[go: up one dir, main page]
More Web Proxy on the site http://driver.im/

JP7564184B2 - 直接教示操作を受け付け可能な制御装置、教示装置、および制御装置のコンピュータプログラム - Google Patents

直接教示操作を受け付け可能な制御装置、教示装置、および制御装置のコンピュータプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP7564184B2
JP7564184B2 JP2022209927A JP2022209927A JP7564184B2 JP 7564184 B2 JP7564184 B2 JP 7564184B2 JP 2022209927 A JP2022209927 A JP 2022209927A JP 2022209927 A JP2022209927 A JP 2022209927A JP 7564184 B2 JP7564184 B2 JP 7564184B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
robot
teaching
command
diagram
program
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2022209927A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2023024890A (ja
Inventor
星太郎 新村
豪 稲葉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fanuc Corp
Original Assignee
Fanuc Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fanuc Corp filed Critical Fanuc Corp
Publication of JP2023024890A publication Critical patent/JP2023024890A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7564184B2 publication Critical patent/JP7564184B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B25HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
    • B25JMANIPULATORS; CHAMBERS PROVIDED WITH MANIPULATION DEVICES
    • B25J9/00Programme-controlled manipulators
    • B25J9/16Programme controls
    • B25J9/1656Programme controls characterised by programming, planning systems for manipulators
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B25HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
    • B25JMANIPULATORS; CHAMBERS PROVIDED WITH MANIPULATION DEVICES
    • B25J9/00Programme-controlled manipulators
    • B25J9/16Programme controls
    • B25J9/1628Programme controls characterised by the control loop
    • B25J9/163Programme controls characterised by the control loop learning, adaptive, model based, rule based expert control
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B25HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
    • B25JMANIPULATORS; CHAMBERS PROVIDED WITH MANIPULATION DEVICES
    • B25J9/00Programme-controlled manipulators
    • B25J9/16Programme controls
    • B25J9/1602Programme controls characterised by the control system, structure, architecture
    • B25J9/161Hardware, e.g. neural networks, fuzzy logic, interfaces, processor
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B25HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
    • B25JMANIPULATORS; CHAMBERS PROVIDED WITH MANIPULATION DEVICES
    • B25J9/00Programme-controlled manipulators
    • B25J9/16Programme controls
    • B25J9/1656Programme controls characterised by programming, planning systems for manipulators
    • B25J9/1664Programme controls characterised by programming, planning systems for manipulators characterised by motion, path, trajectory planning
    • GPHYSICS
    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05BCONTROL OR REGULATING SYSTEMS IN GENERAL; FUNCTIONAL ELEMENTS OF SUCH SYSTEMS; MONITORING OR TESTING ARRANGEMENTS FOR SUCH SYSTEMS OR ELEMENTS
    • G05B19/00Programme-control systems
    • G05B19/02Programme-control systems electric
    • G05B19/18Numerical control [NC], i.e. automatically operating machines, in particular machine tools, e.g. in a manufacturing environment, so as to execute positioning, movement or co-ordinated operations by means of programme data in numerical form
    • G05B19/409Numerical control [NC], i.e. automatically operating machines, in particular machine tools, e.g. in a manufacturing environment, so as to execute positioning, movement or co-ordinated operations by means of programme data in numerical form characterised by using manual data input [MDI] or by using control panel, e.g. controlling functions with the panel; characterised by control panel details or by setting parameters
    • GPHYSICS
    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05BCONTROL OR REGULATING SYSTEMS IN GENERAL; FUNCTIONAL ELEMENTS OF SUCH SYSTEMS; MONITORING OR TESTING ARRANGEMENTS FOR SUCH SYSTEMS OR ELEMENTS
    • G05B19/00Programme-control systems
    • G05B19/02Programme-control systems electric
    • G05B19/42Recording and playback systems, i.e. in which the programme is recorded from a cycle of operations, e.g. the cycle of operations being manually controlled, after which this record is played back on the same machine
    • G05B19/425Teaching successive positions by numerical control, i.e. commands being entered to control the positioning servo of the tool head or end effector
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B25HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
    • B25JMANIPULATORS; CHAMBERS PROVIDED WITH MANIPULATION DEVICES
    • B25J9/00Programme-controlled manipulators
    • B25J9/06Programme-controlled manipulators characterised by multi-articulated arms
    • GPHYSICS
    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05BCONTROL OR REGULATING SYSTEMS IN GENERAL; FUNCTIONAL ELEMENTS OF SUCH SYSTEMS; MONITORING OR TESTING ARRANGEMENTS FOR SUCH SYSTEMS OR ELEMENTS
    • G05B2219/00Program-control systems
    • G05B2219/30Nc systems
    • G05B2219/39Robotics, robotics to robotics hand
    • G05B2219/39438Direct programming at the console
    • GPHYSICS
    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05BCONTROL OR REGULATING SYSTEMS IN GENERAL; FUNCTIONAL ELEMENTS OF SUCH SYSTEMS; MONITORING OR TESTING ARRANGEMENTS FOR SUCH SYSTEMS OR ELEMENTS
    • G05B2219/00Program-control systems
    • G05B2219/30Nc systems
    • G05B2219/39Robotics, robotics to robotics hand
    • G05B2219/39443Portable, adapted to handpalm, with joystick, function keys, display

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Robotics (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Automation & Control Theory (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Evolutionary Computation (AREA)
  • Fuzzy Systems (AREA)
  • Mathematical Physics (AREA)
  • Software Systems (AREA)
  • Artificial Intelligence (AREA)
  • Human Computer Interaction (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Manipulator (AREA)
  • Numerical Control (AREA)

Description

本発明は、直接教示操作を受け付け可能な制御装置、教示装置、および制御装置のコンピュータプログラムに関する。
ロボットおよび作業ツールを備えるロボット装置は、動作プログラムに基づいて駆動される。動作プログラムには、ロボットまたは作業ツールを駆動するための動作指令が指令文にて記載されている。ロボット装置の指令文には、例えば、ロボットのツール先端点が直線状に移動する指令文、ツール先端点が曲線状に移動する指令文、および作業ツールの動作の指令文などが含まれる。
動作プログラムは、作業者が教示操作盤を操作して生成することができる。例えば、作業者は、教示操作盤を操作してロボットを所望の位置および姿勢にする。作業者は、この時のロボットの位置および姿勢を教示点として教示する。このような複数の教示点に基づいて動作プログラムを生成することができる。
また、従来の技術においては、教示点を教示するために、ロボットのリスト等に固定されたハンドルを作業者が操作して、直接的にロボットの位置および姿勢を変更することが知られている。作業者は、所望のロボットの位置および姿勢を教示点として教示する。作業者がロボットの位置および姿勢を直接的に変更して教示点を教示する操作は、直接教示操作と称されている。
直接教示操作では、作業者がロボットの位置および姿勢を変更している期間中に、所定のサンプリング時間にてロボットの位置および姿勢を取得する制御が知られている(例えば、特開2009-72833号公報)。また、ロボットの位置および姿勢を変更して教示点を設定した後に、ロボットが待機する指令を追加したり作業の条件を変更したりする制御が知られている(例えば、特開2018-176288号公報)。
特開2009-72833号公報 特開2018-176288号公報
直接教示操作において、まとめて複数の教示点を記憶する場合に、教示点の数および間隔を定めるためのパラメータの設定、および教示点を開始または停止する操作など多くの作業が必要になる。従来の装置では、これらの操作の画面が纏まっておらず、操作が乱雑になるという問題がある。また、教示された教示点はロボットの動作プログラムとして機能するが、各設定および操作と動作プログラムに追加される複数の教示点との関連性を理解することが難しい。
また、直接教示操作では、作業者がロボットの構成部材を移動してロボットの位置および姿勢を変更する。このために、ロボットの位置および姿勢の細かい調整は難しい。直接教示操作では、大まかなロボットの位置および姿勢が指定される。教示点を記憶した後に、ロボットの位置および姿勢の細かい修正が必要になる。ところが、動作プログラムの動作指令には、直接教示操作にて生成された動作指令の他に、作業者が教示操作盤にてロボットを操作して生成した動作指令等の多くの動作指令が含まれる。動作プログラムを見ただけでは、直接教示操作にて設定した教示点を含む動作指令を判別することが難しいという問題が有る。
例えば、ロボットの軌跡を生成する場合に、複数回の直接教示操作を実施する場合がある。ここで、ロボットの軌跡を生成した後に一部の区間における直接教示操作をやり直す場合が有る。この場合に、直接教示操作を行った1つの区間における動作指令を削除する。ところが、直接教示操作にて定められた教示点を含む動作指令を判別するために時間がかかるという問題が有った。
このように、従来の技術においては、直接教示操作を実施するために作業が複雑であったり作業量が多くなったりする。この結果、動作プログラムを生成する作業に時間がかかるという問題があった。
本開示の第1の態様は、動作プログラムを記憶可能な少なくとも1つの記憶部と、前記動作プログラムを表示可能な表示部と、少なくとも1つのプロセッサと、を備え、前記動作プログラムは、ロボットの動作指令を示す第1の指令図を含み、前記少なくとも1つのプロセッサは、作業者の直接教示操作を受け付けている期間中に取得されたロボットの位置および姿勢の情報に基づいて、少なくとも1つの第1の指令図を生成し、前記少なくとも1つの第1の指令図を前記動作プログラムの実行の順に並べて前記表示部に表示する、教示装置である。
本開示の第2の態様は、上記教示装置を備える制御装置である
本開示の第3の態様は、ロボットを教示する方法であって、作業者の直接教示操作を受け付けている期間中に取得されたロボットの位置および姿勢の情報に基づいて、ロボットの動作指令を示す少なくとも1つの第1の指令図を生成するステップと、前記少なくとも1つの第1の指令図を動作プログラムの実行の順に並べて表示部に表示するステップと、を備え、前記動作プログラムは、前記少なくとも1つの第1の指令図を含む、方法である。
本開示の第4の態様は、上記方法を少なくとも1つのプロセッサに実行させるためのプログラムである。
本開示の一態様によれば、直接教示操作を受け付けて、第1の動作指令に対する第2の動作指令を容易に作成できる制御装置、教示装置、および制御装置のコンピュータプログラムを提供することができる。
実施の形態におけるロボット装置の概略図である。 ロボット装置のブロック図である。 実施の形態において表示部に表示される第1の動作プログラムを含む画像である。 第1の動作プログラムの他の画像である。 第1の動作プログラムの生成においてプログラム表示領域にアイコンを配置する工程の画像である。 プログラム表示領域にアイコンを配置した後の画像である。 第1の動作プログラムの生成において直接教示操作の第1の工程を説明する画像である。 第1の動作プログラムの生成において直接教示操作の第2の工程を説明する画像である。 第1の動作プログラムの生成において直接教示操作の第3の工程を説明する画像である。 第1の動作プログラムの生成において直接教示操作の第4の工程を説明する画像である。 実施の形態における他の直接教示のアイコンの画像である。 実施の形態において表示部に表示された第2の動作プログラムの画像である。 第2の動作プログラムの生成において直接教示操作を実施している期間中の画像である。 直接教示の指令文に含まれるロボットの複数の指令文の画像である。 直接教示の指令文に含まれるロボットの指令文を修正する画像である。 直接教示の指令文に基づくロボットの軌跡を示した画像である。
図1から図16を参照して、実施の形態におけるロボットの教示点を教示する教示装置、ロボット制御装置、および教示装置のコンピュータプログラムについて説明する。本実施の形態では、作業者がロボットを直接的に操作して教示点を教示する直接教示操作を実施する。
図1は、本実施の形態におけるロボット装置の概略図である。ロボット装置8は、作業ツール(エンドエフェクタ)としてのハンド2と、ハンド2の位置および姿勢を変更するロボット1とを備える。本実施の形態のロボット1は、複数の関節部を含む多関節ロボットである。
ロボット1は、設置面に固定されたベース部14と、ベース部14に支持された旋回ベース13とを含む。旋回ベース13は、ベース部14に対して回転するように形成されている。ロボット1は、上部アーム11および下部アーム12を含む。下部アーム12は、関節部を介して旋回ベース13に回動可能に支持されている。上部アーム11は、関節部を介して回動可能に下部アーム12に支持されている。また、上部アーム11は、上部アーム11の延びる方向に平行な回転軸の周りに回転する。
ロボット1は、上部アーム11の端部に連結されているリスト15を含む。リスト15は、関節部を介して回動可能に上部アーム11に支持されている。リスト15は、回転可能に形成されているフランジ16を含む。ハンド2は、フランジ16に固定されている。本実施の形態のロボット1は、ベース部14、旋回ベース13、および下部アーム12等の複数の構成部材にて構成されている。本実施の形態のロボット1は、6個の駆動軸を有するが、この形態に限られない。作業ツールを移動することができる任意のロボットを採用することができる。
本実施の形態のハンド2は、ワークを把持したり解放したりする作業ツールである。ハンド2は、互いに対向する爪部が閉じることによりワークを把持する。作業ツールは、ワークを把持するハンドに限られない。ロボットには、ロボット装置が行う作業に応じて任意の作業ツールを取り付けることができる。例えば、ロボット装置がアーク溶接を行う場合には、溶接トーチをロボットに取り付けることができる。
図2に、本実施の形態におけるロボット装置のブロック図を示す。図1および図2を参照して、ロボット1は、ロボット1の位置および姿勢を変化させるロボット駆動装置を含む。ロボット駆動装置は、ロボット1の構成部材を駆動するロボット駆動モータ19を含む。ハンド2は、ハンド2を駆動するハンド駆動装置を備える。ハンド駆動装置は、ハンド2の爪部を駆動するための加圧ポンプおよび弁等を含む。
ロボット装置8は、ロボット1およびハンド2を制御するロボット制御装置4を備える。ロボット制御装置4は、制御装置本体5を備える。制御装置本体5は、プロセッサとしてのCPU(Central Processing Unit)を有する演算処理装置(コンピュータ)を含む。演算処理装置は、CPUにバスを介して接続されたRAM(Random Access Memory)およびROM(Read Only Memory)等を有する。動作プログラム32には、ロボット1およびハンド2を駆動する動作指令が含まれている。ロボット装置8は、動作プログラム32に基づいて駆動することによりワークを搬送する。
ロボット制御装置4の演算処理装置は、予め定められた情報を記憶する記憶部42を含む。記憶部42は、ロボット1およびハンド2の制御に関する情報を記憶する。動作プログラム32は、記憶部42に記憶される。記憶部42は、非一時的な記憶媒体にて構成されることができる。例えば、記憶部42は、揮発性メモリ、不揮発性メモリ、磁気記憶媒体、または光記憶媒体等の情報を記憶可能な記憶媒体にて構成することができる。
ロボット制御装置4は、指令信号を送出する動作制御部43を含む。動作制御部43は、動作プログラム32に従って駆動するプロセッサに相当する。動作制御部43は、記憶部42に記憶された情報を読み取り可能に形成されている。プロセッサは、動作プログラム32を読み込んで、動作プログラム32に定められた制御を実施することにより、動作制御部43として機能する。
動作制御部43は、ロボット1を駆動するための指令信号をロボット駆動部45に送出する。ロボット駆動部45は、ロボット駆動モータ19を駆動する電気回路を含む。ロボット駆動部45は、指令信号に基づいてロボット駆動モータ19に電気を供給する。また、動作制御部43は、ハンド2を駆動する指令信号をハンド駆動部44に送出する。ハンド駆動部44は、ハンド駆動装置を駆動する電気回路を含む。ハンド駆動部44は、指令信号に基づいてハンド駆動装置に電気を供給する。
ロボット制御装置4は、ロボット1を手動にて駆動するための教示操作盤49を含む。教示操作盤49は、ロボット装置8の制御に関する情報を表示する表示機能を有する表示部50と、作業者が任意の情報を入力する入力機能を有する入力部51とを含む。表示部50は、液晶表示パネルなどの表示パネルにより構成されることができる。表示部50は、動作プログラム32またはロボット1の画像等を表示する。入力部51は、キーボードおよびダイヤル等の入力機器から構成されることができる。作業者は、入力部51を操作することにより、ロボット1の位置および姿勢を手動にて調整することができる。
なお、表示部は、タッチパネル方式の表示パネルを含むことができる。この場合に、作業者は、表示パネルに表示されるボタンを押すことによりロボット装置8の操作を行うことができる。すなわち、タッチパネル方式の表示パネルは、表示部および入力部として機能する。更に、教示操作盤は、タブレット等の携帯端末を含んでいても構わない。また、本実施の形態におけるロボット制御装置4は教示操作盤49を含むが、この形態に限られない。ロボット制御装置とは別に教示操作盤が配置され、教示操作盤がロボット制御装置に接続されていても構わない。
ロボット1は、ロボット1の位置および姿勢を検出するための状態検出器としての位置検出器18を含む。本実施の形態の位置検出器18は、アーム等の構成部材の駆動軸に対応するロボット駆動モータ19に取り付けられている。例えば、位置検出器18は、ロボット駆動モータ19が駆動するときの回転角を検出するように形成されている。
本実施の形態のロボット装置8には、ワールド座標系91が設定されている。図1に示す例では、ロボット1のベース部14にワールド座標系91の原点が配置されている。ワールド座標系91は、ロボットの基準座標系とも称される。ワールド座標系91は、原点の位置が固定され、更に、座標軸の向きが固定されている座標系である。
また、ロボット装置8には、作業ツールの任意の位置に設定された原点を有するツール座標系92が設定されている。本実施の形態のツール座標系92の原点は、ツール先端点に設定されている。ロボット1の位置および姿勢が変化すると、ツール座標系92の原点の位置および向きが変化する。例えば、ロボット1の位置は、ツール先端点の位置(ツール座標系92の原点の位置)に対応する。また、ロボット1の姿勢は、ワールド座標系91に対するツール座標系92の向きに対応する。
図3に、本実施の形態における第1の動作プログラムを表示した画像を示す。図3は、教示操作盤49の表示部50に表示される画像73である。画像73は、ロボット1の位置の軌跡を表示する軌跡表示領域73aを含む。軌跡表示領域73aでは、ロボットの画像81が斜視図にて表示されている。軌跡表示領域73aでは、直接教示操作により教示点を取得している期間中に、ロボット1の位置の軌跡を表示することができる。または、軌跡表示領域73aでは、動作プログラムにおけるロボット1の位置の軌跡を表示することができる。
画像73は、動作プログラムを表示するプログラム表示領域73bと、動作プログラムに関する情報を表示する情報表示領域73cとを含む。プログラム表示領域73bに、第1の動作プログラム32が表示されている。動作プログラムには、ロボット装置8の動作指令が含まれる。例えば、動作プログラムには、ロボットの動作指令、作業ツールの動作指令、および補助装置の動作指令が含まれる。補助装置は、ロボットの周りに配置される装置である。例えば、補助装置としてはワークを回転するポジショナ等を例示することができる。
第1の動作プログラム32では、ロボット1の動作指令が指令図としてのアイコン86a,86b,86gにて生成されている。アイコン86a,86b,86gは、第1の動作プログラム32の主たる動作指令を示す主アイコンである。複数のアイコン86a,86b,86gは、タイムライン73s上に並べて表示される。ロボット1を駆動する時には、矢印100に示すように、タイムライン73sに沿ってそれぞれの動作指令が順番に実行される。
アイコン86aは、ロボット1の位置が直線的に移動するようにロボット1の位置および姿勢を変更する動作指令に相当する。アイコン86bは、ロボット1の位置が曲線状に移動するようにロボット1の位置および姿勢を変更する動作指令に相当する。それぞれのアイコン86a,86bには、一つの教示点が定められている。更に、第1の動作プログラム32は、直接教示操作により生成された動作指令としてのアイコン86gを含む。本実施の形態では、直接教示操作により生成されるアイコンを、直接教示のアイコンと称する。
情報表示領域73cには、動作プログラムを生成する時にアイコンを選択するタブ73dと、それぞれのアイコンの詳細な情報を表示するタブ73eとが表示されている。詳細な情報を表示するタブ73eを選択することにより、それぞれのアイコンに定められたロボット1を駆動するための動作条件が表示される。ここでの例は、1番目の教示点に対応する1番目のアイコン86aが指定されて、タブ73eが選択されている。
情報表示領域73cにおいて、教示点情報領域73nには、ロボットの位置および姿勢を定めるために使用される座標系と、教示点におけるロボットの位置および姿勢の座標値とが表示されている。情報表示領域73cの動作情報領域73tには、ロボット1の移動速度(ツール先端点の移動速度)および動作形式が定められている。ここでは、ロボットの軌跡が第1の教示点を通る動作形式が選択されている。
作業者は、教示点情報領域73nおよび動作情報領域73tに含まれる項目を選択して、それぞれの項目を設定したり修正したりすることができる。例えば、教示点情報領域73nでは、ロボットの位置および姿勢がワールド座標系91の座標値で示されている。作業者は、座標値を入力することにより、教示点におけるロボットの位置および姿勢を設定したり修正したりすることができる。
更に、図3の画像73の例では、情報表示領域73cに、ボタン73p,73q,73rが表示されている。ボタン73qは、教示点情報領域73nに表示されている座標系を変換するボタンである。ロボット1の位置および姿勢を示す座標系を変更することができる。ボタン73rは、選択されているアイコン86aに対応する教示点におけるロボットの位置および姿勢になるようにロボット1を駆動するためのボタンである。作業者は、このボタンを押すことにより、実際のロボットの位置および姿勢を確認することができる。
ボタン73pは、教示点におけるロボットの位置および姿勢を変更して記憶するボタンである。教示操作盤49の入力部51を操作することにより、教示点におけるロボットの位置および姿勢を調整することができる。ロボット1が所望の位置および姿勢になった時に、ボタン73pを押すことにより、ロボット1の位置および姿勢が確定される。変更されたロボット1の位置および姿勢は、記憶部42に記憶される。
本実施の形態の動作プログラムでは、直接教示の動作指令は、1個の指令文または1個の指令図にて表示されることができる。第1の動作プログラム32では、アイコン86gにて直接教示の動作指令が表示されている。アイコン86gは、直接教示操作の期間中に設定された複数の教示点に基づくロボットの動作指令に対応する。直接教示の動作指令としてのアイコン86gには、直線移動または曲線移動などの複数の動作指令が含まれる。すなわち、アイコン86gは、複数のロボットの動作指令が纏めて表示されている。
図4に、直接教示のアイコンを展開したときの第1の動作プログラムの画像を示す。表示部50は、作業者の入力部51の操作に応じて、直接教示の動作指令を展開して表示することができる。表示部50は、直接教示の動作指令に含まれるロボットの複数の動作指令を表示する。ここでは、作業者がアイコン86gを連続して2回押すことにより、表示部50は、アイコン86gを展開して表示する。本実施の形態では、アイコン86gの形状が四角形からU字形に変形する。そして、アイコン86gが指定する領域に直接教示操作にて教示された教示点に対応するロボットの複数のアイコン86bが表示される。アイコン86gに囲まれるアイコン86bは、補助アイコンである。後述するように、複数のアイコン86bのうち、1つのアイコン86bを選択して、詳細な情報を表示するタブ73eを選択することにより、直接教示操作により生成された教示点を含む動作指令の詳細な情報を表示することができる。
なお、図3および図4には、ロボットの位置および姿勢を変更する動作指令としてのアイコンを表示しているが、動作指令はこの形態に限られない。動作プログラムは、ロボット装置を制御する任意の動作指令のアイコンを含むことができる。例えば、作業ツールを駆動する動作指令、または、ロボット及び作業ツール以外の補助装置の動作指令のアイコンが含まれていても構わない。また、指令図としてはアイコンに限られず、ブロックを採用することができる。
次に、本実施の形態の第1の動作プログラム32を生成する方法について説明する。本実施の形態におけるロボット装置8は、作業者が直接教示操作を行う教示装置を含む。直接教示操作では、作業者がロボット1を直接的に操作して教示点を教示する。作業者がロボット1の構成部材を押したり引いたりすることにより、ロボットの位置および姿勢を変更する。例えば、作業者は、ロボットの上部アーム11またはリスト15を直接的に押すことにより、ロボットの位置および姿勢を変更することができる。
図2を参照して、本実施の形態のロボット制御装置4は、教示装置として機能する。ロボット制御装置4は、ロボット1およびハンド2を駆動するための動作プログラム32を生成する。記憶部42には、直接教示操作にて動作プログラム32を生成するための生成プログラム46が記憶されている。生成プログラム46は、直接教示操作を行うための教示装置のコンピュータプログラムに相当する。
ロボット制御装置4は、動作プログラム32を生成したり修正したりする動作プログラム生成機能を有する動作プログラム生成部61を含む。直接教示操作では、作業者がロボット1の構成部材に力を加えると、動作プログラム生成部61は、力を加えた方向にロボット1の構成部材が移動するようにロボット1の位置および姿勢を変更する制御を実施する。
ロボット1は、作業者がロボット1の構成部材に加えた力を検出するための力センサ22を含む。力センサ22は、例えば、それぞれのロボット1の駆動軸ごとに配置されているトルクセンサにて構成されている。または、力センサ22は、ロボット1のベース部14、旋回ベース13、下部アーム12、上部アーム11、およびリスト15に設けられた6軸の力覚センサにて構成されることができる。力センサ22の出力により、力およびトルクの大きさと、力およびトルクが加わる方向とを算出することができる。
動作プログラム生成部61は、作業者により構成部材に加えられた力およびトルクの方向と力およびトルクの大きさとを検出する力検出機能を有する力検出部62を含む。力検出部62は、力センサ22の出力を受信する。力検出部62は、力センサ22の出力に基づいて、ロボット1に加えられた外力の大きさ及び方向を検出する。更に、力検出部62は、外力が加えられたロボット1の構成部材を特定する。
動作プログラム生成部61は、力検出部62にて検出された外力の大きさおよび向きに基づいて、ロボット1を駆動する指令信号を生成する従動指令機能を有する従動指令部63を含む。従動指令部63は、作業者が力を加えた方向に構成部材が移動するように、ロボット1を駆動する指令信号を生成する。この時に、従動指令部63は、作業者が加えた力の大きさに基づいてロボット駆動モータ19の回転速度の指令を生成しても構わない。従動指令部63は、ロボット駆動モータ19を駆動する指令信号を動作制御部43に送出する。動作制御部43は、直接教示操作を行っている期間中に、従動指令部63からの指令信号に基づいて、ロボット1を駆動する。
このように、作業者がロボット1を直接的に操作して、教示点を生成するためにロボットの位置および姿勢を変更することができる。本実施の形態の直接教示操作では、作業者がロボット1の構成部材を押したり引いたりしているが、この形態に限られない。直接教示操作が可能な任意の機構を採用することができる。たとえば、作業者が把持するハンドルを、力覚センサを介してリストに固定することができる。作業者が加える外力は、力覚センサにて検出する。作業者は、ハンドルを移動することにより、ロボットの位置および姿勢を変更することができる。
動作プログラム生成部61は、ロボット1の位置および姿勢を取得する状態取得機能を有する状態取得部66を含む。状態取得部66は、作業者がロボット1の構成部材を移動している期間中に、位置検出器18の出力に基づいて、ロボット1の位置および姿勢を検出する。動作プログラム生成部61は、状態取得部66により取得されたロボット1の位置および姿勢を教示点に設定する教示点設定機能を有する教示点設定部67を含む。教示点設定部67は、ロボット1の位置および姿勢に基づいて、1個または複数個の教示点を設定する。動作プログラム生成部61は、教示点設定部67にて設定された教示点に基づいて、動作プログラム32に含まれる動作指令を生成する指令生成機能を有する指令生成部68を含む。動作プログラム生成部61は、教示操作盤49の表示部50に表示される画像を制御する表示制御機能を有する表示制御部69を含む。
動作プログラム生成部61は、生成プログラム46に基づいて駆動するプロセッサに相当する。プロセッサが生成プログラム46を読み込んで、生成プログラム46に定められた制御を実施することにより、動作プログラム生成部61として機能する。同様に、状態取得部66、教示点設定部67、指令生成部68、表示制御部69、力検出部62、および従動指令部63のそれぞれのユニットは、生成プログラム46に基づいて駆動するプロセッサに相当する。プロセッサが生成プログラム46に定められた制御を実施することにより、それぞれのユニットとして機能する。また、動作制御部43も、生成プログラム46に基づいて駆動するプロセッサに相当する。
図5に、本実施の形態における第1の動作プログラムを生成する工程を説明する画像を示す。図5は、動作プログラムの生成を開始する時の画像73を示している。プログラム表示領域73bには、動作プログラムは表示されていない状態である。
始めに、作業者は、情報表示領域73cのプログラミングのタブ73dを選択する。情報表示領域73cには、様々な種類の動作指令に対応するアイコンが表示される。動作指令には、アイコン86a,86bのようにロボット1の動作に関する指令が含まれる。アイコン86a,86bは、ロボット1の1つの動作に対応する。動作指令には、直接教示操作を行う為のアイコン86gが含まれる。
アイコン86cは、予め定められた条件により動作が分岐する動作指令を示している。アイコン86dは、予め定められた回数にて同じ動作を反復する動作指令を示している。このように、動作指令には、ロボット1の動作を制御するためのアイコンが含まれる。また、アイコン86eは、ワークを把持する動作を行うためのハンド2の動作指令である。アイコン86fは、把持したワークを解放する動作を行うためのハンド2の動作指令である。このように、作業ツールの動作を行うアイコンが含まれる。更には、他のプログラムを呼び出すアイコン、またはロボット等を一時的に停止させるアイコン等が含まれる。
作業者は、情報表示領域73cに表示されている所望のアイコンを選択する。ここでは、作業者はアイコン86aを選択する。作業者は、矢印101に示すように、タイムライン73s上にアイコン86aを配置する。作業者は、ロボット1またはハンド2の動作指令に対応するアイコンを、タイムライン73s上に並べて配置する。
図6に、プログラム表示領域に複数のアイコンを並べたときの画像を示す。左から順番に、アイコン86a、アイコン86b,直接教示のアイコン86g、アイコン86b、および、アイコン86aが配置されている。この状態では、それぞれのアイコン86a,86b,86gにおいて、具体的なロボット1およびハンド2の動作条件については設定されていない。例えば、教示点の座標値等の位置情報および移動速度は記録されていない。このように、表示部50は、教示点の位置情報が記録される前の直接教示の動作指令を含む第1の動作プログラム32を表示する。
ロボット1の単一の動作指令を示すアイコン86a,86bについては、前述したように詳細な情報を示すタブ73eを選択して、ロボット1の動作条件を設定することができる(図3を参照)。また、動作プログラムに作業ツールまたは補助装置の動作指令が配置されている場合にも、タブ73eを選定して、作業ツールの動作条件または補助装置の動作条件を設定することができる。
次に、直接教示のアイコン86gに含まれるロボットの動作指令を生成する制御について説明する。本実施の形態の教示装置では、プログラム表示領域73bにおいて第1の動作プログラム32のアイコン86gを選択して所定の操作を行うことにより、直接教示操作を開始することができる。例えば、作業者がアイコン86gを長く押すことにより、表示制御部69は、直接教示操作を開始する画像を表示する。このように、第1の動作プログラム32の直接教示の動作指令を選択すると、直接教示操作を実施することができる。
図7に、直接教示操作を開始する画像を示す。プログラム表示領域73bには、直接教示のアイコン86gのみが表示される。情報表示領域73cには、直接教示操作を行うための条件等の情報が表示される。ここでの例では、情報表示領域73cには、生成されるロボットの動作指令において、ロボットの位置(ツール先端点)の移動速度を設定する速度設定領域73fが表示される。作業者は、速度設定領域73fの隣に配置されているボタンを操作することにより、ロボットの位置の移動速度を設定することができる。
情報表示領域73cには、間隔指定領域73hが表示されている。本実施の形態においては、状態取得部66は、作業者がロボット1の位置および姿勢を変更している期間中に、予め定められた間隔ごとにロボット1の位置および姿勢を取得する。そして、教示点設定部67は、取得したロボットの位置および姿勢を教示点に設定する。ここでの例では、間隔指定領域73hに指定された時間の間隔ごとに教示点を生成する。
情報表示領域73cには、生成されるロボットの動作指令において、ロボット1の動作形式を指定する形式指定領域73iが表示されている。ここでは、ロボット1の軌跡が教示点の近くを通るように曲線状にツール先端点が移動する指令が選択されている。この指令は、アイコン86bによる動作指令に相当する。指令生成部68は、複数の種類のアイコンのうち、アイコン86bを生成する。その他のロボット1の動作形式としては、アイコン86aに対応するように、ツール先端点が直線状に移動する形式が含まれる。または、スプライン曲線によりロボット1の軌跡が生成される形式が含まれる。このように、作業者は、直接教示によりロボットの動作指令を生成する時のロボットの動作条件を予め指定することができる。
情報表示領域73cには、現在のロボット1の駆動状態を表示する駆動情報領域73gが表示されている。図7は、直接教示操作を実施する前の画像である。このために、駆動情報領域73gには、軌跡を生成するための教示点が教示されていないことが表示されている。
情報表示領域73cには、教示点の教示を開始するボタン73jと、教示点の教示を終了するボタン73kが表示されている。作業者は、教示開始のボタン73jを押すことにより、直接教示操作を開始する。
図8に、直接教示操作を実施している期間中の画像を示す。作業者は、ロボット1の任意の構成部材を把持して、ロボットの位置が所望の軌跡に沿って移動するように、ロボットの位置および姿勢を変更する。このときに、力検出部62は、力センサ22の出力に基づいてロボット1に加わる外力を検出する。従動指令部63は、作業者によるロボット1の操作に従うようにロボット1を駆動する。
駆動情報領域73gには、ロボット1の教示点を教示している期間中であることが表示される。状態取得部66は、位置検出器18の出力に基づいてロボット1の位置および姿勢を検出する。このときに、状態取得部66は、間隔指定領域73hにて指定された時間間隔ごとにロボットの位置および姿勢を取得する。次に、教示点設定部67は、状態取得部66により取得されたロボット1の位置および姿勢を教示点に設定する。指令生成部68は、それぞれの教示点ごとに動作指令としてのアイコン86bを生成する。指令生成部68は、それぞれのアイコン86bに、ロボット1の位置および姿勢の情報を関連付けて記憶部42に記憶する。
また、軌跡表示領域73aにおいては、表示制御部69は、ロボット1のツール先端点の軌跡の画像82を表示する。表示制御部69は、状態取得部66にて取得されたロボット1の位置および姿勢に基づいて算出した軌跡の画像82を表示する。
図9に、教示点の教示が終了したときの画像を示す。ロボット1の位置および姿勢が目的の位置および姿勢に到達したときに、作業者は、教示停止のボタン73kを押す。1つ区間の教示点の教示が終了する。情報表示領域73cの駆動情報領域73gには、教示点の教示が終了したことが示されている。軌跡表示領域73aには、直接教示操作にて生成された軌跡の画像82が表示されている。ここで、教示開始のボタン73jを押すことにより、再度、直接教示操作を行って教示点を追加しても構わない。
1つの区間における教示点の教示が終了した後に、作業者は、直接教示操作を終了する。ここでの例では、作業者はアイコン86gを長く押すことにより、表示制御部69は、図6に示す画像73を表示する。教示点が教示されているために、アイコン86gには、複数のロボットの動作指令が含まれている。このように、それぞれの動作指令としてのアイコンに対してロボットの動作条件を関連付けることにより、第1の動作プログラム32を生成することができる。
次に、動作指令としてのアイコン86gに含まれるロボットの複数の動作指令の確認および変更の方法について説明する。直接教示操作では、大まかなロボットの位置および姿勢を指定することができる。ところが、厳密なロボット1の位置および姿勢を指定することが難しい場合が有る。教示点を設定した後に、それぞれの教示点においてロボットの位置および姿勢の細かい修正を実施することができる。
図10に、直接教示のアイコンに含まれるロボットのアイコンを選択したときの画像を示す。前述の通りに、第1の動作プログラム32に含まれるアイコン86gを連続して2回押すことにより、表示制御部69は、アイコン86gを展開して表示する。
直接教示操作にて生成されたアイコン86gには、複数のアイコン86bが含まれている。ここでは、図7の教示点の教示を開始するための画像73において、形式指定領域73iにおいて、それぞれの駆動軸が駆動する制御が選択されている。このために、指令生成部68は、ロボット1の位置が曲線状に移動する制御を行うアイコン86bを生成している。また、間隔指定領域73hにおける間隔の指定に基づいて、1秒間に1個のアイコン86bが生成されている。ここでの例では、6個のアイコン86bが生成されている。
次に、作業者は、プログラム表示領域73bにおいて、1つのアイコン86bを選択する。図10に示す例では、直接教示のアイコン86gに含まれる複数のアイコン86bのうち、2番目のアイコン86bが選択されている。作業者が詳細な情報を示すタブ73eを選択すると、情報表示領域73cには、2番目のアイコン86bにおける詳細な情報が表示される。
情報表示領域73cには、教示点を選択する選択領域73mが表示される。選択領域73mの横に配置されているボタンを押すことにより、直接教示のアイコン86gに含まれる複数のアイコン86bのうち、1個のアイコン86bを選択して詳細な情報を表示することができる。
図3に示す情報表示領域73cと同様に、教示点情報領域73nが表示されている。教示点情報領域73nには、教示点設定部67にて設定された教示点におけるロボット1の位置および姿勢が表示されている。作業者は、教示点情報領域73nに表示された座標値を変更することにより、ロボット1の位置および姿勢を修正することができる。
ここでの情報表示領域の例では、図3に示す情報表示領域73cと同様に、教示点情報領域73nに表示されている座標系を変更するボタン73qが表示されている。また、教示点におけるロボット1の位置および姿勢を変更して記憶するボタン73pが表示されている。また、選択されているアイコン86bに対応する教示点におけるロボット1の位置および姿勢になるように、ロボット1を駆動するためのボタン73rが表示されている。作業者は、教示点におけるロボットの位置および姿勢を修正する場合に、これらのボタン73p,73q,73rを用いることができる。なお、図10の情報表示領域73cにおいても、図3に示す情報表示領域73cと同様に、ツール先端点の移動速度および動作形式を変更する動作情報領域73tが形成されていても構わない。
また、軌跡表示領域73aに表示された軌跡の画像82において、選択されたアイコン86bに対応する教示点の画像85が表示されている。そして、教示点の位置にボタン84が表示されている。ボタン84は、複数の方向を示す矢印を含む。作業者は所望の方向の矢印を押すことにより、矢印の方向にロボット1の位置を移動することができる。すなわち、教示点の位置を移動することができる。また、軌跡表示領域73aには、ボタン83が表示されている。ボタン83は、ロボット1の位置の微調整を行うためのボタンである。ボタン83に含まれる矢印を押すことにより、矢印の方向にロボットの位置を僅かに移動することができる。
なお、軌跡表示領域73aには、ロボットの姿勢を修正するボタンを表示しても構わない。このように、ロボットの軌跡の画像において表示されたボタンを操作することにより、ロボットの位置および姿勢を修正することができる。
作業者は、選択領域73mにおいて教示点に対応するアイコンを選択して、それぞれのロボットの動作指令に含まれるロボットの位置および姿勢の確認または変更を行うことができる。1つの教示点の確認または変更が完了した後に、他の教示点を選択して確認または変更を行うことができる。このように、直接教示操作にて生成されたアイコンに関してロボットの位置および姿勢を修正することができる。なお、作業者は、プログラミングのタブ73dを選択し、直接教示のアイコン86gが指定する区間に新しいアイコンを追加しても構わない。
本実施の形態における教示装置では、表示部50は、直接教示の動作指令としてのアイコン86gを含む第1の動作プログラム32を表示する。この時のアイコン86gは、教示点の位置情報が記録される前の状態である。作業者は、直接教示のアイコン86gを選択して直接教示操作を開始する。指令生成部68は、教示点の位置情報が記録されたアイコン86gを生成する。このように、第1の動作プログラム32から直接教示操作を開始することができるために、作業者は、容易に直接教示操作を実施することができる。作業者は、直接教示操作を実施するために画像を数多く切替える必要は無く、動作プログラムの生成が容易になる。
また、指令生成部68は、複数の教示点に基づいてロボット1の複数の動作指令としてのアイコン86bを生成する。そして、指令生成部68は、ロボットの複数のアイコン86bを含む1個の直接教示のアイコン86gを生成している。表示部50は、直接教示のアイコン86gを表示している。
このように、本実施の形態の直接教示の動作指令は、1個の動作指令にて表示されることができる。このために、作業者は、動作プログラムを見た時に直接教示操作を行った区間を容易に判別することができる。作業者は、直接教示操作により教示された区間を容易に作成したり削除したりすることができる。例えば、直接教示操作を行った1つの区間における全てのロボットの動作指令を変更したい場合がある。この場合に、作業者は、個々のロボットのアイコンの動作条件を変更せずに、直接教示のアイコンを削除することができる。この後に、直接教示操作を実施して、新しい直接教示のアイコンを生成することができる。このように、作業者は、動作プログラムを生成しやすくなる。
また、直接教示操作を行うと、教示点に対応するアイコンが数多く生成される場合が有る。この結果、動作プログラムが非常に長くなり、動作プログラムが見にくくなる場合が有る。ロボットの複数のアイコンを含む直接教示のアイコンを表示することにより、動作プログラムが長くなり過ぎることを回避することができる。
また、上記の実施の形態においては、作業者が動作プログラムの直接教示のアイコンを展開するように操作した時に、表示部は、直接教示のアイコンを展開して、直接教示のアイコンに含まれるロボットの複数のアイコンを表示する。この構成を採用することにより、直接教示操作にて生成されたそれぞれのアイコンの詳細な情報を確認したり修正したりすることができる。
本実施の形態のコンピュータプログラムとしての生成プログラム46は、前述のように動作プログラムの生成が容易になるように、演算処理装置を動作プログラム生成部61として機能させることができる。特に、生成プログラム46は、入力部51による入力機能、表示部50による表示機能、状態取得部66による状態取得機能、教示点設定部67による教示点設定機能、および指令生成部68による指令生成機能、および表示制御部69による表示制御機能のうち少なくも一つの機能をコンピュータに実行させることができる。
上記の実施の形態における第1の動作プログラム32におけるアイコン86gは、複数のロボットの動作のアイコン86bを表示するように変形するが、この形態に限られない。直接教示のアイコンは、変形せずに、常にロボットの複数のアイコンを表示するように形成されていても構わない。
図11は、他の直接教示のアイコンを表示した画像である。図11は、作業者によるロボットの位置および姿勢の変更が終了した時の画像である。情報表示領域73cの駆動情報領域73gには、教示点の教示が終了したことが示されている。直接教示のアイコン86hは、ロボットの複数のアイコン86bを纏めて表示せずに、直接教示操作にて生成された複数のロボットのアイコン86bが並べて表示されている。また、複数のアイコン86bは、生成された順番に番号が表示されている。ここでは、直接教示操作にてロボットの6個のアイコンが生成されている。このように、直接教示のアイコンは、ロボットの動作を示す複数のアイコンを指定したり、纏めたりしなくても構わない。
第1の動作プログラム32では、それぞれの動作指令は指令図としてのアイコンにて表示されている。このために、作業者は、容易に直接教示の動作指令を見つけることができる。例えば、作業者は、アイコンの図を見ることにより、複数のアイコンから直接教示のアイコンを容易に見つけることができる。この結果、動作プログラムの生成が容易になる。
次に、本実施の形態における第2の動作プログラムについて説明する。第2の動作プログラムでは、動作プログラムの動作指令が指令文にて構成されている。教示装置として機能するロボット制御装置の構成は、第1の動作プログラムを生成するロボット制御装置4と同様である(図2を参照)。表示制御部69は、第1の動作プログラム32の代わりに第2の動作プログラム33を表示部50に表示する。
図12に、本実施の形態における第2の動作プログラムが表示された画像を示す。画像75は、画像の名称が表示されるタイトル領域75aと、第2の動作プログラム33が表示されるプログラム表示領域75bと、作業者が操作を行うためのボタンが表示されるボタン領域75cとを有する。テキスト形式の第2の動作プログラム33は、動作指令が指令文により構成されている。第2の動作プログラム33では、1行に1個の指令文が記載されている。第2の動作プログラム33と第1の動作プログラム32とを比較すると、第1の動作プログラム32における1個のアイコンが1個の指令文に対応する。
第2の動作プログラム33の1行目、2行目、4行目、および5行目の指令文は、ロボット1の1個の動作指令を示している。記号Lは、ロボットの位置が直線的に移動する指令を示している。記号Lは、第1の動作プログラム32のアイコン86aの動作指令に対応する(図3を参照)。記号Jは、ロボット1の複数の駆動軸の駆動によりロボットの位置が曲線状に移動する指令を示している。記号Jは、第1の動作プログラム32のアイコン86bに対応する(図3を参照)。それぞれの指令文には、教示点が記号Pを用いて示されている。ここでは、教示点としてP[1]、P[2]、P[3]、P[4]が設定されている。それぞれの教示点におけるロボット1の位置および姿勢は、指令文に関連付けられて記憶されている。
また、それぞれの指令文には、ロボットの位置の移動速度が示されている。例えば、1行目の指令文では、ロボットの位置(ツール先端点)の移動速度が100mm/secであることが示されている。2行目の指令文では、各駆動軸の最高速度に対して100%にて、各駆動軸が駆動することが示されている。記号FINEは、教示点に対して高い精度でロボットを駆動することを示している。すなわち、それぞれの教示点を通るようにロボット1の位置および姿勢が変化する。記号CNTは、曲線の滑らかさを示す変数である。記号CNTは、教示点から離れても良い距離の変数が示されている。
第2の動作プログラム33には、第1の動作プログラム32と同様に、3行目に直接教示の動作指令が含まれている。記号MGは、直接教示の動作指令を示している。ここでは、ツール先端点の移動速度が100mm/secになるように指令文を生成することが定められている。また、記号INTERVALは、1個の教示点を取得するための時間の間隔が指定されている。ここでは、1秒に1個の割合で教示点を取得することが記載されている。すなわち、1秒ごとに1個の指令文が生成される。また、記号Jは、ロボット1のそれぞれの駆動軸の駆動によりロボットの位置が曲線状に移動する指令を生成することが指定されている。3行目の指令文は、第1の動作プログラム32における直接教示のアイコン86gに対応する(図3を参照)。
第2の動作プログラム33では、第1の動作プログラム32と同様に、直接教示の動作指令は、ロボット1の複数の動作指令を含む。表示部50は、1個の指令文にて構成されている直接教示の動作指令を表示することができる。また、作業者は、第2の動作プログラム33に含まれている直接教示の指令文から直接教示操作を開始することができる。
作業者は、入力部51を操作することにより、図12に示す直接教示の指令文を生成する。この段階では、直接教示の指令文は、教示点の位置情報が記録される前の状態である。作業者は、プログラム表示領域75bにおいて直接教示の指令文を選択する。そして、ボタン領域75cに表示されている教示開始のボタン75dを押圧すると、直接教示操作が開始される。
図13に、直接教示操作を実施している期間中の画像を示す。プログラム表示領域75bには、直接教示操作を実施していることを通知する画像75fが表示される。作業者は、ロボット1の構成部材を動かして、ロボットの位置および姿勢を目標の位置および目標の姿勢まで変更する。状態取得部66は、指定された時間の間隔ごとにロボットの位置および姿勢を取得する。教示点設定部67は、状態取得部66にて取得されたロボットの位置および姿勢に基づいて教示点を設定する。そして、指令生成部68は、直接教示の指令文に従って複数のロボットの指令文を生成する。指令生成部68は、教示点の位置情報が記録されているロボットの動作指令を生成する。それぞれのロボットの指令文は、直接教示の指令文に関連づけられて記憶部42に記憶される。
画像75fには、教示点の教示を終了するボタン75gと、教示点の教示を取り止めるボタン75hが表示されている。作業者は、ロボットの位置および姿勢の変更が終了したときにボタン75gを押すことにより、教示点の教示が終了する。ボタン75hは、現在、実施している教示点の教示を中止するボタンである。ボタン75hを押すことにより、既に生成された教示点およびロボットの動作指令は消去されて、直接教示操作が終了する。
ロボットの位置および姿勢を教示して直接教示操作が終了すると、図12に示す画像75に戻る。次に、作業者は、直接教示操作にて生成されたロボットの指令文を確認する。または、作業者はロボットの指令文を修正する。第2の動作プログラム33においても、ロボットの複数の指令文を含む直接教示の指令文は、1個の指令文にて表示されている。作業者が直接教示の動作指令を展開する指令を入力したときに、表示部50は、直接教示の動作指令に含まれる複数のロボットの指令文を表示する。作業者は、3行目の直接教示の指令文を選択する。そして、ボタン領域75cに配置されている軌跡調整のボタン75eを押す。この操作により直接教示の動作指令に含まれる複数の動作指令を表示することができる。
図14に、直接教示の指令文に含まれるロボットの複数の指令文が表示された画像を示す。プログラム表示領域75bには、直接教示の動作指令に含まれるロボットの動作指令の情報33aが表示される。ここでは、直接教示の指令文にはロボットの6個の指令文が含まれている。それぞれの指令文では、図12に示す3行目の直接教示の指令文に従って、各軸の駆動による動作指令が生成されている。
次に、作業者は、それぞれのロボットの指令文におけるロボットの動作条件を変更する。ここでは、作業者は、直接教示操作により生成された2行目のロボットの指令文を選択する。作業者は、ボタン領域75cにおいて位置調整のボタン75jを押す。
図15に、ロボットの指令文を選択して位置調整のボタンを押した時の画像を示す。表示制御部69は、選択した2番目の教示点におけるロボットの動作条件を表示する。プログラム表示領域75bには、現在の直接教示の動作指令に含まれるロボットの動作指令の情報33aが表示されている。また、ユーザー座標系にて設定されたロボットの位置および姿勢の情報33bが表示されている。
作業者は、入力部51を操作して、それぞれの座標値を入力することにより、ロボットの位置および姿勢の情報33bを変更することができる。または、ボタン領域75cに表示されている位置教示のボタン75gを押すと、教示操作盤49の操作にて変更したロボット1の位置および姿勢を情報33bに上書きできる。作業者は、教示操作盤49の入力部51を操作して、ロボット1の位置および姿勢を調整する。位置および姿勢の情報33bにおけるそれぞれの座標値が変化する。
ロボットが所望の位置および姿勢になった時に、記憶のボタン75gを押すことにより、現在の座標値が記憶される。第2の動作プログラム33においても、第1の動作プログラム32と同様に、直接教示操作にて教示点を教示した後に、教示点におけるロボットの位置および姿勢を微調整することができる。このような詳細な動作条件の設定または修正は、それぞれのロボットの指令文ごとに行うことができる。また、図14および図15を参照して、ボタン領域75cに表示されている軌跡表示のボタン75kを押すことにより、ロボットの軌跡の画像を表示することができる。
図16に、ロボットの軌跡が表示された画像を示す。ここでは、プログラム表示領域75bに、ロボットの画像81と、軌跡の画像82が表示されている。また、図14で選択されている2番目の教示点の画像85が表示されている。このように、第2の動作プログラムにおいてもロボットの軌跡を画像にて確認することができる。なお、図10の画像73に示すように、ロボットの位置および姿勢を調整するためのボタン83,84が表示されていても構わない。ロボットを含む画像に表示されたボタンを操作することにより、ロボットの位置および姿勢を調整できるように形成されていても構わない。
このように、直接教示の動作指令に含まれるロボットの動作指令を変更することができる。なお、図15の画像75の動作指令の情報33aにおいて、記号Lまたは記号Jにより定められるロボットの動作形式およびロボットの移動速度を変更できるように形成されていても構わない。
本実施の形態の教示装置の状態取得部66は予め定められた時間の間隔ごとに教示点に関するロボットの位置および姿勢を取得しているが、この形態に限られない。状態取得部は、任意の間隔にてロボットの位置および姿勢を取得することができる。例えば、状態取得部は、ロボットの位置の予め定められた移動距離ごとにロボットの位置および姿勢を取得しても構わない。すなわち、状態取得部は、ツール先端点が予め定められた距離を移動するごとに、ロボットの位置および姿勢を取得しても構わない。
本実施の形態の教示点設定部は、状態取得部により取得された全てのロボットの位置および姿勢を教示点に設定しているが、この形態に限られない。教示点設定部は、複数のロボットの位置および姿勢のうち一部のロボットの位置および姿勢を選択して、教示点を生成しても構わない。教示点設定部は、1個または複数個の教示点を設定することができる。
例えば、動作プログラムでは指令図または指令文等の動作指令の数は少ないことが好ましい。そこで、教示点設定部は、状態取得部にて取得された全ての教示点にて生成されたロボットの軌跡と、一部の教示点にて生成されたロボットの軌跡とを算出する。教示点設定部は、2つの軌跡の間の誤差(距離)が予め定められた判定値未満になるように一部の教示点を選択することができる。すなわち、教示点設定部は、ロボットの軌跡の誤差が判定範囲内になるように一部の教示点を削除することができる。指令生成部は、教示点設定部にて選択された教示点に対応するように動作指令を生成することができる。
本実施の形態では、制御装置本体5の演算処理装置が動作プログラム生成部61および生成プログラム46を記憶する記憶部42の機能を有するが、この形態に限られない。教示操作盤が演算処理装置を含み、教示操作盤が動作プログラム生成部の機能および生成プロブラムを記憶する記憶部の機能を有していても構わない。または、制御装置本体および教示操作盤の他に演算処理装置がロボット制御装置に接続され、その演算処理装置が動作プログラム生成部の機能および生成プロブラムを記憶する記憶部の機能を有していても構わない。
上述のそれぞれの制御においては、機能および作用が変更されない範囲において適宜ステップの順序を変更することができる。
上記の実施の形態は、適宜組み合わせることができる。上述のそれぞれの図において、同一または相等する部分には同一の符号を付している。なお、上記の実施の形態は例示であり発明を限定するものではない。また、実施の形態においては、請求の範囲に示される実施の形態の変更が含まれている。
1 ロボット
4 ロボット制御装置
32 第1の動作プログラム
33 第2の動作プログラム
42 記憶部
43 動作制御部
46 生成プログラム
49 教示操作盤
50 表示部
51 入力部
61 動作プログラム生成部
67 教示点設定部
68 指令生成部
73 画像
75 画像
86a~86h アイコン

Claims (20)

  1. 動作プログラムを記憶可能な少なくとも1つの記憶部と、
    前記動作プログラムを表示可能な表示部と、
    少なくとも1つのプロセッサと、を備え、
    前記動作プログラムは、ロボットの動作指令を示す第1の指令図を含み、
    前記少なくとも1つのプロセッサは、
    作業者の直接教示操作を受け付けている期間中に取得されたロボットの位置および姿勢の情報に基づいて、少なくとも1つの第1の指令図を生成し、
    前記少なくとも1つの第1の指令図を前記動作プログラムの実行の順に並べて前記表示部に表示する、教示装置。
  2. 前記少なくとも1つの第1の指令図は、直接教示操作を表す指令図を含む、請求項1に記載の教示装置。
  3. 前記動作プログラムは、直接教示操作を表す第2の指令図を含み、
    前記少なくとも1つのプロセッサは、前記第2の指令図に前記少なくとも1つの第1の指令図を生成し、前記少なくとも1つの第1の指令図および前記第2の指令図の少なくとも一方を表示部に表示する、請求項1に記載の教示装置。
  4. 前記第2の指令図は、前記少なくとも1つの第1の指令図を含む、請求項に記載の教示装置。
  5. 前記少なくとも1つのプロセッサは、前記第2の指令図と並べて前記少なくとも1つの第1の指令図を前記表示部に表示する、請求項3または4に記載の教示装置。
  6. 前記少なくとも1つのプロセッサは、前記表示部または入力部への作業者の操作入力の情報を受け付けると、受け付けた前記操作入力の情報に基づいて、前記第2の指令図を展開して、前記第2の指令図に含まれる前記少なくとも1つの第1の指令図を前記表示部に表示する、請求項3または4に記載の教示装置。
  7. 前記少なくとも1つのプロセッサは、所定の間隔で取得されたロボットの位置および姿勢の情報に基づいて教示点を設定し、前記教示点に基づいて前記少なくとも1つの第1の指令図を生成する、請求項1から6のいずれか一項に記載の教示装置。
  8. 前記少なくとも1つのプロセッサは、ロボットの動作条件、および、作業者の直接教示操作に応じたロボットの軌跡のうち少なくとも一方に基づいて、前記少なくとも1つの第1の指令図を生成する、請求項1から7のいずれか一項に記載の教示装置。
  9. 前記少なくとも1つのプロセッサは、前記表示部または入力部への作業者の操作入力の情報を受け付けると、受け付けた前記操作入力の情報に基づいて、前記少なくとも1つの第1の指令図を編集する、請求項1から6のいずれか一項に記載の教示装置。
  10. 前記動作プログラムは、前記第1の指令図または前記第2の指令図と異なる他の指令図を含む、請求項3から6のいずれか一項に記載の教示装置。
  11. 前記少なくとも1つの第1の指令図は、アイコン又はブロックにて構成される、請求項1から10のいずれか一項に記載の教示装置。
  12. 前記第2の指令図は、アイコン又はブロックにて構成される、請求項3から6のいずれか一項に記載の教示装置。
  13. 前記少なくとも1つの記憶部は、ロボットの画像の情報を記憶し、
    前記少なくとも1つのプロセッサは、ロボットの画像を前記表示部に表示し、所定の間隔で取得されたロボットの位置および姿勢の情報に基づいて軌跡を生成し、前記軌跡をロボットの画像に重畳して前記表示部に表示する、請求項1から6のいずれか一項に記載の教示装置。
  14. 前記軌跡は、前記少なくとも1つの第1の指令図に基づいて構成されている、請求項13に記載の教示装置。
  15. 前記少なくとも1つのプロセッサは、作業者の操作入力による前記少なくとも1つの第1の指令図の指定を受け付けると、指定された前記少なくとも1つの第1の指令図に対応する位置情報を前記軌跡上に表示する、請求項13または14に記載の教示装置。
  16. 前記少なくとも1つのプロセッサは、直接教示操作に関する指令を受け付けた後に、前記少なくとも1つの第1の指令図を生成する、請求項1から6のいずれか一項に記載の教示装置。
  17. 前記直接教示操作に関する指令は、前記表示部または入力部の直接教示操作を表す指令図を作業者が選択することを含む、請求項16に記載の教示装置。
  18. 請求項1から17のいずれか一項に記載の教示装置を備える制御装置。
  19. ロボットを教示する方法であって、
    作業者の直接教示操作を受け付けている期間中に取得されたロボットの位置および姿勢の情報に基づいて、ロボットの動作指令を示す少なくとも1つの第1の指令図を生成するステップと、
    前記少なくとも1つの第1の指令図を動作プログラムの実行の順に並べて表示部に表示するステップと、を備え、
    前記動作プログラムは、前記少なくとも1つの第1の指令図を含む、方法。
  20. 請求項19に記載の方法を少なくとも1つのプロセッサに実行させるためのプログラム。
JP2022209927A 2020-11-30 2022-12-27 直接教示操作を受け付け可能な制御装置、教示装置、および制御装置のコンピュータプログラム Active JP7564184B2 (ja)

Applications Claiming Priority (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020198890 2020-11-30
JP2020198890 2020-11-30
PCT/JP2021/043032 WO2022114016A1 (ja) 2020-11-30 2021-11-24 直接教示操作にて教示点を教示する教示装置、ロボット制御装置、および教示装置のコンピュータプログラム
JP2022534778A JP7208443B2 (ja) 2020-11-30 2021-11-24 直接教示操作を受け付け可能な制御装置、教示装置、および制御装置のコンピュータプログラム

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2022534778A Division JP7208443B2 (ja) 2020-11-30 2021-11-24 直接教示操作を受け付け可能な制御装置、教示装置、および制御装置のコンピュータプログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2023024890A JP2023024890A (ja) 2023-02-17
JP7564184B2 true JP7564184B2 (ja) 2024-10-08

Family

ID=81756012

Family Applications (2)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2022534778A Active JP7208443B2 (ja) 2020-11-30 2021-11-24 直接教示操作を受け付け可能な制御装置、教示装置、および制御装置のコンピュータプログラム
JP2022209927A Active JP7564184B2 (ja) 2020-11-30 2022-12-27 直接教示操作を受け付け可能な制御装置、教示装置、および制御装置のコンピュータプログラム

Family Applications Before (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2022534778A Active JP7208443B2 (ja) 2020-11-30 2021-11-24 直接教示操作を受け付け可能な制御装置、教示装置、および制御装置のコンピュータプログラム

Country Status (6)

Country Link
US (1) US20240001543A1 (ja)
JP (2) JP7208443B2 (ja)
CN (1) CN116669914A (ja)
DE (1) DE112021005036T5 (ja)
TW (1) TW202223568A (ja)
WO (1) WO2022114016A1 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2024009484A1 (ja) * 2022-07-07 2024-01-11 ファナック株式会社 制御装置及び制御方法
WO2024134902A1 (ja) * 2022-12-23 2024-06-27 ファナック株式会社 ロボットの姿勢を調整する装置、方法、及びコンピュータプログラム

Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007054906A (ja) 2005-08-23 2007-03-08 Koyama:Kk 多関節型ロボット
JP2007242054A (ja) 1995-09-19 2007-09-20 Yaskawa Electric Corp ロボット言語処理装置
US20160052128A1 (en) 2014-08-20 2016-02-25 Kuka Roboter Gmbh Method Of Programming An Industrial Robot And Industrial Robots
JP2019093491A (ja) 2017-11-24 2019-06-20 ファナック株式会社 ロボットの教示操作を行う教示装置および教示方法
JP2019136860A (ja) 2018-02-13 2019-08-22 キヤノン株式会社 ロボットの制御装置、制御方法、ロボットシステム、プログラム及び記録媒体
JP2019177434A (ja) 2018-03-30 2019-10-17 セイコーエプソン株式会社 制御装置、ロボット、およびロボットシステム
WO2020012558A1 (ja) 2018-07-10 2020-01-16 三菱電機株式会社 教示装置
JP2020049569A (ja) 2018-09-25 2020-04-02 株式会社デンソーウェーブ ロボットのプログラム作成支援装置

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08249026A (ja) * 1995-03-10 1996-09-27 Fanuc Ltd ロボットを含むシステムのプログラミング方法
JPH08276388A (ja) * 1995-04-05 1996-10-22 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> ロボット教示装置
JP4873253B2 (ja) 2007-09-18 2012-02-08 株式会社安川電機 ロボットの直接教示装置
JP2018176288A (ja) 2017-04-03 2018-11-15 ファナック株式会社 ロボットの教示装置

Patent Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007242054A (ja) 1995-09-19 2007-09-20 Yaskawa Electric Corp ロボット言語処理装置
JP2007054906A (ja) 2005-08-23 2007-03-08 Koyama:Kk 多関節型ロボット
US20160052128A1 (en) 2014-08-20 2016-02-25 Kuka Roboter Gmbh Method Of Programming An Industrial Robot And Industrial Robots
JP2019093491A (ja) 2017-11-24 2019-06-20 ファナック株式会社 ロボットの教示操作を行う教示装置および教示方法
JP2019136860A (ja) 2018-02-13 2019-08-22 キヤノン株式会社 ロボットの制御装置、制御方法、ロボットシステム、プログラム及び記録媒体
JP2019177434A (ja) 2018-03-30 2019-10-17 セイコーエプソン株式会社 制御装置、ロボット、およびロボットシステム
WO2020012558A1 (ja) 2018-07-10 2020-01-16 三菱電機株式会社 教示装置
JP2020049569A (ja) 2018-09-25 2020-04-02 株式会社デンソーウェーブ ロボットのプログラム作成支援装置

Also Published As

Publication number Publication date
US20240001543A1 (en) 2024-01-04
CN116669914A (zh) 2023-08-29
JP7208443B2 (ja) 2023-01-18
JPWO2022114016A1 (ja) 2022-06-02
JP2023024890A (ja) 2023-02-17
TW202223568A (zh) 2022-06-16
DE112021005036T5 (de) 2023-07-13
WO2022114016A1 (ja) 2022-06-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP7564184B2 (ja) 直接教示操作を受け付け可能な制御装置、教示装置、および制御装置のコンピュータプログラム
JP3841439B2 (ja) ロボットのジョグ送り方法
JP6343353B2 (ja) ロボットの動作プログラム生成方法及びロボットの動作プログラム生成装置
JP6763846B2 (ja) ロボットの教示操作を行う教示装置および教示方法
JP3708083B2 (ja) ロボット教示装置
JP4917252B2 (ja) アーク溶接用装置
JP2019093494A (ja) ジョグ座標系を設定するロボットの制御装置
JP2008134903A (ja) ロボットの教示再生装置
JP5556552B2 (ja) ロボット制御装置、ロボットおよびロボット制御装置の教示方法
JP5601949B2 (ja) ロボット制御システム
JP7294980B2 (ja) 制御システム、制御装置、及びロボット
JP4949799B2 (ja) 作業支援装置および方法
JP2019025620A (ja) ロボットシステム及びその運転方法
JP2011045937A (ja) ロボットシステム
JP2011083883A (ja) ロボット装置
TWI823355B (zh) 機器人教導系統、機器人教導程序及程序編輯裝置
JP5670147B2 (ja) アーク溶接ロボット制御装置
JP5972027B2 (ja) ロボット制御装置
WO2023112342A1 (ja) 教示装置、制御装置、及び機械システム
WO2022269927A1 (ja) プログラム作成装置
JP4949798B2 (ja) 作業支援装置および方法
TW202344357A (zh) 機器人控制裝置、機器人系統及教示裝置
JP2024007645A (ja) コマンド表示装置
TW202330211A (zh) 控制裝置
JP2010082729A (ja) ロボットにおける作業プログラム修正方法及び作業プログラム修正装置

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20230127

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20230127

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20240402

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20240603

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20240827

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20240926

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7564184

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150