JP7320965B2 - 自動倉庫システム - Google Patents
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Description
図面を参照して実施形態に係る自動倉庫システムの構成について説明する。図1は、実施形態に係る自動倉庫システムの一例を概略的に示す平面図である。図2は、自動倉庫システムの保管棚の配置を示す平面図である。図3は、自動倉庫システムを概略的に示す正面図である。図4は、自動倉庫システムの保管棚の配置を示す正面図である。これらの図では、説明に重要でない柱や梁などの記載を省略しており、以下の図についても同様である。
保管棚4は、多数の荷2を保管可能な、いわば高密度保管型の保管スペースである。保管棚4の構成は、複数の荷2を収容・保管可能であれば、特に限定されない。この例では、保管棚4は、上下方向に層状に重ねられた複数段(例えば4段)の保管ステージ24を含む。各保管ステージ24は、Y軸方向に並べられた複数(例えば7つ)の保管行26を含む。7行の保管行26のうち6行は、X軸方向に並んだ複数(例えば12つ)の保管部20を含む。また、7行の保管行26のうち残りの1行は、X軸方向に並んだ複数(例えば6つ)の保管部20を含む。なお図示の例では、7行の保管行26のうち6行は、第2レール12を挟んで右側及び左側にそれぞれ6つずつの保管部20を有し、残りの1行は第2レール12の左側に6つの保管部20を有している。しかしながら保管行26の数、各保管行26中の保管部20の数、及び第2レール12の位置は倉庫の形状に応じて適宜変更可能である。保管部20は、荷2を保管する単位である。
第1レール10は、保管行26において、X軸方向に延在する。第2レール12は、保管行26の端部近傍において、Y軸方向に延在する。第1レール10および第2レール12を総称するときは単にレールということがある。本明細書において、レールは、その延在方向に台車を走行させるように構成された車輪の転動面を有する部材または部分である。したがって、レールは、棒状または帯状の部材に形成された転動面を有するレールであってもよいし、平面上に形成された転動面を有するレールであってもよい。
次に、図5、及び図6を参照して第1台車6について説明する。図5は、第1台車の一例を概略的に示す平面図である。図6は、第1台車の側面図である。第1台車6は、荷2を搬送するために、保管行26の中で第1レール10をX軸方向に走行する。第1台車6は、保管部20に対して荷2を出し入れする。第1台車6は、第2台車8に乗降するために、第2台車8上をX軸方向に走行する。
次に、図7、及び図8を参照して第2台車8を説明する。図7は、第2台車の一例を概略的に示す平面図である。図8は、第2台車の側面図である。第2台車8は、第2レール12をY軸方向に走行する。第2台車8は、空荷の状態または荷2を積載した状態の第1台車6を搬送する。
各保管ステージ24(図1及び図2参照)には、少なくとも第2台車8が進入可能なメンテナンスエリア48が設けられている。メンテナンスエリア48は、第2レール12の端に配置されている。メンテナンスエリア48には外部からメンテナンスエリア48内にアクセスできるようにドア50が設けられている。メンテナンスエリア48は、上段の保管ステージ24で荷崩れ等が発生した場合でも作業員の安全を確保できる、作業員保護構造を有している。作業員保護構造とは、強固で隙間のない床及び天井を有する構造であり、上からの落下物から作業員を保護すると共に、落下物がより下の保管ステージへ落ちない構造となっている。第2台車8をメンテナンスエリア48に移動させることで、作業員が第2台車8のメンテナンスを行える。また、第1台車6を搭載させた状態で第2台車8をメンテナンスエリア48に移動させることで第1台車6のメンテナンスも行える。
図9は、自動倉庫システムのブロック図である。自動倉庫システム1は、保管部20に管理されている荷を管理する荷管理部60、上述したキースイッチ54、及び搬送機構を制御するための搬送制御部62を備えるシステム制御部64を有している。自動倉庫システム1はさらに、上述した保管部異常検出センサ56及び搬送機構異常検出センサ58を備える異常検出部66と、各保管ステージ24内に配置されている台車A,B,・・・と、を有している。自動倉庫システム1内における荷2の搬送、管理は、システム制御部64の台車制御部68A,68B,・・・によって対応する複数の台車A,B,・・・を同時に動作させることで行われる。そして、異常検出部66で異常が検出された場合や、キースイッチ54が操作された場合に、以下で説明するような、異常復旧のための処理を実行する。
自動倉庫システムの運転に異常が発生していないが、台車のメンテナンス等により作業員が台車にアクセスしてメンテナンスをすることがある。この場合、作業員は、メンテナンス対象の台車がいる保管ステージ24のキースイッチ54にアクセスし、運転モードを「サイクル停止モード」に切り替える。これにより通常運転を行っている台車は停止する。次いで作業員は、キースイッチ54を外側コントロールパネル52aから外す。また、作業員は安全プラグ52cを抜く。これにより搬送機構への給電が停止される。次いで作業員は、ランプ52dを視認して台車が停止していることを確認してからドア50を開き、メンテナンスエリア48に入り、ドア50を閉じる。ドア50が閉じられるとドアセンサー52eがオンになり、搬送機構へ給電を行える状態となる。次いで作業員は内側コントロールパネル52bの給電スイッチ52fを操作し、台車への給電をオンにする。次いで作業員は、キースイッチ54を台車に挿し、手動モードに切り替える。これにより台車を手動で操作できるようになる。台車のメンテナンス後、作業員はキースイッチ54を操作し、台車を自動モードに切り替える。次いで、内側コントロールパネル52bの給電スイッチ52fをオフにし、ドア50の外側に出る。これによりドアセンサー52eがオンになる。次いで作業員は安全プラグ52cを差し込み、外側コントロールパネル52aにキースイッチ54を差し込み、キースイッチを全自動運転モードに切り替える。
次に自動倉庫システム1の異常復旧動作を説明する。なお、以下で説明する自動倉庫システム1の制御は、予め記憶部に記憶されたソフトウェアを用いて、コンピュータのMPU(Micro Processing Unit)のようなハードウェアで実行される。
以下、変形例について説明する。第1台車6を各段の各行に設けることは必須ではなく、第1台車6は各段に設けられなくてもよい。
Claims (5)
- 自動倉庫システムであって、
荷を保管可能な複数段の保管ステージと、
前記荷を搬送する搬送機構を制御する搬送制御部と、を備え、
前記搬送制御部は、自動運転中に前記複数段の保管ステージのうち何れかの保管ステージで異常が発生したとき、異常が発生した保管ステージ、前記異常が発生した保管ステージよりも上にある全ての保管ステージ及び真下の保管ステージの運転のみを停止させる、自動倉庫システム。 - 前記保管ステージには、当該保管ステージの荷が所定範囲内からずれているかどうかを検出する異常検出センサが設けられている、請求項1に記載の自動倉庫システム。
- 前記搬送制御部は、前記異常が発生した保管ステージの異常が当該保管ステージ内部にかかるものと判断した場合、異常を通知する、請求項1または2に記載の自動倉庫システム。
- 前記搬送機構は、前記保管ステージを走行する台車を含み、
前記搬送制御部は、前記異常が発生した保管ステージの異常が前記台車にかかるものと判断した場合、当該台車の位置を確認するとともに異常を通知する、請求項1から3のいずれか1項に記載の自動倉庫システム。 - 前記搬送制御部は、前記複数段の保管ステージのうち、前記異常が発生したときに停止させた保管ステージ以外の保管ステージにおける前記搬送機構による荷の搬送を可能とするように前記搬送機構を制御する、請求項1から4のいずれか1項に記載の自動倉庫システム。
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