレット化し、射
出成形器で試験片を作製した。(試料1)
【0009】
比較例1 実施例1において難燃化処理パルプに替えて、難燃化処
理を行わない針葉樹晒クラフトパルプ150gを用いて
、同様に混練、成形を行った。(試料2)UL94V法
により、上記実施例、比較例で作成した試験片の難燃性
を測定した結果を表1に示す。
【0010】
【表1】
【0011】この結果より、難燃剤処理を施した晒クラ
フトパルプを配合した樹脂組成物の方が、未処理のパル
プを配合したものより難燃性において優れていることが
わかった。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  熱可塑性樹脂に、難燃処理を施したリ
    グノセルロース材料を一成分として配合したことを特徴
    とする難燃性樹脂組成物。
JP10223391A 1991-02-08 1991-02-08 難燃性樹脂組成物 Pending JPH04258672A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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